JP2006115634A - インバータシステム、インバータ装置およびその周波数設定方法 - Google Patents

インバータシステム、インバータ装置およびその周波数設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 時分割比例パルスに対応してインバータ出力の設定周波数を自動的に決定し、変更可能な利便性の高いインバータシステムを提供する。
【解決手段】 交流電源2と、時分割比例パルスPTDをインバータ装置4に供給する外部装置3と、時分割比例パルスPTDからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数fSを演算する周波数演算手段8を有し、設定周波数fSのインバータ出力電圧VIVを発生するインバータ装置4と、負荷5から構築する。
【選択図】 図1

Description

本発明は交流電源から交流負荷を駆動するインバータ出力を発生するインバータシステムおよびインバータ装置に係り、特に外部からの時分割比例パルスに対応して設定周波数が自動設定可能なインバータ出力を発生するインバータシステムおよびインバータ装置に関する。
従来のインバータ装置において、ボリューム(つまみ)などでインバータ出力の周波数を設定し、確定釦で設定周波数を決定するように構成されたものが知られている。
例えば、「特許文献1」(インバータ装置)には、運転パラメータ設定器として、回転式のパルス発生器のつまみと表示器を設け、複数のパラメータの選択とデータ設定が、つまみの回転操作で行えるようにしたものが開示されている。
これにより、煩雑であったインバータ装置の運転パラメータやデータを選択するための操作がつまみの回転操作で行うことができ、例えば、設定周波数の微調整も容易に実行することができるものである。
特開平9−247948号公報
「特許文献1」を含め、従来のインバータ装置は、表示器を見ながらつまみを回転操作するだけで、インバータ出力の周波数の設定が容易なので、一定の周波数のインバータ出力で所定時間だけ負荷を運転する場合には適しているが、所定時間内にインバータ出力の周波数を変化させて負荷を運転するような要求、例えば、運転開始時はインバータ出力の周波数を低く設定し、徐々に周波数を上昇させて所定周波数にし、運転終了時には所定周波数から徐々に周波数を低下させるような要求に対しては、つまみを回転操作する手動操作では対応することが不可能な課題がある。
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は時分割比例パルスに対応してインバータ出力の設定周波数を自動的に決定し、変更可能な利便性の高いインバータシステムおよびインバータ装置を提供することにある。
前記課題を解決するためこの発明に係るインバータシステムは、商用周波数の交流電源と、時分割比例パルスを出力する外部機器と、交流電源からの交流出力と外部機器からの時分割比例パルスに基づいて可変周波数のインバータ出力を発生するインバータ装置と、負荷と、からなるインバータシステムであって、インバータ装置は、時分割比例パルスからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数を演算する周波数演算手段を備えたことを特徴とする。
この発明に係るインバータシステムのインバータ装置は、時分割比例パルスからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数を演算する周波数演算手段を備えたので、負荷に要求される運転パターンで、自動的に設定された周波数のインバータ出力を発生することができる。
また、この発明に係る周波数演算手段は、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間を計時する計時手段と、計時手段が計時したオン時間とオフ時間からデューティを算出するデューティ算出手段と、予め設定された設定周波数の上限値と下限値の偏差周波数を演算する偏差演算手段と、デューティ算出手段からのデューティと偏差演算手段からの偏差周波数を乗算する乗算手段と、乗算手段の乗算結果と設定周波数下限値を加算する加算手段と、オン時間、オフ時間、デューティ、設定周波数上限値、設定周波数下限値、偏差周波数、乗算結果を記憶するとともに、シーケンス動作のプログラムを記憶する記憶手段と、シーケンス動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る周波数演算手段は、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間を計時する計時手段と、計時手段が計時したオン時間とオフ時間からデューティを算出するデューティ算出手段と、予め設定された設定周波数の上限値と下限値の偏差周波数を演算する偏差演算手段と、デューティ算出手段からのデューティと偏差演算手段からの偏差周波数を乗算する乗算手段と、乗算手段の乗算結果と設定周波数下限値を加算する加算手段と、オン時間、オフ時間、デューティ、設定周波数上限値、設定周波数下限値、偏差周波数、乗算結果を記憶するとともに、シーケンス動作のプログラムを記憶する記憶手段と、シーケンス動作を制御する制御手段とを備えたので、時分割比例パルスのパターンに応じて自動的にインバータ出力の周波数パターンを設定することができる。
