JP2006112586A - 機械装置の給油管理装置、グリスガン装置及び給油監視用のicタグ - Google Patents

機械装置の給油管理装置、グリスガン装置及び給油監視用のicタグ Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、給油状況を確実に監視できると共に、給油忘れが発生した場合に、直ちに警報を発することにより作業者へ知らせ、給油を行う事を目的とした、給油忘れ監視装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 そのために、本発明は、機械装置の複数の給油個所への潤滑油の給油管理装置において、複数の給油個所への給油実績を記憶する給油実績データメモリ及び給油実績データメモリ内のデータを管理する給油管理器とを有する中央管理装置と、給油個所毎に配設され最新の給油状況が記憶されたICタグと、給油個所に給油するグリスガンと、グリスガンに付設され中央管理装置と給油作業内容のデータを送受信する通信装置と、グリスガンに付設されICタグと給油作業内容のデータを送受信する送受信アンテナと、グリスガンに付設され給油作業内容のデータを管理するデータ処理装置とを備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は印刷機械や抄紙機、織り機等産業機械における、複数の摩擦個所への潤滑油の給油状況を監視する機械装置の給油管理装置、ICタグ書き換え装置付きのグリスガン装置及び給油監視用のICタグに関するものである。
従来、産業機械では生産に係る労働の省力化、効率化が求められており、各工場では機械化が進められている。
その方策の一つとして、産業機械における潤滑個所への潤滑油の給油を自動化するものとして、潤滑油供給を織機の実質運動量に比例して、適切かつ効率的に行なうことができる織機の潤滑油供給装置において、摩擦部位の実際の給油必要度に対応する織機ピック数に基づいて給油間隔を設定することにより潤滑油供給を行い、更に要すれば、予め設定した監視時間における供給圧検出信号の有無により給油の成否を判定するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1。)。
また、抄紙機の作動パラメータを変更しても、全潤滑点の循環潤滑を最適に行なうことのできる抄紙機のシリンダおよびロール軸受の循環潤滑制御・監視装置として、潤滑油を油潤滑センターから管系統を通して潤滑点へ供給する装置において、潤滑剤を戻り管系統を通して油潤滑センターへ送り戻し、本装置は多数のアクチュエータパネルを有し、これらを抄紙機械室等の床面よりも上の潤滑点の付近に配置し、群分けし、アクチュエータパネルからは、潤滑剤供給管を潤滑点へ通し、アクチュエータパネルは、潤滑剤流量のフィードバック接続された調整ループを有し、調整ループは、それぞれの潤滑点に設けられ、油流量調整弁、アクチュエータモータ、油流量測定装置および調整回路を有するものも提案されている(例えば、特許文献2。)。
このような給油装置は潤滑油ポンプの圧出により、複数の摩擦個所に間欠的に集中供給するものであるが、温度低下による潤滑油の粘性上昇や、供給管内の異物混入等が原因で、潤滑油の円滑な流動が阻害され、確実な給油が行われないことがある。
そして、無人でも必要な個所へ確実に給油できるものとして、工作機械などに潤滑オイルを間欠的に給油する間欠給油潤滑装置の制御装置において、間欠給油潤滑装置の制御装置のマイクロプロセッサに、オイルタンク内の潤滑オイルを吸引吐出するポンプが作動してから吐出圧力を検知する圧力スイッチが作動するまでの期間を監視させることにより、監視期間の変更が容易にできるようにして、装置規模に応じた昇圧監視時間変更可能とするものも提案されている(例えば、特許文献3。)。
しかしながら、上述のものは、給油の自動化を目的としているため、装置製作当初から自動給油を組み入れた装置構成とする必要があり、特定の装置を対象とした極狭い領域での給油に関するものであり、全自動給油の必要のない装置が多数存在する大型の装置や、既設の装置においては、給油忘れが生じる可能性があるという問題がある。
特に印刷機械等のように複雑で摩擦個所の多い装置で、しかも装置構成上コンパクト化が要求される機械では、給油忘れ(複数個ある給油個所で、数箇所の給油忘れ)が発生しやすく、給油が不十分な時は潤滑性能が劣り、最悪の場合は焼付きとなって、機械が破損する。
特開平5−302245号公報 特開平8−247386号公報 特開2000−304193公報
本発明は自動給油装置を組込んでいない装置や組込めない装置を対象としたものであり、給油状況を確実に監視できると共に、給油忘れ(複数個ある給油個所での数箇所の給油忘れや、給油個所への給油期限切れ)が発生した場合に、直ちに警報を発することにより作業者へ知らせ、給油を行う事を目的とした、給油忘れ監視装置を提供することを課題とする。
上記の問題点に対し本発明は、以下の各手段を以て課題の解決を図る。
(1)第1の手段は、機械装置の複数の給油個所への潤滑油の給油管理装置において、該複数の給油個所への給油実績を記憶する給油実績データメモリ及び該給油実績データメモリ内のデータを管理する給油管理器とを有する中央管理装置と、前記給油個所毎に配設され最新の給油状況が記憶されたICタグと、前記給油個所に給油するグリスガンと、該グリスガンに付設され前記中央管理装置と給油作業内容のデータを送受信する通信装置と、前記グリスガンに付設され前記ICタグと給油作業内容のデータを送受信する送受信アンテナと、前記グリスガンに付設され給油作業内容のデータを管理するデータ処理装置とを備えたことを特徴とする。
