JP2006121268A - 映像表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アスペクト比の異なる映像を切り替えて表示したとき、映像の乱れが生じないようにする。
【解決手段】 CCD201またはデジタルビデオテープ202から入力された入力映像信号はクロック検出部203を介して入力ソースバッファ204に供給される。アスペクト比検出部205は、この映像信号からアスペクト比を検出し、映像変換装置A210、B220に供給する。映像変換装置B220は、内部メモリ230に記憶された出力先の表示画面のアスペクト比と、アスペクト比検出部205によって検出された入力映像信号のアスペクト比とに基づいて、必要に応じて入力映像信号に対して垂直方向または水平方向の圧縮処理を施し、出力セレクタ250に供給する。映像変換装置A210は、映像変換装置B220の圧縮処理の遅延時間に応じて入力映像信号を遅延させ、出力セレクタ250に出力する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、映像表示制御装置に関し、特に入力映像のアスペクト比を変換して表示する映像表示制御装置、および、これらにおける処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
近年、テレビジョン受像機(以下、テレビと記載する)等においては、アスペクト比が4:3の表示画面を備えるものに加え、いわゆるワイド画面と呼ばれるアスペクト比が16:9の表示画面を備えるものが広く普及するようになってきた。ここで、アスペクト比とは、画面や画像の縦と横の長さ(ピクセル数)の比のことである。現在、テレビの地上波放送、ハイビジョン放送以外のBS放送などはアスペクト比が4:3であるが、BSデジタルを含むハイビジョン放送はアスペクト比が16:9となっている。この現状に対応するように、アスペクト比が16:9の映像が放送される機会が増えるとともに、アスペクト比が16:9の映像を記録した映像ソフトの販売も多くなってきている。また、ビデオカムコーダなどの映像記録再生装置においても、アスペクト比が16:9の映像を記録再生するものが普及しつつある。
このような状況において、ビデオカムコーダとテレビを接続し、ビデオカムコーダの出力映像をテレビの表示画面に表示して鑑賞する場合、ビデオカムコーダの出力映像のアスペクト比と、テレビの表示画面のアスペクト比の関係、即ち、ビデオカムコーダの出力映像のアスペクト比とテレビの表示画面のアスペクト比の組み合わせが問題となる。
例えば、ビデオカムコーダの記録映像のアスペクト比が16:9であっても、ユーザが所有しているテレビの表示画面のアスペクト比は、16:9の場合もあれば4:3の場合もある。従って、いかなる組み合わせにおいても、ユーザが所有するテレビの表示画面のアスペクト比に映像を変換し、ユーザが快適に映像を鑑賞することができるようにすることが必要かつ不可欠である。
そのような従来技術として、上下バーに補強信号が多重されたアスペクト比16:9の映像信号を受信した場合、上下バー期間での直流オフセットおよび多重信号をマスクすることにより、4:3のモニタで支障なくアスペクト比16:9の映像を表示することができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、映像信号に対して処理を施す各映像信号処理経路の処理時間に応じて、可変音声遅延回路に遅延時間を設定することにより、各映像信号処理経路で可変音声遅延回路を共用することができ、映像信号の出力タイミングと音声信号の出力タイミングとを小規模の回路で合わせることができるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平05−328251号公報(図1) 特開平08−102911号公報(図1)
しかしながら、上述の従来技術では、映像信号を変換するための処理に要する時間分だけ変換後の映像信号に遅延が発生していた。このため、映像信号のアスペクト比を変換する処理を施した場合の表示と、映像信号のアスペクト比を変換しない場合の表示とを切り替えるとき、切り替え前に表示されていた映像と、切り替え後に表示された映像との間の同期ずれによって一瞬映像が乱れてしまい、ユーザに不快な思いをさせたり、故障したのではないかという不安を与えてしまったりすることがあった。
そこで、本発明は、映像信号に対してアスペクト比の変換処理を施した場合に発生する遅延時間に応じて、映像信号に対して変換処理を施さない場合には、映像信号の出力のタイミングを、遅延用のラインメモリを用いてあえて遅延させることにより、その映像信号の遅延時間とアスペクト比の変換処理が施された映像信号の遅延時間とを一致させ、この変換処理によって発生した遅延をユーザが認識することができないようにすることを目的とする。また、映像信号の切り替えを垂直同期信号の垂直ブランキング期間に行うようにすることにより、映像信号の切り替え時の映像の乱れを抑制することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、所定の映像信号を供給する映像供給手段と、上記映像供給手段によって供給された上記映像信号のアスペクト比をソースアスペクト比として検出するソースアスペクト比検出手段と、上記映像信号を表示する際のアスペクト比を出力アスペクト比として設定する出力アスペクト比設定手段と、上記ソースアスペクト比および上記出力アスペクト比に基づいて上記映像信号に対して圧縮変換処理を施す圧縮変換手段と、上記圧縮変換手段による圧縮変換処理に伴う所定の遅延時間に対応して上記映像信号を上記遅延時間分遅延させる遅延手段と、上記圧縮変換手段および上記遅延手段の何れか一方の出力を上記ソースアスペクト比および上記出力アスペクト比に基づいて選択して出力する選択手段とを具備することを特徴とする映像表示制御装置である。これにより、表示画面に表示される映像のアスペクト比が切り替えられても、映像に乱れが生じないようにさせるという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、所定の映像信号を供給する映像供給手段と、 所定の出力アスペクト比によって上記映像信号を表示する表示手段と、上記映像供給手段によって供給された上記映像信号のアスペクト比をソースアスペクト比として検出するソースアスペクト比検出手段と、上記ソースアスペクト比および上記出力アスペクト比に基づいて上記映像信号に対して圧縮変換処理を施す圧縮変換手段と、上記圧縮変換手段による圧縮変換処理に伴う所定の遅延時間に対応して上記映像信号を上記遅延時間分遅延させる遅延手段と、上記圧縮変換手段および上記遅延手段の何れか一方の出力を上記ソースアスペクト比および上記出力アスペクト比に基づいて選択して上記表示手段に表示させる選択手段とを具備することを特徴とする映像表示装置である。これにより、表示画面に表示される映像のアスペクト比が切り替えられても、映像に乱れが生じないようにさせるという作用をもたらす。
また、本発明の第1の側面または本発明の第2の側面において、上記遅延手段は、上記映像信号を遅延させる遅延処理を行う遅延処理手段と、上記遅延時間を設定する遅延時間設定手段と、上記設定された遅延時間分の遅延処理が行われるよう上記遅延処理手段を制御する遅延時間調整手段とを具備することができる。また、上記遅延処理手段はラインメモリを備え、上記遅延時間調整手段は上記設定された遅延時間分の遅延処理が行われるよう上記ラインメモリのループ回数を制御するようにすることができる。これにより、遅延時間を任意に設定させるという作用をもたらす。
また、本発明の第1の側面または第2の側面において、上記圧縮変換手段は、上記映像信号の解像度を変換する解像度変換手段と、上記映像信号の下部にレターボックスを付加する下部レターボックス生成手段とを備え、上記遅延時間は上記下部レターボックス生成手段によって上記映像信号の下部に付加されるレターボックスの出力時間に相当するようにすることができる。これにより、上記遅延時間分だけスルー映像を遅延させることにより、解像度が変換された映像との出力タイミングを一致させるという作用をもたらす。
また、本発明の第1の側面または第2の側面において、上記選択手段は、上記映像信号における垂直同期信号の垂直ブランキング期間に限って上記圧縮変換手段および上記遅延手段の何れか一方から他方へ切り替えるようにすることができる。これにより、表示画面に表示される映像のアスペクト比が切り替えられても、映像に乱れが生じないようにさせるという作用をもたらす。
また、本発明の第3の側面は、供給された所定の映像信号のアスペクト比をソースアスペクト比として検出する手順と、上記映像信号を表示する際のアスペクト比を出力アスペクト比として設定する手順と、上記ソースアスペクト比および上記出力アスペクト比に基づいて上記映像信号に対して圧縮変換処理を施す手順と、上記圧縮変換処理に伴う所定の遅延時間に対応して上記映像信号を上記遅延時間分遅延させる遅延処理を行う手順と、上記圧縮変換処理および上記遅延処理の何れか一方による出力を上記ソースアスペクト比および上記出力アスペクト比に基づいて選択して出力する手順とを具備することを特徴とする映像表示制御方法である。これにより、表示画面に表示される映像のアスペクト比が切り替えられても、映像に乱れが生じないようにさせるという作用をもたらす。
また、本発明の第4の側面は、所定の出力アスペクト比によって映像信号を表示する表示手段を備える映像表示装置において、供給された上記映像信号のアスペクト比をソースアスペクト比として検出する手順と、上記ソースアスペクト比および上記出力アスペクト比に基づいて上記映像信号に対して圧縮変換処理を施す手順と、上記圧縮変換処理に伴う所定の遅延時間に対応して上記映像信号を上記遅延時間分遅延させる遅延処理を行う手順と、上記圧縮変換処理および上記遅延処理の何れか一方による出力を上記ソースアスペクト比および上記出力アスペクト比に基づいて選択して上記表示手段に表示させる手順とを具備することを特徴とする映像表示方法である。これにより、表示画面に表示される映像のアスペクト比が切り替えられても、映像に乱れが生じないようにさせるという作用をもたらす。
本発明によれば、表示画面に表示される映像のアスペクト比を切り替えても、映像に乱れが生じないという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における映像表示制御装置の一例としてのデジタルビデオカメラ(ビデオカムコーダ)100の外観図である。図1に示すように、デジタルビデオカメラ100は、レンズ101と、ファインダ102と、電源スイッチ103と、タッチパネル104と、ジョグダイヤル105と、左方向指定ボタン106と、右方向指定ボタン107とから構成されている。
レンズ101は、前方から入射した光を集光し、レンズ101の後方に設けられたCCD(Charge Coupled Device)201(図2参照)の表面に撮影対象となる物体の画像を結像させるようになっている。CCD201は、その表面に形成された画像に対応する電気信号を発生し、映像信号として出力するようになっている。
ファインダ102は、CCD201より出力された映像信号を表示するようになっている。電源スイッチ103は、デジタルビデオカメラの電源をオン/オフするためのものである。タッチパネル104は、図2に示すように、指等でタッチされたことを検出する透明な板状の部材からなる検出部111と、各種情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部112とからなる。
また、タッチパネル104は、表示部112上に検出部111が設けられた構成とされ、表示部112に表示された選択項目に対応する検出部111の所定の領域を指でタッチすることにより、所望の選択項目を選択することができるようになっている。
ジョグダイヤル105は、上下方向に回転操作することにより、タッチパネル104の直下に設けられた表示部112に表示されたカーソル等を上下方向に移動させるためのものである。左方向指定ボタン106は、タッチパネル104に表示されたカーソル等を左方向に移動させるためのものである。右方向指定ボタン107は、タッチパネル104に表示されたカーソル等を右方向に移動させるためのものである。
図2は、図1のデジタルビデオカメラ100の内部の電気的な構成例を示すブロック図である。同図に示すように、デジタルビデオカメラは、CCD201と、CCD201から出力された映像信号またはデジタルビデオテープ202の再生信号いずれかが入力されるクロック検出部203と、入力ソースバッファ204と、アスペクト比検出部205と、映像変換装置A210と、映像変換装置B220と、内部メモリ230と、上述したタッチパネル104と、出力セレクタ250と、出力端子260とから構成されている。出力端子260は、例えば、セパレート(Separate)端子(以下、S端子と略記する)とすることができる。
また、映像変換装置A210には、水平遅延量調節部211、水平遅延量設定部212、および、水平遅延用ラインメモリ213が設けられている。また、タッチパネル104には、タッチパネル104の表面が指等によってタッチされたか否か、および、タッチされた位置を検出する検出部111と、各種データを表示する表示部112とが設けられている。
CCD201は、上述したように、その表面に形成された画像に対応する電気信号を発生し、映像信号として出力するようになっている。デジタルビデオテープ202には、映像信号が記録されており、図示しない再生回路によって再生されたその映像信号が後述するクロック検出部203を介して入力ソースバッファ204に供給されるようになっている。
クロック検出部203は、CCD201より供給された映像信号、または、デジタルビデオテープ202より(図示しない)再生回路を介して供給された映像信号を入力ソースバッファ204に供給するようになっている。また、このクロック検出部203は、映像信号から垂直同期信号を検出し、クロック信号として入力ソースバッファ204、映像変換装置A210の水平遅延量調節部211、映像変換装置B220、および、出力セレクタ250にそれぞれ供給するようになっている。
入力ソースバッファ204は、クロック検出部203を介して入力された映像信号を一時的に保持し、クロック検出部203より供給されるクロック信号に同期して、その映像信号をアスペクト比検出部205、映像変換装置A210の水平遅延用ラインメモリ213、および、映像変換装置B220にそれぞれ供給するようになっている。
アスペクト比検出部205は、入力ソースバッファ204より供給された映像信号に基づいて、そのアスペクト比を検出し、検出したアスペクト比を示すデータを映像変換装置B220、および、出力セレクタ250にそれぞれ供給するようになっている。
映像変換装置A210の水平遅延量設定部212は、内部メモリ230に記憶されている下部レターボックスの付加量に応じて、映像信号に対して変換処理を施さない場合に出力する映像信号の遅延量(遅延時間)を示すデータを水平遅延量調節部211に供給するようになっている。下部レターボックスの付加量は、予めユーザによってタッチパネル104を操作して入力され、内部メモリ230に記憶されている。
水平遅延量調節部211は、水平遅延量設定部212より供給された遅延量を示すデータに基づいて、水平遅延用ラインメモリ213を制御し、水平遅延用ラインメモリ213を所定の回数分だけループさせるようになっている。
水平遅延用ラインメモリ213は、入力された映像信号に対して、水平遅延量調節部211によって指定された回数分だけループ処理を行い、出力セレクタ250に供給するようになっている。即ち、例えば、30H分(1フィールドあたり30ライン分)のループが指定された場合、入力された映像信号は30H分だけ遅延して出力セレクタ250に供給されることになる。
映像変換装置B220は、図3を参照して後述するように、入力された映像信号のアスペクト比を変換し、変換後の映像信号を出力セレクタ250に供給するようになっている。
タッチパネル104は、図示しない制御部の制御により、テレビジョン受像機(以下、テレビと略記する)等の表示画面に表示する映像のアスペクト比を選択するためのアスペクト比選択画面を表示するようになっている。
選択可能なアスペクト比は、例えば、16:9および4:3である。ユーザが所望のアスペクト比が表示された領域を指でタッチすると、検出部111によって指でタッチされたこと、並びに、その位置が検出され、表示部112の画面に表示された選択項目の表示位置とに基づいて、どの選択項目が選択されたかが判断され、選択された選択項目に対応する制御信号が出力セレクタ250に供給される。
内部メモリ230は、ユーザがタッチパネル104を操作して選択したアスペクト比を示すデータを記憶し、適宜、映像変換装置B220に供給するようになっている。
出力セレクタ250は、アスペクト比検出部205から供給されるアスペクト比を示すデータ、および、内部メモリ230に格納されている、ユーザが選択したアスペクト比を示すデータに基づいて、水平遅延用ラインメモリ213と出力端子260とが接続状態、または非接続状態になるように内部のスイッチを切り替える。
出力端子260は、テレビ等のビデオ入力端子と図示しないケーブルを介して接続され、出力セレクタ250を介して供給された映像信号をテレビ等のビデオ入力端子に供給するようになっている。
図3は、図2の映像変換装置B220の詳細な構成例を示すブロック図である。図3に示すように、映像変換装置B220は、ラインカウンタ221と、映像変換制御部222と、入力バッファ223と、上部レターボックス生成部224と、解像度変換部225と、下部レターボックス生成部226と、出力バッファ227とから構成されている。
ラインカウンタ221は、クロック検出部203より供給されたクロック信号を映像変換制御部222に供給するようになっている。映像変換制御部222は、アスペクト比検出部205より供給されたアスペクト比を示すデータと、内部メモリ230より供給された下部レターボックスの行数を示すデータとに基づいて、上部レターボックスの行数を算出し、上部レターボックス生成部224に対して算出した上記行数分だけ上部レターボックスを生成するよう制御するようになっている
また、映像変換制御部222は、解像度変換部225に対して、アスペクト比検出部205より供給された現在入力されている映像データのアスペクト比を示すデータに基づいて、垂直方向および水平方向の少なくともいずれか一方について映像信号を圧縮するよう制御するようになっている。さらに、映像変換制御部222は、下部レターボックス生成部226に対して、内部メモリ230より供給された下部レターボックスの行数を示すデータに対応する行数分だけ下部レターボックスを生成するよう制御するようになっている。
入力バッファ223は、入力ソースバッファ204より供給された映像信号を一時的に保持し、適宜、解像度変換部225に供給するようになっている。
上部レターボックス生成部224は、映像変換制御部222からの制御により、指定された行数分の上部レターボックスを生成し、生成した上部レターボックスに対応する映像信号を1行ずつ出力バッファ227に供給するようになっている。
解像度変換部225は、入力された映像信号のアスペクト比を16:9から4:3に、または、4:3から16:9に変換し、アスペクト比が変換された後の映像信号を出力バッファ227に供給するようになっている。
下部レターボックス生成部226は、映像変換制御部222からの制御により、指定された行数分の下部レターボックスを生成し、生成した下部レターボックスに対応する映像信号を1行ずつ出力バッファ227に供給するようになっている。
また、アスペクト比を4:3から16:9に変換するときには、上部レターボックス生成部224は、左右にレターボックスが付加する制御を行う。
出力バッファ227は、上部レターボックス生成部224、解像度変換部225、および、下部レターボックス生成部226よりそれぞれ供給された映像信号を一時的に蓄積し、所定のタイミングで順次出力するようになっている。ここでは、入力バッファ223と出力バッファ227は別個のものとして説明したが、物理的には同一のものとしてもよい。
図4は、入力ソースバッファ204に入力される映像信号のアスペクト比と、出力端子260から出力される映像信号のアスペクト比の関係を表している。この例では、入力される映像信号のアスペクト比は4:3または16:9であり、出力される映像信号のアスペクト比は4:3または16:9である。
入力される映像信号のアスペクト比が4:3、出力される映像信号のアスペクト比が16:9の場合、映像信号は水平方向に圧縮され、その映像信号の左右にレターボックスが付加される。また、入力される映像信号のアスペクト比が16:9、出力される映像信号のアスペクト比が4:3の場合、映像信号は垂直方向に圧縮され、その映像信号の上下にレターボックスが付加される。
また、タッチパネル104は、アスペクト比が16:9に固定されているが、出力端子260には、アスペクト比が16:9および4:3の表示装置が接続可能となっている。従って、ユーザは、出力端子260に接続される表示装置のアスペクト比を選択しなければならない。
図5は、映像信号のアスペクト比を16:9から4:3に変換する例を示している。この例では、垂直方向に圧縮した180ラインの映像信号に、30ラインの上部レターボックスが付加され、さらに30ラインの下部レターボックスが付加されている。
次に本発明の実施の形態における解像度変換装置B220の動作について図面を参照して説明する。ここでは、アスペクト比が16:9の映像信号をアスペクト比が4:3の映像信号に変換する場合について説明する。
図6は、アスペクト比が16:9の入力映像をアスペクト比が4:3の映像信号に変換して出力する場合と、スルーで出力する場合の出力タイミングを示している。図6(a)は、30ラインの上部レターボックスと30ラインの下部レターボックスをそれぞれ付加する例を示しており、図6(b)は、上部レターボックスは付加せずに、60ラインの下部レターボックスを付加する例を示している。
入力ソースバッファ204に入力された映像信号は、映像変換装置A210、および、映像変換装置B220にそれぞれ供給される。
映像変換装置B220に供給された映像信号は、アスペクト比が16:9から4:3に変換され、30ラインの上部レターボックスと30ラインの下部レターボックスがそれぞれ付加された後、出力される。従って、映像変換装置B220から出力される映像信号は、下部レターボックスの30ライン分だけ入力映像に対して遅延することになる。
一方、映像変換装置A210に供給された映像信号はそのままスルーで出力されるので、そのまま遅延させずに出力すると、映像変換装置A210から映像信号が出力されるタイミングと映像変換装置B220から映像信号が出力されるタイミングとの間にずれが生じる。このずれは、図6(a)に示した例では30ライン分に相当し、図6(b)に示した例では60ライン分に相当する。
これらの例における30ライン分の遅延または60ライン分の遅延は、下部レターボックスの30ライン分または60ライン分に対応している。即ち、スルーで出力される映像信号の所定のフィールドの最後のラインと、同一フィールドの垂直方向に圧縮された映像信号の最後のライン(下部レターボックスの先頭のラインの直前のライン)の出力タイミングを一致させると、垂直方向に圧縮された映像信号の下部レターボックスに対応する30ラインまたは60ラインが、スルーの映像信号の最後のラインの後に出力されることになる。従って、この30ラインまたは60ラインの出力に要する時間が垂直方向に圧縮された映像信号の遅延となる。
この遅延時間分だけ、スルーの映像信号の出力タイミングを遅延させることにより、スルーで出力した場合の映像信号の表示タイミングと、垂直方向に圧縮され、下部レターボックスが付加された映像信号の表示タイミングとが一致する。
従って、例えば、下部レターボックスが60ラインであれば、スルーの映像信号の出力タイミングは60ライン分だけ遅延させられる。また、下部レターボックスが0ラインであれば、遅延は生じないということになる。この遅延の大きさ(遅延量)に合わせて、映像変換装置A210から映像信号が出力されるタイミングが遅延させられる。
次に、アスペクト比の異なる映像信号の切り替えを、垂直同期信号の垂直ブランキング期間内に行うようにして、表示画面に表示される映像の乱れをできるだけ抑制する方法について説明する。
図7は、出力セレクタ250によって出力端子260と映像変換装置A210または映像変換装置B220の接続が切り替えられるタイミングと、出力端子260に接続されたテレビの表示画面に表示された映像の関係を示している。図7(a)は、垂直同期信号と非同期に出力セレクタ250を切り替え、入力ソースバッファ204から出力された映像信号が出力端子260に供給される経路を切り替える場合の例を示している。
図7(b)は、垂直同期信号に同期して、垂直同期信号の垂直ブランキング期間中に出力セレクタ250を切り替え、入力ソースバッファ204から出力された映像信号が出力端子260に供給される経路を切り替える場合の例を示している。いま、入力される映像信号のアスペクト比は16:9とし、映像変換装置B220はこの映像信号に対して垂直方向に圧縮し、圧縮された映像信号の上下にレターボックスを付加し、アスペクト比が4:3の映像信号を出力するものとする。
図7(a)に示したように、垂直同期信号と非同期で出力セレクタ250が切り替えられ、映像信号の1フィールドを表示している途中で入力ソースバッファ204から映像変換装置A210を経由し、出力端子260に至る経路が、入力ソースバッファ204から映像変換装置B220を経由し、出力端子260に至る経路に切り替えられた場合、出力端子260に接続されたテレビの表示画面に表示される映像は一瞬乱れた後、切り替わる。この乱れは、1フィールドの表示期間内にアスペクト比の異なる映像信号に切り替わるため、1フィールド内にアスペクト比の異なる2種類の映像が混在することによる。
一方、図7(b)に示したように、垂直同期信号の垂直ブランキング期間内に出力セレクタ250が切り替えられ、映像信号の1フィールドを表示し終わった後、垂直ブランキング期間内に入力ソースバッファ204から映像変換装置A210を経由し、出力端子260に至る経路が、入力ソースバッファ204から映像変換装置B220を経由し、出力端子260に至る経路に切り替えられた場合、出力端子260に接続されたテレビの表示画面に表示される映像は乱れることなく切り替わる。
図8は、映像変換装置B220の処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップS911において、映像変換制御部222により、入力映像信号のアスペクト比が16:9であるか否かが判定される。入力映像信号のアスペクト比が16:9であると判定された場合、ステップS912に進む。
ステップS912において、映像変換制御部222は、垂直方向に入力映像信号を圧縮するよう、解像度変換部225を制御する。映像変換制御部222からの上記制御により、解像度変換部225は、入力バッファ223を介して入力された映像信号のアスペクト比を16:9から4:3に変換し、変換後の映像信号を出力バッファ227に出力する。
次に、ステップS913において、映像信号の上下にレターボックスが付加される。即ち、映像変換制御部222は、内部メモリ230から供給された下部レターボックスの行数を示すデータに基づいて上部レターボックスの行数を算出し、上部レターボックス生成部224に対して、いま算出した行数分だけ上部レターボックスを映像信号の前に付加するよう制御する。映像変換制御部222からの制御により、上部レターボックス生成部224は、指定された行数分の上部レターボックスを生成し、出力バッファ227に出力する。
さらに、映像変換制御部222は、下部レターボックス生成部226に対して、内部メモリ230より供給された下部レターボックスの行数分だけ下部レターボックスを映像信号の後ろに付加するよう制御する。映像変換制御部222からの上記制御により、下部レターボックス生成部226は、指定された行数分の下部レターボックスを生成し、出力バッファ227に出力する。出力バッファ227は、上部レターボックスと圧縮された映像信号と下部レターボックスからなるアスペクト比が4:3の映像信号を生成し、出力する。
一方、ステップS911において、入力映像信号のアスペクト比が16:9ではない(この例では4:3である)と判定された場合、ステップS914に進む。ステップS914においては、映像変換制御部222は、解像度変換部225に対して水平方向に映像信号を圧縮するよう制御する。この制御により、解像度変換部225は、入力映像信号を水平方向に圧縮し、入力映像信号のアスペクト比を16:9から4:3に変換する。次に、ステップS915において、左右にレターボックスが付加され、出力バッファ227に出力される。出力バッファ227は、左右にレターボックスが付加されたアスペクト比が16:9の映像信号を生成し、出力する。
出力バッファ227は、上述したようにして生成したアスペクト比が4:3の映像信号、または16:9の映像信号をクロック信号に同期して出力し、出力端子260に供給する。
図9は、入力された映像信号を出力端子260を介して出力端子260に接続されたテレビに供給し、その表示画面に表示させる場合の出力セレクタ250の処理手順を示すフローチャートである。この例では、入力される映像信号のアスペクト比は16:9であるものとしている。まず最初に、ステップS921において、出力セレクタ250によって、クロック検出部203より供給されるクロック信号に基づいて、現在、垂直同期信号が垂直ブランキング期間中であるか否かが判定される。その結果、垂直ブランキング期間中ではないと判定された場合、ステップS921の処理が繰り返し実行される。一方、垂直ブランキング期間中であると判定された場合、ステップS922に進む。
ステップS922においては、内部メモリ230に記憶されているアスペクト比が16:9であるか否かが判定される。内部メモリ230に記憶されているアスペクト比は、ユーザがタッチパネル104を用いて設定したものである。内部メモリ230に記憶されているアスペクト比が16:9であると判定された場合、ステップS923に進み、映像変換装置A210から出力された映像信号が出力端子260にスルーで(垂直方向および水平方向のいずれにも圧縮処理を施されないで)供給されるように内部のスイッチを切り替える。即ち、出力セレクタ250は、映像変換装置A210と出力端子260とを接続状態にし、映像変換装置B220と出力端子260とを未接続の状態にする。
一方、ステップS922において、内部メモリ230に記憶されているアスペクト比が16:9ではない(この例では4:3である)と判定された場合、ステップS924に進む。ステップS924においては、映像変換装置B220から出力された映像信号(いまの場合、垂直方向に対して圧縮処理が施され、上下にレターボックスが付加されたもの)が出力端子260に供給されるように、内部のスイッチを切り替える。即ち、出力セレクタ250は、映像変換装置A210と出力端子260とを未接続状態にし、映像変換装置B220と出力端子260とを接続状態にする。ステップS923またはS924の処理が終了すると、本処理を終了する。
図10は、入力された映像信号をタッチパネル104を構成する表示部112に表示させる場合の出力セレクタ250の処理手順を示すフローチャートである。この例では、表示部112のアスペクト比は16:9とする。
まず最初に、ステップS931において、入力された映像信号のアスペクト比が16:9であるか否かが判定される。その結果、入力された映像信号のアスペクト比が16:9であると判定された場合、ステップS932に進み、出力セレクタ250は、映像変換装置A210から出力された映像信号がスルーでタッチパネル104を構成する表示部112に供給されるように内部のスイッチを切り替える。即ち、映像変換装置A210とタッチパネル104を構成する表示部112とを接続状態にする。
一方、ステップS931において、入力された映像信号のアスペクト比が16:9ではない(いまの場合、4:3である)と判定された場合、ステップS933に進み、映像変換装置B220から出力された映像信号(水平方向に対して圧縮処理が施され、左右にレターボックスが付加されたもの)がタッチパネル104を構成する表示部112に供給されるように内部のスイッチを切り替える。即ち、映像変換装置B220とタッチパネル104を構成する表示部112とを接続する。ステップS932またはS933の処理が終了すると、本処理を終了する。
このように、本発明の実施の形態によれば、ユーザが出力先の表示画面のアスペクト比を指定した場合や、表示画面のアスペクト比が決まっており、入力映像のアスペクト比が切り替わった場合に、表示画面にアスペクト比の異なる映像を切り替えて表示するとき、映像が乱れないようにすることができる。これにより、ユーザに不快な思いをさせたり、故障ではないかという不安感を与えたりすることがないようにすることができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、映像供給手段は、例えば、入力ソースバッファ204に対応する。また、ソースアスペクト比検出手段は、例えば、アスペクト比検出部205に対応する。また、出力アスペクト比設定手段は、例えば、内部メモリ230に対応する。また、圧縮変換手段は、例えば、映像変換装置B220に対応する。また、遅延手段は、例えば、映像変換装置A210に対応する。また、選択手段は、例えば、出力セレクタ250に対応する。
また、請求項2または7において、遅延処理手段は、例えば、水平遅延用ラインメモリ213に対応する。また、遅延時間設定手段は、例えば、水平遅延量設定部212に対応する。また、遅延時間調整手段は、例えば、水平遅延量調節部211に対応する。
また、請求項4または9において、解像度変換手段は、例えば、解像度変換部225に対応する。また、下部レターボックス生成手段は、例えば、下部レターボックス生成部226に対応する。
また、請求項6において、映像供給手段は、例えば、入力ソースバッファ204に対応する。また、表示手段は、例えば、表示部112に対応する。また、また、ソースアスペクト比検出手段は、例えば、アスペクト比検出部205に対応する。また、圧縮変換手段は、例えば、映像変換装置B220に対応する。また、遅延手段は、例えば、映像変換装置A210に対応する。また、選択手段は、例えば、出力セレクタ250に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の活用例として、例えば、デジタルビデオカムコーダに限らず、ビデオプレーヤや、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ等にテレビジョン装置を接続して再生映像を表示させる際に本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態における映像を記録し、再生するデジタルビデオカメラ(ビデオカムコーダ)100の外観図である。 本発明の実施の形態におけるデジタルビデオカメラ100の内部の電気的な構成例を示すブロック図である 本発明の実施の形態における映像変換装置B220の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における入力ソースバッファ204に入力される映像信号のアスペクト比と、出力端子260から出力される映像信号のアスペクト比の関係を示す図である。 映像信号のアスペクト比を16:9から4:3に変換する例を示す図である。 垂直方向に圧縮変換した映像信号が遅延する様子を示す模式図である。 映像信号を切り替えるタイミングと表示される映像信号の関係を示す図である。 本発明の実施の形態における映像変換装置B220の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態における出力セレクタ250の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態における出力セレクタ250の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 デジタルビデオカメラ
101 レンズ
102 ファインダ
103 電源スイッチ
104 タッチパネル
105 ジョグダイヤル
106 左方向指定ボタン
107 右方向指定ボタン
111 検出部
112 表示部
201 CCD
202 デジタルビデオテープ
203 クロック検出部
204 入力ソースバッファ
205 アスペクト比検出部
210 映像変換装置A
211 水平遅延量調節部
212 水平遅延量設定部
213 水平遅延用ラインメモリ
220 映像変換装置B
221 ラインカウンタ
222 映像変換制御部
223 入力バッファ
224 上部レターボックス生成部
225 解像度変換部
226 下部レターボックス生成部
227 出力バッファ
230 内部メモリ
250 出力セレクタ
260 出力端子

Claims (12)

  1. 所定の映像信号を供給する映像供給手段と、
    前記映像供給手段によって供給された前記映像信号のアスペクト比をソースアスペクト比として検出するソースアスペクト比検出手段と、
    前記映像信号を表示する際のアスペクト比を出力アスペクト比として設定する出力アスペクト比設定手段と、
    前記ソースアスペクト比および前記出力アスペクト比に基づいて前記映像信号に対して圧縮変換処理を施す圧縮変換手段と、
    前記圧縮変換手段による圧縮変換処理に伴う所定の遅延時間に対応して前記映像信号を前記遅延時間分遅延させる遅延手段と、
    前記圧縮変換手段および前記遅延手段の何れか一方の出力を前記ソースアスペクト比および前記出力アスペクト比に基づいて選択して出力する選択手段と
    を具備することを特徴とする映像表示制御装置。
  2. 前記遅延手段は、前記映像信号を遅延させる遅延処理を行う遅延処理手段と、前記遅延時間を設定する遅延時間設定手段と、前記設定された遅延時間分の遅延処理が行われるよう前記遅延処理手段を制御する遅延時間調整手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の映像表示制御装置。
  3. 前記遅延処理手段はラインメモリを備え、
    前記遅延時間調整手段は前記設定された遅延時間分の遅延処理が行われるよう前記ラインメモリのループ回数を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の映像表示制御装置。
  4. 前記圧縮変換手段は、前記映像信号の解像度を変換する解像度変換手段と、前記映像信号の下部にレターボックスを付加する下部レターボックス生成手段とを備え、
    前記遅延時間は前記下部レターボックス生成手段によって前記映像信号の下部に付加されるレターボックスの出力時間に相当する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像表示制御装置。
  5. 前記選択手段は、前記映像信号における垂直同期信号の垂直ブランキング期間に限って前記圧縮変換手段および前記遅延手段の何れか一方から他方へ切り替えることを特徴とする請求項1記載の映像表示制御装置。
  6. 所定の映像信号を供給する映像供給手段と、
    所定の出力アスペクト比によって前記映像信号を表示する表示手段と、
    前記映像供給手段によって供給された前記映像信号のアスペクト比をソースアスペクト比として検出するソースアスペクト比検出手段と、
    前記ソースアスペクト比および前記出力アスペクト比に基づいて前記映像信号に対して圧縮変換処理を施す圧縮変換手段と、
    前記圧縮変換手段による圧縮変換処理に伴う所定の遅延時間に対応して前記映像信号を前記遅延時間分遅延させる遅延手段と、
    前記圧縮変換手段および前記遅延手段の何れか一方の出力を前記ソースアスペクト比および前記出力アスペクト比に基づいて選択して前記表示手段に表示させる選択手段と
    を具備することを特徴とする映像表示装置。
  7. 前記遅延手段は、前記映像信号を遅延させる遅延処理を行う遅延処理手段と、前記遅延時間を設定する遅延時間設定手段と、前記設定された遅延時間分の遅延処理が行われるよう前記遅延処理手段を制御する遅延時間調整手段とを具備することを特徴とする請求項6記載の映像表示装置。
  8. 前記遅延処理手段はラインメモリを備え、
    前記遅延時間調整手段は前記設定された遅延時間分の遅延処理が行われるよう前記ラインメモリのループ回数を制御する
    ことを特徴とする請求項7記載の映像表示装置。
  9. 前記圧縮変換手段は、前記映像信号の解像度を変換する解像度変換手段と、前記映像信号の下部にレターボックスを付加する下部レターボックス生成手段とを備え、
    前記遅延時間は前記下部レターボックス生成手段によって前記映像信号の下部に付加されるレターボックスの出力時間に相当する
    ことを特徴とする請求項6記載の映像表示装置。
  10. 前記選択手段は、前記映像信号における垂直同期信号の垂直ブランキング期間に限って前記圧縮変換手段および前記遅延手段の何れか一方から他方へ切り替えることを特徴とする請求項6記載の映像表示装置。
  11. 供給された所定の映像信号のアスペクト比をソースアスペクト比として検出する手順と、
    前記映像信号を表示する際のアスペクト比を出力アスペクト比として設定する手順と、
    前記ソースアスペクト比および前記出力アスペクト比に基づいて前記映像信号に対して圧縮変換処理を施す手順と、
    前記圧縮変換処理に伴う所定の遅延時間に対応して前記映像信号を前記遅延時間分遅延させる遅延処理を行う手順と、
    前記圧縮変換処理および前記遅延処理の何れか一方による出力を前記ソースアスペクト比および前記出力アスペクト比に基づいて選択して出力する手順と
    を具備することを特徴とする映像表示制御方法。
  12. 所定の出力アスペクト比によって映像信号を表示する表示手段を備える映像表示装置において、
    供給された前記映像信号のアスペクト比をソースアスペクト比として検出する手順と、
    前記ソースアスペクト比および前記出力アスペクト比に基づいて前記映像信号に対して圧縮変換処理を施す手順と、
    前記圧縮変換処理に伴う所定の遅延時間に対応して前記映像信号を前記遅延時間分遅延させる遅延処理を行う手順と、
    前記圧縮変換処理および前記遅延処理の何れか一方による出力を前記ソースアスペクト比および前記出力アスペクト比に基づいて選択して前記表示手段に表示させる手順と
    を具備することを特徴とする映像表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2244469A1 (en) * 2009-04-22 2010-10-27 Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. A method for displaying a high-definition image on standard display systems having limited buffer

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