JP2006113274A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006113274A
JP2006113274A JP2004300215A JP2004300215A JP2006113274A JP 2006113274 A JP2006113274 A JP 2006113274A JP 2004300215 A JP2004300215 A JP 2004300215A JP 2004300215 A JP2004300215 A JP 2004300215A JP 2006113274 A JP2006113274 A JP 2006113274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic shielding
housing member
electric box
image forming
circuit housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004300215A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Kaiya
哲 海谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004300215A priority Critical patent/JP2006113274A/ja
Publication of JP2006113274A publication Critical patent/JP2006113274A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 電磁遮蔽用回路収容部材の取り付け手法を改善してメンテナンスを容易にする。
【解決手段】 エレキボックス80を装置本体10Aに取り付ける際に、軸70を中心に収納位置L1から開放位置L2の間で揺動できるようにする。エレキボックス80は、典型的には、通常の使用状態等において収納位置L1に変椅され、メンテナンス等で装置本体10Aの内部にアクセスする必要がある場合には例えば開放位置L2まで退避させられる。そのエレキボックスサブユニット300は退避が容易なように設置しなおされる。
【選択図】 図13

Description

この発明は、デジタル複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、とくに、制御基板を放射ノイズ遮蔽状態で実装した電磁遮蔽用回路収容部材(エレキボックスともいう)の取り付け手法の改良に関する。
近年のデジタル複写機等の画像形成装置においては、典型的には、スキャナ部や外部出力装置(パソコン)等からの入力画像データを処理するサブシステムと、静電写真方式等の画像出力部を制御する画像出力制御部とを具備している。これらのサブシステムや画像出力制御部はデータの送受を行なうために近接して配置され、また、ともに電磁ノイズを放射するために、一体に単一の電磁ノイズ遮蔽用の金属製のボックスに収容され、かかる電磁遮蔽用回路収容部材(エレキボックスともいう)として画像形成装置本体に装着されていた。特許文献1や特許文献2はこのような画像形成装置の電磁遮蔽用回路収容部材(シールドシャーシ部、電装ケース)を開示している。なお、以下では、単に電磁遮蔽用回路収容部材またはエレキボックスという場合でも、内部回路を収容した電磁遮蔽用回路収容部材またはエレキボックスを指す場合もある。
ところで、かかるエレキボックスは、比較的大きな容積、面積を占めるので、エレキボックス周辺の部品を点検する上で支障となる。また、点検のためにエレキボックスを外してしまうとエレキボックス内の回路がディスエーブルとなるため、正常な点検が困難な場合もある。この場合、最終的には、エレキボックスを再装着して正常かどうかを点検する必要があり、最悪な場合には、エレキボックスの取り外し、再装着を繰り返すことになる。
特開平9−292815号公報 特開2004−177602公報
この発明は、以上の事情を考慮してなされたものであり、電磁遮蔽用回路収容部材の取り付け態様を改善してメンテナンスを容易に行なえるようにすることを目的としている。
まず、原理的な構成例に従って、この発明を俯瞰しておく。
この発明の原理的な構成例によれば、上述の目的を達成するために、エレキボックスがその一端を中心に画像形成装置本体に対して開閉可能となるように、エレキボックスを画像形成装置に装着している。メンテナンス等でエレキボックスを収納位置から開放位置に揺動させて、エレキボックス内部に配置されていた部品にアクセスできる。
この場合、画像形成装置本体の各部品と接続された配線(ハーネス、ケーブル、コード等)をエレキボックスの回転軸側に引き回して、エレキボックスを揺動させても、配線をそのままの状態に維持できるようにすることが好ましい。
さらに、この発明を特許請求の範囲の記載を補充しつつ説明する。
この発明の一側面によれば、上述の目的を達成するために、画像形成装置において、回路ユニットを収容した電磁遮蔽用回路収容部材を、装置本体に、収納位置および開放位置の間を揺動可能に取り付け、上記電磁遮蔽用回路収容部材を上記収納位置から上記開放位置に退避させることにより、上記上記収納位置の電磁遮蔽用回路収容部材により外部からアクセスできない内部配置部品にアクセスできるようにしている。
この構成においては、電磁遮蔽用回路収容部を揺動させて、その奥にある部品等の点検を簡易に行なえる。
電磁遮蔽用回路収容部材は、典型的には、画像形成装置本体の周囲例えば背面、側面に配置される。もちろん前面に配置しても良い。当該収容部材は、他の部材、例えばカバー部材や他の電装品等と一対にされて揺動しても良い。
電磁遮蔽用回路収容部材を揺動させるには、カバーや他の部材を開放させなければならない場合もあるが、これに限定されない。また収納位置から開放位置に揺動させるときに、ロックを解除しなければならないようにしても良いが、これに限定されない。
揺動の軸は鉛直方向でもよいし、水平方向でも良い。もちろん垂直方向や水平方向に対して角度を持っていても良い。
電磁遮蔽用回路収容部材は、回路ユニットから放射される電磁ノイズを遮蔽するのに必要な範囲で回路ユニットを覆っていれば良く、ノイズの方向性によっては全方位を覆わなくてもよい。場合によっては、板状のものでもよい。また、外来ノイズから回路ユニットを遮蔽する場合にも適用がある。
上述構成においては、上記回路ユニットへ電源を供給する配線や信号を送受する配線を上記電磁遮蔽用回路収容部材の揺動軸周囲を経由して引き回すことが好ましい。
上記電磁遮蔽用回路収容部材は、典型的には、第1の回路ユニットを収容した第1の電磁遮蔽用回路収容部材と第2の回路ユニットを収容した第2の電磁遮蔽用回路収容部材とを有し、上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材を上記装置本体に揺動可能に取り付け、上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材を上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材に取り付けるが、これに限定されない。
上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材を少なくとも2つの異なる態様で上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材に取り付けるようにすることが好ましい。この場合、上記異なる態様のうちの1つの態様では、上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材および上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材が構成する構成体の揺動半径が大きく、他の態様では、上記構成体の揺動半径が小さくなるようにすることが好ましい。
例えば、上記1つの態様では、上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材および上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材が揺動軸のラジアル方向に並ぶように取り付けられ、上記他の態様では上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材が上記揺動軸のラジアル方向に伸びるように配置され、上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材が上記ラジアル方向に対して所定の角度をなすように配置される。上記所定の角度は典型的には実質的に90°である。
また、上記第1の電磁遮蔽用収容体および上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材は、例えば、平坦な実質的に立方体形状の金属製の箱により形成される。
もちろん、電磁遮蔽が十分である場合には、板状の部材で開放状態で回路部を収容しても良い。
また、上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材および上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材は、それぞれの一端が近接した状態で実質的に同一平面上に配置されてもよい。
また、上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材および上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材が近接した箇所に上記第1の回路ユニットおよび上記第2の回路ユニットの間の配線を媒介する中継媒体を設けてもよい。中継媒体は、中継基板、フレキシブルプリントケーブル(FPC)、配線等である。
また、上記第1の回路ユニットおよび上記第2の回路ユニットの一方は、典型的には、入力画像を画像処理する回路を含み、他方は、画像出力装置を制御する回路を含む。
この発明の上述の側面および他の側面は特許請求の範囲に記載され以下実施例を用いて詳述される。
この発明によれば、エレキボックスを装置本体に対して揺動可能に取り付けているので、メンテナンス作業が容易になる。
