JP2006111131A - ウオッシャタンク用レベルゲージ - Google Patents

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Abstract

【課題】 チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量を簡単に確認することができるウオッシャタンク用レベルゲージを提供する。
【解決手段】 ウオッシャタンク1に設けられたインレット7の注入口9に嵌合自在にされ、上部に空気抜き孔11dが設けられると共に下部に空気抜き孔11dと連通する円筒状の管部12が設けられたキャップ11と、このキャップ11の円筒状の管部12に連結され、インレット7からウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの中に挿入されるチューブ17とを備え、空気抜き孔11dを塞いだ状態で該チューブ17内にウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wを残留させるようにしたウオッシャタンク用レベルゲージ10において、キャップ11の上部に空気抜き孔11dを覆うスポイト体13を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車輌のウインドシールドガラスを洗浄するためのウオッシャ液を貯留するウオッシャタンク内の該ウオッシャ液の貯留量(残量)を計るウオッシャタンク用レベルゲージに関する。
従来のウオッシャタンク用レベルゲージは、ウオッシャタンクに設けられたインレットの注入口に嵌合自在にされ、上部に空気抜き孔を有するつまみ部を設けたキャップと、このキャップの下部に前記つまみ部の空気抜き孔と連通するように設けられた円筒状の管部に連結され、前記インレットから前記ウオッシャタンク内のウオッシャ液の中に挿入される長尺のチューブとで構成されていた。
そして、片手でキャップのつまみ部をつまむと共に、該つまみ部の空気抜き孔を塞いだ状態でチューブをウオッシャタンク及びインレットから引き抜き、該チューブ内に大気の圧力に押されて残留したウオッシャ液の量からウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量の有無を確認していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−246261号公報
しかしながら、前記従来のウオッシャタンク用レベルゲージでは、チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことにより、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量を確認していたため、チューブの挿入及び引き抜き作業が必要不可欠となって、ウオッシャ液の残量の確認作業が煩雑であった。
特に、ウオッシャ液を注入するインレットがクランク状でしかも三次元的に曲がっている場合には、このインレットの内壁と長尺のチューブとのすべり抵抗が大きいため、チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことが難しく、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量を確認することが非常に煩雑であった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量を簡単に確認することができるウオッシャタンク用レベルゲージを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ウオッシャタンクに設けられたインレットの注入口に嵌合自在にされ、上部に空気抜き孔が設けられると共に下部に該空気抜き孔と連通する管部が設けられたキャップと、このキャップの管部に連結され、前記インレットから前記ウオッシャタンク内のウオッシャ液の中に挿入されるチューブとを備え、前記空気抜き孔を塞いだ状態で前記チューブ内に前記ウオッシャタンク内のウオッシャ液を残留させるようにしたウオッシャタンク用レベルゲージにおいて、前記キャップの上部に前記空気抜き孔を覆うスポイト体を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のウオッシャタンク用レベルゲージであって、前記スポイト体を円板状の上部と該上部の外周より下方に伸縮自在に延びる筒部と該筒部の下端開口を閉塞すると共に前記空気抜き孔を該スポイト体の内部に連通する円板環状の下部とで形成し、このスポイト体の上部に空気抜き孔を設け、かつ前記スポイト体の筒部に残量有無表示ラインを設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のウオッシャタンク用レベルゲージであって、前記スポイト体を円板状の上部と該上部の外周より下方に伸縮自在に延びる筒部と該筒部の下端開口を閉塞すると共に前記空気抜き孔を該スポイト体の内部に連通する円板環状の下部とで形成し、このスポイト体の上部に空気抜き孔を有するつまみ部を設け、かつ前記スポイト体の筒部に残量有無表示ラインを設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載のウオッシャタンク用レベルゲージであって、前記キャップの上部の空気抜き孔と下部の管部とを円筒状の筒部で一体形成し、この円筒状の筒部内に円柱状のスポイト体を摺動自在に支持し、かつ前記円筒状の筒部に残量有無表示ラインを設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1記載のウオッシャタンク用レベルゲージであって、前記スポイト体を円板状の上部と該上部の外周より下方に伸縮自在に延びる筒部と該筒部の下端開口を閉塞すると共に前記空気抜き孔を該スポイト体の内部に連通する円板環状の下部とで形成し、このスポイト体の上部にボンネットのフードインナを押圧、離反自在に設け、かつ前記スポイト体の筒部に残量有無表示ラインを設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、キャップの上部に空気抜き孔を覆うスポイト体を設けたことにより、このスポイト体内にウオッシャ液を簡単に吸い込むことができるため、チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の貯留量を簡単に計ることができる。
請求項2の発明によれば、スポイト体の筒部の伸縮を利用して該筒部内にウオッシャ液を簡単に吸い上げることができるため、チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量を簡単に確認することができる。
請求項3の発明によれば、スポイト体の筒部の伸縮及びつまみ部を利用して該筒部内にウオッシャ液を簡単に吸い上げることができるため、チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量を簡単に確認することができる。
請求項4の発明によれば、円筒状の筒部内に円柱状のスポイト体を摺動させて該円筒状の筒部内にウオッシャ液を簡単に吸い上げることができるため、チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量を簡単に確認することができる。
請求項5の発明によれば、ボンネットを開けるだけで、スポイト体の筒部の伸縮を利用して該筒部内にウオッシャ液を簡単に吸い上げることができるため、チューブをインレットからウオッシャタンク内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク内のウオッシャ液の残量を簡単に確認することができる。
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例1のウオッシャタンク用レベルゲージを備えたウオッシャタンクを一部断面で示す正面図、図2(a)〜図2(c)はウオッシャ液の残量が有る場合の同レベルゲージによる計測状態を順を追って説明する断面図、図3(a)〜図3(c)はウオッシャ液の残量が無い場合の同レベルゲージによる計測状態を順を追って説明する断面図、図8は図2(a)〜図2(c)に示すキャップの底面図である。
図1に示すように、ウオッシャタンク1は、上面開口部の外周に鍔部2aを有した合成樹脂製で箱形の下タンク2と、下面開口部の外周に鍔部3aを有し、この鍔部3aを下タンク2の上面開口部の外周の鍔部2aに密接させて内部にウオッシャ液Wの貯留槽を形成する合成樹脂製で箱形の上タンク3とで構成されている。この下タンク2の側面には車輌取付用のブラケット4を一体突出形成してある。また、上タンク3の上面には車輌取付用のブラケット5を一体突出形成してあると共に、円筒状のインレット取付部6を一体突出形成してある。
図1に示すように、上タンク3のインレット取付部6には、クランク状(平面略L字状で正面略Z字状)で三次元的に曲がっている軟質樹脂製で円筒状のインレット7の基端部8を嵌合自在に取り付けてある。このインレット7の先端側がウオッシャ液Wを注入する注入口9になっている。