さらに、この発明に係る外部機器は、時分割比例パルスを出力する温度調節器であることを特徴とする。
また、この発明に係る外部機器は、時分割比例パルスを出力するPLC(プログラマブルコントローラ)であることを特徴とする。
この発明に係る外部機器は、時分割比例パルスを出力する温度調節器、PLC(プログラマブルコントローラ)であるので、任意のパルスやパルス列を出力することができる。
さらに、この発明に係るインバータシステムは、外部機器を温度調節器で構成するとともに、負荷をモータで構成し、インバータ装置およびモータを温度調節器のアクチュエータとして適用することを特徴とする。
この発明に係るインバータシステムは、外部機器を温度調節器で構成するとともに、負荷をモータで構成し、インバータ装置およびモータを温度調節器のアクチュエータとして適用するので、対象機器の制御量(例えば、流量、濃度)をセンサで検出し、温度調節器が目標制御量と検出した制御量の差に応じた時分割比例パルスをインバータ装置に供給することにより、インバータ装置が時分割比例パルスに対応した設定周波数のインバータ出力でモータを回転させて対象機器の制御量(例えば、流量、濃度)を目標制御量に合わせることができる。
また、この発明に係るインバータ装置は、時分割比例パルスに基づいて可変周波数のインバータ出力を発生するインバータ装置であって、時分割比例パルスからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数を演算する周波数演算手段を備えたことを特徴とする。
この発明に係るインバータ装置は、時分割比例パルスに基づいて可変周波数のインバータ出力を発生するインバータ装置であって、時分割比例パルスからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数を演算する周波数演算手段を備えたので、負荷に要求される運転パターンで、自動的に設定された周波数のインバータ出力を発生することができる。
さらに、この発明に係る周波数演算手段は、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間を計時する計時手段と、計時手段が計時したオン時間とオフ時間からデューティを算出するデューティ算出手段と、予め設定された設定周波数の上限値と下限値の偏差周波数を演算する偏差演算手段と、デューティ算出手段からのデューティと偏差演算手段からの偏差周波数を乗算する乗算手段と、乗算手段の乗算結果と設定周波数下限値を加算する加算手段と、オン時間、オフ時間、デューティ、設定周波数上限値、設定周波数下限値、偏差周波数、乗算結果を記憶するとともに、シーケンス動作のプログラムを記憶する記憶手段と、シーケンス動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
この発明に係るこの発明に係る周波数演算手段は、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間を計時する計時手段と、計時手段が計時したオン時間とオフ時間からデューティを算出するデューティ算出手段と、予め設定された設定周波数の上限値と下限値の偏差周波数を演算する偏差演算手段と、デューティ算出手段からのデューティと偏差演算手段からの偏差周波数を乗算する乗算手段と、乗算手段の乗算結果と設定周波数下限値を加算する加算手段と、オン時間、オフ時間、デューティ、設定周波数上限値、設定周波数下限値、偏差周波数、乗算結果を記憶するとともに、シーケンス動作のプログラムを記憶する記憶手段と、シーケンス動作を制御する制御手段とを備えたので、時分割比例パルスのパターンに応じて自動的にインバータ出力の周波数パターンを設定することができる。
また、この発明に係るインバータ装置の周波数設定方法は、時分割比例パルスに対応したインバータ出力の周波数を設定するインバータ装置の周波数設定方法であって、時分割比例パルスを取り込むステップと、オン時間およびオフ時間を計時するステップと、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間からデューティを算出するステップと、設定上限周波数と設定下限周波数の偏差周波数を演算するステップと、偏差周波数とデューティを乗算するステップと、乗算結果に設定下限周波数を加算して設定周波数を決定するステップとを備えたことを特徴とする。