(2)第2の手段は、第1の手段の機械装置の複数の給油個所への潤滑油の給油管理装置において、前記データ処理装置は、前記通信装置を介して前記中央管理装置から受信した給油作業内容のデータを記憶する給油作業データメモリと、前記送受信アンテナを介して前記ICタグから入手したデータと前記給油作業データメモリに記憶された給油作業内容のデータとを照合し、合致していれば前記給油作業データメモリ内の給油作業年月日時を更新し、給油作業後に更新された前記給油作業データメモリ内のデータを前記送受信アンテナを介して前記ICタグに送信すると共に前記通信装置を介して前記中央管理装置に送信するデータ処理器とにより構成されていることを特徴とする。
(3)第3の手段は、ICタグ書き換え装置付きグリスガン装置において、グリスガンと、該グリスガンに付設され中央管理装置と給油作業内容のデータを送受信する通信装置と、前記グリスガンに付設され各給油個所に配設されたICタグと給油作業内容のデータを送受信する送受信アンテナと、前記グリスガンに付設され給油作業内容のデータを管理するデータ処理装置とを備え、該データ処理装置は、前記通信装置を介して前記中央管理装置から受信した給油作業内容のデータを記憶する給油作業データメモリと、前記送受信アンテナを介して前記ICタグから入手したデータと前記給油作業データメモリに記憶された給油作業内容のデータとを照合し、合致していれば前記給油作業データメモリ内の給油作業年月日時を更新し、給油作業後に更新された前記給油作業データメモリ内のデータを前記送受信アンテナを介して前記ICタグに送信すると共に前記通信装置を介して前記中央管理装置に送信するデータ処理器とにより構成されていることを特徴とする。
(4)第4の手段は、第3の手段のICタグ書き換え装置付きグリスガン装置において、給油対象物の配置図及び前記各ICタグの設置場所が記憶された配置図メモリと、前記データ処理装置からの給油箇所の情報に基づき給油箇所がマーキングされた配置図を合成する画像合成器と、前記合成された配置図を表示する表示操作パネルとを備えたことを特徴とする。
(5)第5の手段は、第3又は4の手段のICタグ書き換え装置付きグリスガン装置において、前記グリスガンに付設された給油量計を備え、前記データ処理装置は、給油完了ランプと、前記給油量計からの計測値と前記給油作業データメモリに記憶された給油量とを比較し、前記給油作業データメモリに記憶された給油量が前記計測値を超えたときに前記給油完了ランプを点灯する機能とを有することを特徴とする。
(6)第6の手段は、第3、4、5のいずれかの手段のICタグ書き換え装置付きグリスガン装置において、前記給油作業データメモリは、給油箇所毎のシリアル番号、装置名称、給油場所、油の種類、給油量、頻度、最新給油日時、次回給油日時、特記事項のデータのメモリエリアを備えていることを特徴とする。
(7)第7の手段の給油監視用のICタグは、給油箇所のシリアル番号、装置名称、給油場所、油の種類、給油量、頻度、最新給油日時、次回給油日時、特記事項のデータが記録され読み取り書き換え可能なメモリエリアと、送受信アンテナとを備えていることを特徴とする。
特許請求の範囲に記載の各請求項に係る発明は、上記の(1)〜(7)に記載の各手段を採用しているので、大掛かりな全自動化の給油管理装置は不要であり、給油情報が容易に、低コストで管理できる。
また自動給油装置のできない既設の装置や、簡易装置へも容易に適用できる。
また、オペレータによる給油漏れ、給油する油の種類間違い等に起因するトラブルを防止できるので、作業効率向上に貢献できる。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態につき説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置のICタグが設置された印刷装置の全体図である。
図2は、図1における印刷装置における給油箇所の詳細正面断面図である。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置の全体構成図である
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置を有する印刷機制御監視装置のブロック図である。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置におけるグリスガン付のデータ処理装置のブロック図である。
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置における印刷機制御監視コンピュータ内の給油実績データメモリのデータ構成図であり、(a)は給油作業前のデータ、(b)は給油作業完了後のデータである。
図7は、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置における印刷機制御監視コンピュータ内の給油作業リストデータメモリのデータ構成図である。
図8は、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置におけるグリスガン付のデータ処理装置内の給油作業データメモリのデータ構成図であり、(a)は給油作業前のデータ構成図、(b)は給油作業完了後のデータ構成図である。
図9は、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置におけるICタグ内のメモリのデータ構成図であり、(a)、(b)は給油作業前のデータ構成図、(c)、(d)は給油作業完了後のデータ構成図である。
