JP2006113693A - 契約異動処理情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】確実に異動処理業務を遂行できるシステムを提供する。
【解決手段】契約異動受付センタ2は、契約者から異動処理の異動申込みを受け付ける異動申込み受付手段20と、異動申込みの内容を入力する異動情報入力手段210と、異動申込みの内容に基づいて工事施工者端末3に異動工事を指示する異動工事指示手段220と、異動申込みの内容を格納する申込み内容保存ファイル2100及び契約者情報が示された契約者情報ファイル2200を含むデータベースと、工事施工者端末3から工事結果報告を受信する異動工事報告受信手段230とを具備する。工事施工者端末3は、異動工事指示を受け付ける異動工事指示受付手段31と、各異動工事の作業手順マニュアル320を含むデータベースと、契約内容を変更する契約内容変更手段32と、契約内容が変更された後、契約異動受付センタ2に対して工事結果報告を送信する工事結果報告送信手段33とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、電力会社において、契約者から申込まれた契約内容の異動処理を実施すると共に、その異動処理に関する異動処理情報を管理するための契約異動処理情報管理システムに関する。
従来から、電力会社などにおいて、例えば、契約者からの申込みにより発生する契約内容の変更・停止・廃止などの異動処理業務を遂行するにあたって、長期間にわたって個々に蓄積された様々なノウハウが用いられている。このようなノウハウは、日常的な業務運用の仕組みや手順などの基本的な知識や技術が示されたマニュアルに基づいて、日常的に蓄積された知識や経験から得られるものであり、そのレベルは個々に異なっている。
このように、電力会社などで実施されている現状の異動処理業務は、完全に自動化されたシステムが用いられておらず、個々の知識や経験に基づくものが主流であった。さらに、完全に自動化されていない現状のシステムでは、会社全体が一定の基準で異動処理業務を確実に遂行することは困難であった。例えば、新入社員などのように初めて異動処理業務を遂行するような場合にあっては、知識や経験不足などの要因から、一定の手順や知識に従って、確実に異動処理業務を遂行することは困難であった。
その他、電力会社が実施する業務にかかる技術として、電力会社などにおける異動処理を代行するシステム(特許文献1参照)、電力会社が実施する業務の一部である電力料金の算出を支援するシステム(特許文献2参照)、需要情報を詳細に把握して電力販売を支援するシステム(特許文献3参照)などが提案されているが、電力会社などの社員が、一定の手順や知識に従って、確実に異動処理業務を遂行することができるようなシステムは提案されていなかった。
特開2002−092150号公報 特開2003−315366号公報 特開2003−132120号公報
本発明はこのような事情に鑑み、個々の経験や知識に関わらず、全ての社員が所定の基準に従って、確実に異動処理業務を遂行することができる契約異動処理情報管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、契約者から申込まれた契約内容の異動処理を実施すると共に、その異動処理に関する異動処理情報を管理する契約異動処理情報管理システムであって、前記契約者から契約内容の異動に関する異動処理を受け付ける契約異動受付センタと、現地で操作されることにより前記契約者から受け付けた異動処理を実施する工事施工者端末とを具備し、前記契約異動受付センタは、前記契約者から前記異動処理の異動申込みを受け付ける異動申込み受付手段と、前記異動申込み受付手段により受け付けられた異動申込みの内容を入力する異動情報入力手段と、前記異動申込みの内容に基づいて前記工事施工者端末に対して異動工事を指示する異動工事指示手段と、前記異動申込みの内容を格納して保存する申込み内容保存ファイル及び契約者個人に関する契約者情報が示された契約者情報ファイルを少なくとも含むデータベースと、前記工事施工者端末から前記異動工事を実施した際の結果を示す工事結果報告を受信する異動工事報告受信手段とを具備すると共に、前記工事施工者端末は、前記異動工事指示手段からの指示情報に基づいて異動工事を受け付ける異動工事指示受付手段と、各異動工事の作業手順が示された作業手順マニュアルを含むデータベースと、前記作業手順マニュアルを参照しながら契約内容を変更する契約内容変更手段と、前記契約内容が変更された後、前記契約異動受付センタに対して前記工事結果報告を送信する工事結果報告送信手段とを具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システムにある。
かかる第1の態様では、契約異動受付センタで、契約者から異動処理の異動申込みが受け付けられると、受け付けられた内容が入力され、その内容に基づいて工事施工者端末に対して異動工事が指示されて、工事施工者端末で、指示情報に基づいて異動工事が受け付けられると、各異動工事の作業手順が示された作業手順マニュアルを参照しながら契約内容が変更されて、契約異動受付センタに対して異動工事を実施した際の結果を示す工事結果報告が送信される。これにより、個々の経験や知識に関わらず、異動工事の指示を受けた者が作業手順マニュアルを参照しながら、確実に異動処理業務を遂行することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記契約異動受付センタは、契約内容に関する異動申込みがあった場合に、前記データベースの契約者情報に基づいて、申込みをしてきた者が契約者本人であるか否かを確認する契約者情報確認手段をさらに具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システムにある。
かかる第2の態様では、申込みをしてきた者が契約者本人であるか否かが確認される。これにより、より確実に異動処理業務を遂行することができる。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記契約異動受付センタは、前記データベースに契約内容に関する情報を予めコード化して定義したコード情報が格納されたコード定義ファイルをさらに具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システムにある。
かかる第3の態様では、契約内容に関する情報を予めコード化して定義したコード情報が用いられる。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記契約異動処理情報管理システムは、前記契約異動受付センタ又は前記工事施工者端末の何れか一方に、契約種別に応じて単位当たり毎の料金単価が示された電気料金演算情報と、異動工事時に日割り計算処理が発生した場合に、前記電気料金演算情報を参照して、契約者の日割り料金を算出する日割り料金算出手段とを具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システムにある。
かかる第4の態様では、異動工事時に日割り計算処理が発生した場合、例えば、電気を停止させる場合などに、契約種別に応じて単位当たり毎の料金単価が示された情報が参照されて、契約者の日割り料金が算出される。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記工事施工者端末は、異動工事が完了した後に、少なくとも前記日割り料金算出手段により算出された料金に関する領収書を発行する印刷手段を具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システムにある。
かかる第5の態様では、異動工事が完了した後に、少なくとも料金に関する領収書が発行される。
本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様において、前記異動工事指示手段からの指示情報は、前記工事施工者端末の利用権限に応じて、各々の工事施工者端末にダウンロードされることを特徴とする契約異動処理情報管理システムにある。
かかる第6の態様では、工事施工者端末の利用権限に応じて、指示情報が各々の工事施工者端末にダウンロードされる。
本発明の第7の態様は、第1〜6の何れかの態様において、前記申込み内容保存ファイルに格納された内容は、所定の間隔又はリアルタイムで前記契約者情報ファイルに転送されることを特徴とする契約異動処理情報管理システムにある。
かかる第7の態様では、申込み内容保存ファイルに格納された内容が、所定の間隔又はリアルタイムで契約者情報ファイルに転送される。これにより、例えば、契約者情報確認手段は、最新の情報を用いて契約者に関する本人確認をすることができる。
本発明の第8の態様は、第1〜7の何れかの態様において、前記契約異動受付センタは、前記異動申込み受付手段に加えて、前記契約者からの故障修理を受け付ける故障修理受付手段をさらに具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システムにある。
かかる第8の態様では、契約異動受付センタにおいて、契約者からの故障修理が受け付けられる。これにより、契約者からの異動申込み以外に、例えば、故障修理が申込まれた場合であっても、個々の経験や知識に関わらず、所定の基準に従って、確実に故障修理業務を遂行することが可能となる。
本発明によれば、現地で操作することができる工事施工者端末から、各異動工事の作業手順が示された作業手順マニュアルを参照しながら、指示を受けた異動工事にかかる作業を実施することができるため、個々の経験や知識に関わらず、全ての社員が所定の基準に従って、確実に異動処理業務を遂行することができる契約異動処理情報管理システムを提供することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明の構成は以下の説明に限定されない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る契約異動処理情報管理システムのシステム構成図である。なお、本実施形態は、電力会社において、契約者からの申込みにより発生する契約内容の変更・停止・廃止などの異動処理業務を遂行する場合を例示している。
