JP2006123189A - 吐出検査装置、吐出検査方法及び印刷システム - Google Patents
吐出検査装置、吐出検査方法及び印刷システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006123189A JP2006123189A JP2004310742A JP2004310742A JP2006123189A JP 2006123189 A JP2006123189 A JP 2006123189A JP 2004310742 A JP2004310742 A JP 2004310742A JP 2004310742 A JP2004310742 A JP 2004310742A JP 2006123189 A JP2006123189 A JP 2006123189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ejection
- nozzle
- liquid
- liquid droplets
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の吐出検査装置は、(A)液体滴を吐出するノズルと、(B)帯電された前記液体滴の移動によって誘導電流が生じる導体部と、(C)前記誘導電流を検出する検出部と、(D)第1吐出方法又は第2吐出方法によって複数の前記液体滴を前記ノズルから吐出させることが可能なコントローラであって、前記第1吐出方法の方が前記第2吐出方法よりも移動中の複数の前記液体滴の総液体量が多い場合、前記第1吐出方法によって複数の前記液体滴を吐出させて、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図26
Description
しかしながら、このようなインクジェットプリンタにあっては、インクの固着などによってノズルに目詰まりを生じ、インク滴が正常に吐出されなくなることがある。そして、その場合には、媒体上にきちんとドットを形成できずに綺麗な印刷を行えなくなる。
その一例としては、ノズルから検出板へ向けて帯電したインク滴を吐出し、当該帯電したインク滴が検出板に衝突する際の電流変化を検出してインク滴の吐出状態を検査する方法がある(特許文献1を参照。)。
そこで、本発明は、帯電するインク滴によって誘導電流を発生させ、この誘導電流を検出することにより、非接触で吐出検査を行うことを目的としている。また、本発明は、大きな誘導電流を発生させる吐出方法で吐出検査を行うことによって、検査精度を向上させることを目的としている。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
(B)帯電された前記液体滴の移動によって誘導電流が生じる導体部と、
(C)前記誘導電流を検出する検出部と、
(D)第1吐出方法又は第2吐出方法によって複数の前記液体滴を前記ノズルから吐出させることが可能なコントローラであって、
前記第1吐出方法の方が前記第2吐出方法よりも移動中の複数の前記液体滴の総液体量が多い場合、前記第1吐出方法によって複数の前記液体滴を吐出させて、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、
(E)を備えることを特徴とする吐出検査装置。
このような吐出検査装置によれば、誘導電流を大きくすることができるので、検出精度を向上させることができる。
(B)帯電された前記液体滴の移動によって誘導電流が生じる導体部と、
(C)前記誘導電流を検出する検出部と、
(D)第1吐出方法又は第2吐出方法によって複数の前記液体滴を前記ノズルから吐出させることが可能なコントローラであって、
前記第1吐出方法の方が前記第2吐出方法よりも移動中の複数の前記液体滴の総液体量が多い場合、前記第1吐出方法によって複数の前記液体滴を吐出させて、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、
(E)を備える吐出検査装置であって、
(F)前記導体部に前記誘導電流を発生させることができる前記液体滴の移動範囲よりも、前記吐出状態を検査する際に吐出される複数の前記液体滴の長さの方が短く、
(G)前記吐出状態を検出する際に吐出される前記液体滴の個数は、複数の前記液体滴の長さが前記移動範囲に収まる最大数であり、
前記第1吐出方法は、前記第2吐出方法よりも、複数の前記液体滴の吐出周波数が高く、
(H)前記ノズルから吐出された前記液体滴を受けるための液体滴受け部が設けられ、
(I)前記液体滴受け部は、接地されている。
このような吐出検査装置によれば、誘導電流を大きくすることができるので、検出精度を向上させることができる。
前記第1吐出方法の方が前記第2吐出方法よりも移動中の複数の前記液体滴の総液体量が多い場合、前記コントローラは、前記第1吐出方法によって複数の前記液体滴を吐出させ、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査する
ことを特徴とする吐出検査方法。
このような吐出検査方法によれば、誘導電流を大きくすることができるので、検出精度を向上させることができる。
