JP2006118652A - 圧送排水用管継手装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 管種を選ぶことなく適用可能であり、圧送排水用管継手として高い耐引き抜き力を発揮し、継手接続の信頼性を著しく向上する。
【解決手段】 排水部から外部排出部に排水を圧送する管継手装置であって、管体11の外周面と継手リング15の内側斜面19との間に複数個の剛体球25を配置したパッキングを挿入し、継手リング15の締め付け時に内側斜面の分力によって剛体球25を管体11の外周面に加圧する構成を有し、かつ継手リング15を締め付ける締結手段とは独立に、管体11の外周面を締め付けるグリップ部30を継手部18と一体構造のものとする。グリップ部は、開閉可能な端部を有するC−クランプ形の正面形状を有し、端部を閉じる方向にボルトナットにより締め付ける構成するか、或いは1対のほぼ半円状のグリップ部分、から構成し、各々継手部18と一体化し、両端部を閉じる方向へボルトナットにより締め付ける構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排水部から外部排出部に排水を圧送する管体を接続するための管継手装置に関するものである。
圧送用排水管を接続する継手装置としては、
1)接続する2本の管端部に、円周廻りに多数のボルト孔を設けたフランジを溶接し、両フランジ間に例えばゴムから成るパッキングを挟み、両フランジをボルト締めして耐圧接続するものと、
2)接続する2本の管端部の外周にネジを切り、シーリングテープで防水処理後、両端に雌ねじ嵌合部を持った圧送用継手装置で両管を回転挿入し、耐圧接続するものがあった。しかし近年、耐久性、防音性及び環境性能の向上のために、内周に防錆樹脂処理を行った排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管(いわゆるDVLP)が多用されるようになり、管外層を加工する上記従来の方法を使用することができなくなってきた。
管外層を加工しない継手装置としては、台形状の断面形を有する円環状パッキングを管上に挿入し、2個の継手金具を用いて当該パッキングを締め付けることによりパッキングの摩擦力を増大し管の抜け出しを防止する可撓管継手装置がある(A継手と略称する)。その改良型として、パッキングに複数個の剛体球を配置し、継手の斜辺により剛体球を加圧して管表面に食い込みを生じさせ、その抵抗力により耐抜け出し力を向上させた実登第3099370号に係る装置がある(B継手と略称する)。
ところで、圧送用排水管を接続する継手装置の場合、ポンプアップ時の脈動水圧に耐えるという条件が必要となる。そこで上記の継手装置を用いて30cmの管材を接続し、水圧0.1MPa〜1.0MPaを繰り返し毎分21回の周期で印加する、一般的な脈動水圧試験法により試験を行ったところ、A継手では40回未満(2分未満)で脱落し、実用上使用に耐えないことが明らかになった。また剛体球を併用したB継手では長期限界試験の結果51万回(約17日間)程度で脱落した。これは実際の使用状態における使用期間として約1年弱から2年半の範囲に相当するので、このままでは使用できないと判断される。
さらに、A継手を圧送排水用配管に使用するために、管継手装置と共締めして使用す
る、管抜け防止用の締め付け金具も提供されている。しかし、この締め付け金具は、パッキングを内包する継手金具とともに数箇所のボルトによって共締めする構造であるため、ボルトナットを締め付けても、締め付け金具の内径変位は僅かであり、管表面に対する締め付け金具内面による把持力の向上を望むことは殆んどできないと考えられる。前記と同様に30cmの管材を継手装置で、接続し、引き抜き荷重を印加する試験を行ったとこ
ろ、A継手は2KN〜20KNで抜け出したのに対して、締め付け金具付きの継手は20KN〜30KNと、ばらつきは減少するが、引き抜き耐荷重は1.5倍程度増加するに過ぎず、B継手の40KN〜60KNという耐引き抜き荷重に対しても不足であり、圧送排水用管継手として適当とはいえない。
実用新案登録第3099370号
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、管種を選ぶことなく適用可能であり、圧送排水用管継手として高い耐引き抜き力を発揮し、継手接続の信頼性を著しく向上することである。また本発明の他の課題は、現場にて継手接続を容易に施工することができる圧送排水用管継手装置を提供することである。
前記の課題を解決するため、本発明の圧送排水用管継手装置は、排水部から外部排出部に排水を圧送する管体を接続するための管継手装置について、管体の外周面と継手リングの内側斜面との間に複数個の剛体球を配置したパッキングを挿入し、継手リングの締め付け時に内側斜面の分力によって剛体球を管体の外周面に加圧する構成を有し、かつ継手リングを締め付ける締結手段とは独立に、管体の外周面を締め付けるグリップ部を継手部と一体構造のものとして有している。
本発明の管継手装置は、排水を圧力をかけて圧送する管体の接続部分に適用するもの
で、例えば、建物の排水システムにおいて、内部の排水槽からポンプ等を用いて外部排出路に圧送するケースなどが該当する。本発明を適用する管体については種類を問うものではなく、前記したDVLPと称される排水用の硬質塩化ビニル鋼管にも、また従来から使用されて来た鋼管にも適用可能である。
本発明は自社技術の延長上に位置する改良発明に当たるものであり、管体の外周面と継手リングの内側斜面との間に、挿入したパッキングに複数個の剛体球を配置した構成を有しており、この構成は、前記した実用新案登録第3099370号の発明の構成と基本的に共通する。この構成では、継手リングの締め付け時に内側斜面の分力によって剛体球を管体の外周面に加圧し、食い込みを生じさせ、その抵抗力により、耐抜け出し力を向上させることができる。継手リングの締め付けの際には管上に挿入されているパッキングも締め付けられて前記A継手、B継手の場合と同じように摩擦力を増大し、管の抜け出し防止に寄与する。
このような継手装置には、管体の外周面を締め付けるグリップ部が設けられる。グリップ部は、管体に強固な把持力で固定されることを特徴とするもので、継手リングを締め付ける締続手段とは独立に締め付け、かつ継手部と一体構造のものとして設けられている。つまりグリップ部は、独立して管体に強固に固定されるとともに、一部で継手部とつながっていることにより継手装置をも固定するものである。
グリップ部は様々な形状、構造を具備し得るので、その内でも主要な例を示すと、例えばグリップ部は、開閉可能な端部を有するC−クランプ形の正面形状を有するものとし、上記端部を閉じる方向にボルトナットにより締め付ける構成を取ることが可能である(図2ないし図4参照)。この例の場合、グリップ部は、挿入すべき管体の外径以下の内径を有しており、挿入時に端部を押し拡げて管体の外径以上の内径に拡大し、管体上への挿入後端部を押し拡げることを止めて、径差により管体の外周面を締め付け、密着性を向上することができる(図3参照)。
またグリップ部は弾性力によって把持力を発揮するものとし、開閉可能な端部から次第に厚みの増す構造として、弾力性を向上することができる(図4参照)。これによって、グリップ部に印加される各種の引き抜き力や様々な振動などの外力に対応可能な弾性力を得ることができる。この構成を有する場合、最大厚みの部分にて継手と一体化した構成とする。グリップ部は対称性を有する方が望ましいので、C−クランプ形の正面形状の中央部が最大厚み部分となり、かつその箇所で継手部と一体化した構成とする。
またグリップ部は、1対のほぼ半円形状の部分から成る構成を取ることができ、この場合、各グリップ部分は各々の中央部にて継手部と一体化されており、かつ予め離して設けられた端部を閉じる方向へボルトナットにより締め付ける構成を取る(図5参照)。各グリップ部分は、円形を正2分したほぼ同形、同大のものとする。グリップ部は、管体外周面と接触可能な内周面に、管体の抜け方向力に対抗して摩擦抵抗力を高めるための摩擦増大部を有するものとすることが望ましい(図6参照)。摩擦増大部は、グリップ部の内周面に溝又は突部を形成すること、或いは摩擦抵抗力の大きいライニングなどを施すことによって得ることができる。
本発明は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、管種を選ぶことなくあらゆる圧送用排水管の接続に適用可能であり、圧送排水用管継手として高い耐引き抜き力を発揮し、継手接続の信頼性を著しく向上することができるという効果を奏する。また本発明のものは、接続すべき管体に対する加工の必要性が殆どないので、現場にて継手接続を容易に施工することができる。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係る圧送排水用管継手装置10を管体11に取り付けたものの例示である。
図において、11は管体、12は継手管であり、継手管12は、管体内径と同径の中央部13を有し、かつ両端にボルト締め部14、14′を有しており、ボルト締め部14、14′には継手リング15が組み合わされている。ボルト締め部14、14′及び継手リング15にはボルト孔が設けられており、締結手段であるボルト16を挿通しナット17とともに緊締することができる。なお、ナット17は、継手リング15のボルト孔に雌ねじを設けて代用することも可能であるから必須ではない。継手管12と継手リング15とは本発明における継手部18を構成する。継手部18の内周には、本発明に係るパッキングを取り付けるパッキング配置部が設けられており、継手リング15の内周には内側斜面19として、継手部18の外方へ向かってテーパー状となる斜面が設けられている。
パッキング本体20は、管体11の外面に嵌合可能な環状部21と、環状部21の一端から管軸方向へ延びる一端部分22と、環状部21の他端から管軸方向へ延びる他端部分23とから成り、これに、剛体球25等を設けて構成されている。剛体球25は、周方向に等間隔でパッキング本体20の一端部分22に取り付けられ接触点列26を形成しており、各剛体球25は、テーパー状断面を有する一端部分22の取り付け部肉厚よりも大径であるので、内面側、外面側ともに露出し、管体11の外面及び継手リング15の内側斜面19に接触可能になっている。パッキング本体20の圧縮じわの発生を防止し、管体
11の位置変動に対する追従性能を向上するように一端部分22にスリットを形成することもできる。
パッキング本体20の他端部分には、管体11の端部に、覆うように係止する係止端部27が設けられている。係止端部27は、環状部21の他端部分23の先端に位置しており、他端部分23は薄膜状であるので伸縮性が良好であり、環状部21及び係止端部27が夫々所期の位置に配置されることを妨げない。なお、パッキング本体20の環状部21は管体11と継手部18との間を埋めて水密性を発揮する肉厚のほぼ台形状の断面形状を有している(図1参照)。
このような継手リング15の外側に位置して、管体11の外周面を締め付けるグリップ部30が、継手リング15と一体構造のものとして設けられている。図1ないし図4に例示されているグリップ部30は、開閉可能な端部31、32を有するC−クランプ形の正面形状を有しており、その中央部の連結部33において継手リング15と一体につながっている。例示の連結部33は、図2に斜線で示されているように全周のほぼ3分の1に及んでおり、従って端部31、32を含む残りの3分の2の範囲でグリップ部30は可撓即ち撓み可能である。端部31、32にはボルト穴が開いており、そこに締め付け手段であるボルト34を通し、ナット35で締め付ける構成となっている。
図3は、図1、図2の構成を持つグリップ部30における、締め付け部の密着性を向上する例を示しており、これにより経時或いは温度変化に対する耐引き抜き力を向上することができる。図3は、グリップ部30の内径Dsを、挿入すべき管体11の外径d2 以下に成型した例を示している。管体上に挿入する場合には、グリップ部30の開口部36に楔37を挿入することによりDs>d2 として取り付け、継手部15を締め付けたのち楔37を取り外すと、取り外したときにグリップ部30は管体11の外周面を加圧保持することになる。さらに、ボルトナット31、32で正規トルクに締め付けることによ
り、経時、温度変化があっても耐引き抜き力を一段と向上することができる。
図4は、グリップ部30の把持力弾性の向上する例であり、この場合、グリップ部30は開閉可能な端部31、32から次第に厚み(幅)の増す構造を有する。グリップ部30には各種の外力が印加されるので、それらに対抗して十分な把持力を得るには弾性力が必要となるために有効となるものである。各部の厚みの代表値をt1、t2、t3とするとき、t3<t2<t1と厚み傾斜を付けることにより中央部から開口部36にかけてのベンディング幅が増加し弾性力が向上する。
さらに図5により、分割構造を有するグリップ部の例を示す。この例は大口径用に適しており、継手リング15と連結部43、43′にて一体構造となるグリップ部分41、
42は2個1対のほぼ半円形状のものである。従って開閉可能な端部は左右2箇所31、32、31′、32′となり、左右夫々の開口部36、36′が締め付け手段のボルトナット34、35、34′、35′によって締め付けられ、1対のグリップ部分41、42の弾性で管体11を確実に把持する。大口径管の場合、図5の2箇所の連結部43、43′を有する構成により耐振動性が格段に向上する。
図6は、グリップ部30及びグリップ部分41、42の内周面に、摩擦増大部45を設ける例を示している。例示の摩擦増大部45は、グリップ部等の内周面に鋸歯状の歯を加工したものであり、グリップ部等を締め付けたとき、管体の引き抜き力に対抗して鋸歯状の歯が管体11の外周面に食い込み大きな摩擦力を発揮する。各図中、28は間隙部であり、継手リング15とグリップ部30を分離している。
このような構成を有する本発明の装置10を使用して可撓管継手を施工するには、予め管体11に継手リング15を嵌め合わせ、次いでパッキング本体20を管体11に同様に嵌め合わせる。その際、係止端部27が管体11の端部を確実に覆うように注意し、パッキング本体20の一端部分22が継手リング15の内側斜面19と管体外面との間に入り込むようにする。さらに、パッキング本体20の外側を覆うよう継手管12に嵌め合わ
せ、そのフランジ部14と前記継手リング15のボルト孔にボルト16を差し込み、かつナット17を螺合して締結作業を行うとともに、管体上に挿入した状態にあるグリップ部30…の端部31、32…にボルト34を通しナット35を締め付けて、管体外周面を強固に把持した状態とする。
ボルト16、ナット17の緊締により、継手リング15にパッキングの一端部分22が押し込まれる結果、内側斜面19によって剛体球25が管体11の外面に加圧され食い込み、またグリップ部30…においても連結部以外の可撓部の弾性変形の下で管体外周面に加圧され食い込むような状態となる。このような締結状態になると、継手リング15とフランジ14に挟まれているパッキング本体20の環状部21も変形を生じ水密な継手を完成する。また、管体11と継手管12とを管軸方向にずらそうとする外力が働いても、グリップ部30…の把持力によって強固に固定されており、かつ連結部33、43…で継手リング15と一体構造のため管体11の引き抜き力に対抗するので、抜け出しに到ることはない。
本発明の特徴
排水鋼管用可撓管継手の加速試験としてB継手について行った反復曲げ試験法を図7に示す。加速劣化試験のため印加水圧を通常の0.1MPaから0.75MPaとし、管軸方向に対する直交荷重を繰り返し加え、抜け出した管体の外側面を観察したところ、図8(a)に示すように、パッキングに配置した剛体球の食い込んだ痕跡が管端部に向かってほぼ直線状に掘られており、このことから剛体球と管本体が互いに堅く接触しながら水圧によって押し出されていったことが理解される。図8(b)は反復曲げ試験の継手内部の動作を解明するもので、本試験における曲げ角度Δθは±30/1000ラジアンであり、管体を剛体とすれば継手部内における内径114.3mmの管体の曲げにより剛体球の接触部に生じる変位Δδは1/2(114.3)×30/1000≒1.7mmとなる。つまり反復曲げ試験により継手内で管体と剛体球との接触店は強制的に±1.7mmクリープすることになる。換言すれば、反復曲げが加わるだけで内圧によりクリープを生じ、外部からの引き抜き力がなくとも遂には抜け出しに到ることが分かる。
本発明は、この曲げモーメントを分散し、剛体球接触点における振動を除去する手段として、継手と一部で一体構造になっているグリップ部30…を設け、剛体球接触点が構成する第1の把持点と、グリップ部30…の加圧密着面が構成する第2の把持点とによっ
て、管体内部の水圧による耐引き抜き力を、剛体球のみから成るB継手に比較して2桁以上向上させることができるとともに、剛体球25を支点とした管体11の振動を排除し、圧送時脈動振動に対抗して、内圧による押し出し現象を解消することを可能にするものである。本発明では継手部18における管体11の締め付け(漏水防止と剛体球による把持機能)と、グリップ部30…の締め付け(管体外周面に対する把持、耐抜け出し摩擦力、耐振防止力)とは、夫々独立した機能であり相互に関係し合わないため効果的に作用す
る。よって本発明によればB継手における51万回(約17日間)で脱落という結果と比較して一桁或いは二桁台の性能向上が見込まれるので数十年以上の耐用年数を得ることができる。
本発明に係る圧送排水用管継手装置の実施例を示す縦断面図。 同上の一端部分側の端面図。 同じくグリップ部の1例を示す端面図。 同じく他の例を示す端面図。 同じくグリップ部の第3の例を示す端面図。 摩擦増大部の例を示す断面図。 管体の抜け出しメカニズムを示す説明図。 (a)は剛体球の痕跡を示す説明図、(b)は同じく継手内部の動きを示す説明図。
符号の説明
11 管体
12 継手管
14、14′ ボルト締め部
15 継手リング
16 ボルト
18 継手部
19 内側斜面
20 パッキング本体
21 環状部
22 一端部分
23 他端部分
25 剛体球
30 グリップ部
31、32、31′、32′ 端部
33、43、43′ 連結部
34、34′ ボルト
35、35′ ナット
36、36′ 開口部
37 楔
41、42 グリップ部分
45 摩擦増大部

Claims (6)

  1. 排水部から外部排出部に排水を圧送する管体を接続するための管継手装置であって、管体の外周面と継手リングの内側斜面との間に複数個の剛体球を配置したパッキングを挿入
    し、継手リングの締め付け時に内側斜面の分力によって剛体球を管体の外周面に加圧する構成を有し、かつ継手リングを締め付ける締結手段とは独立に、管体の外周面を締め付けるグリップ部を継手部と一体構造のものとして有していることを特徴とする圧送排水用管継手装置。
  2. グリップ部は、開閉可能な端部を有するC−クランプ形の正面形状を有し、上記端部を閉じる方向にボルトナットにより締め付けるように構成されている請求項1記載の圧送排水用管継手装置。
  3. グリップ部は、挿入すべき管体の外径以下の内径を有しており、挿入時に端部を拡げて内径を管体の外径以上とし、挿入後、端部を拡げることを解除する請求項1又は2に記載の圧送排水用管継手装置。
  4. グリップ部は、弾性力によって把持力を発揮するもので、開閉可能な端部から次第に厚みの増す構造を有し、最大厚みの部分にて継手と一体化されている請求項1又は2に記載の圧送排水用管継手装置。
  5. グリップ部は、1対のほぼ半円形状のグリップ部分から成り、各グリップ部分は各々の継手部と一体化されており、かつ予め離れて設けられた端部を閉じる方向へボルトナットにより締め付けるように構成されている請求項1記載の圧送排水用管継手装置。
  6. グリップ部は、管体外周面と接触可能な内周面に管体の抜け方向力に対抗して摩擦抵抗を高めるための摩擦増大部を有している請求項1記載の圧送排水用管継手装置。


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