JP2006122856A - 乾燥炉用フィルタろ材及びそれを用いた乾燥炉用フィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の乾燥炉用フィルタろ材は、乾燥炉用フィルタろ材であって、前記ろ材がガラス短繊維からなり、有機バインダで前記ガラス短繊維を接合したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
このような乾燥炉用フィルタに用いられるろ材としては、芳香族ポリアミドなどの短繊維をシート状に形成し、バインダー等で繊維同士を接合させた合成繊維不織布ろ材又は溶融したガラスを高速巻取機で巻き取って、この溶融状態のガラス長繊維が何層も重なり合っている状態のガラス長繊維を巻取機から切り取り、重なっているガラス長繊維を繊維層方向に展開してマット状にしたガラス長繊維ろ材が用いられていた。芳香族ポリアミドなどの合成繊維不織布ろ材は、耐熱性が比較的低く、240℃以下で使用されているが、ガラス長繊維ろ材は、400℃を超える耐熱性があるため、広範な温度範囲で使用されている。
例えば、芳香族ポリアミド繊維の耐熱温度は240℃と低く、240℃を超える温度に長期間さらされると繊維の収縮が大きくなり、ろ材と枠の間に隙間を生じるため、汚れた空気がこの隙間を経由して乾燥炉に流入するため、乾燥炉を汚染する恐れがあるという問題があった。更に、高耐熱性の合成繊維(PBO繊維、PBI繊維など)は非常に高価であり、実用性に乏しいという問題があった。
そこで、本発明は、乾燥炉内を汚染することがなく、耐熱性及び取り扱い性がよく、実用可能な圧力損失を有し、かつ、交換時の皮膚刺激性を改善した乾燥炉用フィルタろ材及びそれを用いた乾燥炉用フィルタを提供することを目的とする。
また、請求項2記載の乾燥炉用フィルタろ材は、請求項1に記載の乾燥炉用フィルタろ材において、前記ガラス短繊維の平均繊維径を0.5〜10μmとしたことを特徴とする。
また、請求項3記載の乾燥炉用フィルタろ材は、請求項2記載の乾燥炉用フィルタろ材において、前記ガラス短繊維の平均繊維径を4〜8μmとしたことを特徴とする。
また、請求項4記載の乾燥炉用フィルタろ材は、請求項1乃至3のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタろ材において、前記ガラス短繊維の繊維径の変動係数を30%以上としたことを特徴とする。
また、請求項5記載の乾燥炉用フィルタろ材は、請求項1乃至4のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタろ材において、前記ろ材の厚さを10〜60mm、目付50〜400g/m2としたことを特徴とする。
また、請求項6記載の乾燥炉用フィルタろ材は、請求項1乃至5のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタろ材において、前記ろ材の空気の流入側に、空気の流出側から流入側に向けて開口する有底孔群を設けるとともに、前記ろ材の空気の流出側に、空気の流入側から流出側に向けて開口する有底孔群を設け、前記流出側から流入側に向けて開口する有底孔の間に、前記流入側から流出側に向けて開口する有底孔を挿入し、前記流出側から流入側に向けて開口する有底孔と、前記流入側から流出側に向けて開口する有底孔との間に隔壁を形成するようにしたことを特徴とする。
本発明の乾燥炉用フィルタは、前記目的を達成するべく、請求項7記載の通り、請求項1乃至6のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタろ材をフィルタ枠に収容し、前記ろ材の下流側に繊維飛散防止材を設けたことを特徴とする。
また、請求項8記載の乾燥炉用フィルタは、請求項7記載の乾燥炉用フィルタにおいて、前記繊維飛散防止材を5〜200メッシュの多孔板としたことを特徴とする。
また、請求項9記載の乾燥炉用フィルタは、請求項8記載の乾燥炉用フィルタにおいて、前記繊維飛散防止材を10〜60メッシュの多孔板としたことを特徴とする。
また、請求項10記載の乾燥炉用フィルタは、請求項7乃至9のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタにおいて、240〜350℃の乾燥温度で使用されることを特徴とする。
また、請求項11記載の乾燥炉用フィルタは、請求項7乃至10のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタにおいて、両面が開口している囲枠の一方の開口面の中心に向けてろ材載置用額縁辺を延設したフィルタ外枠に、両面が開口している囲枠の一方の開口面の中心に向けてろ材載置用額縁辺を延設したフィルタ内枠を嵌合し、前記フィルタ内枠のろ材載置用額縁辺と前記フィルタ外枠のろ材載置用額縁辺との間に前記乾燥炉用フィルタろ材を収容したことを特徴とする。
また、請求項2又は3記載の乾燥炉用フィルタろ材によれば、ガラス短繊維がある程度絡み合ってろ材を構成するため、ろ材の交換時にガラス長繊維のように、細かく砕けてチクチク痛くなる等の皮膚刺激性を低減することができる。