前記プリンタは、
(A)液体滴を吐出するノズルと、
(B)帯電された前記液体滴の移動によって誘導電流が生じる導体部と、
(C)前記誘導電流を検出する検出部と、
(D)第1吐出方法又は第2吐出方法によって複数の前記液体滴を前記ノズルから吐出させることが可能なコントローラであって、
前記第1吐出方法の方が前記第2吐出方法よりも移動中の複数の前記液体滴の総液体量が多い場合、前記第1吐出方法によって複数の前記液体滴を吐出させて、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、
を備える。
このような印刷システムによれば、誘導電流を大きくすることができるので、検出精度を向上させることができる。
以下、本発明に係る液体滴吐出装置の実施形態について、インクジェットプリンタ1を例に説明する。
図1乃至図4は、インクジェットプリンタ1の説明図である。図1は、インクジェットプリンタ1の外観を示す。図2は、インクジェットプリンタ1の内部構成を示す。図3は、インクジェットプリンタ1の搬送部を示す。図4は、インクジェットプリンタ1のシステム構成を示すブロック構成図である。
次にこのインクジェットプリンタ1のシステム構成について説明する。このインクジェットプリンタ1は、図4に示すように、バッファメモリ122と、イメージバッファ124と、システムコントローラ126と、メインメモリ127と、EEPROM129とを備えている。バッファメモリ122は、ホストコンピュータ140から送信された印刷データ等の各種データを受信して一時的に記憶する。また、イメージバッファ124は、受信した印刷データをバッファメモリ122より取得して格納する。また、メインメモリ127は、ROMやRAMなどにより構成される。
図5は、ヘッド21の下面部に設けられたノズルnの配列を示した図である。ヘッド21の下面部には、同図に示すように、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色毎にそれぞれ複数のノズルn(♯1)〜n(♯180)からなるノズル列211が設けられている。なお、これらイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のノズルnは、「液体滴吐出部」の一例である。
次に前述したインクジェットプリンタ1の印刷動作について説明する。ここでは、「双方向印刷」を例に説明する。図8は、インクジェットプリンタ1の印刷動作の処理手順の一例を示したフローチャートである。以下で説明される各処理は、システムコントローラ126が、メインメモリ127又はEEPROM129に格納されたプログラムを読み出して、当該プログラムに従って、各ユニットを制御することにより実行される。
次に液体滴吐出検査装置60の実施形態について説明する。ここでは、この液体滴吐出検査装置60が、インクジェットプリンタ1(液体滴吐出装置)に搭載された場合を例に説明する。
図9、図10は、本実施形態のインクジェットプリンタ1に搭載された液体滴吐出検査装置60とその検査方法の概略説明図である。図9は、液体滴吐出検査装置60の構成の説明図であり、図10は、液体滴吐出検査装置60の検査原理の説明図である。
また、導体部70には、保護抵抗R1を介して電源(図示外)が接続されていて、この電源から例えば、100V(ボルト)などの高い電圧が印加されるようになっている。
そして、この帯電されたインク滴Ipが、導体部70の近傍を通過する際に、導体部70には、誘導電流ICが流れる。
図12A及び図12Bに、本実施形態の導体部70を示す。なお、図12Aは導体部70の平面図であり、図12Bは導体部70の縦断面図である。
本実施形態の導体部70は、図12Aに示すように、長方形状に成形されたプリント配線基板72上に設けられている。この導体部70は、この基板72に形成された略矩形開口部74に、その長さ方向に沿って掛け渡され、その両端部は、それぞれ開口部74の内縁部に固定部材76を介して固定されている。ヘッド21の各ノズルnから吐出されたインク滴Ipは、導体部70の側方(ここでは、導体部70の左側)を通過して、基板72の開口部74を通って、下方にある前記インク滴受け部90へと落下する。
図13は、本実施形態の導体部70の設置位置を詳しく説明したものである。本実施形態の導体部70は、同図に示すように、ノズルn(♯1)〜n(♯180)からインク滴Ipが吐出されて印刷が行われる印刷エリアApから外れたエリアAn(以下、非印刷エリアという)に設置される。この非印刷エリアAnには、これらノズルnのクリーニング装置として、ノズルnの目詰まりを解消するために、これらノズルnからインクを吸い出すポンプ装置31が設けられている。また、この非印刷エリアAnには、印刷が行われないときにヘッド21の全ノズルnを覆ってキャップするキャッピング装置35が設けられている。これらポンプ装置31とキャッピング装置35とにより、クリーニングユニット30が構成されている。この他に、クリーニングユニット30には、これらノズルnの開口部から余計に付着したインクを拭き取るワイピング装置など、各種装置が設けられることもある。
