JP2006117414A - 記録媒体搬送機構及びその記録媒体搬送機構を備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複合機1の給紙ユニット4の側面に補給用トレイ8を設ける。この補給用トレイ8と、給紙ユニット4内の各用紙カセット5A,5Bとに亘って補給搬送路7を形成する。補給用トレイ8上に補給用の記録用紙が載置された際、そのサイズを検知し、それに一致するサイズの記録用紙を収容する用紙カセットに対して記録用紙を搬送して用紙の補給を行う。一致するサイズの記録用紙を収容する用紙カセットがない場合には、補給動作を禁止する。
【選択図】 図1
Description
(1) 先ず、記録用紙を補給するための用紙搬送経路が長くなってしまうことが掲げられる。つまり、この特許文献1にも示されているように、一般的な画像形成装置では、ユーザの操作性の観点から原稿台は装置の上端部付近に配置されている。一方、用紙カセットは装置の下端部に配置されている。このため、この原稿台に載置した記録用紙を用紙カセットまで搬送するための補給搬送路を長く要し(画像形成装置の高さ寸法程度の長さの補給搬送路が必要である)、装置全体としての用紙搬送経路長さが長くなる。その結果、装置全体としての大型化を招いてしまうばかりでなく、用紙ジャムの発生要因箇所が増大してしまうことになる。
(2) 原稿の読み取り動作中には、原稿台に原稿が載置されているため、全ての原稿の読み取り動作が完了するまでは記録用紙の補給動作を行うことができない。このため、例えば用紙カセットに僅かな枚数しか記録用紙が残っていない状況で大量の原稿を複写しようとした場合、複写動作の途中で記録用紙が無くなり、その後の複写動作を行うことができなくなってしまう。尚、このような状況で原稿の読み取り動作のみを継続して行い、装置内のメモリに原稿画像データを蓄積していき、記録用紙の補給後にその原稿画像データをメモリから読み出して印刷動作を再開させることも考えられる。しかし、メモリの容量には限界があるため、原稿画像データ量がメモリの容量を超えてしまう場合には対応できない。
(3) 記録用紙の補給動作中には、原稿台に記録用紙が載置されているため、全ての記録用紙の補給動作が完了するまでは原稿の複写動作を行うことができない。このため、例えば緊急の複写動作が必要な場合であっても、全ての記録用紙の補給動作が完了するまで待たねばならず、ユーザにとって使い勝手の良いものではなかった。また、この緊急の複写動作が必要な場合に、補給動作を中断させ、原稿台から記録用紙を取り除いて複写動作を行うことも考えられるが、このように補給動作が完了していない状況では、用紙カセットに十分な枚数の記録用紙が収容されていない可能性があり、上述の(2)の場合と同様に、複写動作の途中で記録用紙が無くなり、その後の複写動作を行うことができなくなってしまう可能性がある。
(4) この特許文献1のものは、原稿台を利用しているため、この原稿台を備えていない画像形成装置には適用できない。つまり、プリンタ専用機には適用することができず、汎用性の低い技術であった。
−複合機の全体構成の説明−
図1は本実施形態に係る画像形成装置としての複合機1の内部構成の概略を示している。この図1に示すように、この複合機1は、スキャナユニット2、画像形成部としてのプリンタユニット3及び給紙ユニット4を備えている。以下、各ユニットについて説明する。
スキャナユニット2は、透明なガラス等で成る図示しない原稿台上に載置された原稿の画像を読み取って画像データを作成する部分である。このため、このスキャナユニット2の内部には、図示しない露光光源、複数の反射鏡、結像レンズ、光電変換素子(CCD:Charge Coupled Device)等が備えられている。そして、露光光源から原稿に照射された光の反射光を光電変換素子が受け、この光電変換素子において電気信号としての原稿画像データが作成されるようになっている。また、このスキャナユニット2としては、セットされた複数枚の原稿を順次搬送してそれぞれの原稿画像を順に読み取り可能とする原稿自動給紙装置を備えさせてもよい。これによれば、上記原稿台上に原稿を載置して画像の読み取りを行うシート固定方式の読み取り動作と、原稿自動給紙装置によって原稿を搬送しながらその画像の読み取りを行うシート移動方式の読み取り動作とが行えることになる。
プリンタユニット3は、例えば電子写真方式の印刷機構(図示省略)を有している。この印刷機構は、図示しない感光体ドラムを備え、上記光電変換素子において作成された原稿画像データに基づいたレーザ光が感光体ドラムの表面に照射されて静電潜像が形成され、この静電潜像をトナー(顕像化物質)により可視像に現像した後に、後述する給紙ユニット4から供給される記録用紙(記録媒体)にこのトナー像を転写する。その後、この転写されたトナー像を定着ローラの加熱により記録用紙に定着させる。これによって記録用紙に対して所定の印刷動作が行われるようになっている。尚、このプリンタユニット3における印刷機構としては電子写真方式に限るものではなく、その他の方式(熱転写方式やインクジェット方式等)を採用してもよい。
次に、給紙ユニット4について説明する。この給紙ユニット4は、記録用紙の収容部(記録媒体収容部)としての2つの用紙カセット5A,5Bと、1つの手差しトレイ5Cとを備えていると共に、用紙搬送路として主搬送路(記録媒体搬送路)6及び補給搬送路(記録媒体補給搬送路)7を備えている。
図2は、この複合機1の動作を制御するための制御部の概略構成を示す制御ブロック図である。この図2に示すように、複写機1には、搭載されている各機器(スキャナユニット2、プリンタユニット3、給紙ユニット4等)を統括的に制御するためのCPU9が備えられている。そして、このCPU9に対して、上記搬送路用紙センサ64,65、ローラ制御部91、ゲート制御部92、サイズ認識手段としての用紙サイズセンサ93、リフトプレート制御部94、プリンタユニット制御部95が接続されている。
以上の如く構成された複合機1の動作として、先ず、本複合機1が、プリンタとして機能する場合には、パーソナルコンピュータ等のホスト装置から送信された印刷データ(イメージデータやテキストデータ)を受信し、この受信した印刷データ(プリントデータ)を図示しないバッファ(メモリ)に一旦格納していく。このバッファへのプリントデータの格納と共に、バッファからのプリントデータの読み出しを順次行って、この読み出したプリントデータに基づき、上述したプリンタユニット3の印刷動作により記録用紙に印刷が行われる。ここで使用される記録用紙は、プリントデータ中の用紙サイズデータに合致するサイズの記録用紙を収容している用紙カセット5A(5B)の用紙送り出し機構51の動作により主搬送路6に送り出されるものである。例えば、上段の用紙カセット5AにA4サイズ用紙が、下段の用紙カセット5BにB5サイズ用紙がそれぞれ収容されている場合に、プリントデータ中の用紙サイズデータとしてA4サイズが指定されていると、上段の用紙カセット5Aからの給紙動作が行われることになる。また、手差しトレイ5Cに記録用紙(例えばハガキなど)がセットされている場合には、印刷動作の実行により、この手差しトレイ5C上の記録用紙が主搬送路6に送り出されて印刷動作が行われることになる。
次に、本実施形態の特徴とする動作である用紙補給動作について説明する。この動作は、例えば、複合機1の操作パネル上に設けられた表示部に、用紙カセット内に記録用紙が無くなった旨や、用紙カセット内の記録用紙残り枚数が少なくなった旨の表示がなされることを受けて実行される動作である。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、手差しトレイ5Cが補給用トレイ(記録媒体載置部)8としての機能を兼用するものであって、補給搬送路7の構成が上述した第1実施形態のものと異なっている。従って、ここでは、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
以上説明した各実施例は複合機1に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限るものではなく、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等にも適用することが可能である。
3 プリンタユニット(画像形成部)
5A,5B 用紙カセット(記録媒体収容部)
5C 手差しトレイ(記録媒体載置部)
6 主搬送路(記録媒体搬送路)
7,7’ 補給搬送路(記録媒体補給搬送路)
73 補給切り換えゲート(切り換え手段)
74,75,76 ゲート(切り換え手段)
8 補給用トレイ(記録媒体載置部)
93 用紙サイズセンサ(サイズ認識手段)
P 記録用紙(記録媒体)
Claims (9)
- 記録媒体を収容する記録媒体収容部と、この記録媒体収容部から取り出された記録媒体を画像形成部に向けて搬送するための記録媒体搬送路とを備えた記録媒体搬送機構において、
記録媒体を載置可能な記録媒体専用の記録媒体載置部と、この記録媒体載置部に載置された記録媒体を上記記録媒体収容部に向けて搬送する記録媒体補給搬送路とを備えていることを特徴とする記録媒体搬送機構。 - 上記請求項1記載の記録媒体搬送機構において、
記録媒体載置部は、画像形成部に向けて搬送される記録媒体を載置するための手差しトレイが兼用した構成となっていることを特徴とする記録媒体搬送機構。 - 上記請求項1または2記載の記録媒体搬送機構において、
記録媒体搬送路の一部が記録媒体補給搬送路の少なくとも一部を兼用した構成となっていることを特徴とする記録媒体搬送機構。 - 上記請求項1、2または3記載の記録媒体搬送機構において、
記録媒体収容部は複数備えられている一方、記録媒体載置部に載置された記録媒体のサイズを認識するサイズ認識手段が備えられており、
上記サイズ認識手段が認識したサイズに合致するサイズの記録媒体を収容するための記録媒体収容部に向けて記録媒体載置部上の記録媒体を搬送するように記録媒体補給搬送路を切り換える切り換え手段を備えていることを特徴とする記録媒体搬送機構。 - 上記請求項4記載の記録媒体搬送機構において、
サイズ認識手段が認識したサイズに合致するサイズの記録媒体を収容するための記録媒体収容部が存在しない場合には、記録媒体補給動作を中止する構成となっていることを特徴とする記録媒体搬送機構。 - 上記請求項1〜5のうち何れか一つに記載の記録媒体搬送機構において、
記録媒体載置部に載置された記録媒体を記録媒体収容部に向けて搬送する際に、この記録媒体収容部に収容されている記録媒体を取り出して画像形成部での画像形成を行う場合、記録媒体載置部からの記録媒体の搬送動作を中断し、上記画像形成を優先的に行う構成となっていることを特徴とする記録媒体搬送機構。 - 上記請求項6記載の記録媒体搬送機構において、
画像形成が行われる記録媒体が、記録媒体載置部に載置された記録媒体と同種のものであるとき、この記録媒体載置部に載置された記録媒体を画像形成部に向けて搬送する構成となっていることを特徴とする記録媒体搬送機構。 - 上記請求項1〜7のうち何れか一つに記載の記録媒体搬送機構において、
記録媒体搬送路と記録媒体補給搬送路とは互いに独立した搬送路となっており、
記録媒体載置部に載置された記録媒体を記録媒体収容部に向けて搬送する動作と、記録媒体収容部に収容されている記録媒体を取り出して画像形成部に向けて搬送する動作とを並行させる構成となっていることを特徴とする記録媒体搬送機構。 - 上記請求項1〜8のうち何れか一つに記載の記録媒体搬送機構を備え、記録媒体収容部から取り出されて記録媒体搬送路を搬送されてきた記録媒体に対して所定の画像形成を行う画像形成部を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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