JPH097849A - 変圧器鉄心及びその製造方法 - Google Patents

変圧器鉄心及びその製造方法

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JPH097849A
JPH097849A JP18103495A JP18103495A JPH097849A JP H097849 A JPH097849 A JP H097849A JP 18103495 A JP18103495 A JP 18103495A JP 18103495 A JP18103495 A JP 18103495A JP H097849 A JPH097849 A JP H097849A
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core
winding
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JP18103495A
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Masumi Shiraishi
真澄 白石
Fumio Kawase
文雄 河瀬
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Aichi Electric Co Ltd
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Aichi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非晶質磁性合金薄帯からなる1ターンカット
方式の巻鉄心型の変圧器鉄心を、その鉄心特性を損うこ
となく効率よく巻回するようにしたことにある。 【構成】 非晶質磁性合金薄帯13を複数枚積層して、
これを所定の長さ寸法で切断して形成した複数の単位鉄
心素板1a〜1c,2a〜2d,3a〜3eと、これら
単位鉄心素板1a〜1c,2a〜2d,3a〜3eを積
層して形成した鉄心素体群1〜3を、各鉄心素体群1〜
3間において1巻回分より短い寸法の隙間調整用単位鉄
心素板2e,3fを介在させて巻回し、前記単位鉄心素
板1a〜1c,2a〜2d,3a〜3eの両端を重ね合
せ接合し、隙間調整用単位鉄心素板2e,3fは隣接す
る単位鉄心素板1c,2a,2d,3aと突き合せ接合
を行なって、巻鉄心型の変圧器鉄心Bを構成したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非晶質磁性合金薄帯か
らなる1ターンカット方式の巻鉄心型変圧器鉄心とその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、配電用変圧器等に使用する巻鉄心
型の変圧器鉄心には、低損失の鉄心材料として従来のけ
い素鋼帯に代え非晶質磁性合金薄帯(以下、単に磁性薄
帯という)を用いた変圧器鉄心が種々実用化されてい
る。前記磁性薄帯は、これまでのけい素鋼帯と比較して
鉄損及び励磁電流が非常に小さく優れた磁気特性を備え
ており、変圧器鉄心の材料として最適である。
【0003】然るに、前記磁性薄帯は、その製法上の関
係から従来のけい素鋼帯と同じ厚さで製造することが難
しく、しかも、その板厚はけい素鋼帯の約1/10と極
端に薄く、かつ、非常に脆い性質を有している。そし
て、前記磁性薄帯を用いて1ターンカット方式の巻鉄心
型の変圧器鉄心を製造する場合は、例えば、けい素鋼帯
と同様に巻鉄心の最内周の周長を基準として、これに2
πt(tは磁性薄帯の板厚)の寸法分だけ順次長くして
1枚づつ切断し、これを巻回積層して1ターンカット方
式の変圧器鉄心を製造することが考えられる。しかし、
前記の製造方法においては、非常に薄い磁性薄帯を1枚
づつ所要の長さに切断し、これを、例えば、突合せ接合
しながら巻回積層することは、非常に作業効率が悪く、
この種鉄心の生産性を阻害する大きな要因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、最近では前
記の点を考慮して、例えば、実公昭63−28589号
公報に記載されているように、ドラムから巻戻された複
数の帯状の磁性薄帯を複数枚(5〜20枚)積層し、こ
