JP2006111316A - 易開封性包装体およびその使用方法 - Google Patents

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Yoshinari Morimoto
佳成 森本
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Abstract

【課題】 被縫製物の封入に際し、特殊な設備や作業を必要としない易開封性包装体を提供する。
【解決手段】 包装体Pにおいて、重ねられた本体1,1は右辺1c,1cの上部を除く部分および底辺1b,1bが本縫い目Aで縫合され、本縫い目Aで縫合されていない部分の内、上辺側は左右に延設される開封用縫合部の環縫い目Dで開口部の一部4が封止されている。本体1,1の左辺1a,1aには開口部の他部3が形成され、該左辺1a,1aの対向する内面には表面を保護部材2a,2aで保護された接着材2,2が貼着されている。被縫製体は開口部の他部4から挿入され、保護部材2a,2aを除き本体1,1の左辺1a,1aを閉じ合わせることで封入される。包装体Pの開封は環縫目Dの下糸9の縫い終わり端部9aを引っ張りほつれさせることで行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体状の被包装物を包装する易開封性包装体に関する。
従来、この種の易開封性包装体としては、包装体の開口部をミシン縫いして封止したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。紙を折りたたんでなる封筒状の袋本体の一方の開口部はミシン縫いされるとともに、ミシン縫い目の内側部分には帯状に接合された封止部が形成されている。前記袋本体の他方の開口部から内容物を充填した後にこの開口部をミシン縫いして封止することで内容物を封入する。そして、前記一方の開口部のミシン縫い糸を取り去って縫い目を解き、次いで前記封止部を手で引き剥して前記一方の開口部を開封して内容物を取り出す。
特開平5−147664号公報(第3頁左欄、第1図)
ところが、このような従来の易開封性包装体においては、内容物を充填した後にミシン縫いで封止する作業必要があるから、例えば贈答品の包装に用いる場合には、贈答者に対しミシン縫いする手間およびそのための設備を要するという問題が有った。
上記課題を解決するために、請求項1に関わる発明は、シート材からなる本体を袋状に形成し、固体状の被包装物を包装する易開封性包装体であって、開口部の一部には環縫いの縫い目で縫合するとともに該縫い目の縫い終わりで針糸と下糸とを切断した開封用縫合部が設けられ、前記開口部の他部には接着材が該開口部の他部を封止可能に貼着されているとともに該接着剤の表面が保護部材で保護されていることを特徴とする。なお、前記本体を不織布、前記接着材を帯状の両面テープとするのが望ましく、前記開封用縫合部はテープを介して縫合されるのが望ましい。さらに、前記開封用縫合部の外側に別の封止手段を設けるとよい。
請求項6に関わる発明は、請求項1乃至5記載の易開封性包装体の前記開口部の他部より被包装物を挿入し、前記保護部材を除いて該開口部の他部を前記接着材で封止することを特徴とする。請求項7に関する発明は、請求項6に記載の易開封性包装体の使用方法により封止された易開封性包装体において、前記開封用縫合部の下糸の縫い終わり部を引っ張ることで前記環縫い目をほつれさせ、前記開口部の一部を開口させることを特徴とする。
本発明によれば、被包装体の封止は接着材表面の保護部材を除いて前記開口部の他部を接合することでなされるから、特殊な設備等を必要とせず簡便に行うことができる。また、開封用縫合部をテープを介して縫合すると、該開封用縫合部における強度の上昇および装飾の効果を奏する。さらに、開封用縫合部の外側に別の封止手段を設けると、開封用縫合部の環縫い目を解いて前記開口部の一部を開口した後も、該開口部の一部を封止することができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図面を用いて説明する。図1は包装体Pの斜視図、図2は包装体Pの正面図、図3は包装体Pの左側面断面図である。2枚の方形状の不織布である本体1,1が重ねられ、右辺1c,1cの上部を除く部分および底辺1b,1bが本縫い目Aで縫合されている。本体1,1の上部は一部が外側に折り曲げられて、図2、図3に示す如く、左右に平行に伸びる一対の本縫い目B,Bにより夫々中空部6,6が形成されている。本体1,1の左辺1a,1aの互いに対向する内面には両面テープ2,2が夫々表面を保護部材2a,2aで保護された状態で貼着されている。
本体1,1の本縫い目Aの右辺側上端と中空部6,6との間に開封用縫合部5が本体1,1の左右に延設されている。開封用縫合部5は本体1,1の外面に折り曲げられた帯状のテープ7をその端部7a,7aが本体1,1の左辺1a,1a側に突出するようにして周接させ、その上から環縫い目Dにより本体1,1を縫合して形成されている。テープ7は開封用縫合部5の補強および装飾を目的として、一般に公知のリボン等が好適に用いられる。また、折り曲げられた一方の帯状の封止部材8はその両端8a,8aが中空部6,6より左側(本体1,1の左辺1a,1a側)に夫々が突出するように中空部6,6に挿通されている。他方の封止部材8’は封止部材8の逆方向、即ちその端部8a’,8a’が右側に夫々が突出するように中空部6,6に折り曲げられて挿通されている。封止手段8は装飾性を目的としてリボン等が好適に用いられるが、一般に公知の紐材を用いても良い。
環縫い目Dは、JIS L 0120に規定された縫い目形式406で表される縫い目であり、図4に示すような一般に公知である二重環縫いミシン11を用い、2本の針糸10,10と下糸(ルーパ糸)9との係合により形成される。環縫い目Dの形成方法を図1、図2に基づいて説明すると、先ず上述のように本体1,1とテープ7とを周接させ、次いで本体1,1の(図2に示す)裏面が表になるように二重環ミシン11にセットし、テープ7上を縫い始め部Sから縫い終り部EまでF方向に縫製を行う。そして縫い終わり部分において縫製を一旦停止し、公知の方法で二重環ミシン11を1回転だけ逆回転操作を行った後に、針糸10,10および下糸9を切断することで縫製を終了する。このとき、環縫い目Dの縫い終わり部分において、図1に示すように下糸9の縫い終わり端部9aがテープ7の表面側に突出している
以上のように構成された包装体Pは、開口部の一部4が開封用縫合部5で封止され、開口部の他部3が開口している。包装体Pに被包装体(図示せず)を封入するときは、先ず開口部の他部3から被包装体を挿入し、次いで両面テープ2,2の保護部材2a,2aを除き本体1,1の左辺1a,1aを両面テープ2,2で閉じ合わせる。そして、テープ7の端部7a,7aは装飾を目的として華美に結び合わせる。同様に両封止部材8,8’の端部8a,8aおよび8a’8a’も夫々を結び合わせる。
上記のように封止された包装体Pを開封するときは、先ず環縫い目Dの下糸9の縫い終わり端部9aを手で引っ張り、下糸9を縫い始め部Sに向かってほつれさせてこれを除く。次いで、テープ7の端部7a,7aを手で摘み本体1,1から引き離すと、針糸10,10がテープ7に付随して除かれ、開口部4が開口される。このようにして開封された包装体Pにおいては、封止部材8,8’の端部8a,8aおよび8a’,8a’を夫々の突出方向に引き絞ることで、開口部4を封止することが出来る。
なお、環縫い目Dについては、JIS L 0120規格の縫い目形式406に限定されるものではなく、同規格の縫い目形式407、602、605、607等種々の縫い目形式で形成することができる。また、本縫い目A,Bで縫合される部分については他の縫い目形式、例えば環縫い目で縫合してもよいし、接着剤を用いて接合することもできる。
本発明に係る易開封性包装体の斜視図である。 同包装体の正面図である。 同包装体の左側面より見た断面図である。 二重環縫いミシンの要部を示す斜視図である。
符号の説明
1 本体
1a 左辺
1b 底辺
1c 右辺
2 両面テープ
2a 保護部材
3 開口部の他部
4 開口部の一部
5 開封用縫合部
6 中空部
7 テープ
8,8’ 封止部材
9 下糸(ルーパ糸)
9a 縫い終わり端部
10 針糸
11 二重環縫いミシン
A,B 本縫い目
D 環縫い目
E 縫い終り部
P 包装体
S 縫い始め部

Claims (7)

  1. シート材からなる本体を袋状に形成し、固体状の被包装物を包装する易開封性包装体であって、開口部の一部には環縫いの縫い目で縫合するとともに該縫い目の縫い終わりで針糸と下糸とを切断した開封用縫合部が設けられ、前記開口部の他部には接着材が該開口部の他部を封止可能に貼着されているとともに該接着剤の表面が保護部材で保護されていることを特徴とする、易開封性包装体。
  2. 前記本体は不織布である請求項1に記載の易開封性包装体。
  3. 前記接着材は帯状の両面テープである請求項1または2に記載の易開封性包装体。
  4. 前記開封用縫合部はテープを介して縫合されている請求項1乃至3に記載の易開封性包装体。
  5. 前記開封用縫合部の外側には前記開口部の一部を封止するための別の封止手段が設けられている請求項1乃至4に記載の易開封性包装体。
  6. 請求項1乃至5記載の易開封性包装体の前記開口部の他部より被包装物を挿入し、前記保護部材を除いて該開口部の他部を前記接着材で封止することを特徴とする、易開封性包装体の使用方法。
  7. 請求項6に記載の易開封性包装体の使用方法により封止された易開封性包装体において、前記開封用縫合部の下糸の縫い終わり部を引っ張ることで前記環縫い目をほつれさせ、前記開口部の一部を開口させることを特徴とする、易開封性包装体の使用方法。
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