JP2006110904A - ライナーの巻取り・巻戻し方法および装置 - Google Patents

ライナーの巻取り・巻戻し方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
タイヤ構成部材とそのタイヤ構成部材相互の接着を防止するライナー4とが交互に重なって巻取られている第1のリール1からからタイヤ構成部材を巻出してタイヤを製造する場合、前工程へ返却するリールの数を減らすこと。
【解決手段】
第1のリール1からタイヤ構成部材がすべて巻出された後、第2のリール2に巻取られているライナー4を上記第1のリール1に巻戻し、この第1のリール1だけを前工程に返却する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、タイヤ構成部材とライナーとが巻取られるリールの巻取り・巻戻し方法およびその装置に関する。
帯状のタイヤ構成部材(例えばトレッド部材)をリールに巻取る時、そのタイヤ構成部材相互の接着を防止するために、帯状の樹脂製シート(すなわちライナー)を挟み込み、タイヤ構成部材とライナーとが交互に重なるように巻いておく。タイヤ構成部材を使用してタイヤを製造する時には、上記リールからタイヤ構成部材とライナーとを別々に巻出すが、ライナーは反復使用するために、上記とは別の第2のリールに巻取る。
従来はタイヤの生産終了後、タイヤ構成部材とライナーを巻出した後の空のリールと、ライナーが巻取られた第2のリールの両方を、前工程に返却していた。
前記のように、タイヤの生産終了後、タイヤ構成部材とライナーを巻出した後の空の第1のリールと、ライナーが巻取られた第2のリールの両方を、前工程に返却すると、リール運搬工数が多いばかりでなく、ライナー巻取用第2のリールの保有台数も多く必要になるという問題があった。
前記従来の課題を解決する手段として、請求項1記載の発明は、タイヤ構成部材と上記タイヤ構成部材相互の接着を防止するライナーとが交互に重なって巻取られている第1のリールから上記タイヤ構成部材と上記ライナーとを別々に巻出し、上記ライナーを第2のリールに巻取る第1の工程と、上記第1のリールから上記タイヤ構成部材がすべて巻出された後、上記第2のリールに巻取られている上記ライナーを上記第1のリールに巻戻す第2の工程とを含むことを特徴とするライナーの巻取り・巻戻し方法である。
また請求項2記載の発明は、タイヤ構成部材と上記タイヤ構成部材相互の接着を防止するライナーとが交互に重なって巻取られる第1のリールが着脱可能で、かつリール回転軸を正逆転させる回転駆動手段を有する第1の巻取り・巻出し機構と、上記ライナーを巻取る第2のリールが取付けられ、かつ上記第1のリールから上記ライナーを巻出す方向にリール回転軸を回転させる回転駆動手段を有する第2の巻取り・巻出し機構とを備えたことを特徴とするライナーの巻取り・巻戻し装置である。
請求項1記載の発明では、第1のリールから巻出されて第2のリールに巻取られたライナーを、第1のリールに巻戻すようにしたので、前工程にはライナーが巻戻された第1のリールを返却するだけですむ。したがってライナーが巻取られた第2のリールと空の第1のリールの両方を返却する場合に比べて、運搬するリールの数が減少するばかりでなく、第2のリールの保有数量を約1/2に削減することができる。また第2のリールは巻取り・巻出し装置に取付けたままでよいから、第2のリールの取付け・取外しの作業も不要になって、生産効率が向上する。
また請求項2記載の発明では、タイヤ構成部材と上記タイヤ構成部材相互の接着を防止するライナーとが交互に重なって巻取られる第1のリールが着脱可能な第1の巻取り・巻出し機構と、上記ライナーを巻取る第2のリールが取付けられる第2の巻取り・巻出し機構を設け、第1の巻取り・巻出し機構ではリール回転軸を正逆転させる回転駆動手段を、第2の巻取り・巻出し機構では第1のリールからライナーを巻出す方向にリール回転軸を回転させる回転駆動手段を、それぞれ設けるので、第1、第2の両リールの巻取りと巻出しの切換えを簡単・容易に行なうことができる。
図1は本発明のライナー巻取り・巻戻し装置の一実施形態を模式的に示す平面図である。本装置は第1の巻取り・巻出し機構7と第2の巻取り・巻出し機構8とを備えている。それら各巻取り・巻出し機構7、8は、回転駆動手段としてのエアモータ7a、8aと、そのエアモータ7a、8aに直結し、ディスクブレーキ7b、8bを有するリール回転軸7c、8cとを、それぞれ備えている。上記エアモータ7a、8bは、リール軸以外の箇所に設けられた図示しないモータによりそれぞれ回転される。
上記第1の巻取り・巻出し機構7のリール回転軸7cには、タイヤ構成部材と上記タイヤ構成部材相互の接着を防止するライナーとが交互に重なって巻取られる第1のリール1が着脱可能である。また第2の巻取り・巻出し機構8のリール回転軸8cには上記ライナーを巻取る第2のリール2が取付けられている。
第1の巻取り・巻出し機構7のエアモータ7aは正逆転可能である。第2の巻取り・巻出し機構8のエアモータ8aは少なくとも上記第1のリール1から上記ライナーを巻出す方向に回転できる。