図1〜図3に示すように、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量を計るウオッシャタンク用レベルゲージ10は、円板状の平坦部11aの表面(上部)11bの中央に空気抜き孔11dを有する合成樹脂製のキャップ11と、このキャップ11の平坦部11aの表面11bの中央に空気抜き孔11dを覆うと共に該空気抜き孔11dと連通するように一体形成されたスポイト体13と、キャップ11の平坦部11aの裏面(下部)11cの中央に空気抜き孔11dと連通するように一体突出形成された円筒状の管部12の先細の先端部12aに連結され、インレット7からウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの中に挿入される合成樹脂製で透明又は半透明のチューブ17とを備えている。そして、このウオッシャタンク用レベルゲージ10は、インレット7の注入口9に取り外し自在に嵌合されるようになっている。
図1〜図3及び図8に示すように、キャップ11の平坦部11aの裏面11cには管部12を囲むように同一円周軌跡上に4個の円弧状部材11eをそれぞれ一体突出形成してある。この各円弧状部材11eはインレット7の注入口9内に嵌合・離脱自在になっている。また、管部12の先端部12aは各円弧状部材11eより下方に突出するように長く形成してある。さらに、図1〜図3に示すように、キャップ11をインレット7の注入口9内に嵌合した際に、該注入口9はキャップ11の平坦部11aにより完全に覆われるようになっている。また、図2,図3に示すように、キャップ11の平坦部11aの管部12と円弧状部材11eの間には外気連通用の空気抜き孔11fを形成してある。
図1〜図3に示すように、スポイト体13は、円板状の上部13aと、この上部13aの外周より下方に伸縮自在(弾性変形自在)に延びる蛇腹状の筒部13bと、この筒部13bの下端開口を閉塞すると共にキャップ11の空気抜き孔11dを該スポイト体13の内部に連通する円板環状の下部13cとで形成されており、この蛇腹状の筒部13bの伸縮を利用して該筒部13b内にウオッシャ液Wを吸い上げるようになっている。また、スポイト体13の上部13aの中央には空気抜き孔13dを形成してある。さらに、スポイト体13の筒部13bの所定位置には残量有無表示ライン13eを横方向に形成してある。また、スポイト体13の円板環状の下部13cの中央下端には、環状ボス部13fを一体に突出形成しており、該環状ボス部13fの全外周とキャップ11の表面11b間を溶着することで、スポイト体13がキャップ11に取り付けられる。
尚、スポイト体13を柔軟な樹脂製で透明又は半透明に形成すれば、スポイト体13の筒部13b内に吸い込まれたウオッシャ液Wの量及び残量有無表示ライン13eの確認が容易となる。
以上実施例1のウオッシャタンク用レベルゲージ10によれば、ウオッシャタンク1内にウオッシャ液Wを注入する場合には、インレット7の注入口9からキャップ11を取り外し、インレット7の注入口9からウオッシャ液Wを注入してウオッシャタンク1内にウオッシャ液Wを供給する。このウオッシャ液Wの供給終了後、長尺のチューブ17をインレット7からウオッシャタンク1内の底面側まで完全に挿入し、その後でキャップ11の各円弧状部材11eをインレット7の注入口9内に嵌合してインレット7の注入口9をキャップ11により完全に覆う。
次に、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量を計る場合には、まず、図2(a)及び図3(a)に示すように、スポイト体13の蛇腹状の筒部13bが伸張した状態にしておく。次に、図2(b)及び図3(b)に示すように、空気抜き孔13dを指先で塞ぎながらスポイト体13の円板状の上部13aを指先で押し付けて蛇腹状の筒部13bを縮ませる。
そして、図2(c)及び図3(c)に示すように、スポイト体13の円板状の上部13aの空気抜き孔13dを指先で塞ぎながら蛇腹状の筒部13bの弾性復帰力により該筒部13bを伸張させると、図2(c)に示すように、ウオッシャタンク1内にウオッシャ液Wの残量が有る場合には、スポイト体13の蛇腹状の筒部13bの伸張による負圧により大気の圧力に押されてチューブ17内に残留したウオッシャ液Wが該蛇腹状の筒部13b内に吸い上げられる。さらに、図3(c)に示すように、ウオッシャタンク1内にウオッシャ液Wの残量が無い場合には、スポイト体13の蛇腹状の筒部13bを伸張させても該蛇腹状の筒部13b内にウオッシャ液Wが吸い上げられることはない。これらにより、従来のように、キャップ11をインレット7の注入口9から抜いて外すと共に、長尺のチューブ17をウオッシャタンク1及びインレット7から引き抜くことなく、チューブ17内に残留したウオッシャ液Wの量からウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの残量の有無が簡単かつ確実に確認される。
特に、図1に示すように、クランク状で三次元的に曲がっているインレット7を有したウオッシャタンク1でも、チューブ17をクランク状で三次元的に曲がったインレット7からウオッシャタンク1内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量(残量)をスポイト体13の筒部13bに表示された残量有無表示ライン13eにより簡単に計ってウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの残量の有無を簡単に確認することができる。