図10は、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置における印刷機監視表示装置の表示例を示す図であり、(a)は最新給油日時順の表示例、(b)はシリアル番号別の表示例である。
印刷所の建屋内には、複数の図1に図示の商業用の枚葉印刷機20、及びその他の補機等の多数の機械装置が設置されている。
商業用の枚葉印刷機20は、紙を各色の印刷装置22に供給する給紙装置21、4組(4色)の印刷ユニットからなる各色の印刷装置22、印刷された紙を乾かすドライヤ、冷却部、排紙装置25等から構成されている。
また、各色の印刷装置22には、各々、回転軸受等の滑動部を有する圧胴23、中間胴24、及びゴム胴、版胴等が配設されている。
そして、印刷所の建屋内の中央の管理センターには、これらの複数の枚葉印刷機20及びその他の補機等の多数の機械装置の運転、保守、点検、及びメインテナンス等を管理、制御するための印刷機制御監視装置(中央管理装置)10が設けられている。
この印刷機制御監視装置10は、印刷機監視表示装置11、印刷機制御監視コンピュータ12及び、データを入力し操作するためのキーボード等により構成されている。
次に、この各枚葉印刷機20における給油箇所の詳細構造の一例を図2に示す。
図2は、圧胴23、中間胴24、ゴム胴、又は版胴等のローラ32における給油箇所の一例である。
図2に図示のように、各ローラの軸受部において、ローラ32の回転軸は、ベアリング33を介してフレーム31に回転自在に軸支されている。
このベアリング33付近のフレーム31の外面には、潤滑油を供給するために後述するグリスガン3の先端とカップリングする為のグリスニップル41が配設されている。
そして、グリスニップル41とベアリング33とを連絡する油案内穴40が、フレーム31内に穿設されている。
各々のグリスニップル41の近傍には、給油状況が記録されたICタグ1が各々取り付けられている。
更に、ローラ32にも、印刷用紙を把持する爪34及び爪34を支持する爪用旋回軸35が配設されている。
この爪用旋回軸35にも給油する必要があり、この給油箇所の近傍にもICタグ1が取り付けられている。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置を、図3〜図10に基づき説明する。
給油管理装置は、図3に図示のように、印刷所の建屋内の中央管理室等に配設された印刷機制御監視装置10と、グリスガン3及びグリスガン3に付設されたデータ処理装置6等からなる複数のICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2と、各給油箇所付近に取り付けられた多数のICタグ1とにより構成されている。
先ず、印刷機制御監視装置10につき、図3、図4、図6、図7に基づき詳細に説明する。
印刷機制御監視装置10は、図3、図4に図示のように、印刷機監視表示装置11、印刷機制御監視コンピュータ12、データを入力し操作するためのキーボード54等を備えている。
そして、印刷機制御監視コンピュータ12内の図4に図示の印刷機監視制御器50により、印刷所の建屋内の複数の枚葉印刷機20及びその他の補機等の多数の機械装置の運転、保守、点検、及びメインテナンス等が、図示略の入出力器、データ入出力インターフェースを介して管理、制御される。
印刷機監視制御器50は、実際は、各枚葉印刷機20、各補機等毎に設けられている。
なお、印刷機制御監視コンピュータ12内の各制御器、管理器は、プログラムの一部或いは各機能毎のシーケンスブロックであるが、各機能毎の電気回路の場合も含むものとする。
更に、この印刷機制御監視コンピュータ12内には、図4に図示のように、過去の給油状況のデータを累積して記憶する給油実績データメモリ(記憶器)52、給油作業毎に給油を行う給油箇所のデータを一次的に記憶する給油作業リストデータメモリ(記憶器)53、及び給油実績データメモリ52及び給油作業リストデータメモリ53のデータを作成、保守、管理する給油管理器51(プログラムの一部或いは各機能毎のシーケンス)、画像合成器56、配置図メモリ57を備えている。
そして、給油管理器51には、後述するICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2の通信装置5との間でデータの送受信を行う送受信装置13及び図示略のデータ入出力インターフェースが接続されている。
給油実績データメモリ52には、図6に図示のように、各給油個所毎に、シリアル番号DMa、装置名称DMb、給油場所DMc、油の種類DMd、給油量DMe、頻度DMf、最新給油日時DMg、次回給油日時DMh、特記事項DMj等(以下、これらのデータを「給油管理データDM」という)のメモリエリアが設けられている。
シリアル番号DMaは、複数の枚葉印刷機20、及びその他の多数の補機等の機械装置が設置された施設内の多数の全ての給油箇所に付与された重複しない番号である。
また、シリアル番号DMaは、油の種類DMdとは無関係に、給油作業の順序を考慮して、例えば、1台の枚葉印刷機20の場合、給紙装置21から排紙装置25に向って順に付番しておくことが望ましい。
また、枚葉印刷機20が複数台ある場合には、先ず、No.1枚葉印刷機20の給紙装置21から排紙装置25に向って順に付番し、その次にNo.2枚葉印刷機20、No.3枚葉印刷機20、の順に付番する。