れを所要の長さ寸法づつ切断装置のところまで移送して
切断し、複数枚の磁性薄帯からなる単位鉄心素板を設
け、つづいて、前記同様に複数枚積層した磁性薄帯を、
前の単位鉄心素板の長さ寸法に2πt’(t’は単位鉄
心素板の積厚)の寸法分だけ長くして切断装置まで送っ
て切断することにより、次層の単位鉄心素板を設ける。
このように、複数枚積層した帯状の磁性薄帯を所定の寸
法分だけ順次長くして切断して単位鉄心素板を設け、こ
れら単位鉄心素板を複数層階段状に積層して1つの鉄心
素体群を形成する。
【0005】そして、前記所要数の鉄心素体群を順次鉄
心巻回装置により円形に巻回することにより、例えば、
図8で示すように、各鉄心素体群1,2,3の単位鉄心
素板1a〜1c,2a〜2d,3a〜3eの両端をそれ
ぞれ突き合せ接合(バットジョイント)させて環状鉄心
を形成する。そして、前記鉄心素体群1,2,3の巻回
に際しては、図10で示すように、巻回軸6と共同回転
可能に止着されて鉄心の内周面と同一の外周面を備えた
円筒状の巻取枠7の外周にエンドレス状の巻込みベルト
8を巻掛け、この巻込みベルト8にローラ部9,9aを
回転可能に支承させて構成した巻取枠駆動装置10の前
記巻取枠7の回転を停止させた状態で巻込みベルト8と
巻取枠7との間に、図10で示す如く鉄心素体群1を、
最下段の単位鉄心素板1aが巻取枠7の外周面側に位置
するようにさせてその端部から挿入する。
【0006】次いで、巻込みベルト8を回動させて巻取
枠7の外周面に図11で示す如く、鉄心素板群1を巻回
する。以下、各鉄心素体群2,3を同様にして巻回する
ことにより、環状鉄心4を形成する。なお、図10,1
1において、8aは鉄心素体群1,2,3の案内ガイド
で、可撓性の金属板により形成されている。なお、実公
昭63−28589号公報に示されている鉄心は、単位
鉄心素板1a〜1c,2a〜2d,3a〜3eの両端
を、各鉄心素体群1,2,3毎に重ね合せながら接合し
て環状鉄心を形成するものである。
【0007】前記のようにして環状に巻回した環状鉄心
4は、図示しない成形治具を用いて図9に示すように、
矩形状に成形加工した後焼鈍処理を行って巻鉄心型の変
圧器鉄心5を得る。この変圧器鉄心5の場合、即ち、変
圧器鉄心5を構成する各単位鉄心素板1a〜1c,2a
〜2d,3a〜3e両端の接合部(継目)11,21,
31はバットジョイント方式で形成されており、しか
も、各鉄心素体群1,2,3を形成する各単位鉄心素板
1a〜1c,2a〜2d,3a〜3eが、それぞれ複数
枚の磁性薄帯を積層したものを用いて変圧器鉄心5を製
造する方式が採用されているので、変圧器鉄心5の生産
性向上がはかれるとともに、その積厚寸法は、接合部1
1,21,31部分を有する継鉄部と、接合部11,2
1,31を有しない他の継鉄部,脚鉄部とが同一積厚寸
法となるため、変圧器鉄心5が大形化するのを良好に防
ぐことができる。
【0008】一方、前記変圧器鉄心5はその接合部1
1,21,31をバットジョイント方式で製造する場
合、図11で示すように、鉄心素体群1を巻取枠7に巻
回すると、巻取枠7に巻回された鉄心素体群1は巻込み
ベルト8の押圧力により、各単位鉄心素板1a〜1cの
両端がその接合位置において接合されるものの、次層以
降の鉄心素体群2,3を順次巻回すると、各層の鉄心素
体群1,2,3は前層と次層との鉄心素体群との間にお
いて、ずれやたるみが生じる場合がある。
【0009】前記巻回された各鉄心素体群1,2,3の
各単位鉄心素板1a〜1c,2a〜2d,3a〜3e間
を密着させて各鉄心素体群1,2,3の層間のたるみを
生じさせないようにするには、各単位鉄心素板1a〜3
eを正規の1ターン分の巻回長さ寸法よりやや短くした
長さ寸法で切断して形成すればよいが、各接合部11,
21,31には必然的にギャップが生じる。この場合の
ギャップ長は、各単位鉄心素板1a〜3eの切断長さの
調整及び巻回精度を考慮に入れると、1〜数mmとする
のが一般的である。
【0010】しかし、前記各単位鉄心素板1a〜3e両
端の接合部11,21,31に前記のギャップが生じる
と、例えば、図12に示すように、鉄心素体群3の各単
位鉄心素板3a〜3eの各接合部31を流れる磁束Φ1
〜磁束Φ5のうち、例えば、図12で示す鉄心素体群3
内の各接合部31を流れる磁束Φ2〜磁束Φ4(磁束Φ
1,Φ5はΦ2〜Φ4と同様であるが、図12に接合部
が記載されていないので説明は省略する)は、閉磁気回
路を形成するために磁気抵抗の高い(透磁率の低い)接
合部31のギャップ部gには流れず、磁気抵抗の低い
(透磁率の高い)隣接する単位鉄心素板を経由して流れ
ることになるため、各接合部31付近の磁束の流れを乱
して局部的に磁束密度が高くなり(飽和磁束密度に近づ
く)、この結果、バットジョイント方式により製造した
変圧器鉄心5は、励磁電流及び鉄損の増加を招き、鉄心
特性を低下させる問題があった。
【0011】又、前記の欠点を解消するために、変圧器
鉄心の接合部をバットジョイント方式から、前記の各単
位鉄心素板の両端を、例えば、実公昭63−28589
号公報に示されているように、重ね合せ接合(ラップジ
ョイント)方式の採用によって変圧器鉄心(図示せず)
を巻回形成する場合もあるが、この重ね合せ接合による
場合は、各単位鉄心素板の両端がそれぞれ重なり合って
1つの閉磁気回路がそれぞれ形成されているので、前記
バットジョイント方式に比べて励磁電流及び鉄損を軽減
させる利点がある反面、接合部自体が重合しているた
め、接合部が存在する変圧器鉄心の継鉄部は、他の継鉄
部及び脚鉄部に比べてその積厚寸法が増加することは避
けられず、変圧器鉄心が大形化することはもとより、接
合部を有する部位のみが肥大化するため、巻取枠駆動装
置により環状鉄心を巻回する際、鉄心自体がおむすび形
となって円形に巻くことが難しく、実用に供することが
困難であった。
【0012】本発明は、前記の種々な問題点に鑑み、磁
気特性は非常に優れているものの、鉄心材料としてはそ
の取扱いが極めて困難な帯状の磁性薄帯を複数枚積層
し、これを所要の長さ寸法づつ切断して設けた各単位鉄
心素板と、これら単位鉄心素板を複数層積層して形成し
た鉄心素体群と、前記各鉄心素体群間に介挿される周長
が1巻回分の寸法以下とした隙間調整用単位鉄心素板と
を用いて、変圧器鉄心を重ね合せ接合により巻回形成
し、前記重ね合せ接合部を有する部位と、重ね合せ接合
部を有しない他の部位とを同じ積厚寸法として、鉄心自
体の形状を真円状に巻回可能とした変圧器鉄心とその製
造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、複数枚の磁性薄帯を、鉄心の内周長を
基準として板厚及び重ね合せ長さを考慮しながら、順次
所要の長さ寸法毎に切断してなる複数の単位鉄心素板
と、この単位鉄心素板を複数層階段状に積層して形成し
た複数の鉄心素体群と、更に、前記各鉄心素体群相互
間、即ち、前層の鉄心素体群外側の単位鉄心素板の巻終
り端と、一方端が突き合せ接合され、他方端が次層の鉄
心素体群内側の単位鉄心素板の巻始め端と突き合せ接合
する1巻回分の長さ寸法に満たない長さを備えた磁性薄
帯の隙間調整用単位鉄心素板とからなる。
【0014】そして、変圧器鉄心の巻回に際しては、鉄
心の最内層に位置する鉄心素体群を、鉄心巻取用の巻取
枠駆動装置の巻取枠に円形に巻回して各単位鉄心素板の
両端を重ね合せ接合する。つづいて、次層の鉄心素体群
を既に巻回した前層の鉄心素体群の外側に隙間調整用単
位鉄心素板を介在させて前記同様に巻回する。この次層
の鉄心素体群も単位鉄心素板の両端は重ね合せ接合され
る。一方、前記隙間調整用単位鉄心素板は各鉄心素体群
間において、各鉄心素体群とは突き合せ接合される。こ
のように、単位鉄心素板を所定数積層して設けた各鉄心
素体群を、隙間調整用単位鉄心素板を個々に介在させて
円形に巻回することにより、磁性薄帯からなる環状鉄心
を形成する。このあと、環状鉄心を矩形状に成形加工
し、これを所定温度で磁場焼鈍処理を行うことによって
矩形成形した巻鉄心型の変圧器鉄心を得るものである。
【0015】
【作用】本発明においては、磁性薄帯を用いて変圧器鉄
心を製造する場合、磁性薄帯を複数枚積層して形成した
単位鉄心素板を複数段積層し、これら単位鉄心素板を複
数段積層してなる鉄心素体群を順次真円状に巻回積層し
て巻鉄心型の変圧器鉄心を重ね合せ接合(ラップジョイ
ント方式)で形成するようにしたので、前記単位鉄心素
板の両端がラップする点とその巻板方向が同一であるた
め、接合部に隙間が生じにくく鉄心材料同士のなじみが
良好となり、変圧器鉄心の生産性を著しく向上させるこ