以下、この発明の実施例について説明する。
図1は、この発明の実施例の画像形成装置の構成を模式的に示しており、図2は、この実施例の画像形成装置の外観をカバー等を外して示している。
図1において、画像形成装置10は、画像入力部20、画像処理回路ユニット(コントローラ基板ともいう)30、画像出力装置制御回路ユニット(IOT基板ともいう)40、画像出力装置(IOTともいう。Image Output Tereminal)50等を含んで構成されている。この実施例では、従来の画像形成装置と異なり、画像処理回路ユニット30および画像出力装置制御回路ユニット40をそれぞれ別の放射ノイズ遮蔽用金属板サブユニット(エレキボックスサブユニットともいう)300および400に別々に収納している。画像入力部20は、典型的には、原稿読取装置(スキャナ)や外部出力装置(パソコン)であるが、これに限定されず、他の入力手段を単独でまたは併せて採用できる。画像処理回路ユニット30は画像入力部20から入力した画像データを処理する回路ユニットであるが、付加的に他の回路要素を含んでも良い。画像出力装置制御回路ユニット40は、上述の画像処理回路ユニット30からデータを受け取って、画像出力装置50で画像出力を行なうための各種データ処理やプロセス制御を実行するものである。画像出力装置50は、典型的には、電子写真方式の印刷媒体(例えば用紙)に画像を出力するものであり、図示しないが、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置等を含んで構成されているが、これに限定されない。
画像形成装置10の制御方法は、原稿読取装置や外部装置からの画像データの処理を先ず画像処理回路ユニット30で行い、このデータを受け、画像出力装置制御回路ユニット40にて画像出力装置50に関して画像データや各画像形成プロセスの制御を行う流れとなっている。この時、画像処理回路ユニット30から画像出力装置制御回路ユニット40へ受け渡される画像データは、非常に高速な信号であるため、長い配線で接続することができず、隣接した状態で配置されなければならない。また、この両ユニット30、40は放射ノイズを発生させるため、金属板で遮蔽することを必要とする。そこで、放射ノイズ遮蔽用金属板(エレキボックスともいう)の構成を次のようにしている。
画像出力装置50側のマシン制御及び画像制御を行う画像出力装置制御回路ユニット40と原稿読取装置や外部装置からの画像データ処理を行う画像処理回路ユニット30でエレキボックスを分割し、この分割されたエレキボックスサブユニット300、400を中継基板(バックプレーンボードともいう)60で接続する。分割した各エレキボックスサブユニット300、400の組み合わせ方(位置、接続方法)により、各種のエレキボックスを形成させる。この構成により、異なるサイズ/構成である各種画像形成装置に対し共通のエレキボックスサブユニットを用いることができる。なお、ここでは、放射ノイズ遮蔽用金属板をエレキボックス、エレキボックスサブユニットということもあるし、当該金属板に回路ユニット(基板等の実装部品)を収容したものを一まとめにしてエレキボックス、エレキボックスサブユニットということもある。
具体的な基板及びエレキボックス構成(エレキボックスサブユニット300、400)を、図2以降の図面も参照してさらに説明する。
図2において、画像形成装置10は、フレームに各種部品を取り付け、カバー100(破線で示す)で覆って構成されている。例えば、図2の奥側(y軸方向)が装置前面となっており、図示しない操作パネル等が設けられている。背面側にはエレキボックスサブユニット300、400が一体に取り付けられている。エレキボックスサブユニット300、400は、共通フレーム、ねじ等、任意の固定手段で相互に一体となるように結合されている。エレキボックスサブユニット300、400にはそれぞれ画像処理回路ユニット30および画像出力装置制御回路ユニット40をなす1枚または複数枚の基板300A、400Aが図3に示すように取り付けられている。より具体的には図4に示すように画像処理回路ユニット30および画像出力装置制御回路ユニット40を矢印で示すようにスライドさせて中継基板60に結合させる(図5参照)。それぞれの結合はコネクタを用いて行なう。例えば、図7に示すように、画像処理回路ユニット30の基板300Aにはコネクタ半体301が設けられ、このコネクタ半体301を図8に示すような状態まで中継基板60のコネクタ半体601に嵌着していき、機械的結合および電気的な結合を行なう。画像出力装置制御回路ユニット40も同様にしてコネクタ半体同士の嵌着により中継基板60に結合される。画像処理回路ユニット30および画像出力装置制御回路ユニット40をそれぞれなす基板300A、400A(1枚の場合もあるし複数の場合もある。図9参照)のそれぞれの面は、中継基板60の面と直交するように配置され、画像処理回路ユニット30および画像出力装置制御回路ユニット40をスライドさせてコネクタの嵌着が行なえる。なお、基板300A、400Aのうちの一部は、他の基板300A、400Aに結合される場合もあり、このような、中継基板60に直接に結合されない一部の基板300A、400Aは、中継基板60の面と直交する必要がないことは明らかである。
