JP2006112618A - アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】歯数が異なる一対の斜交傘歯車と、この一対の斜交傘歯車のうち一方を他方に対して振れ回り運動自在に支持する支持手段と、一方の斜交傘歯車を振れ回り運動させるために支持体に三個所以上設けられた押圧力付与手段と、押圧力付与手段に流体を供給して作動せしめる制御手段と、振れ回り運動をする側の斜交傘歯車の回転力のみを出力部材に伝達する回転伝達手段とを備え、押圧力付与手段は、支持体に取り付けられた弾性膜部材と、該弾性膜部材で周囲がシールされ支持体に三個所以上形成された流体室と、該各流体室に流体を送り込む通路とからなり、弾性膜部材に対向する斜交傘歯車側に、ラジアル受圧面を設け、該ラジアル受圧面に、斜交傘歯車が他方の斜交傘歯車に対して接離する方向に対して角度を有する方向に流体の押圧力を作用させる。
【選択図】 図1
Description
また、入力部に弾性膜部材を利用し、円筒型の内歯車を用いたアクチュエータが知られている(例えば特許文献2,3参照)。
次に、斜交傘歯車に対する押圧位置をその受圧面の外周部近傍としたアクチュエータを図12,13を参照して説明する。
図14は、回転力伝達手段として、自在継ぎ手を用いたアクチュエータを示している。
図14において、58は自在継ぎ手の十字軸であり、一方向の軸部58aは、第2の斜交傘歯車18の支持部18aに形成された軸受け部60,62に回転自在に係合し、他方の直角方向の軸部58bは、出力部材8のつば部に形成された軸受け部64,66に回転自在に係合している。他の構成は、図8に示すアクチュエータの構成と同一である。
また、従来の一対の斜交傘歯車を用い、入力部分に弾性膜部材を利用したアクチュエータは、弾性膜部材に対向する斜交傘歯車の受圧面を平面としてスラスト方向に配置し、該受圧面に流体圧がスラスト方向(出力部材に平行な方向)に作用する構成となっている。そのため、流体圧が効率的に斜交傘歯車の受圧面に作用せず、受圧面に大きな力を作用せしめることができなかった。そして、受圧面に大きな力を作用せしめようとすれば、弾性膜部材と対向する斜交傘歯車の径を大きくし、斜交傘歯車の中心より離れた受圧面の外縁部を押圧するか、弾性膜部材の斜交傘歯車に対接する面積を大きくして、斜交傘歯車に対して大きな面積でこれを押圧する構成としなければならなかった。これらいずれの方法をとった場合においても、斜交傘歯車及び弾性膜部材が径方向に大きくなってしまい、装置が大型化してしまうという問題があった。 本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
また本発明は、前記ラジアル受圧面の他に前記弾性膜部材に対向する斜交傘歯車側に、該斜交傘歯車が他方の斜交傘歯車に対して接離する方向とほぼ平行な方向の押圧力を受けるスラスト受圧面を設け、前記流体の押圧力が前記弾性膜部材に対向する斜交傘歯車に対して、他方の斜交傘歯車に圧接する方向と、該方向に対して角度を有する方向の両方に作用するようにしたものである。
また本発明は、前記一対の斜交傘歯車のうち、前記押圧力付与手段によって押圧される側の斜交傘歯車が回転する構成としたものである。
また本発明は、前記弾性膜部材とこれに当接する受圧面との間に、摩擦力軽減部材を介在させたものである。
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態を示している。符号2はケーシングであり、これに第1の斜交傘歯車4の支持部4aと、円柱状の支持体6の各外周面が固定され、第1の斜交傘歯車4の軸受け部に軸状の出力部材8が回転自在に支承されている。上記第1の斜交傘歯車4の支持部4aがケーシング2に固定される構成が、自転防止手段を構成している。
各流体室12は、逐次、エアーパルス等の圧力流体が供給されると、軸穴36内で、軸方向に対して直角方向に膨らみ、車輪40の外周面からなるラジアル受圧面をてこの原理により効率的に押圧する。これにより、第2の斜交傘歯車18には、軸方向に対して直角な方向に押圧力が作用し、この押圧力により、第2の斜交傘歯車18はボール体8aを支点として、傾斜し、その歯18bの一部が第1の斜交傘歯車4の歯4bに深く噛み合う。
図7は、回転力伝達手段の他の実施形態を示している。
4 第1の斜交傘歯車
6 支持体
8 出力部材
10 弾性膜部材
12 流体室
14 係止溝
15 蓋体
16 流体通路
18 第2の斜交傘歯車
20 傘歯車
22 球面軸受け
24 傘歯車
26 スラストベアリング
28 摩擦力軽減部材
30 凸部
32 ピストン
34 ガイド板
36 軸穴
38 受圧軸
40 車輪
42 仕切板
44 内径面
46 受圧面
48 管状体
50 回転体
52 凹入部
54 底面部
56 仕切板
58 十字軸
60 軸受け部
62 軸受け部
Claims (4)
- 相対的に回転自在で且つ歯数が異なる一対の斜交傘歯車と、前記一対の斜交傘歯車のうち一方を他方に対して振れ回り運動自在に支持する支持手段と、前記一方の斜交傘歯車を振れ回り運動させるために支持体に三個所以上設けられた押圧力付与手段と、前記一対の斜交傘歯車のうちいずれか一方の自転を防止する自転防止手段と、回転自在に支承された出力部材と、前記自転防止手段のない側の斜交傘歯車の回転力のみを前記出力部材に伝達する回転伝達手段とを備え、前記各斜交傘歯車の円錐角を構成する面の頂点が前記振れ回り運動の中心と一致するように成し、前記押圧力付与手段が、前記支持体に取り付けられた弾性膜部材と、該弾性膜部材を少なくとも一部とし周囲がシールされ前記支持体に三個所以上形成された流体室と、該各流体室に流体を送り込む通路と、該各流体室に順次流体を供給するための流体圧駆動制御手段とからなるアクチュエータにおいて、前記弾性膜部材に対向する斜交傘歯車側に、ラジアル受圧面を設け、該ラジアル受圧面に、該斜交傘歯車が他方の斜交傘歯車に対して接離する方向に対して角度を有する方向に前記流体の押圧力が作用するようにしたことを特徴とするアクチュエータ。
- 前記ラジアル受圧面の他に前記弾性膜部材に対向する斜交傘歯車側に、該斜交傘歯車が他方の斜交傘歯車に対して接離する方向とほぼ平行な方向の押圧力を受けるスラスト受圧面を設け、前記流体の押圧力が前記弾性膜部材に対向する斜交傘歯車に対して、他方の斜交傘歯車に圧接する方向と、該方向に対して角度を有する方向の両方に作用するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
- 前記一対の斜交傘歯車のうち、前記押圧力付与手段によって押圧される側の斜交傘歯車が回転する構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ。
- 前記弾性膜部材とこれに当接する受圧面との間に、摩擦力軽減部材を介在させたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の中のいずれか1つの請求項に記載のアクチュエータ。
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