図示するように、本実施形態の契約異動処理情報管理システム1は、契約者から契約内容の異動に関する異動処理を受け付ける契約異動受付センタ2と、工事施工者が現地で操作することにより契約者から受け付けた異動処理を実施する少なくとも1つの工事施工者端末3とが、ネットワーク4を介して接続されており、契約者から申込まれた契約内容の異動処理を実施すると共に、その異動処理に関する異動処理情報を管理する。
ここで、契約異動受付センタ2は、電力会社に設けられており、異動申込み受付手段20と、契約異動管理サーバ21とから構成されている。
異動申込み受付手段20は、契約者から異動処理の異動申込みを受け付ける。このような異動申込み受付手段20としては、契約者と電力会社間で一定のコミュニケーションが可能なものであればよく、例えば、電話、ファクシミリ、インターネットなどが挙げられる。
ここで、受け付けられた異動申込みは、所定の契約異動種別に分類されて、契約異動管理サーバ21内に格納されて管理される。この契約異動種別とは、例えば、再使用契約,契約廃止,復活,休止,供給停止などのように契約内容の異動処理を分類する項目である。
契約異動管理サーバ21は、不図示のCPU、メモリ、外部記憶装置、表示部、操作部、及び通信部等を含み構成される情報通信機器であり、ネットワーク4を介して接続されている工事施工者端末3との連携により、契約者からの申込みにより発生する異動処理業務を管理する。
具体的には、図示するように、契約異動管理サーバ21は、少なくとも、異動情報入力手段210、異動工事指示手段220、異動工事報告受信手段230、申込み内容保存ファイル2100、及び契約者情報ファイル2200を含み構成されている。
異動情報入力手段210は、異動申込み受付手段20により受け付けられた異動申込みの内容を入力する。ここで入力された内容は、契約異動種別に分類されて、後述する申込み内容保存ファイル2100に格納されて保存される。
異動工事指示手段220は、異動申込みの内容に基づいて、工事施工者端末3に対して異動工事を指示する。すなわち、申込み内容保存ファイル2100に保存されている内容が抽出されて、異動工事業務として指示される。
異動工事報告受信手段230は、工事施工者端末3から異動工事を実施した際の結果を示す工事結果報告を受信する。ここで受信された工事結果報告は、後述する申込み内容保存ファイル2100に格納されて保存される。
申込み内容保存ファイル2100は、異動申込みの内容を格納して保存するファイルである。この申込み内容保存ファイル2100とは、例えば、申込み日、契約異動種別、供給電気方式、計器管理、契約者コード、工事指示状態、工事完了日などの異動処理に必要な項目が示されたデータであり、図2に示すような管理テーブル2100aにより管理されている。
契約者情報ファイル2200は、契約者個人に関する契約者情報が示されたファイルである。この契約者情報ファイル2200とは、例えば、契約者の氏名、住所、連絡先など契約者個人に関する情報が契約者コードごとに示された情報である。
さらに、契約異動管理サーバ21は、契約者情報確認手段240、及びコード定義ファイル2300を具備するようにしてもよい。
契約者情報確認手段240は、契約内容に関する異動申込みがあった場合に、契約者情報ファイル2200に基づいて、申込みをしてきた者が契約者本人であるか否かを確認する。すなわち、契約者情報ファイル2200で管理されている情報を参照しながら、異動申込みが受け付けられる。
コード定義ファイル2300は、契約内容に関する情報を予めコード化して定義したコード情報が格納されたファイルである。このコード定義ファイル2300とは、例えば、契約異動種別、供給電気方式、設備撤去状況、計器管理などに関する情報を予めコード化して定義されたデータであり、図3に示すような管理テーブル2300aにより管理されている。図3に示す(a)では、契約異動種別に関して再使用契約,契約廃止,復活,休止,供給停止などが定義されて示されており、図3に示す(b)では、供給電気方式に関して単相2線式,単相3線式,3相3線式などが各電圧ごとに定義されて示されており、図3に示す(c)では、計器管理に関して計器残値、計器取除などが定義されて示されており、図3に示す(d)では、設備撤去状況に関して全使撤完了,引込線残置,計器残置などの各状況が定義されて示されている。このようなコード定義ファイル2300を設けることにより、異動申込み受付手段20により受け付けられた異動申込みの内容が、コード定義ファイル2300に基づいてコード化されて申込み内容保存ファイル2100に格納される。
ここで、申込み内容保存ファイル2100、契約者情報ファイル2200、及びコード定義ファイル2300は、各々が独立したデータベースとして構成されてもよいし、ファイル別に1つのデータベース上で管理されるように構成してもよい。
なお、上述のような契約異動管理サーバ21は、一般的なコンピュータの各種機能を備える情報通信機器であればよく、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、及びサーバなどが挙げられる。
