JP2006111351A - マイクロ波加熱用袋体 - Google Patents
マイクロ波加熱用袋体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006111351A JP2006111351A JP2005266490A JP2005266490A JP2006111351A JP 2006111351 A JP2006111351 A JP 2006111351A JP 2005266490 A JP2005266490 A JP 2005266490A JP 2005266490 A JP2005266490 A JP 2005266490A JP 2006111351 A JP2006111351 A JP 2006111351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- microwave
- food
- heating
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
【解決手段】 マイクロ波を照射して食品を加熱する際に該食品を収納するマイクロ波加熱用袋体10Aにおいて、食品を出し入れする開口部11が形成され、マイクロ波を透過する材料からなる袋状基材13と、該袋状基材13の周縁部の少なくとも一部に形成されたマイクロ波遮蔽層14A,14Bとを有するマイクロ波加熱用袋体10A。
【選択図】 図1
Description
ところが、マイクロ波による加熱には、加熱ムラという特有の問題がある。例えば、食品に角がある場合には、マイクロ波が屈折してその部分に集中し、そこが異常に加熱され、それ以外の部分は加熱不足になるなどの加熱ムラが生じる。また、食品の厚さに大きなムラがある場合には、薄い部分が先に加熱されるし、冷凍した食品を加熱する場合には、氷と水ではマイクロ波の吸収量が1000倍程度異なるため、早く解凍した部分にマイクロ波が集中する。その結果、加熱ムラが生じる。
このような加熱ムラは、食品の味を損ねてしまうため、食品を均一に加熱する方法の開発が望まれている。
例えば特許文献1には、袋体内に収められた食品を均一に加熱するために、袋体を形成するシートとして、多数の穴が全面に形成されたシート状導電フォイルを備えた積層シートを使用する方法が記載されている。
また、特許文献2〜4は、市販のインスタント食品や弁当に付いている調味料、漬け物など、加熱に不向きな対象物を包装、収納するためのフィルム、袋体に関し、マイクロ波を全面的に遮蔽するものが記載されている。その他に、加熱するものと加熱しないものとを同時に収納できる袋体(特許文献5)、調理時間の異なる食品を同時に収納し、加熱・調理できる袋体(特許文献6)、長期冷凍保存にも電子レンジでの加熱にも使用可能な袋体(特許文献7)などが開示されている。
また、特許文献2〜5に記載された発明は、対象となる食品を加熱しないためにマイクロ波を全面的に遮断したり、調理時間の異なる食品を同時に加熱可能するために、食品ごとにマイクロ波が到達する程度を異ならせたりするものであって、やはり加熱対象の食品の加熱ムラや食品容器の熱変形などを抑制できるものではなかった。
すなわち、本発明のマイクロ波加熱用袋体は、マイクロ波を照射して食品を加熱する際に該食品を収納するマイクロ波加熱用袋体において、食品を出し入れする開口部が形成され、マイクロ波を透過する材料からなる袋状基材と、該袋状基材の周縁部の少なくとも一部に形成されたマイクロ波遮蔽層とを備えることを特徴とする。
前記マイクロ波遮蔽層は、前記開口部の近傍に形成されることが好ましく、例えば、前記開口部の内側に開閉自在なファスナ部が形成され、前記マイクロ波遮蔽層が、前記ファスナ部の近傍に形成されることが好ましい。
また、前記袋状基材が角部を有する形状である場合、前記マイクロ波遮蔽層は、前記角部に形成されることが好ましい。
前記袋状基材の中央部には、前記マイクロ波遮蔽層の非形成領域が少なくとも1つ形成され、その周囲にマイクロ波遮蔽層が形成されることも好ましい。
前記マイクロ波遮蔽層は、マイクロ波遮蔽物質を含有するインク組成物から形成されることが好ましい。
前記袋状基材は、融点が200℃以下の樹脂から形成されることが好ましい。
前記開口部の内側には、開閉自在なファスナ部が形成されることが好ましい。
図1および図2は本発明の袋体10Aの一実施形態例を示すものであって、電子レンジなどを利用してマイクロ波(例えば2.45GHz)を照射し、食品を加熱する場合に、この食品を収納するものである。
この例の袋体10Aは、筒状のフィルムの一端が食品を出し入れする開口部11とされ、他端が閉塞した底部12とされた袋状基材13と、この袋状基材13の周縁部の少なくとも一部に形成されたマイクロ波遮蔽層14A,14Bとを備えて構成されている。
この例の袋状基材13は、具体的には、1枚のフィルムが2つ折りされ、2つの対向する面状体13a,13bが形成された後、これらの両側端13c,13dがヒートシールされることにより、角部を有する角型形状の袋状とされている。また、開口部11の内側には、互いに嵌合する1対の雄爪と雌爪からなる開閉自在なファスナ部15が設けられ、袋体10Aを任意に密封、開封できるようになっている。
そして、この袋状基材13の底部12側の両角部には、三角コーナー型のマイクロ波遮蔽層14Aが形成され、ファスナ部15の近傍には、ファスナ部15と平行に帯状のマイクロ波遮蔽層14Bが形成されている。
また、袋状基材13を形成するフィルムは、単層フィルムでも、複数のフィルムが積層した積層フィルムでもよい。さらに各層は、上述の物質のうち1種から形成されていても、2種以上の混合物から形成されていてもよい。
また、袋状基材13の厚さには制限はないが、食品を入れた場合の扱いやすさから、通常30〜100μm、好ましくは40〜80μmである。
ここでマイクロ波の減衰率[単位:dB(デシベル)]は、マイクロ波遮蔽層に垂直にマイクロ波を照射してマイクロ波を透過させた場合に、入射したマイクロ波のエネルギーがどの程度減衰して透過したかを表すもので、下記式(1)に示すように、減衰前のマイクロ波の電力p1と減衰後のマイクロ波の電力p2の比の常用対数を10倍した値である。
10log10(p1/p2)・・・(1)
測定方法は特に規定されないが、KEC法((社)関西電子工業振興センター)や、1mW/cm2以上のマイクロ波を照射し、その減衰率をマイクロ波測定装置(例:トリフィールドメーター W.B,LEE製 TFM−50)で測定する方法などが例示できる。
一方、袋体10Aの中央部には、マイクロ波遮蔽層13を形成しないことにより、食品にはマイクロ波が到達し、均一かつ十分に加熱される。
このように、袋体10Aの中央部には、通常、収納した食品が存在するので、そこにはマイクロ波遮蔽層14A,14Bを設けず、食品が存在しないことがあるにもかかわらず、マイクロ波が集中しやすいそれ以外の部分、すなわち周縁部にはマイクロ波遮蔽層14A,14Bを適宜設けることによって、食品を均一に加熱できるとともに、袋体10Aの周縁部の過加熱を抑制でき、食品の加熱ムラや袋体10Aの熱変形、部分溶解、部分焼損などの不都合を防ぐことができる。
例えば、図1の例では特にマイクロ波が集中しやすい、開口部11の近傍、特にファスナ部15の近傍と、角部2ケ所とに設けられているが、いずれか一方のみに形成してもよい。また、角部としても、底部12側に限らず、開口部11側の角部に設けてもよい。また、両側端13c,13dに沿って形成してもよいし、底部12全体に沿って形成してもよい。さらに、図示例のように、ファスナ部15の周囲を避けて設けてもよいし、両側端13c,13dのヒートシールされた部分を避けて設けてもよい。
また、マイクロ波遮蔽層14A,14B,14Cの形状を文字、図柄にするなど、意匠性を持たせてもよい。
また、加熱対象の食品をこの袋体10A,10B,10Cに直接収納する以外に、マイクロ波を透過する他の袋体や容器であらかじめ包装した後、この袋体10A,10B,10Cに収納してもよい。
また、マイクロ波遮蔽層14A,14B,14Cの形成場所などについても、図示例に限定されず、例えば袋状基材13の1/2より上部あるいは1/3より上部において、全面あるいは一部分に形成できるし、1/2より下部においても、部分的に形成することなどが可能である。
[実施例1]
図5に示す袋体10Dを製造した。袋状基材13としては、対向する2つの面状体のみからなりマチ部を有さず、開口部11の近傍には1対の雄爪と雌爪からなる開閉自在のファスナ部15が設けられた厚さ70μmの低密度ポリエチレンフィルム製のものを使用した。そして、この袋状基材13において対向する2つの面状体のうち一方の面状体の外表面において、斜線で示す開口部11の近傍部分(ファスナ部15の近傍)と底部12側の両角部に、表1に示す質量比で各成分が配合されたインク組成物をグラビア印刷法で印刷して、厚さ約5μmの1層のマイクロ波遮蔽層14A,14Bを形成した。この厚さは、共焦点顕微鏡(レーザーテック社製、HD100D)で測定した。
なお、図中H1、W1、L1、L2、L3で示す長さはそれぞれ202mm、178mm、 60mm、35mm、35mmである。
また、このマイクロ波遮蔽層14A,14Bのマイクロ波の減衰率をマイクロ波測定装置(トリフィールドメーター)で測定したところ30dBであった。