とができる。
【0016】又、本発明は、変圧器鉄心を構成する単位
鉄心素板の両端が重ね合せ接合となっているが、前記各
単位鉄心素板を複数段積層してなる各鉄心素体群間に
は、鉄心の1巻回分に満たない長さ寸法の隙間調整用単
位鉄心素板が、前記各鉄心素体群間の巻始め端及び巻終
り端と突き合せ接合されているので、変圧器鉄心の接合
部を有する部位と、接合部を有しない部位との積厚寸法
を同一とすることが可能となるため、変圧器鉄心を小形
・軽量に形成することができる。
【0017】更に、本発明においては、各単位鉄心素板
を重ね合せ接合して変圧器鉄心が構成されているので、
単位鉄心素板の突き合せ部分に少々の間隙が生じていた
としても、単位鉄心素板自体は重ね合せ接合されている
関係上、1つの閉磁気回路を容易に形成することができ
るため、これにより部分的な磁束密度の増加はなく、励
磁電流及び鉄損を良好に軽減することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図7よっ
て説明する。なお、図2ないし図7において、図8ない
し図12に使用した符号と同一符号は同一部品を示す。
図1は鉄心巻回装置の概略構成を示すもので、図中12
はフープ材として帯状の非晶質磁性合金薄帯(以下、単
に磁性薄帯という)13を所定の長さ分づつ巻戻しを行
う巻戻し装置で、前記磁性薄帯13は図示しない電動機
によって駆動するドラム14に巻取られている。なお、
本実施例では磁性薄帯13を例えば、5枚重ねて切断す
る関係上、磁性薄帯13をフープ状に巻取ったドラム1
4を5個使用した例で説明するが、これに限定すること
なく、フープ材を巻取ったドラム14を6〜20個程用
意し、磁性薄帯13を6〜20枚同時に巻戻して積層す
るものであってもよい。
【0019】次に、各ドラム14から巻戻された磁性薄
帯13は重合ローラ15により5層に積層された状態
で、電動駆動する巻戻しローラ16により定量巻戻しさ
れる。そして、前記巻戻しローラ16によって5枚積層
した状態で巻戻しされた磁性薄帯13は、一対のガイド
ローラ17,18により一定の垂下寸法で垂下するルー
プLを備えて次の電動駆動する送りローラ19側に送ら
れる。
【0020】そして、前記ループLを設定する場合は、
例えば、ループLの最下端の位置に図示しない発光素子
と受光素子とを設置し、磁性薄帯13があらかじめ設定
されたループLの長さ分だけ垂下すると、発光素子の光
が磁性薄帯13に遮ぎられ受光素子に受光されなくなっ
たとき、受光素子から送出される信号にてドラム14を
駆動する電動機を一旦停止させて磁性薄帯13の巻戻し
を中止し、逆に、磁性薄帯13が送りローラ19により
切断装置20側に送られて、前記ループLの長さが短く
なり、発光素子の光が受光素子に受光されると、ドラム
14の電動機を再始動して磁性薄帯13の巻戻しを再開
し、ループLの長さを再設定する。
【0021】前記ループ状に弛ませた磁性薄帯13は、
5枚積層した状態で次の切断装置20にて切断される長
さ分だけ、送りローラ19にて順次載置台22上に給送
される。載置台22上を一定の長さ給送された磁性薄帯
13は、可動カッタaと固定カッタbとからなる切断装
置20により切断されて、単位鉄心素板1a(図5参
照)を形成する。なお、送りローラ19により載置台2
2上に給送される磁性薄帯13の送り長さは、例えば、
鉄心巻回装置のコントローラCTからの指令信号を受け
て送りローラ19の電動機M1 の回転数を駆動制御する
ことにより設定されている。又、前記コントローラCT
は送りローラ19の他に、可動,固定カッタa,bを備
えた切断装置20及び送りローラ19のローラ押圧手段
(例えば、シリンダ)23、更に、磁性薄帯13を巻戻
すための巻戻しローラ16の電動機M2 も駆動制御する
ように構成されている。
【0022】次に、図1において24は巻取枠駆動装置
を示すもので、所定の長さに切断された磁性薄帯13を
巻取る巻取枠25と、この巻取枠25を巻込みベルト2
6を介して駆動回転させる電動機27と、前記巻込みベ
ルト26を回転移動可能に架張するために配設した複数
のガイドローラ28と、巻込みベルト26に一定の張力
を常時付与するためのシリンダ29とによって構成され
ている。
【0023】つづいて、変圧器鉄心を巻回する場合につ
