JP2006111625A - 顔料と少なくとも一の特定の求電子性モノマーを含有する着色用組成物 - Google Patents

顔料と少なくとも一の特定の求電子性モノマーを含有する着色用組成物 Download PDF

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Abstract


【課題】暗色の毛髪において、繊維を薄色化又は脱色する必要がなく、またシャンプーに対して良好な堅牢性を示し、目に見える程の着色をケラチン物質に付与するための、新規の組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、適切な着色用媒体に、少なくとも一の顔料と、少なくとも一の次の式(I):
【化1】
Figure 2006111625

[上式中、Rはアルキル又はアルコキシアルキル基を表す]
のシアノアクリラートモノマーを含有せしめてなる着色用組成物を提供する。また本発明の組成物により、暗色のケラチン物質において目に見える程の着色を得ることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、少なくとも一の顔料と少なくとも一の特定の求電子性モノマーを含有する、ケラチン物質、特にケラチン繊維、例えば毛髪を着色するための組成物、及びケラチン物質を染色するための方法に関する。
ケラチン繊維の着色の分野において、非永続的な着色のための直接染料又は顔料、又は永続的な着色ための染料先駆物質から出発し、種々の技術によってケラチン繊維を着色することが既に知られている。
非永続的な着色又は直接的な着色は、直接染料を含有する染色用組成物を用いて、ケラチン繊維を染色することからなる。これらの染料は、ケラチン繊維に対する親和性を有する着色した又は着色する分子である。それらは、所望の着色を選るのに必要な時間ケラチン繊維に適用され、ついですすがれる。
使用される従来の染料は、特にニトロベンゼン、アントラキノン、ニトロピリジン、アゾ、キサンテン、アクリジン、アジン、又はトリアリールメタン型の染料、又は天然染料である。
これらの染料のいくつかにて、薄色化条件下で使用可能で、暗色の毛髪に目に見える程の着色を得ることができる。
また、酸化染色により、ケラチン繊維を永続的に染色することも知られている。この着色技術は、酸化ベース及びカップラー等の染色先駆物質を含有する組成物を、ケラチン繊維に適用することからなる。酸化剤の作用下、これらの先駆物質は、毛髪において一又は複数の色種を形成する。
酸化ベース及びカップラーとして使用される多様な分子により、豊富なカラーパレットを得ることができ、そこから得られる着色は、永続的で強く、外的要因、特に光、悪天候、洗浄、発汗及び摩擦に対して耐性がある。
暗色の毛髪を可視化するために、これら2つの着色技術には、先に又は同時に、ケラチン繊維を脱色する必要がある。酸化剤、例えば過酸化水素又は過酸塩を用いて実施されるこの脱色工程は、ケラチン繊維をあまり劣化させることはないということはなく、それらの美容特性を損なわせる。そして、毛髪は粗く、もつれをほぐすことが容易でなくなり、さらに脆性化する傾向を有するようになる。
他の着色方法は、顔料を使用することを含む。実際、ケラチン繊維の表面に顔料を使用することにより、表面の顔料が繊維の本来の色調を覆うため、一般的に、暗色の毛髪に目に見える程の着色を得ることができる。ケラチン繊維を着色するために顔料を使用することは、例えば仏国特許出願第2741530号に記載されており、少なくとも一の酸性官能基を有する皮膜形成ポリマー粒子の少なくとも一の分散液と、該分散液の連続相に分散した少なくとも一の顔料を含有する組成物を、ケラチン繊維を着色するために使用することが推奨される。
この着色方式により得られる着色は、シャンプーに対する耐性レベルが低いという欠点を有する。
さらに、仏国特許出願第2833489号には、求電子性モノマーを含有する組成物に基づく毛髪処理用組成物が開示されている。この種の組成物により、極めて良好に被覆されて脂性感のない毛髪を得ることができる。
本発明の目的は、暗色の毛髪において、繊維を薄色化又は脱色する必要がなく、シャンプーに対して良好な耐性を示す、目に見える程の着色を得ることができる、ケラチン物質、特にケラチン繊維、例えば毛髪を着色するための、新規の組成物を提供することにある。
この目的は、適切な着色用媒体に、少なくとも一の顔料と、少なくとも一の次の式(I):
Figure 2006111625
[上式中、Rはアルキル又はアルコキシアルキル基を表す]
のシアノアクリラートモノマーを含有せしめてなる着色用組成物により、ケラチン物質、例えばケラチン繊維を染色するための方法を提供する、本発明により達成される。
また目的は、適切な媒体に、5%(w/w)よりも多量の少なくとも一の顔料と、少なくとも一の式(I)のシアノアクリラートモノマーを含有せしめてなる組成物によっても達成される。
本発明の方法により、暗色のケラチン物質に、目に見える程の着色を得ることができる。特に、暗色のケラチン繊維のケースにおいて、かなりの目に見える程の着色が、ケラチン繊維を薄色化又は脱色する必要なく、従ってケラチン繊維を物理的に劣化させることなく得られる。
さらに、この着色は、毛髪が受けるであろう種々の攻撃的影響力、例えばシャンプー、摩擦、光、悪天候、汗及び永続的な再成形(パーマ)に対して、良好な耐性を示す。これらの特性は、シャンプーに対する着色耐性に関して特に顕著である。
本発明の組成物に使用可能な様々な顔料を付与することで、多様で強く、美しい色調であり、また色度のある着色を得ることができる。
さらに本発明は、顔料と式(I)のシアノアクリラートモノマーを含有するキットを提供する。
本発明において、顔料は、その水溶解度が20℃で0.01%未満、好ましくは0.0001%未満であり、350〜700nmの吸光度、好ましくは一の最大の吸光度を示す、任意の有機及び/又は無機実在物である。