このようにして得られた図5の袋体10Dに、レトルトカレー410gを入れ、マイクロ波遮蔽層14A,14Bが形成された面状体が上側になるように電子レンジ(シャープ製RE−LC30)内に置き(横置き)、出力500Wで1分間加熱した。そして、加熱前後の表面温度をサーモグラフィ(NEC三栄製 TH7100)で測定し、温度変化の様子を観察した。表2に、図5中、P1およびP2で示される、マイクロ波遮蔽層14A,14Bが形成された側の面状体における2箇所の加熱前後の表面温度と、加熱後の袋体10Dの状態を示す。
また、袋体10Dを電子レンジから取りだしてファスナ部15を開け、5本の温度計の各測定部を、内容物であるカレー中にランダムに挿入し温度測定した。その結果、最低温度と最高温度との差は7℃であり、加熱ムラはほとんどなかった。
マイクロ波遮蔽層が形成されていない以外は実施例1と同様の袋体を製造し、同様に加熱による表面温度の変化を測定、観察した。表2に結果を示す。
また、内容物であるカレーについても同様に温度測定したが、最低温度と最高温度との差は55℃であり、加熱ムラが認められた。
図6に示す袋体10Eを製造した。袋状基材13としては、底部と両側端にマチ部13’を有し、開口部11の近傍には1対の雄爪と雌爪からなる開閉自在のファスナ部15が設けられた厚さ45μmのポリプロピレンフィルム製のものを使用した。そして、この袋状基材13において対向する2つの面状体の両方の外表面において、斜線で示す開口部11の近傍部分(ファスナ部15の近傍)に、表3に示す質量比で各成分が配合されたインク組成物をグラビア印刷法で印刷して、厚さ約5μmの1層のマイクロ波遮蔽層14Dを形成した。この厚さは、共焦点顕微鏡(レーザーテック社製、HD100D)で測定した。
なお、図中H2、W2、D、L4で示す長さはそれぞれ202mm、178mm、40mm、60mmである。
また、このマイクロ波遮蔽層14Dのマイクロ波の減衰率をトリフィールドメーターで測定したところ30dBであった。
このようにして得られた図6の袋体10Eに、シチュー350gを入れ、開口部11が上側になるように電子レンジ(シャープ製RE−LC30)内に置き(縦置き)、出力500Wで3分間加熱した。そして、加熱前後の表面温度をサーモグラフィ(NEC三栄製 TH7100)で測定し、温度変化の様子を観察した。表4に、図6中、P3およびP4で示される2箇所の加熱前後の表面温度と、加熱後の袋体10Eの状態を示す。
また、袋体10Eを電子レンジから取りだしてファスナ部15を開け、5本の温度計の各測定部を、内容物であるシチュー中にランダムに挿入し温度測定した。その結果、最低温度と最高温度との差は5℃であり、加熱ムラはほとんどなかった。
マイクロ波遮蔽層が形成されていない以外は実施例2と同様の袋体を製造し、同様に加熱による表面温度の変化を測定、観察した。表4に、結果を示す。
また、内容物であるシチューについても同様に温度測定したが、最低温度と最高温度との差は80℃であり、加熱ムラが認められた。
冷凍したシチュー210gが入れられた、図7に示す袋体10Fを製造した。袋状基材13は、厚さ40μmの高密度ポリエチレンフィルムと厚さ30μmのナイロンフィルムとの積層フィルムからなり、対向する2つの面状体の四方がヒートシールにより閉じられたものである。符号13”はシール部である。食品を入れる開口部11の近傍には圧力解放機構11’を形成した。また、図中斜線部分には、ポリエチレンフィルムとポリアミドフィルムとの間に位置するように、あらかじめポリエチレンフィルムの表面に、オフセット印刷法により表5に示す質量比で各成分が配合されたインク組成物を印刷し、1層のマイクロ波遮蔽層(厚さ7μm)14E,14Fを形成しておいた。なお、斜線部分の中に斜線が施されていない楕円形の部分が5カ所あるが、5カ所は同形、同サイズであり、これらの部分はマイクロ波遮蔽層を形成していない非形成領域である。また、マイクロ波遮蔽層14E,14Fは、一方の面状体にのみ形成した。
また、ポリエチレンフィルムが袋体10Fの内表面側に、ナイロンフィルムが外表面側になるように袋状基材13を形成した。
なお、図中H3、W3、L5、L6、L7、L8、L9で示す長さはそれぞれH3:202mm、W3:178mm、L5:40mm、L6:40mm、L7:60mm、L8:30mm、L9:15mmである。
また、このマイクロ波遮蔽層14E,14Fのマイクロ波の減衰率をトリフィールドメーターで測定したところ20dBであった。
このようにして得られた図7の袋体10Fを、マイクロ波遮蔽層14E,14Fが形成された面が上側になるように電子レンジ(シャープ製RE−LC30)内に置き(横置き)、出力500Wで8分間加熱した。そして、加熱前後の表面温度をサーモグラフィ(NEC三栄製 TH7100)で測定し、温度変化の様子を観察した。表6に、図7中、P5およびP6で示される面状体における2箇所の加熱前後の表面温度と、加熱後の袋体10Fの状態を示す。
また、袋体10Fを電子レンジから取りだしてファスナ部15を開け、5本の温度計の各測定部を、内容物であるシチュー中にランダムに挿入し温度測定した。その結果、最低温度と最高温度との差は12℃であり、加熱ムラはほとんどなかった。
マイクロ波遮蔽層が形成されていない以外は実施例3と同様の袋体を製造し、同様に加熱による表面温度の変化を測定、観察した。表6に、結果を示す。
また、内容物であるシチューについても同様に温度測定したが、最低温度と最高温度との差は55℃であり、加熱ムラが認められた。
実施例1と同様の図5に示す袋体10Dを製造し、この袋状基材13において対向する2つの面状体のうち一方の面状体の外表面において、斜線で示す開口部11の近傍部分(ファスナ部15の近傍)と底部12側の両角部に、表7に示す質量比で各成分が配合されたインク組成物をグラビア印刷法の多重刷りで印刷して、厚さ約9μmの2層のマイクロ波遮蔽層14A,14Bを形成した。この厚さは、共焦点顕微鏡(レーザーテック社製、HD100D)で測定した。
なお、図中H1、W1、L1、L2、L3で示す長さはそれぞれ202mm、178mm、60mm、35mm、35mmである。
また、このマイクロ波遮蔽層14A,14Bのマイクロ波の減衰率をトリフィールドメーターで測定したところ35dBであった。
このようにして得られた図5の袋体10Dに、レトルトカレー410gを入れ、マイクロ波遮蔽層14A,14Bが形成された面状体が上側になるように電子レンジ(シャープ製RE−LC30)内に置き(横置き)、出力500Wで1分間加熱した。そして、加熱前後の表面温度をサーモグラフィ(NEC三栄製 TH7100)で測定し、温度変化の様子を観察した。表9に、図5中、P1およびP2で示される、マイクロ波遮蔽層14A,14Bが形成された側の面状体における2箇所の加熱前後の表面温度と、加熱後の袋体10Dの状態を示す。
また、袋体10Dを電子レンジから取りだしてファスナ部15を開け、5本の温度計の各測定部を、内容物であるカレー中にランダムに挿入し温度測定した。その結果、最低温度と最高温度との差は3℃であり、加熱ムラはほとんどなかった。
実施例1と同様の図5に示す袋体10Dを製造し、この袋状基材13において対向する2つの面状体のうち一方の面状体の外表面において、斜線で示す開口部11の近傍部分(ファスナ部15の近傍)と底部12側の両角部に、表8に示す質量比で各成分が配合されたインク組成物をグラビア印刷法の多重刷りで4層に印刷し、厚さ約17μmの4層のマイクロ波遮蔽層14A,14Bを形成した。この厚さは、共焦点顕微鏡(レーザーテック社製、HD100D)で測定した。
なお、図中H1、W1、L1、L2、L3で示す長さはそれぞれ202mm、178mm、60mm、35mm、35mmである。
また、このマイクロ波遮蔽層14A,14Bのマイクロ波の減衰率をトリフィールドメーターで測定したところ39dBであった。
このようにして得られた図5の袋体10Dに、レトルトカレー410gを入れ、マイクロ波遮蔽層14A,14Bが形成された面状体が上側になるように電子レンジ(シャープ製RE−LC30)内に置き(横置き)、出力500Wで1分間加熱した。そして、加熱前後の表面温度をサーモグラフィ(NEC三栄製 TH7100)で測定し、温度変化の様子を観察した。表9に、図5中、P1およびP2で示される、マイクロ波遮蔽層14A,14Bが形成された側の面状体における2箇所の加熱前後の表面温度と、加熱後の袋体10Dの状態を示す。
また、袋体10Dを電子レンジから取りだしてファスナ部15を開け、5本の温度計の各測定部を、内容物であるカレー中にランダムに挿入し温度測定した。その結果、最低温度と最高温度との差は2℃であり、加熱ムラはほとんどなかった。
11 開口部
13 袋状基材
14A〜14E マイクロ波遮蔽層
Claims (8)
- マイクロ波を照射して食品を加熱する際に該食品を収納するマイクロ波加熱用袋体において、
食品を出し入れする開口部が形成され、マイクロ波を透過する材料からなる袋状基材と、該袋状基材の周縁部の少なくとも一部に形成されたマイクロ波遮蔽層とを有することを特徴とするマイクロ波加熱用袋体。 - 前記開口部の内側には、開閉自在なファスナ部が形成され、
前記マイクロ波遮蔽層は、前記ファスナ部の近傍に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波加熱用袋体。 - 前記マイクロ波遮蔽層は、前記開口部の近傍に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波加熱用袋体。
- 前記袋状基材が角部を有する形状である場合、
前記マイクロ波遮蔽層は、前記角部に形成されたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のマイクロ波加熱用袋体。 - 前記袋状基材の中央部には、前記マイクロ波遮蔽層の非形成領域が少なくとも1つ形成され、その周囲にマイクロ波遮蔽層が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波加熱用袋体。
- 前記マイクロ波遮蔽層は、マイクロ波遮蔽物質を含有するインク組成物から形成されたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のマイクロ波加熱用袋体。
- 前記袋状基材は、融点が200℃以下の樹脂から形成されたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のマイクロ波加熱用袋体。
- 前記開口部の内側には、開閉自在なファスナ部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波加熱用袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005266490A JP4757578B2 (ja) | 2004-09-14 | 2005-09-14 | マイクロ波加熱用袋体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004266649 | 2004-09-14 | ||
JP2004266649 | 2004-09-14 | ||
JP2005266490A JP4757578B2 (ja) | 2004-09-14 | 2005-09-14 | マイクロ波加熱用袋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006111351A true JP2006111351A (ja) | 2006-04-27 |
JP4757578B2 JP4757578B2 (ja) | 2011-08-24 |
Family
ID=36380196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005266490A Expired - Fee Related JP4757578B2 (ja) | 2004-09-14 | 2005-09-14 | マイクロ波加熱用袋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4757578B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014518812A (ja) * | 2011-04-25 | 2014-08-07 | グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド | マイクロ波エネルギー相互作用パウチ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114680U (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-13 | ||
JPH0444975A (ja) * | 1990-06-06 | 1992-02-14 | Kuwabara Yasunaga | 焦げ付きを防止した電子レンジ加熱用容器 |
JP2001055241A (ja) * | 1999-08-18 | 2001-02-27 | Dia Syst Kk | 冷凍保存用容器 |
JP2002193350A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 電子レンジ用液体性食品包装体及びそれに用いる容器 |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005266490A patent/JP4757578B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114680U (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-13 | ||
JPH0444975A (ja) * | 1990-06-06 | 1992-02-14 | Kuwabara Yasunaga | 焦げ付きを防止した電子レンジ加熱用容器 |
JP2001055241A (ja) * | 1999-08-18 | 2001-02-27 | Dia Syst Kk | 冷凍保存用容器 |
JP2002193350A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 電子レンジ用液体性食品包装体及びそれに用いる容器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014518812A (ja) * | 2011-04-25 | 2014-08-07 | グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド | マイクロ波エネルギー相互作用パウチ |
US10506670B2 (en) | 2011-04-25 | 2019-12-10 | Graphic Packaging International, Llc | Microwave energy interactive pouches |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4757578B2 (ja) | 2011-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7323669B2 (en) | Microwave interactive flexible packaging | |
US6683289B2 (en) | Hand-held food package | |
JP4950179B2 (ja) | 熱的に活性可能なマイクロ波相互作用材料 | |
US20060096978A1 (en) | Insulated packages for microwaveable foods | |
US20030080119A1 (en) | Semi-rigid hand-held food package | |
CA2586472A1 (en) | Insulated packages for microwaveable foods | |
AU2002353909A1 (en) | Hand-held food package | |
US20070278221A1 (en) | Method and apparatus for cooking foods | |
JP2009532291A (ja) | 電子レンジで使用可能な食品用パッケージ | |
JP4757578B2 (ja) | マイクロ波加熱用袋体 | |
JP2016043948A (ja) | 電子レンジ加熱用包装体 | |
JPS63131926A (ja) | 電子レンジを用いた蒸気加温方法 | |
JP2003144059A (ja) | 電子レンジ加熱対応ペットフード及びその包装体 | |
WO2011132433A1 (ja) | 電子レンジ調理用袋 | |
Bohrer et al. | Packaging techniques for microwaveable foods | |
JPH10175680A (ja) | マイクロ波エネルギー透過量調整機能を有するシート及びそれからなるパッケージ | |
JP5658915B2 (ja) | 電子レンジによる調理方法及び電子レンジ調理用調味液セット | |
JP2024090274A (ja) | 包装袋 | |
JP2017533869A (ja) | 発熱する電子レンジ用の食品包装容器 | |
JP3059641U (ja) | 即席保存食品 | |
JP2000007053A (ja) | 電子レンジ用包装袋 | |
JPH0525437Y2 (ja) | ||
JP2007001631A (ja) | 電子レンジ用包装袋 | |
JP2011073684A (ja) | 電子レンジ加熱用包装袋 | |
JPH0653465U (ja) | 電子レンジ用包装袋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080702 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110524 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110601 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4757578 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |