JP2006113940A - 建築業務支援システム及び建築業務支援プログラム - Google Patents

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JP2006113940A JP2004302617A JP2004302617A JP2006113940A JP 2006113940 A JP2006113940 A JP 2006113940A JP 2004302617 A JP2004302617 A JP 2004302617A JP 2004302617 A JP2004302617 A JP 2004302617A JP 2006113940 A JP2006113940 A JP 2006113940A
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Abstract

【課題】 簡易に精度の高い見積もりを算出することができ、また、顧客や役所等との間で交わされる様々な手続を一元的に管理することができる建築業務支援システム及び建築業務支援プログラムを提供すること。
【解決手段】 入力画面140において建物概要領域141、部屋情報領域142及び調整費等領域143に設けられている入力項目に必要事項を入力することで、簡易に精度の高い見積もりを算出することができる。
また、建築工事に必要とされる各種申請手続の一覧や建築工事に関連して顧客との間で交わさなければならない顧客間手続の一覧が、フローチャートとして表されるため、これらの手続を一元的に管理することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、建築業務支援システム及び建築業務支援プログラムに関する。
従来、住宅の建築を行う際には、予め定めた坪単価に建築物の坪数を乗算して見積もりを算出する簡易見積もりと、住宅建築の積算担当者が全ての必要部材を取捨選択しながら、詳細な見積もりを算出する詳細見積もりが行われていた。
また、建築業務には様々な業務があるが、それぞれの業務で使用する業務システム(アプリケーション)については、各業務部門が個別に選択し、使用していた。
さらに、営業部門においても、担当物件の情報については、営業担当者が個別に管理していた。
そして、住宅の建築には、様々な業者に様々な部材や工事を発注して行われるが、これらの発注処理についても一元的な管理はなされていなかった。
また、住宅の建築には、役所等に対して多種多様な申請書を出す必要があったが、これらの申請書については、その都度手書きにより作成していた。
さらに、建築業務を行う際の入金予定や出金予定は、財務管理部門が発注書や請求書などの情報を全て管理する必要があった。
しかしながら、上述した簡易見積もりでは、坪単価に基づいた見積もりにすぎないため、実際に建築をする際の詳細な見積もりとは大きな開きがあり、個別に金額を調整する必要があった。
また、上述した詳細見積もりを出すには、多大な時間と労力が必要となり、客先で建築の勧誘を行う際に、このような詳細な見積もりを出すことはできなかった。
さらに、実際に住宅の建築を行う際には、顧客との間や役所等との間で様々な手続をしなければならず、このような手続を一元的に管理することは困難であった。
そして、様々な業務で使用する業務システム(アプリケーション)を使用したのでは、情報を共有化ができなかった。そのため、有用な情報の共同使用ができず、また、各業務部門毎に情報の重複管理が行われ、非効率であった。
また、建築部材や建築工事の発注処理を個別に管理したのでは、全ての部材や工事を取捨選択(手拾い)しながら発注内容を処理していくので、多大な時間と労力が必要とされていた。
さらに、住宅の建築に必要とされる多種多様な申請書を手書きにより作成するのには、多大な時間と労力が必要とされていた。この点、申請書の記載事項については、通常、同様な内容となることが多いため、個別に申請書を作成する場合には、繰り返し記述する手間が多大に発生していた。
加えて、建築業務を行う際の入金予定や出金予定を財務管理部門において全て管理する場合には、通常、複数月をまたぐ入金、出金予定を即座に把握することは困難であった。
なお、従来、このような管理を行うシステムは存在していなかったため、先行技術の表示は行わない。
そこで、本発明は、簡易に精度の高い見積もりを算出することができ、また、顧客や役所等との間で交わされる様々な手続や出入金の額を一元的に管理することができる建築業務支援システム及び建築業務支援プログラムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、表計算アプリケーションを用いた建築業務支援システムであって、建物に関する情報及び部屋に関する情報を所定のセルに入力する入力手段と、建築を行う際に必要とされる費用が、前記建物に関する情報及び前記部屋に関する情報の各々に対応して予め定められ、費用データとして記憶された記憶手段と、前記入力手段により入力された前記建物に関する情報及び前記部屋に関する情報に基づいて前記費用データから見積もりを演算する演算手段と、を備えることを特徴とする建築業務支援システムを提供する。
このような建築業務支援システムを提供することで、建物に関する情報と部屋に関する情報を入力することにより、高精度の見積もりを出すことができるようになる。
また、入力手段により所定のセルにその他の費用を入力することができるようにし、このようにして入力されたその他の費用を含めて演算手段は見積もりを演算するようにすることもできる。
このように、その他の費用を別途入力することができるようにすることで、例えば、駐車場の料金や廃棄物の処理代等が発生することがわかっている場合等に、これらの料金を含めて精度の高い見積もりを算出することができるようになる。
ここで、建物に関する情報には、建築面積、床面積、外壁の長さ、袖壁の長さ、出隅箇所の数、屋根の形状、屋根の勾配、断熱方法、耐力フレームの箇所の数、といったものがある。
また、部屋に関する情報には、部屋の数と部屋の種類とを各階毎に入力することができるようにしておくことが望ましい。
なお、部屋の種類としては、和室、洋室、キッチン、リビング、ダイニング、洗面所、トイレ、バス、階段室、寝室、納戸、クロゼット、の内から選択することができるようにしておくことが望ましい。
また、部屋に関する情報としては、さらに和室の合計帖数やビルトインガレージの帖数を入力することができるようにすることも可能である。
記憶手段に、建築工事に必要とされる各種申請手続の一覧をフローチャートとして表す申請手続一覧データと、このフローチャート中の図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本を表す申請手続見本データと、を相互に関連させて記憶されておき、申請手続一覧データを表示させた状態で、任意の図形を入力手段により選択して演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本が表示されるようにすることも可能である。
このようなフローチャートにより、各種申請手続のタイミングや申請先が明らかになり、効率的にこれらの手続を行うことができるようになるとともに、申請書類の見本が表示されるため、容易にこのような申請書類を作成することが可能となる。
なお、申請書類の見本を表示した状態で、入力手段によりこの申請書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにすることで、より容易に申請書類を作成することができるようになる。
また、記憶手段に、建築工事に必要とされる工事日程の一覧をフローチャートとして表す工事日程一覧データを記憶しておき、所定の欄に日付を入力手段により入力することで、各工事の期限が演算処理手段において演算され、工事日程一覧データ内において表示されるようにすることも可能である。
このようなフローチャートにより、工事日程を具体的に確認することができるようになる。
なお、工事日程一覧データを表示させた状態で、任意の期限を修正した際には、演算処理手段は、修正された期限に対応して、修正された日付以降の工事期限に自動的に修正を加えることができるようにすることで、日程に変更が生じた際にも、変更後の日程を容易に確認することができるようになる。
さらに、記憶手段に、建築工事に必要とされる工事日程の一覧と、建築工事に必要とされる各種申請手続の一覧と、をフローチャートとして表す手続一覧データと、このフローチャートを構成する図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本を表す申請手続見本データと、を相互に関連して記憶しておき、所定の欄に日付を入力手段により入力することで、各工事と各種申請手続の期限が演算処理手段において演算され、手続一覧データ内において表示されるようにし、この手続一覧データを表示させた状態で、フローチャートを構成する任意の図形を入力手段により選択して演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類又は発注書類の見本が表示されるようにすることも可能である。
そして、申請書類又は発注書類の見本を表示した状態で、入力手段により申請書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにすることで、容易にこの書類を作成することができるようになる。
なお、手続一覧データを表示させた状態で、任意の期限を修正した際には、演算処理手段は、修正された期限に対応して、修正された日付以降の期限に自動的に修正を加えるようにすることで、日程に変更が生じた際にも、変更後の日程を容易に確認することができるようになる。
また、記憶手段に、建築工事に関連して顧客との間で交わさなければならない顧客間手続の一覧をフローチャートとして表す顧客間手続一覧データと、このフローチャート中の図形によって表された顧客間手続に必要とされる手続書類の見本を表す顧客間手続見本データと、を相互に関連させて記憶しておき、顧客間手続一覧データを表示させた状態で、任意の図形を入力手段により選択して演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された図形によって表された顧客間手続に必要とされる手続書類の見本が表示されるようにすることも可能である。
このようなフローチャートにより、顧客との間の各種手続のタイミングが明らかになり、効率的にこれらの手続を行うことができるようになるとともに、顧客に提示する書類の見本が表示されるため、容易にこのような書類を作成することが可能となる。
なお、手続書類の見本を表示した状態で、入力手段によりこの手続書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにすることで、より容易に手続書類を作成することができるようになる。
また、記憶手段に、建築工事に必要とされる資材・外注工事の各種発注書類の見本を表す発注書類見本データを記憶しておき、この発注書類見本データを表示させた状態で、入力手段によりこの発注書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにすることで、容易に発注書類を作成することができるようになる。
ここで、上述した手続書類の見本には、少なくとも支払金額と支払期限日とを所定の欄に入力する工事請負契約書が含まれており、また、発注書類の見本には、少なくとも発注金額と払い込み期限日とを所定の欄に入力するようにされており、演算手段は、入力されたこれらの支払金額及び支払い期限日と発注金額及び払い込み期限日とに基づいて、所定の期間における出入金の差額を演算し、所定の期間における入金額、出金額及び出入金の差額を所定の一覧表に表すキャッシュフロー表を作成するようにすることで、工事に関連したお金の出入りを容易に管理することができるようになる。
また、この所定の期間については、一月を単位として出入金の差額が演算されるようにすることで、各月毎にキャッシュフローを管理することができ、各月毎の差額の累計を演算することで、赤字と黒字の転換時期を容易に把握することができる。
また、本発明は、表計算アプリケーションにおいて動作する建築業務支援プログラムであって、コンピュータを建物に関する情報及び部屋に関する情報を所定のセルに入力する入力手段、建築を行う際に必要とされる費用が、前記建物に関する情報及び前記部屋に関する情報の各々に対応して予め定められ、費用データとして記憶された記憶手段、前記入力手段により入力された前記建物に関する情報及び前記部屋に関する情報に基づいて前記費用データから見積もりを演算する演算手段、として機能させることを特徴とする建築業務支援プログラムを提供する。
このようなプログラムを提供することにより、このようなプログラムをコンピュータにインストールすることで、上述の建築業務支援システムを構成することが可能となる。
また、入力手段により所定のセルにその他の費用を入力することができるようにし、このようにして入力されたその他の費用を含めて演算手段は見積もりを演算する用にすることもできる。
このように、その他の費用を別途入力することができるようにすることで、例えば、駐車場の料金や廃棄物の処理代等が発生することがわかっている場合等に、これらの料金を含めて精度の高い見積もりを算出することができるようになる。
ここで、建物に関する情報には、建築面積、床面積、外壁の長さ、袖壁の長さ、出隅箇所の数、屋根の形状、屋根の勾配、断熱方法、耐力フレームの箇所の数、といったものがある。
また、部屋に関する情報には、部屋の数と部屋の種類とを各階毎に入力することができるようにしておくことが望ましい。
なお、部屋の種類としては、和室、洋室、キッチン、リビング、ダイニング、洗面所、トイレ、バス、階段室、寝室、納戸、クロゼット、の内から選択することができるようにしておくことが望ましい。
また、部屋に関する情報としては、さらに和室の合計帖数やビルトインガレージの帖数を入力することができるようにすることも可能である。
記憶手段に、建築工事に必要とされる各種申請手続の一覧をフローチャートとして表す申請手続一覧データと、このフローチャート中の図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本を表す申請手続見本データと、を相互に関連させて記憶されておき、申請手続一覧データを表示させた状態で、任意の図形を入力手段により選択して演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本が表示されるようにすることも可能である。
このようなフローチャートにより、各種申請手続のタイミングや申請先が明らかになり、効率的にこれらの手続を行うことができるようになるとともに、申請書類の見本が表示されるため、容易にこのような申請書類を作成することが可能となる。
なお、申請書類の見本を表示した状態で、入力手段によりこの申請書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにすることで、より容易に申請書類を作成することができるようになる。
また、記憶手段に、建築工事に必要とされる工事日程の一覧をフローチャートとして表す工事日程一覧データを記憶しておき、所定の欄に日付を入力手段により入力することで、各工事の期限が演算処理手段において演算され、工事日程一覧データ内において表示されるようにすることも可能である。
このようなフローチャートにより、工事日程を具体的に確認することができるようになる。
なお、工事日程一覧データを表示させた状態で、任意の期限を修正した際には、演算処理手段は、修正された期限に対応して、修正された日付以降の工事期限に自動的に修正を加えることができるようにすることで、日程に変更が生じた際にも、変更後の日程を容易に確認することができるようになる。
さらに、記憶手段に、建築工事に必要とされる工事日程の一覧と、建築工事に必要とされる各種申請手続の一覧と、をフローチャートとして表す手続一覧データと、このフローチャートを構成する図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本を表す申請手続見本データと、を相互に関連して記憶しておき、所定の欄に日付を入力手段により入力することで、各工事と各種申請手続の期限が演算処理手段において演算され、手続一覧データ内において表示されるようにすることができ、この手続一覧データを表示させた状態で、フローチャートを構成する任意の図形を入力手段により選択して演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本が表示されるようにすることも可能である。
そして、申請書類の見本を表示した状態で、入力手段により申請書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにすることで、容易にこの書類を作成することができるようになる。
なお、手続一覧データを表示させた状態で、任意の期限を修正した際には、演算処理手段は、修正された期限に対応して、修正された日付以降の期限に自動的に修正を加えるようにすることで、日程に変更が生じた際にも、変更後の日程を容易に確認することができるようになる。
また、記憶手段に、建築工事に関連して顧客との間で交わさなければならない顧客間手続の一覧をフローチャートとして表す顧客間手続一覧データと、このフローチャート中の図形によって表された顧客間手続に必要とされる手続書類の見本を表す顧客間手続見本データと、を相互に関連させて記憶しておき、顧客間手続一覧データを表示させた状態で、任意の図形を入力手段により選択して演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された図形によって表された顧客間手続に必要とされる手続書類の見本が表示されるようにすることも可能である。
このようなフローチャートにより、顧客との間の各種手続のタイミングが明らかになり、効率的にこれらの手続を行うことができるようになるとともに、顧客に提示する書類の見本が表示されるため、容易にこのような書類を作成することが可能となる。
なお、手続書類の見本を表示した状態で、入力手段によりこの手続書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにすることで、より容易に手続書類を作成することができるようになる。
また、記憶手段に、建築工事に必要とされる資材・外注工事の各種発注書類の見本を表す発注書類見本データを記憶しておき、この発注書類見本データを表示させた状態で、入力手段によりこの発注書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにすることで、容易に発注書類を作成することができるようになる。
ここで、上述した手続書類の見本には、少なくとも支払金額と支払期限日とを所定の欄に入力する工事請負契約書が含まれており、また、発注書類の見本には、少なくとも発注金額と払い込み期限日とを所定の欄に入力するようにされており、演算手段は、入力されたこれらの支払金額及び支払い期限日と発注金額及び払い込み期限日とに基づいて、所定の期間における出入金の差額を演算し、所定の期間における入金額、出金額及び出入金の差額を所定の一覧表に表すキャッシュフロー表を作成するようにすることで、工事に関連したお金の出入りを容易に管理することができるようになる。
また、この所定の期間については、一月を単位として出入金の差額が演算されるようにすることで、各月毎にキャッシュフローを管理することができ、各月毎の差額の累計を演算することで、赤字と黒字の転換時期を容易に把握することができる。
以上のように、本発明によれば、建物に関する情報と部屋に関する情報とを入力するだけで、簡易に精度の高い見積もりを算出することができるとともに、各種申請手続の一覧や顧客間手続の一覧がフローチャートとして表示されるため、顧客や役所等との間で交わされる様々な手続を一元的に管理することができる。このため、各担当者が業務システムに情報を入力することで、建築業務にかかわる各部門の関係者が必要な情報を即座に把握することが可能であり、また、各物件毎の情報を二重管理する無駄をなくし、入力・管理の手間を省力化することができる。さらに、受注清算で見積もられた内容に対して、工程表の予定日情報をふまえて、発注するタイミングを管理しながら、必要なリードタイムを想定した発注計画を立てることが可能となる。
また、本発明によれば、申請著の見本が記憶されているため、容易に申請書を作成することができるようになる。
さらに、本発明によれば、出入金の差額を容易に把握することができるため、キャッシュフローの管理を容易に行うことができる。そして、各物件毎の入出金予定や、社内全ての管理物件に対する入出金予定が即座に明確になるため、社内のキャッシュフローを中・長期的な範囲で把握して経営を行うことができるようになる。
図1は、本発明の一実施形態に係る建築業務支援システム100の概略構成図である。
本実施形態に係る建築業務支援システム100は、CPU(Central Processing Unit)101、主メモリ102及び補助メモリ103を備えるパーソナルコンピュータ104と、ディスプレイ105と、キーボード106と、マウス107と、プリンター108と、により構成されている。
CPU101は、プログラムの実行や各種の演算などを行う装置である。
主メモリ102は、プログラムやデータを一時的に保存するための記憶装置である。
補助メモリ103は、補助記憶装置であり、電源を切っても記憶されているプログラムやデータが消えないようにされている。
ここで、補助メモリ103には、パーソナルコンピュータ104を稼働させるためのOS(Operating System)と、表計算アプリケーションと、建築業務支援システムの実行プログラムと、その他各種アプリケーションプログラムと、後述する費用データと、工事日程・申請手続一覧データと、申請手続見本データと、顧客間手続一覧データと、顧客間手続見本データと、が記憶されている。
本実施形態においては、OSとして株式会社マイクロソフト社の「Windows」(登録商標)を用いており、また、表計算アプリケーションとして株式会社マイクロソフト社の「Excel」(登録商標)を用いているが、これらに限定されない。
以上のように構成される本実施形態に係る建築業務支援システム100は、以下のように使用される。
入力手段であるキーボード106又はマウス107を用いて補助メモリ103に記憶されている建築業務支援システムの実行プログラムを実行すると、ディスプレイ105に図2に表されているメインメニュー110が表示される。
メインメニュー110には、少なくとも「新規登録」の実行ボタン111a、「検索」の実行ボタン111b、「登録情報の修正」の実行ボタン111c、「詳細情報の入力・修正」の実行ボタン111d、「営業進捗表の表示」の実行ボタン111e、「工事工程表の表示」の実行ボタン111f、「受注積算システム」の実行ボタン111g、「発注積算システム」の実行ボタン111h、「単価マスタ」の実行ボタン111i及び「入出金管理システム」の実行ボタン111jが形成されている。
まず、「新規登録」の実行ボタン111aをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると、図3に表されている顧客情報の入力画面120が表示される。
顧客情報の入力画面120では、受付日、登録日、顧客No、顧客の氏名・生年月日・年齢・性別・職業・住所・電話番号・ファックス番号・携帯電話番号・電子メールアドレス、建築計画の概要、建築時期、予定地の有無・坪数・住所、予算、広告媒体、ヒヤリングの詳細、を入力することができるようにされており、これらを入力して「OK」の実行ボタン121をキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると、補助メモリ103にこの顧客に関する情報を記憶するフォルダが割り当てられ、このフォルダにこれらの情報が基本登録情報データとして記憶される。
なお、基本登録情報データについては、「登録情報の修正」の実行ボタン111cを選択して実行することにより、ディスプレイ105上に表示させて修正することができるようにされている。
このようにして記憶された基本登録情報データは、メインメニュー110の「検索」の実行ボタン111bを選択して実行することにより、検索することができるようにされている。
具体的には、メインメニュー110の「検索」の実行ボタン111bを選択して実行すると、図4に表されている検索画面130が表示され、顧客No、顧客の氏名・フリガナにより検索が可能であるほか、顧客の氏名をあ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行、や行、ら行、わ行、その他によって分類された一覧表の中から検索することができるようにされている。
このようにして検索された基本登録情報データのデータファイル名をメインメニュー110のデータファイル名表示欄112に表示することにより、この基本登録情報データに入力されている顧客に関して、後述する見積もり等を作成することができるようにされており、作成されたデータはその顧客に割り当てられているフォルダ内に記憶される。
データファイル名表示欄112に所望の顧客の基本登録情報データのデータファイル名を表示させた状態で、「受注積算システム」の実行ボタン111gをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると、表計算アプリケーションが立ち上がり、その作業領域に図5に表されている入力画面140が表示される。
入力画面140は、建物に関する情報を入力する建物概要領域141と、部屋に関する情報を入力する部屋情報領域142と、その他の費用に関する情報を入力する調整費等領域143と、に分けられている。
建物概要領域141には、建築面積、床面積、一階外壁長、一階袖壁長、一階出隅箇所数、二階外壁長、二階袖壁長、二階出隅箇所数、三階外壁長、三階袖壁長、三階出隅箇所数、屋根形状、屋根勾配、断熱方法、耐力フレームといった入力項目が形成されており、それぞれの入力項目にそれぞれ必要事項を入力するためのセルが割り当てられており、これらのセルに情報を入力する。
例えば、建築面積の入力項目には、建築面積をm2の単位で面積を直接セルに入力することができるようにされている。
同様に、建築面積、床面積(一階、二階、三階をそれぞれ別個に入力)、一階外壁長(横幅をX軸、高さをY軸として入力)、一階袖壁長、一階出隅箇所数、二階外壁長(横幅をX軸、高さをY軸として入力)、二階袖壁長、二階出隅箇所数、三階外壁長(横幅をX軸、高さをY軸として入力)、三階袖壁長、三階出隅箇所数、屋根勾配、耐力フレームの入力項目については、予め定められた単位に従って、それぞれの入力項目に割り当てられているセルに直接数字を入力することができるようにされている。
一方、屋根形状及び断熱方法の入力項目は、プルダウンメニューからこれらの入力項目に該当する情報を選択して入力することができるようにされている。
なお、外壁に重複する部分がある場合には、重複長さの入力項目に割り当てられているセルに重複する部分の長さ(m)を入力することができるようにされている。
部屋情報領域142には、一階の部屋の名前を入力する一階室名入力項目142aと、二階の部屋の名前を入力する二階室名入力項目142bと、三階の部屋の名前を入力する三階室名入力項目142cと、全ての階の和室の帖数の合計を入力する和室帖数合計入力項目142dと、ビルトインガレージの帖数を入力するビルトインガレージ帖数入力項目142eと、が設けられている。
一階室名入力項目142a、二階室名入力項目142b及び三階室名入力項目142cは、名前を入力することができるようにセルがそれぞれ十部屋分割り当てられており、このセルにプルダウンメニューから部屋名を選択することにより、部屋の種類と数を選択することができるようにされている。
また、和室帖数合計入力項目142d及びビルトインガレージ帖数入力項目142eには、それぞれの帖数を割り当てられているセルに直接入力するようにされている。
ここで、パーソナルコンピュータ104の補助メモリ103には、建物概要領域141及び部屋情報領域142のそれぞれに設けられている入力項目に対応させて、建築を行う際に必要とされる費用のデータが費用データとして記憶されているが、建物概要領域141及び部屋情報領域142のそれぞれに設けられている入力項目の内、数値を直接入力することとした入力項目については、単位数量あたりの費用額が費用データとして記憶されており、プルダウンメニューにより選択して入力することとした入力項目については、それぞれの選択肢毎に予め定められている費用額が費用データとして記憶されている。
従って、数値が直接入力された入力項目については、入力された数値に単位数量あたりの費用額を乗算し、また、プルダウンメニューにより選択された入力項目については、選択された選択肢に該当する費用額を集計し、それぞれを積算することにより、CPU111は、見積もりを演算することができるようになる。
なお、調査費等領域143には、建物概要領域141及び部屋情報領域142に設けられている入力項目以外でかかる費用額を入力する。
例えば、材料費が高騰した場合や特殊な材料・資材を使用することを希望する場合等には、原価調整費の入力項目に割り当てられたセルに、傾斜地や沼地等で残土の処理が必要な場合には、残土処理費の入力項目に割り当てられたセルに、車を止めるスペースがない等の場合には、駐車場費用の入力項目に割り当てられたセルに、その他の理由で費用がかかる場合には調整費等領域143の4又は5の番号が振られた入力項目に割り当てられたセルに、それぞれ必要とされる費用額を直接入力することにより、CPU101は、これらに入力された額を建物概要領域141及び部屋情報領域142で入力された入力項目により算出される額に加えることで、見積もりを演算する。
なお、パーソナルコンピュータ104の補助メモリ103に記憶されている費用データについては、メインメニュー110に設けられている「単価マスタ」の実行ボタン111iを選択して実行することで、例えば、建物概要領域141の入力項目に対応する費用の一覧表示画面150(図6参照)や部屋情報領域142の入力項目に対応する費用の一覧表示画面160(図7参照)を呼び出すことができるようにされており、これらの画面上で費用データを修正することができるようにされている。
例えば、図6に表されている建物概要領域141の入力項目に対応する費用の一覧表示画面150において、単価の列に記載されている数値を他の数値に入れ替えることにより、建物概要領域141の入力項目で直接入力された数値に乗算する単位費用の額を変更することができる。
また、図7に表されている部屋情報領域142の入力項目に対応する費用の一覧表示画面160において、選択される部屋に必要な電気工事の箇所を増減させることにより、その部屋を選択した際の費用額が変更される。
メインメニュー110において表示されている「工事工程の表示」の実行ボタン111fをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行することにより、表計算アプリケーションが立ち上がるとともに、補助メモリ103に記憶されている手続一覧データを呼び出し、表計算アプリケーションの作業領域に図8に表されている手続一覧画面170が表示される。
この手続一覧画面170では、建築工事に必要とされる各工事と各種申請手続の一覧がフローチャートとして表されている。
ここで、申請手続が表されている図形の一つをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると(ここでは、工事工程の最も左端に表示されている引継ぎ会が表されている図形171を選択・実行)、図9に表されているように、その際に必要とされる書類(ここでは、建築工事届)が表示される。
このようにして表示された書類は、加筆又は修正が可能にされており、表示画面上でキーボード106又はマウス107により加筆・修正を行い、プリンター108で印刷することにより、書類を容易に作成することができる。
また、各種申請手続は、建築工事の各工程に対応して表示される。このため、各工程の進捗状況に応じて、各種申請手続を行う時期を具体的に把握することができる。
さらに、各種申請手続と建築工事の各工程には、特定の欄の日付を入力することにより、この日付に基づいてそれぞれ予め計算される日程が表示されるようになっている。
この点、本実施形態においては、例えば、引継ぎ会の図形171の日付欄171aに1月25日の月日を入力すると、その日を基準として、他の各工程及び申請手続の欄には、いつまでにそれらの工程及び申請手続をなすべきかを示す月日が表示される。
このため、各工程の日程及び申請手続を行う時期を一目で把握し、確認することができる。
また、各種申請手続には法定期限が定められていることが多いが、各種申請手続の日程をこのように明示することにより、各種申請手続のし忘れを防止し、期限の遵守を確実に実行することができる。
また、何らかの理由で建築工事が遅れることもある。例えば、図8では、基礎完了の図形172の日付表示欄172aは3月1日の予定になっているが、これが3日間遅れたような場合には、この日付欄172aの「3/1」を「3/4」に上書きすることにより、CPU101は、この新たな日付を基準として、他の日付の再計算を行い、「基礎完了」以降の各項目における日付欄の表示を新たな日付に置き換えする。具体的には、「基礎完了」以降の各項目における日付をそれぞれ3日遅れ(土・日等の休祭日が入る場合には、その次の日)の日付が表示される。
このように、建築工事の途中で、当初の日程が変わった場合であっても、一目でその後の日程の変更を把握することが可能である。
また、メインメニュー110において表示されている「営業進捗表の表示」の実行ボタン111eをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行することにより、表計算アプリケーションが立ち上がるとともに、補助メモリ103に記憶されている顧客間手続一覧データを呼び出し、表計算アプリケーションの作業領域に図10に表されている顧客間手続一覧画面180が表示される。
この顧客間手続一覧画面180では、建築工事に関連して顧客との間で交わさなければならない顧客間手続の一覧が、フローチャートとして表されている。
ここで、顧客間手続が表されている図形の一つをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると(ここでは、最上行に表示されている建築申込が表されている図形181を選択・実行)、図11に表されているように、その際に必要とされる書類(ここでは、建築申込書 兼 敷地・地盤調査依頼書)が表示される。
このようにして表示された書類は、加筆又は修正が可能にされており、表示画面上でキーボード106又はマウス107により加筆・修正を行い、プリンター108で印刷することにより、書類を容易に作成することができる。
また、顧客間手続一覧画面180において、工事請負契約が表されている図形182をキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると、図12に表されている工事請負契約書190が表示される。
ここで、工事請負契約書190には、少なくとも、支払期限を入力する欄191と、支払金額を入力する欄192と、が形成されており、キーボード106又はマウス107によりこれらの欄191、192に日付と金額を入力することができるようにされている。
なお、工事請負契約書190において入力された日付と金額については、後述する入金予定表210にリンクされており、入金予定表210の所定の欄に金額が自動的に入力されるようになっている。
メインメニュー110において表示されている「入出金管理システム」の実行ボタン111jをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行することにより、少なくとも「発注書類作成」の実行ボタンと、「入金予定表表示」の実行ボタンと、「支払い予定表表示」の実行ボタンと、「キャッシュフロー表表示」の実行ボタンと、を有するメニュー選択画面が表示される(図示せず)。
そして、このメニュー選択画面において「発注書類作成」の実行ボタンをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると、図13に表されている注文書200の見本が表示される。
この注文書200については、少なくとも支払時期を入力する欄201と、支払金額を入力する欄202と、が設けられており、キーボード106又はマウス107を用いて日付及び金額を入力することができるようにされている。
なお、注文書200に入力された日付と金額については、後述する支払い予定表220にリンクされており、支払い予定表220の所定の欄に金額が自動的に入力されるようになっている。
また、メニュー選択画面において「入金予定表表示」の実行ボタンをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると、表計算アプリケーションが立ち上がるとともに、この表計算アプリケーションの作業領域に図14に表されている入金予定表210が表示される。
入金予定表210は、上述した基本登録情報データに入力されている顧客毎に表計算アプリケーションにおける行が割り当てられており、上述した工事請負契約書190において入力された日付の属する月毎に、工事請負契約書190に入力された支払金額が所定のセルに表示されるようになっている。
なお、この入金予定表210についても、キーボード106又はマウス107を用いて加筆・修正が可能となっている。
また、メニュー選択画面において「支払い予定表表示」の実行ボタンをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると、表計算アプリケーションが立ち上がるとともに、この表計算アプリケーションの作業領域に図15に表されている支払い予定表220が表示される。
この支払い予定表220は、上述した基本登録情報データに入力されている顧客毎に表計算アプリケーションにおける行が割り当てられており、上述した発注書200において入力された日付の属する月毎に、発注書200に入力された払い込み金額が所定のセルに表示されるようになっている。
なお、この支払い予定表220についても、キーボード106又はマウス107を用いて加筆・修正が可能となっている。
さらに、メニュー選択画面において「キャッシュフロー表表示」の実行ボタンをキーボード106又はマウス107を用いて選択して実行すると、表計算アプリケーションが立ち上がるとともに、この表計算アプリケーションの作業領域に図16に表されているキャッシュフロー表230が表示される。
このキャッシュフロー表230は、上述した基本登録情報データに入力されている全ての顧客における入金予定金額と、支払い予定金額と、入金予定金額から支払い予定金額を差し引いた合計金額と、合計金額を年度ごとに累積させた年後累積金額と、に表計算アプリケーションにおける行が割り当てられており、上述した入金予定表210及び支払い予定表220において入力された金額に基づいて月毎にCPU101により演算され、表示されるようになっている。
なお、このキャッシュフロー表230についても、キーボード106又はマウス107を用いて加筆・修正が可能となっている。
以上に記載した建築業務支援システム100では、入力画面140に設けられている建物概要領域141において、建築面積、床面積、一階外壁長、一階袖壁長、一階出隅箇所数、二階外壁長、二階袖壁長、二階出隅箇所数、三階外壁長、三階袖壁長、三階出隅箇所数、屋根形状、屋根勾配、断熱方法、耐力フレームといった入力項目が形成されているが、入力項目としてはこれらに限定されるわけではなく、これらの入力項目から任意の項目を除くことも可能であるし、他の入力項目をさらに設けることも可能である。
また、以上に記載した建築業務支援システム100では、入力画面140に設けられている部屋情報領域142には、一階室名入力項目142aと、二階室名入力項目142bと、三階室名入力項目142cと、和室帖数合計入力項目142dと、ビルトインガレージ帖数入力項目142eと、が設けられているが、これらの入力項目に限定されるわけではなく、これらの入力項目から任意の項目を除くことも可能であるし、他の入力項目をさらに設けることも可能である。
さらに、調査費等領域143においても、任意の入力項目を除くことも、他の入力項目をさらに設けることも可能である。
また、以上に記載した建築業務支援システム100においては、工事日程と申請手続のフローチャートが一画面上に表示されるようになっているが、これらが別個の画面上に表示されるようにすることも可能である。
本発明の一実施形態に係る建築業務支援システム100の概略構成図。 メインメニュー110の概略図。 顧客情報の入力画面120の概略図。 検索画面130の概略図。 入力画面140の概略図。 建物概要領域141の入力項目に対応する費用の一覧表示画面150の概略図。 部屋情報領域142の入力項目に対応する費用の一覧表示画面160の概略図。 申請手続一覧画面170の概略図。 建築工事届の概略図。 顧客間手続一覧画面180の概略図。 建築申込書 兼 敷地・地盤調査依頼書の概略図。 工事請負契約書190の概略図。 注文書200の概略図。 入金予定表210の概略図。 支払い予定表220の概略図。 キャッシュフロー表230の概略図。
符号の説明
100 建築業務支援システム
101 CPU
102 主メモリ
103 補助メモリ
104 パーソナルコンピュータ
105 ディスプレイ
106 キーボード
107 マウス
108 プリンター

Claims (33)

  1. 表計算アプリケーションを用いた建築業務支援システムであって、
    建物に関する情報及び部屋に関する情報を所定のセルに入力する入力手段と、
    建築を行う際に必要とされる費用が、前記建物に関する情報及び前記部屋に関する情報の各々に対応して予め定められ、費用データとして記憶された記憶手段と、