なお、シリアル番号DMaをランダムに付番する場合には、別途、給油作業の順序のデータを追加する。
装置名称DMb及び給油場所DMcは、その給油箇所の装置名称及び給油場所の名称である。
油の種類DMdは、その給油箇所に給油すべき潤滑油の種類(例えば、潤滑油A、潤滑油B、潤滑油C、・・・)である。
給油量DMeは、その給油箇所の必要な一回当たりの潤滑油の量である。
頻度DMfは、給油を行う間隔(例えば、15日毎、30日毎、60日毎、・・・)である。
最新給油日時DMgは、給油を行った時の年月日時である。
次回給油日時DMhは、給油を行った時の年月日時から頻度の時間が経過した年月日時である。
特記事項DCjは、給油作業時に書き込まれた事項(異音注意、油漏れチェック、異常振動、等)である。
これらの給油管理データDM(DMa〜DMj)は、最初の枚葉印刷機20及び補機等の設置時等においては、給油管理器51を介してキーボード54により入力、設定されて、給油実績データメモリ52に記憶される。
その後の給油作業後のデータの追加、更新時においては、これらの給油管理データDMは、送受信装置13、給油管理器51を介して、後述するように図3に図示のICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2より入力される。
なお、図6中のシリアル番号DMaの欄の括弧及び括弧内の「前」との記載は、説明のために注記したものであり、実際のデータには記憶されていない。
次に、給油作業リストデータメモリ53には、図7に図示のように、給油作業を行う給油個所毎に、シリアル番号DXa、装置名称DXb、給油場所DXc、油の種類DXd、給油量DXe、頻度DXf、最新給油日時DXg、次回給油日時DXh、特記事項DXj等(以下、これらのデータを「給油予定データDX」という)のメモリエリアが設けられている。
なお、印刷機制御監視コンピュータ12には、ICタグ作成器55も接続可能であり、最初の枚葉印刷機20及び補機等の設置時等、或いは給油箇所が新設された時には、ICタグ作成器55を介して各給油箇所毎に多数枚のICタグ1が準備される。
上述の構成において、給油管理器51にて、自動的に予め決められた期間毎(例えば毎日の定刻時間)に給油実績データメモリ52内の給油管理データDMを検索し、次回給油日時DMhが現在時刻を過ぎているか否かの確認が行われる。
そして、もし過ぎている給油箇所(例えば、図6(a)中のシリアル番号DMa=2(前)のもの)が有れば、図示略のランプ、スピーカ、ベル等により警告信号が発信され、印刷機監視表示装置11に警告信号が表示されると共に、その情報は印刷機監視制御器50に送信される。
更に、次回給油日時DMhが現在時刻を過ぎている給油箇所の特記事項DMjのエリアに、「給油忘れ」のデータが書き込まれる。
また、場合によっては、印刷機監視制御器50において、機械を停止する等の操作が行われる。
なお、印刷機監視表示装置11の表示形態としては、次回給油日時DMhが現在時刻を過ぎている給油箇所のものの表示色を目立つ色(赤や黄色)に変えたり、画面上に注意を促すポップアップ画面を立ち上げたりし、オペレータに警告を与えるようにしても良い。
また、猶予期間の設定も可能で、猶予期間の間は、表示が黄色、それを超えると赤色等に変わる様な表示形態にしても良い。
給油作業準備時においては、キーボード54から入力された条件に基づき、給油管理器51により、図6に図示の給油実績データメモリ52内の条件にあった給油箇所(シリアル番号DMa)が抽出、選別される。
そして、選別された各給油個所の、シリアル番号DMa、装置名称DMb、給油場所DMc、油の種類DMd、給油量DMe、頻度DMf、最新給油日時DMg、次回給油日時DMh、及び特記事項DMjは、給油作業リストデータメモリ53内に、図7に図示のごとく各給油場所毎に、シリアル番号DXa、装置名称DXb、給油場所DXc、油の種類DXd、給油量DXe、頻度DXf、最新給油日時DXg、次回給油日時DXh、及び特記事項DXjに転送される。
その後、油の種類DXd毎に並べ替えられる。
なお、最新給油日時DXg、次回給油日時DXhについては、上述のものに代えて、次のようなデータを書き込むようにしても良い。
即ち、最新給油日時DXgには、今回の給油予定年月日時期限を書き込む。
この最新給油日時DXgは、印刷機制御監視コンピュータ12に内蔵された時計から入手した現在時刻に予想作業時間を加算した値とする。
更に、次回給油日時DXhには、最新給油日時DXgと頻度DXfとに基づいて算出された次回の給油予定年月日時を書き込む。
このようなデータとすることにより、給油作業の進捗状況を把握することが可能となる。
そして、送受信装置13を介して、油の種類DXd毎にICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2に、給油予定データDXが送信される。
この際、送信形態は、有線でも無線でもどちらでも良いし、送受信の命令の入力は、印刷機制御監視コンピュータ12からでもICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2からでもどちらでも良い。
更には、送信媒体としては、磁気記録媒体、フラッシュメモリ、デジタルカメラ等に使用されているメディア、ポータブルDVD等のメモリとし、送受信装置13及び通信装置5をこれらのメモリの読出し書き込み装置としても良い。
このようなメモリとすることにより、読出し書き込みのためにICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2を送受信装置13の設置場所に持参しなくても、単に軽量なメモリを持ち運びするのみで良く、取り扱いが簡単になる。
