JPH1178051A - インクジェット記録装置のインク吐出検出方法 - Google Patents

インクジェット記録装置のインク吐出検出方法

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JPH1178051A
JPH1178051A JP23750597A JP23750597A JPH1178051A JP H1178051 A JPH1178051 A JP H1178051A JP 23750597 A JP23750597 A JP 23750597A JP 23750597 A JP23750597 A JP 23750597A JP H1178051 A JPH1178051 A JP H1178051A
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ejected
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ感度を高めることなく、各インクノズ
ルからインク滴が吐出されているか否かを正確に検出可
能なインクジェット記録装置のインク吐出検出方法を提
案することにある。 【解決手段】 フォトセンサ4の検出領域43を通過す
るように各インクノズル2からインク滴3の吐出を行
い、フォトセンサの受光量の低下に基づき、各インクノ
ズルのインク滴吐出の有無を判別するに当たり、各イン
クノズル2からのインク滴3の吐出間隔L2を、通常の
印字動作時の場合のL1に比べて狭くし、単位時間当た
りの検出領域43を通過するインク滴3の個数を増加さ
せて、検出領域43のインク滴3による遮蔽面積を増や
している。この結果、受光素子42の側での受光量の低
下割合が増えるので、フォトセンサ4の感度を高めるこ
となく、各インクノズル2からインク滴が吐出している
か否かの判別を正確に行い得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置におけるインクジェットヘッドの各インクノズルか
らインク滴が吐出されているか否かを検出するインク吐
出検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、インクタン
クから供給されるインクを、各種の駆動形式のインクジ
ェットヘッドの各インクノズルからインク滴の形態で記
録紙に吐出することにより印字を行うものである。した
がって、各インクノズルから常に適切な状態でインク滴
の吐出動作が行われる必要がある。インク滴の吐出が不
十分になったり、あるいはインク滴が吐出されなくなる
原因としては、インク切れの発生、インクノズルの目詰
まり発生等が代表的なものである。
【0003】このようなインク切れ、インクノズルの目
詰まりを検出するために、従来においては、キャリッジ
によって印字範囲を往復移動して印字動作を行うインク
ジェットヘッドの印字範囲を外れた位置にインク吐出検
出機構を配置し、定期的に各インクノズルからインク滴
が吐出されているいるか否かを当該インク吐出検出機構
によって検出するようにしている。
【0004】従来のインク吐出検出機構は、本願人によ
る特開平4ー269549号公報に開示されている。こ
こに開示されているインク吐出検出機構は、発光素子お
よび受光素子の間に形成される検出領域を通過するよう
に各インクノズルからインク滴を吐出させることによ
り、各インクノズルからインク滴が吐出しているか否か
を判別している。すなわち、受光素子の側での受光量
は、検出領域を通過するインク滴によって一部分が遮蔽
されるので、その遮蔽面積に対応する光量だけ低下す
る。この受光量の低下に基づき、インク滴吐出の有無が
判別される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、いずれの駆動
方式によるインクジェットヘッドにおいても、各インク
ノズルから吐出されるインク滴をなるべく微小にして、
高画質、高精細な印字を実現できるように、インク滴の
吐出駆動形態が設定されている。したがって、各インク
ノズルから吐出されるインク滴は極めて微小であるの
で、感度の高いフォトセンサを用いないと、インク滴の
吐出を正確に検出できない場合がある。換言すると、各
インクノズルからインク滴が吐出されているか否かを正
確に検出できない場合が発生する。