本発明で有用な顔料は、従来技術で公知の有機及び/又は無機顔料、特に化学技術のカーク-オスマー(Kirk-Othmer)百科事典、及び工業化学のウルマン百科事典に記載されているもの全てから選択される。
これらの顔料は、色素ペースト又はパウダーの形態で存在してよい。
本発明の顔料は、例えば白色又は有色顔料、レーキ類、特定の効果を有する顔料、例えば真珠母又はフレーク類、及びそれらの混合物から選択され得る。
白色又は有色無機顔料の例には、表面処理された又はされていない二酸化チタン、ジルコニウム又はセリウムの酸化物、鉄又はクロムの酸化物、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、水和クロム及びプルシアンブルーが含まれる。例えば次の無機顔料:Ta、Ti、Ti、TiO、ZrOを、TiO、ZrO、Nb、CeO、ZnSと混合として使用してもよい。
白色又は有色有機顔料の例には、ニトロソ、ニトロ、アゾ、キサンテン、キノリン、アントラキノン、及びフタロシアニン化合物、金属錯体化合物、及びイソインドリノン、イソインドリン、キナクリドン、ペリノン(perinone)、ペリレン、ジケトピロロピロール、チオインジゴ、ジオキサジン、トリフェニルメタン、及びキノフタロン化合物が含まれる。
特に、白色又は有色有機顔料は、カルミン、カーボンブラック、アニリンブラック、アゾイエロー、キナクリドン、フタロシアニンブルー、ソルガムレッド、参照符号CI 42090、69800、69825、73000、74100及び74160で色表(Colour Index)に体系化されている青色顔料、参照符号CI 11680、11710、15985、19140、20040、21100、21108、47000及び47005で色表に体系化されている黄色顔料、参照符号CI 61565、61570、74260で色表に体系化されている緑色顔料、参照符号CI 11725、15510、45370及び71105で色表に体系化されているオレンジ色顔料、参照符号CI 12085、12120、12370、12420、12490、14700、15525、15580、15620、15630、15800、15850、15865、15880、17200、26100、45380、45410、58000、73360、73915及び75470で色表に体系化されている赤色顔料、仏国特許第2679771号に記載されているインドール又はフェノール誘導体の酸化重合により得られる顔料から選択されてもよい。
次の名称:
− ジュネ・コスメニル(Jaune Cosmenyl)IOG:ピグメント・イエロー3(CI 11710);
− ジュネ・コスメニルG:ピグメント・イエロー1(CI 11680);
− オレンジ・コスメニルGR:ピグメント・オレンジ43(CI 71105);
− ルージュ・コスメニルR:ピグメント・レッド4(CI 12085);
− カルミン・コスメニルFB:ピグメント・レッド5(CI 12490);
− バイオレット・コスメニルRL:ピグメント・バイオレット23(CI 51319);
− ブルー・コスメニルA2R:ピグメント・ブルー15.1(CI 74160);
− バート・コスメニルGG:ピグメント・グリーン7(CI 74260);
− ノワール・コスメニルR:ピグメント・ブラック7(CI 77266);
でヘキスト社(Hoechst)から販売されている製品等の、有機顔料の色素ペーストを使用することもできる。
本発明の顔料は、欧州特許第1184426号に記載されているような、複合顔料の形態のものであってもよい。これらの複合顔料は、特に無機核、核に有機顔料を付着させる少なくとも一のバインダー、及び核を少なくとも部分的に被覆する少なくとも一の有機顔料を含む粒子からなるものであってよい。
レーキ類とは、不溶粒子上に吸着した染料を意味し、このようにして得られたアセンブリは、使用中も不溶性が維持されている。染料が吸着している無機基質は、例えばアルミナ、シリカ、ホウケイ酸ナトリウムカルシウム、又はホウケイ酸アルミニウムカルシウム、及びアルミニウムである。有機染料として、コチニールカルミンを挙げることができる。
レーキ類の例には、次の名称:D&C Red 21(CI 45380)、D&C Orange 5(CI 45370)、D&C Red 27(CI 45410)、D&C Orange 10(CI 45425)、D&C Red 3(CI 45430)、D&C Red 7(CI 15850:1)、D&C Red 4(CI 15510)、D&C Red 33(CI 17200)、D&C Yellow 5(CI 19140)、D&C Yellow 6(CI 15985)、D&C Green(CI 61570)、D&C Yellow 10(CI 77002)、D&C Green 3(CI 42053)、D&C Blue 1(CI 42090)で公知の製品が含まれる。
特定の効果を有する顔料とは、概して言えば、観察条件(光、温度、観視角度等)の関数として変化し、また均質ではない、着色した外観(所定の色調、所定の活気度合い、及び所定の輝度により特徴付けられる)を生じる顔料を意味する。従って、それらは、便宜的に、不透明、半透明、又は透明で均質な色調を提供する白色又は有色顔料とは対照的である。
特定の効果を有する顔料の例には、白色の真珠光沢顔料、例えばチタン又はオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、有色の真珠光沢顔料、例えばチタン及び酸化鉄で被覆されたマイカ、チタン、特にプルシアンブルー又は酸化クロムで被覆されたマイカ、チタン及び上述した有機顔料で被覆されたマイカ、及びオキシ塩化ビスマスをベースにした真珠光沢顔料が含まれる。真珠光沢顔料には、エンゲルハルト社(Engelhard)から販売されている顔料セリニ(Cellini)(マイカ-TiO-レーキ)、エッカート社(Eckart)から販売されているプレステージ(Prestige)(マイカ-TiO)、及びメルク社(Merck)から販売されているコロロナ(Colorona)(マイカ-TiO-Fe)が含まれる。