この発明に係るインバータ装置の周波数設定方法は、時分割比例パルスを取り込むステップと、オン時間およびオフ時間を計時するステップと、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間からデューティを算出するステップと、設定上限周波数と設定下限周波数の偏差周波数を演算するステップと、偏差周波数とデューティを乗算するステップと、乗算結果に設定下限周波数を加算して設定周波数を決定するステップとを備えたので、時分割比例パルスのパターンに応じて自動的にインバータ出力の周波数パターンを設定することができる。
この発明に係るインバータシステムのインバータ装置は、時分割比例パルスからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数を演算する周波数演算手段を備えたので、負荷に要求される運転パターンで、自動的に設定された周波数のインバータ出力を発生することができ、利便性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る周波数演算手段は、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間を計時する計時手段と、計時手段が計時したオン時間とオフ時間からデューティを算出するデューティ算出手段と、予め設定された設定周波数の上限値と下限値の偏差周波数を演算する偏差演算手段と、デューティ算出手段からのデューティと偏差演算手段からの偏差周波数を乗算する乗算手段と、乗算手段の乗算結果と設定周波数下限値を加算する加算手段と、オン時間、オフ時間、デューティ、設定周波数上限値、設定周波数下限値、偏差周波数、乗算結果を記憶するとともに、シーケンス動作のプログラムを記憶する記憶手段と、シーケンス動作を制御する制御手段とを備えたので、時分割比例パルスのパターンに応じて自動的にインバータ出力の周波数パターンを設定することができ、負荷に要求される任意の周波数パターンのインバータ出力を発生することができる。
さらに、この発明に係る外部機器は、時分割比例パルスを出力する温度調節器、PLC(プログラマブルコントローラ)であるので、任意のパルスやパルス列を出力することができ、任意の周波数パターンのインバータ出力を発生させることができる。
また、この発明に係るインバータシステムは、外部機器を温度調節器で構成するとともに、負荷をモータで構成し、インバータ装置およびモータを温度調節器のアクチュエータとして適用するので、対象機器の制御量(例えば、流量、濃度)をセンサで検出し、温度調節器が目標制御量と検出した制御量の差に応じた時分割比例パルスをインバータ装置に供給することにより、インバータ装置が時分割比例パルスに対応した設定周波数のインバータ出力電圧でモータを回転させて対象機器の制御量(例えば、流量、濃度)を目標制御量に合わせることができ、対象機器の制御量を自動的にコントロールして利便性の向上を実現することができる。
さらに、この発明に係るインバータ装置は、時分割比例パルスに基づいて可変周波数のインバータ出力を発生するインバータ装置であって、時分割比例パルスからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数を演算する周波数演算手段を備えたので、負荷に要求される運転パターンで、自動的に設定された周波数のインバータ出力を発生することができ、利便性の向上を図ることができる。
また、この発明に係るこの発明に係る周波数演算手段は、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間を計時する計時手段と、計時手段が計時したオン時間とオフ時間からデューティを算出するデューティ算出手段と、予め設定された設定周波数の上限値と下限値の偏差周波数を演算する偏差演算手段と、デューティ算出手段からのデューティと偏差演算手段からの偏差周波数を乗算する乗算手段と、乗算手段の乗算結果と設定周波数下限値を加算する加算手段と、オン時間、オフ時間、デューティ、設定周波数上限値、設定周波数下限値、偏差周波数、乗算結果を記憶するとともに、シーケンス動作のプログラムを記憶する記憶手段と、シーケンス動作を制御する制御手段とを備えたので、時分割比例パルスのパターンに応じて自動的にインバータ出力の周波数パターンを設定することができ、負荷に要求される任意の周波数パターンのインバータ出力を発生することができる。
さらに、この発明に係るインバータ装置の周波数設定方法は、時分割比例パルスを取り込むステップと、オン時間およびオフ時間を計時するステップと、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間からデューティを算出するステップと、設定上限周波数と設定下限周波数の偏差周波数を演算するステップと、偏差周波数とデューティを乗算するステップと、乗算結果に設定下限周波数を加算して設定周波数を決定するステップとを備えたので、時分割比例パルスのパターンに応じて自動的にインバータ出力の周波数パターンを設定することができ、利便性の向上を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、本発明は時分割比例パルスに対応して自動的に設定周波数を演算し、演算した設定周波数のインバータ出力を発生するものである。
図1はこの発明に係るインバータシステムの実施の形態システムブロック構成図である。図1において、インバータシステム1は、交流電源2と、時分割比例パルスPTDをインバータ装置4に供給する外部装置3と、インバータ出力電圧VIVを発生するインバータ装置4、負荷5とから構築し、三相で設定周波数fSのインバータ出力電圧VIVで負荷5を運転(駆動)する。
交流電源2は、50Hzまたは60Hzの三相の交流電力(交流電圧VAC)をインバータ装置4に供給する。
外部装置3は、温度調節器やPLC(プログラマブルコントローラ)などで構成し、時分割比例パルスPTDをインバータ装置4に提供する。なお、温度調節器は、制御する対象機器の制御量(例えば、流量、濃度)を検出し、対象機器の制御量(例えば、流量、濃度)が適切となるように時分割比例パルスPTDを出力する。
図3−aは時分割比例パルスの一例波形図、図3−bは時分割比例パルスの別例波形図である。図3−aにおいて、時分割比例パルスは、例えば1秒周期のパルス列を表わし、パルスのオン時間が0.2秒、パルスのオフ時間が0.8秒であるため、パルスのデューティは、0.2/(0.2+0.8)=0.2となる。
一方、図3−bにおいて、時分割比例パルスは、例えば1秒周期のパルス列を表わし、パルスのオン時間が0.7秒、パルスのオフ時間が0.3秒であるため、パルスのデューティは、0.7/(0.7+0.3)=0.7となる。
時分割比例パルスPTDのオン時間を変化させることにより、デューティを変更することができる。
インバータ装置4は、整流回路6、平滑コンデンサC、ブリッジ回路7、周波数演算手段8、ブリッジ駆動回路9、表示手段10、入力手段11を備え、交流電源2から供給される三相の交流電圧VACを整流回路6で整流して脈流にした後に、平滑コンデンサCで平滑して直流電圧VDCを発生し、三相のブリッジ回路7を構成するスイッチング素子がブリッジ駆動回路9から供給されるPWM信号SPWによってPWM(Pulse Width Modulation)駆動されて、直流電圧VDCを設定周波数fSで三相のインバータ出力電圧VIVを発生し、インバータ出力電圧VIVで負荷5を駆動する。
ブリッジ駆動回路9は、PWM駆動回路などで構成し、周波数演算手段8から提供される設定周波数fSに基づいてPWM信号SPWをブリッジ回路7に供給することにより、ブリッジ回路7から設定周波数fSのインバータ出力電圧VIVを発生させる。
周波数演算手段8は、温度調節器などの外部装置3から供給される時分割比例パルスPTDに基づいてデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数fS演算し、設定周波数fSをブリッジ駆動回路9に提供する。
したがって、図3−aおよび図3−bに示す時分割比例パルスPTDのオン時間を変化させることにより、デューティを変化させることができ、デューティに対応した周波数(設定周波数fS)を自動的に、かつ自由に設定することができる。
入力手段11は、キースイッチなどで構成し、設定周波数fSの設定上限周波数fMX、設定下限周波数fMNを入力し、周波数演算手段8に記憶する。なお、設定上限周波数fMX、設定下限周波数fMNは、一旦、初期設定をすれば、設定周波数fSが設定上限周波数fMXと設定下限周波数fMNの範囲内にある限り、システムの運転毎に、設定する必要がない。
表示手段10は、LCD(液晶表示器)などの表示器で構成し、初期設定時時の設定上限周波数fMX、設定下限周波数fMN、時分割比例パルスPTDから設定周波数fSの演算時の演算経過、インバータ出力電圧VIV、設定周波数fSなどを表示する。
負荷5は、例えばモータで構成し、インバータ装置4から供給される三相のインバータ出力電圧VIVで駆動され、モータの駆動トルクで制御の対象となる対象機器を駆動する。なお、モータを駆動する場合、インバータ出力電圧VIVの設定周波数fSを高くすると、モータの回転数が速く(または、駆動トルクを大きく)なり、設定周波数fSを低くすると、モータの回転数が遅く(または、駆動トルクを小さく)なる。
インバータ装置4およびモータは、外部装置3を構成する温度調節器のアクチュエータを構成することにより、制御の対象となる対象機器を駆動制御し、対象機器の制御量(例えば、流量、濃度)を適切に保つようにすることができる。
なお、本実施の形態では、交流電源2を三相交流、インバータ出力も三相交流で説明したが、交流電源2が二相で、インバータ出力が三相交流、または交流電源2が三相で、インバータ出力が二相交流であってもよい。
このように、この発明に係るインバータ装置4は、時分割比例パルスPTDからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数fSを演算する周波数演算手段8を備えたので、負荷5に要求される運転パターンで、自動的に設定された周波数のインバータ出力電圧VIVを発生することができ、利便性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る外部機器3は、時分割比例パルスPTDを出力する温度調節器、PLC(プログラマブルコントローラ)であるので、任意のパルスやパルス列を出力することができ、任意の周波数パターンのインバータ出力電圧VIVを発生させることができる。
図2はこの発明に係る周波数演算手段の一実施の形態要部ブロック構成図である。図2において、周波数演算手段8は、マイクロプロセッサ、メモリを基本に構成し、制御手段12、計時手段13、デューティ算出手段14、偏差演算手段15、乗算手段16、加算手段17、記憶手段18を備える。
制御手段12は、周波数演算手段8の全体の動作を制御するとともに、計時手段13、デューティ算出手段14、偏差演算手段15、乗算手段16、加算手段17および記憶手段18のシーケンス動作を制御する。
制御手段12は、計時手段13が時分割比例パルスPTDを取込み、パルスのオン時間TON、オフ時間TOFFを計時し、計時したパルスのオン時間TON、オフ時間TOFFを記憶手段18に記憶する制御を行う。
また、制御手段12は、記憶手段18からオン時間TON、オフ時間TOFFを読み出し、デューティ算出手段14でデューティDU{=TON/(TON+TOFF)}を算出し、算出したデューティDUを記憶手段18に記憶する制御を行う。
さらに、制御手段12は、入力手段11から入力され、既に記憶手段18に記憶されている設定上限周波数fMXおよび設定下限周波数fMNを読み出し、偏差演算手段15で偏差周波数周波数Δf(=fMX−fMN)を演算し、偏差周波数Δf(=fMX−fMN)を記憶手段18に記憶する制御を実行する。
また、制御手段12は、記憶手段18から偏差周波数Δf(=fMX−fMN)およびデューティDU{=TON/(TON+TOFF)}を読み出し、乗算手段16で偏差周波数Δf(=fMX−fMN)とデューティDU{=TON/(TON+TOFF)}の乗算(=Δf×DU)を行い、乗算結果Δf×DUを記憶手段18に記憶する制御を実行する。
さらに、制御手段12は、記憶手段18から乗算結果Δf×DUおよび既に記憶されている設定下限周波数fMNを読み出し、加算手段17で乗算結果Δf×DUと設定下限周波数fMNを加算して設定周波数fS(=Δf×DU+fMN)を図1に示すブリッジ駆動回路9に提供する制御を実行する。
計時手段13は、カウンタ機能、タイマ機能を備え、制御手段12の制御により、時分割比例パルスPTDのオン時間TON、オフ時間TOFFを計時し、オン時間TON、オフ時間TOFFを記憶手段18に格納する。
デューティ算出手段14は、加算機能、除算機能を備え、制御手段12の制御により、記憶手段18から読み出されたオン時間TONおよびオフ時間TOFFを用いて、デューティDU=TON/(TON+TOFF)を算出し、算出したデューティDUを記憶手段18に格納する。
偏差演算手段15は、減算機能を備え、制御手段12の制御により、記憶手段18から読み出された予め記憶されている設定上限周波数fMXと設定下限周波数fMNの偏差(=fMX−fMN)を演算し、偏差周波数Δf(=fMX−fMN)を記憶手段18に格納憶する。
乗算手段16は、乗算機能を備え、制御手段12の制御により、記憶手段18から読み出された偏差周波数Δf(=fMX−fMN)とデューティDU{=TON/(TON+TOFF)}の乗算(=Δf×DU)を実行し、乗算結果(=Δf×DU)を記憶手段18に格納する。
加算手段17は、加算機能、出力機能を備え、制御手段12の制御により、記憶手段18から読み出された乗算結果(=Δf×DU)と予め記憶されている設定下限周波数fMNを加算(=Δf×DU+fMN)し、加算結果(=Δf×DU+fMN)を設定周波数fSとしてブリッジ駆動回路9に出力する。
したがって、設定周波数fS={fMN+TON×(=fMX−fMN)/(TON+TOFF)}で表わされることになり、時分割比例パルスPTDのデューティDUを0〜1にすると、設定周波数fSは、設定下限周波数fMNから設定上限周波数fMXまでの範囲に設定することができる。
なお、設定周波数fSは、時分割比例パルスPTDのデューティDUが等しければ、時分割比例パルスPTDの周期(周波数に相当)に拘わらず一定値となる。
図4−aはこの発明に係るインバータ装置の一実施の形態インバータ出力電圧の設定周波数時間特性図、図4−bはこの発明に係るインバータ装置の別実施の形態インバータ出力電圧の設定周波数時間特性図である。
4−a図において、インバータ出力電圧VIVの設定周波数fSは、時分割比例パルスPTDの入力がない(0)の場合(0≦t<ta、tb<t)には、設定下限周波数fMN(例えば、10Hz)に設定される。
また、インバータ出力電圧VIVの設定周波数fSは、時分割比例パルスPTDのデューティDUが一定の場合(時間ta≦t≦tb)には、設定下限周波数fMNと設定上限周波数fMXの間の一定値(例えば、80Hz)に設定される。
一方、図4−bにおいて、インバータ出力電圧VIVの設定周波数fSは、時分割比例パルスPTDの入力がない(0)の場合(0≦t<t1、t4<t)には、設定下限周波数fMN(例えば、10Hz)に設定されるが、時分割比例パルスPTDのデューティDUを変化させることにより、設定下限周波数fMN(例えば、10Hz)より徐々に増加させ(t1≦t≦t2)、一定の周波数(例えば、80Hz)を継続させ(t2≦t≦t3)て、その後、周波数80Hzから徐々に減少させ(時間t3<t<t4)て設定下限周波数fMNにする。
これにより、負荷5(モータ)に要求されるインバータ出力電圧VIVの設定周波数fSを任意に設定、変化させることを自動的に実行することができる。
記憶手段18は、EEPROMやフラッシュメモリなどのメモリで構成し、インバータ装置4の使用開始の初期に、入力手段11から設定される設定上限周波数fMX、設定下限周波数fMN、時分割比例パルスPTDに基づいて計時したオン時間TON、オフ時間TOFF、演算したデューティDU、偏差周波数Δf(=fMX−fMN)、乗算結果Δf・DUを記憶する。
なお、本実施の形態では、インバータシステムのインバータ装置について説明したが、単独のインバータ装置についても同一構成、同一機能なので、重複をさけるために説明を省略する。
このように、この発明に係る周波数演算手段8は、時分割比例パルスPTDのオン時間オン時間TONとオフ時間TOFFを計時する計時手段13と、計時手段13が計時したオン時間TONとオフ時間TOFFからデューティDUを算出するデューティ算出手段14と、予め設定された設定周波数の上限値fMXと下限値fMNの偏差周波数(Δf=fMX−fMN)を演算する偏差演算手段15と、デューティ算出手段14からのデューティDUと偏差演算手段15からの偏差周波数Δfを乗算(=Δf×DU)する乗算手段16と、乗算手段16の乗算結果(Δf×DU)と設定下限周波数fMNを加算する加算手段17と、オン時間TON、オフ時間TOFF、デューティDU、設定上限周波数fMX値、設定下限周波数fMN値、偏差周波数Δf、乗算結果Δf×DUを記憶するとともに、シーケンス動作のプログラムを記憶する記憶手段18と、シーケンス動作を制御する制御手段12とを備えたので、時分割比例パルスPTDのパターンに応じて自動的にインバータ出力の周波数パターンを設定することができ、負荷5に要求される任意の周波数パターンのインバータ出力電圧VIVを発生することができる。
次に、インバータシステムが制御する対象機器へのアプリケーションについて説明する。なお、インバータシステムのアプリケーションは、外部装置3に温度調節器を用い、負荷5にモータを用いて、インバータ装置4とモータを温度調節器のアクチュエータとし、ポンプの流量制御および薬液の濃度制御へのアプリケーションについて説明する。
図5はこの発明に係るポンプ流量制御への一実施の形態インバータシステム適用構成図である。図5において、インバータシステム19は、インバータ装置20、温度調節器21、モータ22、ポンプ23および流量センサ24を備える。
ポンプ23が流す水などの流量を流量センサ24が検出し、流量のセンサ信号S1を温度調節器21に提供すると、温度調節器21は、供給されたセンサ信号S1と設定流量とを比較し、設定流量とセンサ信号S1の差に応じた時分割比例パルスPTDをインバータ装置20に提供する。
インバータ装置20は、提供された時分割比例パルスPTDに対応した設定周波数fSのインバータ出力電圧VIVでモータ22を駆動し、モータ22は、設定周波数fS、インバータ出力電圧VIVで回転し、対応した駆動トルクTDでポンプ23を駆動する。
モータ22は、設定流量とセンサ信号S1の差が大きいと、設定周波数fSの高いインバータ出力電圧VIVで駆動されることになり、大きな回転数(駆動トルクTD)でポンプ23を駆動することにより、大きな流量の水を流す。
このように、流量に応じて温度調節器21から時分割比例パルスPTDが供給され、インバータ装置20は、設定周波数fSを変化させたインバータ出力電圧VIVでモータ22を駆動し、モータ22の回転数が変化してポンプ23の流量を制御する。
図6はこの発明に係る薬液の濃度制御への一実施の形態インバータシステム適用構成図である。図6において、インバータシステム25は、インバータ装置20、温度調節器21、モータ22、プロペラ29を有する攪拌槽26、ホッパ27および濃度センサ28を備える。
攪拌槽26内の薬液の濃度を濃度センサ28が検出し、濃度のセンサ信号S2を温度調節器21に提供すると、温度調節器21は、供給されたセンサ信号S2と設定濃度とを比較し、設定濃度とセンサ信号S2の差に応じた時分割比例パルスPTDをインバータ装置20に提供する。
インバータ装置20は、提供された時分割比例パルスPTDに対応した設定周波数fSのインバータ出力電圧VIVでモータ22を駆動し、モータ22は、設定周波数fS、インバータ出力電圧VIVで回転し、対応した駆動トルクTDで攪拌槽26のプロペラ29を回転させて薬液を攪拌する。
モータ22は、設定濃度とセンサ信号S2の差が大きいと、設定周波数fSの高いインバータ出力電圧VIVで駆動されることになり、大きな回転数(駆動トルクTD)でプロペラ29を回転することにより、薬液の濃度の均一化が実行される。なお、温度調節器21は、時間が経過してもセンサ信号S2が設定濃度にならない場合、薬品が不足していると判断して警報出力SAをホッパ27に通知し、ホッパ27から攪拌槽26への薬品の投入を促がす。
このように、濃度に応じて温度調節器21から時分割比例パルスPTDが供給され、インバータ装置20は、設定周波数fSを変化させたインバータ出力電圧VIVでモータ22を駆動し、モータ22の回転数が変化して攪拌槽26内の薬液の濃度を制御する。
このように、この発明に係るインバータシステム19,25は、外部機器を温度調節器21で構成するとともに、負荷をモータ22で構成し、インバータ装置20およびモータ22を温度調節器21のアクチュエータとして適用するので、対象機器の制御量(例えば、流量、濃度)をセンサS1,S2で検出し、温度調節器21が目標制御量と検出した制御量の差に応じた時分割比例パルスPTDをインバータ装置20に供給することにより、インバータ装置20が時分割比例パルスPTDに対応した設定周波数fSのインバータ出力電圧VIVでモータ22を回転させて対象機器の制御量(例えば、流量、濃度)を目標制御量に合わせることができ、対象機器の制御量を自動的にコントロールして利便性の向上を実現することができる。
続いて、インバータ装置の周波数設定方法について説明する。図7はこの発明に係るインバータ装置の周波数設定方法の一実施の形態要部動作フロー図である。なお、動作フローは、図2を参照にして説明する。
図7において、ステップS1では、時分割比例パルスを取り込む。
ステップS2では、オン時間およびオフ時間を計時する。なお、ステップS1およびステップS2の動作は、制御手段12、計時手段13および記憶手段18が実行する。
ステップS3では、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間からデューティを算出する。なお、ステップS3の動作は、制御手段12、デューティ算出手段14および記憶手段18が実行する。
ステップS4では、設定上限周波数と設定下限周波数の偏差周波数を演算する。なお、ステップS4の動作は、制御手段12、偏差演算手段15および記憶手段18が実行する。
ステップS5では、偏差周波数とデューティを乗算する。なお、ステップS5の動作は、制御手段12、乗算手段16および記憶手段18が実行する。
ステップS6では、乗算結果に設定下限周波数を加算して設定周波数を決定する。なお、ステップS6の動作は、制御手段12、加算手段17および記憶手段18が実行する。
このように、この発明に係るインバータ装置の周波数設定方法は、時分割比例パルスを取り込むステップS1と、オン時間およびオフ時間を計時するステップS2と、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間からデューティを算出するステップS3と、設定上限周波数と設定下限周波数の偏差周波数を演算するステップS4と、偏差周波数とデューティを乗算するステップS5と、乗算結果に設定下限周波数を加算して設定周波数を決定するステップS6とを備えたので、時分割比例パルスのパターンに応じて自動的にインバータ出力の周波数パターンを設定することができ、利便性の向上を図ることができる。
本発明に係るインバータシステムおよびインバータ装置は、時分割比例パルスに対応してインバータ出力の設定周波数を自動的に決定することができ、手動で設定周波数を設定するあらゆるインバータシステムおよびインバータ装置に適用することができる。
この発明に係るインバータシステムの実施の形態システムブロック構成図 この発明に係る周波数演算手段の一実施の形態要部ブロック構成図 時分割比例パルスの一例波形図 時分割比例パルスの別例波形図 この発明に係るインバータ装置の一実施の形態インバータ出力電圧の設定周波数時間特性図 この発明に係るインバータ装置の別実施の形態インバータ出力電圧の設定周波数時間特性図 この発明に係るポンプ流量制御への一実施の形態インバータシステム適用構成図 この発明に係る薬液の濃度制御への一実施の形態インバータシステム適用構成図 この発明に係るインバータ装置の周波数設定方法の一実施の形態要部動作フロー図
符号の説明
1,19,25 インバータシステム
2 交流電源
3 外部装置
4,20 インバータ装置
5 負荷
6 整流回路
7 ブリッジ回路
8 周波数演算手段
9 ブリッジ駆動回路
10 表示手段
11 入力手段
12 制御手段
13 計時手段
14 デューティ算出手段
15 偏差演算手段
16 乗算手段
17 加算手段
18 記憶手段
21 温度調節器
22 モータ
23 ポンプ
24 流量センサ
26 攪拌槽
27 ホッパ
28 濃度センサ
29 プロペラ
C 平滑コンデンサ
VAC 交流電圧
VDC 直流電圧
VIV インバータ出力電圧
PTD 時分割比例パルス
fMX 設定上限周波数
fMN 設定下限周波数
fS 設定周波数
SPW PWM信号
TON オン時間
TOFF オフ時間
DU デューティ
Δf 偏差周波数
Δf・DU 乗算結果
S1,S2 センサ信号
TD 駆動トルク
SA 警報出力

Claims (8)

  1. 商用周波数の交流電源と、時分割比例パルスを出力する外部機器と、前記交流電源からの交流出力と前記外部機器からの時分割比例パルスに基づいて可変周波数のインバータ出力を発生するインバータ装置と、負荷と、からなるインバータシステムであって、
    前記インバータ装置は、時分割比例パルスからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数を演算する周波数演算手段を備えたことを特徴とするインバータシステム。
  2. 前記周波数演算手段は、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間を計時する計時手段と、前記計時手段が計時したオン時間とオフ時間からデューティを算出するデューティ算出手段と、予め設定された設定周波数の上限値と下限値の偏差周波数を演算する偏差演算手段と、前記デューティ算出手段からのデューティと前記偏差演算手段からの偏差周波数を乗算する乗算手段と、前記乗算手段の乗算結果と設定周波数下限値を加算する加算手段と、オン時間、オフ時間、デューティ、設定周波数上限値、設定周波数下限値、偏差周波数、乗算結果を記憶するとともに、シーケンス動作のプログラムを記憶する記憶手段と、シーケンス動作を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のインバータシステム。
  3. 前記外部機器は、時分割比例パルスを出力する温度調節器であることを特徴とする請求項1記載のインバータシステム。
  4. 前記外部機器は、時分割比例パルスを出力するPLC(プログラマブルコントローラ)であることを特徴とする請求項1記載のインバータシステム。
  5. 前記外部機器を前記温度調節器で構成するとともに、前記負荷をモータで構成し、前記インバータ装置および前記モータを前記温度調節器のアクチュエータとして適用することを特徴とする請求項1または請求項3記載のインバータシステム。
  6. 時分割比例パルスに基づいて可変周波数のインバータ出力を発生するインバータ装置であって、
    時分割比例パルスからデューティを算出し、デューティに対応した周波数で設定周波数を演算する周波数演算手段を備えたことを特徴とするインバータ装置。
  7. 前記周波数演算手段は、時分割比例パルスのオン時間とオフ時間を計時する計時手段と、前記計時手段が計時したオン時間とオフ時間からデューティを算出するデューティ算出手段と、予め設定された設定周波数の上限値と下限値の偏差周波数を演算する偏差演算手段と、前記デューティ算出手段からのデューティと前記偏差演算手段からの偏差周波数を乗算する乗算手段と、前記乗算手段の乗算結果と設定周波数下限値を加算する加算手段と、オン時間、オフ時間、デューティ、設定周波数上限値、設定周波数下限値、偏差周波数、乗算結果を記憶するとともに、シーケンス動作のプログラムを記憶する記憶手段と、シーケンス動作を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項6記載のインバータ装置。
  8. 時分割比例パルスに対応したインバータ出力の周波数を設定するインバータ装置の周波数設定方法であって、
    時分割比例パルスを取り込むステップと、
    オン時間およびオフ時間を計時するステップと、
    時分割比例パルスのオン時間とオフ時間からデューティを算出するステップと、
    設定上限周波数と設定下限周波数の偏差周波数を演算するステップと、
    偏差周波数とデューティを乗算するステップと、
    乗算結果に設定下限周波数を加算して設定周波数を決定するステップと、
    を備えたことを特徴とするインバータ装置の周波数設定方法。
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