また、給油管理器51には、配置図メモリ57、画像合成器56も接続されている。
この配置図メモリ57には、印刷機単体、或いは工場設備の配置図の情報が記録されている。
更に、配置図メモリ57には、全ての各シリアル番号DMaに対応した画像上の位置情報も記憶されている。
そして、画像合成器56において、配置図メモリ57から、配置図の情報、及び各シリアル番号DMaの位置情報を入手する。
そして、配置図の情報に、全シリアル番号DMaの位置をマーキングし、シリアル番号DMaも重畳する。
この時、特記事項DMjに「給油忘れ」、「異常振」等の情報があれば、該当するシリアル番号DMa及びマーキングの色を、例えば、赤等とする。
このようにして配置画像にシリアル番号DMa及びマーキングが重畳、合成された画像を印刷機監視表示装置11に送信し表示する。
なお、印刷機監視表示装置11上の表示は、今回給油作業が不要なものを黒色、給油作業の必要なものを黄色、今回の給油作業が完了したものを緑色、給油期限が過ぎているものを赤色と、色分けして行うようにしても良い。
次に、ICタグ1につき説明する。
このICタグ1は、従来から物流装置等に使用されている通常の安価な非接触IC、非接触ICラベル、或いは非接触データキャリア等からなるラベルが使用可能である。
各ICタグ1は、給油状況を記憶するICメモリと、このメモリ内のデータを読み出し、或いは書き込むための送受信アンテナコイル等が内蔵されている。
この各ICタグ1内のICメモリには、各給油箇所毎に給油状況が記憶されている。
各ICタグ1内のメモリ内に記憶された給油状況は、図9に図示のように、シリアル番号DCa、装置名称DCb、給油場所DCc、油の種類DCd、給油量DCe、頻度DCf、最新給油日時DCg、次回給油日時DCh、特記事項DCj等のデータ(以下、これらのデータを「ICタグデータDC」という)から構成されている。
また、各ICタグ1の表面には、その給油箇所を目で特定、確認できるように、少なくともシリアル番号DCa、装置名称DCb、給油場所DCc、油の種類DCdが印刷され、或いはこれらのデータを印刷したラベルが貼り付けされている。
なお、図9中のシリアル番号DMaの欄の括弧及び括弧内の「前」、「完了」との記載は、説明のために注記したものであり、実際のデータには記憶されていない。
各ICタグのシリアル番号DCaは、上述のシリアル番号DMaに対応しており、複数の枚葉印刷機20、及びその他の多数の補機等の機械装置が設置された施設内の多数の全ての給油箇所に付与された重複しない番号である。
装置名称DCb及び給油場所DCcは、その給油箇所の装置名称及び給油場所の名称である。
油の種類DCdは、その給油箇所に給油すべき潤滑油の種類(例えば、潤滑油A、潤滑油B、潤滑油C、・・・)である。
給油量DCeは、その給油箇所の必要な一回当たりの潤滑油の量である。
頻度DCf、給油を行う間隔(例えば、15日毎、30日毎、60日毎、・・・)である。
最新給油日時DCgは、給油を行いデータを書き換えた最新の年月日時である。
次回給油日時DChは、後述するICタグ書き換え装置付グリスガン装置2により演算された年月日時である。
特記事項DCjは、最新の給油時に書き込まれた事項(異音注意、油漏れチェック、異常振動、等)である。
そして、給油作業前において、例えば、給油箇所が「シリアル番号DCa(前)=2」のICタグ1には、図9(a)に図示のように、「装置名称DCb=No.1枚葉印刷機、給油場所DCc=1色目シリンダー爪軸、油の種類DCd=B、給油量DCe=50、頻度DCf=15日毎、最新給油日時DCg=04/08/24/14時、次回給油日時DCh=04/09/7/14時、特記事項DCj=給油忘れ」等の前回書き込まれたデータが記憶されている。
同様に、給油箇所が「シリアル番号DCa(前)=3、」のICタグ1には、図9(b)に図示のように前回書き込まれたデータが記憶されている。
そして、後述するように、給油作業が行われたときには、上述のデータは、ICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2によって、各々、図9(c)、図9(d)に図示のようなデータに書き換えられる。
なお、上述のものは、ICタグ1内のメモリのデータは常に最新のデータに置き換えているが、これに代えて、各給油作業時のデータを累積するようにしても良い。
このように累積することにより、給油箇所の保守、点検時、印刷機制御監視コンピュータ12からデータを取り寄せなくても、ICタグ1から全てのデータを読み出すことにより、その場で、今までの給油経歴、特記事項等を把握することができる。
次に、ICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2につき、図3、図5、図8に基づき、詳細に説明する。
図3に図示のように、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置においては、通常使用されているグリスガン3に、各給油箇所のデータにつき、記憶、更新等の処理を行うデータ処理装置6が付設されている。
更に、グリスガン3には、データ処理装置6と送受信装置13との間で、データの送受信を行う通信装置5、ICタグ1との間でデータの送受信を行う送受信アンテナ4も付設されている。
そして、データ処理装置6は小型コンピュータであり、データ処理装置6には、図5に図示のように、データ処理器60(プログラム或いはシーケンス)、給油作業データメモリ61、時計62、表示操作器63が内蔵されている。