基質に結合することなく干渉効果を有する顔料、例えば液晶(ワッカー社(Wacker)のヘリコーン(Helicones)HC)、ホログラフィー干渉フレーク類(スペクトラテック社(Spectratek)の幾何的顔料又はスペクトラf/x)を挙げることもできる。また、特定の効果を有する顔料には、日光性蛍光物質又は紫外線蛍光を生じる物質であろうとなかろうと、蛍光顔料、リン光顔料、光発色性顔料、温度発色性顔料、及び例えばクアンチューム・ドッツ・コーポレーション(Quantum Dots Corporation)から販売されている量子ドットも含まれる。
量子ドットは、光による励起下で、400nm〜700nmの波長を有する放射線を発することができる、発光性半導体ナノ粒子である。これらのナノ粒子は文献によっても公知である。特にそれらは、例えば米国特許第6225198号又は米国特許第5990479号、そこに引用されている出版物、また次の出版物:Dabboussi B.O.らの「(CdSe)ZnSコア-シェル量子ドット:高度発光性ナノクリスタリットのサイズ系の合成と特徴((CdSe)ZnS core-shell quantum dots: synthesis and characterisation of a size series of highly luminescent nanocrystallites)」、Journal of Physical Chemistry B, Vol. 101, 1997, pp 9463-9475、及びPeng, Xiaogangら、「光安定性と電子的アクセス容易性を有する高度発光性CdSe/CdSコア/シェルナノ結晶のエピタキシャル成長(Epitaxial Growth of highly Luminescent CdSe/CdS core/shell nanocrystals with photostability and electronic accessibility)」、 Journal of the American Chemical Society, Vol. 119, No. 30, pp 7019-7029に記載された方法により製造されてよい。
本発明で使用可能な様々な顔料により、豊富なカラーパレット、及び特に視覚効果、例えば金属光沢及び干渉効果を得ることができる。
本発明の特定の一実施態様において、顔料は有色顔料である。有色顔料とは、白色顔料以外の顔料を意味する。
本発明で有用な顔料の大きさは、一般的に10nm〜200μm、好ましくは20nm〜80μm、より好ましくは30nm〜50μmである。
顔料又は顔料類は、それぞれ、組成物の全重量に対して、一般的に0.05%〜50%、好ましくは0.1%〜35%の量で、本発明の組成物に存在している。
本発明において、アルキル又はアルコキシアルキル基は直鎖状又は分枝状であってよく、また環状であってもよい。
式(I)のシアノアクリラートモノマーには、求電子性モノマーである、2-シアノアクリル酸エチル、2-シアノアクリル酸メチル、n-プロピル-2-シアノアクリラート、2-シアノアクリル酸イソプロピル、tert-ブチル-2-シアノアクリラート、n-ブチル-2-シアノアクリラート、2-シアノアクリル酸イソブチル、3-メトキシブチルシアノアクリラート、n-デシルシアノアクリラート、2-シアノアクリル酸ヘキシル、2-エトキシエチル-2-シアノアクリラート、2-メトキシエチル-2-シアノアクリラート、2-オクチル-2-シアノアクリラート、2-プロポキシエチル-2-シアノアクリラート、n-オクチル-2-シアノアクリラート、及びシアノアクリル酸イソアミルが含まれる。
特定の一実施態様において、式(I)のシアノアクリラートモノマーは、1〜10の炭素原子、好ましくは6〜10の炭素原子を有するアルキル又はアルコキシアルキル基Rを含むものから選択される。
一変形例において、シアノアクリラートモノマーは、シアノアクリル酸(C-C10)アルキルから選択される。好ましい一実施態様において、シアノアクリラートモノマーは、直鎖状又は分枝状の2-シアノアクリル酸オクチルである。
特に好ましいモノマーは、次の式:
Figure 2006111625
[上式中:
z=-(CH)-CH
-CH(CH)-(CH)-CH
-CH-CH(C)-(CH)-CH
-(CH)-CH(CH)-CH
-(CH)-CH(C)-CH]
のもの、及びその混合物である。
本発明の組成物に使用されるモノマーは、支持体、例えばポリマー、オリゴマー又はデンドリマーに共有結合していてよい。ポリマー又はオリゴマーは、直鎖状、分枝状、櫛型又はブロック構造であってもよい。ポリマー性、オリゴマー性又はデンドリマー性構造体における本発明のモノマーの分配性は、ランダム、末端、又はブロック様であってよい。
本発明の組成物において、シアノアクリラートモノマーの量は、組成物の全重量に対して0.1重量%〜80重量%、好ましくは1重量%〜50重量%である。
本発明において、式(I)の求電子性シアノアクリラートモノマーは、求核剤の存在下、アニオン性重合可能なモノマーである。アニオン性重合とは、研究「上級有機化学(Advanced Organic Chemistry)」、第3版、Jerry March, 151-161頁に記載されているメカニズムを意味する。
アニオン性重合を開始可能な求核剤は、中性のpHで、水に存在する水酸化物イオン等の、求核剤と接触してカルバニオンを生成可能な、それ自体公知のシステムである。「カルバニオン」とは、「上級有機化学」、第3版、Jerry March, 141頁に記載されている化学種を意味する。
求核剤は、本発明の組成物とは無関係に適用されてもよい。また求核剤は使用時に本発明の組成物に添加されてもよい。
