JP2006119545A - 直視型表示装置、偏光板および偏光板の製造方法 - Google Patents

直視型表示装置、偏光板および偏光板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 製造の容易な3次元画像表示装置を提供する。
【解決手段】 表示面に上下方向および左右方向に整列した複数の画素を行列状に形成し、前記複数の画素のうち前記左右方向に隣接する画素に、右目用の画像と左目用の画像とを表示できる画像表示部と、前記表示面上に形成された偏光板とよりなる直視型表示装置において、前記偏光板を、各々前記表示面上の複数の画素のうち、前記上下方向に整列した一連の画素に対応して前記上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、前記表示面上において前記左右方向に整列した画素の各々に対応して、前記左右方向に、交互に繰り返し形成することにより構成し、前記第1および第2の偏光領域を、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有するように形成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は一般に表示装置に係り、特に3次元画像を表示できる表示装置、かかる表示装置に使われる偏光板、およびその製造方法に関する。
偏光眼鏡を使った3次元画像表示技術は、従来主に劇場など、アトラクション向けに開発がなされている。
これら従来の3次元画像表示技術では、右目のための画像と左目のための画像とが、それぞれのプロジェクターを使って同一のスクリーン上に投射され、観客はそれを、偏光軸が互いに直交した一対の偏光レンズを有する偏光眼鏡を介して見る。
特開昭58−184929号公報 特開平10−239641号公報 特開2003−107406号公報
一方、直視型液晶表示装置において、互いに偏光軸が直交する複数の偏光領域をモザイク状に形成された偏光板を使い、ユーザは対応する互いに偏光軸が直交する一対の偏光レンズを有する偏光眼鏡を介して3次元画像を観察する構成の直視型液晶表示装置も提案されている。
このような直視型液晶表示装置では、左右に隣接する画素に、右目用の画像および左目用の画像を表示させ、これを前記偏光眼鏡を介して観察することにより、ユーザは3次元画像を認識することができる。
またこのような直視型液晶表示装置では、このように左右に隣接する画素に、単一の撮像装置により撮像された画像を表示させることにより、通常の2次元画像をも、構成を変更することなく表示させることができる。
しかしながら、このような従来の直射型液晶表示装置において3次元画像を表示するのは、従来より非常に困難であった。これは、このように偏光軸が直交する複数の、非常に微細な偏光領域を、ストライプ状に形成された偏光板を製造する技術が知られていなかったためである。なお、前記特開平10−239641号公報は、液晶表示装置の出射側偏光板上に、右目用および左目用のストライプ状位相差領域を形成する技術を提案しているが、このようなストライプ状位相差領域の形成は、さらに困難であるものと考えられる。
本発明は一の観点において、表示面に上下方向および左右方向に整列した複数の画素を行列状に形成され、前記複数の画素のうち前記左右方向に隣接する画素に、右目用の画像と左目用の画像とを表示できる画像表示部と、前記表示面上に形成された偏光板とよりなる直視型表示装置であって、前記偏光板は、各々前記表示面上の複数の画素のうち、前記上下方向に整列した一連の画素に対応して前記上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、前記表示面上において前記左右方向に整列した画素の各々に対応して、前記左右方向に、交互に繰り返し形成されてなり、前記第1および第2の偏光領域は、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有し、前記偏光板上において前記第1の偏光領域は、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在するストライプ状の領域にエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成されてなり、前記偏光板上において前記第2の偏光領域は、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成されてなることを特徴とする直視型画像表示装置を提供する。
本発明は他の観点において、各々上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、左右方向に、交互に繰り返し形成されてなる偏光板であって、前記第1および第2の偏光領域は、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有し、前記第1の偏光領域は、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在するストライプ状の領域にエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成されてなり、前記第2の偏光領域は、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成されてなることを特徴とする偏光板を提供する。
本発明はさらに他の観点において、各々上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、左右方向に、交互に繰り返し形成され、前記第1および第2の偏光領域は、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有する偏光板の製造方法であって、前記第1の偏光領域を、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在するストライプ状の領域にエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成する工程と、前記第2の偏光領域を、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成する工程とを含むことを特徴とする偏光板の製造方法を提供する。
本発明によれば、前記第1の偏光領域を、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在する直線状の断面形状を有するエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成し、前記第2の偏光領域を、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成することにより、前記第1および第2の偏光領域を、これらが非常に微細な幅を有するものであっても、前記偏光板上においてそれぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有するように、かつストライプ状に、かつ前記第1および第2の偏光領域が交互に繰り返されるように形成できる。そこで、かかる偏光板を、前記第1および第2の偏光領域に対応した画素配列を有する表示装置と組み合わせ、前記第1の偏光領域に対応した画素群により、物体を第1の角度から見た画像を表示させ、前記第2の偏光領域に対応した画素群により、物体を前記第1の角度とは異なる角度から見た画像を表示させることにより、このような直視型表示装置のユーザは、偏光眼鏡を介して3次元画像を観察することができる。
[第1実施例]
図1は、本発明の第1実施例による直視型液晶表示装置10の構成を示す。
図1を参照するに、直視型液晶表示装置10は、図3(A),(B)に断面構造を示す液晶パネル11と、前記液晶パネル11の手前に配設された偏光板12と、前記液晶パネル11の背後に配設された別の偏光板13とよりなり、前記液晶パネル11は、前記偏光板12および13とともに、前記偏光板13のさらに背後に配設された光源(図示せず)からの光を空間変調する。さらに前記液晶表示装置10のユーザは、このように空間変調された光、すなわち画像を、偏光レンズ14Aおよび14Bを含む偏光眼鏡14を介して観察する。
前記液晶パネル11では、表示面上に、図2に示すように画素領域11A1〜11A3,11B1〜11B3,11C1〜11C3,11D1〜11D3,11E1〜11E3,11F1〜11F3が上下左右に行列状に形成されており、前記画素領域11A1〜11A3,11C1〜11C3,11E1〜11E3には、物体を一の角度から見た左目用の画像が、また前記画素領域画素領域11B1〜11B3,11D1〜11D3,11F1〜11F3には、同じ物体を異なった角度から見た右目用の画像が表示される。
さらに前記偏光板12中には、上下方向に延在する前記画素列11A1〜11A3に対応して偏光領域12Aが、また前記画素列11B1〜11B3に対応して偏光領域12Bが、また前記画素列11C1〜11C3に対応して偏光領域12Cが、また前記画素列11D1〜11D3に対応して偏光領域12Dが、また前記画素列11E1〜11E3に対応して偏光領域12Eが、さらに前記画素列11F1〜11F3に対応して偏光領域12Fが、前記偏光板12の左右方向に交互に繰り返し形成されており、図1中にハッチングおよび矢印示すように、偏光軸の方向が、前記偏光領域12A,12B,12C,12D,12E,12Fで、互いに直交するように形成されている。
同様に、前記偏光板13中には上下方向に延在する左目用の前記画素列11A1〜11A3に対応して偏光領域13Aが、また右目用の前記画素列11B1〜11B3に対応して偏光領域13Bが、また左目用の前記画素列11C1〜11C3に対応して偏光領域13Cが、また右目用の前記画素列11D1〜11D3に対応して偏光領域13Dが、また左目用の前記画素列11E1〜11E3に対応して偏光領域13Eが、さらに右目用の前記画素列11F1〜11F3に対応して偏光領域13Fが、前記偏光板13の左右方向に交互に繰り返し形成されており、図1中にハッチングおよび矢印示すように、偏光軸の方向が、前記偏光領域13A,13B,13C,13D,13E,13Fで、互いに直交するように形成されている。
図示の例では、偏光板12中、偏光領域12Aと、偏光板13中でこれに対応する偏光領域13Aとでは、偏光軸の方向が直交している。その他の偏光領域も同様である。ただし、これは使われる液晶パネル11の種類に依存し、平行に形成することも可能である。
さらに、前記偏光眼鏡14では、偏光レンズ14Aの偏光方向が、前記左目用画素に対応した偏光領域12A,12C,12Eの偏光方向に一致され、また偏光レンズ14Bの偏光方向が、前記右目用画素に対応した偏光領域12B,12D,12Fの偏光方向に一致されている。
図3(A),(B)は、図1の液晶パネル11の一画素分の断面構造を示す。ただし図3(A)は前記液晶パネル11を駆動しない非駆動状態を、また図3(B)は駆動状態を示している。
図3(A),(B)を参照するに、液晶パネル11はいわゆるMVA型の液晶表示装置であり、概略的には一対のガラス基板31,33の間に液晶層32を挟持した構成を有する。
前記ガラス基板31は図示を省略したTFTを担持するTFT基板であり、各画素領域毎に設けられた前記TFTのドレイン領域に接続された画素電極31Aを有している。また前記画素電極31Aは垂直分子配向膜31Bにより覆われており、前記垂直分子配向膜31Bは、これに接する液晶層32中の液晶分子の方位を、前記基板31の面に対して略垂直な方向に規制する。
一方、基板31に対向する対向基板33上には、カラーフィルタ33Aが形成されており、さらに前記カラーフィルタ33A上にはITOなど透明導電体よりなる対向電極33Bが形成されている。また前記対向電極33B上には、樹脂などよりなる配向規制構造物33Cが形成されており、前記対向電極33B上には、前記配向規制構造物33Cを覆うように、垂直分子配向膜33Dが形成されている。前記垂直分子配向膜33Dは、前記垂直分子配向膜31Bと同様に、これに接する液晶層32中の液晶分子の方位を、前記基板33の面に略垂直方向に規制する。
さらに前記光源に面するガラス基板31には、先に説明した偏光板13が形成されており、また前記対向基板33上には、先に説明した偏光板12が形成されている。
図3(A)は、前記電極31Aおよび33B間に駆動電圧が印加されていない、非駆動状態を示す。
図3(A)を参照するに、この状態では前記液晶層32中の液晶分子は前記基板31,33の面に略垂直に配向し、そこで、前記光源からの入射光は前記液晶層32中を、偏光面を実質的に回転させることなく通過し、出射側の、偏光軸が前記偏光板13のものと直交する偏光板12により、遮断される。
これに対し、図3(B)の状態では、前記画素電極31Aと対向電極33Bとの間に駆動電圧が印加されており、その結果、前記液晶層32中の液晶分子は基板31あるいは33の面に対して倒れ、前記光源から基板31に入射した光は偏光面が回転し、その結果、前記出射側偏光板12により遮断されることなく、出射することができる。なお、本実施例の液晶パネル11はMVAパネルであるため、図3(B)の駆動状態においては、前記配向規制構造物33Cの左右で液晶分子の倒れる方向が逆になっており、1画素領域中に液晶分子配向の異なるドメインが形成されているのがわかる。
そこで、このような液晶パネル11を使って、図1の液晶表示装置10において左目用の画素と右目用の画素とを、それぞれ左目用の信号および右目用の信号で駆動し、ユーザが表示された画像を偏光眼鏡14を介して観察した場合、ユーザには、表示されている物体の3次元画像が見える。
図4(A),(B)は、図1の液晶表示装置10で使われる偏光板12の製造方法を示す。偏光板13の製造方法は、偏光板12の場合と同じであるので、説明を省略する。
図4(A)を参照するに、偏光板12には図中、矢印で示す方向に、一様な張力が印加され、この状態で、前記偏光板12上に、断面が直線状の収束レーザビーム1が、前記レーザビーム断面の延在方向が、前記張力の作用方向に対し45度の角度になるように照射される。
その結果、前記ビーム照射箇所にはストライプ状に、前記張力方向に偏光軸を有する偏光領域12Bが形成される。さらに前記レーザビームを、図1の液晶パネル11上の左右方向に整列した画素列に対応する方向に、1画素分ずつ飛ばしながら照射することにより、前記偏光領域12D,12F、・・・が、同様にして互いに平行に形成される。
次に、図4(B)の工程において、前記偏光板12に、図4(A)における張力方向に対して直交する方向に張力を印加し、さらに前記レーザビームを、図4(A)の工程において偏光領域が形成されなかった部分に対して照射する。これにより、前記偏光領域12A,12C,12E・・・が、前記偏光領域12B,12D,12Fに対して直交する辺光軸を有するにように形成される。
本発明ではこのように、偏光板12,13上にストライプ状の偏光領域を、直線状断面を有するレーザビームの照射により形成するため、前記偏光領域の幅が10μm程度まで微細化されても、歩留まり良く偏光板を製造することが可能になる。
なお図4(A),(B)の工程では、前記レーザビーム1の代わりに、電子ビームなど、その他のエネルギビームを使うことができる。また点状のビーム断面を有する収束レーザビームを走査することにより、行うことも可能である。
なお本実施例において液晶パネル11はMVA型の液晶パネルに限定されるものではなく、他の形式の液晶パネル、たとえばTN型の液晶パネルを使うことも可能である。

[第2実施例]
図1の液晶表示装置10は、そのままで通常の2次元画像を表示する表示装置としても使うことができる。
図5を参照するに、前記液晶パネル11には、前記画素領域により、通常の2次元画像が表示され、液晶表示装置10のユーザは、偏光眼鏡14を使わずに直接に前記偏光板12から出射する空間変調光を視る。
図5の構成によれば、前記液晶パネル11上において隣接する画素領域により、同一の2次元画像中の対応する画素が表示されるため、図1において3次元画像を表示した場合に比べ、表示の解像度を、左右方向、すなわち走査線方向に、倍増させることが可能になる。また、この場合、ユーザは単に偏光眼鏡14の装着を省略するだけでよいため、3次元画像の表示から2次元画像の表示への切り替え、あるいはその逆の切り替えは非常に簡単である。

[第3実施例]
図6は、本発明の第3実施例による3次元表示装置40の構成を示す。ただし図中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図40を参照するに、表示装置40は、図1の液晶表示装置10で使われた液晶パネル11の代わりに、陰極線管表示装置など、発光型の表示装置41を使い、前記表示装置41の表示面に、前記偏光領域12A〜12Fを交互に形成された偏光板12を貼り付ける。
さらに、表示装置40のユーザは、前記表示装置41の表示面上に表示された、右目用の画像と左目用の画像を、前記偏光レンズ14A,14Bを有する偏光眼鏡を介して観察する。
かかる構成により、ユーザは図1の場合と同様に、物体の3次元画像を観察することが可能になる。
なお、図6において表示装置41は陰極線管表示装置に限定されるものではなく、プラズマ表示装置あるいは有機EL表示装置であってもよい。
以上、本発明を好ましい実施例について説明したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
(付記1)
表示面に上下方向および左右方向に整列した複数の画素を行列状に形成され、前記複数の画素のうち前記左右方向に隣接する画素に、右目用の画像と左目用の画像とを表示できる画像表示部と、
前記表示面上に形成された偏光板とよりなる直視型表示装置であって、
前記偏光板は、各々前記表示面上の複数の画素のうち、前記上下方向に整列した一連の画素に対応して前記上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、前記表示面上において前記左右方向に整列した画素の各々に対応して、前記左右方向に、交互に繰り返し形成されてなり、
前記第1および第2の偏光領域は、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有し、
前記偏光板上において前記第1の偏光領域は、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在するストライプ状の領域にエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成されてなり、
前記偏光板上において前記第2の偏光領域は、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成されてなることを特徴とする直視型画像表示装置。
(付記2)
前記エネルギビームは、前記ストライプ状の領域に対応した、直線状のビーム断面を有することを特徴とする付記1記載の直視型画像表示装置。
(付記3)
前記画像表示部は、液晶表示装置よりなることを特徴とする付記1または2記載の直視型画像表示装置。
(付記4)
前記画像表示部は、発光型平面表示装置であることを特徴とする付記1または2記載の直視型画像表示装置。
(付記5)
前記画像表示部は、前記表示面上の前記複数の画素のうち、前記複数の第1の偏光領域に対応する画素群により、物体を第1の角度から見た第1の2次元画像を表示し、前記複数の第2の偏光領域に対応する画素群により、前記物体を第2の別の角度から見た第2の2次元画像を表示することを特徴とする付記1〜4のうち、いずれか一項記載の直視型画像表示装置。
(付記6)
前記画像表示部は、前記表示面上の前記複数の画素により、単一の2次元画像を表示することを特徴とする付記1〜4のうち、いずれか一項記載の直視型画像表示装置。
(付記7)
各々上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、左右方向に、交互に繰り返し形成されてなる偏光板であって、
前記第1および第2の偏光領域は、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有し、
前記第1の偏光領域は、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在するストライプ状の領域にエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成されてなり、
前記第2の偏光領域は、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成されてなることを特徴とする偏光板。
(付記8)
前記エネルギビームは、前記ストライプ状の領域に対応した、直線状のビーム断面を有することを特徴とする付記7記載の偏光板。
(付記9)
各々上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、左右方向に、交互に繰り返し形成され、前記第1および第2の偏光領域は、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有する偏光板の製造方法であって、
前記第1の偏光領域を、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在するストライプ状の領域にエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成する工程と、
前記第2の偏光領域を、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成する工程とを含むことを特徴とする偏光板の製造方法。
(付記10)
前記エネルギビームは、前記ストライプ状の領域に対応した、直線状のビーム断面を有することを特徴とする付記9記載の偏光板の製造方法。
本発明第1実施例による液晶表示装置の構成を示す図である。 図1の液晶表示装置で使われる液晶パネルの表示面を示す図である。 (A),(B)は、図2の液晶パネルの断面構造を、非駆動状態および駆動状態について示す図である。 (A),(B)は、偏光板の製造工程を示す図である。 本発明第2実施例による液晶表示装置の構成を示す図である。 本発明第3実施例による表示装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 レーザビーム
10 液晶表示装置
11 液晶パネル
11A1〜11A3,11B1〜11B3,11C1〜11C3,11D1〜11D3,11E1〜11E3,11F1〜11F3 画素領域
12,13 偏光板
12A〜12F,13A〜13F 偏光領域
14 偏光眼鏡
14A,14B 偏光レンズ
41 発光型表示装置

Claims (5)

  1. 表示面に上下方向および左右方向に整列した複数の画素を行列状に形成され、前記複数の画素のうち前記左右方向に隣接する画素に、右目用の画像と左目用の画像とを表示できる画像表示部と、
    前記表示面上に形成された偏光板とよりなる直視型表示装置であって、
    前記偏光板は、各々前記表示面上の複数の画素のうち、前記上下方向に整列した一連の画素に対応して前記上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、前記表示面上において前記左右方向に整列した画素の各々に対応して、前記左右方向に、交互に繰り返し形成されてなり、
    前記第1および第2の偏光領域は、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有し、
    前記偏光板上において前記第1の偏光領域は、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在するストライプ状の領域にエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成されてなり、
    前記偏光板上において前記第2の偏光領域は、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成されてなることを特徴とする直視型画像表示装置。
  2. 前記エネルギビームは、前記ストライプ状の領域に対応した、直線状のビーム断面を有することを特徴とする請求項1記載の直視型画像表示装置。
  3. 前記画像表示部は、前記表示面上の前記複数の画素のうち、前記複数の第1の偏光領域に対応する画素群により、物体を第1の角度から見た第1の2次元画像を表示し、前記複数の第2の偏光領域に対応する画素群により、前記物体を第2の別の角度から見た第2の2次元画像を表示することを特徴とする付記1または2記載の直視型画像表示装置。
  4. 各々上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、左右方向に、交互に繰り返し形成されてなる偏光板であって、
    前記第1および第2の偏光領域は、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有し、
    前記第1の偏光領域は、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在するストライプ状の領域にエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成されてなり、
    前記第2の偏光領域は、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成されてなることを特徴とする偏光板。
  5. 各々上下方向に延在するストライプ状の第1および第2の偏光領域を、左右方向に、交互に繰り返し形成され、前記第1および第2の偏光領域は、それぞれ第1および第2の互いに直交する方向に偏光軸を有する偏光板の製造方法であって、
    前記第1の偏光領域を、前記偏光板に前記第1の方向に作用する張力を印加した状態で、前記上下方向に延在するストライプ状の領域にエネルギビームを、前記左右方向に1画素分ずつ飛ばして、繰り返し作用させることにより形成する工程と、
    前記第2の偏光領域を、前記偏光板に前記第2の方向に作用する張力を印加した状態で、前記エネルギビームを、前記第1の偏光領域が形成されていない部分に、繰り返し作用させることにより形成する工程とを含むことを特徴とする偏光板の製造方法。
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