図14は、吐出検査が行われるときの導体部70とノズル列211との位置関係の説明図である。導体部70は、同図に示すように、ノズル列211に沿ってこれと平行に設置されていて、その長さLはノズル列211の長さよりも長く設定されている。これにより、導体部70は、1列分のノズル列211に対応するように形成されている。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ1にあっては、吐出検査用に吐出されたインク滴Ipを受けて回収するためのインク滴受け部90を備えている。図15は、このインク滴受け部90の説明図である。インク滴受け部90は、同図に示すように、例えば、導体部70が設けられた基板72の下方に対向設置され、ヘッド21の各ノズルnから吐出されて導体部70の側方を通過して基板72の開口部74を通じて落下してきたインク滴Ipを受けてこれを収容する。このように吐出検査に使用されたインク滴Ipをインク滴受け部90により回収することによって、プリンタ1内部が、インク滴Ipによって汚損されるのを防止することができる。
図16は、吐出検査時にインク滴Ipを吐出するためにノズルnに対して出力される駆動信号と、検出部80からの出力信号との波形をそれぞれ示したものである。同図中の上の波形は駆動信号の波形を示したものであり、同図中の下の波形は、検出部80の出力信号の波形を示したものである。あるノズルnについて吐出検査を行うときに、検査対象となるノズルnに設けられたピエゾ素子には、同図に示すように、インク滴Ipを1回、即ち1滴吐出するための駆動パルスWaが駆動信号として出力される。
次に検査手順について説明する。システムコントローラ126は、メインメモリ127に記憶されている検査手順用の制御プログラムに従って、以下の処理を行う。つまり、検査手順用のプログラムは、以下の処理を行うためのコードを有している。
吐出検査が行われるタイミングとしては、次のようなものがある。
(1)印刷処理中
印刷処理中に適当なタイミングで吐出検査を実行する。例えば、「双方向印刷」の場合には、移動方向が変更される際に、キャリッジ41が待機位置へと移動してノズルnの吐出検査を実行する。これにより、印刷処理中に途中でノズルnの目詰まり等が発生して、印刷画像に不具合が生じるのを回避することができる。
電源投入時に吐出検査を実行する。これは、これから印刷を行うために、プリンタ(印刷装置)の電源投入時に、吐出検査を実行するものであり、プリンタ1のイニシャライズ処理時に処理の1つとしてノズルnの吐出検査を実行する。このようなタイミングで吐出検査を実行することで、ノズルnの目詰まり等なく印刷処理をスムーズに実行することができる。
媒体Sを印刷すべく所定の位置に送り込む動作時、即ち給紙時に吐出検査を実行する。これは、これから1つの媒体Sに印刷処理を施そうとするときに、インク滴Ipが正常に吐出されるかどうかをチェックするもので、媒体Sを給紙する都度、吐出検査を実行しても良く、また、適宜な間隔で所定の数ごとに吐出検査を実行しても良い。
プリンタ1が、パーソナルコンピュータなどのホストコンピュータ140から印刷データを受け取ったときに、吐出検査を実行する。すなわち、ホストコンピュータ140から印刷データを受け取り、これから印刷を実行しようとするときに、インク滴Ipが正常に吐出されるか否かをチェックするものである。このようなタイミングで吐出検査を実行することで、ノズルnの目詰まり等なく、印刷処理をスムーズに実行することができる。
<導体部70の検出可能範囲R>
図19Aは、導体部70の検出可能範囲Rの説明図である。図19Bは、インク滴の位置と誘導電流との関係の説明図である。まず、これらの図を用いて、導体部70の検出可能範囲Rについて説明する。
以上の説明においては、吐出検査の理解を容易にすべく、各ノズルnについて検査用に一滴だけインク滴Ipを吐出する場合を例に説明した。ここでは、複数のインク滴を吐出する場合について説明する。
なお、複数のインク滴を吐出する周期は、原駆動信号の種類に応じて異なる。また、吐出されるインク滴の数は、予め決められている。これらの点については、後で説明する。
上記の通り、検査時に吐出されるインク滴の数を増やせば検査精度が高くなるが、ある所定数までインク滴の数を増やすと、誘導電流ICsの大きさが飽和し、それ以上検査精度を上げることができなくなる。以下、この点を説明する。
インク滴群の長さTLが検出可能範囲Rよりも長い場合、先頭のインク滴Ipが位置p3に達した後、最後のインク滴Ipが位置p1に達するまでの間、検出可能範囲Rに存在するインク滴の総インク量が変化しない。例えば、図22Aにおいて検出可能範囲Rに存在するインク滴の総インク量は、図22Bにおいて検出可能範囲Rに存在するインク滴の総インク量と、ほぼ同じである。
次に、検査に用いられるインク滴のサイズについて、説明する。本実施形態では、図7において説明したとおり、小ドット、中ドット、大ドットを形成することができる。本実施形態では、小ドットを形成する際に7plのインク滴が吐出され、中ドットを形成する際に13plのインク滴が吐出され、大ドットを形成する際に20plのインク滴が吐出される。つまり、大ドットを形成する際に、最もインク量の多いインク滴が吐出される。
図25は、原駆動信号発生部221が発生可能な他の原駆動信号ODRVと、この原駆動信号ODRVにおける駆動信号DRVとを示している。このように、本実施形態の原駆動信号発生部221は、複数種類の原駆動信号ODRVを発生可能である。以下の説明では、図7の原駆動信号ODRVを第1原駆動信号と呼び、図25の原駆動信号を第2原駆動信号と呼ぶ。
第1原駆動信号(図7)は、30kHzの周波数でインク滴を連続して吐出可能である。このとき吐出されたインク滴は、7m/sで飛翔する。このため、検出可能範囲R(=2mm)には、最大9個のインク滴が収まる。つまり、第1駆動信号を用いて吐出検査を行うならば、9個のインク滴を連続吐出することが望ましい。既に説明したとおり、大ドットで吐出検査を行うのが望ましく、第1駆動信号によれば、大ドットを形成するための一滴のインク量は、20plである。
一方、第2原駆動信号(図25)は、25kHzの周波数でインク滴を連続して吐出可能である。このとき吐出されたインク滴は、7m/sで飛翔する。このため、検出可能範囲R(=2mm)には、最大7個のインク滴が収まる。つまり、第2駆動信号を用いて吐出検査を行うならば、7個のインク滴を連続吐出することが望ましい。なお、第2駆動信号によれば、大ドットを形成するための一滴のインク量は、40plである。
<その1:摩擦帯電の利用>
図27は、液体滴吐出検査装置の他の構成例を説明したものである。この検査装置100は、同図に示すように、先に説明した液体滴吐出検査装置60(図9及び図10を参照)のように、誘導電流ICが発生する導体部70に高電圧を印加することによって、ノズルnから吐出されるインク滴Ipを帯電させるのではなく、各ノズルnから吐出されるインク滴Ipが、各ノズルnから離れる際に、自然に帯電する、いわゆる摩擦帯電現象を利用して、インク滴Ipを帯電させるようになっている。このため、インク滴Ipを帯電させるために導体部70に高電圧を印加する構成が省かれている。
このように摩擦帯電を利用して、各ノズルnから吐出されるインク滴Ipを帯電させることによって、液体滴吐出検査装置100の構成をより簡略化することができる。
なお、この液体滴吐出検査装置100においては、導体部70に高電圧が印加されないため、先に説明した液体滴吐出検査装置60(図9及び図10を参照)の検出部80に設けられたコンデンサCは、構成から省かれている。
図28は、液体滴吐出検査装置の他の構成例を説明したものである。この検査装置110は、同図に示すように、ノズルnから吐出されるインク滴Ipを帯電させるための電極部112を、前記導体部70とは別に備えるようにしている。この電極部112は、同図に示すように、導体部70と同様に、金属等の導電性を有する線材からなり、ヘッド21と平行に張設されている。電極部112には、保護抵抗R1を介して電源(図示外)が接続されていて、この電源から例えば100V(ボルト)などの高い電圧が印加されるようになっている。
このような電極部112が設けられていることによって、ヘッド21と電極部112との間には電界が形成されることから、インク滴Ipがノズルnから離れる際に帯電させることができる。
さらに、図31Aおよび図31Bは、導体部の他の実施形態を説明する説明図である。図31Aは、導体部210が取り付けられた基板212の平面図であり、図31Bは、導体部210が取り付けられた基板212の縦断面図である。この導体部210は、基板212上に板状に薄層として形成されたもので、例えば、基板212に直接金属板を貼り付けるなどして形成したり、また蒸着等の成膜技術などによって形成される。導体部210の近傍には、ノズルnから吐出されたインク滴Ipが通過するためのスリット状の開口部214が設けられている。
なお、電極部112についても、導体部210と同様に、基板212上に直接金属板を貼り付けるなどして形成したり、また蒸着等の成膜技術などによって板状に薄層として設けるようにしても良い。
前述の導体部70、210については、その表面に撥水処理が施されていても良い。このように導体部70、210の表面に撥水処理が施されていれば、ノズルnから吐出されたインク滴Ipが、導体部70、210に接触した場合でも、導体部70、210の表面からインクを簡単に除去することができる。
また、前述の電極部112についても同様に、その表面に撥水処理が施されていても良い。このように電極部112の表面についても撥水処理が施されていれば、ノズルnから吐出されたインク滴Ipが、電極部112に付着した場合でも、電極部112の表面からインクを除去し易くすることができる。
撥水処理を施す方法としては、導体部70、210または電極部112の表面に撥水処理層などをコーティング等により設ける方法をはじめ、その他、周知の方法を含む。
次に、本発明に係る液体滴吐出システム1000の一例として、液体滴吐出装置としてプリンタ1106を備えた液体滴吐出システム1000を例にして説明する。
以上、一実施形態に基づき、印刷装置について説明したが、上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更または改良され得るとともに、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に係る液体滴吐出検査装置や液体滴吐出装置、液体滴吐出システムに含まれるものである。
前述した実施の形態では、液体滴としてインク滴Ipが使用された場合を例にして説明したが、前記液体滴吐出装置にあっては、インク滴Ipに限らず、その他の液体滴、例えば、金属材料、有機材料(例えば高分子材料)、磁性材料、導電性材料、配線材料、成膜材料、電子インク、各種加工液、遺伝子溶液といった各種液体滴がインクの代わりに用いられても良い。
前述した実施の形態では、液体滴吐出部として、インクジェットプリンタ1のヘッド21のノズルnが説明されていたが、何等これに限るものではなく、液体滴を吐出するのではあれば、これ以外の形態の吐出部であっても構わない。
前述した実施の形態では、導体部として、線材からなる導体部70やコイル状に形成された導体部200が説明されていたが、何等これに限るものではなく、他の形状や他のタイプの導体部が用いられても良い。
前述した実施の形態では、検出部として、導体部70の電流変動を検出する検出部80が説明されていたが、何等これに限るものではなく、液体滴吐出部(ヘッド21のノズルn)から吐出された、帯電した液体滴(インク滴Ip)によって、導体部70、200に誘導電流ICが発生したか否かを検出することが可能であれば、どのようなタイプの検出部であっても構わない。
前述した実施の形態では、電極部として、線材により形成された電極部が説明されていたが、何等これに限るものではなく、ノズルnとの間に電界を形成するのであれば、どのような形態の電極部であっても構わない。
前述した実施の形態では、吐出検査が1つのノズルnずつ行われていたが、複数のノズルnから同時にインク滴Ipを吐出して、同時に2以上のノズルnについて吐出検査を行うようにしても良い。この場合、例えば、2以上のノズルnからインク滴Ipが正常に吐出されたときに導体部70、200に発生する誘導電流ICの大きさと、吐出不良のノズルnが含まれていたときに導体部70、200に発生する誘導電流ICの大きさとの相違から、ノズル毎に個別に吐出の有無を調べることができる。
前述した実施の形態では、液体滴吐出検査装置として、インクジェットプリンタを例にした液体滴吐出装置に搭載された液体滴吐出検査装置について説明したが、何等これに限るものではなく、液体滴吐出装置からは分離して、液体滴の吐出検査のみを独立して実行可能な装置であっても良く、また、前述した液体滴吐出装置以外の他の装置に搭載される液体滴吐出検査装置であっても良い。
前述した実施の形態では、液体滴吐出検査装置として、インクジェットプリンタ1を例にして説明したが、何等これに限るものではなく、液体滴を吐出する装置であれば、どのような装置であっても構わない。
媒体Sについては、前述した用紙として、普通紙やマット紙、カット紙、光沢紙、ロール紙、用紙、写真用紙、ロールタイプ写真用紙等をはじめ、これらの他に、OHPフィルムや光沢フィルム等のフィルム材や布材、金属板材などであっても構わない。すなわち、インク滴Ipの吐出対象となり得るものであれば、どのような媒体であっても構わない。
(1)前述の吐出検査装置は、インク滴Ip(液体滴)を吐出するノズルnと、帯電されたインク滴Ipの移動によって誘導電流ICが生じる導体部70と、誘導電流ICを検出する検出部80と、を備えている。ノズルnは接地されていて、導体部70は100Vの電圧が印加されているので、ノズルnと導体部70との間には電界ができている。そして、ノズルnからインク滴Ipが吐出されると、このインク滴は、ノズルnと導体部70との間の電界中を移動することになる。そして、帯電されたインク滴Ipが移動すると、導体部70に誘導電流ICが発生する。導体部70で誘導電流ICが発生すると、システムコントローラ126が、検出部80を介して、この誘導電流ICを検出する。
そして、インク滴Ipが正常に吐出されたならば、誘導電流ICが発生する。一方、インク滴が吐出されなかったならば、誘導電流ICは発生しない。つまり、誘導電流ICを検出すれば、ノズルnからのインク滴が正常に吐出されたか否か(吐出状態)を、非接触で検査することができる。
そこで、本実施形態では、インク滴受け部90を接地して、インクが溜まっても、導体部70の周囲の電界が変化しないようにしている。
そして、移動中のインク滴群の総インク量が多くなる吐出方法により、システムコントローラ126は、インク滴群を吐出する。これにより、導体部70に大きな誘導電流ICが発生するので、この誘導電流ICを検出すれば、精度よく吐出検査を行うことができる。
5 操作ボタン、 6 表示ランプ、 7 排紙トレー、 8 給紙トレー、
11A 紙挿入口、 11B ロール紙挿入口、
13 給紙ローラ、 14 プラテン、 15 紙搬送モータ(PFモータ)、
17A 搬送ローラ、 17B 排紙ローラ、 18A・18B フリーローラ、
21 ヘッド、 211 ノズル列、 22 ヘッドドライバ、
30 クリーニングユニット、 31 ポンプ装置、 35 キャッピング装置、