求核剤は、求核官能基を有する分子化合物、オリゴマー、デンドリマー、又はポリマーである。限定されるものではないが、挙げることのできる求核官能基は、次の官能基:R、NH 、Ph、R、PhNH、ピリジン、ArS、R-C、RS、SH、RO、RNH、ArO、N 、OH、ArNH、NH、I、Br、Cl、RCOO、SCN、ROH、RSH、NCO、CN、NO、ClO 、及びHOを含み、Phはフェニル基を表し;Arはアリール基を表し、RはC-C10アルキル基を表す。
本発明の式(I)のシアノアクリラートモノマーは、当該技術に記載されている公知の方法で合成されてよい。特に、シアノアクリラートモノマーは、米国特許第3527224号、米国特許第3591767号、米国特許第3667472号、米国特許第3995641号、米国特許第4035334号、及び米国特許第4650826号の教示に従い合成されてよい。
本発明の組成物に使用される適切な着色用媒体は、好ましくは非-吸湿性無水媒体である。「無水媒体」とは、1%未満の水分を含有する媒体を意味する。
この実施態様において、本発明の組成物の着色用媒体は、好ましくは:
・芳香族アルコール、例えばベンジルアルコール;
・脂肪アルコール;
・変性又は未変性のポリオール類、例えばグリセロール、グリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、及びブチルジグリコール;
・揮発性又は非揮発性のシリコーン類、例えばシクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサン、ポリジメチルシロキサンで、未変性、又はフェニル及び/又はシロキシ及び/又はシラノール及び/又はアミン及び/又はイミン及び/又はフルオロアルキル及び/又はカルボキシル及び/又はベタイン及び/又は第4級アンモニウム等の官能基で変性しているもの;
・鉱物性油、有機油又は植物性油;
・オキシエチレン化又は非オキシエチレン化されたロウ、パラフィン、及びアルカン類、特にCないしC10アルカン類;
・脂肪酸、脂肪アミド類、脂肪エステル、特に脂肪アルコールサリチラート又はベンゾアート;
から選択される。
好ましい一実施態様において、媒体は、シリコーン、例えばポリジメチルシロキサン類及び変性したポリジメチルシロキサン類からなる。
本発明の組成物の着色用媒体は、エマルションの形態であってもよく、及び/又はカプセル化されていてもよく、求電子性モノマーは使用時まで無水媒体に保持されている。着色用媒体がエマルションである場合、このエマルションは、例えば水、C-C脂肪族アルコール又はそれらの混合物からなり得る分散又は連続相、及びモノマーを含有する無水有機相からなる。カプセル又はマイクロカプセルのケースにおいて、カプセルは、無水媒体にモノマーを含有していてよく、また上述した無水媒体、水、C-C脂肪族アルコール、又はそれらの混合物に分散させてもよい。
好ましくは、有機化合物は、25℃の温度、105Pa(760mmHg)下で、液体である化合物から選択される。
また、重合開始剤、特にフリーラジカル及び/又はアニオン性重合開始剤を、経時的な組成物の安定性を増加させるため、本発明の組成物に導入することもできる。限定されるものではないが、次の重合開始剤:二酸化硫黄、一酸化窒素、有機酸、例えばスルホン酸又はリン酸、酢酸、ラクトン、三フッ化ホウ素、ヒドロキノンとその誘導体、例えばヒドロキノンモノエチルエーテル、tert-ブチルヒドロキノン、ベンゾキノンとその誘導体、例えばジュロキノン、カテコールとその誘導体、例えばtert-ブチルカテコール及びメトキシカテコール、アニソールとその誘導体、例えばメトキシアニソール又はヒドロキシアニソール、ピロガロールとその誘導体、p-メトキシフェノール、ヒドロキシブチルトルエン、硫酸アルキル、亜硫酸アルキル、スルホン酸アルキル、アルキルスルホキシド、硫化アルキル、メルカプタン類、及びその混合物を挙げることができる。アルキル基は、好ましくは1〜6の炭素原子を有する基を示す。
本発明の組成物における開始剤の濃度は、10ppmと10重量%、好ましくは50ppmと5重量%との間であってよい。
さらに本発明の組成物は、シアノアクリラートモノマーと何ら反応せず、組成物の粘度を増加可能な一又は複数のポリマーを含有してよい。粘度の増加により、シアノアクリラートモノマーの重合速度を低減させることができる。このため、非網羅的に、ポリメチルメタクリラート(PMMA)又は米国特許第6224622号に記載されている種類のシアノアクリラートをベースにしたコポリマーを、本発明の組成物に添加することができる。
本発明の組成物は、フィラーをさらに含有してよい。限定されるものではないが、この用語には、無色又は白色、鉱物性又は合成、ラメラ状又は非ラメラ状の粒子が含まれる。それらは、組成物の全重量に対して0〜48重量%、好ましくは0.01重量%〜30重量%、より好ましくは0.02重量%〜20重量%の割合で存在してよい。特に、タルク、ステアリン酸亜鉛、マイカ、カオリン、ポリアミド(ナイロン(登録商標))パウダー(アトケム社(Atochem)のオルガソール(Orgasol))、ポリエチレンパウダー、テトラフルオロエチレンポリマーのパウダー(テフロン(登録商標))、デンプン、窒化ホウ素、ポリマー性マイクロスフェア、例えば塩化ポリビニリデン/アクリロニトリルのもの、例えばエクスパンセル(Expancel)(ノーベル・インダストリー社(Nobel Industrie))、及びアクリル酸コポリマー(ダウ・コーニング社(Dow Corning)のポリトラップ(Polytrap)(登録商標))、及びシリコーン樹脂のマイクロビーズ(例えばトーシバ(Toshiba)のトスパール(Tospearls)(登録商標))、及びエラストマー性オルガノポリシロキサン類を挙げることができる。
さらに組成物は、標準的に使用される化粧品用活性剤をさらに含有していてよい。限定されるものではないが、還元剤、酸化剤、脂肪、シリコーン類、増粘剤、柔軟剤、消泡剤、保湿剤、エモリエント、アルカリ性化剤、エラストマー、可塑剤、サンスクリーン剤、粘土類、コロイド状ミネラル、香料、解膠剤、防腐剤、アニオン性、カチオン性、両性、双性イオン性又は非イオン性界面活性剤、固定又は非固定ポリマー、コンディショニングポリマー、タンパク質、ビタミン等を挙げることができる。