図4は本発明の実施例2のウオッシャタンク用レベルゲージを示す断面図である。
この実施例2のウオッシャタンク用レベルゲージ10Aは、つまみ部14を突設したスポイト体13′を有している。このスポイト体13′は、円板状の上部13aと、この上部13aの外周より下方に伸縮自在(弾性変形自在)に延びる蛇腹状の筒部13bと、この筒部13bの下端開口を閉塞すると共にキャップ11の空気抜き孔11dをスポイト体13′の内部に連通する円板環状の下部13cと、上部13aの上面中央に一体突出形成され、側部中央に空気抜き孔14dを形成したつまみ部14とで形成されている。また、スポイト体13′の筒部13bの所定位置には残量有無表示ライン13eを横方向に形成してある。他の構成は、前記実施例1と同様であるため、同一構成部分に同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施例2のウオッシャタンク用レベルゲージ10Aでは、スポイト体13′の蛇腹状の筒部13bの弾性復帰力を利用すると共に、空気抜き孔14dを有するつまみ部14をつまんで蛇腹状の筒部13bを強制的に伸張させて該筒部13b内にウオッシャ液Wを吸い上げることができるようになっている。これにより、前記実施例1と同様に、チューブ17をクランク状で三次元的に曲がったインレット7からウオッシャタンク1内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量(残量)をスポイト体13′の筒部13bに表示された残量有無表示ライン13eにより簡単に計ってウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの残量の有無を簡単に確認することができる。
図5は本発明の実施例3のウオッシャタンク用レベルゲージを示す断面図である。
この実施例3のウオッシャタンク用レベルゲージ10Bは、所謂注射器タイプのものである。即ち、キャップ11′の円板状の平坦部11aの表面(上部)11bの中央に形成される空気抜き孔11dと該平坦部11aの裏面(下部)11cの中央に該空気抜き孔11dと連通するように一体突出形成された円筒状の管部とを、前記実施例1の円筒状の管部12より大径の円筒状の筒部15で一体形成したものであり、該円筒状の筒部15の先細の先端部15aに合成樹脂製で透明又は半透明のチューブ17を連結してある。そして、この円筒状の筒部15内に円柱状のスポイト体16を摺動自在に支持してある。また、円筒状の筒部15の所定位置に残量有無表示ライン15eを形成してある。他の構成は、前記実施例1と同様であるため、同一構成部分に同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施例3のウオッシャタンク用レベルゲージ10Bでは、キャップ11′の中央に一体形成された円筒状の筒部15内より円柱状のスポイト体16を引き抜くように移動させることで、該円筒状の筒部15内にウオッシャ液Wを吸い上げることができるようになっている。これにより、前記実施例1と同様に、チューブ17をクランク状で三次元的に曲がったインレット7からウオッシャタンク1内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量(残量)を円筒状の筒部15に表示された残量有無表示ライン15eにより簡単に計ってウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの残量の有無を簡単に確認することができる。
図6は本発明の実施例4のウオッシャタンク用レベルゲージを示す断面図、図7は同レベルゲージによるウオッシャ液の残量の計測状態を示す断面図である。
この実施例4のウオッシャタンク用レベルゲージ10Cのスポイト体13″は、円板状の上部13aと、この上部13aの外周より下方に伸縮自在(弾性変形自在)に延びる蛇腹状の筒部13bと、この筒部13bの下端開口を閉塞すると共にキャップ11の空気抜き孔11dをスポイト体13″の内部に連通する円板環状の下部13cとで形成されている。さらに、スポイト体13″の筒部13bの所定位置には残量有無表示ライン13eを横方向に形成してあるが、その上部13aの中央には前記実施例1のような空気抜き孔13dは形成されていない。他の構成は、前記実施例1と同様であるため、同一構成部分に同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施例4のウオッシャタンク用レベルゲージ10Cでは、スポイト体13″の上部13aにはボンネットのフードインナ20が押圧、離反自在に設けられている。そして、図6に示すように、ボンネットを閉めた時は、フードインナ20でスポイト体13″の円板状の上部13aを押し付けて蛇腹状の筒部13bを縮ませた状態にしておく。
これにより、図7に示すように、ボンネットを開けると、フードインナ20がスポイト体13″の円板状の上部13aから離れて、その蛇腹状の筒部13bが弾性復帰力により伸張して該筒部13b内にウオッシャ液Wを吸い上げることができる。その結果、ボンネットを開けただけで、チューブ17をクランク状で三次元的に曲がったインレット7からウオッシャタンク1内に挿入したり、引き抜くことなく、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの貯留量(残量)をスポイト体13″の筒部13bに表示された残量有無表示ライン13eにより簡単に計ってウオッシャタンク1内のウオッシャ液Wの残量の有無を簡単に確認することができる。
本発明の実施例1のウオッシャタンク用レベルゲージを備えたウオッシャタンクを一部断面で示す正面図である。 (a)〜(c)はウオッシャ液の残量が有る場合の上記実施例1のウオッシャタンク用レベルゲージによる計測状態を順を追って説明する断面図である。 (a)〜(c)はウオッシャ液の残量が無い場合の上記実施例1のウオッシャタンク用レベルゲージによる計測状態を順を追って説明する断面図である。 本発明の実施例2のウオッシャタンク用レベルゲージを示す断面図である。 本発明の実施例3のウオッシャタンク用レベルゲージを示す断面図である。 本発明の実施例4のウオッシャタンク用レベルゲージを示す断面図である。 上記実施例4のウオッシャタンク用レベルゲージによるウオッシャ液の残量の計測状態を示す断面図である。 図2(a)〜図2(c)に示すキャップの底面図である。
符号の説明
1 ウオッシャタンク
7 インレット
9 注入口
10,10A,10B,10C ウオッシャタンク用レベルゲージ
11,11′ キャップ
11b 表面(上部)
11c 裏面(下部)
11d 空気抜き孔
12 円筒状の管部
13,13′,13″ スポイト体
13a 円板状の上部
13b 筒部
13c 円板環状の下部
13d 空気抜き孔
13e 残量有無表示ライン
14 つまみ部
14d 空気抜き孔
15 円筒状の筒部
15e 残量有無表示ライン
16 円柱状のスポイト体
17 チューブ
20 ボンネットのフードインナ
W ウオッシャ液

Claims (5)

  1. ウオッシャタンクに設けられたインレットの注入口に嵌合自在にされ、上部に空気抜き孔が設けられると共に下部に該空気抜き孔と連通する管部が設けられたキャップと、このキャップの管部に連結され、前記インレットから前記ウオッシャタンク内のウオッシャ液の中に挿入されるチューブとを備え、前記空気抜き孔を塞いだ状態で前記チューブ内に前記ウオッシャタンク内のウオッシャ液を残留させるようにしたウオッシャタンク用レベルゲージにおいて、
    前記キャップの上部に前記空気抜き孔を覆うスポイト体を設けたことを特徴とするウオッシャタンク用レベルゲージ。
  2. 請求項1記載のウオッシャタンク用レベルゲージであって、
    前記スポイト体を円板状の上部と該上部の外周より下方に伸縮自在に延びる筒部と該筒部の下端開口を閉塞すると共に前記空気抜き孔を該スポイト体の内部に連通する円板環状の下部とで形成し、このスポイト体の上部に空気抜き孔を設け、かつ前記スポイト体の筒部に残量有無表示ラインを設けたことを特徴とするウオッシャタンク用レベルゲージ。
  3. 請求項1記載のウオッシャタンク用レベルゲージであって、
    前記スポイト体を円板状の上部と該上部の外周より下方に伸縮自在に延びる筒部と該筒部の下端開口を閉塞すると共に前記空気抜き孔を該スポイト体の内部に連通する円板環状の下部とで形成し、このスポイト体の上部に空気抜き孔を有するつまみ部を設け、かつ前記スポイト体の筒部に残量有無表示ラインを設けたことを特徴とするウオッシャタンク用レベルゲージ。
  4. 請求項1記載のウオッシャタンク用レベルゲージであって、
    前記キャップの上部の空気抜き孔と下部の管部とを円筒状の筒部で一体形成し、この円筒状の筒部内に円柱状のスポイト体を摺動自在に支持し、かつ前記円筒状の筒部に残量有無表示ラインを設けたことを特徴とするウオッシャタンク用レベルゲージ。
  5. 請求項1記載のウオッシャタンク用レベルゲージであって、
    前記スポイト体を円板状の上部と該上部の外周より下方に伸縮自在に延びる筒部と該筒部の下端開口を閉塞すると共に前記空気抜き孔を該スポイト体の内部に連通する円板環状の下部とで形成し、このスポイト体の上部にボンネットのフードインナを押圧、離反自在に設け、かつ前記スポイト体の筒部に残量有無表示ラインを設けたことを特徴とするウオッシャタンク用レベルゲージ。
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