上記第1および第2のリール1、2は、それぞれ巻取軸1a、2aと、その巻取軸1a、2aの両端に固着されたフランジ1b、1cとから成る。巻取軸1a、2aは、軸線に沿って貫通孔1c、2cを有する(後述図2〜図5で図示。)。
図2および図3は、本発明方法の第1の工程の一実施形態を示す模式図であって、前記図1中のII−II鎖線で切断した側面図である。まず図2において、巻取軸1aとフランジ1bとから成る第1のリール1に、タイヤ構成部材(例えばトレッド部材)3とそのタイヤ構成部材3同士の接着を防止するライナー4とが交互に重なって巻取られている。この第1のリール1の巻取軸1aに設けられた貫通孔1cに、前記第1の巻取り・巻出し機構7のリール回転軸7cを挿入することにより、第1のリール1を第1の巻取り・巻出し機構7に取付ける。タイヤを製造する時には、その第1のリール1から、タイヤ構成部材3とライナー4とを別々に巻出す。タイヤ構成部材3は次工程で処理される。一方ライナー4は第2のリール2に巻取られる。この第2のリール2は、巻取軸2aの貫通孔2cに、前記第2の巻取り・巻出し機構8のリール回転軸8cが挿入されて、巻取り・巻出し機構8に取付けられている。第1のリール1からの巻出しが進むにつれ、第2のリール2では、ライナー4が軸方向へはみ出しをフランジ2bによって阻止されつつ巻き重ねられ、図3に示されるように、第1のリール1からタイヤ構成部材3がすべて巻出された時、第2のリール2におけるライナー4の径が最大になる。
次に図4および図5は本発明方法の第2の工程の一実施形態を示す模式図である。まず図4においては、前記第1の工程で第2のリール2に巻取られていたライナー4を、その第1の工程でタイヤ構成部材3がすべて巻出されて空になっている第1のリール1の巻取軸1aに巻戻してゆく。巻戻しが進むにつれて、第1のリール1ではライナー4が、軸方向へのはみ出しをフランジ1bによって阻止されつつ巻き重ねられ、遂には図5に示されるように、第2のリール2からすべてのライナー4が第1のリール1に巻戻されて、第2のリール2は空になる。
その後、ライナー4が巻取られた第1のリール1を前工程に返却し、タイヤ構成部材3とライナー4とが交互に重なって巻取られた新しい第1のリールを受取って、再び前記第1の工程へと進む。
本実施形態においては、前工程に対してはライナー4が巻取られた第1のリール1を1本返却するだけですむので、ライナー4が巻取られた第2のリール2と空の第1のリール1との両方を返却する場合に比べて、運搬するリールの数が減少するばかりでなく、第2のリール2の保有数量を約1/2に削減することができる。また第2のリール2は巻取り・巻出し装置に取付けたままでよいから、第2のリール2の取付け・取外しの作業も不要になって、生産効率が向上する。
また、リール回転軸7c、8cに直結されたエアモータ7a、7cを、リール軸以外の箇所に設けられた正逆転可能なモータにより回転することにより、第1および第2のリール1、2の巻取りと巻出しの切換えを簡単・容易に行なうことができる。また、リール回転軸7c、8cにディスクブレーキ7b、8bが取付けられていて、ライナー4の巻取り・巻戻しの際、一定の張力をライナー4に与え、ライナー4のたるみをなくす。
図1は本発明のライナー巻取り・巻戻し装置の一実施形態を模式的に示す平面図である。 図2は本発明方法の第1の工程初期の一実施形態を示す模式図である。 図3は本発明方法の第1の工程終期の一実施形態を示す模式図である。 図4は本発明方法の第2の工程初期の一実施形態を示す模式図である。 図5は本発明方法の第2の工程終期の一実施形態を示す模式図である。
符号の説明
1…第1のリール、1a…巻取軸、1b…フランジ、1c…貫通孔、2…第2のリール、2a…巻取軸、2b…フランジ、2c…貫通孔、3…タイヤ構成部材、4…ライナー、7…第1の巻取り・巻出し機構、7a…エアモータ、7b…ディスクブレーキ、7c…リール回転軸、8…第2の巻取り・巻出し機構、8a…エアモータ、8b…ディスクブレーキ、8c…リール回転軸。

Claims (2)

  1. タイヤ構成部材と上記タイヤ構成部材相互の接着を防止するライナーとが交互に重なって巻取られている第1のリールから上記タイヤ構成部材と上記ライナーとを別々に巻出し、上記ライナーを第2のリールに巻取る第1の工程と、
    上記第1のリールから上記タイヤ構成部材がすべて巻出された後、上記第2のリールに巻取られている上記ライナーを上記第1のリールに巻戻す第2の工程とを含むことを特徴とするライナーの巻取り・巻戻し方法。
  2. タイヤ構成部材と上記タイヤ構成部材相互の接着を防止するライナーとが交互に重なって巻取られる第1のリールが着脱可能で、かつリール回転軸を正逆転させる回転駆動手段を有する第1の巻取り・巻出し機構と、
    上記ライナーを巻取る第2のリールが取付けられ、かつ上記第1のリールから上記ライナーを巻出す方向にリール回転軸を回転させる回転駆動手段を有する第2の巻取り・巻出し機構とを備えたことを特徴とするライナーの巻取り・巻戻し装置。


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