また組成物は、金属のパウダー又は粒子、例えばアルミニウム、銅等のパウダー又は粒子をさらに含有していてよい。
これらの組成物は、種々の形態、例えばローション、スプレー又はムースであってよく、また、シャンプーもしくはコンディショナーとして適用されてもよい。
スプレーのケースにおいて、本発明の組成物は噴霧剤を含有していてよい。噴霧剤は、エアゾール組成物の調製に通常使用されている圧縮又は液化ガスからなる。好ましくは、空気、二酸化炭素、圧縮窒素、又は可溶性ガス、例えばジメチルエーテル、ハロゲン化(特にフッ化)された又は非ハロゲン化炭化水素、及びそれらの混合物が使用される。
本発明の方法において、本発明の組成物は、求核剤の存在下、ケラチン物質、特に毛髪等のケラチン繊維に適用される。
本発明の方法の特定の一実施態様において、シアノアクリラートモノマーの重合を開始可能な求核剤は、ケラチン繊維に予め適用されてもよい。求核剤は、純粋物の形態、溶液、又はエマルションの形態で使用されてもよく、さらにはカプセル化されていてもよい。また、ケラチン繊維への適用直前の使用時に、無水組成物に添加してもよい。
好ましくは、この求核剤は水である。この水は、例えばケラチン繊維の前保湿により提供されてもよい。さらに、適用前に、組成物に直接添加されてもよい。
特定の一実施態様においては、水溶液を用いて予め繊維を保湿させることにより、重合反応速度を調整することができ、そのpHは塩基、酸、又は酸/塩基の混合物を使用して調節される。酸及び/又は塩基は、無機又は有機であってよい。
一変形例において、本発明の方法では、いくつかの工程が実施され:第1工程は、顔料又は顔料類を含有する組成物を繊維に適用することからなり、第2工程は、式(I)のシアノアクリラートモノマーを含有する組成物を適用することからなり、求核剤は、顔料を含有する組成物、又は別の組成物に存在している。
この変形例において、顔料又は顔料類を含有する組成物は、好ましくは顔料の水溶液であり、繊維を保湿させ、シアノアクリラートモノマーの適用時に重合を開始させることができる。
本発明の方法において、好ましい一実施態様は、単一組成物から求電子性モノマーと顔料を適用するか、又は最初の段階で顔料、ついで求電子的モノマーを適用することからなる。
本発明の方法は、付加的な中間又は最終工程、例えば化粧品の適用、すすぎ工程及び/又は乾燥工程を含んでよい。乾燥は、フード、ヘアドライヤー及び/又は補正用アイロンを用いて実施されてよい。特に、本発明の組成物の適用に続き、すすぎをしてもよい。
化学的性質、機械的強度、厚み、外観及び/又は感触に関し、付着物の特定の性質が達成されるような累重層を得るために、本発明の組成物を複数回適用することができる。
とりわけ、インシトゥーで形成されるポリ(シアノアクリラート)の付着物を改善するために、繊維は、全ての種類のポリマーで前処理されてもよい。
また、アニオン性重合速度を調整するため、繊維の求核性を、ケラチン繊維の化学的転換により高めることができる。例えば、本発明の組成物を適用する前に、ケラチンを部分的に形成するジスルフィド架橋をチオール類に還元することが挙げられる。非網羅的には、ケラチンを部分的に形成するジスルフィド架橋の還元剤としては、次の化合物:無水チオ硫酸ナトリウム、パウダー状のメタ重亜硫酸ナトリウム、チオ尿素、亜硫酸アンモニウム、チオグリコール酸、チオ乳酸、チオ乳酸アンモニウム、モノチオグリコール酸グリセロール、チオグリコール酸アンモニウム、チオグリセロール、2,5-ジヒドロキシ安息香酸、ジチオグリコール酸ジアンモニウム、チオグリコール酸ストロンチウム、チオグリコール酸カルシウム、ホルムアルデヒド-スルホキシル酸亜鉛、チオグリコール酸イソオクチル、dl-システイン、及びモノエタノールアミンチオグリコラートを挙げることができる。
毛髪処理、例えば直接又は酸化着色施術に先行して、本発明の組成物が適用されてもよい。
本発明のモノマーは、化粧品的に許容可能な条件下、ケラチン繊維において重合可能なモノマーから、好ましくは選択される。特にモノマーの重合は、好ましくは80℃以下、より好ましくは10〜80℃、さらに好ましくは20〜80℃の温度で生じ、フード下での乾燥、ブロー乾燥、又はフラットアイロン又はカール用トングを通すことによる仕上げである用途を防止しない。
また本発明は、顔料を含有する第1の組成物と、式(I)のシアノアクリラートモノマー又はモノマー類を含有する第2の組成物、及び場合によっては求核剤を含有する第3の組成物を含む、着色用キットを提供する。この実施態様において、顔料又は顔料類を含有する組成物は水性組成物であり、モノマー又はモノマー類を含有する組成物は無水組成物である。
第1の変形例において、キットは、顔料又は顔料類とシアノアクリラートモノマー又はモノマー類を含有する第1の無水組成物と、求核剤を含有する第2の組成物を含む。
以下の非限定的実施例により、その範囲を制限することなく、本発明を例証することができる。
次の化合物を使用し、試行を実施した:
モノマー:ケメンス社(Chemence)から販売されているRite Lok CON895として公知の、1%のリン酸で安定化された2-オクチル-2-シアノアクリラート。
顔料1:LCW社から販売されている、褐酸化鉄CI 77491
顔料2:エッカート社からプレステージ・ゴールド(Prestige Gold)の名称で販売されている、金色の干渉光沢を有する酸化チタン/マイカ真珠母
着色用媒体:
ダウ・コーニング社からDC 1501 フルイド(Fluid)の名称で販売されている、50%のポリ(アルファ-オメガ-ジヒドロキシジメチルシロキサン)/シクロペンタジメチルシロキサン(14.7/85.3)の混合物、
ダウ・コーニング社からDC 245 フルイドの名称で販売されている、50%のシクロペンタジメチルシロキサン。
実施例1:
