JP2005336191A - 少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物、顔料および化学的カップリング剤を含有するケラチン繊維の染色用組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ケラチン繊維、特に、人のケラチン繊維、例えば毛髪を染色する新規な組成物であって、繊維の色を薄くすること、または漂白することを必要とせずに、暗色の支持体上において目に見え、しかも良好な洗髪堅牢性を示す着色が得られることを可能にする新規な組成物を提供する。
【解決手段】 本発明は、少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物、少なくとも1種の顔料、および少なくとも1種の化学的なカップリング剤を含むケラチン繊維の染色用組成物;前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する前記化合物、前記の顔料、および前記の化学的カップリング剤を使用するケラチン繊維の染色方法;および前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する前記化合物、前記の顔料、および前記の化学的カップリング剤のケラチン繊維染色のための使用に関する。
【選択図】 なし
【解決手段】 本発明は、少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物、少なくとも1種の顔料、および少なくとも1種の化学的なカップリング剤を含むケラチン繊維の染色用組成物;前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する前記化合物、前記の顔料、および前記の化学的カップリング剤を使用するケラチン繊維の染色方法;および前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する前記化合物、前記の顔料、および前記の化学的カップリング剤のケラチン繊維染色のための使用に関する。
【選択図】 なし
Description
本発明は、少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物、酸化鉄、酸化チタンおよびシリカ以外の少なくとも1種の顔料、およびアミド結合を形成するための少なくとも1種の化学的なカップリング剤を含むケラチン繊維、特に、、人間のケラチン繊維、例えば毛髪の染色用組成物に関する。
ケラチン繊維を染色する分野では、2つの染色の様式があり、それらはそれぞれ、それらの利点および欠点を有している。
直接染色または半永久的染色は、直接染料を含む染料組成物でケラチン繊維を染色することからなる。これらの染料は、ケラチン繊維に親和性を有する有色の、または着色性の分子である。それらは、所望の色を得るのに必要なときにケラチン繊維に適用されて、その後洗い流される。
使用される標準的な染料は、特に、ニトロベンゼン、アントラキノン、ニトロピリジン、アゾ系、キサンテン、アクリジン、アジン、トリアリルメタン型、または天然の染料である。
さらに、例えば、フランス国特許出願2741530号明細書には顔料を使用することがすでに提案されており、それは、少なくとも1つの酸性官能基を含有する少なくとも1種のフィルム形成性ポリマーの粒子の分散体と、前記の分散体の連続相中に分散された少なくとも1種の顔料とを含む組成物をケラチン繊維の染色に使用することを考えている。
この様式の染色を経て得られた色は、洗髪堅牢性が低い欠点を有している。
酸化染色または永久的染色は、酸化ベース、例えばオルソ‐またはパラ‐フェニレンジアミン、オルソ‐またはパラ‐アミノフェノールおよび複素環式化合物、例えばジアミノピラゾール誘導体として一般に知られている酸化染料前駆体を含む染料組成物でケラチン繊維を染色することである。これらの酸化ベースは、無色または僅かに有色の化合物であり、酸化性製品と結合したときに、酸化縮合のプロセスを経て有色の化合物を生じさせることができる。
これらの酸化ベースで得られた色は、それらを、特に芳香族メタ‐ジアミン、メタ‐アミノフェノール、メタ‐ジフェノールおよび一定の複素環式化合物、例えばインドール化合物から選択される発色剤または着色変性剤と結合することによって変えうることが知られている。
一般的に、酸化染色を経て得られた色は、比較的良好な洗髪堅牢性を示す。
これらの染色の2つの様式の困難性、すなわち、一方では直接染色または半永久的染色、他方では酸化染色または永久的染色の困難性は、暗色の支持体を染色することが望まれる場合、付与された色が目に見えるように、支持体を漂白するかまたは色を薄くする必要があることである。
ケラチン繊維の漂白または薄色化は、酸化剤を使用して行うことができる。列挙され得る従来使用されてきた酸化剤の中には、過酸化水素、または加水分解によって過酸化水素を生成することができる化合物、例えば過酸化尿素または過酸基塩、例えば過ホウ酸塩、過硫酸塩および過炭酸塩がある。
酸化剤の使用は、色を薄くすることであっても、および/または酸化染料を酸化することであっても、ケラチン繊維のかなりの劣化をもたらし、それらの化粧用特性を損なう欠点を有している。毛髪は、きめが粗くなり、解きほぐすのがより難しくなり、よりもろくなる傾向を有している。
フランス国特許第2741530号明細書
フランス国特許第2679771号明細書
欧州特許第1184426号明細書
米国特許第6225198号明細書
米国特許第5990479号明細書
本発明の目的は、ケラチン繊維、特に、人間のケラチン繊維、例えば毛髪を染色する新規な組成物であって、繊維の色を薄くすること、または漂白することを必要とせずに、暗色の支持体上において目に見え、しかも良好な洗髪堅牢性を示す着色が得られることを可能にする新規な組成物を提供することである。
この目的は本発明で達成され、その1つの主題は、化粧用として許容できる媒体中に
‐ 少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;
‐ 少なくとも1種の酸化鉄、酸化チタンおよびシリカ以外の顔料;および
‐ アミド結合を形成するための少なくとも1種の化学的カップリング剤
を含むケラチン繊維の染色用組成物である。
‐ 少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;
‐ 少なくとも1種の酸化鉄、酸化チタンおよびシリカ以外の顔料;および
‐ アミド結合を形成するための少なくとも1種の化学的カップリング剤
を含むケラチン繊維の染色用組成物である。