また、請求項3記載の乾燥炉用フィルタろ材によれば、細径のガラス長繊維からなるろ材のように高密度にならず、実用に適した圧力損失のろ材を構成することができる。
また、請求項4記載の乾燥炉用フィルタろ材によれば、ろ材を構成するガラス短繊維の平均繊維径がばらついているため、均一な細径のガラス繊維がろ材を構成する場合のようにろ材が高密度とならず、ろ材の圧力損失を上がらないようにすることができる。
また、請求項5記載の乾燥炉用フィルタろ材の厚さと目付とすれば、請求項1乃至5のいずれかのろ材において、ろ材の圧力損失の上昇を防止することができる。
また、請求項6記載の乾燥炉用フィルタろ材によれば、流入した空気は、流入側に開口した有底孔から、通気抵抗の低い隔壁を介して、反対側の流出側に開口した有底孔を通じて流出するため、ろ材が厚い場合であっても効率よくヤニ、スス等を捕集でき、また、低通気抵抗のろ材が得られる。
本発明の乾燥炉用フィルタによれば、ろ材交換時の取り扱い性がよく、フィルタ枠の再使用が可能であるため、廃棄物の低減が図れ、また、フィルタ枠に設けた繊維飛散防止材により、ガラス短繊維の飛散を防止することができる。また、本発明の乾燥炉用フィルタによれば、乾燥炉での使用により、乾燥炉用フィルタの前記ろ材の前記有機バインダのバインダ効果がなくなった場合であっても、ガラス短繊維の絡み合いによりろ材の形態を維持し、フィルタ枠に収容されたろ材が熱収縮してろ材とフィルタ枠との間に隙間を生じることがなく、ろ過されていない空気が乾燥炉中に流入して、乾燥炉内を汚染することがない。
例えば、ガラス短繊維をCガラス組成のガラスで形成した場合、乾燥炉の乾燥温度となる240〜350℃では前記ガラス短繊維で構成したろ材は収縮せず、長期間使用した場合であっても、ろ材とフィルタ枠の間に隙間が生じて、ろ材を通過しない空気が乾燥炉内に流入し、乾燥炉を汚染等することがなくなる。
尚、Cガラスよりも軟化点の高い、Eガラス、Sガラス、高珪酸ガラスなどを用いてガラス短繊維を形成すれば、更に、使用温度を向上させることが可能である。
図1乃至3に示すように、フィルタ枠は、フィルタ外枠2とフィルタ内枠3とから構成されている。フィルタ外枠2は、四枚の側板2aで両面が開口した囲枠が形成され、この囲枠の一方の開口面にその中心に向けてろ材載置用額縁辺2bが延設され、このろ材載置用額縁辺2bに前記囲枠の内部から多孔板4が溶接固定されている。また、前記フィルタ外枠2に嵌合可能なフィルタ内枠3は、四枚の側板3aで両面が開口した囲枠が形成され、この囲枠の一方の開口面にその中心に向けてろ材載置用額縁辺3bが延設され、このろ材載置用額縁辺3bに前記囲枠の内部から多孔板5が溶接固定されている。下流側となるフィルタ内枠3の多孔板5が設けられた開口面には、多孔板5の外側に多孔板5を支持する十字状の押さえ板7が設けられている。フィルタ内枠3にろ材6を収容し、フィルタ外枠2をフィルタ内枠3に被せて、フィルタ内枠3とフィルタ外枠2との間にろ材6を密閉固定し、乾燥炉用フィルタ1を形成している。
また、フィルタ外枠2及びフィルタ内枠3の材質としては、アルミニウム、ステンレス、鋼板等の金属製のものを使用できる。
(実施例1)
火炎法で作製した平均繊維径6μm、繊維径の変動係数60%のウール状に繊維が絡み合ったCガラス短繊維に、水溶性フェノール樹脂バインダ(昭和高分子株式会社製「ショウノール」(登録商標)))をスプレ塗布により9質量%付着させ、厚さ25mm、目付175g/m2のろ材を作製した。
前記ろ材を、多孔板として12メッシュのSUS金網の付いたSUS製フィルタ内枠に収納し、前記フィルタ内枠に、多孔板として12メッシュのSUS金網付きのSUS製フィルタ外枠を被せることによって乾燥炉用フィルタを得た。
ろ材の流入側、流出側それぞれに有底孔を有し、流入側に開口している有底孔の間に流出側に開口している有底孔を挿入し、前記流入側に開口している有底孔と前記流出側に開口している有底孔との間に隔壁を形成したものを用いたこと以外は、実施例1と同様にして乾燥炉用フィルタを得た。
ろ材を構成するガラス短繊維として、平均繊維径3μm、繊維径の変動係数70%のものを用いたこと以外は、実施例1と同様にして乾燥炉用フィルタを得た。
ろ材を構成するガラス短繊維として、遠心法で作成した平均繊維径9μm、繊維径の変動係数40%のものを用いたこと以外は、実施例1と同様にして乾燥炉用フィルタを得た。
ろ材を構成するガラス短繊維として、平均繊維径1μm、繊維径の変動係数80%のものを用い、かつ有機バインダを使用していないろ材を用いたこと以外は実施例1と同様にして乾燥炉用フィルタを得た。
長繊維紡糸法で作製した平均繊維径6μm、繊維径の変動係数10%のEガラス長繊維を一定長でカットしたフィラメント状繊維を積層してニードリング処理することにより、厚さ20mm、目付100g/m2のろ材を作製した。
前記ろ材を用いたこと以外は、実施例1と同様にして乾燥炉用フィルタを得た。