【0006】一例として、本願人の製造販売に係る典型
的なインクジェット記録装置に搭載されているインク吐
出検出機構では、その検出領域は幅約0.5mm、長さ
約2mm程度の長方形であり、この長方形の検出領域を
長手方向に通過するように、インク滴を各インクノズル
から吐出させた場合に、インク滴による検出領域の遮蔽
割合は3パーセント前後と極めて少ないものである。こ
の程度の微小な変動を正確に検出するためには感度の高
いセンサを装備することが望ましい。ここで、検出領域
を小さくすることも考えられるが、例えば、検出幅を
0.5mmよりも狭くすると、キャリッジの位置決め精
度の関係上、インクジェットヘッドを吐出インク滴が検
出領域を通過する状態の位置に正確に位置決めできない
可能性がでてきてしまう。
【0007】そこで、インク滴の吐出の有無を精度良く
検出するためには、フォトセンサを構成している発光素
子、受光素子として特性の安定したものを用い、また、
発光強度の安定化を図るためのフィードバック制御精度
を高める等の方法を採用することが考えられる。しか
し、このように感度の高いセンサは高価であり、実用に
そぐわない場合が多い。
【0008】本発明の課題は、センサ感度を高めること
なく、各インクノズルからインク滴が吐出されているか
否かを正確に検出することのできるインクジェット記録
装置のインク吐出検出方法を提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、フォトセンサの検出領域を通過するよ
うに各インクノズルからインク滴の吐出を行い、前記フ
ォトセンサの受光量の低下に基づき、各インクノズルか
らインク滴が吐出されているか否かを判別するインクジ
ェット記録装置のインク吐出検出方法において、インク
吐出検出時における各インクノズルからのインク滴の単
位時間当たりの吐出量を、通常の印字動作時における各
インクノズルからのインク滴の単位時間当たりの吐出量
よりも多くなるように設定している。
【0010】各インクノズルからのインク滴の単位時間
当たりの吐出量を増加する方法としては、次のように2
種類の方法があり、これらの方法を単独で使用してもよ
いし、併用してもよい。
【0011】図面を参照して具体的に説明すると、まず
図1に示すように、通常の印字動作時におけるインクジ
ェットヘッド1の各インクノズル2からのインク滴3の
吐出間隔を、フォトセンサ4を構成している発光素子4
1と受光素子42の間に形成されている検出領域43を
通過するインク滴のインク飛翔間隔として表現した場合
にL1であるとする。この場合、本発明の方法では、図
2に示すように、インク吐出検出時における各インクノ
ズル2からのインク滴3の吐出間隔を、通常の印字動作
時における各インクノズル2からのインク滴3の吐出間
隔(L1)よりも短くしている。すなわち、インク滴3
の吐出間隔を、インク滴のインク飛翔間隔として表現し
た場合に、L1よりも短い値L2に設定している。
【0012】このようにインク滴の吐出間隔を短くすれ
ば、単位時間当たりにおけるフォトセンサ4の検出領域
43を通過するインク滴3の個数が増加し、それに伴っ
て検出領域43のインク滴3による遮蔽面積が増加す
る。この結果、受光素子42の側での受光量の低下割合
は、図1に示す通常の印字動作時におけるインク滴によ
る場合に比べて、増加する。したがって、検出対象の変
数の変化量が増加するので、フォトセンサ4の感度を高
めることなく、各インクノズル2からインク滴が吐出し
ているか否かの判別を正確に行うことができる。
【0013】図3には、本発明の方法によるインク滴の
単位時間当たりの吐出量を増加させる別の方法を示して
ある。この図に示す方法では、インク吐出検出時におけ
る各インクノズル2から吐出されるインク滴3のインク
重量を、図1に示す通常の印字動作時における各インク
ノズル2から吐出されるインク滴3のインク重量よりも
多くしている。すなわち、インク滴3のインク重量を、
インク粒径で表せば、図1に示す通常の印字動作時にお
けるインク滴3のインク粒径をr1とすると、図3に示
す検出時におけるインク滴3の粒径はr2(>r1)と
される。
【0014】このようにインク滴のインク重量を多くす
れば、単位時間当たりにおけるフォトセンサ4の検出領
域43を通過するインク滴3による当該検出領域43の
遮蔽面積が増加する。この結果、受光素子42の側での