給油作業データメモリ61は、給油作業を行う給油箇所のデータを記憶するメモリであり、図8に図示のように、各給油箇所に対応したシリアル番号DGa、及び各シリアル番号DGa毎の装置名称DGb、給油場所DGc、油の種類DGd、給油量DGe、頻度DGf、最新給油日時DGg、次回給油日時DGh、特記事項DGj等(以下、これらのデータを「給油作業データDG」という)のメモリエリアを備えている。
データ処理器60は、給油箇所のデータの監視、処理、加工、更新を行う。
表示操作器63は、給油箇所のデータを表示する画面、及び選択、決定スイッチ、或いはタッチパネル等の選択、操作機構を備えている。
そして、給油作業前に、データ処理器60により、送受信装置13から通信装置5を介して、グリスガン3に充填されている油の種類の給油予定データDXを受信し、給油作業データメモリ61に記憶させる。
更に、配置図メモリ57から、配置図の情報、及び各シリアル番号DXaの位置情報も入手する。
その後オペレータ(給油作業者)は、ICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2を給油箇所に持参して、表示操作器63に表示された給油箇所に出向き給油作業を行う。
この時、給油作業開始前に、給油箇所近傍に配設されたICタグ1から、ICタグ1に記憶されているデータを読出し、給油作業データメモリ61内のデータと比較し、シリアル番号DCa=シリアル番号DGaか否か、更には、給油場所DCc=給油場所DGc、油の種類DCd=油の種類DGd、給油量DCe=油の種類DGeか否かの確認を行う。
そして、上述のデータが一致していれば、給油作業を行う。
この時、給油を行っているシリアル番号DGaのものにつき、時計62から現在時刻を入手し、給油作業データメモリ61内の最新給油日時DGgを現在の年月日時に更新する。
更に、最新給油日時DGgと頻度DGfとから次回の給油年月日時を演算し、給油作業データメモリ61内の次回給油日時DGhを更新する。
そして、作業完了Pのメモリエリアに「済」をマーキングすることにより、給油作業データメモリ61内の給油を行っているシリアル番号DGaのデータは、図8(b)に図示のデータとなる。
その後、このデータを、送受信アンテナ4を介してICタグ1内のメモリに書き込むことにより、このシリアル番号DGaの給油作業は完了する。
このようにして、給油作業データメモリ61に記憶されている全てのシリアル番号DGaの給油箇所につき、給油作業、ICタグ1内のメモリの書き換え、更新作業を行った後、給油作業データメモリ61内のデータを、通信装置5、送受信装置13を介して、図4に図示の印刷機制御監視コンピュータ12内の給油管理器51に送信する。
給油管理器51では、受信したデータを給油実績データメモリ52に追加する。
印刷機制御監視コンピュータ12では、給油実績データメモリ52からデータを呼出し、例えば「最新の給油状況」を選択することにより、各シリアル番号DMaの最新のデータのみを抽出し、図10(a)に図示のような表示を行う。
これにより、シリアル番号DMa(前)=1のものは、未だ給油が終了していないことが分かる。
そして、時間が過ぎていた場合、特記事項DMjの欄に、「給油忘れ」のデータが表示される。
更には、特定のシリアル番号DMaのもの、例えばシリアル番号DMa=2のものを抽出し、図10(b)に図示のような表示を行い、今までの経緯を確認することも可能である。
この場合、シリアル番号DMa=2のものは、過去に「給油忘れ」があったが、その後、問題が発生していないことが分かる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る給油管理装置を、図5、図11に基づき説明する。
図11及び図5に点線で図示のように、本発明の第2の実施の形態に係る給油管理装置では、本発明の第1の実施の形態のものに対し、表示操作器63は操作のみとし、データ処理装置6に表示装置66が別途付設され、データ処理装置6内に配置図メモリ65及び画像合成器64が設けられている。
なお、本発明の第1の実施の形態のものと同様に、ICタグ1、印刷機制御監視装置10及び送受信装置13、グリスガン3に付設された送受信アンテナ4及び通信装置5、データ処理装置6内のデータ処理器60、給油作業データメモリ61、時計62も備えられている。
表示装置66は、印刷機単体、或いは工場設備の配置図が表示可能なものとなっている。
配置図メモリ65には、印刷機単体、或いは工場設備の配置図の情報が記録されている。
更に、配置図メモリ65には、給油作業データメモリ61に記憶されている各シリアル番号DGaの画像上の位置情報も記憶されている。
そして、画像合成器64において、データ処理器60から、給油箇所に対応したシリアル番号DGa及び特記事項DGjを受信する。
その後、配置図メモリ65から、配置図の情報、及び各シリアル番号DGaの位置情報を入手する。
そして、配置図の情報に、各シリアル番号DGaの位置をマーキングし、シリアル番号DGaも重畳する。
この時、特記事項jに「給油忘れ」、「異常振」等の情報があれば、該当するシリアル番号DGa及びマーキングの色を、例えば、赤等とする。
このようにして配置画像にシリアル番号DGa及びマーキングが重畳、合成された画像を表示装置66にて表示する。
また、データ処理器60から送信された給油箇所の一覧表を、表示装置66に表示することも可能である。