いて説明する。ドラム14に巻取られている磁性薄帯1
3は、それぞれ図示しないドラム駆動用電動機、及びコ
ントローラCTからの指令信号により巻戻しローラ16
の電動機M2 をそれぞれ駆動して定量巻戻しを行う。前
記巻戻しされた磁性薄帯13はそれぞれ重合ローラ15
により5枚重ねに積層された状態で巻戻され、電動機M
2 の駆動と同時にコントローラCTからの指令信号にて
駆動する電動機M1 によって前記積層された磁性薄帯1
3を載置台22上に定量給送する。磁性薄帯13が定量
給送されたら、磁性薄帯13の巻戻し及び給送作業は一
旦中断(電動機M1 ,M2 の駆動をコントローラCTか
らの指令信号にて停止させる)する。
【0024】前記磁性薄帯13の給送が停止すると、コ
ントローラCTからの指令信号によって、ローラ押圧手
段23を作動させて磁性薄帯13を送りローラ19,1
9間にて挟持すると同時に、切断装置20を駆動して前
記載置台22に定量給送された磁性薄帯13を切断し、
鉄心の最内周となる5枚1組の単位鉄心素板1aを形成
する。
【0025】本例では磁性薄帯13を5枚積層したもの
を切断して単位鉄心素板1aを形成する場合を説明した
が、例えば、磁性薄帯13を20枚積層して切断した
り、あるいは、5枚積層した磁性薄帯13を同一長さ寸
法で4〜6回給送して切断することにより、同一長さ寸
法の磁性薄帯13を20〜30枚積層した単位鉄心素板
1aを形成するようにしてもよい等、1組の単位鉄心素
板1aの積層枚数は、前記の任意の手段によって磁性薄
帯13の積層枚数を設定すればよい。なお、本発明の実
施例においては、以後の説明の関係から、5枚積層した
磁性薄帯13を同一長さ寸法で6回切断して、30枚を
1組とした単位鉄心素板1aを磁性薄帯13により形成
した場合について説明する。
【0026】次に、磁性薄帯13を送りローラ19によ
り順次給送して変圧器鉄心を構成する第1〜第3の鉄心
素体群1,2,3を形成する場合について説明する。各
鉄心素体群1,2,3は図5〜7で示すように、所要数
の単位鉄心素板1a〜1c,2a〜2c,3a〜3fを
具備して形成されている。最初に、図5で示す第1の鉄
心素体群1を形成する場合について説明する。第1の鉄
心素体群1は3個の単位鉄心素板1a〜1cからなり、
これら単位鉄心素板1a〜1cは次のようにして形成す
る。即ち、単位鉄心素板1aは変圧器鉄心の最内周に配
置されるもので、送りローラ19にて給送された5枚重
ねの磁性薄帯13の先端を切断装置20の切断位置から
1 の距離給送して切断することにより得られる。(但
し、L1=L+d+(n−1)2πt’であり、ここ
で、Lは鉄心の内周長さ、dは単位鉄心素板の端部を重
合させるためのラップ幅、t’は単位鉄心素板の積厚、
nは単位鉄心素板等の巻回数を示すものである。)
【0027】このため、第1の鉄心素体群1における最
初の単位鉄心素板1aを形成するには、磁性薄帯13を
送りローラ19にて、1a=L+d+(1−1)2π
t’の長さ分だけ給送して切断することにより得られ
る。つづいて、第2層目の単位鉄心素板1bは、1b=
L+d+(2−1)2πt’,第3層目の単位鉄心素板
1cは、1c=L+d+(3−1)2πt’の寸法分だ
け、磁性薄帯13を送りローラ19により給送して、切
断することによって得ることができる。
【0028】前記のように、磁性薄帯13を切断して単
位鉄心素板1a〜1cを形成するには、その切断長さ、
切断回数、切断時点は事前にコントローラCTに設定し
たプログラムによって実行される。即ち、単位鉄心素板
1aの場合は、コントローラCTからの指令信号によ
り、電動機M1 を単位鉄心素板1aの長さに相当する時
間だけ駆動し、磁性薄帯13を送りローラ19によりあ
らかじめプログラム設定されている長さ寸法分だけ給送
し、このあと、電動機M1 を停止し、つづいて、コント
ローラCTからの指令信号にて切断装置20を駆動して
5枚1組の単位鉄心素板1aを切断する。
【0029】本例の場合は前記磁性薄帯13の送込み、
切断動作をあと5回繰り返して所要長さの磁性薄帯13
を30枚積層した単位鉄心素板1aを形成するもので、
単位鉄心素板1b,1cも前記同様に、磁性薄帯13を
事前にプログラム設定された切断長さで所定枚数切断し
て、第1の鉄心素体群1を構成する3組の単位鉄心素板
1a〜1cを形成するものである。
【0030】そして、所要の長さに切断された3つの単
位鉄心素板1a〜1cは図5で示すように、最内周の単
位鉄心素板1aを最上部に位置させた状態で階段状に積
層して第1の鉄心素体群1を形成する。このあと、第1
の鉄心素体群1は巻取枠駆動装置24に送出する。この
際、磁性薄帯13の巻戻し、送出し、切断を行うための
電動機M1 ,M2 及びローラ押圧手段23,切断装置2
0の各動作はコントローラCTからの指令信号によりそ
の駆動を停止している。巻取枠駆動装置24に送出され
た第1の鉄心素体群1は、変圧器鉄心の最内周となる単
位鉄心素板1aを巻取枠25の外周面に位置させ、この
状態で、電動機27の起動により巻込みベルト26を駆
動して巻取枠25を回転させることにより、図4で示す
ように、巻取枠25の外周面に第1の鉄心素体群1を円
形に巻回する。
【0031】このとき、第1の鉄心素体群1を構成する
各単位鉄心素板1a〜1cの接合部11は、前記単位鉄
心素板1a〜1cの各切断端に隣接する内周側と外周側
の各単位鉄心素板の切断端同志が、所定のラップ幅によ
り重合された状態で突き合されて図2のように、鉄心素
体群1の周方向に分散した状態で配置される。そして、
前記載置台22上の第1の鉄心素体群1を巻回したら、
磁性薄帯13を再び巻戻して第2の鉄心素体群2を形成
する。
【0032】この第2の鉄心素体群2を設ける場合は、
基本的には第1の鉄心素体群1を形成したときと同様に
単位鉄心素板2a〜2dをそれぞれ所要の長さ寸法で切
断し、これを階段状に積層することによって形成する。
ただ、この第2の鉄心素板群2を第1の鉄心素板群1の
外周において、それぞれの巻始め位置を合致させて巻回
すると、第1の鉄心素体群1の巻終り端(単位鉄心素板
1cの終端)側と、第2の鉄心素体群2の巻始め端(単
位鉄心素板2aの始端)側の各端縁に楔状の隙間が生じ
る。
【0033】前記隙間は、第1の鉄心素体群1の巻終り
位置の上部に第2の鉄心素体群2の巻始め位置を乗載し
て巻回するために生じるものである。従って、第2の鉄
心素体群2を形成する場合は、図6で示すように、最初
に単位鉄心素板1cの終端と単位鉄心素板2aの始端と
に突き合せ接合する隙間調整用単位鉄心素板2eを設
け、つづいて、第2の鉄心素体群2を構成する4組の単
位鉄心素板2a〜2dを形成する。
【0034】前記隙間調整用単位鉄心素板2eを切断す
る長さ寸法は次に示すとおりである。即ち、L1 =L+
(1−N)d+(n−N)2πt’の長さ分だけ磁性薄
帯13を送りローラ19により給送して切断することに
よって、隙間調整用単位鉄心素板2eを形成するように
したもので、本例における実際の数値は、2e=L+
(1−3)d+(4−3)2πt’となる(但し、Nは
第1の鉄心素体群1と隙間調整用単位鉄心素板2eを組
合せた接合部の総数を示す)。つづいて、磁性薄帯13
を巻戻して単位鉄心素板2a〜2dを順次切断するもの
で、その切断寸法は次に示すとおりである。 単位鉄心素板2aは、L+d+(5−1)2πt’ 単位鉄心素板2bは、L+d+(6−1)2πt’ 単位鉄心素板2cは、L+d+(7−1)2πt’ 単位鉄心素板2eは、L+d+(8−1)2πt’
【0035】第2の鉄心素体群2を形成する単位鉄心素
板2a〜2dは前記の長さ寸法で磁性薄帯13を順次切
断し、図6で示すように、隙間調整用単位鉄心素板2e
を最上部に位置させ、以下単位鉄心素板を2a→2b→
2c→2dの順で積層することにより第2の鉄心素体群
2を形成する。この場合、各単位鉄心素板2a〜2d及
び隙間調整用単位鉄心素板2eの積層枚数は、第1の鉄
心素体群1と同様に磁性薄帯13を30枚積層して形成
されている。
【0036】第2の鉄心素体群2を形成したら、これを
巻取枠駆動装置24に送出し、隙間調整用単位鉄心素板
2eを単位鉄心素板1cの外周面に位置させたら、電動
機27を起動して巻込みベルト26を駆動し、第2の鉄
心素体群2を第1の鉄心素体群1の外側において、巻込
みベルト26との間に挟入することにより図2で示すよ
うに円形に巻回する。
【0037】この結果、第2の鉄心素体群2と第1の鉄
心素体群1とは、単位鉄心素板1cの終端と単位鉄心素
板2aの始端とにそれぞれ接合11a,11bして介挿
した隙間調整用単位鉄心素板2eの存在によって、ずれ
やたるみを生じることなく円滑に巻回することができる
とともに、第2の鉄心素体群2を構成する各単位鉄心素
板2a〜2dは、それぞれの切断端が隣接する単位鉄心
素板の切断端と所定のラップ幅により重合して突き合せ
接合されているので、各単位鉄心素板2a〜2dの各接
合部21は、特に空隙を生ずることもなく円滑・良好に
接合保持されている。
【0038】次に、第3の鉄心素体群3を形成する場合
は、前記第2の鉄心素体群2と同様にして形成するもの
で、最初に図7で示すように、隙間調整用単位鉄心素板
3fを設ける。この隙間調整用単位鉄心素板3fは基本
的には、3f=L+(1−N)d+(n−N)2πt’
の長さ寸法で磁性薄帯13を巻戻して切断することによ
り形成する。又、第3の鉄心素体群3を構成する各単位
鉄心素板3a〜3eも基本的には、Ln=L+d+(n
−1)2πt’の長さ寸法により磁性薄帯13を巻戻し
て切断することにより形成する。
【0039】なお、Lnは単位鉄心素板3a〜3eの数
を示すものである。このように、磁性薄帯13を順次巻
戻しながら、これを所要の単位鉄心素板3a〜3eの各
長さ寸法(切断寸法)毎に切断装置20まで給送し、切
断して図7に示すように階段状に積層することによって
形成するもので、基本的に第1,第2の鉄心素体群1,
2を形成する場合と大きな違いはない。
【0040】第3の鉄心素体群3を形成したらこれを巻
取軸駆動装置24に送り、第2の鉄心素体群2と巻込み
ベルト26との間から狭入することにより、第2の鉄心
素体群2の外周に第3の鉄心素体群3を円形に巻回す
る。この第3の鉄心素体群3の巻回時も、第2の鉄心素
体群2との間に隙間調整用単位鉄心素板3fが介挿され
ているので、この隙間調整用単位鉄心素板3fと単位鉄
心素板2dの終端及び単位鉄心素板3aの始端との接合
部21a,21bと各単位鉄心素板3a〜3eの各接合
部31は、ともに大きな空隙を生じることもなく良好に
接合保持されている。以下、図2には示されていない
が、第4以降の鉄心素体群を形成し、これを巻回する必
要がある場合は、前記第2,第3の鉄心素体群2,3を
形成して巻回した場合と同様の作業を行なって第4以降
の鉄心素体群を巻回する。
【0041】前記のように、所要数の鉄心素体群1〜n
を巻回して環状鉄心Aを形成したら、この環状鉄心Aを
成形用治具を用いて矩形状に成形する。このあと、矩形
成形した鉄心の焼鈍処理を行なって、図3に示す巻鉄心
型の変圧器鉄心Bを形成するものである。この変圧器鉄
心Bは、図3で示すように、接合部11,21,31を
有する部位と、接合部11,21,31を有しない部位
とを同一積厚寸法で製造することができる。
【0042】本発明は、各鉄心素体群1〜3の単位鉄心
素板の数を、変圧器鉄心Bの外側方向に配置される鉄心
素体群ほど多くすることにより、隙間調整用単位鉄心素
板の数を少なくする実施例で説明したが、これに限定す
ることなく鉄心素体群の単位鉄心素板の数を同数として
鉄心素体群を複数形成して変圧器鉄心を製造するように
してもよい。
【0043】又、本発明は、単位鉄心素板を複数積層し
た鉄心素体群をそれぞれ巻取枠に巻回して巻鉄心型の変
圧器鉄心を形成する実施例について説明したが、これに
限定せず、単位鉄心素板及び隙間調整用単位鉄心素板を
個々に巻回することによって変圧器鉄心を形成するよう
にしてもよいことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにして磁性
薄帯からなる巻鉄心型の変圧器鉄心を形成するようにし
たので、次に示すような効果を有する。
【0045】(1)磁性薄帯を所定枚数積層して所要の
長さ寸法毎に切断した複数の単位鉄心素板を、それぞれ
重ね合せ接合によって巻回形成するとともに、前記単位
鉄心素板の複数層毎に1巻回分の寸法に満たない長さの
隙間調整用単位鉄心素板を、隣接する内,外の単位鉄心
素板の終端と始端との間に突き合せ接合により介挿保持
させて巻鉄心型の変圧器鉄心が構成されているので、こ
の変圧器鉄心は接合部を有する部位と、接合部を有しな
い他の部位とを同一の積厚寸法で形成することができる
ため、変圧器鉄心を小形化できるとともに、磁性薄帯を
使用する変圧器鉄心の巻回作業を迅速・容易に、かつ、
鉄心自体を真円状に巻回することができる。