また、図6に示すように、画像処理回路ユニット30にはドロワータイプの電源コネクタ半体303が設けられ、画像処理回路ユニット30をエレキボックスサブユニット300にスライドさせて収納するときに、エレキボックスサブユニット300または400に固定して取り付けられた他方の電源コネクタ半体304に嵌着される。当該電源コネクタ半体304には、例えば、エレキボックスサブユニット400の外面に沿って引き回される電源コード305を介して例えば装置本体10Aの電源(図示しない)に接続されている。同様に、画像出力装置制御回路ユニット40にドロワータイプの電源コネクタ半体を設けてもよい。このようにすることにより、エレキボックスサブユニット300、400内に電源ハーネスを引き回す必要がなく、取付作業が容易となる。
図9は、画像処理回路ユニット30を主基板306、拡張基板307、308で構成し、画像出力装置制御回路ユニット40を主基板401で構成した例を示す。画像処理回路ユニット30の主基板306はコネクタ半体301A、302Aにより中継基板60に結合され、拡張基板307はコネクタ半体301B、302Bにより中継基板60に接続され、他方の拡張基板308はコネクタにより拡張基板307に結合されている。画像出力装置制御回路ユニット40の主基板401はコネクタ半体402、602により中継基板60に結合されている。なお、この例では中継基板60は、エレキボックスサブユニット300に固定して取り付けられているが、これに限定されない。
また、エレキボックスサブユニット300、400は、実質的に平坦な6面体(箱型)の形状をしており、全体として金属で形成されているが、ノイズを減衰するのに十分な範囲で、各種の切欠き、孔部を設けて良いことはもちろんである。また、画像処理回路ユニット30および画像出力装置制御回路ユニット40を中継基板60にスライド嵌着させるための孔部が設けられていることはもちろんである。また、エレキボックスサブユニット300、400はそれぞれ一体成型される必要はなく、各種部材をねじ止め等により固定して製造できる。
この実施例では、これに限定されないが、画像出力装置制御回路ユニット40を1種類用意し、他方で、画像処理回路ユニット30を多品種用意して、複数種類の画像形成装置の製造に対処する。そして画像処理回路ユニット30のサイズ等に応じて複数種類のエレキボックスサブユニット300を準備する。このようにエレキボックスサブユニット300の種類を増やすだけで多数の機種に対応できる。従来は、画像処理回路ユニット30および画像出力装置制御回路ユニット40を一体に収容する大型のエレキボックスを多品種用意しなければならなかったので、その製造、保管管理により製品のコストアップを招いたいたが、この実施例では、小型のエレキボックスサブユニット300を複数種類用意し、あとは1種類のエレキボックスサブユニット400を用意しておけば良いので、製造、管理等においてコストダウンが図れる。
なお、画像出力装置制御回路ユニット40を複数種類用いる場合にも同様にコストダウンが図れる。
画像処理回路ユニット30のエレキボックスサブユニット300の種類がN個で、画像出力装置制御回路ユニット40のエレキボックスサブユニット400の個数がM個であると、(N+M)種類のエレキボックスサブユニット300、400を準備するだけで良い。従来のように1つのエレキボックスで対応する場合には、基本的には、その種類数が(N×M)個となり、その大寸法と相まって製造、保管管理上、コストアップを招来していた。
なお、画像処理回路ユニット30の構成の相違、または画像出力装置制御回路ユニット40の構成の相違は、それに合致した中継基板60を用意することにより対処する。例えば、図10に示すように、画像出力装置制御回路ユニット40または画像処理回路ユニット30の基板300A、400Aのx軸方向の位置がずれている場合にはそれにあわせてコネクタ半体601の位置がずれている中継基板を用いれば良い。図10では長さdだけずれている。コネクタ数やコネクタの種類の相違もそれに適合した中継基板60を採用して対処できる。
また、上述の構成により、複数機種を簡易に製造できるのみでなく、部品の交換、アップグレード(拡張機能の付加)等も簡易に行なえるようになる。
なお、図11、図12は、エレキボックスサブユニット300、400の外観および内部構成の詳細な具体例(基板300A、400A等)を参考までに示すものであるが、この発明はこれに限定されるものではない。
また、この実施例では、図13に示すようにエレキボックスサブユニット300、400を軸70を中心に収納位置L1から開放位置L2の間で揺動できるようになっている。なお、以下では、エレキボックスサブユニット300、400をまとめてエレキボックス80と呼ぶこともある。エレキボックス80は、収納位置L1において所定のロック機構(図示しない)でロックされることが好ましい。開放位置L2は典型的には収納位置L1から90°〜180°であるが、これに限定されない。ロック機構により所定の角度位置または任意の角度位置でロックされるようにしてもよい。
エレキボックス80は、典型的には、通常の使用状態等において収納位置L1に変椅され、メンテナンス等で装置本体10Aの内部にアクセスする必要がある場合には例えば開放位置L2まで退避させられる。
図14はエレキボックス80の画像形成装置10の装置本体10A、典型的には本体フレームへの取る付け状態を示している。この図では、エレキボックス80は収納位置L1(図13)から90°だけ揺動させた状態で示されている。図14に示すように、エレキボックス80はエレキボックスサブユニット400の一端側で、ピン部材701、702、受け部材703、704、705、706(ヒンジ)により、装置本体10Aに取り付けられる。受け部材703、704は装置本体10Aに固定して取り付けられ、他の受け部材705、706はエレキボックス80(エレキボックスサブユニット300)に固定して取り付けられている。ピン部材701は受け部材703、705と係合し、他方のピン部材702は他方の受け部材704、706と係合して、エレキボックス80を装置本体10Aに対して揺動可能に支持する。他の取り付け機構を採用できることはもちろんである。
また破線で模式的に示すように、電源線(ハーネス、ケーブル等種々の態様を採用できる)901や信号線(同様にハーネス、ケーブル等種々の態様を採用できる)902が軸70(図13参照、ピン部材701、702が形成する回転軸)周囲まで引き回されたのち装置本体Aの内部に引き回されるようになっている。したがって、電源線901や信号線902の接続を維持したままで、エレキボックス80を開くことができ、エレキボックスサブユニット300、400に収納した回路ユニット30、40を動作させた状態でメンテナンスを行なうことができる。もちろん、回路ユニット30、40をディスエーブルしてメンテナンスを行なっても良い。
また、エレキボックスサブユニット300、400は種々の態様で結合させることができる。典型的には、今まで説明してきたように、また、図15、図16、図17に詳細に示すように、エレキボックスサブユニット300、400を、エレキボックス80の揺動軸のラジアル方向(図15の矢印方向)に並べて配置し、ねじ801および板金802により両者を固定する。補強用のフレームが用いられても良い。通常、エレキボックス80は、この結合状態で収納位置に収納される。
他方、図18に示すように、エレキボックスサブユニット300、400を鉤形に結合しても良い。このような結合状態では、図19に示すようにエレキボックス80全体を小振りに揺動させることができる。この場合、エレキボックス80の揺動半径は、図20に示すように、軸70からA点が一番遠くなり、その揺動半径いA点半径が小さくなる。エレキボックスサブユニット300および400のラジアル方向(矢印方向)の長さをa,bとすると、揺動半径は(a+b1/2となり、通常の状態より短くなる((a+b)>a+b=((a+b1/2)。この結果、スペースがない場所でも、エレキボックス80を揺動させることができ、メンテナンスが容易となる。とくに、エレキボックス80は画像形成装置10の背面側等に設けられるので、画像形成装置10を移動させずに、あるいは少しだけ移動させるだけで、エレキボックス80を揺動させて内部部品の点検等を行なえる。
作業者等は、メンテナンス時に必要に応じて、エレキボックス80を図15等に示す結合状態から図18に示す結合状態に結合しなおす。
なお、図18に示すように鉤形にエレキボックスサブユニット300、400を結合した場合でも、図21に示すように、回路間の信号、電源配線は維持されるので、駆動状態で動作を点検することが可能となる。
なお、鉤形の向きは逆にしても良い。すなわち、図18において、破線の矢印で示すように、エレキボックスサブユニット300がエレキボックスサブユニット400との結合軸を中心にして180°回転した位置にあっても良い。また、エレキボックスサブユニット300とエレキボックスサブユニット400とが重なるように配置しても良い。またエレキボックスサブユニット300を水平に配置し、エレキボックスサブユニット400の上側端または下側端に結合しても良い。その他、エレキボックスの揺動半径が小さくなるような種々の形態を採用できる。
また、図の例では、上下方向の軸を中心に揺動させるようにしたが、水平方向の軸を中心に揺動させるようにしても良い。また、軸の位置も種々変更できる。
なお、図22および図23は、エレキボックスサブユニット300、400が開放位置(図13のL2)に退避された状態の詳細な具体例(カバーを外している)を参考までに示すものであるが、この発明はこれに限定されるものではない。図23はエレキボックス80の一部をきり欠いてその内部を示している。
なお、この発明は上述の実施例に限定されるものではなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、上述の例では、エレキボックスを2分割したが、より多くのサブユニットに分割しても良い。また、エレキボックスを分割せずに一体としても良い。また、上述の例では、装置本体の背面にエレキボックスを設けたが、側面や前面に設けても良い。また中継基板に代えてフレキシブルプリントケーブルや配線を採用しても良い。
