JP2006120373A - 真空遮断器,真空バルブ及び電極とその製法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
低サージ・耐溶着性能の良い真空遮断用電極、それを用いた真空遮断器を提供する。
【解決手段】
本発明の特徴は、銀を24〜67重量%、銅を5〜20重量%、残部の主成分としてタングステンカーバイドを含み、前記銀と銅の合計重量のうち、銅の占める重量の割合が
28%未満である電気接点を用いた真空遮断用電極と、それを用いた真空バルブ、または真空遮断器にある。また、前記の電気接点を焼結法により作製する方法にある。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空遮断器,真空開閉器,真空スイッチギア等に用いられる新規な真空バルブ、更にそれに用いられる電極及びその製造方法に関する。
真空遮断器に設置される真空バルブ内の電極に求められる要件の一つに、裁断電流値が小さいことが挙げられる。これは、真空バルブを誘導性回路に用いて電流を遮断すると、異常サージ電圧が発生して負荷機器の絶縁破壊などを引き起こす恐れがあるためで、異常サージ電圧を抑制するために裁断電流値を小さくする必要がある。
裁断電流値の小さい低サージ型の電極としては、例えばAg−WC系電極などが挙げられ、おもに溶浸法により製造される。
特開2002−50253号公報
しかしながら、これらの低サージ型電極はAgを含むために高価で、硬質なWCを含むために機械加工が困難で製造コストが大きく、さらには溶浸法で製造された緻密体の電極は耐溶着性能が不十分である。したがって、安価で、十分な耐溶着性を有する真空遮断器用低サージ型電極の開発が望まれる。
本発明の目的は、製造コストや原料が安価で、耐溶着性に優れる真空遮断器用低サージ型電極を提供することにある。
本発明の真空バルブ用電極は、AgとCuからなる高導電性金属と、WCからなる耐火性成分とで構成され、Agを24〜67重量%、Cuを5〜20重量%含み、AgとCuの合計量に対するCuの割合が28重量%未満である電気接点を有する。高導電性金属にAgとCuからなる高導電性金属を用いることにより、良好な通電性能を確保することができる。耐火性成分にWCを用いると、それ自体が電子を放出するとともに、通電時に電気抵抗体の役目をしてジュール熱でAgを揮散させるため、Ag蒸気の発生を促し、裁断電流値を小さくする(低サージ化する)ことができる。
さらに、構成成分であるAg,Cu,WCが上記の含有量であることにより、優れた通電性能を維持しつつ、焼結法により比較的緻密な接点部材が得られ、十分な低サージ性を確保することができる。
本発明の真空バルブ用電極の製造方法は、高導電性金属からなる粉末と、耐火性成分からなる粉末との混合粉末を、加圧成形した後、AgとCuの共晶点以下で加熱焼結するものである。共晶点はAu−Cuの場合780℃である。共晶点以上で加熱焼結すると、溶融して成形体の形状を維持できなくなり、また、構成成分の比重差で、電極成分の不均一化が生ずるためである。
なお、真空バルブ用電極の電気接点には、発生したアークを移動させるための曲線形状を持つスリット溝が設けられ、羽根型に分離された形状を有する。このスリット溝は、スリット溝を形成して羽根型を形作ることのできる金型に、電気接点を構成する原料粉末を充填して加圧成形することで、簡単に短時間で得ることができる。また、加圧成形により得られた羽根型の成形体を、構成成分であるAgとCuの共晶点以下の温度で焼結することにより、前述のスリット溝を持つ羽根型の形状を保ったままで電気接点を得ることができる。これにより、機械加工による溝切り工程が不要となり、加工時間が大幅に短縮できる。
また、本発明の真空バルブ用電極の製造方法は、耐火性成分からなる粉末の粒径が150μm以下、高導電性金属からなる粉末の粒径が60μm以下の原料粉末を用いるものである。この粒径以下の原料粉末を用いることで、十分な成形性及び焼結性を有し、安定した通電性能,耐溶着性および低サージ性能が得られるとともに、成形体の収縮率が大きくなり、比較的緻密で健全な電気接点が得られる。原料粉末の流動性が悪く、型充填が困難な場合には、適当なバインダーを添加し、スプレードライ法などにより造粒して顆粒状にしてもよい。
さらに、本発明の真空バルブ用電極の製造方法は、加圧成形時の圧力を100〜600MPaとするものである。成形圧力がこれより小さいと成形密度が小さくなり成形体が崩れやすく、これより大きいと成形体と金型が凝着しやすくなり、金型寿命が低下するとともに、生産性が低下する。
本発明にかかわる真空バルブは、真空容器内に一対の固定側電極及び可動側電極とを備え、固定側電極及び可動側電極の少なくとも一方に、前記の本発明にかかわる電極を用いたものである。
また、本発明にかかわる真空遮断器は、前記の本発明にかかわる真空バルブと、真空バルブ内の固定側電極及び可動側電極の各々に真空バルブ外に接続された導体端子と、可動側電極を駆動する開閉手段とを備えたものである。
なお、本発明にかかわる真空バルブは、真空遮断器以外の真空開閉機器にも適用できる。
本発明による真空バルブ用電極は、AgとCuからなる高導電性金属と、WCからなる耐火性成分から構成され、それぞれの成分を所定の含有量とすることにより、十分な低サージ性を有するとともに、所望の接点部材の形状を焼結によって得ることができるため、低コストで安価である。また、焼結法によって得られた接点部材は、原料粒子間の結合強度が適当であり(適度に弱く)、耐溶着性能に優れる。
以下、本発明の実施例を説明する。
本発明に関する第1実施例として、高導電性金属がAgおよびCu、耐火性成分がWCである電気接点を有する電極を作製した。図1は、作製した電極の構造を示す図である。図1において、1は電気接点、2はアークに駆動力を与えて停滞させないようにするためのスパイラル溝、3はステンレス製の補強板、4は電極棒、5はろう材である。
電気接点1の作製方法は次のとおりである。用いた原料粉末の粒径は、耐火性成分の
WCが約5μm、高導電性金属のAgが2μm、Cuが60μm以下である。組成は、
Cuを5〜20重量%の範囲で段階的に変え、AgとCuの合計量に対するCuの割合が28重量%未満となるようにAgを24〜67重量%の範囲とし、残部をWCとした。
Figure 2006120373
まず、前記Ag,Cu、及びWCの粉末を、所望の組成となるように混合した。次にこの混合粉を、スパイラル溝2を形成して所望の電気接点形状を形作ることのできる金型に充填し、油圧プレスにより250MPaの圧力で加圧成形した。成形体の相対密度はいずれも理論密度に対しおよそ68%であった。これを6.7×10-3Pa 以下の真空中で
780℃×120分間加熱し、表1のNo.2〜6に示す電気接点1を作製した。得られた電気接点1の相対密度は、いずれも理論密度に対し90〜96%であった。
さらに、電極の作製方法は次の通りである。電極棒4を無酸素銅で、また、補強板3をSUS304であらかじめ機械加工により作製しておき、前記の方法で得られた電気接点1及び補強板3の中央孔と電極棒4の凸部とを、ろう材5を介して嵌め合わせ、また電気接点1と補強板3との間にもろう材5を載置し、これを8.2×10-4Pa 以下の真空中で750℃×8分間加熱し、図1に示す電極を作製した。この際、電気接点1は後加工なしでそのまま用いることができる。この電極は定格電圧7.2kV ,定格電流600A,定格遮断電流12.5kA 用の真空バルブに用いることのできる電極である。なお、電気接点1の強度が十分であれば、補強板3は省いてもよい。
このように、本発明の製法で得られた電気接点は、成形過程で所望の形状が得られ、焼結後の機械加工が不要で、低コストで製造できる。
本発明に関する第2実施例として、実施例1で作製した電極を搭載した真空バルブを作製した。真空バルブの仕様は、定格電圧7.2kV ,定格電流600A,定格遮断電流
12.5kAとした。
図2は、本実施例に係わる真空バルブの構造を示す図である。図2において、1a,
1bはそれぞれ固定側電気接点,可動側電気接点、3a,3bは補強板、4a,4bはそれぞれ固定側電極棒,可動側電極棒で、これらをもってそれぞれ固定側電極6a,可動側電極6bを構成する。可動側電極6bは、遮断時の金属蒸気等の飛散を防ぐ可動側シールド8を介して可動側ホルダー12にろう付け接合される。これらは、固定側端板9a,可動側端板9b、及び絶縁筒13によって高真空にろう付け封止され、固定側電極6a及び可動側ホルダー12のネジ部をもって外部導体と接続される。絶縁筒13の内面には、遮断時の金属蒸気等の飛散を防ぐシールド7が設けられ、また、可動側端板9bと可動側ホルダー12の間には摺動部分を支えるためのガイド11が設けられる。可動側シールド8と可動側端板9bの間にはべローズ10が設けられ、真空バルブ内を真空に保ったまま可動側ホルダー12を上下させ、固定側電極6aと可動側電極6bを開閉させることが出来る。
このように、実施例1で作製した電気接点1a,1bを有する電極6a,6bを用いて、本発明にかかわる図2に示す真空バルブを作製した。
本発明に関する第3実施例として、実施例2で作製した真空バルブを搭載した真空遮断器を作製した。図3は、本実施例に係わる真空バルブ14とその操作機構を示す真空遮断器の構成図である。
真空遮断器は、操作機構部を前面に配置し、背面に真空バルブ14を支持する3相一括型の3組のエポキシ筒15を配置した構造である。真空バルブ14は、絶縁操作ロッド
16を介して、操作機構によって開閉される。
遮断器が閉路状態の場合、電流は上部端子17,電気接点1,集電子18,下部端子
19を流れる。電極間の接触力は、絶縁操作ロッド16に装着された接触バネ20によって保たれている。電極間の接触力および短絡電流による電磁力は、支えレバー21およびプロップ22で保持されている。投入コイル30を励磁すると開路状態からプランジャ
23がノッキングロッド24を介してローラ25を押し上げ、主レバー26を回して電極間を閉じたあと、支えレバー21で保持している。
遮断器が引き外し自由状態では、引き外しコイル27が励磁され、引き外しレバー28がプロップ22の係合を外し、主レバー26が回って電極間が開かれる。
遮断器が開路状態では、電極間が開かれたあと、リセットバネ29によってリンクが復帰し、同時にプロップ22が係合する。この状態で投入コイル30を励磁すると閉路状態になる。なお、31は排気筒である。
本発明に関する第4実施例として、第1実施例で作製した表1に示す電極の遮断試験を行い、裁断電流値の測定と耐溶着性能評価を行った。なお、比較材として、AgとCuの合計量に対するCuの割合が28重量%を超えるもの(表1のNo.7)、Cuの含有量が5重量%未満のもの(表1のNo.8)、及び従来の低サージ型電極材の一つである溶浸製法で作製された40Ag−60WC接点部材(表1のNo.1)も併せて試験した。
作製した電極を、実施例2で示した定格電圧7.2kV ,定格電流600A,定格遮断電流12.5kA の真空バルブに搭載し、実施例3で示した真空遮断器に組み込んで遮断試験を行った。
遮断試験の結果を、表1に示す。なお、裁断電流は最大値を示し、耐溶着性能についてはNo.1の接点部材の場合を1として表した。従来の低サージ型電極材の一つである40Ag−60WC接点部材(No.1)では裁断電流は2.1A である。これに対し、本発明にかかわる接点部材(No.2〜6)では、いずれも40Ag−60WC接点部材と比べて同等あるいは若干大きな裁断電流値を示すものの、実用上、問題のない範囲である。耐溶着性能を見ると、本発明材は40Ag−60WC接点部材に比べて、全体的に優れた性能を有する。これは、本発明材が共晶点以下で焼結する製法であるため、原料粒子間の結合が適度に弱く、また、微細なWCが均一に分散するため溶着した際の引き離し力が小さいことによる。
なお、No.6はCu量が多く、比較的緻密な焼結体であるため、40Ag−60WC接点部材に比べて耐溶着性がやや劣るが、実用上、支障のない範囲である。
Cuは焼結性を向上させる焼結助剤の役目をもち、Cu量が多いほど焼結体である接点部材は緻密になる。しかしながらAgとCuの合計量に対するCuの割合が28重量%を超えると(No.7)、Cuが多くAg量が少ないためにCuがAgと合金化して単独の
Agが不足し、その結果Ag蒸気の発生が不足し、裁断電流値は大きくなり、低サージ性が得られないこととなった。また、Cuの含有量が5重量%未満では(No.8)、Cuが少なくAg量が多いため緻密で健全な接点部材が得られず、低サージ性が見られず、強度も不足するため耐溶着性能試験での開極時に割れが生じた。
このように、本発明にかかわる電気接点を用いた電極は、実用上十分な低サージ性を示すとともに、従来の低サージ型電極よりも優れた耐溶着性能を有することが確認された。
本発明に関する第5実施例として、真空遮断器以外の真空開閉装置を作製した。図4は、実施例2で作製した真空バルブ14を搭載した、路肩設置変圧器用の負荷開閉器である。
この負荷開閉器は、主回路開閉部に相当する真空バルブ14が、真空封止された外側真空容器32内に複数対収納されたものである。外側真空容器32は、上部板材33と下部板材34及び側部板材35を備え、各板材の周囲(縁)が互いに溶接によって接合されているとともに、設備本体とともに設置されている。
上部板材33には、上部貫通孔36が形成されており、各上部貫通孔36の縁には環状の絶縁性上部ベース37が各上部貫通孔36を覆うように固定されている。そして、各上部ベース37の中央に形成された円形空間部には、円柱状の可動側電極棒4bが往復動
(上下動)自在に挿入されている。すなわち、各上部貫通孔36は上部ベース37と可動側電極棒4bによって閉塞されている。
可動側電極棒4bの軸方向端部(上部側)は、外側真空容器32の外部に設置される操作器(電磁操作器)に連結されるようになっている。また、上部板材33の下部側には、各上部貫通孔36の縁に沿って外側ベローズ38が往復動(上下動)自在に配置されており、各外側ベローズ38は、軸方向の一端側が上部板材33の下部側に固定され、軸方向の他端側が各可動側電極棒4bの外周面に装着されている。すなわち、外側真空容器32を密閉構造とするために、各上部貫通孔36の縁には各可動側電極棒4bの軸方向に沿って外側ベローズ38が配置されている。また、上部板材33には排気管(図示省略)が連結され、この排気管を介して外側真空容器32内が真空排気されるようになっている。
一方、下部板材34には下部貫通孔39が形成されており、各下部貫通孔39の縁には絶縁性ブッシング40が各下部貫通孔39を覆うように固定されている。各絶縁性ブッシング40の底部には、環状の絶縁性下部ベース41が固定されている。そして、各下部ベース41の中央の円形空間部には、円柱状の固定側電極棒4aが挿入されている。すなわち、下部板材34に形成された下部貫通孔39は、それぞれ絶縁性ブッシング40,下部ベース41、及び固定側電極棒4aによって閉塞されている。そして、固定側電極棒4aの軸方向の一端側(下部側)は、外側真空容器32の外部に配置されたケーブル(配電線)に連結されるようになっている。
外側真空容器32の内部には、負荷開閉器の主回路開閉部に相当する真空バルブ14が収納されており、各可動側電極棒4bは、2つの湾曲部を有するフレキシブル導体(可撓性導体)42を介して互いに連結されている。このフレキシブル導体42は、軸方向において2つの湾曲部を有する導電性板材としての銅板とステンレス板を交互に複数枚積層して構成されている。フレキシブル導体42には貫通孔43が形成されており、各貫通孔
43に各可動側電極棒4bを挿入して互いに連結される。
以上のように、実施例2で作製した本実施例に係わる真空バルブは、路肩設置変圧器用の負荷開閉器にも適用可能であり、これ以外の真空絶縁スイッチギアなどの各種真空開閉装置にも適用できる。
本発明の第1実施例に係わる電極の構造を表す図。 本発明の第2実施例に係わる真空バルブの構造を表す図。 本発明の第3実施例に係わる真空遮断器の構造を表す図。 本発明の第5実施例に係わる路肩設置変圧器用負荷開閉器の構造を表す図。
符号の説明
1…電気接点、1a…固定側電気接点、1b…可動側電気接点、2…スパイラル溝、3,3a,3b…補強板、4,4a,4b…電極棒、5…ろう材、6a…固定側電極、6b…可動側電極、7…シールド、8…可動側シールド、9a…固定側端板、9b…可動側端板、10…ベローズ、11…ガイド、12…可動側ホルダー、13…絶縁筒、14…真空バルブ、15…エポキシ筒、16…絶縁操作ロッド、17…上部端子、18…集電子、
19…下部端子、20…接触バネ、21…支えレバー、22…プロップ、23…プランジャ、24…ノッキングロッド、25…ローラ、26…主レバー、27…引き外しコイル、28…引き外しレバー、29…リセットバネ、30…投入コイル、31…排気筒、32…外側真空容器、33…上部板材、34…下部板材、35…側部板材、36…上部貫通孔、37…上部ベース、38…外側ベローズ、39…下部貫通孔、40…絶縁性ブッシング、41…下部ベース、42…フレキシブル導体、43…フレキシブル導体貫通孔。

Claims (8)

  1. 銀と、銅と、タングステンカーバイドを含む電気接点を用いた真空バルブ用電極であって、
    前記電気接点は銀を24〜67重量%、銅を5〜20重量%含み、残部の主成分としてタングステンカーバイドを含み、前記銀と銅の合計重量のうち、銅の占める重量の割合が28%未満であることを特徴とする真空バルブ用電極。
  2. 請求項1に記載された真空バルブ用電極であって、前記電気接点は銀,銅及びタングステンカーバイド粉末の焼結体であることを特徴とする真空バルブ用電極。
  3. 銀と、銅と、タングステンカーバイドを含む電気接点を用いた真空バルブ用電極の製造方法であって、
    少なくとも銀粉末と、銅粉末と、タングステンカーバイド粉末とを混合し、前記混合粉末を加圧成形し、前記混合粉末の加圧成形体を銀と銅の共晶点以下で加熱焼結することを特徴とする真空バルブ用電極の製造方法。
  4. 請求項3に記載の真空バルブ用電極の製造方法であって、
    前記銀および銅の粉末の粒径は150μm以下、前記高導電性金属からなる粉末の粒径は60μm以下であることを特徴とする真空バルブ用電極の製造方法。
  5. 請求項3に記載の真空バルブ用電極の製造方法であって、
    前記加圧成形は、スリット溝を形成して羽根型を形作る金型に前記混合粉末を充填して加圧成形することを特徴とする真空バルブ用電極の製造方法。
  6. 請求項3に記載の真空バルブ用電極の製造方法であって、前記加圧成形時の圧力が100MPa〜600MPaであることを特徴とする真空バルブ用電極の製造方法。
  7. 真空容器内に一対の固定側電極及び可動側電極を備えた真空バルブにおいて、前記固定側電極及び可動側電極の少なくとも一方が請求項1に記載の真空バルブ用電極であることを特徴とする真空バルブ。
  8. 真空容器内に一対の固定側電極及び可動側電極とを備えた真空バルブと、該真空バルブ内の前記固定側電極及び可動側電極の各々に接続され、前記真空バルブ外に設けられた導体端子と、前記可動側電極を駆動する開閉手段とを備えた真空遮断器において、前記真空バルブは請求項7に記載の真空バルブであることを特徴とする真空遮断器。
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