41 キャリッジ、 42 キャリッジモータ(CRモータ)、 44 プーリ、
45 タイミングベルト、 46 ガイドレール、
48 インクカートリッジ、 51 リニア式エンコーダ、
60 液体滴吐出検査装置、 70 導体部、 72 基板、 74 開口部、
76 固定部材、
80 検出部、 82 回路素子、 83 回路素子 、84 回路素子、
88 A/D変換部、 90 インク滴受け部、
100 液体滴吐出検査装置、
110 液体滴吐出検査装置、 112 電極部、 114 固定部材、
122 バッファメモリ、 124 イメージバッファ、
126 システムコントローラ、 127 メインメモリ、
128 キャリッジモータ制御部、 129 EEPROM、
130 搬送制御部、 132 ヘッド駆動部、
134 ロータリ式エンコーダ、 136 リニア式エンコーダ、
140 ホストコンピュータ、
210 導体部、 212 基板、 214 開口部、
211 ノズル列、
220 駆動回路、 221 原駆動信号発生部、 222 マスク回路、
223 駆動信号補正回路、
S 媒体、 Ip インク滴、
n ノズル、検出可能範囲 R
Claims (10)
- (A)液体滴を吐出するノズルと、
(B)帯電された前記液体滴の移動によって誘導電流が生じる導体部と、
(C)前記誘導電流を検出する検出部と、
(D)第1吐出方法又は第2吐出方法によって複数の前記液体滴を前記ノズルから吐出させることが可能なコントローラであって、
前記第1吐出方法の方が前記第2吐出方法よりも移動中の複数の前記液体滴の総液体量が多い場合、前記第1吐出方法によって複数の前記液体滴を吐出させて、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、
(E)を備えることを特徴とする吐出検査装置。 - 請求項1に記載の吐出検査装置であって、
前記導体部に前記誘導電流を発生させることができる前記液体滴の移動範囲よりも、前記吐出状態を検査する際に吐出される複数の前記液体滴の長さの方が短い。 - 請求項2に記載の吐出検査装置であって、
前記吐出状態を検出する際に吐出される前記液体滴の個数は、複数の前記液体滴の長さが前記移動範囲に収まる最大数である。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の吐出検査装置であって、
前記第1吐出方法は、前記第2吐出方法よりも、大きい液体滴を吐出する。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の吐出検査装置であって、
前記第1吐出方法は、前記第2吐出方法よりも、複数の前記液体滴の吐出周波数が高い。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の吐出検査装置であって、
前記ノズルから吐出された前記液体滴を受けるための液体滴受け部が設けられている。 - 請求項6に記載の吐出検査装置であって、
前記液体滴受け部は、接地されている。 - (A)液体滴を吐出するノズルと、
(B)帯電された前記液体滴の移動によって誘導電流が生じる導体部と、
(C)前記誘導電流を検出する検出部と、
(D)第1吐出方法又は第2吐出方法によって複数の前記液体滴を前記ノズルから吐出させることが可能なコントローラであって、
前記第1吐出方法の方が前記第2吐出方法よりも移動中の複数の前記液体滴の総液体量が多い場合、前記第1吐出方法によって複数の前記液体滴を吐出させて、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、
(E)を備える吐出検査装置であって、
(F)前記導体部に前記誘導電流を発生させることができる前記液体滴の移動範囲よりも、前記吐出状態を検査する際に吐出される複数の前記液体滴の長さの方が短く、
(G)前記吐出状態を検出する際に吐出される前記液体滴の個数は、複数の前記液体滴の長さが前記移動範囲に収まる最大数であり、
前記第1吐出方法は、前記第2吐出方法よりも、複数の前記液体滴の吐出周波数が高く、
(H)前記ノズルから吐出された前記液体滴を受けるための液体滴受け部が設けられ、
(I)前記液体滴受け部は、接地されている。 - 液体滴を吐出するノズルと、帯電された前記液体滴の移動によって誘導電流が生じる導体部と、前記誘導電流を検出する検出部と、第1吐出方法又は第2吐出方法によって複数の前記液体滴を前記ノズルから吐出させることが可能なコントローラと、を備える液体吐出装置を準備し、
前記第1吐出方法の方が前記第2吐出方法よりも移動中の複数の前記液体滴の総液体量が多い場合、前記コントローラは、前記第1吐出方法によって複数の前記液体滴を吐出させ、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査する
ことを特徴とする吐出検査方法。 - コンピュータと、前記コンピュータに接続されたプリンタと、を備えた印刷システムであって、
前記プリンタは、
(A)液体滴を吐出するノズルと、
(B)帯電された前記液体滴の移動によって誘導電流が生じる導体部と、
(C)前記誘導電流を検出する検出部と、
(D)第1吐出方法又は第2吐出方法によって複数の前記液体滴を前記ノズルから吐出させることが可能なコントローラであって、
前記第1吐出方法の方が前記第2吐出方法よりも移動中の複数の前記液体滴の総液体量が多い場合、前記第1吐出方法によって複数の前記液体滴を吐出させて、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ノズルからの前記液体滴の吐出状態を検査するコントローラと、
を備える。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004310742A JP4720144B2 (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 吐出検査装置、吐出検査方法及び印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004310742A JP4720144B2 (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 吐出検査装置、吐出検査方法及び印刷システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006123189A true JP2006123189A (ja) | 2006-05-18 |
JP4720144B2 JP4720144B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=36718391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004310742A Expired - Fee Related JP4720144B2 (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 吐出検査装置、吐出検査方法及び印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4720144B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57187260A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Ricoh Co Ltd | Ink jet type printer |
JPS609758A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-18 | Fujitsu Ltd | インクジエツト記録装置 |
JPH06246928A (ja) * | 1993-02-23 | 1994-09-06 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JPH1178051A (ja) * | 1997-09-02 | 1999-03-23 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置のインク吐出検出方法 |
JP2004142380A (ja) * | 2002-10-28 | 2004-05-20 | Konica Minolta Holdings Inc | 微小液滴の検出装置及びインクジェット記録装置 |
-
2004
- 2004-10-26 JP JP2004310742A patent/JP4720144B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57187260A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Ricoh Co Ltd | Ink jet type printer |
JPS609758A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-18 | Fujitsu Ltd | インクジエツト記録装置 |
JPH06246928A (ja) * | 1993-02-23 | 1994-09-06 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JPH1178051A (ja) * | 1997-09-02 | 1999-03-23 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置のインク吐出検出方法 |
JP2004142380A (ja) * | 2002-10-28 | 2004-05-20 | Konica Minolta Holdings Inc | 微小液滴の検出装置及びインクジェット記録装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4720144B2 (ja) | 2011-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7568780B2 (en) | Liquid ejection inspecting apparatus, liquid ejection inspecting method, printing apparatus, computer-readable storage medium, and liquid ejection system for inspecting whether or not liquid is ejected from a liquid ejection nozzle normally | |