受光量の低下割合は、図1に示す通常の印字動作時にお
けるインク滴による場合に比べて、増加する。したがっ
て、検出対象の変数の変化量が増加するので、フォトセ
ンサ4の感度を高めることなく、各インクノズル2から
インク滴が吐出しているか否かの判別を正確に行うこと
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したインクジェット記録装置を説明する。
【0016】まず、図4は、本発明を適用したインクジ
ェット記録装置の概要図である。本例のインクジェト記
録装置310の全体構造は一般的なものであり、記録紙
105を搬送するプラテン300と、このプラテン30
0に対峙したインクジェットヘッド1と、このインクジ
ェットヘッド1をプラテン300の軸線方向である主走
査方向に往復移動させるキャリッジ302と、このイン
クジェットヘッド1に対してインクチューブ306を介
してインクを供給するインクタンク301を有してい
る。303はポンプであり、インクジェットヘッド1に
インク吐出不良等が発生した場合に、キャップ304、
廃インク回収チューブ308を介して、インクを吸引し
て、廃インク溜め305に回収するために使用する。
【0017】また、キャップ304の前方位置には、イ
ンク吐出検出機構を構成しているフォトセンサ4が配置
されている。
【0018】図5は上記のインクジェットヘッド1の分
解斜視図である。図6は組立てられたインクジェットヘ
ッド全体の断面構成図である。本例のインクジェットヘ
ッド1は、静電気力を利用して振動板を振動させること
によりノズルに連通したインク室の容積を変化させてイ
ンク滴の吐出を行なう形式のものである。勿論、圧電素
子等を利用してノズルに連通したインク室の容積を変化
させてインク滴の吐出を行なう形式のものを採用するこ
ともできる。また、本例では、インク滴を基板の端部に
設けたノズル孔から吐出させるエッジイジェクトタイプ
であるが、基板上面に設けたノズル孔からインク滴を吐
出させるフェイスイジェクトタイプでもよい。
【0019】これら図5、6を参照してインクジェット
ヘッド1の構造を説明する。本例のインクジェットヘッ
ド1は、3枚の基板501、502、503を重ね合わ
せた積層構造をしている。中間の基板502は、例えば
シリコン基板であり、複数のインクノズル2を構成する
ように、基板502の表面に一端から平行に等しい間隔
で形成された複数本のノズル溝21と、各々のノズル溝
21に連通し、底壁が振動板505として機能する吐出
室506(インク室)を構成することになる凹部22
と、凹部22の後部に設けられたオリフィス507を構
成することになるインク流入口のための細溝23と、各
々の吐出室506にインクを供給するための共通のイン
クキャビティ508を構成することになる凹部24とを
有する。
【0020】また、振動板505の下部には後述する電
極を装着するための振動室509を構成することになる
凹部25が設けられている。ノズル溝21のピッチは2
mm程度であり、その幅は40μm程度にされる。一
方、中間基板の上面には、共通電極17が形成されてい
る。中間基板502の上面に接合される上側の基板50
1は、例えばガラスまたはプラスチックからなり、この
上基板501の接合によって、前記インクノズル2、吐
出室506、オリフィス507およびインクキャビティ
508が構成される。上基板501にはインクキャビテ
ィ508に連通するインク供給口14が形成されてい
る。インク供給口14は、接続パイプ16およびチュー
ブ306介してインクタンク301(図4参照)に接続
される。
【0021】中間基板502の下面に接合される下側基
板503は、例えばガラス、プラスチックからなり、こ
の下基板503の接合によって前記振動室509を構成
すると共に、下基板の表面に、各振動板505に対応す
る各々の位置に個別電極31を形成する。個別電極31
はリード部32および端子部33を有する。さらに、端
子部33を除き電極31およびリード部32の全体を絶
縁膜34で被覆してある。各端子部33にはリード線3
5がボンディングされている。
【0022】このように基板を重ね合わせて構成したイ
ンクジェットヘッド1は、更に、中間基板502に形成
した共通電極17と各個別電極31の端子部33との間
にドライバ220が接続される。インク11は、インク
タンク301からインク供給口14を通して中間基板の
内部に供給され、インクキャビティ508、吐出室50
6等を満たしている。なお、電極31と振動板505の
間隔は、1μm程度に保持されている。図6において、
13はインクノズル2から吐出されたインク滴である。
【0023】なお、使用されるインクは、水、アルコー
ル、トルエン等の主溶媒にエチレングリコール等の界面
活性剤と、染料または顔料とを溶解または分散させるこ
とにより調製される。さらに、インクジェットヘッドに
ヒーター等を付設すれば、ホットメルトインクも使用で
きる。
【0024】個別電極31に対して、ドライバ220に
より、例えば、正の電圧パルスを印加して電極31の表
面が正の電位に帯電すると、対応する振動板505の下
面は負の電位に帯電する。したがって、振動板505は
静電気力によって吸引されて下方へ撓む。次に、電極3
1へ印加している電圧パルスをオフにすると、振動板5
05は元の位置に復帰する。この復帰動作によって、吐
出室506の内圧が急激に上昇して、インクノズル2か
らインク滴3が記録紙105に向けて吐出する。そし
て、振動板505が下方に撓むことにより、インク11
がインクキャビティ508からオリフィス507を経由
して吐出室506に補給される。
【0025】図7には、本例のインクジェト記録装置の
制御系のうち、インクジェットヘッド1の駆動制御系の
部分を示してある。図において、201は記録装置制御
回路であり、例えば1チップマイクロコンピュータによ
り構成することができる。この記録装置制御回路201
には、アドレスバスおよびデータバスを含む内部バス2
02、203、204を介してRAM205、ROM2
06およびキャラクタージェネレータROM(CG−R
OM)207が接続されている。ROM206内には、
制御プログラムが予め格納されており、ここから呼び出
されて起動される制御プログラムに基づき、後述のよう
なインクジェットヘッド1の駆動制御動作が実行され
る。RAM205は駆動制御におけるワーキング領域と
して利用される。CG−ROM207には入力文字に対
応したドットパターンが展開されている。
【0026】210はヘッド駆動制御回路であり、記録
装置制御回路201の制御の下に、ヘッドドライバ22
0に対して駆動信号、クロック信号等を出力する。ま
た、データバス211を介して印字データDATAが供
給される。
【0027】ヘッドドライバ220は、例えばTTLア
レイから構成されており、入力される駆動信号に対応し
た駆動電圧パルスを生成して、これらを、駆動対象とな
る個別電極31および共通電極17に印加して、対応す
るインクノズル2からインク滴の吐出を行なわせる。駆
動電圧パルス信号を生成するために、ヘッドドライバ2
20には、接地電圧GND、駆動電圧Vn等が供給され
ている。これらの電圧は電源回路230の駆動電圧Vc
cから生成されるものである。
【0028】ここで、インクジェットヘッド1による印
字範囲から外れた位置(キャップ位置)にはインク吐出
検出機構を構成しているフォトセンサ4が配置されてお
り、このフォトセンサ4の出力信号は信号処理回路44
によって処理されて記録装置制御回路201に供給され
る。記録装置制御回路201では、信号処理回路44を
介して得られるフォトセンサ4の検出出力に基づき、各
インクノズル2からインク滴が吐出されているか否かを
判別する。
【0029】図8(A)には、通常の印字動作時おいて
インク滴を吐出させるために、ヘッドドライバ220に
よって対象となるインクノズル2の個別電極31および
共通電極17の間に印加される駆動パルス信号S1を示
してある。
【0030】これに対して、図8(B)には、インク吐
出検出時におけるヘッドドライバ220によって形成さ
れる駆動パルス信号S2を示してある。この駆動パルス
信号S2は、通常の印字動作時の駆動パルス信号S1に
比べて、駆動周期が短い(駆動周波数が高い)。この結
果、図2を参照して説明したように、フォトセンサ4の
検出領域を遮蔽するインク滴の個数を通常の印字動作時
に比べて増やすことができる。これにより、精度の高い
インク吐出検出動作を実現できる。
【0031】一方、本例のインクジェット記録装置31
0において、インク吐出検出動作時において吐出される
インク滴の径を大きくする場合には、駆動パルス信号と
して、通常の印字動作時の駆動パルス信号S1に対し
て、駆動周波数はそのままとし、そのパルス波形を変更