水性組成物を、10%の顔料1を用いて調製する。0.5gのこの水溶液を、Masson 1988, p.278に出版されたC. Zviakの「Science des Traitements Capillaires(毛髪処理の科学)」に記載された天然色調の分類に従い、天然のチェスナット色に相当する、4に等しいトーン高さを有する、清浄で乾燥したナチュラルな毛髪の束1gに適用する。
続いて、毛髪の束をフード下で乾燥させ、ついで0.5gの水で湿らせる。次に、10重量%のシアノアクリラートモノマーと、上述した着色用媒体を含有する組成物0.5gを、この湿った毛髪の束に適用する。
暴露15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
得られた毛髪の束はオレンジに着色され、得られた色調は少なくとも6回のシャンプー後でも持続している。
実施例2
上述した着色用媒体に10%の顔料2を含有せしめてなる組成物を調製する。シアノアクリラートモノマーが10重量%の最終モノマー濃度になるように、この組成物に添加する。0.5gの水で湿らせ、4のトーン高さを有する、清浄で乾燥したナチュラルな毛髪の束に、0.5gのこの組成物を適用する。
暴露15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。金色に着色された毛髪の束が得られる。
このようにして得られた着色は、てシャンプーに対してかなりの耐性がある。
実施例3.シアノアクリル酸メチルヘプチルモノマー
次の組成物を作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
エッカート社のプレステージ・ブロンズ茶酸化鉄/マイカ真珠母 10g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
0.5gの組成物を、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例4.酢酸を有するシアノアクリル酸メチルヘプチルモノマー
次の組成物Aを作製する:
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 97.5g
氷酢酸 2.5g
次の組成物Bを作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
エッカート社のプレステージ・ブロンズ真珠母 10g
組成物A 10g
0.5gの組成物Bを、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例5.シアノアクリル酸エチルヘキシルモノマー
次の組成物を作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
エッカート社のプレステージ・ブロンズ真珠母 10g
トング・シェン社(Tong Shen)のシアノアクリル酸エチルヘキシル
O-60 10g
0.5gの組成物を、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例6.シアノアクリル酸ブチルモノマー
次の組成物Iを作製する:
トング・シェン社のシアノアクリル酸ブチルB-60 90g
氷酢酸 10g
次の組成物Jを作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
エッカート社のプレステージ・ブロンズ真珠母 10g
組成物I 10g
1.5gの組成物Jを、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例7.シアノアクリル酸エトキシエチルモノマー
次の組成物Kを作製する:
DC 1501 フルイド 37.5g
DC 245 フルイド 37.5g
エッカート社のプレステージ・ブロンズ真珠母 10g
氷酢酸 5g
トング・シェン社のシアノアクリル酸エトキシエチルEO460 10g
0.5gの組成物Kを、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例8.シアノアクリル酸メチルヘプチルとシアノアクリル酸エチルヘキシルモノマーの混合物
次の組成物Cを作製する:
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 97.5g
トング・シェン社のシアノアクリル酸エチルヘキシルO-60 2.5g
次の組成物Dを作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
エッカート社のプレステージ・ブロンズ真珠母 10g
組成物C 10g
1.5gの組成物Dを、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例9.シアノアクリル酸メチルヘプチルとシアノアクリル酸ブチルモノマーの混合物
次の組成物Eを作製する:
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 67.5g
トング・シェン社のシアノアクリル酸ブチルB-60 27.5g
氷酢酸 5g
次の組成物Fを作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
エッカート社のプレステージ・ブロンズ真珠母 10g
組成物E 10g
1.5gの組成物Fを、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例10.酸化チタン/マイカ真珠母
次の組成物を作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
エッカート社のプレステージ・ゴールド酸化チタン/マイカ真珠母 10g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
0.5gの組成物を、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例11.酸化鉄-酸化チタン/マイカ真珠母
次の組成物を作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
エッカート社のプレステージ・サン・ゴールド茶酸化鉄-酸化チタン
/マイカ真珠母 10g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
0.5gの組成物を、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例12.酸化チタン/合成のマイカ真珠母
次の組成物を作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
サン・ケミカル社(Sun Chemical)のサンシャイン・スーパー・ブロン
ズ茶酸化鉄/合成マイカ(フッ化金雲母)真珠母 10g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
0.5gの組成物を、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例13.酸化チタン/合成のマイカ真珠母
次の組成物を作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
サン・ケミカル社のサンシャイン・スーパー・ブルー酸化チタン/合
成マイカ(フッ化金雲母)真珠母 10g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
0.5gの組成物を、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例14.黒チタン顔料
次の組成物を作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 39.2g
バイオシンシス社(Biosynthis)の黒チタン顔料 10g
アベシア社(Avecia)からオクタケア(Octacare)DSP OL 30
0の名称で販売されているポリヒドロキシステアリン酸分散液 0.8g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
0.5gの組成物を、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例15.黒酸化鉄
次の組成物を作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 39.2g
センシエント社(Sensient)のナットピュア・ブラック(Natpure Bl
ack)LC9089黒酸化鉄 10g
アベシア社からオクタケアDSP OL 300の名称で販売され
ているポリヒドロキシステアリン酸分散液 0.8g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
0.5gの組成物を、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例16.蛍光顔料
次の組成物を作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 39.2g
サン・ケミカル社のサンブライト(Sunbrite)SG2516 レッド
・オレンジ蛍光顔料 10g
アベシア社からオクタケアDSP OL 300の名称で販売され
ているポリヒドロキシステアリン酸分散液 0.8g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
0.5gの組成物を、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束は着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例17.量子ドット
次の組成物Gを作製する:
DC 1501 フルイド 40g
DC 245 フルイド 40g
エビデント・テクノロジーズ社(Evident Technologies)から販売
されている量子ドット(CdSe-ZnS、発光603nm) 10g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
1.5gの組成物Gを、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束はオレンジ色に着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。
実施例18.真珠光沢剤としての量子ドット
次の組成物Hを作製する:
エビデント・テクノロジーズ社から販売されている量子ドット
(CdSe-ZnS、発光603nm) 10g
次の組成物Iを作製する:
DC 1501 フルイド 45g
DC 245 フルイド 45g
ケメンス社のシアノアクリル酸メチルヘプチル 10g
1gの組成物Hを、清浄で湿った毛髪の束1gに適用する。毛髪の束を乾燥させ、ついで再度湿らせる。ついで、1gの組成物Iを適用する。放置15分後、ヘアドライヤーを用いて、毛髪の束を2分間乾燥させる。
毛髪の束はオレンジ色に着色され、得られた着色はシャンプーに対する耐性がある。

Claims (27)

  1. 適切な着色用媒体に、少なくとも一の顔料と、少なくとも一の次の式(I):
    Figure 2006111625
    [上式中、Rはアルキル又はアルコキシアルキル基を表す]
    のシアノアクリラートモノマーを含有せしめてなる着色用組成物を適用することを含む、ケラチン物質の染色方法。
  2. 式(I)のシアノアクリラートモノマー又はモノマー類が、基Rが1〜10の炭素原子を有するものから選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 式(I)のシアノアクリラートモノマー又はモノマー類が、アルキル又はアルコキシアルキル基Rが6〜10の炭素原子を有するものから選択される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. シアノアクリラートモノマー又はモノマー類が、シアノアクリル酸(C-C10)アルキルから選択される、請求項3に記載の方法。
