JP2006119702A - 双方向通信システム、ホスト装置、デバイス装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
パラレルケーブルを介し、コンパチブルモードとニブルモードとによって、ホスト装置とデバイス装置との間で双方向通信を行う通信システムにおいて、ホスト装置でデバイス装置から返信されたステータス信号を識別することが困難な場合であっても、デバイス装置の状態を確実に知ることのできる双方向通信システムを提供する。
【解決手段】
デバイス装置は、ホスト装置から制御通信モードで状態確認要求を受け、応答通信モードに切換えられたときには、該デバイス装置の状態を示すステータス情報をパラレルデータとして、ホスト装置に返信する。
【選択図】図1
パラレルケーブルを介し、コンパチブルモードとニブルモードとによって、ホスト装置とデバイス装置との間で双方向通信を行う通信システムにおいて、ホスト装置でデバイス装置から返信されたステータス信号を識別することが困難な場合であっても、デバイス装置の状態を確実に知ることのできる双方向通信システムを提供する。
【解決手段】
デバイス装置は、ホスト装置から制御通信モードで状態確認要求を受け、応答通信モードに切換えられたときには、該デバイス装置の状態を示すステータス情報をパラレルデータとして、ホスト装置に返信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、パラレルケーブルを介して接続された、パーソナルコンピュータなどのホスト装置と周辺機器であるデバイス装置との間で双方向通信を行う双方向通信システムの改良、更に、このシステムで使用されるホスト装置、デバイス装置に関する。
近時、オフィスなど、あらゆる場所において、下記特許文献1のような双方向通信システムが使用されている。この双方向通信システムでは、ホスト装置としてのパーソナルコンピュータ、デバイス装置としてのプリンタとを、パラレル双方向通信ラインを介して接続しており、ホスト装置上のオペレーションシステムによって、IEEE1284などの通信プロトコルに準拠した信号をホスト側装置に送出することで、デバイス装置を制御している。
図5は、IEEE1284で規定されたパラレルケーブルの信号テーブルである。
パラレルケーブルは、デバイス装置の状態をホスト装置側が知るためのステータス信号やハンドシェーク信号などの制御線と、デバイス装置とホスト装置とでデータ送受を行うためのデータ線とを備えている(制御線は図2のl1〜ln、データ線はdに相当)また、IEEE1284では、互換モード(コンパチブルモード)、ニブルモード、バイトモード、EPPモード、ECPモードが定義され、ホスト装置はデバイス装置とハンドシェークすることで、これらのモードを切換えている。
パラレルケーブルは、デバイス装置の状態をホスト装置側が知るためのステータス信号やハンドシェーク信号などの制御線と、デバイス装置とホスト装置とでデータ送受を行うためのデータ線とを備えている(制御線は図2のl1〜ln、データ線はdに相当)また、IEEE1284では、互換モード(コンパチブルモード)、ニブルモード、バイトモード、EPPモード、ECPモードが定義され、ホスト装置はデバイス装置とハンドシェークすることで、これらのモードを切換えている。
以下、IEEE1284で定義された信号について簡単に説明する。
まず、制御線の信号を説明すると、信号「nStrobe」、「nAutoLF」は、ホスト装置からデバイス装置への送信で、ハンドシェークのために使われる信号であり、信号「nAck」は、デバイス装置からホスト装置への送信で、ハンドシェークのために使われる信号である。
また、信号「nError」は、互換モードでは、デバイス装置からホスト装置にエラーを送信する信号で、ニブルモードなどでは、デバイス装置にホスト装置へ送信すべきデータが存在していることを示す。
信号「1284Active」は、モード変更に使われる信号で、この信号がローレベルになると、デバイス装置は、ニブルモード、バイトモード、EPPモード、ECPモードからコンパチブルモードへ復帰する。信号「Select」は、デバイス装置が要求されたモードに対応しているか否かを示すために使われる信号である。
一方、信号「Busy」は、デバイス装置からホスト装置へビジー状態を伝えるために使われる信号であり、信号「nInit」は、ホスト装置がデバイス装置に初期化を要求するリセット信号である。
また、「データビット0」〜「データビット7」は、8ビット幅のパラレルデータであり、互換モードでは、データ線によって、ホスト装置からデバイス装置への一方向の伝送が規定され、バイトモードでは、データ線によって、デバイス装置からホスト装置への一方向の伝送が規定されている。
なお、ニブルモードでは、「データビット0」〜「データビット7」は使用されず、デバイス装置からホスト装置への一方向のデータ伝送がなされるために、制御線の信号「nDataAvail」、「XFlag」、「AckDataReq」、「PtrBusy」によって、8ビット幅のデータを4ビット幅のニブルデータに分割して伝送するマルチプレクス方式が規定されている。
特開平9−121289号公報
ところで、上記した従来システムでは、ホスト装置の機種や、そこで使用されるオペレーションシステムの種類によっては、デバイス装置から制御線に返信されたステータス信号をホスト装置が読み取れず、デバイス装置の状態を知ることができない場合があった。
つまり、ホスト装置のパーソナルコンピュータと、デバイス装置のプリンタとをパラレルケーブルで接続したシステムでは、装置の構成、オペレーションシステムによる環境に依存し、特定の環境では、ホスト装置が、上述した信号「nError」など、デバイス装置のステータスを示す信号を読み取れないといった問題があった。このような問題は、特に、パラレルケーブルによる通信で、互換モードとニブルモードしか利用できない環境では、重大であった。
本発明は、このような事情を考慮してなされるものであって、ホスト装置でデバイス装置が出力したステータスを示す信号を識別することが困難な場合であっても、デバイス装置の状態を確実に知ることのできる双方向通信システム、及び、これに使用されるホスト装置、デバイス装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の双方向通信システムは、デバイス装置は、ホスト装置から制御通信モードで状態確認要求を受け、応答通信モードに切換えられたときには、該デバイス装置の状態を示すステータス情報をパラレルデータとして、ホスト装置に返信することを特徴とする。
請求項2のホスト装置は、双方向通信システムを構成する。また、請求項3のデバイス装置も、双方向通信システムを構成する。
本発明の請求項1〜3によれば、デバイス装置は、ホスト装置から状態確認要求があったときには、状態を示すステータス情報を、パラレルデータとしてデータ線を通じてホスト装置に返信するので、ホスト装置は、デバイス装置の状態を確実に知ることができる。また、多数の様々な状態を区別して、それぞれに異なったステータスコードを割り当てることができるので、ホスト装置は、デバイス装置の状態を詳細に知ることが可能になる。
図1は、本発明システムの概略構成の一例を示す図である。このシステムでは、ホスト装置としてパーソナルコンピュータ1と、デバイス装置としてプリンタ2とを、パラレルケーブルLを介して接続している。なお、ここでは、ホスト装置、デバイス装置それぞれとして、パーソナルコンピュータ1とプリンタ2とを使用しているが、本発明はこの例には限られず、IEEE1284のパラレルポートの標準規格に準拠した通信ができる装置であればよい。
一方のプリンタ2は、CPUなどで構成される信号処理部20と、パラレルケーブルLを接続するためのパラレルインタフェース21と、制御プログラムなどを記憶した記憶部22と、パーソナルコンピュータ1から送出された印字データを予めセットされた記録紙に印字出力する印字出力部23とを備える。
パラレルケーブルLは、少なくとも、制御線l1〜ln、データ線dを備え、パーソナルコンピュータ1とプリンタ2との間で、このラインLを通じて、IEEE規格に準拠した互換モードとニブルモードとによるパラレル双方向通信が行われる。
そして、互換モードでは、先述したように、制御線l1〜lnとして、パーソナルコンピュータ1からプリンタ2の動作をリセットするためのリセット信号である信号「nInit」や、プリンタ2からパーソナルコンピュータ1にステータス情報として、紙切れ通知信号である信号「PaperEnd」、ステータス情報である信号「nError」などが伝送される一方、データ線dとして、パーソナルコンピュータ1からの印字データ等が送出される。
本発明は、ホスト装置であるパーソナルコンピュータ1が、互換モードでデータ信号線dを通じ、デバイス装置であるプリンタ2にステータスの問い合わせコマンドを送信すると、このコマンドに応答して、プリンタ2が、ステータスをコード化した、例えば8ビット幅のステータスコードを、ニブルモードによって、パラレルデータとして、データ線dを通じて返信する点に特徴を有している。そして、このステータスコードの伝送では、信号線として、制御信号線の信号「nDataAvail」、「XFlag」、「AckDataReq」、「PtrBusy」を用いた、4ビット幅のニブルデータによるマルチプレクス方式が使用される。
図4は、そのようなステータス情報の例を示すテーブルである。本発明では、プリンタ2の様々な状態をコードで区別して、それぞれに異なったステータスコードSCを割り当てることができる。従って、例えば、用紙切れ、用紙ジャム、インク切れなどの多数の状態を区別して、パーソナルコンピュータ1にその状態を確実に知らせることが可能になる。また、ステータスコードSCの割り当ては、複数の要因をまとめて、例えば、用紙切れ、用紙ジャムなどをステータスコードSCの特定のビットに割り当てるようにしてもよく、データ長も8ビット幅には限定されない。
プリンタ2は、印字処理を実行する際に、パーソナルコンピュータ1からステータスの問い合わせコマンドを受けた場合、図3のステップ100〜103に示す処理を行う。パーソナルコンピュータ1は、プリンタ1のステータス問い合わせコマンドをコンパチブルモードで送信した後には、ハンドシェークによって、伝送の形態をニブルモードに切り替える。ここで、プリンタ2は、自身のステータス(紙切れなど)を信号処理部20により判定し、そのステータスに応じたステータスコードSCをパーソナルコンピュータ1に返信する。一方、ステータス問い合わせコマンドではなく、印字データを受信した場合には、その印字データの印字出力処理を行う(103)。
1 ホスト装置
2 デバイス装置
L パラレルケーブル
SC ステータスコード
2 デバイス装置
L パラレルケーブル
SC ステータスコード
Claims (3)
- ホスト装置とデバイス装置とを、制御線とデータ線とで構成されたパラレルケーブルで接続され、
上記ホスト装置は、通信方式を少なくとも、制御通信モードと、応答通信モードとに切換え、制御通信モードでは、デバイス装置側へ状態確認要求、パラレルデータを少なくとも送信する一方、応答通信モードでは、デバイス装置側からステータス情報を受信するようにして、双方向の通信を行うシステムにおいて、
上記デバイス装置は、上記ホスト装置から制御通信モードで状態確認要求を受け、応答通信モードに切換えられたときには、該デバイス装置の状態を示すステータス情報をパラレルデータとして、上記ホスト装置に返信することを特徴とする双方向通信システム。 - 上記双方向通信システムを構成する、請求項1に記載のホスト装置。
- 上記双方向通信システムを構成する、請求項1に記載のデバイス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004304040A JP2006119702A (ja) | 2004-10-19 | 2004-10-19 | 双方向通信システム、ホスト装置、デバイス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004304040A JP2006119702A (ja) | 2004-10-19 | 2004-10-19 | 双方向通信システム、ホスト装置、デバイス装置 |
Publications (1)
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JP2006119702A true JP2006119702A (ja) | 2006-05-11 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2004304040A Withdrawn JP2006119702A (ja) | 2004-10-19 | 2004-10-19 | 双方向通信システム、ホスト装置、デバイス装置 |
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2004
- 2004-10-19 JP JP2004304040A patent/JP2006119702A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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