更に、表示装置66はタッチパネルとすることにより、メニューの選択操作等を行うことも可能である。
そして、上述の本発明の第2の実施の形態に係る給油管理装置においても、本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置と同様に、ICタグ1、ICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2、印刷機制御監視コンピュータ12間で、給油作業に応じてデータの送受信が行われる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る給油管理装置を、図5に基づき説明する。
図5に点線で図示のように、本発明の第3の実施の形態に係る給油管理装置では、本発明の第1、2の実施の形態のものに対し、データ処理装置6に、警報用のスピーカ68が追加されている。
なお、本発明の第1、2の実施の形態のものと同様に、ICタグ1、印刷機制御監視装置10及び送受信装置13、グリスガン3に付設された送受信アンテナ4及び通信装置5、データ処理装置6内のデータ処理器60、給油作業データメモリ61、時計62、更には、表示装置66、配置図メモリ65及び画像合成器64も備えられている。
また、本発明の第3の実施の形態に係る給油管理装置においても、本発明の第1、2の実施の形態に係る給油管理装置と同様に、ICタグ1、ICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2、印刷機制御監視コンピュータ12間で、給油作業に応じてデータの送受信が行われる。
そして、グリスガン3に充填されているグリス(油)の種類(油の種類DCd)と、ICタグ1に記録されている必要な油のデータ(油の種類DGd)が一致しない場合、スピーカ68により警告音を出したり、バイブレータ作動によってオペレータに警告する様にし、給油する油の種類間違いのエラーを無くすようにしている。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る給油管理装置を、図5、図12に基づき説明する。
図12及び図5に点線で図示のように、本発明の第4の実施の形態に係る給油管理装置では、本発明の第1、2、3の実施の形態のものに対し、更に、給油したグリス量を計測する給油量計7をグリスガン3に付設している。
また、データ処理装置6には、給油完了ランプ67も設けられている。
なお、本発明の第4の実施の形態に係る給油管理装置では、本発明の第1、2、3の実施の形態のものと同様に、ICタグ1、印刷機制御監視装置10及び送受信装置13、グリスガン3に付設された送受信アンテナ4及び通信装置5、データ処理装置6内のデータ処理器60、給油作業データメモリ61、時計62、更には、表示装置66、配置図メモリ65及び画像合成器64、警報用のスピーカ68も備えられている。
そして、本発明の第1、2、3の実施の形態に係る給油管理装置と同様に、ICタグ1、ICタグ書き換え装置付きグリスガン装置2、印刷機制御監視コンピュータ12間での給油作業に応じたデータの送受信等が行われる。
上述の構成において、給油作業時、給油量を給油量計7にて計測する。
そして、データ処理器60にて、給油量計7からの給油量の値と給油作業データメモリ61内の給油量DGeの値を比較し、給油量計7からの給油量が給油量DGeを超えたとき、給油完了ランプ67を点灯させ、或いは振動で、オペレータに必要量の給油を実施したことを知らせる。これにより、不必要に多くのグリス(油)を給油することが無くなり、また、余分な油が枚葉印刷機20の運転時に飛散して汚れが発生する事故を防止できる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は上記の各実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置のICタグが設置された印刷装置の全体図である。 図1における印刷装置における給油箇所の詳細正面断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置の全体構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置を有する印刷機制御監視装置のブロック図である。 本発明の第1〜4の実施の形態に係る給油管理装置におけるグリスガン付のデータ処理装置のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置における印刷機制御監視コンピュータ内の給油実績データメモリのデータ構成図であり、(a)は給油作業前のデータ、(b)は給油作業完了後のデータである。 本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置における印刷機制御監視コンピュータ内の給油作業リストデータメモリのデータ構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置におけるグリスガン付のデータ処理装置内の給油作業データメモリのデータ構成図であり、(a)は給油作業前のデータ構成図、(b)は給油作業完了後のデータ構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置におけるICタグ内のメモリのデータ構成図であり、(a)、(b)は給油作業前のデータ構成図、(c)、(d)は給油作業完了後のデータ構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る給油管理装置における印刷機監視表示装置の表示例を示す図であり、(a)は最新給油日時順の表示例、(b)はシリアル番号別の表示例である。 本発明の第2の実施の形態に係る給油管理装置におけるグリスガン装置の側面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る給油管理装置におけるグリスガン装置の側面図である。
