JP2006115879A - レース情報表示装置及びその表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 競技審判の裁定状態の認識性を向上させ、誤審などを削減可能な着順表示装置及び着順表示制御装置を実現する。
【解決手段】 裁定色決定テーブル111には、裁定表示部、着順表示部及び着番表示部の「未確定」、「審議」、「確定」、「着変確定」の各裁定状態での背景色が格納されている。裁定色決定部102は、キーボード90から入力される裁定データと裁定色決定テーブル111を基に、着順モニタ130の裁定表示部、着順表示部及び着番表示部の背景色を決定する。裁定編集部103、着順編集部104及び着番編集部106は、裁定色決定部102から当該背景色情報を入力し、裁定表示部、着順表示部及び着番表示部の表示データを作成する。着順モニタ画像編集部107は、これらの表示データと固定画面ファイル113内の固定画面表示データを基に着順モニタ130の画像データを作成する。この画像データは、着順モニタ画像出力部108、ビデオRAM121を介して着順モニタ130に出力され、着順モニタ130に競技審判用の監視画面が表示される。
【選択図】図2

Description

本発明は、レース情報を表示するレース情報表示装置及びその表示制御装置に係り、特に競技審判がレース中またはレース後の順位を確認するために好適なレース情報表示装置及びその表示制御装置に関する。
競馬、競輪、競艇、オートレースなどの公営競技においては、競技運営者はレース結果に応じてレースに投票したファンに対して払戻金を支払う義務がある。レースの投票には各種方式があるが、当選の基となるのはレースの着番である。一般に、レースの競技審判は複数おり、各競技審判がレースを監視しながら最終的にレース結果を決定している。
例えば、競馬の場合には、決勝審判室、裁決室及び検量室があり、それらの各室に審判員などが配置されている。上記3つの室の内、裁決室以外には着順モニタと呼ばれる表示装置が配備されている。
図39は、上記着順モニタの外観図である。
同図に示すように、着順モニタ300は、レースNo.表示部301、裁定部302(確定ランプ302a、審議ランプ302b、着変確定ランプ302c)、着順部303及び着番表示部304を備えている。
レースNo.表示部301はレース番号を表示する表示部であり、2桁表示のセグメント表示装置である。
裁定部302は、確定ランプ302a、審議ランプ302b及び着変確定ランプ302cの3個のランプから構成されており、「確定」、「審議」及び「着変確定」という3種類の裁定状態を提示する。確定ランプ302aは、ゴール入着後に着順が「確定」した場合に点灯される。審議ランプ302bは、ゴール入着後に審議が発生した場合に点灯される。着変確定ランプ302cは、上記審議発生後に着順が確定した場合に点灯される。各ランプ302a、302b、303cの上部には、それぞれ、「確定」、「審議」、「着変確定」という各ランプの点灯状態の意味する文字表記がある。
着順部303は、着番表示部304に表示される馬番の通過順位やゴール後の着順を示すもので、1着(1位)〜5着(5位)までの各順位を、「I」〜「V」のローマ数字で提示する。
着番表示部304は、レース中及びゴール後の順位を馬番により表示するもので、レース中は1着〜3着までの馬番(着番)を、ゴール後には1着〜5着までの馬番(着番)を表示する。このため、着番表示部304には、1着〜5着までの各順位の馬番を表示する5個のユニット304−1〜304−6が設けられている。これら各ユニット304−1〜304−6は、2桁表示のセグメント表示デバイスである。
着番表示部304に表示される着番は、決勝審判室に設けられた着順専用キーボード(不図示)から入力される。レース中に決勝審判室に控えている複数の競技審判は、着順モニタ300の表示を監視しており、レースが終了すると着番表示部304に表示される着番が正しいか確認する。そして、着番が正しければ、その旨を検量室の競技審判に電話で伝える。
検量室では、レース終了後に1着〜5着の馬について検量検査(斤量チェック)を行う。そして、検量室の競技審判は、1着から5着の全ての馬が検量検査にパスしており、かつ決勝審判室の競技審判から上記着順確認の電話連絡を受け取ると、検量室内の確定審議専用キーボード(不図示)から着順確定の入力を行う。
これにより、着順モニタ300の確定ランプ302aまたは着変確定ランプ300cが点灯される。競技審判全員はその点灯を確認すると、着順モニタ300の着順表示・裁定表示を正式決定とし、決勝審判室内の発信操作専用キーボード(不図示)から発信操作を行う。この結果、競技場の屋外に設置された着順表示盤に公式発表の着番が表示され、ファンはレースの着番が確定されたことを知る。
上記競技審判向けの従来の着順モニタ300においては、着番表示部304では1着から5着までの馬番(着番)が単一色で表示されていた。また、確定ランプ302a、審議ランプ302b及び着変確定ランプ302cの点灯色も単一であった。このため、着番表示部304に表示される着番表示だけでは、その着番が「確定」、「審議」または「着変確定」のいずれの状況のものであるかを知ることはできす、3個のランプ302a〜302cの点灯状態を確認する必要があった。
このため、競技審判が認識ミスをして、まだ着番が正式に確定しないにも関わらず、屋外のファン用の着順表示盤に未確定の着番を「確定」として表示したりする問題が発生していた。また、ランプ302aと着番表示部304の着番表示の両方を見る必要があるため、着番を正式決定するまでに時間を要するという問題も抱えていた。
公営競技においては、レースの着順はファンへの払戻金に直結するので非常に重要な情報であり、競技審判による着番の(キーボードによる)誤入力、誤表示は大きな問題を引き起こす。また、着順表示盤への着番表示・確定が遅れることは、ファンサービスとして好ましいものではなかった。
ところで、本発明に技術的に近い先行技術文献としては、特許第3443838号の特許公報(特許文献1)がある。しかしながら、この特許文献1に開示されている発明は、競技場の屋外に設置されるファン向けの着番表示装置及び着番表示制御装置であり、対象となるユーザーが異なる。また、表示対象も、レース成立後の裁定結果や着順表示であり、レース中における裁定情報(裁定状態)や順位は表示対象となっていない。
特許第3443838号特許公報
本発明の目的は、競技審判がレース中の通過順位やレース後の着順を確実・迅速に確認できる着順モニタを提供することである。
本発明のレース情報表示装置は、少なくとも、レースの裁定情報とレース中もしくはレース後の順位情報を表示するレース情報表示装置を前提とする。
本発明の第一態様のレース情報表示装置は、レースに係わる各裁定状態に対応する背景色を登録している第1のテーブルと、該第1のテーブルを参照して、現在有効となっている裁定状態の表記を、その裁定状態に対応する背景色を背景として第1の表示手段と、レース中またはレース後の順位情報を、現在有効となっている裁定状態の背景色と同一色の背景で表示する第2の表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第二態様のレース情報表示装置は、上記第一態様のレース情報表示装置が備える手段に加え、さらに、前記第1のテーブルを参照して、順位記号を、現在有効表示となっている裁定状態に対応する背景色を背景として表示する第3の表示手段を、備えることを特徴とする。
本発明の第三態様のレース情報表示装置は、上記第一態様のレース情報表示装置または上記第二態様のレース情報表示装置が備える手段に加え、さらに、出走者の発走枠に関する枠情報を記憶している記憶手段と、該各発走枠に割り当てられた枠色を登録している第2のテーブルと、前記順位情報を表示する際、該第2のテーブルと前記記憶手段を参照して、各順位の出走者の表記を、該出走者の発走枠に割り当てられた枠色を背景にして表示する第4の表示手段を、備えることを特徴とする。
本発明の表示制御装置は、少なくとも、レースの裁定情報とレース中もしくはレース後の順位情報を表示するレース情報表示装置の表示を制御する表示制御装置を前提とする。
本発明の第一態様の表示制御装置は、レースに係わる各裁定状態に対応する背景色を登録している第1のテーブルと、該第1のテーブルを参照して、現在有効となっている裁定状態の表記が、その裁定状態に対応する背景色を背景として表示されるように制御する第1の制御手段と、レース中またはレース後の順位情報が、現在有効となっている裁定状態の背景色と同一色の背景で表示されるように制御する第2の制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第二態様の表示制御装置は、上記第一態様の表示制御装置が備える手段に加え、前記第1のテーブルを参照して、順位記号が、現在有効表示となっている裁定状態に対応する背景色を背景として表示されるように制御する第3の制御手段を、さらに備えることを特徴とする。
本発明の第三態様の表示制御装置は、上記第一態様の表示制御装置または上記第二態様の表示制御装置が備える手段に加え、さらに、出走者の発走枠に関する枠情報を記憶している記憶手段と、該各発走枠に割り当てられた枠色を登録している第2のテーブルと、前記順位情報を表示する際、該第2のテーブルと前記記憶手段を参照して、各順位の出走者の表記が、該出走者の発走枠に割り当てられた枠色を背景にして表示されるように制御する第4の制御手段を、備えることを特徴とする。
本発明によれば、競技審判用の着順モニタ等のレース情報表示画面において、現在有効となっている裁定表記の背景を予め定められた色(背景色)で表示し、着順表記及び着順情報(着番情報)の背景も、その現在有効となっている裁定表記の背景色と同一の色で表示する。このため、競技審判は、裁定表記の表示状態だけでなく、着順表記の背景の色や着番情報の背景の色によっても現在の裁定状態を認識することが可能となる。したがって、レース情報の視認性が向上し、競技審判によるレース情報の確認ミスを少なくできると共に、その確認時間を短縮することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は、本発明を競馬場の管理・運営システムに適用したものである。
図1は、本発明の一実施形態である競馬場管理・運営システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、競馬場管理・運営システムは、計算機室10、決勝審判室20、裁決室50及び検量室60を備えている。上記各室はLAN(ローカルエリアネットワーク)70で相互に接続されている。
計算機室10は、センターシステム11と着順制御ユニット12を備えている。
センターシステム11は、システム全体を制御するコンピュータであり記憶装置11aに枠番情報13を格納している。センターシステム11は、着順制御装置15を介して決勝審判室20から送信される着順データ(着順情報)を受信し、払戻金の計算や他室へのデータ(枠番情報13など)提供を行う。
枠番情報13の例を図2に示す。同図に示すように、枠番情報13は、競馬場で催される各レース(同図の例では、1レースから12レースまで)について、「レース番号」、「枠番」及び「馬番」の各項目の情報を有している。レース番号は、各レースの識別番号であり、レース順に従い、1から順にシリアルな正の整数の番号が割り当てられる(例えば、1レースの場合のレース番号は“1”である)。
枠番は、レース枠に振り当てられた番号である。各枠は、一般に2頭である。
馬番は、各レースの出走馬の識別番号であり、コースに従って、1から始まる連続番号が割り当てられる。
着順制御装置15は、計算機室10と決勝審判室20、裁決室50及び検量室60の各室との間で授受されるデータの通信などを制御する。計算機室10のセンターシステム11は、着順制御装置15を介して決勝審判室20、裁決室50及び検量室60に設けられた着順モニタに表示データに送信する。また、着順制御装置15を介して、それらの各室に設けられたキーボードから入力された情報やデータを受け取る。また、図1では図示されていない屋外表示盤(屋外に設置されたファンが見る表示盤)へのレース情報への表示指示なども行う。
決勝審判室20は、着順専用キーボード21、通過順位専用キーボード22及び発信操作専用キーボード23を備えている。また、これらの各キーボード21〜23に接続された制御ユニット30(30−1)〜30(30−3)、更には、それら各制御ユニット30−1〜30−3に接続された着順モニタ40(40−1)〜40(40−3)を備えている。
着順専用キーボード21は、レース終了後(ゴール入着後)の着順データ(1着から5着までの馬番)を入力するためのキーボードである。通過順位専用キーボード22は、レース中の通過順位データ(本実施形態では1位から3位までの馬番)を入力するためのキーボードである。着順専用キーボード21で入力された着順データ及び通過順位専用キーボード22で入力された通過順位データは、決勝審判室20内の全ての制御ユニット30(30−1〜30−3)に送られ、それらに接続された着順モニタ40(40−1〜40−3)に画面表示される。
発信操作専用キーボード23は、着順専用キーボード21から入力された1着から5着までの馬番(着番)の発信指示を行うためのキーボードである。発信操作専用キーボード23は、該発信指示を行うための発信ボタンを備えている。ゴール入着後または「審議」発生後の「着変確定」により着順入力や着順修正が行われたとき、競技審判は、着順モニタ40−3に表示される「1着から5着までの馬番」(着順)を確認してから、発信操作専用キーボード23の発信ボタンを操作して該着順の発信指示を行う。この発信指示は、LAN70を介して計算機室10の着順制御装置15に通知され、さらに着順制御装置15を介してセンターシステム11へ送られる。そして、最終的に、着順制御装置15の制御により屋外表示盤に上記着順入力または上記着順修正された着順が表示される。
上記3つのキーボード21〜23は、それぞれ、個別の制御ユニット30―1〜30−3に接続されている。そして、これらの制御ユニット30―1〜30−3も、個別の着順モニタ40−1〜40−3に接続されている。
このように、決勝審判室には、(キーボード20、制御ユニット30、着順モニタ40)の3個のデバイスで構成される3個のサブブロックが設けられる。これは、各キーボード20の入力結果を専用の着順モニタ40で確認できるようにするためである。
制御ユニット30―1は、着順専用キーボード21から入力された「レースNo.」や「着順データ(以後、「着番データ」と表現する場合もある)」を入力し、それらをLAN70に出力する。また、発信操作専用キーボード23から入力された裁定情報(「審議」)、通過順位専用キーボード22から入力された「通過順位データ」、検量室60の確定審議専用キーボード61から出力された裁定情報(「審議」、「確定」または「着変確定」)をLAN70から取り込む。そして、それらの入力情報や入力データを基に、着順モニタ40−1にレース中の通過順やゴール入着後の着順、さらには裁定情報などを表示させる。
制御ユニット30―2は、通過順位専用キーボード22から入力される「通過順位データ」をLAN70に出力する。また、着順専用キーボード21から入力された「レースNo.」や「着順データ」、裁決室50の審議操作専用キーボード51から入力された裁定情報(「審議」)、及び検量室60の確定審議専用キーボード61から入力された裁定情報(「審議」、「確定」または「着変確定」)をLAN70から取り込み、着順モニタ30−2にレース中の通過順位やゴール入着後の着順、さたには審議情報を表示させる。
制御ユニット30―3は、裁決室50の審議操作専用キーボード51と専用回線80で接続されており、その専用回線80を介して審議操作専用キーボード51から入力された裁定情報(「審議」)を受信する。また、着順専用キーボード21から入力された「レースNo.」や「着順データ」、通過順位専用キーボード22から入力された「通過順位データ」、検量室60の確定審議専用キーボード61から入力された裁定情報(「確定」または「着変確定」)をLAN70から取り込む。そして、着順モニタ30−3にレースの通過順位やゴール入着後の着順、さらには裁定情報を表示させる。
裁決室50は、審議操作専用キーボード51を備えている。
審議操作専用キーボード51は、レース中またはゴール入着後に審議が発生した場合に、裁定情報として「審議」を入力するためのキーボードである。
検量室60は、確定審議専用キーボード61、制御ユニット62及び着順モニタ63を備えている。
確定審議専用キーボード61は、ゴール入着後において、「審議」、「確定」または「着変確定」の裁定情報を入力するためのキーボードである。制御ユニット62は、確定審議専用キーボード61から入力された上記裁定情報をLAN70に出力する。また、制御ユニット62は、LAN70を介して決勝審判室20から出力された「レースNo.」、「裁定情報」及び「着順データ」を取り込み、それらを着順モニタ63に表示させる。着順モニタ63は、レース中の通過順位やゴール入着後の着順、さらには裁定情報を表示するディスプレイである。
本発明の実施例1について、説明する。
図3は、図1の決勝審判室20の制御ユニット30及び検量室60の制御ユニット62の実施例1におけるシステム構成を示すブロック図である。尚、図3ではLAN70を省略している。
同図において、キーボード90は、図3の決勝審判室20のキーボード21〜23、裁決室50の審議操作専用キーボード51、及び検量室60の確定審議専用キーボード61を表している。制御ユニット100は、図3の決勝審判室20の制御ユニット30―1〜3−3及び決勝審判室60の制御ユニット62を表している。また、着順モニタ130は、図3の決勝審判室20の着順モニタ40−1〜40−3及び決勝審判室60の着順モニタ63を表している。
キーボード90からは、「レースNo.」、順位情報(「通過順位データ」、「着順データ」)及び「裁定情報」(「確定」、「審議」、「着変確定」)が制御ユニット100に入力される。
制御ユニット100は、レースNo.編集部101、裁定色決定部102、裁定編集部103、着順編集部104、着番編集部106、着番モニタ画像編集部107、着順モニタ画像出力部、108、裁定色決定テーブル111(111−1)、固定画面ファイル113及びビデオRAM121を備えている。
レースNo.編集部101は、キーボード90から入力されるレースNo.情報を基に着順モニタ130に表示されるレースNo.の表示データを編集し、それを着順モニタ画像編集部107に出力する。
裁定色決定部102は、キーボード90から入力される裁定情報により裁定色決定テーブル111を参照して、着順モニタ130に表示される裁定情報(「確定」、「審議」、「着変確定」)の色を決定する。
図4は、実施例1の裁定色決定テーブル111(111−1)の構成を示す図である。
同図に示すように、裁定色決定テーブル111−1には「裁定」の4種類の状態(「未確定」、「審議」、「確定」、「着変確定」)に対応する着順モニタ130の裁定部の背景色(「裁定部背景」)、着順表示部220の背景色(「着順部背景」))及び着番表示部230の背景色(「着番表示部背景」)が登録されている。
この裁定色決定テーブル111−1の場合には、「裁定部背景」、「着順背景」及び「着番表示部背景」の色は、「未確定」の場合は水色、「審議」の場合は青色、「確定」の場合は赤色、「着変確定」の場合は橙色となっており、「裁定部背景」、「着順部背景」及び「着番表示部背景」が同一の色に設定されている。このためと、着順モニタ130の表示において、裁定部、着順部及び着番表示部の背景が同一色となる。したがって、競技審判は、各裁定に対応した背景色を記憶していれば、裁定部の表示を見なくても、着番表示部の背景色を見ただけで、着番表示部に表示されている着順がいかなる裁定状態のものであるかを容易に判断できる。また、裁定部、着順部及び着番表示部の背景色が同一なので、裁定部、着順部または着番表示部の背景色により「裁定結果」を判断できる。このため、裁定の判断ミスが少なくなる。
裁定編集部103は、裁定色決定部102から裁定情報と裁定部の背景色情報を受け取り、これらの情報を基に着順モニタ130の裁定部に表示する表示データを編集し、その表示データを着順モニタ画像編集部107に出力する。
着順編集部104は、裁定色決定部102から着順部の背景色情報を受け取り、着順モニタ130に表示する着順部の表示データを編集し、その表示データを着順モニタ画像編集部107に出力する。
着番編集部106は、裁定色決定部102から裁定情報を受け取る。そして、着順モニタ130の着番表示部に表示する表示データを編集し、その表示データを着順モニタ画像編集部107に出力する。
着順モニタ画像編集部107は、レースNo.編集部101、裁定編集部103、着順編集部104及び着番編集部106から上記各表示データを受け取る。そして、固定画面ファイル113から着順モニタ130の固定表示データを読み出して、着順モニタ130に表示する全画面の表示データを編集し、その全画面表示データを着順モニタ画像出力部108に出力する。
図5は、固定画面ファイル113の構成を示す図である。
固定画面ファイル113は、着順モニタ130に固定表示されるデータを格納しているファイルであり、図5に示すように、「レース」、「確定」、「審議」、「着変確定」、「I」〜「V」などの文字データや、後述する裁定表示部210、着順表示部220及び着番表示部230の各表示領域の矩形枠表示データなどを、着順モニタ130の画面表示と同様なフォーマットで格納している。
着順モニタ画像出力部108は、着順モニタ画像編集部107から受け取る上記全画面表示データを着順モニタ130のビットマップ画像データに展開し、そのビットマップ画像データをビデオRAM121に書き込む。
ビデオRAM121に書き込まれたビットマップ画像データは、例えば、不図示のDAC(デジタル/アナログ変換器)によりアナログのRGB信号に変換されて着順モニタ130に出力される。これにより、着順モニタ130には「レースNo.」、「裁定部」、「着順部」及び「着番表示部」などで構成される監視画面が表示される。
図6は、着順モニタ130に表示される本実施形態の監視画面の形式を示す図である。
同図に示すように、監視画面200は、レースNo.表示部201、裁定表示部210、着順表示部220及び着番表示部230で構成されている。
レースNo.表示部201は画面の左上に配置されており、「レース」(固定表示)と可変表示である「レース番号」(図中では“1”)を表示する。
裁定表示部210は画面上半分の中央に配置されており、矩形の表示領域a1〜a3を有する。表示領域a1〜a3には、それぞれ、「確定」、「審議」、「着変確定」という各裁定名を示す文字(便宜上、裁定表現と記載する)が矩形枠で囲んで表示される。これらの各裁定表現は固定表示であるが、背景の色は可変表示となっている。
着順表示部220は画面下半分のほぼ上方全体に配置されており、矩形の表示領域b1〜b5を有する。表示領域b1〜b5には、それぞれ、1位(1着)、2位(2着)、3位(3着)、4位(4着)、5位(5着)を示す「I」、「II」、「III」、「IV」、「V」のローマ数字が、矩形枠で囲まれて固定表示される。b1〜b5の各表示領域において、「I」〜「V」の各ローマ数字の背景色は裁定状態に応じて変化する。
着番表示部230は着順表示部220の下部に隣接して配置されており、矩形の表示領域c1〜c5を有する。表示領域c1〜c5には、レース中の通過順位(1位から3位までの馬番)またはレース終了後(ゴール入着後)の着順(1着から5着までの馬番)が表示される。また、c1〜c5の各表示領域においては、各馬番の背景は裁定状態に応じて変化する。
図7〜図13を参照しながら、実施例1における着順モニタ130の表示動作(監視画面200の表示形態)を説明する。
(a)レース中(通過順位)
図7は、レース中における着順モニタ130の第1の表示状態を示す図である。
レース中において、「審議」が発生しない間は裁定が「未確定」となり、「レースNo.」と「1位〜3位までの通過順位」が有効データとなる。そして、この期間中、レースNo.表示部201にはレース番号“1”が表示される。また、着順表示部220の「I」〜「III」の表示領域(b1〜b3)の背景と着番表示部230の1位(I)〜3位(III)の表示領域(c1〜c3)の背景が、共に、「未確定状態」を意味する“水色”で表示される。また、さらに、着番表示部230の「I」〜「III」に対応する領域(c1〜c3)には当該順位の馬番が表示される。
レース中に「審議」が発生しない場合には、ゴール直前に着番表示部230に表示されていた馬番の表示が消去され(このとき、裁定状態は「無効」となる)、後述する(c)に遷移する。
(b)レース中(審議)
図8は、レース中における着順モニタ130の第2の表示状態を示す図である。
レース中に「審議」が発生すると、裁定は「未確定」から「審議」に変化する。これに伴い、裁定表示部210の「審議」の表示領域(a2)の背景が「審議」を意味する“青色”となる。また、着順表示部220の全表示領域(b1〜b5)と着番表示部230の「I」〜「III」に対応する表示領域(c1〜c5)の表示が初期状態にリセットされる。このため、着番表示部230の表示領域c1〜c3に表示されていた1位〜3位の馬番も消去される。着順表示部220と着番表示部230の「I」〜「III」に対応する表示領域(b1〜b5及びc1〜c5)の背景が「無効状態」を意味する“黒色”になる。
(c)ゴール入着前
図9は、ゴール入着前の着順モニタ130の表示状態を示す図である。
ゴール直前には、通過順位の消去入力が行われ、着番表示部230の表示領域c1〜c3に表示されていた馬番は消去される。ゴール入着前は、「レースNo.」だけが有効データとなり、裁定は「無効状態」となる。このため、裁定表示部210、着順表示部220及び着番表示部230の全表示領域(a1〜a3、b1〜b5、c1〜c5)の背景は「無効状態」を意味する“黒色”となる。
(d)ゴール入着後(未確定)
図10は、ゴール入着後における着順モニタ130の第1の表示状態を示す図である。
ゴール入着後(未確定)のときは、「レースNo.」と「着番」が有効データとなる。このため、監視画面200においては、レースNo.表示部201に「レースNo.」が表示され、着番表示部230の表示領域c1〜c5には、それぞれ、1着から5着までの各順位の馬番(着番)が表示される。また、着順表示部220と着番表示部230の各表示領域(b1〜b5及びc1〜c5)の背景は、「未確定状態」意味する“水色”で表示される。
(e)ゴール入着後(審議)
図11は、ゴール入着後における着順モニタ130の第2の表示状態を示す図である。
ゴール入着後に「審議」が発生した場合には、「レースNo.」と「着番」、及び「裁定(審議)」が有効データとなる。このため、裁定表示部210の「審議」の表示領域a2の背景が「審議状態」を意味する“青色”となる。また、着順表示部220と着番表示部230の全表示領域(b1〜b5及びc1〜c5)の背景も「審議状態」を意味する“青色”となる。
(f)ゴール入着後(確定)
図12は、ゴール入着後における着順モニタ130の第3の表示状態を示す図である。
ゴール入着後に「確定」となった場合には、「レースNo.」と「着番」、及び「裁定(確定)」が有効データとなる。したがって、裁定表示部210の「確定」の表示領域a1の背景が「確定状態」を意味する“赤色”となる。また、着順表示部220と着番表示部230の全表示領域(b1〜b5及びc1〜c5)の背景も「確定状態」を意味する“赤色”となる。
(g)ゴール入着後(着変確定)
図13は、ゴール入着後(着変確定)における着順モニタ130の第4の表示状態を示す図である。
ゴール入着後に「審議」となり、その後、「着変確定」となった場合には、「レースNo.」と「着番」、及び「裁定(着変確定)」が有効データとなる。このため、裁定表示部210の「着変確定」の表示領域a3の背景が「着変確定状態」を意味する“橙色”となる。また、着順表示部220と着番表示部230の全表示領域(b1〜b5及びc1〜c5)の背景も「着変確定状態」を意味する“橙色”となる。
図14と図15は、実施例1の動作を示すフローチャートである。これらのフローチャートを参照しながら、実施例1の動作を説明する。
尚、特に図示していないが、制御ユニット100は、現在の「裁定状態」(裁定データ)を数値により記憶するメモリ(便宜上、裁定メモリと表現する)を有している。制御ユニット100は、裁定メモリに最新の「裁定状態」を設定することにより、現在の「裁定状態」を把握する。この裁定メモリには、初期値として「無効状態」に対応する値が設定される。
まず、電源を投入すると(ステップS1)、固定画面ファイル113から表示データを読み出して、着順モニタ130のスクリーンに固定表示データを表示させる(ステップS2)。
これにより、着順モニタ130には、図6に示すような監視画面200が表示される。
続いて、レースが開始され、競争馬が発走すると(ステップS3)、決勝審判室の競技審判が通過順位専用キーボード22から「1番〜3番までの馬番」(通過順位データ)を入力する(ステップS4)。
この通過順位入力により、裁定状態(以後、裁定データと表現する場合もある)は「無効状態」から「未確定状態」となり、制御ユニット100は、裁定メモリに「未確定状態」に対応する値を記憶する。制御ユニット100は、以後、同様にして、裁定状態が変化するたびに、最新の裁定状態に対応する値を裁定メモリに記憶していく。
次に、制御ユニット100は、裁定データ(未確定)と裁定色決定テーブル111−1を基にして、監視画面200の着順表示部220と着番表示部230の背景カラーデータ(実施例1では水色)を作成する(ステップS5)。そして、着順表示部220の「I」〜「III」の表示領域b1〜b3の背景に背景カラーデータを表示し(ステップS6)、着番表示部230の表示領域c1〜c3の背景にも該背景カラーデータを表示する(ステップS7)。さらに、着番表示部230の「I」〜「III」に対応する表示領域b1〜b3に、ステップS4で入力された通過順位データ(馬番)を表示する(ステップS8)。
以上の処理により、監視画面200の着番表示部230の表示領域c1〜c3には、現時点における1位〜3位までの馬番が「未確定状態」を意味する色を背景にして表示される(図7参照)。
次に、裁決室50の競技審判はレース中に「審議(レース中審議)」が発生したか判断し(ステップS9)、「レース中審議」が発生すれば、審議操作専用キーボード51から裁定データ(審議)を入力する(ステップS10)。ステップS9で、「レース中審議」が発生しないと判断するとステップS13に遷移する。
制御ユニット100は、該裁定データ(審議)と裁定色決定テーブル111−1を基にして、裁定表示部210の「審議」の表示領域a2の背景カラーデータ(青色)を作成し(ステップS11)、裁定表示部210の「審議」の表示領域a2の背景に該背景カラーデータを表示する(ステップS12)。
これにより、監視画面200の裁定表示部210の表示領域a2には、「審議」という文字が青色を背景にして表示される(図8参照)。尚、図25のフローチャートでは明示していないが、ステップS10で裁定データ(審議)が入力されると、着番表示部230の表示領域b1〜b3の背景を「無効状態」を意味する“黒色”に変化させる。また、着番表示部230の表示領域c1〜c3に表示されていた馬番を消去すると共に、該表示領域c1〜c3の背景を“黒色”に変える。
続いて、競争馬がゴールすると(ステップS13)、決勝審判室20の競技審判は、着順専用キーボード21からゴールの着順データ(1着〜5着までの馬番)を入力する(ステップS14)。
尚、フローチャートでは特に図示していないが、ゴール直前に通過順位を消去する入力が行われ、裁定データは一時的に「無効状態」となり、監視画面200の表示は図9に示す状態になる。そして、ステップS14での着順データの入力により、裁定データは「無効状態」から「未確定状態」に変化する。
次に、裁定データと裁定色決定テーブル111−1を基にして、監視画面200の着順表示部220と着番表示部230の背景カラーデータを作成する(ステップS15)。
ステップS15の処理の時点では裁定データは「未確定」に設定されているので、制御ユニット100は、着順表示部220と着番表示部230の背景カラーデータとして「未確定」に対応する背景色(水色)のカラーデータを設定する。
続いて、制御ユニット100は、着順表示部220の「I」〜「V」の表示領域b1〜b5の背景に「未確定」のカラーデータ(水色)を表示し(ステップS16)、着番表示部230の表示領域c1〜c5の背景に「未確定」のカラーデータ(水色)を表示する(ステップS17)。そして、着番表示部230にステップS14で入力された着番データを表示する(ステップS18)。
これにより、着順モニタ130に表示される監視画面200においては、着順表示部220全体の背景が“水色”となる。また、着番表示部230の各表示領域c1〜c5では1着〜5着までの馬番が“水色”の背景で表示される(図10参照)。
次に、ゴール後に「審議」が発生したか否かを判断する(ステップS19)。この審議は、裁決室50または検量室60の競技審判の裁定結果によって発生する。裁決室50の場合にはレース中に斜行による進路妨害や接触などがあった場合、検量室60の場合には斤量違反があった場合に審議の対象となる。
ステップS19で「審議」有りと判断すると、裁決室50審議操作専用キーボード51から裁定データ(審議)が入力される(ステップS20)。検量室60で「審議」有りと判断した場合には電話で裁決室50の競技審判に伝えられる。一方、ステップS19で「審議」無しと判断すると、ステップS31に遷移する。
ステップS20に続いて、制御ユニット100は、裁定データ(審議)と裁定色決定テーブル111−1を基にして、監視画面200の裁定表示部210の「審議」の表示領域a2、着順表示部220の全表示領域b1〜b5及び着番表示部230の全表示領域c1〜c5の背景カラーデータを作成する(ステップS21)。
そして、制御ユニット100は、裁定表示部210の「審議」の表示領域に背景カラーデータ(青色)を表示させ(ステップS22)、着順表示部220の全表示領域に背景カラーデータ(青色)を表示させ(ステップS23)、着番表示部230の全表示領域に背景カラーデータ(青色)を表示させる(ステップS24)。
これにより、着順モニタ130に表示される監視画面200おいては、裁定表示部210の「審議」表示の背景が“青色”となり(「確定」表示と「着変確定」表示の背景は無効状態を意味する“黒色”)、着順表示部220と着番表示部230の表示領域全体の背景が青色となる(図11参照)。
次に、着順変更があったか判断し(ステップS25)、「着順変更有り」と判断した場合にはステップS26に遷移し、「着順変更無し」と判断した場合にはステップS31に遷移する。
この「着順変更」は、裁決室50または検量室60の審議により、“ゴール入着後に表示された着順を変更する”という裁定が下されたことを意味する。
ステップS26では、決勝審判室20の着順専用キーボード21の操作により着順修正を行い、ステップS27に遷移する。
これにより、着番表示部230に表示される着番は、「審議中の着番」から「正式決定の着番」に変更される。
ステップS27では、検量室60の確定審議専用キーボード61から「着変確定」データが入力される。
これにより、裁定データは「審議状態」から「着変確定状態」に変更される。
続いて、制御ユニット100が、裁定データ(着変確定)と裁定色決定テーブル111−1を基にして、監視画面200の裁定表示部210、着順表示部220及び着番表示部230の背景カラーデータを作成する(ステップS28)。
そして、監視画面200の裁定表示部210の「着変確定」の表示領域a3の背景にカラーデータ(橙色)を表示し(ステップS29)、着番表示部230における着番の修正表示領域に変更された着番データ(馬番)を表示する(ステップS30)。
そして、さらに、制御ユニット100は、着順表示部220の全表示領域の背景にカラーデータを表示し(ステップS34)、着番表示部230の全表示領域の背景にカラーデータを表示する(ステップS35)。
以上の処理により、裁定が「着変確定」となった場合には、裁定表示部210において「着変確定」が“橙色”の背景で表示される(「審議」と「確定」は“黒色”の背景で表示)と共に、着順表示部220と着番表示部230の全表示領域の背景が“橙色”となる。また、着番表示部230に表示される着順が変更される(図13参照)。
一方、ステップS25で着順変更が無かった場合には、検量室60の確定審議専用キーボード61から「確定」を入力する(ステップS31)。制御ユニット100は、裁定データ(確定)と裁定色決定テーブル111−1を基にして、監視画面200の裁定表示部210の「確定」の表示領域、着順表示部220の全表示領域及び着番表示部230の全表示領域の背景カラーデータ(赤色)を作成する(ステップS32)。そして、裁定表示部210の「確定」表示の背景にカラーデータ(赤色)を表示する(ステップS33)。
そして、ステップS34において、着順表示部220の全表示領域の背景に背景カラーデータ(赤色)を表示し、続いて、着番表示部230の全表示領域の背景に背景カラーデータ(赤色)を表示する(ステップS35)。
以上の処理により、裁定が「確定」となった場合には、裁定表示部210において「確定」が“赤色”の背景で表示される(「審議」と「着変確定」は“黒色”の背景で表示)と共に、着順表示部220と着番表示部230の全表示領域の背景が“赤色”となる。また、着番表示部230に表示されていた着順も変更されない(図12参照)。
図16は、実施例2の制御ユニッ30のシステム構成を示すブロック図である。同図に示すように、実施例2の制御ユニット30は実施例2の制御ユニット100と同様な構成となっている。したがって、実施例2の制御ユニット100の詳しい説明は省略する。
図17は、実施例2の裁定色決定テーブル111(111−2)の構成を示す図である。
実施例2の裁定色決定テーブル111−2は、実施例1の裁定色決定テーブル111−1(図4参照)から着番表示部230の背景カラーデータを削除した構成となっている。
次に、図18〜図24を参照しながら、実施例2における着順モニタ130の表示動作(監視画面200の表示形態)を説明する。
(a)レース中(通過順位)
図18は、レース中における着順モニタ130の第1の表示状態を示す図である。
レース中においては、裁定は「未確定」であり、「レースNo.」と「1位〜3位までの通過順位」が有効データとなる。このため、レース中の監視画面200においては、レースNo.表示部201にレースNo.(この場合、“1”)が表示される。また、レースNo.着順表示部220の「I」〜「III」の表示領域b1〜b3の背景が、「未確定状態」を意味する“水色”で表示される。そして、着番表示部230の表示領域c1〜c3には1位〜3位の馬番が表示される。
レース中において、「審議」が発生しない場合には、ゴール直前に着番表示部230に表示されていた馬番が消去されてから、後述する(c)に遷移する。
(b)レース中(審議)
図19は、レース中における着順モニタ130の第2の表示状態を示す図である。
レース中に「審議」が発生すると、「裁定」が有効データとなる。このとき、裁定は「審議」となるので、裁定表示部210の「審議」の表示領域a2の背景が“青色”で表示される。また、「1位から3位までの通過順位」が無効データとなる。このため、着順表示部220の「I」〜「III」に対応する表示領域b1〜b3の背景が無効状態を意味する“黒色”で表示されると共に、着番表示部230の表示領域c1〜c3に表示されていた1位〜3位までの馬番の通過順位状態の表示が消去される。
(c)ゴール入着前
図20は、ゴール入着前の着順モニタ130の表示状態を示す図である。
ゴール入着前は、「レースNo.」だけが有効データとなる。また、「裁定」は無効データとなる。このため、レースNo.表示部201に「レースNo.」が表示されるだけで、裁定表示部210の全表示領域(a1〜a3)の背景と着順表示部220の全表示領域(b1〜b5)の背景は、共に、無効状態を意味する“黒色”で表示される。
(d)ゴール入着後(未確定)
図21は、ゴール入着後における着順モニタ130の第1の表示状態を示す図である。
ゴール入着後(未確定)のときは、「レースNo.」と「着番」が有効データとなる。裁定は「未確定」である。このため、レースNo.表示部201に「レースNo.」が表示され、着番表示部230の表示領域c1〜c5に1着から5着の馬番(着番)が表示される。また、着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景は、「未確定状態」意味する“水色”で表示される。
(e)ゴール入着後(審議)
図22は、ゴール入着後における着順モニタ130の第2の表示状態を示す図である。
ゴール入着後に「審議」が発生した場合には、「レースNo.」と「着番」、及び「裁定(審議)」が有効データとなる。このため、裁定表示部210の「審議」の表示領域a2の背景が「審議状態」を意味する“青色”となる。また、着順表示部220の全表示領域(b1〜b5)の背景も「審議状態」を意味する“青色”となる。
(f)ゴール入着後(確定)
図23は、ゴール入着後における着順モニタ130の第3の表示状態を示す図である。
ゴール入着後に「確定」となった場合には、「レースNo.」と「着番」、及び「裁定(確定)」が有効データとなる。したがって、裁定表示部210の「確定」の表示領域a1の背景が「確定状態」を意味する“赤色”となる。また、着順表示部220の全表示領域(b1〜b5)の背景も「確定状態」を意味する“赤色”となる。
(g)ゴール入着後(着変確定)
図24は、ゴール入着後における着順モニタ130の第4の表示状態を示す図である。
ゴール入着後に「審議」となり、その後、「着変確定」となった場合には、「レースNo.」と「着番」、及び「裁定(着変確定)」が有効データである。このため、裁定表示部210の「着変確定」の表示領域a3の背景が「着変確定状態」を意味する“橙色”となる。また、着順表示部220の全表示領域(b1〜b5)の背景も「着変確定」を意味する“橙色”となる。
図25と図26は、実施例2の動作を示すフローチャートである。両図において、実施例1に対応する図14及び図15のフローチャート内のステップと同じ処理を行うステップには同一の符号を付与している。図25と図26のフローチャートを参照しながら、実施例2の動作を説明する。尚、実施例2の説明では、フローチャートに明示されていない実施例1と同様な処理の説明については省略する。また、実施例1と同一のステップについても、処理が同様なので簡略的に説明する。
まず、電源を投入すると(ステップS1)、固定画面ファイル113から表示データを読み出して、着順モニタ130のスクリーンに固定表示データを表示させる(ステップS2)。
これにより、着順モニタ130には、図6に示すような監視画面200が表示される。
続いて、レースが開始され、競争馬が発走すると(ステップS3)、決勝審判室の競技審判が通過順位専用キーボード22から1位〜3位までの馬番(通過順位データ)を入力する(ステップS4)。
これにより、裁定状態は「無効状態」から「未確定状態」に変化する。
次に、制御ユニット100は、裁定データ(未確定)と裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の着順表示部220の背景カラーデータ(水色)を作成する(ステップS51)。そして、着順表示部220の「I」〜「III」の表示領域b1〜b3の背景に該背景カラーデータ(水色)を表示し(ステップS6)、着番表示部230の各表示領域c1〜c3にステップS4で入力された通過順位データ(馬番)を表示する(ステップS8)。
以上の処理により、監視画面200の着番表示部230には、現在の1位〜3位までの馬番(通過順位)が「未確定状態」を意味する“水色”を背景にして表示される(図18参照)。
次に、裁決室50の競技審判はレース中に「審議(レース中審議)」が発生したか判断し(ステップS9)、「レース中審議」が発生すれば、審議操作専用キーボード51から裁定データ(審議)を入力する(ステップS10)。ステップS9で、「レース中審議」が発生しないと判断されるとステップS13に遷移する。
制御ユニット100は、該裁定データ(審議)と裁定色決定テーブル111を基にして、裁定表示部210の「審議」の表示領域の背景カラーデータ(青色)を作成し(ステップS11)、裁定表示部210の「審議」の表示領域に該背景カラーデータ(青色)を表示する(ステップS12)。
これにより、レース中に「審議」が発生した場合には、監視画面200の裁定表示部210において「審議」という文字が青色を背景にして表示される(図19参照)。
続いて、競争馬がゴールすると(ステップS13)、決勝審判室20の競技審判は、着順専用キーボード21から1着〜5着の馬番(着順データ)を入力する(ステップS14)。
次に、裁定データと裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の着順表示部220の背景カラーデータを作成する(ステップS52)。
実施例1で説明したように、ステップS14での着順データ入力により、裁定データは「未確定」に設定されるので、ステップS52での裁定データは「未確定」となる。
続いて、制御ユニット100は、着順表示部220の「I」〜「V」の表示領域b1〜b5の背景に背景カラーデータ(水色)を表示し(ステップS16)、着番表示部230の表示領域c1〜c5に着番データ(1着から5着までの馬番)を表示する(ステップS18)。
以上の処理により、ゴール入着後には、監視画面200の着順表示部220全体は「未確定状態」を意味する“水色”を背景にして表示される。また、着番表示部230には、1着から5着までの馬番が表示される。実施例1とは異なり、着番表示部230に表示される着順は「未確定状態」を意味する色を背景として表示されない(図21参照)。
次に、ゴール後に「審議」が発生したか否かを判断する(ステップS19)。そして、「審議」有りと判断するとステップS20に遷移し、「審議」無しと判断するとステップS31に遷移する。
ステップS20では、裁決室50審議操作専用キーボード51から裁定データ(審議)が入力される。続いて、制御ユニット100が、裁定データ(審議)と裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の裁定表示部210の「審議」の表示領域a2と着順表示部220の背景カラーデータを作成する(ステップS53)。
これにより、裁定表示部210の表示領域a2及び着順表示部220全体の背景カラーデータとして、“青色”の背景カラーデータが作成される。
次に、制御ユニット100は、裁定表示部210の「審議」の表示領域a2に背景カラーデータ(青色)を表示させ(ステップS22)、着順表示部220の全表示領域b1〜b5に背景カラーデータ(青色)を表示させる(ステップS23)。
これにより、監視画面200おいては、裁定表示部210の「審議」の文字が青色を背景にして表示され(「確定」と「着変確定」の背景は黒色で表示される)、着順表示部220の表示領域全体の背景が青色となる(図22参照)。
次に、着順変更があったか判断する(ステップS25)。そして、「着順変更有り」と判断した場合には、決勝審判室20の着順専用キーボード21を操作して着順を修正し(ステップS26)、ステップS27に遷移する。
ステップS27では、検量室60の確定審議専用キーボード61から「着変確定」を入力する。制御ユニット100は、裁定データ(着変確定)と裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の裁定表示部210の表示領域a3及び着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景カラーデータを作成する(ステップS54)。
これにより、裁定表示部210の「着変確定」の表示領域a3と着順表示部220の全表示領域の背景カラーデータとして“橙色”が作成される。
そして、監視画面200の裁定表示部210の「着変確定」の表示領域a3の背景にカラーデータ(橙色)を表示し(ステップS29)、着番表示部230における着番変更の表示領域に変更された着番データ(馬番)を表示し(ステップS30)、ステップS34に遷移する。そして、最後に、着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景にカラーデータ(橙色)を表示する(ステップS35)。
以上の処理により、「着変確定」となった場合には、裁定表示部210において「着変確定」の文字が“橙色”の背景で表示される。また、着順表示部220の全表示領域の背景が“橙色”で表示される。また、着番表示部230には正式決定された「着番」が表示される。着番表示部230の各領域c1〜c5の背景は“黒色”である(図24参照)。
一方、ステップS25で着順変更が無かった場合には、検量室60の確定審議専用キーボード61から「確定」を入力する(ステップS31)。制御ユニット100は、裁定データ(確定)と裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の裁定表示部210の「確定」の表示領域及び着順表示部220の全表示領域の背景カラーデータ(赤色)を作成する(ステップS55)。そして、裁定表示部210の「確定」表示の背景にカラーデータ(赤色)を表示する(ステップS33)。そして、ステップS34において、着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景にカラーデータを表示する(ステップS34)。
これにより、監視画面200において、裁定表示部210では「確定」の文字が“赤色”を背景にして表示される。また、この場合、着番表示部230の着順表示に変更は無い(図23参照)。
図24は、実施例3のシステム構成を示すブロック図である。
同図において、実施例3のシステムが実施例1のシステムと異なる部分を一点鎖線で囲んで示している。図24の説明では、上述した他の実施例には無い実施例3特有の構成についてのみ説明し、実施例1と重複する説明は省略する。
実施例3のシステムでは、センターシステム11が保有する枠番情報13を利用する。また、制御ユニット100−3は、実施例1の制御ユニット100が有する全ての構成要素に加え、さらに、枠色決定部105と枠色決定テーブル112を備えている。枠色決定部105は、キーボード90と着番編集部106との間に設けられているキーボード90からは、「レースNo.」、順位情報(「通過順位データ」、「着順データ」)及び「裁定情報」(「確定」、「審議」、「着変確定」)が制御ユニット100−3に入力される。計算機室10のセンターシステム11からは「枠番情報」が制御ユニット100−3の枠色決定部105に入力される。
図28は、実施例3の裁定色決定テーブル111の構成を示す図である。
同図に示すように、実施例3の裁定色決定テーブル111−3は図17の裁定色決定テーブル111―2の構成と同様である。したがって、裁定色決定テーブル111−3の構成の説明は省略する。
図29は、枠色決定テーブル112の構成を示す図である。
本実施形態では枠番は1〜8番までとなっているので(図2参照)、枠色決定テーブル112には、1位から8番までの各枠の色(枠色)が登録されている。実施例3では、監視画面200の着番表示部230において、「I」(1着)〜「V」(5着)のそれぞれに対応する各表示領域c1〜c5の背景を、各表示領域ci(i=1〜5)に表示される馬番に対応する枠色で表示する。また、該馬番を、その背景色と最もコントラストが高い色で表示する。
枠色決定部105は、キーボード90から受け取る「順位情報(通過順位データ及び着順データ)」とセンターシステム11が保有する枠番情報13とを基にして枠色決定テーブル112を検索し、各「着番(通過順位も含む)」に対応する「枠色」を決定する。
着番編集部106は、裁定色決定部102から裁定情報を受け取ると共に、枠色決定部105から各着番の枠色情報を受け取る。そして、着順モニタ130の着番表示部230に表示する表示データを編集し、その表示データを着順モニタ画像編集部107に出力する。
着順モニタ画像編集部107は、レースNo.編集部101、裁定編集部103、着順編集部104及び着番編集部106から上記各表示データを受け取る。そして、固定画面ファイル113から着順モニタ130の固定表示データを読み出して、着順モニタ130に表示する全画面の表示データを編集し、その全画面表示データを着順モニタ画像出力部108に出力する。
次に、図30〜図35を参照しながら、実施例3の着順モニタ130の表示動作(監視画面200の表示形態)を説明する。
(a)レース中(通過順位)
図30は、レース中における着順モニタ130の第1の表示状態を示す図である。
レース中においては、裁定は「未確定」であり、「レースNo.」と「1位〜3位までの通過順位」が有効データとなる。このため、レース中の監視画面200においては、レースNo.表示部201にレースNo.(この例では“1”)が表示される。また、着順表示部220の「I」〜「III」の表示領域b1〜b3の背景が、「未確定状態」を意味する“水色”となる。さらに、着番表示部230の表示領域c1〜c3には、それぞれ、1位〜3位の馬番が表示される。そして、これは実施例3の特徴であるが、着番表示部230の各表示領域c1〜c3の背景が、それら各表示領域Ci(i=1〜3)に表示されている馬番に事前に割り当てられている枠色(枠色決定テーブル112に登録された枠色)で表示される。この場合、1位〜3位の馬番は、背景色と最もコントラストが高い、見やすい色で表示される。
レース中において、「審議」が発生しない場合には、ゴール直前に着番表示部230に表示されている馬番が消去されてから、後述する(c)に遷移する。
(b)レース中(審議)
図31は、レース中における着順モニタ130の第2の表示状態を示す図である。
レース中に「審議」が発生すると、裁定が有効データとなる。このため、裁定表示部210の「審議」の表示領域a2の背景が“青色”で表示される。また、着順表示部220の「I」〜「III」に対応する表示領域b1〜b3の背景が“黒色”となる。また、さらに、着番表示部230の表示領域c1〜c3に表示されていた馬番表示が消去され、それらの表示領域c1〜c3の背景が“黒色”となる。
(c)ゴール入着前
図32は、ゴール入着前の着順モニタ130の表示状態を示す図である。
ゴール入着前は「レースNo.」だけが有効データとなる。このため、裁定表示部210と着順表示部220及び着番表示部230の全表示領域の背景は、無効状態を意味する“黒色”で表示される。
(d)ゴール入着後(未確定)
図33は、ゴール入着後における着順モニタ130の第1の表示状態を示す図である。
ゴール入着後(未確定)のときは、「レースNo.」と「着番」が有効データとなる。このため、監視画面200においては、レースNo.表示部201に「レースNo.」が表示され、着番表示部230の「I」〜「V」に対応する表示領域b1〜b5に1着から5着の馬番(着番)が表示される。
また、着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景は「未確定状態」意味する“水色”となり、着番表示部230の各表示領域ci(i=1〜5)の背景は、その領域に表示されている馬番(着番)に事前に割り当てられていた枠色で表示される。このとき、着番表示部230の各表示領域c1〜c5に表示される1着〜5着までの馬番(着番)は、背景色と最もコントラストが高い、見やすい色で表示される。
(e)ゴール入着後(審議)
図34は、ゴール入着後における着順モニタ130の第2の表示状態を示す図である。
ゴール入着後に「審議」が発生した場合には、「レースNo.」と「着番」、及び「裁定(審議)」が有効データとなる。このため、裁定表示部210の「審議」の表示領域a2の背景が「審議状態」を意味する“青色”となる。また、着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景も「審議状態」を意味する“青色”となる。また、着番表示部230においては、各表示領域ci(i=1〜5)の背景は、各表示領域ciに表示されている馬番(着番)に事前に割り当てられた枠色で表示される。このとき、着番表示部230の各表示領域c1〜c5に表示される1着〜5着の馬番(着番)は、背景色と最もコントラストが高い、見やすい色で表示される。
(f)ゴール入着後(確定)
図35は、ゴール入着後における着順モニタ130の第3の表示状態を示す図である。
ゴール入着後に「確定」となった場合には、「レースNo.」と「着番」、及び「裁定(確定)」が有効データとなる。したがって、裁定表示部210の「確定」の表示領域a1の背景が「確定状態」を意味する“赤色”となる。また、着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景も「確定状態」を意味する“赤色”となる。また、着番表示部230においては、各表示領域ci(i=1〜5)の背景は、各表示領域ciに表示されている馬番(着番)に事前に割り当てられた枠色で表示される。また、さらに、着番表示部230の各表示領域c1〜c5に表示される1着〜5着の馬番(着番)は、背景色と最もコントラストが高い、見やすい色で表示される。
(g)ゴール入着後(着変確定)
図36は、ゴール入着後におけるの着順モニタ130の第4の表示状態を示す図である。
ゴール入着後に「審議」となり、その後、「着変確定」となった場合には、「レースNo.」と「着番」、及び「裁定(着変確定)」が有効データとなる。このため、裁定表示部210の「着変確定」の表示領域a3の背景は、「着変確定状態」を意味する“橙色”となる。また、着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景も、「着変確定」を意味する“橙色”となる。さらに、着番表示部230においては、各表示領域ci(i=1〜5)の背景は、各表示領域ciに表示されている馬番(着番)に事前に割り当てられた枠色で表示される。また、さらに、着番表示部230の表示領域c1〜c5に表示される1着〜5着の馬番(着番)は、背景色と最もコントラストが高い、見やすい色で表示される。
図37と図38は、実施例3の動作を示すフローチャートである。両図において、実施例1に対応する図14並びに図15のフローチャート、及び実施例2に対応する図25並びに図26のフローチャート内のステップと同じ処理を行うステップには同一の符号を付与している。
図37と図38のフローチャートを参照しながら、実施例3の動作を説明する。
尚、実施例1及び実施例2で説明した処理については、一部省略または簡略して説明する。
まず、電源を投入すると(ステップS1)、固定画面ファイル113から表示データを読み出して、着順モニタ130のスクリーンに固定表示データを表示させる(ステップS2)。
これにより、着順モニタ130には、図6に示すような監視画面200が表示される。
続いて、レースが開始され、競争馬が発走すると(ステップS3)、決勝審判室の競技審判が通過順位専用キーボード22から1位〜3位までの馬番(通過順位データ)を入力する(ステップS4)。
これにより、裁定状態は「無効状態」から「未確定状態」に変化する。
次に、制御ユニット100−3は、裁定データ(未確定)と裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の着順表示部220の背景カラーデータを作成する(ステップS51)。続いて、制御ユニット100−3は、着順データとセンターシステム11内の枠番情報13と枠色決定テーブル112を基にして、着番表示部230の各表示領域c1〜c3の背景カラーデータを作成する(ステップS61)。
以上の処理により、着順表示部220の表示領域b1〜b3の背景カラーデータは「未確定状態」に対応する“水色”に設定される。また、着番表示部230の各表示領域cj(j=1〜3)の背景カラーデータは、各表示領域cjに表示される馬番に割り当てられた枠色となる。
そして、着順表示部220の「I」〜「III」の各表示領域b1〜b3の背景に背景カラーデータを表示し(ステップS6)、着番表示部230の各表示領域c1〜c3の背景に背景カラーデータを表示し(ステップS7)、さらに、着番表示部230の各表示領域c1〜c3にステップS4で入力された通過順位データ(馬番)を表示する(ステップS8)。
以上の処理により、監視画面200の着順表示部220の「I」〜「III」に対応する表示領域b1〜b3の背景は「未確定状態」を意味する“水色”で表示される。また、着番表示部230の各表示領域c1、c2、c3には、それぞれ、1位、2位、3位の馬番がそれらの各馬番に対応する枠色を背景にして表示される(図30参照)。
次に、裁決室50の競技審判はレース中に「審議」が発生したか判断し(ステップS9)、「審議(レース中審議)」が発生すれば、審議操作専用キーボード51から裁定データ(審議)を入力する(ステップS10)。ステップS9で、レース中に「審議」が発生しないと判断されるとステップS13に遷移する。
制御ユニット100−3は、該裁定データ(審議)と裁定色決定テーブル111を基にして、裁定表示部210の「審議」の表示領域a2の背景カラーデータ(青色)を作成し(ステップS11)、裁定表示部210の「審議」の表示領域に該背景カラーデータ(青色)を表示する(ステップS12)。
これにより、「レース中審議」が発生した場合には、監視画面200の裁定表示部210では「審議」という文字が“青色”を背景にして表示される(図31参照)。
続いて、競争馬がゴールすると(ステップS13)、決勝審判室20の競技審判は、着順専用キーボード21からゴールの1着〜5着の馬番(着順データ)を入力する(ステップS14)。
この着順データ入力により、裁定状態は「未確定状態」となる。
次に、裁定データと裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の着順表示部220の背景カラーデータを作成し(ステップS52)、着順データとセンターシステム11内の枠番情報13と枠色決定テーブル112を基にして、着番表示部230の背景カラーデータを作成する(ステップS62)。
続いて、制御ユニット100−3は、着順表示部220の全表示領域の背景にカラーデータ(「未確定状態」を意味するカラーデータ)を表示し(ステップS16)、着番表示部230の各表示領域の背景に当該カラーデータ(当該枠色のカラーデータ)を表示し(ステップS17)、着番表示部230に着番データ(1着から5着までの馬番)を表示する(ステップS18)。
これにより、監視画面200において、着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景は「未確定状態」を示す“水色”で表示される。また、着番表示部230には1着から5着までの馬番(着番)が、それぞれの馬番に対応する枠色の背景で表示される(図33参照)。
次に、ゴール後に「審議」が発生したか否かを判断する(ステップS19)。そして、「審議」有りと判断するとステップS20に遷移し、「審議」無しと判断するとステップS31に遷移する。
ステップS20では、裁決室50審議操作専用キーボード51から裁定データ(審議)が入力される。続いて、制御ユニット100−3は、裁定データ(審議)と裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の裁定表示部210の「審議」の表示領域a2と着順表示部22の全表示領域b1〜b5の背景カラーデータを作成する(ステップS53)。次に、制御ユニット100−3は、裁定表示部210の「審議」の表示領域に該背景カラーデータ(青色)を表示させ(ステップS22)、着順表示部220の全表示領域b1〜b5に該背景カラーデータ(青色)を表示させる(ステップS23)。
これにより、監視画面200おいては、裁定表示部210の「審議」の文字が“青色”を背景にして表示され、着順表示部220では「I」〜「V」のローマ数字が“青色”の背景で表示される(図34参照)。
次に、着順変更があったか判断する(ステップS25)。そして、「着順変更有り」と判断した場合には、決勝審判室20の着順専用キーボード21を操作してから着順を修正する(ステップS26)続いて、検量室60の確定審議専用キーボード61から「着変確定」を入力する(ステップS27)。
これにより、裁定状態は「着変確定」となる。
制御ユニット100−3は、裁定データ(着変確定)と裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の裁定表示部210の「着変確定」の表示領域a3と着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景カラーデータを作成する(ステップS54)。制御ユニット100−3は、さらに、着順データとセンターシステム11内の枠番情報13と枠色決定テーブル112を基にして、着番表示部230の各表示領域c1〜c5の背景カラーデータを作成する(ステップS63)。
ステップS63の処理により、着番表示部230の各表示領域ci(i=1〜5)の背景色が、各表示領域c1〜c5に表示される馬番に対応する枠色に設定される。
そして、制御ユニット100−3は、監視画面200の裁定表示部210の「着変確定」の表示領域c3の背景をステップS54で作成されたカラーデータ(橙色)で表示させ(ステップS29)、着順表示部220の背景もステップS54で作成されたカラーデータ(橙色)で表示させる(ステップS64)。制御ユニット100−3は、さらに、着番表示部230の着番(馬番)が修正された表示領域(着番修正表示領域)の背景をステップS63で作成された枠色のカラーデータで表示させ(ステップS65)、着番表示部230の着番修正表示領域に当該馬番(着番)を表示させる(ステップS30)。
これにより、審議裁定が「着変確定」となった場合には、監視画面200において、裁定表示部210では「着変確定」の文字が「着変確定状態」を意味する“橙色”を背景にして表示される。また、着順表示部220では、その全表示領域b1〜b5の背景が“橙色”で表示される。さらに、着番表示部230においては、修正された着番(馬番)がその馬番に割り当てられている枠色を背景にして表示される(図36参照)。
一方、ステップS25で着順変更が無かった場合には、検量室60の確定審議専用キーボード61から「確定」を入力する(ステップS31)。
これにより、裁定状態は「確定」となる。
制御ユニット100−3は、裁定データ(確定)と裁定色決定テーブル111を基にして、監視画面200の裁定表示部210の「確定」の表示領域a1と着順表示部220の全表示領域b1〜b5の背景カラーデータ(赤色)を作成する(ステップS55)。そして、裁定表示部210において「確定」という文字の背景を上記背景カラーデータで表示させ(ステップS33)、着順表示部220の「I」〜「V」という各ローマ数字の背景を上記背景カラーデータで表示させる(ステップS66)。
これにより、審議裁定が「確定」となった場合には、監視画面200において、裁定表示部210では「確定」の文字が“赤色”を背景にして表示され、着順表示部220では「I」〜「V」の各ローマ数字が“赤色”の背景で表示される。また、着番表示部230では1着〜5着の各馬番がそれぞれに対応する枠色の背景で表示される(図35参照)。
上記実施例1〜3では、いずれも、本発明を競馬のレースを監視する着順モニタ130に適用した実施形態であるが、本発明は、競馬のレースのみに限定されるものではなく、競輪や競艇などの他の公営競技やその他の競技のレースなど、レース全般の競技審判用の着順モニタに適用可能なものである。
本発明は、競技全般のレースの着順表示装置のみならず、ある状態とその状態に対応する情報を関連付けて表示する表示装置などにも適用可能であり、極めて汎用性が高いものである。
本発明の実施形態である競馬場管理・運営システムの構成図である。 枠番情報の内容を示す図である。 実施例1の制御ユニットの構成を示すブロック図である。 実施例1の裁定色決定テーブルの構成を示す図である。 固定画面ファイルの構成を示す図である。 監視画面の形式を示す図である。 実施例1における着順モニタのレース中における第1の表示状態を示す図である。 実施例1における着順モニタのレース中における第2の表示状態を示す図である。 実施例1における着順モニタのゴール入着前の表示状態を示す図である。 実施例1における着順モニタのゴール入着後における第1の表示状態を示す図である。 実施例1における着順モニタのゴール入着後における第2の表示状態を示す図である。 実施例1における着順モニタのゴール入着後における第3の表示状態を示す図である。 実施例1における着順モニタのゴール入着後における第4の表示状態を示す図である。 実施例1の動作を説明するフローチャート(その1)である。 実施例1の動作を説明するフローチャート(その2)である。 実施例2の制御ユニットの構成を示すブロック図である。 実施例2の裁定色決定テーブルの構成を示す図である。 実施例2における着順モニタのレース中における第1の表示状態を示す図である。 実施例2における着順モニタのレース中における第2の表示状態を示す図である。 実施例2における着順モニタのゴール入着前の表示状態を示す図である。 実施例2における着順モニタのゴール入着後における第1の表示状態を示す図である。 実施例2における着順モニタのゴール入着後における第2の表示状態を示す図である。 実施例2における着順モニタのゴール入着後における第3の表示状態を示す図である。 実施例2における着順モニタのゴール入着後における第4の表示状態を示す図である。 実施例2の動作を説明するフローチャート(その1)である。 実施例2の動作を説明するフローチャート(その2)である。 実施例3の制御ユニットの構成を示すブロック図である。 実施例3における裁定色決定テーブルの構成を示す図である。 枠色決定テーブルの構成を示す図である。 実施例3における着順モニタのレース中における第1の表示状態を示す図である。 実施例3における着順モニタのレース中における第2の表示状態を示す図である。 実施例3における着順モニタのゴール入着前の表示状態を示す図である。 実施例3における着順モニタのゴール入着後における第1の表示状態を示す図である。 実施例3における着順モニタのゴール入着後における第2の表示状態を示す図である。 実施例3における着順モニタのゴール入着後における第3の表示状態を示す図である。 実施例3における着順モニタのゴール入着後における第4の表示状態を示す図である。 実施例3の動作を説明するフローチャート(その1)である。 実施例3の動作を説明するフローチャート(その2)である。 従来の着順モニタの外観図である。
符号の説明
10 計算機室
11 センターシステム
11a 記憶装置
13 枠番情報
15 着順制御装置
20 決勝審判室
21 着順専用キーボード
22 通過順位専用キーボード
23 発信操作専用キーボード
30(30−1〜30−3) 制御ユニット
40(40−1〜40−3) 着順モニタ
50 裁決室
51 審議操作専用キーボード
60 検量室
61 確定審議専用キーボード
62 制御ユニット
63 着順モニタ
70 LAN(ローカルエリアネットワーク)
90 キーボード
100 制御ユニット
101 レースNo.編集部
102 裁定色決定部
103 裁定編集部
104 着順編集部
106 着番編集部
107 着順モニタ画像編集部
108 着順モニタ画像出力部
111(111−1〜111−3) 裁定色決定テーブル
112 枠色決定テーブル
113 固定画面ファイル
121 ビデオRAM
130 着順モニタ
200 監視画面
201 レースNo.表示部
210 裁定表示部
220 着順表示部
230 着番表示部

Claims (6)

  1. 少なくとも、レースの裁定情報とレース中もしくはレース後の順位情報を表示するレース情報表示装置であって、
    レースに係わる各裁定状態に対応する背景色を登録している第1のテーブルと、
    該第1のテーブルを参照して、現在有効となっている裁定状態の表記を、その裁定状態に対応する背景色を背景として第1の表示手段と、
    レース中またはレース後の順位情報を、現在有効となっている裁定状態の背景色と同一色の背景で表示する第2の表示手段と、
    を備えることを特徴とするレース情報表示装置。
  2. 請求項1記載のレース情報表示装置であって、
    前記第1のテーブルを参照して、順位記号を、現在有効表示となっている裁定状態に対応する背景色を背景として表示する第3の表示手段を、
    さらに備えることを特徴とする。
  3. 請求項1または2記載のレース情報表示装置であって、
    出走者の発走枠に関する枠情報を記憶している記憶手段と、
    該各発走枠に割り当てられた枠色を登録している第2のテーブルと、
    前記順位情報を表示する際、該第2のテーブルと前記記憶手段を参照して、各順位の出走者の表記を、該出走者の発走枠に割り当てられた枠色を背景にして表示する第4の表示手段を、
    さらに備えることを特徴とする。
  4. 少なくとも、レースの裁定情報とレース中もしくはレース後の順位情報を表示するレース情報表示装置の表示を制御する表示制御装置であって、
    レースに係わる各裁定状態に対応する背景色を登録している第1のテーブルと、
    該第1のテーブルを参照して、現在有効となっている裁定状態の表記が、その裁定状態に対応する背景色を背景として表示されるように制御する第1の制御手段と、
    レース中またはレース後の順位情報が、現在有効となっている裁定状態の背景色と同一色の背景で表示されるように制御する第2の制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  5. 請求項1記載の表示制御装置であって、
    前記第1のテーブルを参照して、順位記号が、現在有効表示となっている裁定状態に対応する背景色を背景として表示されるように制御する第3の制御手段を、
    さらに備えることを特徴とする。
  6. 請求項1または2記載の表示制御装置であって、
    出走者の発走枠に関する枠情報を記憶している記憶手段と、
    該各発走枠に割り当てられた枠色を登録している第2のテーブルと、
    前記順位情報を表示する際、該第2のテーブルと前記記憶手段を参照して、各順位の出走者の表記が、該出走者の発走枠に割り当てられた枠色を背景にして表示されるように制御する第4の制御手段を、
    さらに備えることを特徴とする。
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