  5. シアノアクリラートモノマーがn-オクチル-2-シアノアクリラートである、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. シアノアクリラートモノマーの量が、組成物の全重量に対して0.1重量%〜80重量%である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 顔料又は顔料類が色素ペースト又はパウダーの形態である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 少なくとも一の顔料が、表面処理された又はされていない二酸化チタン、ジルコニウム又はセリウムの酸化物、鉄又はクロムの酸化物、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、水和クロム及びプルシアンブルーから選択される無機顔料である、請求項7に記載の方法。
  9. 少なくとも一の顔料が、ニトロソ、ニトロ、アゾ、キサンテン、キノリン、アントラキノン、及びフタロシアニン化合物、金属錯体化合物、及びイソインドリノン、イソインドリン、キナクリドン、ペリノン、ペリレン、ジケトピロロピロール、チオインジゴ、ジオキサジン、トリフェニルメタン、及びキノフタロン化合物から選択される有機顔料である、請求項7に記載の方法。
  10. 少なくとも一の顔料が、無機核、核に有機顔料を付着させる少なくとも一のバインダー、及び核を少なくとも部分的に被覆する少なくとも一の有機顔料を含む粒子からなる複合顔料である、請求項7に記載の方法。
  11. 少なくとも一の顔料が、染料が吸着しており、アルミナ、シリカ、ホウケイ酸ナトリウムカルシウム、又はホウケイ酸アルミニウムカルシウム、及びアルミニウムから選択される無機基質からなるレーキである、請求項7に記載の方法。
  12. 少なくとも一の顔料が、真珠光沢顔料、基質に結合しないで干渉効果を有する顔料、蛍光顔料、リン光顔料、フォトクロミック顔料、温度発色性顔料及び量子ドットから選択される、特定の効果を有する顔料である、請求項7に記載の方法。
  13. 真珠光沢顔料又は顔料類が、チタン又はオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、チタン及び酸化鉄で被覆されたマイカ、チタン及びプルシアンブルー又は酸化クロムで被覆されたマイカ、チタン及び請求項15に記載された有機顔料で被覆されたマイカ、及びオキシ塩化ビスマスをベースにした真珠光沢顔料から選択される、請求項12に記載の方法。
  14. 基質に結合することなく干渉効果を有する顔料又は顔料類が、液晶及びホログラフィー干渉フレーク類から選択される、請求項11に記載の方法。
  15. 顔料又は顔料類が有色顔料である、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 顔料又は顔料類が、組成物の全重量に対して0.05%〜50%、好ましくは0.1%〜35%の濃度でそれぞれ存在している、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 顔料の大きさが10nm〜200μmである、請求項1に記載の方法。
  18. 組成物が無水である、請求項1ないし17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 着色用媒体が、芳香族アルコール、脂肪アルコール、変性又は未変性のポリオール、揮発性又は非揮発性のシリコーン類、鉱物性油、有機油又は植物性油、オキシエチレン化又は非オキシエチレン化されたロウ、パラフィン、アルカン類、脂肪酸、脂肪アミド及び脂肪エステルから選択される、請求項1ないし18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 組成物が求核剤をさらに含有している、請求項1ないし19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 求核剤が水である、請求項19に記載の方法。
  22. 顔料又は顔料類を含有する組成物を繊維に適用することからなる第1工程、及び式(I)のシアノアクリラートモノマーを含有する組成物を適用することからなる第2工程を含み、求核剤が、顔料を含有する組成物、又は別の組成物に存在している、請求項21に記載の方法。
  23. 顔料又は顔料類を含有する組成物が顔料の水性組成物、及びシアノアクリラートモノマー又はモノマー類を含有する組成物が無水である、請求項22に記載の方法。
  24. ケラチン繊維を着色するための、請求項1ないし23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 少なくとも一の顔料を含有する第1の組成物、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の式(I)のシアノアクリラートモノマー又はモノマー類を含有する第2の組成物、及び求核剤を含有する第3の組成物を含む着色用キット。
  26. 顔料と顔料類、及びシアノアクリラートモノマー又はモノマー類を含有する組成物が、同じ無水組成物に存在している、請求項25に記載のキット。
  27. 適切な媒体に、5%(w:w)よりも多量の少なくとも一の顔料と、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の少なくとも一の式(I)のシアノアクリラートモノマーを含有せしめてなる着色用組成物。
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