本発明による組成物は、ケラチン繊維の色を薄くするか、または漂白することを必要とせずに、そしてその結果としてケラチン繊維の物理的な劣化なしに、暗色の支持体上に目に見える着色をもたらす。さらに、この着色は、毛髪が被る様々な攻撃要素、例えば洗髪、摩擦、光、悪天候、汗およびパーマネント形状変更操作に対して耐性がある。これらの特性は、洗髪および摩擦における色の耐性に関して、特に注目に値する。着色は、様々な色合いで得られ、色彩的で、強く、美的で、しかも控えめに選択的である。
本発明の主題はさらに、少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;酸化鉄、酸化チタンおよびシリカ以外の少なくとも1種の顔料;およびアミド結合を形成するための少なくとも1種の化学的カップリング剤、を使用するケラチン繊維の染色方法である。
本発明の別の主題は、少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;酸化鉄、酸化チタンおよびシリカ以外の少なくとも1種の顔料;およびアミド結合を形成するための少なくとも1種の化学的カップリング剤、のケラチン繊維の染色のための使用である。
本発明の1つの具体的な実施形態によれば、少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物は、300g・mol−1より大きい分子量を有する。好ましくは、少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物は、1000g・mol−1より大きい分子量を有する。挙げられる例は、ポリマーである。
少なくとも1つのアミン官能基を有するポリマーの中で、ポリアミンが好ましい。列挙され得るポリアミンの例は、ポリビニルアミン、ポリエチレンアミン、ポリリシン、キトサン、ポリアリルアミン、アミノデキストラン、アミノセルロースおよびアミノポリビニルアセタールを含む。
「顔料」という用語は、その水への溶解度が20℃で0.01%未満であり、350〜700nmの吸収、好ましくは極大をもつ吸収を有する有機および/または無機の種類のものを意味する。
本発明における顔料は、酸化鉄、酸化チタンおよびシリカを除いて、全ての有機および/または無機の顔料、特にKirk-Othmer's Encyclopaedia of Chemical TechnologyおよびUllmann's Encyclopaedia of Industrial Chemistryに記載されているものから選択される。
本発明における顔料は、粉末または顔料ペーストの形態であってもよい。それらは被覆されていても被覆されていなくともよい。
本発明における顔料は、例えば、白色のまたは有色の顔料、レーキ、特殊な効果を有する顔料、例えばパール剤またはフレーク、およびそれらの混合物から選ばれ得る。
列挙され得る白色または有色の無機顔料の例は、ジルコニウム酸化物またはセリウム酸化物、クロム酸化物、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、クロム水和物およびフェリックブルーを含む。
列挙され得る白色または有色の有機顔料の例は、ニトロソ、ニトロ、アゾ、キサンテン、キノリン、アントラキノンおよびフタロシアニン化合物、金属錯体型の化合物およびイソインドリノン、イソインドリン、キナクリドン、ペリノン、ペリレン、ジケトピロロピロール、チオインジゴ、ジオキサジン、トリフェニルメタン、およびキノフタロン化合物を含む。
特に、上記白色または有色の有機顔料は、カルミン、カーボンブラック、アニリンブラック、アゾイエロー、キナクリドン、フタロシアニンブルー、ソルガムレッド、カラーインデックスにおいて参照名CI 42090、69800、69825、73000、74100、74160でコード化される青色顔料、カラーインデックスにおいて参照名CI 11680、11710、15985、19140、20040、21100、21108、47000、47005でコード化される黄色顔料、カラーインデックスにおいて参照名CI 61565、61570、74260でコード化される緑色顔料、カラーインデックスにおいて参照名CI 11725、15510、45370、71105でコード化されるオレンジ顔料、カラーインデックスにおいて参照名CI 12085、12120、12370、12420、12490、14700、15525、15580、15620、15630、15800、15850、15865、15880、17200、26100、45380、45410、58000、73360、73915、75470でコード化される赤色顔料、フランス国特許第2679771号明細書に記載されているインドールまたはフェノール系誘導体の酸化重合によって得られる顔料、から選ばれうる。
有機顔料の顔料ペーストは、例えばHoechst社によって以下の名前:
‐ Jaune Cosmenyl IOG: Pigment Yellow 3 (CI 11710);
‐ Jaune Cosmenyl G: Pigment Yellow 1 (CI 11680);
‐ Orange Cosmenyl GR: Pigment Orange 43 (CI 71105);
‐ Rouge Cosmenyl R: Pigment Red 4 (CI 12085);
‐ Carmin Cosmenyl FB: Pigment Red 5 (CI 12490);
‐ Violet Cosmenyl RL: Pigment Violet 23 (CI 51319);
‐ Bleu Cosmenyl A2R: Pigment Blue 15.1 (CI 74160);
‐ Vert Cosmenyl GG: Pigment Green 7 (CI 74260);
‐ Noir Cosmenyl R: Pigment Black 7 (CI 77266)
で販売されている製品が使用されうる。
‐ Jaune Cosmenyl IOG: Pigment Yellow 3 (CI 11710);
‐ Jaune Cosmenyl G: Pigment Yellow 1 (CI 11680);
‐ Orange Cosmenyl GR: Pigment Orange 43 (CI 71105);
‐ Rouge Cosmenyl R: Pigment Red 4 (CI 12085);
‐ Carmin Cosmenyl FB: Pigment Red 5 (CI 12490);
‐ Violet Cosmenyl RL: Pigment Violet 23 (CI 51319);
‐ Bleu Cosmenyl A2R: Pigment Blue 15.1 (CI 74160);
‐ Vert Cosmenyl GG: Pigment Green 7 (CI 74260);
‐ Noir Cosmenyl R: Pigment Black 7 (CI 77266)