この発明の実施例の画像形成装置の構成を模式的に説明する図である。 上述実施例の画像形成装置の内部構成の例を説明する図である。 上述実施例のエレキボックスサブユニットの内部の例を説明する図である。 上述実施例のエレキボックスサブユニットに回路ユニットを実装する様子を説明する図である。 上述のエレキボックスサブユニットに回路ユニットを実装された状態を説明する図である。 上述のエレキボックスサブユニットにおける電源コネクタの接続例を説明する図である。 上述実施例のエレキボックスサブユニットにおける回路ユニット間の接続を説明する図である。 上述実施例のエレキボックスサブユニットにおける回路ユニット間の接続が終了した状態を説明する図である。 上述実施例のエレキボックスサブユニットにおける基板の実装例を説明する図ある。 上述実施例の中継基板により回路ユニットの相違を適合化する例を説明する図である。 上述実施例のエレキボックスサブユニットの具体的な外観の例を示す図である。 上述実施例のエレキボックスサブユニットの具体的な内部構成の例を示す図である。 上述実施例のエレキボックスの揺動態様を説明する図である。 上述実施例のエレキボックスの本体への取り付け例を説明する図である。 上述実施例のエレキボックスサブユニットの結合例を説明する図である。 図15の結合例の詳細を説明する図である。 図15の結合例の詳細を説明する図である。 上述実施例のエレキボックスサブユニットの他の結合例を説明する図である。 図18の結合例で結合したエレキボックスを開放させた状態で示す図である。 図18の結合例におけるエレキボックスの回転半径を説明する図である。 図18の結合例における基板の接続例を説明する図である。 エレキボックスを開放した状態でエレキボックス等の具体的な形態を説明する図である。 エレキボックスを開放した状態でエレキボックスの内部構成をきり欠いて示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
10A 装置本体
20 画像入力部
30 画像処理回路ユニット
40 画像出力装置制御回路ユニット
50 画像出力装置
60 中継基板
70 軸
80 エレキボックス
300 エレキボックスサブユニット
300A 基板
301、301A、301B コネクタ半体
303 電源コネクタ半体
304 電源コネクタ半体
305 電源コード
306 主基板
307、308 拡張基板
400 エレキボックスサブユニット
401 主基板
402 コネクタ半体
601 コネクタ半体
701、702 ピン部材
703〜706 受け部材
801 ねじ
802 板金
901 電源線
902 信号線

Claims (11)

  1. 回路ユニットを収容した電磁遮蔽用回路収容部材を、装置本体に、収納位置および開放位置の間を揺動可能に取り付け、上記電磁遮蔽用回路収容部材を上記収納位置から上記開放位置に退避させることにより、上記上記収納位置の電磁遮蔽用回路収容部材により外部からアクセスできない内部配置部品にアクセスできるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記回路ユニットと画像形成装置本体との間を接続する配線を上記電磁遮蔽用回路収容部材の揺動軸周囲を経由して引き回し、上記配線を上記回路ユニットから外すことなく揺動可能にした請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記電磁遮蔽用回路収容部材は、第1の回路ユニットを収容した第1の電磁遮蔽用回路収容部材と第2の回路ユニットを収容した第2の電磁遮蔽用回路収容部材とを有し、上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材を上記装置本体に揺動可能に取り付け、上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材を上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材に取り付けた請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材を少なくとも2つの異なる態様で上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材に取り付けるようにした請求項3記載の画像形成装置。
  5. 上記異なる態様のうちの1つの態様では、上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材および上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材が構成する構成体の揺動半径が大きく、他の態様では、上記構成体の揺動半径が小さくなる請求項4記載の画像形成装置。
  6. 上記1つの態様では、上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材および上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材が揺動軸のラジアル方向に並ぶように取り付けられ、上記他の態様では上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材が上記揺動軸のラジアル方向に伸びるように配置され、上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材が上記ラジアル方向に対して所定の角度をなすように配置される請求項5記載の画像形成装置。
  7. 上記所定の角度は実質的に90°である請求項6記載の画像形成装置。
  8. 上記第1の電磁遮蔽用収容体および上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材は、平坦な実質的に立方体形状の金属製の箱により形成される請求項3〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 上記第1の電磁遮蔽用回路収容部材および上記第2の電磁遮蔽用回路収容部材が近接した箇所に上記第1の回路ユニットおよび上記第2の回路ユニットの間の配線を媒介する中継媒体を設けた請求項3〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 上記中継媒体は、中継基板、フレキシブルプリントケーブルおよび配線を含むグループから選択される請求項9記載の画像形成装置。
  11. 上記第1の回路ユニットおよび上記第2の回路ユニットの一方は、入力画像を画像処理する回路を含み、他方は、画像出力装置を制御する回路を含む請求項3〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2004300215A 2004-10-14 2004-10-14 画像形成装置 Pending JP2006113274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004300215A JP2006113274A (ja) 2004-10-14 2004-10-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004300215A JP2006113274A (ja) 2004-10-14 2004-10-14 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006113274A true JP2006113274A (ja) 2006-04-27

Family

ID=36381846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004300215A Pending JP2006113274A (ja) 2004-10-14 2004-10-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006113274A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008090281A (ja) * 2006-09-06 2008-04-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008090281A (ja) * 2006-09-06 2008-04-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4654804B2 (ja) 無線通信対応型プリンタ
JP4241013B2 (ja) 画像形成装置並びにこれに用いられるフレーム構造及びその製造方法
JP2007008020A (ja) 記録媒体保持機構およびこの記録媒体保持機構を備えた画像形成装置
JP6027954B2 (ja) 画像形成装置
JP2007095967A (ja) シールドボックス
JP2006113274A (ja) 画像形成装置
JP4999396B2 (ja) 複数の電装基板の収納装置および画像形成装置
JP2005084410A (ja) 電装基板支持構造および画像形成装置
JP2009222887A (ja) 画像形成装置
JP7291174B2 (ja) 携帯型情報処理装置
JP2009266948A (ja) 拡張電装基板、主電装基板、電装基板ユニット、および画像処理装置
JP2006113273A (ja) 画像形成装置
JP2004085944A (ja) 画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造
JP2002031924A (ja) 電装部ロック機構
JP3085412U (ja) 画像形成装置、電子機器、配線保持部材
JPH0419175A (ja) 記録装置
JP2018140593A (ja) 画像処理装置
JP7401231B2 (ja) 画像形成装置
JP4994190B2 (ja) 画像形成装置
JP4116464B2 (ja) 電装ユニットおよび画像形成装置
JP2024023761A (ja) プリント基板
CN110221662B (zh) 电子装置
JP2007310314A (ja) 画像形成装置
JP2023048456A (ja) 印刷装置、接続基板を用いた装置の生産方法、及び、接続基板
JP2010066904A (ja) 電子機器