JP2006121575A - インピーダンス整合装置、該装置を用いた半導体レーザ変調駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

インピーダンス整合装置、該装置を用いた半導体レーザ変調駆動装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な構成で、伝送速度の高速化に対応した、インピーダンス整合装置、該装置を用いた半導体レーザ変調駆動装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 高速電気信号伝送に用いられる集積回路の送信部又は受信部に設けられる、出力インピーダンス又は入力インピーダンスを制御するインピーダンス整合装置103を、抵抗、及び、インピーダンス整合用トランジスタからなる終端部101、並びに、オペアンプを備えたリファレンス電圧生成部102により構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、集積回路間の高速電気信号伝送において、信号波形歪みの原因となる伝送路と、送信部又は受信部と、のインピーダンス不整合を防ぐためのインピーダンス整合装置、該装置を用いた半導体レーザ変調駆動装置及び画像形成装置に関する。
集積回路の出力ドライバ等の電子回路の出力信号を伝送路に伝送する際に、反射による伝送信号の波形歪みをなくすため、回路の出力インピーダンスと伝送路の特性インピーダンスとを整合させることが行われる。このインピーダンス整合方法には、従来抵抗で終端させる方法をとる。しかし、伝送速度の高速化に伴いますますインピーダンス不整合による波形の歪みや信号減衰が問題になっている。特許文献1には、インピーダンス整合をより正確にとるために、終端抵抗を可変抵抗として、伝送路の電圧をモニターし、LレベルからHレベルへの遷移時間を基準時間と比較し、その結果を可変抵抗にフィードバックする技術が開示されている。また、特許文献2には、半導体レーザ駆動部と半導体レーザ制御部間の信号伝送において波形歪みを防ぐためにインピーダンス整合をとる技術が開示されている。
特開2003−8421号公報 特開2002−324937号公報
しかし、信号伝送速度の高速化にともない、伝送信号のモニター用に、出力端子に比較器等を接続すると、その容量により出力波形がなまってしまい伝送速度向上の妨げになるという問題があった。また、時間測定や電圧比較のためには、インピーダンス整合回路の大規模化や消費電流の増大が避けられないため問題である。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、簡易な構成で、伝送速度の高速化に対応した、インピーダンス整合装置、該装置を用いた半導体レーザ変調駆動装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、高速電気信号伝送に用いられる集積回路の送信部又は受信部において、出力インピーダンス又は入力インピーダンスを制御するインピーダンス整合装置であって、前記インピーダンス整合装置は、抵抗、インピーダンス整合用トランジスタ、及び、オペアンプから構成されているインピーダンス整合装置としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、高速電気信号伝送に用いられる集積回路の送信部又は受信部において、出力インピーダンス又は入力インピーダンスを制御するインピーダンス整合装置であって、前記インピーダンス整合装置は、抵抗及びインピーダンス整合用トランジスタを有する終端部と、オペアンプを有するリファレンス電圧生成部とを具備し、前記オペアンプによって前記インピーダンス整合用トランジスタのゲート電圧を制御することにより所望のインピーダンスを得るインピーダンス整合装置としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記リファレンス電圧生成部は、前記終端部と同じ回路構成からなるダミー回路部を有する請求項2記載のインピーダンス整合装置としたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記ダミー回路部における抵抗の値と、前記終端部における前記抵抗の値とは異なり、前記ダミー回路部におけるインピーダンス整合用トランジスタのサイズと、前記終端部における前記インピーダンス整合用トランジスタのサイズは異なる請求項3記載のインピーダンス整合装置としたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記リファレンス電圧生成部は、送信部の出力端子又は受信部の入力端子の電圧を積分する積分器を有する請求項2記載のインピーダンス整合装置としたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、伝送方式が差動伝送の場合、前記リファレンス電圧生成部は、差動出力又は差動入力の平均値を出力する平均値生成部を有する請求項2記載のインピーダンス整合装置としたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、半導体レーザ駆動手段と半導体レーザ変調手段からなる半導体レーザ変調駆動装置において、前記半導体レーザ駆動手段と前記半導体レーザ変調手段が別々のチップで構成される場合、前記半導体レーザ駆動手段と前記半導体レーザ変調手段との間の信号伝送に、請求項1から6のいずれか1項に記載のインピーダンス整合装置を用いた半導体レーザ変調駆動装置としたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、画像形成装置内のチップ間又はボード間の電気信号伝送に、請求項1から6のいずれか1項に記載のインピーダンス整合装置を用いた画像形成装置としたことを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で、高速電気信号伝送に用いられる集積回路の送信部又は受信部の出力インピーダンス又は入力インピーダンスを制御することが可能なインピーダンス整合装置、該装置を用いた半導体レーザ変調駆動装置及び画像形成装置を実現することができる。
本発明を実施するための最良の形態は、高速電気信号伝送に用いられる集積回路の送信部又は受信部に設けられる、出力インピーダンス又は入力インピーダンスを制御するインピーダンス整合装置を、抵抗、インピーダンス整合用トランジスタ、及び、オペアンプにより構成する。
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。また、以下の説明で用いる図はGNDに対して終端しているが、電源電圧に対して終端しても同様の効果が得られる。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のインピーダンス整合装置の基本概念図である。図1に示すように、本実施形態のインピーダンス整合装置103は、集積回路104の出力部又は入力部において設けられた、終端部101、及び、終端部101を制御するためのリファレンス電圧生成部102とから構成される。また、終端部101は、抵抗とトランジスタで構成される。リファレンス電圧生成部102は、オペアンプを用いることによりリファレンス電圧を生成する。
図2に、図1に示した終端部101の具体的な構成を示す。図2に示すように、終端部101は、抵抗105とトランジスタ106を直列に接続することにより構成される。ここで、このトランジスタ106は、ゲート電圧をVgs、ドレイン-ソース間電圧をVds、閾値電圧をVthとするとVds < Vgs-Vthの範囲(トランジスタの線形領域)で動作させる。これにより、このトランジスタ106を可変抵抗と見なすことができる。このトランジスタ106のゲート電圧をリファレンス電圧生成部102で制御することにより、抵抗105とトランジスタ106の合成抵抗を伝送路の特性インピーダンスと合うように設定することができる。
図3に、図1に示したリファレンス電圧生成部102の具体的な構成を示す。図3に示すように、リファレンス電圧生成部102内に終端部101と同じ構成のダミー回路部107を設け、ある定電流を流す。その時の出力電圧が、伝送路の特性インピーダンスと電流源の電流値で決定される基準電圧108に一致するように、オペアンプ109で制御している。実際の回路レイアウトにおいてこの終端部101とダミー回路部107をより近くに対称に配置することにより、終端部101とダミー回路部107間のデバイスばらつきを抑制することができ、実際の出力インピーダンス又は入力インピーダンスを伝送路の特性インピーダンスに合致させることができる。図3において、ダミー回路部107の抵抗110の抵抗値とトランジスタ111のトランジスタサイズを、終端部101のそれ(抵抗105の抵抗値とトランジスタ106のトランジスタサイズ)とは変えて、ダミー回路部107の合成抵抗値を終端部101の合成抵抗値よりも大きくすることにより定電流源の電流値を少なくすることが可能となる。つまり、ダミー回路部107の消費電流を小さくすることができる。この時ダミー回路部107の抵抗110の抵抗値とトランジスタ111のソースドレイン間抵抗値の比率を終端部101のそれ(抵抗105の抵抗値とトランジスタ106のソースドレイン間抵抗値の比率)と同じになるようにしなければならない。このダミー回路部107を設けることにより、簡易な構成で、高速信号伝送に用いられる集積回路の送信部又は受信部の出力インピーダンス又は入力インピーダンスを制御することができ、出力又は入力に大きな容量を負荷することなく高速動作が可能となる。
(実施形態2)
図4に、本発明を適用した第2の実施形態であるインピーダンス整合装置113の基本概念図を示す。図4に示すように、出力端子又は入力端子に積分器112が接続され、積分器112の出力電圧によりリファレンス電圧生成部102は終端部101を制御する構成となっている。ここで積分器112は出力又は入力の電圧を平均値化し、その値によってリファレンス電圧生成部102がリファレンス電圧を生成するので伝送路その他の環境に応じたリアルタイムの制御をすることが可能となる。本実施形態によれば、簡易な構成で、出力又は入力の電圧を平均化することによりリアルタイムにインピーダンス整合が実施可能となる。
図5に、本実施形態のインピーダンス整合装置113の実際の回路構成を示す。出力又は入力につながった抵抗114と容量115により、ローパスフィルタが形成され、その電圧を基準電圧108と比較し、オペアンプ109で終端部101を制御している。
(実施形態3)
図6に、本発明を適用した第3の実施形態であるインピーダンス整合装置119の基本概念図を示す。図6に示すように、本実施形態のインピーダンス整合装置119は、差動伝送の場合におけるものであり、平均値生成部116がそれぞれの入力又は出力に接続され、その平均値からリファレンス電圧生成部102が各終端部117、118を制御している。ここで平均値生成部116は、差動出力又は差動入力の電圧を平均値化し、その値によってリファレンス電圧生成部102がリファレンス電圧を生成するので、伝送路その他の環境に応じたリアルタイムの制御をすることが可能となる。本実施形態によれば、差動伝送において、簡易な構成で、出力又は入力の電圧を平均化することによりリアルタイムにインピーダンス整合が実施可能となる。
図7に、本実施形態のインピーダンス整合装置119の実際の回路構成を示す。それぞれの差動出力又は差動入力は、2本の抵抗120、121を通して接続され、その中点122をキャパシタ123でGNDに落としている。この中点122が、差動出力又は差動入力の平均値となり、その平均値を基準電圧108と比較し、オペアンプ109で各終端部117、118を制御している。
(実施形態4)
第4の実施形態は、上述した、第1の実施形態から第3の実施形態のインピーダンス整合装置を備えた半導体レーザ駆動変調装置である。図8に、上述した、第1の実施形態から第3の実施形態のインピーダンス整合装置124、125を半導体レーザ駆動変調装置に適用した場合の構成を示している。半導体レーザ駆動変調装置において、半導体レーザ駆動部127と半導体レーザ変調部126を別々の集積回路で構成した場合、その集積回路間での信号伝送が必要となる。この時、半導体レーザ駆動部127の入力部及び/又は半導体レーザ制御部変調部126の出力部にこのインピーダンス整合装置124、125を適用することにより、反射の少ない信号を正確に高速に伝送することができる。
図9に、本実施形態の半導体レーザ駆動変調装置を、ラスター走査型画像形成装置に用いる場合のシステム構成図を示す。LD変調信号生成部128で生成されたLD変調信号129は、半導体レーザ駆動部130に入力され、半導体レーザの光を変調する。変調されたレーザ光は、コリメータレンズ131、シリンダーレンズ132を介して、ポリゴンミラー133に入力され,ポリゴンミラー133により偏光され、fθレンズ134を介して感光体135に入射される。書き込み開始位置は、水平同期センサ136により検出され、画像処理及びLD変調信号生成部128に入力され、水平同期信号137と画像信号138に従い、LD変調信号129を出力する図9ではシステムを表す図としているため、図9における書込み制御信号生成部139は、単に画像データを生成するだけでなく、書込み制御信号、例えば、主走査方向や副走査方向のカウンタ等の機能も有しているため、画像データ生成部ではなく、書込み制御信号生成部139としている。図9において、例えば、画像クロック生成部及びパルス生成部140からLD駆動部130への変調信号の伝送で、インピーダンス整合装置を適用することができる。これにより変調信号を反射を少なく正確に高速に伝送することが可能となる。
(実施形態5)
第5の実施形態は、上述した、第1の実施形態から第3の実施形態のインピーダンス整合装置、又は、第4の実施形態の半導体レーザ駆動変調装置を備えた画像形成装置である。本実施形態の画像形成装置の構成及び機能について図10を用いて以下に説明する。図10に示すように、この画像形成装置は、例えば原稿画像を複写する複写機能、通信回線を介して画像データを送受信するファクシミリ機能、及び、外部I/Fを介して外部装置から供給される画像データに基づいてプリントするプリンタ機能を備えた画像形成装置、すなわち複合型デジタル画像形成装置(以下、画像形成装置と略称する)として構成される。
図10は、この画像形成装置の内部構造を概略的に示す断面図である。図10に示されたように、本実施例を適用した画像形成装置、例えば、電子写真式デジタル画像形成装置50は、原稿画像を読み取って画像データを生成する読み取り手段として機能する画像読み取り部、すなわちスキャナ部50a、及び画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段として機能する画像形成部すなわちプリンタ部50bを有している。また、画像形成装置50は、このスキャナ部50aの上部に、搬送手段としての原稿自動給送装置51を備え、スキャナ部50aの後述する原稿台すなわち原稿テーブルに対して開閉可能に形成されて読み取り対象物としての原稿Dを原稿台に向けて1枚ずつ給送するとともに、原稿台に載置された原稿Dを原稿台にも密着させる原稿押さえとして機能するようにしている。
スキャナ部50aは、その上部に、閉じた状態にある原稿自動給送装置51に対向されるとともに原稿Dがセットされる透明なガラスからなる原稿テーブル52と、原稿テーブル52の一端に配置されるとともに原稿テーブル52に原稿Dをセットすべき位置を示す原稿スケール53と、を有している。
原稿テーブル52の下方には、原稿テーブル52に載置された原稿Dを照明する露光ランプ54、露光ランプ54からの光ビームを原稿Dに集光させるための補助反射板58、及び、原稿Dからの反射ビームを図中左方向に折り曲げる第1ミラー56などが配置されている。露光ランプ54、補助反射板58及び第1ミラー56は、第1キャリッジ57に固定されており、第1キャリッジ57の移動にともなって原稿テーブル52と平行に移動可能に配置されている。なお、第1キャリッジ57は、図示しない歯つきベルト等を介して図示しないパルスモータの駆動力が伝達されて、原稿テーブル52に沿って平行に移動される。
原稿テーブル52の図中左方、すなわち第1ミラー56により反射された反射ビームが案内される方向には、第2キャリッジ59が配設されている。第2キャリッジ59には、第1ミラー56により案内される原稿Dからの反射ビームを下方に折り曲げる第2ミラー60、及び図中右方に折り曲げる第3ミラー61が互いに直角に配置されている。第2キャリッジ59は、第1キャリッジ57を駆動する図示しない歯つきベルトなどにより第1キャリッジ57に従動されるとともに、第1キャリッジ57に対して1/2の速度で原稿テーブル52に沿って平行に移動される。
第1キャリッジ57の下方であって、第2キャリッジ59を介して折り返されたビームの光軸を含む面内には、第2キャリッジ59からの反射ビームを所定の倍率で結像させる結像レンズ62、及び、結像レンズ62により集束性が与えられた反射ビームを電気信号すなわち画像データに変換する複数のCCDイメージセンサからなるラインセンサ63が配置されている。
なお、ここでは、ラインセンサ63における複数のCCDイメージセンサが配列されている方向を主走査方向とし、第1キャリッジ57及び第2キャリッジ59が移動する方向を副走査方向とする。本実施例では、この読み取り装置部分は、スキャナ部50aを固定させ、原稿自動給送装置51により、原稿を搬送させながら画像を読み取る、シートスルータイプの画像読み取りシステムとなっている。
次に、プリンタ部50bについて説明する。プリンタ部50bは、感光体ドラム12と、帯電チャージャ13と、現像ユニット14、15と、除電ランプ(PTL)17と、転写チャージャ18と、分離チャージャ19と、イレーサ20と、クリーニングユニット21と、ポリゴンミラー(レーザ光発生器)22と、光学系(レンズ)23と、を有し、画像メモリに記憶された画像データの画像形成、出力を行う。
すなわち、感光体ドラム12を矢示方向に回転させると同時に、感光体ドラム12上に付着した残留トナー及び不均一な電位が帯電チャージャ13及び現像ユニット14、15に到達しないように、除電ランプ(QL)16、転写前除電ランプ(PTL)17、転写チャージャ18、分離チャージャ19、イレーサ20、及びクリーニングユニット21を駆動して、除電ランプ16を通過した後の感光体ドラム12の表面電位が略ゼロになるようにする。