US7396102B2 (en) | Method for inspecting liquid ejection, apparatus for inspecting liquid ejection, liquid ejecting apparatus, inkjet printer, and computer-readable medium | |
JP4465999B2 (ja) | 印刷装置、吐出検査方法、吐出検査用パターンの形成方法、プログラムおよび印刷システム | |
JP2007136857A (ja) | 印刷ヘッド検査装置、印刷装置、印刷ヘッド検査方法及びそのプログラム | |
US7503637B2 (en) | Liquid-ejection testing method, liquid-ejection testing device, and computer-readable medium | |
JP2006175849A (ja) | ノズルクリーニング装置、ノズルクリーニング方法、液体吐出装置、印刷装置、プログラム、および液体吐出システム | |
US7980653B2 (en) | Ejection inspecting device, printing device, and ejection inspecting method | |
JP2009066806A (ja) | 液体吐出装置及びその制御方法 | |
JP2007118568A (ja) | 画像形成装置、印刷ヘッド検査方法及びそのプログラム | |
JP2005262867A (ja) | 液体吐出検査装置、液体吐出検査方法、液体吐出装置、インクジェットプリンタ、プログラムおよび液体吐出システム | |
JP4513354B2 (ja) | 液体吐出検査装置、液体吐出検査方法およびプログラム | |
US7506951B2 (en) | Liquid ejection inspecting apparatus, printing apparatus, and liquid ejection system for inspecting whether or not liquid is ejected from a liquid ejection nozzle normally | |
JP5088708B2 (ja) | 液体吐出検査装置および液体吐出検査方法 | |
JP4670304B2 (ja) | 液体滴吐出検査装置、液体滴吐出装置、液体滴吐出システム、及び、液体滴吐出部の吐出状態の検査方法 | |
JP2007021782A (ja) | 液体滴吐出検査装置、液体滴吐出装置、液体滴吐出システム、及び、液体滴の吐出状態の検査方法 | |
JP4910283B2 (ja) | 吐出検査装置、液体滴吐出装置、及び吐出検査方法 | |
JP4720144B2 (ja) | 吐出検査装置、吐出検査方法及び印刷システム | |
JP2010201854A (ja) | 吐出検査装置、流体吐出装置及び吐出検査方法 | |
JP2006150618A (ja) | 液体吐出検査装置、液体吐出検査方法、液体吐出装置、印刷装置、プログラム、および液体吐出システム | |
JP2006272634A (ja) | 液体吐出検査装置、液体吐出検査方法、印刷装置、プログラムおよび液体吐出システム | |
JP2006142554A (ja) | 液体吐出検査装置、液体吐出検査方法、液体吐出装置、印刷装置、プログラム、および液体吐出システム | |
JP2007098571A (ja) | 印刷ヘッド検査装置、印刷装置、印刷ヘッド検査方法及びそのプログラム | |
JP2005231249A (ja) | 液体吐出検査装置、液体吐出検査方法、液体吐出装置、インクジェットプリンタ、プログラムおよび液体吐出システム | |
JP2007268805A (ja) | 記録装置及び残量インク有無検出方法 | |
JP4665524B2 (ja) | 液体吐出検査装置、液体吐出検査方法、液体吐出装置、インクジェットプリンタ、プログラム、および液体吐出システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100810 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110321 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4720144 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |