JP2006119905A - 障害検出装置及びコンピュータシステム - Google Patents

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浩史 辻
Takashi Kakegawa
貴史 掛川
Takehiko Yasuda
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Abstract

【課題】 障害の発生原因を従来の装置よりも短時間で的確に特定することができる障害検出装置及びコンピュータシステムを提供すること。
【解決手段】 コンピュータシステム10は、入出力処理を行う入出力処理LSI20と、演算処理を実行するCPU61と、クロック信号を発生して入出力処理LSI20に供給するクロック発振回路67と、コンピュータシステム10全体をリセットするリセット信号を発生するリセット回路68とを有し、入出力処理LSI20は、リセット信号を制御するリセット制御部30と、所定のハードウェアの動作状態情報を保持する状態保持部21と、動作状態情報を指定された装置に出力する外部出力端子22と、入出力処理LSI20内部で所定のロジック処理を行う内部ロジック部23と、リセット信号を外部装置に出力する外部出力端子24とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばソフトウェアの不具合により発生した障害を検出する障害検出装置及びコンピュータシステムに関する。
従来の障害検出装置は、第1の所定時間を計時するとタイムアウト予告割り込みを発生するウォッチドッグタイマと、タスク実行管理を行うオペレーティングシステム部とを備え、オペレーティングシステム部は、タイムアウト予告割り込みが発生した時点で、待ち状態の全てのタスクに対しては実行可能状態に遷移するのを禁止し、実行可能状態のタスクに対しては実行権の放棄のみを受け付けて実行可能状態タスクキューから切り離し、ウォッチドッグタイマがタイムアウト予告割り込みを発生して第2の所定時間の計時後にタイムアウト割り込みを発生した後において、オペレーティングシステム部がタイムアウト割り込み発生時に実行状態のタスクの実行状況を退避することにより、プログラムの異常箇所を特定することができるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−212833号公報(第3−4頁、第1図)
しかしながら、このような従来の障害検出装置では、障害が発生した時点で実行状態にあるタスクの実行状況を退避してプログラムの異常箇所を特定するだけであり、障害が発生した時点におけるハードウェアの動作状態を取得できないので、障害の発生原因を検出するのに時間を要する場合があるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、障害の発生原因を従来の装置よりも短時間で的確に特定することができる障害検出装置及びコンピュータシステムを提供するものである。
本発明の障害検出装置は、予め定められた時間を計時したときにリセット信号を出力するリセット信号出力手段と、所定のハードウェアの動作状態情報を保持する動作状態情報保持手段と、前記リセット信号出力手段によって前記リセット信号が出力される前に前記動作状態情報の保持タイミングを前記動作状態情報保持手段に通知する保持タイミング通知手段とを備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の障害検出装置は、動作状態情報保持手段が、保持タイミング通知手段から出力される保持タイミングに従って、所定のハードウェアがリセットされる前の信号状態情報を保持するので、障害の発生原因を従来の装置よりも短時間で的確に特定することができる。
また、本発明の障害検出装置は、前記動作状態情報保持手段は、前記保持タイミング通知手段によって前記保持タイミングが通知されてから所定の時間が経過するまでの期間における前記動作状態情報を保持することを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の障害検出装置は、動作状態情報保持手段が、保持タイミング通知手段によって保持タイミングが通知されてから所定の時間が経過するまでの期間における動作状態情報を保持するので、所定のハードウェアがリセットされる前の期間における信号状態情報を連続して取得することができる。
さらに、本発明の障害検出装置は、前記動作状態情報保持手段によって保持された前記動作状態情報を出力する動作状態情報出力手段を備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の障害検出装置は、動作状態情報出力手段が、動作状態情報保持手段によって保持された動作状態情報を出力するので、所定のハードウェアがリセットされる前の信号状態情報を外部の装置に出力し、障害の発生原因を解析する情報として提供することができる。
本発明のコンピュータシステムは、障害検出装置と、演算処理を実行する演算処理手段とを備え、前記動作状態情報保持手段は、前記演算処理手段が前記演算処理を実行しているときに前記演算処理に関わる障害が発生した際、前記動作状態情報を保持することを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明のコンピュータシステムは、動作状態情報保持手段が、保持タイミング通知手段から出力される保持タイミングに従って、所定のハードウェアがリセットされる前の信号状態情報を保持するので、障害の発生原因を従来の装置よりも短時間で的確に特定することができる。
本発明は、障害の発生原因を従来の装置よりも短時間で的確に特定することができるという効果を有する障害検出装置及びコンピュータシステムを提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態のコンピュータシステムの構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態のコンピュータシステム10は、入出力処理を行う障害検出装置としての入出力処理LSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)20と、データを転送するメインバス51及びローカルバス52と、演算処理を実行する演算処理手段としてのCPU61と、CPU61の演算処理結果のデータやその他所定のデータを記憶するSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)62と、表示描画処理を行う表示描画LSI63と、CPU61が実行するプログラムコードを記憶するROM(Read Only Memory)64と、電源供給が停止しても所定のデータを保持するSRAM(Static Random Access Memory)65と、入出力デバイスやストレージデバイス等で構成される周辺デバイス66と、クロック信号を発生して入出力処理LSI20に供給するクロック発振回路67と、コンピュータシステム10全体をリセットするリセット信号を発生するリセット回路68とを備えている。
入出力処理LSI20は、リセット信号を制御するリセット制御部30と、所定のハードウェアの動作状態情報を保持する動作状態情報保持手段としての状態保持部21と、状態保持部21に保持された動作状態情報を指定された装置に出力する動作状態情報出力手段としての外部出力端子22と、入出力処理LSI20内部で所定のロジック処理を行う内部ロジック部23と、リセット信号を外部装置に出力する外部出力端子24とを備えている。
ここで動作状態情報とは、例えば、コンピュータシステム10内における割り込み処理の情報、CPU61によるメモリやデバイスに対するアクセス処理の情報、CPU61以外のデバイスのうちメインバス51又はローカルバス52においてマスタとして動作するバスマスタの動作状態等の情報をいう。
具体的には、割り込み処理の情報としては、例えば、内部ロジック部23が有する割り込み制御部(図示せず)に入力される各機能モジュールからの割り込み信号や割り込み制御部から出力されるCPU61に対する割り込み信号等の状態情報がある。
また、CPU61によるメモリやデバイスに対するアクセス処理の情報としては、例えば、内部ロジック部23が有するバス制御部(図示せず)とCPU61との間、もしくは、内部ロジック部23が有するバス制御部とSDRAM62、表示描画LSI63、ROM64、SRAM65、周辺デバイス66等との間で授受されるチップセレクト信号、リードライト信号、ウェイト信号等の状態情報がある。
また、CPU61以外のバスマスタの動作状態の情報としては、例えば、内部ロジック部23が有するDMA(Direct Memory Access)転送制御部(図示せず)とCPU61との間で授受されるバス権要求信号及びバス権許可信号、DMA転送要求信号及びDMA転送許可信号、DMA転送制御部とDMA転送要求元との間で授受されるDMA要求信号及びDMA許可信号、DMA転送制御を行う際の内部ロジック部23内でのDMA転送シーケンス信号等の状態情報等がある。なお、前述のDMA転送要求元としては、表示描画LSI63、周辺デバイス66、内部ロジック部23が有する音声モジュールやシリアル通信モジュール(図示せず)等がある。
また、前述の動作状態情報には、WDTリセットが発生し、有効な動作状態情報を保持しているか否かを判定できる情報も含まれている。この情報により、システムが起動した際に、CPUが本情報を参照することで前回起動時にWDTリセットが発生したか否か、発生した場合は、その際の動作状態情報を知ることができる。
状態保持部21は、所定の動作状態情報を記憶する記憶回路、例えばレジスタやメモリ等で構成され、動作状態情報を記憶するようになっている。
外部出力端子22は、状態保持部21からの動作状態情報を外部装置に出力するようになっている。
前述の動作状態情報を記憶する記憶回路は、CPU61によるクリア処理や外部リセット制御部31によるリセット信号により初期化されるようになっている。
内部ロジック部23は、例えば、バスコントローラ、DMAコントローラ、割り込みコントローラ、音声入出力インタフェース、シリアル通信インタフェース、汎用入出力ポート等によって構成されている。周辺デバイス66は、例えば、キーボード、マウス、ディスプレイ、ストレージデバイス、プリンタ、マイクロホン、スピーカ等によって構成されている。
リセット制御部30は、予め定められた時間(以下「タイマ設定時間」という。)を計時したときにリセット信号を出力するリセット信号出力手段としてのウォッチドッグタイマ(Watch Dog Timer:以下「WDT」という。)部40と、リセット回路68からのリセット信号を制御する外部リセット制御部31と、コンピュータシステム10全体をリセットするシステムリセット信号を制御するシステムリセット制御部32とを備えている。
外部リセット制御部31は、リセット回路68から出力された外部リセット信号をフリップフロップ回路で数段同期化する等によりノイズ除去処理を施した後、システムリセット制御部32に出力するようになっている。
システムリセット制御部32は、後述のリセット信号生成部43から内部リセット信号が入力されたとき、又は、外部リセット制御部31から外部リセット信号が入力されたときに、コンピュータシステム10全体をリセットするシステムリセット信号を内部ロジック部23と、外部出力端子24を介してCPU61、表示描画LSI63及び周辺デバイス66などの外部の各種デバイスを初期化するようになっている。
なお、外部出力端子24は、システムリセット制御部32からリセット信号を外部装置に出力するようになっている。
WDT部40は、時間を計時するWDT41と、所定の動作状態情報の保持タイミングを状態保持部21に通知する保持タイミング通知手段としての保持タイミング通知部42と、WDT41がタイマ設定時間を計時したときにリセット信号を出力するリセット信号生成部43とを備えている。
WDT41は、例えばNビットカウンタ及びMビットカウンタで構成されたタイマを備え、メインバス51に接続されている。WDT41のタイマは、CPU61によって定期的にリセットされるようになっており、リセットされる毎に時間の計時を0クリアした後再開するようになっている。なお、前述のN及びMは自然数を表し、Nビットカウンタが、クロック発振回路67によって生成されたシステムクロックに基づいて2のN乗回カウントする毎にMビットカウンタは1ずつカウントアップするようになっている。
保持タイミング通知部42は、Mビットカウンタのカウンタ値が所定値になったとき、内部ロジック部23や外部の各種デバイスの動作状態情報を保持する保持タイミング信号を状態保持部21に出力するようになっている。したがって、使用者は、動作状態情報を参照することにより、保持タイミング信号が出力されたときの所定のハードウェアの状態情報を把握することができるようになっている。
リセット信号生成部43は、WDT41のタイマがCPU61によってリセットされなかった場合、すなわち、WDT41がタイマ設定時間を計時した場合、入出力処理LSI20の内部回路や外部の各種デバイスをリセットする内部リセット信号を生成してシステムリセット制御部32に出力するようになっている。
次に、本実施の形態のコンピュータシステム10の動作について図1及び図2を用いて説明する。
まず、WDT部40のWDT41によって、計時が開始される(ステップS1)。次いで、WDT41によって、CPU61による計時のリセットが行われたか否かが判断される(ステップS2)。ステップS2において、CPU61による計時のリセットが行われたと判断された場合はステップS1に戻る。
一方、ステップS2において、CPU61による計時のリセットが行われなかったと判断された場合は、ステップS3において、タイマのカウンタ値がタイマ設定時間に到達するある一定時間前に到達したか否かが判定される。タイマ設定時間に到達するある一定時間前に到達したと判断された場合は、保持タイミング通知部42によって動作状態情報を保持する保持タイミング信号が状態保持部21に出力される(ステップS4)。タイマ設定時間に到達するある一定時間前に到達していないと判断された場合はステップS2に戻る。なお、ある一定時間とは、例えば、タイマ設定時間に相当するカウンタ値が−1になる時間のことを示す。
引き続き、状態保持部21によって、内部ロジック部23や外部の各種デバイスの動作状態情報が保持される(ステップS5)。
さらに、状態保持部21によって、動作状態情報が外部出力端子22に出力される(ステップS6)。
次いで、リセット信号生成部43によって、内部リセット信号がシステムリセット制御部32に出力される(ステップS7)。
そして、システムリセット制御部32によって、システムリセット信号が内部ロジック部23、外部の各種デバイスに出力され(ステップS7)、WDT部40及び状態保持部21を除くコンピュータシステム10全体がリセットされる。
ここで、WDT部40の動作の詳細について図3を用いて説明する。
図3は、Mビットカウンタのカウンタ値に対する内部リセット信号71と、信号状態情報を保持する保持タイミング信号72及び73とを表している。前述のように、Nビットカウンタ及びMビットカウンタを備えたWDT41において、Nビットカウンタがシステムクロック信号に基づいてカウントアップし、Nビットカウンタが2のN乗回カウントする毎にMビットカウンタのカウンタ値がカウントアップされる。
Mビットカウンタが任意のカウンタ値nになっている時刻T0において、CPU61によって、WDT41の計時がリセットされると、Mビットカウンタはゼロクリアされた後カウントアップを再開し、Nビットカウンタが2のN乗回カウントする毎にカウントアップしていき、時刻T1でカウンタ値は1、時刻T2でカウンタ値は2になる。
引き続き、Mビットカウンタのカウンタ値が2−1になった時刻T3において、保持タイミング通知部42によって、保持タイミング信号72が状態保持部21に出力される。次いで、Mビットカウンタのカウンタ値が2になった時刻T4において、WDT41のタイマがオーバーフローとなる。
そして、Mビットカウンタのカウンタ値が2になっている時刻T4〜T5の期間において、リセット信号生成部43によって、内部リセット信号71がシステムリセット制御部32に出力され、WDT部40及び状態保持部21を除くコンピュータシステム10全体がリセットされる。なお、時刻T5において、Mビットカウンタのカウンタ値は初期化されて0になり、Mビットカウンタはカウントアップを再開する。
以上のように、本実施の形態のコンピュータシステム10によれば、保持タイミング通知部42は、リセット信号生成部43が内部リセット信号71をシステムリセット制御部32に出力する前に動作状態情報を保持する保持タイミング信号を状態保持部21に出力し、状態保持部21は、所定のハードウェアの動作状態情報を保持する構成としたので、コンピュータシステム10が異常となりリセットが発生した場合、リセット解除後、システムが再起動した際にリセット発生時の動作状態情報を知ることができ、障害の発生原因を従来の装置よりも短時間で特定することができる。
なお、前述の実施の形態において、WDT41はNビットカウンタ及びMビットカウンタを備え、保持タイミング通知部42はMビットカウンタのカウンタ値が2−1になったときに保持タイミング信号72を出力する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、内部リセット信号71を出力する前に保持タイミング信号72を出力するものであれば同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
まず、本発明の第2の実施の形態のコンピュータシステムの構成について説明する。
本実施の形態のコンピュータシステムの構成は、第1の実施の形態のコンピュータシステム10の状態保持部21を図4に示された状態保持部80に変更し、保持タイミング通知部42が出力する保持タイミング信号を変更したものである。したがって、第1の実施の形態のコンピュータシステム10の構成と同様な構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
保持タイミング通知部42は、図3に示すように、Mビットカウンタのカウンタ値が2−1になってから2になるまでの期間、すなわち、時刻T3からT4までの期間において有効な状態になっている動作状態情報の保持タイミング信号73を出力するようになっている。
状態保持部80は、図4に示すように、サンプリングクロックを生成するサンプルクロック生成部81と、サンプリングクロックに基づいて動作状態情報のデータをシリアルパラレル変換するシリアルパラレル変換部82と、動作状態情報のデータを格納するシフトレジスタ83とを備えている。
サンプルクロック生成部81は、例えばシステムクロックを分周してサンプリングクロックを生成し、シリアルパラレル変換部82に供給するようになっている。
シリアルパラレル変換部82は、図3に示された動作状態情報の保持タイミング信号73がハイレベルすなわち有効な状態になっている時刻T3からT4までの期間において、サンプルクロック生成部81によって生成されるサンプリングクロックで動作状態情報のデータをサンプルしてパラレルデータに変換するようになっている。
シフトレジスタ83は、例えば1つのハードウェアの動作状態情報に対してK段の状態保持レジスタを持っている。シフトレジスタ83は、保持タイミング信号73が有効な状態になっている期間内に全シフトレジスタがデータで満杯になった場合は、古いデータから順に破棄して新たなデータを記憶するようになっている。
次に、本実施の形態のコンピュータシステムの動作について説明する。なお、本実施の形態のコンピュータシステムの動作のうち、第1の実施の形態のコンピュータシステム10の動作と同様な動作については、詳細な説明を省略する。
図2に示されたステップS3において、保持タイミング通知部42によって出力された保持タイミング信号73は、シリアルパラレル変換部82に入力される。次いで、シリアルパラレル変換部82によって、保持タイミング信号73が有効な状態になっている期間において、所定のハードウェアの動作状態情報のデータが連続的にシリアルパラレル変換される。そして、シフトレジスタ83によって、動作状態情報のデータが連続的に記憶される。
なお、本実施の形態において、動作状態情報のデータをシフトレジスタ83に記憶する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、シフトレジスタの代わりにメモリを使用したり、外部出力端子22を介して動作状態情報のデータを外部の装置に出力する構成としてもよい。
例えば、図3に示された動作状態情報の保持タイミング信号73が無効な状態になっている時刻T3以前、又はT4以後の期間において、外部出力端子22は、他の機能端子として使用し、動作状態情報の保持タイミング信号73が有効になっている時刻T3からT4までの期間において、外部出力端子22は、所定のハードウェアの動作状態情報のデータを外部の装置に連続的に出力するよう構成すれば、端子数が制限された状況下でも本機能を実現することができる。
以上のように、本実施の形態のコンピュータシステムによれば、保持タイミング通知部42は、Mビットカウンタのカウンタ値が2−1になってから2になるまでの期間において動作状態情報の保持タイミング信号73を出力し、状態保持部80は、保持タイミング信号73が出力されている期間に動作状態情報のデータを格納する構成としたので、保持タイミング信号73が出力されている期間における動作状態情報のデータを連続的に取得することができる。
なお、前述の実施の形態において、WDT41はNビットカウンタ及びMビットカウンタを備え、保持タイミング通知部42はMビットカウンタのカウンタ値が2−1になったときから2になるまでの期間において保持タイミング信号73を出力する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、Mビットカウンタのカウンタ値が2−2になったときから2になるまでの期間において保持タイミング信号73を出力する構成においても同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明に係る障害検出装置及びコンピュータシステムは、障害の発生原因を従来の装置よりも短時間で的確に特定することができるという効果を有し、ソフトウェアの不具合により発生した障害を検出する障害検出装置及びコンピュータシステム等として有用である。
本発明の第1の実施の形態のコンピュータシステムのブロック図 本発明の第1の実施の形態のコンピュータシステムの各ステップのフロー図 本発明の第1の実施の形態のコンピュータシステムに係る保持タイミング信号の一例を示す図 本発明の第2の実施の形態のコンピュータシステムに係る状態保持部のブロック図
符号の説明
10 コンピュータシステム
20 入出力処理LSI(障害検出装置)
21、80 状態保持部(動作状態情報保持手段)
22 外部出力端子(動作状態情報出力手段)
23 内部ロジック部
24 外部出力端子
30 リセット制御部
31 外部リセット制御部
32 システムリセット制御部
40 WDT部(リセット信号出力手段)
41 WDT
42 保持タイミング通知部(保持タイミング通知手段)
43 リセット信号生成部
51 メインバス
52 ローカルバス
61 CPU(演算処理手段)
63 表示描画LSI
64 ROM
66 周辺デバイス
67 クロック発振回路
68 リセット回路
71 内部リセット信号
72、73 保持タイミング信号
81 サンプルクロック生成部
82 シリアルパラレル変換部
83 シフトレジスタ

Claims (4)

  1. 予め定められた時間を計時したときにリセット信号を出力するリセット信号出力手段と、所定のハードウェアの動作状態情報を保持する動作状態情報保持手段と、前記リセット信号出力手段によって前記リセット信号が出力される前に前記動作状態情報の保持タイミングを前記動作状態情報保持手段に通知する保持タイミング通知手段とを備えたことを特徴とする障害検出装置。
  2. 前記動作状態情報保持手段は、前記保持タイミング通知手段によって前記保持タイミングが通知されてから所定の時間が経過するまでの期間における前記動作状態情報を保持することを特徴とする請求項1に記載の障害検出装置。
  3. 前記動作状態情報保持手段によって保持された前記動作状態情報を出力する動作状態情報出力手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の障害検出装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の障害検出装置と、演算処理を実行する演算処理手段とを備え、前記動作状態情報保持手段は、前記演算処理手段が前記演算処理を実行しているときに前記演算処理に関わる障害が発生した際、前記動作状態情報を保持することを特徴とするコンピュータシステム。
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