その後、感光体ドラム12の表面を帯電チャージャ13により一様に帯電すると共に、画像メモリに記憶された画像データを読み出して、それに応じて図示しない半導体レーザからレーザ光を射出させる。半導体レーザから射出されるレーザ光は、図示しないシリンダレンズによって集光されて回転走査するポリゴンミラー(レーザ光発生器)22に入射し、反射光が光学系(レンズ)23、及びミラー24を介して感光体ドラム12の表面を照射して静電潜像を形成する。
次いで、感光体ドラム12上に形成された潜像を、非画像部(画像作成領域からはみ出した不要部分)の電荷をイレーサ20によって除去した後、黒トナーにより現像を行う黒現像ユニット14あるいはカラートナーにより現像を行うカラー現像ユニット15よりトナーを付着して可視像化する。このとき、現像バイアス電位を変化させることにより、画像の濃淡を調整することができる。
他方において、図示しないメインモータの駆動を選択的に取り出せる給紙クラッチのONにより呼出コロ25及び3個の給紙コロ26のいずれかを駆動し、予め選択された給紙段(後述する)にセットされている記録紙を停止中のレジストローラ対27に向けて給紙させる。レジストローラ対27の手前にはレジストセンサ28が配設されており、レジストセンサ28は例えば反射型フォトセンサであり、その対向位置に記録紙の先端が到達するとON状態になる。それから、一定時間経過後に給紙クラッチをOFF状態に戻して、搬送中の記録紙を停止させる。
なお、給紙クラッチのOFFのタイミングは、レジストセンサ28とレジストローラ対27の間を記録紙が搬送される時間より長くとられている。従って、記録紙は先端がレジストローラ対27に突き当てられ、先端側にたわみを生じてスキュー等を防止する状態で待機する。その後、感光体ドラム12上の画像先端に合わせたタイミングでレジストクラッチをON状態にし、それによってレジストローラ対27が回転駆動されることにより、待機中の記録紙を転写部へ向けて再搬送する。
記録紙が転写部に到達すると、転写チャージャ18の作用によって感光体ドラム12上のトナー像を紙面上に転写し、続いて転写チャージャ18と一体に保持されている分離チャージャ19の作用によって紙面上の帯電電位を下げて記録紙と感光体ドラム12との密着力を低下させた後、分離爪29によって、記録紙を感光体面から分離する。
次いで、記録紙を2個のローラによって張装された搬送ベルト30によって定着部へ送り、定着ローラ31によってトナー像を熱定着し、その後コピーモードとして片面モードが選択されていれば切替爪32の切り替えによって下側の再給紙用搬送経路33へ送り込む。
なお、画像転写後の感光体ドラム12上の残留トナーはクリーニングユニット21を構成するクリーニングブラシ21a、クリーニングブレード21bによって除去してトナー回収タンク21cに回収させ、更に、残存電荷を消去するために感光面を除電ランプ16によって前面露光させる。
ところで、この複写機には、特定サイズの記録紙のみをまとめて収納できる通常の給紙カセットとして、それぞれ異なるサイズの記録紙をセットした3つの給紙カセット34〜36を着脱可能に備え、またいずれの給紙カセットにも収納されていない記録紙、すなわち不特定サイズの記録紙をセットできる手差しテーブル(手差しトレイ)37をも備えている。
そして、各給紙カセット34〜36のいずれかに収納されている記録紙を用いてコピーする場合は、カセットサイズを図示しない操作パネル上のサイズ選択キーによって選択した後、コピースタートキーを押下することにより、給紙カセットから記録紙の給紙が行われる。
なお、38a〜38cは、各給紙カセット34〜36の各収納用紙サイズを検知するためのサイズ検知センサであり、例えば5連のフォトインタラプタを使用する。また、各給紙カセット34〜36の先端部には、それぞれ図示しないサイズ識別用の遮光板が付設されている。この遮光板はカセット内に収納されるべき記録紙のサイズ毎に異なる切欠部を有している。
サイズ検知センサ38a〜38cは、給紙カセット34〜36が装着されると、遮光板の遮光部を挟んだフォトインタラプタのみが光路を遮断されるため、それに応じた信号(コード)をそれぞれ制御部へ出力することができる。なお、制御部はCPU等である。一方、不特定サイズの記録紙を用いてコピーする場合には、手差しテーブル37を仮想線で示す閉じた状態から矢示A方向に開いて実線で示す使用状態にした後、その上面に所望の記録紙をセットして、コピースタートキーを押下することにより、手差しテーブル37から記録紙の給紙が行われる。
なお、手差しテーブル37が開く方向に回動すると、第1給紙カセット34に設けられている記録紙載置用の底板を持ち上げていた底板上昇アーム39がそれに連動して下降する。また、この複写機の手差しテーブル37に対向する位置には、手差しテーブル37の開閉を検知するための図示しない開閉検知センサが設置されている。
第1の実施形態のインピーダンス整合装置の基本概念図である。 第1の実施形態のインピーダンス整合装置の終端部の具体的な構成を示す図である。 第1の実施形態のインピーダンス整合装置のリファレンス電圧生成部の具体的な構成を示す図である。 第2の実施形態のインピーダンス整合装置の基本概念図である。 第2の実施形態のインピーダンス整合装置の回路構成図である。 第3の実施形態のインピーダンス整合装置の基本概念図である。 第3の実施形態のインピーダンス整合装置の回路構成図である。 第4の実施形態として、第1から第3の実施形態のインピーダンス整合装置を、半導体レーザ駆動変調装置に適用した場合の構成図である。 第4の実施形態における半導体レーザ駆動変調装置のシステム構成図である。 第5の実施形態として、第1から第3の実施形態のインピーダンス整合装置又は第4の実施形態の半導体レーザ駆動変調装置を適用した画像形成装置の構成断面図である。
符号の説明
101 終端部
102 リファレンス電圧生成部
103 インピーダンス整合装置
104 集積回路
105 抵抗
106 トランジスタ
107 ダミー回路部
108 基準電圧
109 オペアンプ
110 抵抗
111 トランジスタ
112 積分器
113 インピーダンス整合装置
114 抵抗
115 容量
116 平均値生成部
117 終端部
118 終端部
119 インピーダンス整合装置
120 抵抗
121 抵抗
122 中点
123 キャパシタ
124 インピーダンス整合装置
125 インピーダンス整合装置
126 半導体レーザ変調部
127 半導体レーザ駆動部
128 画像処理及びLD変調信号生成部
129 LD変調信号
130 半導体レーザ駆動部
131 コリメータレンズ
132 シリンダーレンズ
133 ポリゴンミラー
134 fθレンズ
135 感光体
136 水平同期センサ
137 水平同期信号
138 画像信号
139 書込み制御信号生成部
140 画像クロック生成部及びパルス生成部

Claims (8)

  1. 高速電気信号伝送に用いられる集積回路の送信部又は受信部において、出力インピーダンス又は入力インピーダンスを制御するインピーダンス整合装置であって、
    前記インピーダンス整合装置は、抵抗、インピーダンス整合用トランジスタ、及び、オペアンプから構成されていることを特徴とするインピーダンス整合装置。
  2. 高速電気信号伝送に用いられる集積回路の送信部又は受信部において、出力インピーダンス又は入力インピーダンスを制御するインピーダンス整合装置であって、
    前記インピーダンス整合装置は、
    抵抗及びインピーダンス整合用トランジスタを有する終端部と、
    オペアンプを有するリファレンス電圧生成部とを具備し、
    前記オペアンプによって前記インピーダンス整合用トランジスタのゲート電圧を制御することにより所望のインピーダンスを得ることを特徴とするインピーダンス整合装置。
  3. 前記リファレンス電圧生成部は、前記終端部と同じ回路構成からなるダミー回路部を有することを特徴とする請求項2記載のインピーダンス整合装置。
  4. 前記ダミー回路部における抵抗の値と、前記終端部における前記抵抗の値とは異なり、前記ダミー回路部におけるインピーダンス整合用トランジスタのサイズと、前記終端部における前記インピーダンス整合用トランジスタのサイズは異なることを特徴とする請求項3記載のインピーダンス整合装置。
  5. 前記リファレンス電圧生成部は、送信部の出力端子又は受信部の入力端子の電圧を積分する積分器を有することを特徴とする請求項2記載のインピーダンス整合装置。
  6. 伝送方式が差動伝送の場合、前記リファレンス電圧生成部は、差動出力又は差動入力の平均値を出力する平均値生成部を有することを特徴とする請求項2記載のインピーダンス整合装置。
  7. 半導体レーザ駆動手段と半導体レーザ変調手段からなる半導体レーザ変調駆動装置において、前記半導体レーザ駆動手段と前記半導体レーザ変調手段が別々のチップで構成される場合、前記半導体レーザ駆動手段と前記半導体レーザ変調手段との間の信号伝送に、請求項1から6のいずれか1項に記載のインピーダンス整合装置を用いたことを特徴とする半導体レーザ変調駆動装置。
  8. 画像形成装置内のチップ間又はボード間の電気信号伝送に、請求項1から6のいずれか1項に記載のインピーダンス整合装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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