で販売されている製品が使用されうる。
本発明における顔料は、欧州特許第1184426号明細書に記載されたコンポジット顔料の形態でありうる。これらのコンポジット顔料は、
‐ 無機コア、
‐ そのコアに有機顔料を固着するための少なくとも1種のバインダー、および
‐ そのコアを少なくとも部分的に被覆する、少なくとも1種の有機顔料、
を含む粒子から特に構成されうる。
‐ 無機コア、
‐ そのコアに有機顔料を固着するための少なくとも1種のバインダー、および
‐ そのコアを少なくとも部分的に被覆する、少なくとも1種の有機顔料、
を含む粒子から特に構成されうる。
「レーキ」という用語は、不溶性粒子の上に吸着された染料を意味し、このように得られたアセンブリは使用時に不溶性のままである。染料が吸着される無機の基体は、例えばアルミナ、シリカ、カルシウムナトリウムボロシリケートまたはカルシウムアルミニウムボロシリケート、およびアルミニウムである。列挙され得る有機染料の中にコチニールカーミンがある。
列挙され得るレーキの例は、次の名前で公知の製品を含む:
D & C Red 21 (CI 45 380), D & C Orange 5 (CI 45 370), D & C Red 27 (CI 45 410), D & C Orange 10 (CI 45 425), D & C Red 3 (CI 45 430), D & C Red 7 (CI 15 850:1), D & C Red 4 (CI 15 510), D & C Red 33 (CI 17 200), D & C Yellow 5 (CI 19 140), D & C Yellow 6 (CI 15 985), D & C Green (CI 61 570), D & C Yellow 1 0 (CI 77 002), D & C Green 3 (CI 42 053), D & C Blue 1 (CI 42 090)。
D & C Red 21 (CI 45 380), D & C Orange 5 (CI 45 370), D & C Red 27 (CI 45 410), D & C Orange 10 (CI 45 425), D & C Red 3 (CI 45 430), D & C Red 7 (CI 15 850:1), D & C Red 4 (CI 15 510), D & C Red 33 (CI 17 200), D & C Yellow 5 (CI 19 140), D & C Yellow 6 (CI 15 985), D & C Green (CI 61 570), D & C Yellow 1 0 (CI 77 002), D & C Green 3 (CI 42 053), D & C Blue 1 (CI 42 090)。
「特殊な効果を有する顔料」という用語は、一般的に不均一であって、観察する条件の関数(光、温度、観察する角度など)に応じて変化する有色の外観(特定の色合い、ある種の活発さ、およびあるレベルの輝度によって特徴づけられる)を作り出す顔料を意味する。それらは、結果として標準的な不透明、半透明または透明の均一な色合いを与える白色または有色の顔料と対照的である。
列挙され得る特殊な効果を有する顔料の例は、白色の真珠光沢顔料、例えばチタニウム、またはビスマスオキシクロライドで被覆された雲母;有色の真珠光沢顔料、例えばチタニウムおよび鉄酸化物で被覆された雲母;チタニウムおよび特にフェリックブルーまたはクロム酸化物で被覆された雲母、チタニウムおよび先に定義された有機顔料で被覆された雲母、およびビスマスオキシクロライドをベースとする真珠光沢顔料を含む。
また、基体に拘束されない干渉効果を有する顔料、例えば、液晶(WackerからのHelicones HC)、ホログラフィ干渉フレーク(SpectratekからのGeometric PigmentsまたはSpectra f/x)もあげることができる。また、特殊効果を有する顔料は、蛍光顔料(それらは、日光で蛍光性である物質か、または紫外線蛍光を生ずる物質である)、燐光顔料、フォトクロミック顔料、サーモクロミック顔料、および量子ドット(quantum dots)、例えばQuantum Dots Corporation社によって販売されているもの、を含む。
量子ドットは、光励起下で400〜700nmの波長を有する放射線を放射することができる発光半導体のナノ微粒子である。これらのナノ微粒子は文献で知られている。具体的には、それらは例えばUS 6225198またはUS 5990479、本明細書中で引用される刊行物およびまた次の刊行物:Dabboussi B.O. et al "(CdSe)ZnS core-shell quantum dots: synthesis and characterisation of a size series of highly luminescent nanocristallites" Journal of Physical Chemistry B, vol 101, 1997, pp 9463〜9475、およびPeng, Xiaogang et a1, "Epitaxial Growth of highly Luminescent CdSe/CdS core/shell nanocrystals with photostability and electronic accessibility" Journal of the American Chemical Society, vol 119, No. 30, pp 7019〜7029に記載された方法に従って製造されうる。
本発明における顔料は、好ましくは有色顔料である。
使用される顔料の多様性によって、豊かな色彩を得ることができ、また、特別の光学的な効果、例えば金属的または干渉効果を得ることができる。
溶液中のパール剤以外の顔料のサイズは、一般的に10nm〜10μm、好ましくは50nm〜5μm、さらに好ましくは100nm〜3μmである。溶液中のパール剤のサイズは、1〜200μm、好ましくは1〜80μm、さらに好ましくは1〜50μmである。
本発明の1つの特定の実施形態によれば、顔料は、本発明による組成物中に分散している。
本発明において、「化学的カップリング剤」は、反応速度を増加することのできる化合物を意味する。特に、アミド結合を形成するための化学的カップリング剤は、1つまたは複数の化合物の間でアミド結合の形成を促進または加速することができる化合物である。列挙されうる例は、カルボジイミド誘導体;1,1'‐カルボニルジイミダゾール;ホスホニウム塩;ホスホネート;ホスホルアミド;ジアルコキシトリアジン誘導体、例えば4‐(4,6‐ジメトキシ‐1,3,5‐トリアジン‐2‐イル)‐4‐メチルモルホリニウムクロライド(DMT-MM)および2‐クロロ‐4,6‐ジメトキシ‐1,3,5‐トリアジン(CDMT)を含む。
本発明の1つの具体的実施形態によれば、上記カルボジイミド誘導体は、次の式(I):
R1−N=C=N−R2 (I)
(式中、R1 およびR2は、互いに独立して、
‐ 水素原子;
‐ 非置換であるかまたは
・ ヒドロキシ基;
・ アミノ基;
・ モノアルキルアミノまたはジアルキルアミノ基;
・ モノ‐またはジ(モノ‐またはポリヒドロキシアルキル)アミノ基;
・ アリール基;
・ 複素環基、
から選択される1つまたは複数の置換基で置換されたアルキル基;
‐ アリール基;
‐ アリールアルキル基を表す)の化合物から選択される。
R1−N=C=N−R2 (I)
(式中、R1 およびR2は、互いに独立して、
‐ 水素原子;
‐ 非置換であるかまたは
・ ヒドロキシ基;
・ アミノ基;
・ モノアルキルアミノまたはジアルキルアミノ基;
・ モノ‐またはジ(モノ‐またはポリヒドロキシアルキル)アミノ基;
・ アリール基;
・ 複素環基、
から選択される1つまたは複数の置換基で置換されたアルキル基;
‐ アリール基;
‐ アリールアルキル基を表す)の化合物から選択される。
本発明の関係において、「アルキル基」という用語は、1〜30個の炭素原子、好ましくは1〜10個の炭素原子を含む直鎖状または分岐状、環状または非環状の基、例えばメチル、エチル、N‐プロピル、イソプロピルおよびブチル基を意味する。
「アリール基」という用語は、6〜30個の炭素原子を含む縮環または非縮環のベンゼン系化合物から誘導される炭素ベースの基、例えばフェニル、アントラセニルおよびナフチル基を意味する。
「複素環基」という用語は、縮環または非縮環の、芳香族または非芳香族の、5〜50員、好ましくは5〜10員の単環または多環の基、例えばチオフェン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インドール、ビスピリジン、ベンゾピラン、キノリン、ピラゾール、ピリジン、ピロール、フラン、イミダゾールまたはベンズイミダゾール環を意味する。
好ましくは、R1およびR2は、水素原子を表さない。有利には、R1およびR2は、非置換の、または置換されたアルキル基を表す。
本発明において、有用なカルボジイミド誘導体の例としては、N‐(3‐ジメチルアミノプロピル)‐N'‐(エチル)カルボジイミド;N,N'‐ジシクロヘキシルカルボジイミドが挙げられる。
上記カルボジイミド誘導体は、水またはアルコール性溶媒に可溶であることが好ましい。
化学的カップリング剤は、ポリマー上に担持されうる。例えば、ポリマーの1グラム当たり、1.4ミルモルのN‐(3‐ジメチルアミノプロピル)‐N'‐(エチル)カルボジイミド(EDC)の官能基化度でポリマー上に担持されたEDCが、Fluka(コード09657)によって販売されている。
少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物は、それぞれ、一般的に本発明による組成物中に、その組成物の全重量に対して、0.1〜60重量%、好ましくは0.2〜40重量%、さらに好ましくは0.5〜35重量%の濃度で存在する。
顔料は、それぞれ、一般的に本発明による組成物中に、その組成物の全重量に対して0.05〜80重量%、好ましくは0.1〜60重量%、さらに好ましくは0.25〜40重量%の濃度で存在する。
化学的カップリング剤は、それぞれ、一般的に本発明による組成物中に、その組成物の全重量に対して、0.05〜30重量%、好ましくは0.1〜20重量%、さらに好ましくは0.25〜10重量%の濃度で存在する。
本発明による組成物はさらに、化学的カップリング剤との組合せで、アミド結合の形成を促進することができる少なくとも1種の追加の化合物を含むことができる。
本発明の1つの具体的な実施形態によれば、上記の追加の化合物は、少なくとも1つのN‐ヒドロキシル官能基を有する化合物である。
列挙されうる少なくとも1つのN‐ヒドロキシル官能基を有する化合物の例は、N‐ヒドロキシスクシンイミド;N‐ヒドロキシスルホスクシンイミドを含む。
少なくとも1つのN‐ヒドロキシル官能基を有する化合物は、さらに少なくとも1つの極性基を含むことが好ましい。
化学的カップリング剤との組合せで、アミド結合の形成を促進することができる追加の化合物は、それぞれ、一般的に組成物の全重量に対して、0.05〜30重量%、好ましくは0.1〜20重量%、さらに好ましくは0.25〜10重量%の濃度で存在する。
本発明による組成物は、さらに充填剤を含むことができるが、シリカは除く。
「充填剤」という用語は、無色または白色の、無機または合成のラメラ状または非ラメラ状の粒子を意味するものとして理解されるべきである。充填剤は、一般的に組成物の全重量に対して、0〜80重量%、好ましくは0.01〜60重量%、さらに好ましくは0.02〜40重量%の割合で存在する。特に、タルク、ステアリン酸亜鉛、カオリン、ポリアミド(Nylon(登録商標))(Atochem社からのOrgasol)粉末、ポリエチレン粉末、テトラフルオロエチレンポリマー(Teflon(登録商標))の粉末、デンプン、窒化ホウ素、ポリマー微小球、例えばポリビニリデンクロライド/アクリロニトリルのポリマー微小球、例えばExpancel(Nobel Industrie)、アクリル酸コポリマー微小球(Dow Corning社からのPolytrap(登録商標))、シリコーン樹脂ミクロビーズ(Toshiba社からのTospearls(登録商標))およびエラストマー系オルガノシロキサンが列挙されうる。
また、発明による組成物は、有利には、さらに固着性ポリマー、増粘剤、アニオン性、非イオン性、カチオン性または両性界面活性剤、酸化ベースおよびカプラーなどの酸化染料、顔料以外の直接染料、香料、保存剤、コンディショニング剤、日焼け止め剤、蛋白質、ビタミン、プロビタミン、アニオン型、ノニオン性、カチオン型または両性の非固着性ポリマー、鉱物、植物性または合成油、セラミド、プソイドセラミド、揮発性または非揮発性、直鎖状または環状の、変性または非変性のシリコーン、pH調整剤、酸化剤、還元剤、インヒビター、触媒、および、化粧用組成物に従来から使用されている他の添加剤、から選択される慣用の化粧用添加剤を含む。
本発明による方法は、ケラチン繊維に
‐ 先に定義された少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;
‐ 先に定義された、少なくとも1種の顔料;および
‐ 先に定義された少なくとも1種の化学的カップリング剤
を適用することからなる。
‐ 先に定義された少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;
‐ 先に定義された、少なくとも1種の顔料;および
‐ 先に定義された少なくとも1種の化学的カップリング剤
を適用することからなる。
少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物、顔料および化学的カップリング剤は、少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物、顔料および化学的カップリング剤を、単独でまたは混合物として含有するいくつかの組成物を使用して、または少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物、顔料および化学的カップリング剤を含有する1つの組成物のみを使用してケラチン繊維に適用しうる。
本発明の1つの具体的な実施形態によれば、化粧用として許容できる媒体中に、少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物、顔料および化学的カップリング剤を含む組成物(A)が、ケラチン繊維に適用される。
本発明の別な具体的実施形態によれば、化粧用として許容できる媒体中に少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物を含む組成物(B)、ならびに化粧用として許容できる媒体中に顔料および化学的カップリング剤を含む組成物(C)、がケラチン繊維に適用される(組成物(B)および(C)の適用の順序は、無関係である)。
本発明の別な具体的実施形態によれば、化粧用として許容できる媒体中に少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物を含む組成物(B)、化粧用として許容できる媒体中に顔料を含む組成物(D)、および化粧用として許容できる媒体中に化学的カップリング剤を含む組成物(E)、がケラチン繊維に適用される(組成物(B)、(D)および(E)の適用の順序は無関係である)。
本発明の別の具体的実施形態によれば、化粧用として許容できる媒体中に少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物および化学的カップリング剤を含む組成物(F)、ならびに化粧用として許容できる媒体中に顔料を含む組成物(D)、がケラチン繊維に適用される(組成物(F)および(D)の適用の順序は無関係である)。
本発明の別の具体的実施形態によれば、化粧用として許容できる媒体中に化学的カップリング剤を含む組成物(E)、ならびに化粧用として許容できる媒体中に少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物および顔料を含む組成物(G)、がケラチン繊維に適用される(組成物(E)および(G)の適用の順序は無関係である)。
本発明の1つの好ましい実施形態によれば、顔料を含む組成物は、少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物および/または化学的カップリング剤を含む組成物の前に適用される。
本発明の1つの具体的実施形態によれば、先に定義されたように、化学的カップリング剤との組合せで、アミド結合の形成を促進することができる少なくとも1種の追加の化合物が、アミド結合の形成を促進するためにケラチン繊維に適用される。
例えば、上記追加の化合物は、1つもしくはその他またはいくつかの、ケラチン繊維に適用される組成物、あるいは追加の組成物中に存在し得る(その場合、様々な組成物のケラチン繊維への適用の順序は無関係である)。
本発明の1つの具体的実施形態によれば、顔料は、それらを含む本発明による方法で使用される様々な組成物中に分散される。
これらの組成物において、少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物は、それぞれ、通常、それを含む組成物の全重量に対して、0.1〜60重量%、好ましくは0.2〜40重量%、さらに好ましくは0.5〜35重量%の濃度で存在する。顔料は、それぞれ、通常、それを含む組成物の全重量に対して0.05〜80重量%、好ましくは0.1〜60重量%、さらに好ましくは0.25〜40重量%の濃度で存在する。化学的カップリング剤は、それぞれ、通常、それを含む組成物の全重量に対して、0.05〜30重量%、好ましくは0.1〜20重量%、さらに好ましくは0.25〜10重量%の濃度で存在する。
これらの組成物は、先に定義された様々な慣用の化粧用添加剤を含むことができる。
本発明による方法で使用される様々な組成物は、乾燥している毛髪、または湿潤している毛髪に適用され得る。
中間的なすすぎおよび/または乾燥が、各適用の間に行われうる。毛束は、フード(hood)の下で、ヘアドライヤーで、または平滑化トング(smoothing tongs)で乾燥されうる。
同じ方法によって、所望のタイプの付着物(化学的性質、機械的強度、厚さ、外観、感触などに関して)を実現するために一緒に架橋するポリマーの層の多重の重ね合わせを生成することができる。
本発明においては、一般に、化粧用として許容できる媒体は、水および/または1種以上の化粧用として許容できる溶媒、例えばアルコール、エステル、ケトン、または環状揮発性シリコーンまたは水‐溶媒混合物を含み、これらの溶媒は、好ましくはC1〜C4アルコールである。
また、本発明の主題は、少なくとも2つの組成物を含有し、その組成物の組合せが、
‐ 先に定義された少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;
‐ 先に定義された少なくとも1種の顔料;および
‐ 先に定義された少なくとも1種の化学的カップリング剤
を含む、多隔室(multi-compartment)装置である。
‐ 先に定義された少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;
‐ 先に定義された少なくとも1種の顔料;および
‐ 先に定義された少なくとも1種の化学的カップリング剤
を含む、多隔室(multi-compartment)装置である。
本発明の1つの具体的実施形態によれば、第1の隔室(コンパートメント)が、前に定義された組成物(B)を含み、そして、第2の隔室が、前に定義された組成物(C)を含む。
本発明の別の具体的実施形態によれば、第1の隔室が先に定義された組成物(B)を含み、そして第2の隔室が先に定義された組成物(D)を含み、そして第3の隔室が先に定義された組成物(E)を含む。
本発明の別の具体的実施形態によれば、第1の隔室が先に定義された組成物(F)を含み、そして、第2の隔室が先に定義された組成物(D)を含む。
本発明の別の具体的実施形態によれば、第1の隔室が先に定義された組成物(E)を含み、そして、第2の隔室が先に定義された組成物(G)を含む。
本発明の1つの特定の実施形態によれば、上記組成物の組合せが、また、化学的カップリング剤との組合せで、先に定義されたように、アミド結合の形成を促進することができる少なくとも1種の追加の化合物を含むことができる。
例えば、多隔室装置に含まれる組成物の1つまたはその他あるいはいくつかが、また、追加の化合物を含むことができる。
多隔室装置は、また、化粧用として許容できる媒体中に追加の化合物を含有する追加の組成物を含むこともできる。
本発明の主題は、また、先に定義された少なくとも1つアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物、先に定義された少なくとも1種の顔料、および先に定義された少なくとも1種の化学的カップリング剤の、ケラチン繊維の染色のための使用である。
特に、本発明の1つの主題は、先に定義された少なくとも1つアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物、先に定義された少なくとも1種の顔料、および先に定義された少なくとも1種の化学的カップリング剤のケラチン繊維の染色のための使用であって、ケラチン繊維の着色が洗髪堅牢性である使用である。
洗髪堅牢性は、後に定義される6回の洗髪後の劣化のパーセントが50%より少ない堅牢性であることが好ましい。
本発明は、以下に示す非限定的な実施例を用いて、さらに詳細に説明される。
〔実施例〕
次に示す実施例は、天然毛髪1gの束を使用して行った。
次に示す実施例は、天然毛髪1gの束を使用して行った。
使用した種々の試薬は、次に示すとおりである:
‐ 顔料1:欧州特許出願公開第1184426A2号公報に記載された方法により製造される、シリカのコアおよびキナクリドン(pigment Red 122)からなる有機部分を有する17nmのコンポジット顔料;
‐ 顔料2:リトールBレッドのカルシウム塩、Wackherr社から販売されているD & C Red 7
‐ EDC:Flukaによって販売されているN‐(3‐ジメチルアミノプロピル)(N'‐エチル)カルボジイミド塩酸塩;
‐ ポリマー1グラム当たり1.4ミリモルのEDCの官能基化度を有する、Fluka(コード 09657)によって販売されているポリマーに担持されたEDC;
‐ NHS: Flukaから販売されている、ナトリウムN‐ヒドロキシスルホスクシンイミド。
‐ 顔料1:欧州特許出願公開第1184426A2号公報に記載された方法により製造される、シリカのコアおよびキナクリドン(pigment Red 122)からなる有機部分を有する17nmのコンポジット顔料;
‐ 顔料2:リトールBレッドのカルシウム塩、Wackherr社から販売されているD & C Red 7
‐ EDC:Flukaによって販売されているN‐(3‐ジメチルアミノプロピル)(N'‐エチル)カルボジイミド塩酸塩;
‐ ポリマー1グラム当たり1.4ミリモルのEDCの官能基化度を有する、Fluka(コード 09657)によって販売されているポリマーに担持されたEDC;
‐ NHS: Flukaから販売されている、ナトリウムN‐ヒドロキシスルホスクシンイミド。
これらの試薬から次の溶液を調製した。
‐ 溶液A1:顔料1の10%水溶液;
‐ 溶液A2:顔料2の10%水溶液;
‐ 溶液B:ポリビニルアミン/n‐ビニルホルムアミド(BASFから販売されているCatiofast VFH)の10%水溶液;
‐ 溶液C:0.023gのEDCおよび0.026gのNHSを含有する水溶液;
‐ 溶液D1:10%の顔料1および10%のポリビニルアミン/n‐ビニルホルムアミド(BASFによって販売されているCatiofast VFH)を含有する水溶液;
‐ 溶液D2:10%の顔料2および10%のポリビニルアミン/n‐ビニルホルムアミド(BASFによって販売されているCatiofast VFH)を含有する水溶液;
‐ 溶液E:ポリマー上に担持された0.085gのEDCおよび0.026gのNHSを含む水溶液。
‐ 溶液A1:顔料1の10%水溶液;
‐ 溶液A2:顔料2の10%水溶液;
‐ 溶液B:ポリビニルアミン/n‐ビニルホルムアミド(BASFから販売されているCatiofast VFH)の10%水溶液;
‐ 溶液C:0.023gのEDCおよび0.026gのNHSを含有する水溶液;
‐ 溶液D1:10%の顔料1および10%のポリビニルアミン/n‐ビニルホルムアミド(BASFによって販売されているCatiofast VFH)を含有する水溶液;
‐ 溶液D2:10%の顔料2および10%のポリビニルアミン/n‐ビニルホルムアミド(BASFによって販売されているCatiofast VFH)を含有する水溶液;
‐ 溶液E:ポリマー上に担持された0.085gのEDCおよび0.026gのNHSを含む水溶液。
(実施例1)
1)0.5gの溶液A1を、クリーンな乾燥毛髪の房に適用する。次に、その房をフードの下で乾燥する。
2)次に、0.5gの溶液Bを、その乾燥した房に適用する。中間での乾燥を行なわずに、0.3gの溶液Cを適用する。
3)次にその房を、フードの下に30分間置く。
4)房を、濯ぎ、洗髪する。
1)0.5gの溶液A1を、クリーンな乾燥毛髪の房に適用する。次に、その房をフードの下で乾燥する。
2)次に、0.5gの溶液Bを、その乾燥した房に適用する。中間での乾燥を行なわずに、0.3gの溶液Cを適用する。
3)次にその房を、フードの下に30分間置く。
4)房を、濯ぎ、洗髪する。
同じ手順を溶液A2について実施する。
溶液A1では、得られた房はピンク色に強く着色される。溶液A2では、得られた房は赤色に強く着色される。次に、その房を洗髪堅牢性試験に供する。
毛髪の色を、CIELabシステム中のMinolta CM3600d(登録商標)分光測色計(spectrocolorimeter)で測定する。このシステムにおいて、L*は輝度、a*は色相、b*は彩度を表す。
6回洗髪後の色の劣化は、次の式によって算定される。
(式中:a*BN、b*BNおよびL*BNは、着色されていない毛束に関するa*、b*およびL*の値であり、a*tem、b*temおよびL*contrは、着色された毛束に対する洗髪前のa*、b*およびL*の値であり、a*6Sh、b*6ShおよびL*6Shは、着色された毛束に対する6回洗髪後のa*、b*およびL*の値である。)
溶液A1については、色の劣化は、6回の洗髪後で7.91%である。
溶液A2については、色の劣化は、6回の洗髪後で26.92%である。
これらの結果から、本発明の方法で得られた着色が、良好な洗髪堅牢性を示すことが明らかである。
(実施例2)
1)0.5gの溶液D1を、クリーンな乾燥毛髪に適用する。中間での乾燥を行なわずに0.3gの溶液Cを適用する。
2)次に、その毛束を、フードの下に30分間置く。
3)毛束を、濯ぎ、洗髪する。
1)0.5gの溶液D1を、クリーンな乾燥毛髪に適用する。中間での乾燥を行なわずに0.3gの溶液Cを適用する。
2)次に、その毛束を、フードの下に30分間置く。
3)毛束を、濯ぎ、洗髪する。
同じ手順を溶液D2について実施する。
溶液D1では、得られた毛束はピンク色に強く着色される。溶液D2では、得られた毛束は赤色に強く着色される。
(実施例3)
1)0.5gの溶液A1を、クリーンな乾燥毛髪に適用する。次に、その毛束をフードの下で乾燥する。
2)次に、0.5gの溶液Bを、その乾燥毛束に適用する。中間での乾燥を行なわずに0.3gの溶液Cを適用する。
3)次にその毛束を、180℃において平滑化トング(smoothing tongs)で乾燥する。
4)毛束を、濯ぎ、洗髪する。
1)0.5gの溶液A1を、クリーンな乾燥毛髪に適用する。次に、その毛束をフードの下で乾燥する。
2)次に、0.5gの溶液Bを、その乾燥毛束に適用する。中間での乾燥を行なわずに0.3gの溶液Cを適用する。
3)次にその毛束を、180℃において平滑化トング(smoothing tongs)で乾燥する。
4)毛束を、濯ぎ、洗髪する。
同じ手順を溶液A2について実施する。
溶液A1では、得られた毛束はピンク色に強く着色される。溶液A2では、得られた毛束は赤色に強く着色される。
(実施例4)
1)0.5gの溶液A1を、クリーンな乾燥毛髪に適用する。次に、その毛束をフードの下で乾燥する。
2)次に、0.3gの溶液Cを、その乾燥毛束に適用する。中間での乾燥を行なわずに0.5gの溶液Bを適用する。
3)次にその毛束を、フードの下に30分間置く。
4)毛束を、濯ぎ、洗髪する。
1)0.5gの溶液A1を、クリーンな乾燥毛髪に適用する。次に、その毛束をフードの下で乾燥する。
2)次に、0.3gの溶液Cを、その乾燥毛束に適用する。中間での乾燥を行なわずに0.5gの溶液Bを適用する。
3)次にその毛束を、フードの下に30分間置く。
4)毛束を、濯ぎ、洗髪する。
同じ手順を溶液A2について実施する。
溶液A1では、得られた毛束はピンク色に強く着色される。溶液A2では、得られた毛束は赤色に強く着色される。
(実施例5)
1)0.5gの溶液A1を、クリーンな乾燥毛髪に適用する。次に、その毛束をフードの下で乾燥する。
2)次に0.5gの溶液Bを、その乾燥毛束に適用する。中間での乾燥を行なわずに0.3gの溶液Eを適用する。
3)次に、その毛束を、フードの下で30分間置く。
4)毛束を、濯ぎ、洗髪する。
1)0.5gの溶液A1を、クリーンな乾燥毛髪に適用する。次に、その毛束をフードの下で乾燥する。
2)次に0.5gの溶液Bを、その乾燥毛束に適用する。中間での乾燥を行なわずに0.3gの溶液Eを適用する。
3)次に、その毛束を、フードの下で30分間置く。
4)毛束を、濯ぎ、洗髪する。
同じ手順を溶液A2について実施する。
溶液A1については、得られた毛束はピンク色に強く着色される。溶液A2については、得られた毛束は赤色に強く着色される。
前に概説した結果と同等の結果が、次のポリアミンについても得られた:
‐ ε‐ポリリシン(Chissoによって販売されている);
‐ ポリエチレンイミン(BASFによって販売されているLupasol P);
‐ ポリ(アリルアミン塩酸塩)(Aldrichによって販売されている。コード28322‐3)。
‐ ε‐ポリリシン(Chissoによって販売されている);
‐ ポリエチレンイミン(BASFによって販売されているLupasol P);
‐ ポリ(アリルアミン塩酸塩)(Aldrichによって販売されている。コード28322‐3)。
Claims (38)
- 化粧用として許容できる媒体中に、
‐ 少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;
‐ 酸化鉄、酸化チタンおよびシリカ以外の少なくとも1種の顔料;および
‐ アミド結合を形成するための少なくとも1種の化学的カップリング剤
を含むケラチン繊維の染色用組成物。 - 前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物が、300g・mol−1より大きい分子量を有する請求項1に記載の組成物。
- 前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物が、1000g・mol−1より大きい分子量を有する請求項2に記載の組成物。
- 前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物が、ポリマーである請求項2または3に記載の組成物。
- 前記ポリマーが、ポリアミンである請求項4に記載の組成物。
- 前記ポリアミンが、ポリビニルアミン、ポリエチレンアミン、ポリリシン、キトサン、ポリアリルアミン、アミノデキストラン、アミノセルロースおよびアミノポリビニルアセタールから選択される請求項5に記載の組成物。
- 前記顔料が、粉末または顔料ペーストの形態である請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
- 少なくとも1種の顔料が、ジルコニウム酸化物またはセリウム酸化物、クロム酸化物、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、クロム水和物およびフェリックブルーから選択される無機顔料である請求項7に記載の組成物。
- 少なくとも1種の顔料が、ニトロソ、ニトロ、アゾ、キサンテン、キノリン、アントラキノンおよびフタロシアニン化合物、金属錯体型の化合物およびイソインドリノン、イソインドリン、キナクリドン、ペリノン、ペリレン、ジケトピロロピロール、チオインジゴ、ジオキサジン、トリフェニルメタン、およびキノフタロン化合物、から選択される有機顔料である請求項7に記載の組成物。
- 少なくとも1種の顔料が、
‐ 無機コア、
‐ 前記コアに有機顔料を固着するための少なくとも1種のバインダー、および
‐ 前記コアを少なくとも部分的に被覆する、少なくとも1種の有機顔料
を含む粒子から構成されるコンポジット顔料である請求項7に記載の組成物。 - 少なくとも1種の顔料が、アルミナ、シリカ、カルシウムナトリウムボロシリケートまたはカルシウムアルミニウムボロシリケート、およびアルミニウムから選択される無機基体の上に染料が吸着されているものからなるレーキである請求項7に記載の組成物。
- 少なくとも1種の顔料が、真珠光沢顔料、基体に拘束されない干渉効果を有する顔料、蛍光顔料、燐光顔料、フォトクロミック顔料、サーモクロミック顔料、および量子ドット、から選択される特殊な効果を有する顔料である請求項7に記載の組成物。
- 前記真珠光沢顔料が、チタニウムまたはビスマスオキシクロライドで被覆された雲母;チタニウムおよび酸化鉄で被覆された雲母; チタニウムおよびフェリックブルーまたはクロム酸化物で被覆された雲母;チタニウムおよび請求項9で定義された有機顔料で被覆された雲母;およびビスマスオキシクロライドに基づく真珠光沢顔料から選択される請求項12に記載の組成物。
- 基体に拘束されない干渉効果を有する顔料が、液晶およびホログラフィ干渉フレークから選択される請求項12に記載の組成物。
- 前記顔料が、有色顔料である請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記顔料が、分散している請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記化学的カップリング剤が、カルボジイミド誘導体;1,1'‐カルボニルジイミダゾール;ホスホニウム塩;ホスホネート;ホスホルアミド;ジアルコキシトリアジン誘導体から選択される請求項1から16のいずれか一項に記載の組成物。
- カルボジイミド誘導体が、次の式(I):
R1−N=C=N−R2 (I)
(式中、R1 およびR2は、互いに独立して、
‐ 水素原子;
‐ 非置換の、または
・ ヒドロキシ基;
・ アミノ基;
・ モノアルキルアミノまたはジアルキルアミノ基;
・ モノ‐またはジ(モノ‐またはポリヒドロキシアルキル)アミノ基;
・ アリール基;
・ 複素環基
から選択される1つまたは複数の置換基で置換されたアルキル基;
‐ アリール基;
‐ アリールアルキル基
を表す)の化合物から選択される請求項17に記載の組成物。 - R1およびR2が、水素原子を表さない請求項18に記載の組成物。
- R1およびR2が、非置換の、または置換されたアルキル基を表す請求項19に記載の組成物。
- 前記カルボジイミド誘導体が、N‐(3‐ジメチルアミノプロピル)‐N'‐(エチル)カルボジイミド;N,N'‐ジシクロヘキシルカルボジイミドから選択される請求項17から20のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記カルボジイミド誘導体が、水またはアルコール性溶媒に可溶性である請求項17から21のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物が、それぞれ、組成物の全重量に対して、0.1〜60重量%の濃度で存在する請求項1から22のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記顔料が、それぞれ、組成物の全重量に対して0.05〜80重量%の濃度で存在する請求項1から23のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記化学的カップリング剤は、それぞれ、組成物の全重量に対して、0.05〜30重量%の濃度で存在する請求項1から24のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記化学的カップリング剤との組合せで、アミド結合の形成を促進することができる少なくとも1種の追加の化合物を含む請求項1から25のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記の追加の化合物が、少なくとも1つのN‐ヒドロキシル官能基を有する化合物である請求項26に記載の組成物。
- 前記の少なくとも1つのN‐ヒドロキシル官能基を有する化合物が、N‐ヒドロキシスクシンイミド;N‐ヒドロキシスルホスクシンイミドから選択される請求項27に記載の組成物。
- 前記の少なくとも1つのN‐ヒドロキシル官能基を有する化合物が、さらに、少なくとも1つの極性基を含む請求項27または28に記載の組成物。
- 前記の追加の化合物は、それぞれ、組成物の全重量に対して、0.05〜30重量%の濃度で存在する請求項26から29のいずれか一項に記載の組成物。
- ケラチン繊維に以下の:
‐ 請求項1から6のいずれか一項に定義された少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;
‐ 請求項1および7から15のいずれか一項に定義された少なくとも1種の顔料;および
‐ 請求項1および17から22のいずれか一項に定義された少なくとも1種の化学的カップリング剤、
が適用されることを特徴とするケラチン繊維の染色方法。 - 前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物、前記顔料および前記化学的カップリング剤が、前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物、前記顔料および前記化学的カップリング剤を、単独でまたは混合物として含有するいくつかの組成物を使用して、または前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物、前記顔料および前記化学的カップリング剤を含有する唯一の組成物を使用してケラチン繊維に適用される請求項31に記載の方法。
- 前記顔料を含む組成物が、前記の少なくとも1つのアミン官能基を有する化合物および/または前記化学的カップリング剤を含む組成物の前に適用される請求項32に記載の方法。
- 請求項26から29のいずれか一項に定義された少なくとも1種の追加の化合物が、アミド結合の形成を促進するためにケラチン繊維に適用される請求項31から33のいずれか一項に記載の方法。
- 少なくとも2つの組成物を含有し、前記組成物の組合せが、
‐ 請求項1から6のいずれか一項に定義された少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物;
‐ 請求項1および7から15のいずれか一項に定義された少なくとも1種の顔料;および
‐ 請求項1および17から22のいずれか一項に定義された少なくとも1種の化学的カップリング剤
を含むことを特徴とする多隔室(multi-compartment)装置。 - 前記の組成物の組合せが、さらに、請求項26から29のいずれか一項に定義された少なくとも1種の追加の化合物を含む請求項35に記載の装置。
- 請求項1から6のいずれか一項に定義された少なくとも1つのアミン官能基を有する少なくとも1種の化合物、請求項1および7から15のいずれか一項に定義された少なくとも1種の顔料および請求項1および17から22のいずれか一項に定義された少なくとも1種の化学的カップリング剤のケラチン繊維の染色のための使用。
- ケラチン繊維の着色が、洗髪堅牢性である請求項37に記載の使用。
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---|---|---|---|
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