一方、工事施工者端末3は、不図示のCPU、メモリ、外部記憶装置、表示部、操作部、及び通信部等を含み構成される情報通信機器であり、ネットワーク4を介して接続されている契約異動管理サーバ21との連携により、現地で契約者の異動処理を支援する。
具体的には、図示するように、工事施工者端末3は、少なくとも、異動工事指示受付手段31、契約内容変更手段32、工事結果報告送信手段33、作業手順マニュアル320を含み構成されている。
異動工事指示受付手段31は、契約異動受付センタ2の異動工事指示手段220からの指示情報に基づいて異動工事を受け付ける。
契約内容変更手段32は、後述する作業手順マニュアル320を参照しながら契約内容を変更して、受け付けた異動工事を実施する。
工事結果報告送信手段33は、契約内容が変更された後、契約異動受付センタ2に対して工事結果報告を送信する。この工事結果報告とは、契約異動受付センタ2から受け付けた異動工事を実施した際の結果を示す情報であり、例えば、作業状態、工事完了日時などが含まれる。
作業手順マニュアル320は、各異動工事の作業にかかる一連の手順や情報が示されたマニュアルであり、これらがテキスト、静止画、動画などにより構成されたデータである。これにより、各異動工事に関する情報や所定の基準に基づいて、各異動工事を遂行させることができる。
さらに、工事施工者端末3は、日割り料金算出手段34、印刷手段35、及び電気料金演算情報340を具備するように構成してもよい。
日割り料金算出手段34は、異動工事時に日割り計算処理が発生した場合に、後述する電気料金演算情報340を参照して、契約者の日割り料金を算出する。
印刷手段35は、異動工事が完了した後に、少なくとも日割り料金算出手段34により算出された料金に関する領収書を発行する。さらに、印刷手段35は、異動工事が供給停止である場合には、供給停止後に電力メータに貼り付ける封印シールを印刷する。
電気料金演算情報340は、契約種別に応じて単位当たり毎の料金単価が示されたデータであり、例えば、図4に示すような管理テーブル340aにより管理されている。図4に示す例では、契約種別(例えば、業務用電力、低圧電力)に応じて単位当たり毎の料金種別(例えば、基本料金、電力料金)による料金単価がそれぞれ管理されている。
ここで、作業手順マニュアル320、及び電気料金演算情報340は、各々が独立したデータベースとして構成されてもよいし、ファイル別に1つのデータベース上で管理されるように構成してもよい。
なお、上述のような工事施工者端末3は、一般的なコンピュータの各種機能を備える情報通信機器であればよく、例えば、現地に持ち運び可能な携帯用の端末などが望ましい。
ここで、異動処理を実施する際の手順について図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態1に係る異動処理を実施する際の手順を示すフローチャートである。なお、図5は、現地で操作されることにより、工事施工者端末3が主体となって実施される異動処理の一例を示したものである。
図示するように、契約者から申込まれた異動処理が発生すると、異動工事指示受付手段31は、異動工事の指示情報を受信する(S1)。すなわち、契約異動受付センタ2で異動処理が受け付けられると、異動工事指示手段220から何れかの工事施工者端末3に対して、異動工事の指示情報が送信される。このとき、異動工事の指示情報は、異動処理の発生地域、緊急性などの異動処理の発生状況に応じて、各々の工事施工者端末3に受信されるようにすればよい。例えば、予め工事施工者端末3の使用時に利用権限を与えておき、その利用権限に応じて、定期的(例えば、所定の作業日)に又はリアルタイムで所定の工事施工者端末3に異動工事の指示情報がダウンロードされるようにすればよい。これにより、例えば、緊急性を要する異動処理が発生した場合には、所定の工事施工者端末3に対してリアルタイムで異動工事を指示することができ、又、緊急性を要しない異動処理が発生した場合には、契約異動受付センタ2において種々の条件を考慮しながら、所定の工事施工者端末3に対する日常的な業務の一部に組み込むようにすることもできる。
異動工事指示が受信されると、契約内容変更手段32は、作業手順マニュアル320にアクセスして異動種別に応じた作業手順マニュアルを表示する(S2)。そして、契約内容変更手段32は、表示された作業手順マニュアルに従って、契約内容を変更する(S3)。このとき、1つの作業を処理する度に、確認などの入力作業を行わせて、作業手順マニュアルが示された工事施工者端末3の画面が順次遷移するように構成してもよい。これにより、個々の経験や知識に関わらず、異動工事の指示を受けた工事施工者などが所定の基準に従って、確実に作業を遂行することができる。
次いで、日割り処理を必要とする異動種別であるか否かが判断される(S4)。ここで、日割り処理が必要な場合(S4;Yes)には、電気料金演算情報340が参照されて、図6に示すような日割り処理が日割り料金算出手段34により実行される。