長繊維紡糸法で作製した平均繊維径40μm、繊維径の変動係数10%のEガラス長繊維を一定長でカットしたフィラメント状繊維を、展開してマット状にした厚さ25mm、目付100g/m2のろ材を作製した。
前記ろ材を用いたこと以外は、実施例1と同様にして乾燥炉用フィルタを得た。
短繊維紡糸法で作製した平均繊維径20μm、繊維径の変動係数40%の芳香族ポリアミド短繊維を積層させ、ポリイミドバインダをスプレ塗布により20質量%付着させ、厚さ20mm、目付200g/m2のろ材を作製した。
前記ろ材を用いたこと以外は、実施例1と同様にして乾燥炉用フィルタを得た。
交換作業時の皮膚刺激性は、素手で未使用のろ材をつかむ動作を10回行い、チクチク感のないものを○、1〜2回チクチク感のあったものを△、3回以上を×とした。また、交換作業時のハンドリング性は、未使用のろ材をフィルタ枠に収める動作を行う際に、繊維の散乱がなかったものを○、散乱したものを×とした。
これに対し、比較例1のようにガラス短繊維の繊維径が小さく、また、バインダを使用していない場合は、ろ材交換時に繊維飛散があり、ハンドリング性が悪く、圧力損失がやや上昇していた。また、比較例2のようにガラス長繊維をニードリングして得たろ材から乾燥炉用フィルタを形成した場合は、圧力損失が高く、また、300℃で通風した後、ガラス長繊維自体が絡み合っていないため、繊維飛散が若干見られた。また、従来例1のように、平均繊維径が40μmと大きいガラス長繊維からなるろ材は、皮膚刺激性、ハンドリング性が悪く、圧力損失がやや高く、しかも300℃通風した後、ガラス長繊維自体が絡み合っていないため、繊維飛散が若干見られた。また、従来例2のように、合成繊維樹脂からなるろ材に耐熱性のバインダを付着させた場合は、ろ材が熱収縮してフィルタ枠とろ材の間に隙間が生じ、ろ過されていない空気が通過することにより、乾燥炉内が汚染される可能性があった。
このように、本発明の乾燥炉用フィルタろ材及びそれを用いた乾燥炉用フィルタは、ろ材交換作業時の皮膚刺激性及びハンドリング性が良好であり、圧力損失が低く実用に適しており、また、300℃耐熱性が良好であり、300℃通風後の繊維飛散が少なく、従来のろ材の問題点が改善されている。
2 フィルタ外枠
2a 側板
2b ろ材載置用額縁辺
3 フィルタ内枠
3a 側板
3b ろ材載置用額縁辺
4 多孔板(流入側)
5 多孔板(流出側)
6 ろ材
7 押さえ板
11 有底孔
12 有底孔
13 隔壁
Claims (11)
- 乾燥炉用フィルタろ材であって、前記ろ材がガラス短繊維からなり、有機バインダで前記ガラス短繊維を接合したことを特徴とする乾燥炉用フィルタろ材。
- 前記ガラス短繊維の平均繊維径を0.5〜10μmとしたことを特徴とする請求項1記載の乾燥炉用フィルタろ材。
- 前記ガラス短繊維の平均繊維径を4〜8μmとしたことを特徴とする請求項2記載の乾燥炉用フィルタろ材。
- 前記ガラス短繊維の繊維径の変動係数を30%以上としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタろ材。
- 前記ろ材の厚さを10〜60mm、目付50〜400g/m2としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタろ材。
- 前記ろ材の空気の流入側に、空気の流出側から流入側に向けて開口する有底孔群を設けるとともに、前記ろ材の空気の流出側に、空気の流入側から流出側に向けて開口する有底孔群を設け、前記流出側から流入側に向けて開口する有底孔の間に、前記流入側から流出側に向けて開口する有底孔を挿入し、前記流出側から流入側に向けて開口する有底孔と、前記流入側から流出側に向けて開口する有底孔との間に隔壁を形成するようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタろ材。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタろ材をフィルタ枠に収容し、前記ろ材の下流側に繊維飛散防止材を設けたことを特徴とする乾燥炉用フィルタ。
- 前記繊維飛散防止材を5〜200メッシュの多孔板としたことを特徴とする請求項7記載の乾燥炉用フィルタ。
- 前記繊維飛散防止材を10〜60メッシュの多孔板としたことを特徴とする請求項8記載の乾燥炉用フィルタ。
- 240〜350℃の乾燥温度で使用されることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタ。
- 両面が開口している囲枠の一方の開口面の中心に向けてろ材載置用額縁辺を延設したフィルタ外枠に、両面が開口している囲枠の一方の開口面の中心に向けてろ材載置用額縁辺を延設したフィルタ内枠を嵌合し、前記フィルタ内枠のろ材載置用額縁辺と前記フィルタ外枠のろ材載置用額縁辺との間に前記乾燥炉用フィルタろ材を収容したことを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の乾燥炉用フィルタ。
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