    前記入力手段により入力された前記建物に関する情報及び前記部屋に関する情報に基づいて前記費用データから見積もりを演算する演算手段と、
    を備えることを特徴とする建築業務支援システム。
  2. 前記入力手段は、所定のセルにその他の費用を入力することができるようにされており、
    前記演算手段は、前記その他の費用を含めて前記見積もりを演算することを特徴とする請求項1に記載の建築業務支援システム。
  3. 前記建物に関する情報には、建築面積、床面積、外壁の長さ、袖壁の長さ、出隅箇所の数、屋根の形状、屋根の勾配、断熱方法又は耐力フレームの箇所の数の内、少なくとも何れか一つが含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建築業務支援システム。
  4. 前記部屋に関する情報は、部屋の数と部屋の種類とを各階毎に入力することができるようにされていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の建築業務支援システム。
  5. 前記記憶手段には、建築工事に必要とされる各種申請手続の一覧をフローチャートとして表す申請手続一覧データと、該フローチャートを構成する図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本を表す申請手続見本データと、が相互に関連して記憶されており、
    前記申請手続一覧データを表示させた状態で、任意の前記図形を前記入力手段により選択して前記演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された前記図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本が表示されるようにされていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の建築業務支援システム。
  6. 前記申請書類の見本を表示した状態で、前記入力手段により前記申請書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにされていることを特徴とする請求項5に記載の建築業務支援システム。
  7. 前記記憶手段には、建築工事に必要とされる工事日程の一覧をフローチャートとして表す工事日程一覧データが記憶されており、
    所定の欄に日付を前記入力手段により入力することにより、各工事の期限が前記演算処理手段において演算され、前記工事日程一覧データ内において表示されるようにされていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の建築業務支援システム。
  8. 前記工事日程一覧データを表示させた状態で、任意の前記期限を修正した際には、前記演算処理手段は、修正された期限に対応して、修正された日付以降の工事期限に自動的に修正を加えることを特徴とする請求項7に記載の建築業務支援システム。
  9. 前記記憶手段には、建築工事に必要とされる工事日程の一覧と、建築工事に必要とされる各種申請手続の一覧と、をフローチャートとして表す手続一覧データと、該フローチャートを構成する図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本を表す申請手続見本データと、が相互に関連して記憶されており、
    所定の欄に日付を前記入力手段により入力することにより、各工事と各種申請手続と各種発注手続の期限が前記演算処理手段において演算され、前記手続一覧データ内において表示され、
    前記手続一覧データを表示させた状態で、任意の前記図形を前記入力手段により選択して前記演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された前記図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本が表示されるようにされていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の建築業務支援システム。
  10. 前記申請書類の見本を表示した状態で、前記入力手段により前記申請書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにされていることを特徴とする請求項9に記載の建築業務支援システム。
  11. 前記手続一覧データを表示させた状態で、任意の前記期限を修正した際には、前記演算処理手段は、修正された期限に対応して、修正された日付以降の期限に自動的に修正を加えることを特徴とする請求項9又は10に記載の建築業務支援システム。
  12. 前記記憶手段には、建築工事に関連して顧客との間で交わさなければならない顧客間手続の一覧をフローチャートとして表す顧客間手続一覧データと、該フローチャートを構成する図形によって表された顧客間手続に必要とされる手続書類の見本を表す顧客間手続見本データと、が相互に関連して記憶されており、
    前記顧客間手続一覧データを表示させた状態で、任意の前記図形を前記入力手段により選択して前記演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された前記図形によって表された顧客間手続に必要とされる手続書類の見本が表示されるようにされていることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の建築業務支援システム。
  13. 前記手続書類の見本を表示した状態で、前記入力手段により前記手続書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにされていることを特徴とする請求項12に記載の建築業務支援システム。
  14. 前記記憶手段には、建築工事に必要とされる資材・外注工事の各種発注書類の見本を表す発注書類見本データが記憶されており、
    前記発注書類見本データを表示させた状態で、前記入力手段により前記発注書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにされていることを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の建築業務支援システム。
  15. 前記手続書類の見本には、少なくとも支払金額と支払期限日とを所定の欄に入力する工事請負契約書が含まれており、
    前記発注書類の見本には、少なくとも発注金額と払い込み期限日とが所定の欄に入力されるようになっており、
    前記演算手段は、前記支払金額及び前記支払い期限日と前記発注金額及び前記払い込み期限日とに基づいて、所定の期間における出入金の差額を演算し、所定の期間における入金額、出金額及び出入金の差額を所定の一覧表に表すキャッシュフロー表を作成することを特徴とする請求項14に記載の建築業務支援システム。
  16. 前記所定の期間は、一月を単位とするものであることを特徴とする請求項15に記載の建築業務支援システム。
  17. 前記演算手段は、前記差額の累計を演算することを特徴とする請求項15又は16に記載の建築業務支援システム。
  18. 表計算アプリケーションにおいて動作する建築業務支援プログラムであって、
    コンピュータを、
    建物に関する情報及び部屋に関する情報を所定のセルに入力する入力手段、
    建築を行う際に必要とされる費用が、前記建物に関する情報及び前記部屋に関する情報の各々に対応して予め定められ、費用データとして記憶された記憶手段、
    前記入力手段により入力された前記建物に関する情報及び前記部屋に関する情報に基づいて前記費用データから見積もりを演算する演算手段、
    として機能させることを特徴とする建築業務支援プログラム。
  19. 前記入力手段は、所定のセルにその他の費用を入力することができるようにされており、
    前記演算手段は、前記その他の費用を含めて前記見積もりを演算することを特徴とする請求項18に記載の建築業務支援プログラム。
  20. 前記建物に関する情報には、建築面積、床面積、外壁の長さ、袖壁の長さ、出隅箇所の数、屋根の形状、屋根の勾配、断熱方法又は耐力フレームの箇所の数の内、少なくとも何れか一つが含まれていることを特徴とする請求項18又は19に記載の建築業務支援プログラム。
  21. 前記部屋に関する情報は、部屋の数と部屋の種類とを各階毎に入力することができるようにされていることを特徴とする請求項18乃至20の何れか一項に記載の建築業務支援プログラム。
  22. 前記記憶手段には、建築工事に必要とされる各種申請手続の一覧をフローチャートとして表す申請手続一覧データと、前記フローチャートを構成する図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本を表す申請手続見本データと、が相互に関連して記憶されており、
    前記申請手続一覧データを表示させた状態で、任意の前記図形を前記入力手段により選択して前記演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された前記図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本が表示されるようにされていることを特徴とする請求項18乃至21の何れか一項に記載の建築業務支援プログラム。
  23. 前記申請書類の見本を表示した状態で、前記入力手段により前記申請書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにされていることを特徴とする請求項22に記載の建築業務支援プログラム。
  24. 前記記憶手段には、建築工事に必要とされる工事日程の一覧をフローチャートとして表す工事日程一覧データが記憶されており、
    所定の欄に日付を前記入力手段により入力することにより、各工事の期限が前記演算処理手段において演算され、前記工事日程一覧データ内において表示されるようにされていることを特徴とする請求項18乃至23の何れか一項に記載の建築業務支援プログラム。
  25. 前記工事日程一覧データを表示させた状態で、任意の前記期限を修正した際には、前記演算処理手段は、修正された期限に対応して、修正された日付以降の工事期限に自動的に修正を加えることを特徴とする請求項24に記載の建築業務支援プログラム。
  26. 前記記憶手段には、建築工事に必要とされる工事日程の一覧と、建築工事に必要とされる各種申請手続の一覧と、をフローチャートとして表す手続一覧データと、該フローチャートを構成する図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本を表す申請手続見本データと、が相互に関連して記憶されており、
    所定の欄に日付を前記入力手段により入力することにより、各工事と各種申請手続と各種発注手続の期限が前記演算処理手段において演算され、前記手続一覧データ内において表示され、
    前記手続一覧データを表示させた状態で、任意の前記図形を前記入力手段により選択して前記演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された前記図形によって表された申請手続に必要とされる申請書類の見本が表示されるようにされていることを特徴とする請求項18乃至22の何れか一項に記載の建築業務支援プログラム。
  27. 前記申請書類の見本を表示した状態で、前記入力手段により前記申請書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにされていることを特徴とする請求項26に記載の建築業務支援プログラム。
  28. 前記手続一覧データを表示させた状態で、任意の前記期限を修正した際には、前記演算処理手段は、修正された期限に対応して、修正された日付以降の期限に自動的に修正を加えることを特徴とする請求項26又は27に記載の建築業務支援プログラム。
  29. 前記記憶手段には、建築工事に関連して顧客との間で交わさなければならない顧客間手続の一覧をフローチャートとして表す顧客間手続一覧データと、該フローチャートを構成する図形によって表された顧客間手続に必要とされる手続書類の見本を表す顧客間手続見本データと、が相互に関連して記憶されており、
    前記顧客間手続一覧データを表示させた状態で、任意の前記図形を前記入力手段により選択して前記演算処理手段に対して実行指令を出すことにより、選択された前記図形によって表された顧客間手続に必要とされる手続書類の見本が表示されるようにされていることを特徴とする請求項18乃至28の何れか一項に記載の建築業務支援プログラム。
  30. 前記手続書類の見本を表示した状態で、前記入力手段により前記手続書類の見本に対して加筆又は修正を加えることができるようにされていることを特徴とする請求項29に記載の建築業務支援プログラム。
  31. 前記手続書類の見本には、少なくとも支払金額と支払期限日とを所定の欄に入力する工事請負契約書が含まれており、
    前記発注書類の見本には、少なくとも発注金額と払い込み期限日とが所定の欄に入力されるようになっており、
    前記演算手段は、前記支払金額及び前記支払い期限日と前記発注金額及び前記払い込み期限日とに基づいて、所定の期間における出入金の差額を演算し、所定の期間における入金額、出金額及び出入金の差額を所定の一覧表に表すキャッシュフロー表を作成することを特徴とする請求項30に記載の建築業務支援プログラム。
  32. 前記所定の期間は、一月を単位とするものであることを特徴とする請求項31に記載の建築業務支援プログラム。
  33. 前記演算手段は、前記差額の累計を演算することを特徴とする請求項31又は32に記載の建築業務支援プログラム。

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