JP2006117010A - ベビーカー - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納や携帯時に折り畳み状態とした時にベビーカーの高さ方向の寸法も小さくできるようにしたベビーカーを提供すること。
【解決手段】 ベビーカーは、1対の前脚12と、1対の後脚14と、1対の後脚14に連結された1対の支持パイプ17と、1対の前脚12および1対の後脚14のうち少なくともいずれか一方に連結されるとともに、1対の支持パイプ17に回動自在に連結された1対のアームレスト16と、幌布67を張設する幌ステー66とを備えている。各アームレスト16は、支持パイプ17よりも後方まで延びて係合部分35を形成する。また、幌ステー66を取り付け、係合部分35に回動自在に連結された幌取付部材36が設けられており、ベビーカーを折り畳み状態としたときに、アームレスト16が支持パイプ17に対して回転し、幌取付部材36の位置が支持パイプ17に対して降下する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ベビーカーに係り、特に収納時や携帯時に折り畳み可能としたベビーカーに関する。
一般に、乳幼児を散歩や買い物等のために屋外に連れ出す場合に使用するベビーカーにおいては、必要に応じて折り畳み、収納や携帯が容易になるようにするとともに、乳幼児の背面から手押しする背面手押し状態としたり、使用者が乳幼児と対面する対面手押し状態としたりするものが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図17乃至図23により従来のベビーカーについて説明する。このうち、図17は従来のベビーカーの概略構成を示す斜視図、図18はその側面図である。ベビーカーは、前輪11を有する左右1対の前脚12と、後輪13を有する左右1対の後脚14と、ほぼU字状に屈曲された手押し杆15と、左右1対のアームレスト16と、アームレスト16の一端がそれぞれ枢着された、互いに平行に延びる左右2本の支持パイプ17とを有している。
上記各アームレスト16の他端部には前脚12の上端が枢着されており、その左右のアームレスト16の先端部間には弧状の屈曲可能なガードアーム18が着脱自在に掛け渡されている。また左右のアームレスト16には後脚14の上端が枢着されている。左右の前脚12は足乗せ板19を有する前側連結バー20によって連結されており、左右の後脚14は後側連結バー21により連結されている。さらに各前脚12の中間部には連結バー22の前端がそれぞれ枢着され、その連結バー22の後端は、それぞれ前記支持パイプ17の下部に固着された後脚支持部材23に枢着されている。また左右の連結バー22は上側連結バー24によって連結されている。そして、これらの前脚12、後脚14、アームレスト16、支持パイプ17、及びそれらを連結する連結バーによってベビーカー本体が構成されている。
図19に示すように、後脚14にはL字状のブラケット25の下端部が軸25bによって枢着されており、その中間部が軸25cによって上記後脚支持部材23に枢着されている。そのブラケット25の自由端部には後脚14を支持パイプ17にロックするロック部材26の係止段部26aと係合する切り欠き段部25aが設けられている。上記ロック部材26は上記支持パイプ17に摺動可能に装着されており、手押し杆15に設けられている遠隔操作装置によって支持パイプ17に沿って上下摺動操作されるようにしてある。また、後脚支持部材23には後脚14と対向する面に展開時の後脚14に当接しその展開状態を保持する段部23aが形成されている。
しかして、図19に示すようにロック部材26がL字状のブラケット25の切り欠き段部25aに係合すると、そのブラケット25を介して後脚14と支持パイプ17とがロックされ、ベビーカー本体が使用可能な展開状態に保持される。一方、遠隔操作装置によってロック部材26が一点鎖線で示すように引き上げられると、ロック部材26によるロックが解放され、アームレスト16、前脚12、後脚14が図20で一点鎖線で示すように上方に揺動可能となり、携帯時に便利なように2つに折り畳むことができる。
ところで、図17及び図18に示すように、左右の支持パイプ17の下部にそれぞれ固着された後脚支持部材23には、その外側面にほぼU字状の手押し杆15の下端部が軸27を中心として前後に揺動可能に枢着されており、上記手押し杆15を後方位置(図18の実線位置)に保持することにより背面手押し状態とすることができ、また上記手押し杆15を前方に揺動させた状態(図18の2点鎖線)にすることにより、対面手押し状態とすることができる。
一方、前記U字状の手押し杆15、前側連結バー20、後側連結バー21、及び上側連結バー24にはそれぞれ中間部の2カ所にジョイント15a、15a、20a、20a、21a、21a、24a、24aが設けられ、そのジョイントにより折り畳み可能としてある。そして、上記各ジョイントは、ジョイント15a、20a、21a、24aの軸線、及びジョイント15a、20a、21a、24aの軸線が、前脚12と後脚14とが互いに平行状態に折り畳まれた状態の時に、それぞれ同一軸線上に位置し、且つ互いに平行になるようにしてある。
しかして、前述のように前脚12と後脚14とが互いに平行状態となるように折り畳んだ後、手押し杆15のジョイントより外側部分を前方に移動させると、各ジョイントによって手押し杆15、前側連結バー20、後側連結バー21、上側連結バー24の外側部が前方に折り曲げられ、ベビーカーを図21に示すように平面視コ字状の三つ折り状態にコンパクトに折り畳むことができる。
ところが、上記ベビーカーにおいては上記二つ折り或いは三つ折り状態に折り畳んだ時には平断面の面積すなわち縦横の寸法を小さくすることができるが、手押し杆の長さは一定であるため、上述のように折り畳んだ状態においてもベビーカーの高さ方向の寸法は小さくならない等の問題がある。
そこで、上記手押し杆の直管部を伸縮可能として、二つ折り或いは三つ折り状態に折り畳んだ時には同時に手押し杆を収縮させて高さ方向の寸法をも小さくできるようにしたものも提案されている。
特開2002−316650号公報
ところが、一般にベビーカーにおいては、乳幼児を日光から保護するために、図22に示すように、必要に応じて日除け用の幌30を取り付けるが、上述のようにベビーカー本体を折り畳んだ状態にした場合には、上記幌30における幌ステーが邪魔になり、手押し杆15を十分収縮させることができず、折り畳んだ状態のベビーカーの高さ方向の寸法を必ずしも小さくできない等の問題がある。
すなわち、図23に示すように、幌30は基端部が幌アングル31に対して同一軸に枢着された逆U字状の2つの幌ステー30a、30bを有し、その幌ステー30a、30b間に幌布が張設されている。しかして、上記幌アングル31の柱状の支持杆31aを前記支持パイプ17に固着された幌取付部材32の筒状の孔32aに回動可能に挿入装着することにより、幌30をベビーカー本体に装着することができる。しかしながら、ベビーカー本体を折り畳んだ状態にした場合には、上記幌30における幌ステー30aまたは30bが邪魔になり、手押し杆15を十分収縮させることができず、折り畳んだ状態のベビーカーの高さ方向の寸法を必ずしも小さくできない。
本発明は、このような点に鑑み、収納や携帯時に折り畳み状態とした時にベビーカーの高さ方向の寸法も小さくできるようにしたベビーカーを提供することを目的とする。
本発明は、収納や携帯時に折り畳み状態とし得るようにしたベビーカーにおいて、1対の前脚と、1対の後脚と、1対の後脚に連結された1対の支持パイプと、1対の前脚および1対の後脚のうち少なくともいずれか一方に連結されるとともに、1対の支持パイプに回動自在に連結され、各支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を形成する1対のアームレストと、幌布を張設する幌ステーと、幌ステーを取り付け、各アームレストの係合部分に回動自在に連結された幌取付部材とを備え、折り畳み状態としたときに、アームレストが支持パイプに対して回転し、係合部分に取り付けられた幌取付部材の位置が支持パイプに対して降下することを特徴とするベビーカーである。
このようなベビーカーによれば、支持パイプに回動自在に連結されたアームレストがこの支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を形成し、幌取付部材が係合部分に回動自在に連結されており、折り畳み状態としたときに、アームレストが支持パイプに対して回転し、係合部分に取り付けられた幌取付部材の位置が支持パイプに対して降下するので、折り畳み時に幌ステーの高さを比較的低くすることができ、手押し杆の収縮に対して幌ステーが邪魔となることがなく、ベビーカーの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
このようなベビーカーにおいては、各アームレストは、前脚と後脚と支持パイプとに連結されたアームレスト本体と、アームレスト本体から支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を構成する幌取付プレートとからなることが好ましい。
また、幌取付部材は支持パイプに摺動自在に取り付けられ、折り畳み状態としたときに幌取付部材が支持パイプ上を下方に摺動することが好ましい。
本発明は、収納や携帯時に折り畳み状態とし得るようにしたベビーカーにおいて、1対の前脚と、1対の後脚と、1対の後脚に連結された1対の支持パイプと、1対の前脚および1対の後脚のうち少なくともいずれか一方に連結されるとともに、1対の支持パイプに回動自在に連結され、各支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を形成する1対のアームレストと、幌布を張設する幌ステーと、幌ステーを取り付け、各アームレストの係合部分にリンクプレートを介して回動自在に連結された幌取付部材とを備え、リンクプレートはその一端部が係合部分に回動自在に連結され、その他端部が幌取付部材に回動自在に連結され、折り畳み状態としたときに、アームレストが支持パイプに対して回転し、リンクプレートに取り付けられた幌取付部材の位置が支持パイプに対して降下することを特徴とするベビーカーである。
このようなベビーカーによれば、アームレストの係合部分と幌取付部材との間にリンクプレートが両方に対して回動自在に連結されているので、ベビーカーの展開状態と折り畳み状態との間における幌取付部材の移動の自由度をより増加させることができ、また、係合部分の回転運動による作用力を円滑に幌取付部材に伝達して支持パイプに対して降下させることができる。
このようなベビーカーにおいては、各アームレストは、前脚と後脚と支持パイプとに連結されたアームレスト本体と、アームレスト本体から支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を構成する幌取付プレートとからなり、幌取付プレートとリンクプレートの一端部とが回動自在に連結していることが好ましい。
また、幌取付部材は支持パイプに摺動自在に取り付けられ、折り畳み状態としたときに幌取付部材が支持パイプ上を下方に摺動することが好ましい。
本発明は、収納や携帯時に折り畳み状態とし得るようにしたベビーカーにおいて、1対の直管部を有し、各直管部がその軸線方向に伸縮可能となっている手押し杆と、幌布を張設する幌ステーと、手押し杆の各直管部に連結されるとともに、幌ステーを取り付ける幌取付部材とを備え、折り畳み状態としたときに上記手押し杆の直管部の長さが短くなり、これに伴って直管部に取り付けられた幌取付部材が下方に移動することを特徴とするベビーカーである。
このようなベビーカーによれば、幌取付部材が軸線方向に伸縮可能な手押し杆の直管部に連結されているので、折り畳み時に手押し杆の収縮に対して幌ステーの高さを同じ長さだけ低くすることができ、ベビーカーの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
本発明は、収納や携帯時に三つ折りにより折り畳み状態とし得るようにしたベビーカーにおいて、1対の前脚と、1対の後脚と、1対の後脚に連結された1対の支持パイプと、幌布を張設する幌ステーと、各支持パイプに取り付けられるとともに、スパイラルカムを介して幌ステーを取り付ける幌取付部材とを備え、スパイラルカムは幌取付部材に対する幌ステーの回転によりこの幌ステーを上下方向に移動させ、三つ折りにより折り畳み状態としたときに、幌取付部材が幌ステーに対して回転し、幌取付部材に対する幌ステーの位置が低くなることを特徴とするベビーカーである。
このようなベビーカーによれば、幌取付部材はスパイラルカムを介して幌ステーを取り付け、このスパイラルカムは幌取付部材に対する幌ステーの回転によりこの幌ステーを上下方向に移動させるものであり、三つ折りにより折り畳み状態としたときに、幌取付部材が幌ステーに対して回転し、幌取付部材に対する幌ステーの位置が低くなるので、折り畳み時に幌ステーの高さを比較的低くすることができ、手押し杆の収縮に対して幌ステーが邪魔となることがなく、ベビーカーの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
このようなベビーカーにおいては、幌取付部材は、上下方向にスパイラル状に形成されたカム溝を有し、スパイラルカムは、幌取付部材のカム溝に沿って移動する突起部分を有する幌アングルからなり、三つ折りにより折り畳み状態としたときに、幌アングルの突起部分が幌取付部材のカム溝に沿って斜め下方に案内されることが好ましい。
本発明のベビーカーによれば、支持パイプに回動自在に連結されたアームレストがこの支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を形成し、幌取付部材が係合部分に回動自在に連結されており、折り畳み状態としたときに、アームレストが支持パイプに対して回転する。このとき、係合部分に取り付けられた幌取付部材の位置が支持パイプに対して降下するので、折り畳み時に幌ステーの高さを比較的低くすることができ、手押し杆の収縮に対して幌ステーが邪魔となることがなく、ベビーカーの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
また、本発明の他のベビーカーによれば、アームレストの係合部分と幌取付部材との間にリンクプレートが両方に対して回動自在に連結されているので、ベビーカーの展開状態と折り畳み状態との間における幌取付部材の移動の自由度を増加させることができる。また、係合部分の回転運動による作用力を円滑に幌取付部材に伝達して支持パイプに対して降下させることができる。
また、本発明の他のベビーカーによれば、幌取付部材が軸線方向に伸縮可能な手押し杆の直管部に連結されているので、折り畳み時に手押し杆の収縮に対して幌ステーの高さを同じ長さだけ低くすることができ、ベビーカーの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
また、本発明の他のベビーカーによれば、幌取付部材はスパイラルカムを介して幌ステーを取り付け、このスパイラルカムは幌取付部材に対する幌ステーの回転によりこの幌ステーを上下方向に移動させるものとなっている。三つ折りにより折り畳み状態としたときに、幌取付部材が幌ステーに対して回転し、幌取付部材に対する幌ステーの位置が低くなる。このため、折り畳み時に幌ステーの高さを比較的低くすることができ、手押し杆の収縮に対して幌ステーが邪魔となることがなく、ベビーカーの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
第1の実施の形態
以下、添付図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1乃至図11は本発明によるベビーカーの第1の実施の形態を示す図である。このうち図1は、本発明のベビーカーの使用可能な展開状態の時の概略構成を示す側面図であり、図2は、図1のベビーカーの拡大部分図であり、図3は、図1のベビーカーの折り畳み状態とした時の概略構成を示す側面拡大部分図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態によるベビーカーは、前輪11を有する左右1対の前脚12と、後輪13を有する左右1対の後脚14と、各々L字状のブラケット25を介して1対の後脚14に連結された左右1対の支持パイプ17と、1対の前脚12および1対の後脚14に連結されるとともに、1対の支持パイプ17に回動自在に連結されたアームレスト16とを備えている。このうちアームレスト16は、1対の前脚12および1対の後脚14に連結されるとともに、1対の支持パイプ17に軸17aによって回動自在に連結されたアームレスト本体16aと、アームレスト本体16aに固着され、アームレスト本体16aから支持パイプ17よりも後方まで延びる幌取付プレート35とを有している。また、支持パイプ17の外周には筒状の幌取付部材36が、この支持パイプ17の軸線方向に摺動自在に取り付けられており、さらに、幌取付プレート35と幌取付部材36とは軸36aにより回動自在に連結されている。そして、幌取付部材36に幌60が着脱自在に装着されている。
なお、幌取付部材36は、幌取付プレート35のうちアームレスト本体16aと反対側の端部に軸36aを介して取り付けられている。また幌取付部材36はアームレスト16の係合部分を構成している。
すなわち、図4に示すように、上記幌60は基端部が幌アングル65に装着された逆U字状の前部幌ステー66a、中間幌ステー66b、後部幌ステー66cを有しており、その前部幌ステー66a、中間幌ステー66b、後部幌ステー66c間に幌布67が張設されている。そして、上記前部幌ステー66aと中間幌ステー66bは、屈曲・展開可能な止め金68により連結されており、上記前部幌ステー66aおよび中間幌ステー66bを互いに接近方向に揺動させることにより折り畳んだ状態、或いは離間する方向に揺動させ側面視V字状に拡開させた状態に保持しうるようにしてある。
図5は、上記幌アングル65及び幌ステー66a、66b、66cの取付部の構成を示す拡大図であり、上記幌アングル65にはその後部に下方に延びる柱状の支持杆65aが突設されており、この支持杆65aが前記幌取付部材36に形成された筒状の孔に軸線回りに回動可能に挿入装着されている。上記幌アングル65には上記支持杆65aより上部位置に、前記後部幌ステー66cの基端部が軸69により枢着されており、上記幌アングル65の表面に設けられた前後のリブ70a、70bにより上記後部幌ステー66cが幌アングル65に対して揺動できないようにしてある。また、上記幌アングル65には上記後部幌ステー66cが装着する軸69より下方で且つ支持杆65aの前方位置に軸72によって幌プレート71の基端部が一体的に装着され、さらに上記軸72に中間幌ステー66bの基端部が枢着されている。
また、図6に示すように、幌アングル65の幌プレート71との対向面にはロック用突起部73が形成され、一方、幌プレート71の前記幌アングル65との対向面には前記幌ステー66aが折り畳み位置或いは展開位置にある時に、上記ロック用突起部73とプラスチックによる弾性係合を行う凹部74a、74bが形成されており、前記幌ステー66a、66b、66cの位置決めが行われるようにしてある。
本実施の形態のベビーカーにおいては、手押し杆40の直管部41が伸縮可能としてある。すなわち、図7は上記手押し杆40の直管部41の縦断面図であり、図8はその拡大部分図である。上記手押し杆40の直管部41は、ベビーカー本体に下端部が装着された小径の下部パイプ42と、小径の上部パイプ43と、上記下部パイプ42と上部パイプ43とを連結する大型のジョイントパイプ44とにより形成されており、上記小径の下部パイプ42の頂端部にブッシュ45を介して大径のジョイントパイプ44の下部が嵌装され、そのジョイントパイプ44がピン46により下部パイプ42に固着されている。上記大径のジョイントパイプ44の上部には上記小径の上部パイプ43が入り子式に軸線方向に摺動可能に挿入され、その上部パイプ43の移動により手押し杆40の直管部41が伸縮可能としてある。
上記小径の上部パイプ43内には、アジャストホルダー47が上部パイプ43に沿って移動可能に設けられており、上記アジャストホルダー47の下部にはロックピン保持部47aが設けられている。上記ロックピン保持部47aには互いに平行な対向する面が形成されており、その対向する面に斜め上方に延びるカム溝47aが設けられ、そのカム溝47aに後述するロックピン48の基端に形成された左右のカム部が係合されている。すなわち、上記小径の上部パイプ43には、図8に示すように、ロックピンガイド49が装着されており、そのロックピンガイド49に上記ロックピン48が上部パイプ43に対して径方向に移動可能に嵌挿されており、そのロックピン48の基端に形成された左右のカム部が上記カム溝47aに係合されている。
一方、上記大径のジョイントパイプ44には、上記上部パイプ43が最大引き抜き位置にある手押し杆40の伸張時、および上部パイプ43がジョイントパイプ44内に挿入された手押し杆40の収縮時に上記ロックピン48と対応する位置に、上記ロックピン48が選択的に係合する嵌合穴50、51が設けられている。そして、上記大径のジョイントパイプ44の頂端部には上記嵌合穴50を覆うジョイントパイプキャップ52が固着されるとともに、上記嵌合穴51に対応する位置には上記嵌合穴51を覆う穴カバー53が設けられている。
また、上記上部パイプ43には、その上部位置に同軸的にグリップエンド54が嵌装されており、そのグリップエンド54と上部パイプ43とに形成された軸線方向に延びる長穴55にピン56が嵌挿され、そのピン56に上記アジャストホルダー47の頂部が連結されている。そして、上記上部パイプ43に設けられたバネ受け57とアジャスタホルダー47との間に、上記アジャストホルダー47を下方に付勢するアジャストスプリング58が介装されている。さらに、上記グリップエンド54には筒状のアジャスト操作部材59が嵌装されており、そのアジャスト操作部材59が前記ピン56に連結されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、幌60の作動状態について説明する。図4は、幌60の作動状態を示す図であって、幌60の不使用時には、(a)に示すように、中間幌ステー66bを後部幌ステー66cに沿うように倒すとともに、止め金68を屈曲させることにより前部幌ステー66aも後方に揺動させ3つの幌ステー66a、66b、66cを互いに接近させ折り畳んだ状態とすることができる。また、上記(a)に示す位置から(b)に示すように前部幌ステー66aのみを前方に揺動させ、止め金68を直線状にすることにより、幌60を半展開状態とすることができ、さらに幌ステー66a、66bを前方側に揺動させることにより、(c)に示すように幌60を完全に展開した状態とすることができる。
次に、ベビーカーの収納或いは携帯時において、幌60を図8(a)に示す折り畳んだ状態として、ベビーカーを二つ折り状態或いは三つ折り状態に折り畳んだ場合には、ベビーカーの幌取付部材36の周辺部は図3に示す構成のようになる。
詳しく説明すると、ベビーカーを折り畳み状態としたときには、アームレスト16のアームレスト本体16aは支持パイプ17に対して軸17aを中心として前脚12および後脚14との連結部分12a、14aが上方に移動するよう回転する。すなわち、図2においてアームレスト本体16aは軸17aを中心として時計回りに回転する。これに伴ってアームレスト本体16aに固着された幌取付プレート35も軸17aを中心として図2の時計回りに回転する。この場合、幌取付プレート35と幌取付部材36とを連結する軸36aは幌取付プレート35のアームレスト本体16aと反対側の端部に設けられているので、幌取付プレート35の回転に伴って、軸36aが軸17aに対して下方に降下する。このことにより、図3に示すように、軸36aが下方に引っ張られることによって幌取付部材36が支持パイプ17上を下方に摺動し、この幌取付部材36の位置が支持パイプ17に対して降下することとなる。
図3において、幌取付部材36の実線部分は本実施の形態により支持パイプ17に対して降下した後の幌取付部材36の位置を示し、二点鎖線部分は幌取付部材36が支持パイプ17に固定された従来の場合における幌取付部材36の位置を示している。
本実施の形態によれば、幌取付部材36の位置が支持パイプ17に対して降下することにより、従来の場合に比べてベビーカーを折り畳んだ時に幌取付部材36の位置を例えば約6cm降下させることができる。
そして、ベビーカーを二つ折り状態或いは三つ折り状態に折り畳んだ後、アジャスト操作部材59を図7に示す位置からアジャストスプリング58に抗して図8に示す位置に引き上げると、アジャストホルダー47が上動され、アジャストホルダー47のカム溝47aとの係合によってロックピン48が上部パイプ43内に引き込められ、大径のジョイントパイプ44の嵌合穴50との係合が解放される(図9(a)参照)。そこで、上部パイプ43をジョイントパイプ44内に完全に挿入し、アジャスト操作部材59から手を離すと、アジャストホルダー47がアジャストスプリング58によって上部パイプ43に対して降下し、図9(b)に示すようにロックピン48が径方向に突出され、上記ロックピン48の下方の嵌合穴に係合する。したがって、手押し杆40の直管部41が図7の状態から図9(b)に示す収縮状態とされ、ベビーカーの高さを図9、図10のL寸法だけ低くすることができる。
一方、ベビーカーを使用する場合には、上記アジャスト操作部材59を上方に操作することによりロックピン48を嵌合穴51から離脱させた後、上部パイプ43を上方に移動させると、上部パイプ43に設けられたロックピンガイド49がジョイントパイプ44の頂端開口部に固着された第1のインナーブッシュ62に当接する。そこで、アジャスト操作部材59から手を離せばロックピン48が上方の嵌合穴50に係合され、上部パイプ43がジョイントパイプ44に対して固定状態となり、手押し杆40を伸長させた通常の使用状態にすることができる。
以上のように、本実施の形態のベビーカーによれば、支持パイプ17に回動自在に連結されたアームレスト本体16aにこの支持パイプ17よりも後方まで延びる幌取付プレート35が固着されており、また幌取付部材36が幌取付プレート35に回動自在に連結されており、折り畳み状態としたときに、アームレスト本体16aが支持パイプ17に対して回転し、幌取付プレート35に取り付けられた幌取付部材36の位置が支持パイプ17に対して降下する。このため、折り畳み時に幌ステー66a、66b、66cの高さを比較的低くすることができ、手押し杆40の収縮に対して幌ステー66a、66b、66cが邪魔となることがなく、ベビーカーの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
なお、上記実施の形態ではアームレスト16がアームレスト本体16aと、アームレスト本体16aに固着された幌取付プレート35とからなる例について説明したが、アームレスト本体16aと幌取付プレート35とを区画することなく一体化された左右1対のアームレスト16を用いてもよい。この場合には、この一体化されたアームレスト16は1対の前脚12および1対の後脚14に連結されるとともに1対の支持パイプ17に回動自在に連結され、各支持パイプ17よりも後方まで延びて係合部分を形成しており、この係合部分に幌取付部材が回動自在に連結されている。
また、本実施の形態におけるアームレスト本体16aは1対の前脚12および1対の後脚14の両方に連結されたものに限られず、1対の前脚12および1対の後脚14のうちいずれか一方に連結されているものであってもよい。
また、上記実施の形態においては3つの幌ステーを使用した大型幌の例を示したが、図11(a)、(b)のように前部幌ステー66aと後部幌ステー66cの2つの幌ステーを用いた小型幌にも適用することができる。またこの場合には中間幌ステー66bを取り除き、前部幌ステー66aと後部幌ステー66cとを止め金68により連結することにより、大型幌と小型幌において中間幌ステー66b以外の部品を共通化することができる。
第2の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図12は、本発明の第2の実施の形態によるベビーカーの構成を示す構成図である。本実施の形態によるベビーカーは、幌取付プレート35に幌取付部材36を直接連結させる代わりに、幌取付プレート35と幌取付部材36との間にリンクプレート37を設けた点が異なるのみであり、他は実質的に図1乃至図11に示す第1の実施の形態と同様の構成を有している。図12に示す第2の実施の形態において、図1乃至図11に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
このベビーカーについて以下図12を用いて説明する。
図12に示すように、アームレスト本体16aに固着された幌取付プレート35には、アームレスト本体16aとの固着部分と反対側(後方側)に、細長い平板状のリンクプレート37の一端部が軸37aを介して回動自在に連結されている。また、幌取付部材36はリンクプレート37の他端部に軸36bを介して回動自在に連結されている。この場合、図12に示すように、軸36bは軸37aよりも上方に位置している。また、図12に示すように、ベビーカーが展開状態であるときには、リンクプレート37と支持パイプ17は略平行状態となっている。このリンクプレート37は、幌取付プレート35および幌取付部材36に対してそれぞれ取り外し自在となっている。なお、上記構成部材のうち、アームレスト本体16aと幌取付プレート35とによりアームレスト16が構成される。
図12において、収納或いは携帯時に、ベビーカーを二つ折り状態或いは三つ折り状態に折り畳んだ場合には、アームレスト16のアームレスト本体16aは支持パイプ17に対して軸17aを中心として前脚12および後脚14との連結部分12a、14aが上方に移動するよう図12の時計回りに回転する。これに伴ってアームレスト本体16aに固着された幌取付プレート35も軸17aを中心として図12の時計回りに回転し、幌取付プレート35とリンクプレート37とを連結する軸37aが軸17aに対して下方に降下する。このことにより、リンクプレート37の一端部が軸37aを介して幌取付プレート35により下方に引っ張られ、リンクプレート37の他端部に軸36bを介して回動自在に連結された幌取付部材36も下方に引っ張られる。この場合、幌取付部材36が支持パイプ17上を下方に摺動し、この幌取付部材36の位置が支持パイプ17に対して降下する。
図12において、幌取付プレート35と幌取付部材36との間にリンクプレート37を設けることによって、支持パイプ17の軸線方向における幌取付部材36の移動の自由度を、リンクプレート37を設けない場合に比べて、例えばリンクプレート37の長さ分だけ、より増加させることができる。ところで、ベビーカーを折り畳む際、図12に示すように、幌取付プレート35は支持パイプ17上の軸17aを中心として回転運動を行い、幌取付部材36は支持パイプ17の軸線方向に沿って直線運動を行う。この際、幌取付プレート35と幌取付部材36との間にリンクプレート37が両方に対して回動自在に連結されているので、幌取付プレート35の回転運動による作用力を円滑に幌取付部材36に伝達して支持パイプ17の軸線方向に沿った直線運動を行わせることができる。
以上のように、本実施の形態のベビーカーによれば、幌取付プレート35と幌取付部材36との間にリンクプレート37が両方に対して回動自在に連結されている。このため、ベビーカーの展開状態と折り畳み状態との間における幌取付部材36の移動の自由度をより増加させることができ、また、幌取付プレート35の回転運動による作用力を円滑に幌取付部材36に伝達して支持パイプ17の軸線方向に沿った直線運動を行わせることができる。
第3の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。図13は、本発明の第3の実施の形態によるベビーカーの構成を示す構成図である。本実施の形態によるベビーカーは、幌取付部材36を幌取付プレート35に連結させる代わりに、幌取付部材36を手押し杆40の伸縮可能な直管部41に取り付けた点が異なるのみであり、他は実質的に図1乃至図11に示す第1の実施の形態と同様の構成を有している。図13に示す第3の実施の形態において、図1乃至図11に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
このベビーカーについて以下図13を用いて説明する。なお、図13の右側部分は手押し杆40の直管部41を伸長させた通常状態を、また左側部分は手押し杆40の直管部41を収縮させた状態を示している。
本実施の形態のベビーカーにおいては、図13に示すように、幌取付部材36は手押し杆40の上部パイプ43に嵌装され、アジャスト操作部材59の下端部に近接する位置に設けられている。収納或いは携帯時に、ベビーカーを二つ折り状態或いは三つ折り状態に折り畳んだ場合には、前述の第1の実施の形態に示すように折り畳んだ後に手押し杆40の上部パイプ43が下方に移動して、直管部41が図7の状態から図9(b)に示す収縮状態とされ、手押し杆40の高さが図7のL寸法だけ低くなる。このことに伴い、直管部41の上部パイプ43に嵌装された幌取付部材36も図13のL寸法だけ下方に移動させることができる。
一方、ベビーカーを使用する場合には、前述の第1の実施の形態に示すように手押し杆40の直管部41を伸長させた通常の使用状態にすることができ、この場合には上部パイプ43が上方に移動しているのでこの上部パイプ43に嵌装された幌取付部材36も上方に移動させることができる。
以上のように、本実施の形態のベビーカーによれば、幌取付部材36が軸線方向に伸縮可能な直管部41に連結されているので、折り畳み時に手押し杆40の収縮に対して幌ステー66a、66b、66cの高さを同じ長さだけ低くすることができ、ベビーカーの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
第4の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。図14乃至図16は、本発明の第4の実施の形態によるベビーカーの構成を示す構成図である。本実施の形態によるベビーカーは三つ折りにより折り畳み状態とすることができるものであり、幌取付部材36をアームレスト16に連結させる代わりに、幌取付部材36を支持パイプ17に固定するとともに、幌取付部材36にスパイラルカムを介して幌ステー66a、66b、66cを取り付ける点が異なるのみであり、他は実質的に図1乃至図11に示す第1の実施の形態と同様の構成を有している。図14乃至図16に示す第4の実施の形態において、図1乃至図11に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
このベビーカーについて以下図14乃至図16を用いて説明する。
図14は、スパイラルカムおよび幌取付部材36の分解斜視図であり、図15は、ベビーカーが展開状態にあるときの幌60および幌取付部材36の側面図であり、図16は、ベビーカーが折り畳み状態にあるときの幌60および幌取付部材36の側面図である。図14に示すように、幌取付部材36は上下方向にスパイラル状に形成されたカム溝36cを有している。幌取付部材36のカム溝36cは、図14に示すように幌取付部材36の筒状部を貫通するものであってもよく、また筒状部の内面に沿って設けられたものであってもよい。幌取付部材36に設けられたカム溝36cは、幌取付部材36を上方から見て中心軸Aに対して90度の円弧状となるよう設けられている。また、スパイラルカムは柱状の支持杆65aと、幌取付部材36のカム溝36cに沿って移動する突起部分65bとを有する幌アングル65からなり、突起部分65bの直径はカム溝36cの幅と略同一の大きさとなっている。
ベビーカーが展開状態にあるとき、図15に示すように幌アングル65の突起部分65bは幌取付部材36のカム溝36cの最上部に位置している。次に、ベビーカーを三つ折り状態にした場合、幌取付部材36が幌アングル65に対して図14、図15の中心軸Aを中心として回転する。このとき、幌取付部材36は、図15における幌取付部材36の部分36dが図16の紙面の奧方に移動するように回転する。この幌取付部材36の幌アングル65に対する回転により、突起部分65bがカム溝36cに沿って斜め下方(図14の矢印方向)に案内され、ベビーカーが完全に折り畳み状態となったとき、図16に示すように幌アングル65の突起部分65bは幌取付部材36のカム溝36cの最下部に位置する。このことにより、幌アングル65は幌取付部材36のカム溝36cの高さ分だけ下方に移動することができる。
以上のように、本実施の形態のベビーカーによれば、幌取付部材36が支持パイプ17に固着され、この幌取付部材36に幌アングル65からなるスパイラルカムを介して幌ステー66a、66b、66cが取り付けられている。スパイラルカムは幌取付部材36に対する幌ステー66a、66b、66cの回転によりこの幌ステー66a、66b、66cを上下方向に移動させるようになっている。また、三つ折りにより折り畳み状態としたときに、幌取付部材36が幌アングル65に対して回転し、幌取付部材36に対する幌ステー66a、66b、66cの位置が低くなる。このため、折り畳み時に幌ステー66a、66b、66cの高さを比較的低くすることができ、手押し杆40の収縮に対して幌ステー66a、66b、66cが邪魔となることがなく、ベビーカーの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
第1の実施の形態のベビーカーの使用可能な展開状態の時の概略構成を示す側面図。 図1のベビーカーの拡大部分図。 図1のベビーカーの折り畳み状態とした時の概略構成を示す側面拡大部分図。 (a)、(b)、(c)は大型幌における幌ステーの作動説明図。 幌の幌ステー取付部の拡大図。 幌アングルの拡大分解図。 手押し杆の直管部の縦断面図。 図7の拡大部分図。 (a)、(b)はそれぞれ手押し杆の作動説明図。 ベビーカーの折り畳んだ状態を示す正面図。 (a)、(b)は小型幌における幌ステーの作動説明図。 第2の実施の形態のベビーカーの使用可能な展開状態の時の概略構成を示す側面拡大部分図。 第3の実施の形態のベビーカーの概略構成を示す正面図。 第4の実施の形態のベビーカーのスパイラルカムおよび幌取付部材の分解斜視図。 ベビーカーが展開状態にあるときの図14の幌および幌取付部材の側面図。 ベビーカーが折り畳み状態にあるときの図14の幌および幌取付部材の側面図。 従来のベビーカーの概略構成を示す斜視図。 図17のベビーカーの側面図。 図17のベビーカーの支持パイプと後脚との連結部の拡大側面図。 図17のベビーカーの2つ折り状態の説明図。 図17のベビーカーの3つ折り状態の概略形状を示す説明図。 幌を適用するベビーカーの概略構成を示す斜視図。 図22のベビーカーの側面図。
符号の説明
35 幌取付プレート
36 幌取付部材
37 リンクプレート
40 手押し杆
41 直管部
42 下部パイプ
43 上部パイプ
44 ジョイントパイプ
45 ブッシュ
47 アジャストホルダー
48 ロックピン
49 ロックピンガイド
50、51 嵌合穴
52 ジョイントパイプキャップ
53 穴カバー
55 長穴
59 アジャスト操作部材
60 幌
65 幌アングル
66a、66b、66c 幌ステー
67 幌布
68 止め金

Claims (9)

  1. 収納や携帯時に折り畳み状態とし得るようにしたベビーカーにおいて、
    1対の前脚と、
    1対の後脚と、
    1対の後脚に連結された1対の支持パイプと、
    1対の前脚および1対の後脚のうち少なくともいずれか一方に連結されるとともに、1対の支持パイプに回動自在に連結され、各支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を形成する1対のアームレストと、
    幌布を張設する幌ステーと、
    幌ステーを取り付け、各アームレストの係合部分に回動自在に連結された幌取付部材とを備え、
    折り畳み状態としたときに、アームレストが支持パイプに対して回転し、係合部分に取り付けられた幌取付部材の位置が支持パイプに対して降下することを特徴とするベビーカー。
  2. 各アームレストは、前脚と後脚と支持パイプとに連結されたアームレスト本体と、アームレスト本体から支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を構成する幌取付プレートとからなることを特徴とする請求項1記載のベビーカー。
  3. 幌取付部材は支持パイプに摺動自在に取り付けられ、折り畳み状態としたときに幌取付部材が支持パイプ上を下方に摺動することを特徴とする請求項1または2記載のベビーカー。
  4. 収納や携帯時に折り畳み状態とし得るようにしたベビーカーにおいて、
    1対の前脚と、
    1対の後脚と、
    1対の後脚に連結された1対の支持パイプと、
    1対の前脚および1対の後脚のうち少なくともいずれか一方に連結されるとともに、1対の支持パイプに回動自在に連結され、各支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を形成する1対のアームレストと、
    幌布を張設する幌ステーと、
    幌ステーを取り付け、各アームレストの係合部分にリンクプレートを介して回動自在に連結された幌取付部材とを備え、
    リンクプレートはその一端部が係合部分に回動自在に連結され、その他端部が幌取付部材に回動自在に連結され、
    折り畳み状態としたときに、アームレストが支持パイプに対して回転し、リンクプレートに取り付けられた幌取付部材の位置が支持パイプに対して降下することを特徴とするベビーカー。
  5. 各アームレストは、前脚と後脚と支持パイプとに連結されたアームレスト本体と、アームレスト本体から支持パイプよりも後方まで延びて係合部分を構成する幌取付プレートとからなり、幌取付プレートとリンクプレートの一端部とが回動自在に連結していることを特徴とする請求項4記載のベビーカー。
  6. 幌取付部材は支持パイプに摺動自在に取り付けられ、折り畳み状態としたときに幌取付部材が支持パイプ上を下方に摺動することを特徴とする請求項4または5記載のベビーカー。
  7. 収納や携帯時に折り畳み状態とし得るようにしたベビーカーにおいて、
    1対の直管部を有し、各直管部がその軸線方向に伸縮可能となっている手押し杆と、
    幌布を張設する幌ステーと、
    手押し杆の各直管部に連結されるとともに、幌ステーを取り付ける幌取付部材とを備え、
    折り畳み状態としたときに上記手押し杆の直管部の長さが短くなり、これに伴って直管部に取り付けられた幌取付部材が下方に移動することを特徴とするベビーカー。
  8. 収納や携帯時に三つ折りにより折り畳み状態とし得るようにしたベビーカーにおいて、
    1対の前脚と、
    1対の後脚と、
    1対の後脚に連結された1対の支持パイプと、
    幌布を張設する幌ステーと、
    各支持パイプに取り付けられるとともに、スパイラルカムを介して幌ステーを取り付ける幌取付部材とを備え、
    スパイラルカムは幌取付部材に対する幌ステーの回転によりこの幌ステーを上下方向に移動させ、
    三つ折りにより折り畳み状態としたときに、幌取付部材が幌ステーに対して回転し、幌取付部材に対する幌ステーの位置が低くなることを特徴とするベビーカー。
  9. 幌取付部材は、上下方向にスパイラル状に形成されたカム溝を有し、
    スパイラルカムは、幌取付部材のカム溝に沿って移動する突起部分を有する幌アングルからなり、
    三つ折りにより折り畳み状態としたときに、幌アングルの突起部分が幌取付部材のカム溝に沿って斜め下方に案内されることを特徴とする請求項8記載のベビーカー。
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