すればよい。例えば、図8(C)に示す駆動パルス信号
S3のように、ピーク電圧保持期間の長いパルス波形の
ものを用いれば良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット記録装置のインク吐出検出方法においては、通常
の印字動作時に比べて、インク吐出検出時における各イ
ンクノズルから吐出されるインク滴の吐出間隔を短く
し、あるいはインク滴の径を大きくする等の方法によ
り、フォトセンサの検出領域におけるインク滴による遮
蔽割合を増加させるようにしている。したがって、本発
明の方法によれば、従来のインク吐出検出方法に比べ
て、検出時におけるインク滴による検出領域の遮蔽割合
が大きく、この結果、フォトセンサによる受光量の変動
も大きくなるので、感度の高いフォトセンサを用いるこ
となく、正確にインク滴が吐出しているか否かを検出で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置における通常の印字動
作時におけるインク滴の吐出状態を示す説明図である。
【図2】本発明の方法を採用した場合におけるインクジ
ェット記録装置におけるインク吐出検出動作時における
インク滴の吐出状態を示す説明図である。
【図3】本発明の方法を採用した場合におけるインクジ
ェット記録装置におけるインク吐出検出動作時における
インク滴の吐出状態を示す説明図である。
【図4】本発明の方法によるインク吐出検出機構を備え
たインクジェット記録装置の全体構成を示す概略構成図
である。
【図5】図4のインクジェット記録装置に搭載されてい
るインクジェットヘッドを示す分解斜視図である。
【図6】図5のインクジェットヘッドの概略断面図であ
る。
【図7】図4のインクジェット記録装置におけるインク
ジェットヘッドの制御系を示す概略ブロック図である。
【図8】図4のインクジェット記録装置におけるインク
ジェットヘッドの駆動パルス信号を示す信号波形図であ
り、(A)は通常の印字動作時の駆動パルス信号の波形
図、(B)はインク吐出検出時における駆動パルス信号
の波形図、(C)はインク吐出検出時における駆動パル
ス信号の他の例を示す波形図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 2 インクノズル 3 インク滴 4 フォトセンサ 41 発光素子 42 受光素子 43 検出領域 L1、L2 インク滴の飛翔間隔(吐出間隔) r1、r2 インク滴の径 310 インクジェット記録装置 S1 通常の印字動作時におけるインクジェットヘッド
の駆動パルス信号 S2、S3 インク吐出検出動作時におけるインクジェ
ットヘッドの駆動パルス信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトセンサの検出領域を通過するよう
    に各インクノズルからインク滴の吐出を行い、前記フォ
    トセンサの受光量の低下に基づき、各インクノズルから
    インク滴が吐出されているか否かを判別するインクジェ
    ット記録装置のインク吐出検出方法において、 インク吐出検出時における各インクノズルからのインク
    滴の単位時間当たりの吐出量を、通常の印字動作時にお
    ける各インクノズルからのインク滴の単位時間当たりの
    吐出量よりも多くなるように設定することを特徴とする
    インクジェット記録装置のインク吐出検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記インク吐出検出
    時における各インクノズルからのインク滴の吐出間隔
    を、前記の通常の印字動作時における各インクノズルか
    らのインク滴の吐出間隔よりも短くすることを特徴とす
    るインクジェット記録装置のインク吐出検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記インク
    吐出検出時における各インクノズルから吐出されるイン
    ク滴のインク重量を、前記の通常の印字動作時における
    各インクノズルから吐出されるインク滴のインク重量よ
    りも多くすることを特徴とするインクジェット記録装置
    のインク吐出検出方法。
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