一方、日割り処理が必要でない場合(S4;No)には、清算処理を必要とする異動種別であるか否かが判断される(S5)。ここで、清算処理が必要な場合(S5;Yes)には、印刷手段35により領収書が発行される(S6)。
一方、清算処理が必要でない場合(S5;No)には、電力メータの封印処理が必要であるか否かが判断される(S7)。ここで、封印処理が必要な場合(S7;Yes)には、印刷手段35により電力メータに貼付するための封印シールが発行される(S8)。
異動種別に応じた作業が終了した後、工事結果報告送信手段33は、ネットワーク4を介して、契約異動管理サーバ21に対して工事結果報告を送信する(S9)。
契約異動管理サーバ21の異動工事報告受信手段230は、工事結果報告を受信すると、申込み内容保存ファイル2100に工事結果報告を格納して反映する(図示せず)。ここで、申込み内容保存ファイル2100に格納された内容は、所定の間隔又はリアルタイムで契約者情報ファイル2200に転送されるようにしてもよい。これにより、契約者情報ファイル2200には最新の契約内容が反映されるため、例えば、契約者情報確認手段240は、最新の契約内容を参照しながら本人確認を実施することができる。
ここで、上述したステップS4の日割り処理についてさらに詳しく説明する。図6は、本発明の実施形態1に係る日割り処理を実施する際の手順を示すフローチャートである。なお、日割り処理は、日割り料金算出手段34が主体となって、電気料金演算情報340を参照しながら実施される。
まず、日割り計算対象となる日数が算出される(S41)。ここで、日割り対象となる日数が1日以上である場合(S42;Yes)には、電気料金演算情報340を参照して、1月分の料金が計算される(S43)。具体的には、まず、使用量が最低使用量以下であるか否かが判断される(S431)。ここで、使用量が最低使用量以下である場合(S431;Yes)には、使用量に応じて増分の料金が計算される(S432)。次いで、燃費調整額が加算される(S433)。次いで、消費税額が加算される(S434)。一方、使用量が最低使用量以下でない場合(S431;No)には、基本料金分が加算されると共に(S435)、消費税額が加算される(S434)。
なお、日割り対象となる日数が1日以上でない場合(S42;No)には、日割り料金は発生しないため、日割り処理は終了する。
そして、日割り料金が算出される(S44)。具体的には、日割り料金は、1月分の料金×日割り対象となる日数/1月分の日数で算出される。
以上説明したように、本実施形態の契約異動処理情報管理システム1では、工事施工者端末3を保持する者により、各異動工事の作業手順が示された作業手順マニュアル320を参照しながら異動処理が実施されるため、個々の経験や知識に関わらず、異動工事の指示を受けた者が所定の基準に従って、確実に各々の異動処理業務を遂行することができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態1では、日割り料金算出手段34と、電気料金演算情報340を工事施工者端末3に設けるようにしたが、これに限定されず、契約異動受付センタ2内に設けるようにしてもよい。これにより、ネットワーク4を介して上述した実施形態と同様の処理を行うことができ、工事施工者端末3を小型化させることができる。
上述した実施形態1では、作業手順マニュアル320を工事施工者端末3に設けるようにしたが、これに限定されず、契約異動管理サーバ21に設けるようにしてもよい。この場合、各々の工事施工者端末3において、ネットワーク4を介して作業手順マニュアル320が参照される。これにより、例えば、作業手順マニュアル320に変更・追加などが生じた場合でも、最新の作業手順マニュアルを共有することが可能となり、個々の経験や知識に関わらず、最新の作業手順マニュアルに従って、確実に各々の異動処理業務を遂行することができる。
上述した実施形態1では、契約異動受付センタ2において、異動申込み受付手段20により契約者からの異動処理の異動申込みを受け付けているが、これに限定されず、異動申込み受付手段20に加えて、契約者からの故障修理を受け付ける故障修理受付手段を併設するように構成してもよい。この場合、作業手順マニュアル320には、故障修理の作業手順が示された作業手順マニュアルが格納される。これにより、故障修理が受け付けられた場合も同様にして、故障修理工事の指示を受けた者が所定の基準に従って、確実に故障処理業務を遂行することが可能となる。
本発明の実施形態1に係る契約異動処理情報管理システムのシステム構成図である。 本発明の実施形態1に係る契約異動処理情報管理システムの申込み内容保存ファイルの一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る契約異動処理情報管理システムのコード定義ファイルの一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る契約異動処理情報管理システムの電気料金演算情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る異動処理を実施する際の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る日割り処理を実施する際の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 契約異動受付センタ
20 異動申込み受付手段
21 契約異動管理サーバ
210 異動情報入力手段
220 異動工事指示手段
230 異動工事報告受信手段
240 契約者情報確認手段
2100 申込み内容保存ファイル
2200 契約者情報ファイル
2300 コード定義ファイル
3 工事施工者端末
31 異動工事指示受付手段
32 契約内容変更手段
33 工事結果報告送信手段
34 日割り料金算出手段
35 印刷手段
320 作業手順マニュアル
340 電気料金演算情報

Claims (8)

  1. 契約者から申込まれた契約内容の異動処理を実施すると共に、その異動処理に関する異動処理情報を管理する契約異動処理情報管理システムであって、前記契約者から契約内容の異動に関する異動処理を受け付ける契約異動受付センタと、現地で操作されることにより前記契約者から受け付けた異動処理を実施する工事施工者端末とを具備し、
    前記契約異動受付センタは、
    前記契約者から前記異動処理の異動申込みを受け付ける異動申込み受付手段と、
    前記異動申込み受付手段により受け付けられた異動申込みの内容を入力する異動情報入力手段と、
    前記異動申込みの内容に基づいて前記工事施工者端末に対して異動工事を指示する異動工事指示手段と、
    前記異動申込みの内容を格納して保存する申込み内容保存ファイル及び契約者個人に関する契約者情報が示された契約者情報ファイルを少なくとも含むデータベースと、
    前記工事施工者端末から前記異動工事を実施した際の結果を示す工事結果報告を受信する異動工事報告受信手段とを具備すると共に、
    前記工事施工者端末は、
    前記異動工事指示手段からの指示情報に基づいて異動工事を受け付ける異動工事指示受付手段と、
    各異動工事の作業手順が示された作業手順マニュアルを含むデータベースと、
    前記作業手順マニュアルを参照しながら契約内容を変更する契約内容変更手段と、
    前記契約内容が変更された後、前記契約異動受付センタに対して前記工事結果報告を送信する工事結果報告送信手段とを具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システム。
  2. 請求項1において、前記契約異動受付センタは、契約内容に関する異動申込みがあった場合に、前記データベースの契約者情報に基づいて、申込みをしてきた者が契約者本人であるか否かを確認する契約者情報確認手段をさらに具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システム。
  3. 請求項1又は2において、前記契約異動受付センタは、前記データベースに契約内容に関する情報を予めコード化して定義したコード情報が格納されたコード定義ファイルをさらに具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システム。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記契約異動処理情報管理システムは、前記契約異動受付センタ又は前記工事施工者端末の何れか一方に、契約種別に応じて単位当たり毎の料金単価が示された電気料金演算情報と、異動工事時に日割り計算処理が発生した場合に、前記電気料金演算情報を参照して、契約者の日割り料金を算出する日割り料金算出手段とを具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システム。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記工事施工者端末は、異動工事が完了した後に、少なくとも前記日割り料金算出手段により算出された料金に関する領収書を発行する印刷手段を具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システム。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記異動工事指示手段からの指示情報は、前記工事施工者端末の利用権限に応じて、各々の工事施工者端末にダウンロードされることを特徴とする契約異動処理情報管理システム。
  7. 請求項1〜6の何れかにおいて、前記申込み内容保存ファイルに格納された内容は、所定の間隔又はリアルタイムで前記契約者情報ファイルに転送されることを特徴とする契約異動処理情報管理システム。
  8. 請求項1〜7の何れかにおいて、前記契約異動受付センタは、前記異動申込み受付手段に加えて、前記契約者からの故障修理を受け付ける故障修理受付手段をさらに具備することを特徴とする契約異動処理情報管理システム。

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