符号の説明
1 ICタグ(送受信アンテナ、入出力回路、メモリ内蔵)
2 ICタグ書き換え装置付きグリスガン装置
3 グリスガン
4 送受信アンテナ
5 通信装置
6 データ処理装置
7 給油量計
10 印刷機制御監視装置(中央管理装置)
11 印刷機監視表示装置
12 印刷機制御監視コンピュータ
13 送受信装置
20 枚葉印刷機
21 給紙装置
22 各色の印刷装置
23 圧胴
24 中間胴
25 排紙装置
31 フレーム
32 ローラ
33 ベアリング
34 爪
35 爪用旋回軸
40 油案内穴
41 グリスニップル
50 印刷機監視制御器
51 給油管理器
52 給油実績データメモリ
53 給油作業リストデータメモリ
54 キーボード
55 ICタグ作成器
56 画像合成器
57 配置図メモリ
60 データ処理器
61 給油作業データメモリ
62 時計
63 表示操作器
64 画像合成器
65 配置図メモリ
66 表示装置
67 給油完了ランプ
68 スピーカ

Claims (7)

  1. 機械装置の複数の給油個所への潤滑油の給油管理装置において、
    該複数の給油個所への給油実績を記憶する給油実績データメモリ及び該給油実績データメモリ内のデータを管理する給油管理器とを有する中央管理装置と、
    前記給油個所毎に配設され最新の給油状況が記憶されたICタグと、
    前記給油個所に給油するグリスガンと、
    該グリスガンに付設され前記中央管理装置と給油作業内容のデータを送受信する通信装置と、
    前記グリスガンに付設され前記ICタグと給油作業内容のデータを送受信する送受信アンテナと、
    前記グリスガンに付設され給油作業内容のデータを管理するデータ処理装置とを備えたことを特徴とする機械装置の給油管理装置。
  2. 前記データ処理装置は、
    前記通信装置を介して前記中央管理装置から受信した給油作業内容のデータを記憶する給油作業データメモリと、
    前記送受信アンテナを介して前記ICタグから入手したデータと前記給油作業データメモリに記憶された給油作業内容のデータとを照合し、合致していれば前記給油作業データメモリ内の給油作業年月日時を更新し、給油作業後に更新された前記給油作業データメモリ内のデータを前記送受信アンテナを介して前記ICタグに送信すると共に前記通信装置を介して前記中央管理装置に送信するデータ処理器とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の機械装置の給油管理装置。
  3. グリスガンと、
    該グリスガンに付設され中央管理装置と給油作業内容のデータを送受信する通信装置と、
    前記グリスガンに付設され各給油個所に配設されたICタグと給油作業内容のデータを送受信する送受信アンテナと、
    前記グリスガンに付設され給油作業内容のデータを管理するデータ処理装置とを備え、
    該データ処理装置は、
    前記通信装置を介して前記中央管理装置から受信した給油作業内容のデータを記憶する給油作業データメモリと、
    前記送受信アンテナを介して前記ICタグから入手したデータと前記給油作業データメモリに記憶された給油作業内容のデータとを照合し、合致していれば前記給油作業データメモリ内の給油作業年月日時を更新し、給油作業後に更新された前記給油作業データメモリ内のデータを前記送受信アンテナを介して前記ICタグに送信すると共に前記通信装置を介して前記中央管理装置に送信するデータ処理器とにより構成されていることを特徴とするICタグ書き換え装置付きグリスガン装置。
  4. 給油対象物の配置図及び前記各ICタグの設置場所が記憶された配置図メモリと、
    前記データ処理装置からの給油箇所の情報に基づき給油箇所がマーキングされた配置図を合成する画像合成器と、
    前記合成された配置図を表示する表示操作パネルとを備えたことを特徴とする請求項3に記載のICタグ書き換え装置付きグリスガン装置。
  5. 前記グリスガンに付設された給油量計を備え、
    前記データ処理装置は、
    給油完了ランプと、
    前記給油量計からの計測値と前記給油作業データメモリに記憶された給油量とを比較し、前記給油作業データメモリに記憶された給油量が前記計測値を超えたときに前記給油完了ランプを点灯する機能を有することを特徴とする請求項3又は4に記載のICタグ書き換え装置付きグリスガン装置。
  6. 前記給油作業データメモリは、
    給油箇所毎のシリアル番号、装置名称、給油場所、油の種類、給油量、頻度、最新給油日時、次回給油日時、特記事項のデータのメモリエリアを備えていることを特徴とする請求項3、4、5のいずれかに記載のICタグ書き換え装置付きグリスガン装置。
  7. 給油箇所のシリアル番号、装置名称、給油場所、油の種類、給油量、頻度、最新給油日時、次回給油日時、特記事項のデータが記録され読み取り書き換え可能なメモリエリアと、
    送受信アンテナとを備えていることを特徴とする給油監視用のICタグ。
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