【0046】(2)又、変圧器鉄心の巻回に際しては、
各鉄心素体群を構成する単位鉄心素板を重ね合せ接合に
より巻回するとともに、各鉄心素体群間は1巻回分の長
さに満たない隙間調整用単位鉄心素板を突き合せ接合に
より介挿させて変圧器鉄心を巻回形成するようにしたの
で、単位鉄心素板相互及び単位鉄心素板と隙間調整用単
位鉄心素板との各接合部は、単位鉄心素板の巻回時重ね
合せ接合部の存在によって空隙が生じにくくなっている
ので、1つの閉磁気回路をそれぞれの接合部で形成する
ことが可能となるため、この種変圧器鉄心の励磁電流及
び鉄損を良好に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変圧器鉄心を巻回する装置を示す概略
構成図である。
【図2】本発明の変圧器鉄心を円形に巻回した状態を示
す説明図である。
【図3】本発明の変圧器鉄心を矩形成形した状態を示す
説明図である。
【図4】鉄心素体群の巻回を説明するための説明図であ
る。
【図5】第1の鉄心素体群を示す側面図である。
【図6】第2の鉄心素体群を示す側面図である。
【図7】第3の鉄心素体群を示す側面図である。
【図8】従来の変圧器鉄心を円形に巻回した状態を示す
説明図である。
【図9】同じく矩形成形した状態を示す説明図である。
【図10】従来の変圧器鉄心の巻始め状態を示す説明図
である。
【図11】従来の変圧器鉄心において、最初の鉄心素体
群を巻回した状態を示す説明図である。
【図12】従来の変圧器鉄心において、磁束の流れを説
明するための説明図である。
【符号の説明】
1,2,3 鉄心素体群 11,21,31 接合部 13 非晶質磁性合金薄帯 19 送りローラ 20 切断装置 24 巻取枠駆動装置 25 巻取枠 26 巻込みベルト A 環状鉄心 B 変圧器鉄心 1a〜1c 単位鉄心素板 2a〜2d 単位鉄心素板 3a〜3e 単位鉄心素板 2e,3f 隙間調整用単位鉄心素板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非晶質磁性合金薄帯からなる変圧器鉄心
    において、前記非晶質磁性合金薄帯を所定枚数積層し、
    かつ、これをそれぞれ所要の長さ寸法毎に切断して形成
    した複数の単位鉄心素板と、前記単位鉄心素板のうち、
    長さ寸法の短いものを内側に、長いものを外側にして巻
    回し、しかも、各単位鉄心素板の両端を鉄心周長の1/
    4以内の部位に集中して重ね合せ接合により形成した鉄
    心素体群と、これら各鉄心素体群間において前層の鉄心
    素体群の最終端と、次層の鉄心素体群の最始端とに突き
    合せ接合させて介挿した1巻回分の長さ寸法に満たない
    長さに形成した隙間調整用単位鉄心素板とを具備して変
    圧器鉄心を巻回形成し、この変圧器鉄心の接合部を有す
    る部位の積厚寸法と、接合部を有しない他の部位の積厚
    寸法とを同一としたことを特徴とする変圧器鉄心。
  2. 【請求項2】 非晶質磁性合金薄帯からなる変圧器鉄心
    において、前記非晶質磁性合金薄帯を所定枚数積層し、
    かつ、これを所要長さ寸法毎に順次切断して複数の長さ
    寸法の異なる単位鉄心素板を形成する工程と、前記単位
    鉄心素板を複数積層して鉄心素体群を形成する工程と、
    前記鉄心素体群の巻回に当り各層の鉄心素体群間に1巻
    回分に満たない長さ寸法の隙間調整用単位鉄心素板を介
    挿する工程と、前記各鉄心素体群を、これを構成する単
    位鉄心素板の両端を重ね合せ接合させ、かつ、隙間調整
    用単位鉄心素板は各層の鉄心素体群の最終端と最始端と
    の間で突き合せ接合させて変圧器鉄心を巻回する工程と
    により、変圧器鉄心を各部位の積厚寸法を同一として巻
    回形成したことを特徴とする変圧器鉄心の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7292127B2 (en) 2004-05-26 2007-11-06 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Transformer
CN100347797C (zh) * 2004-05-26 2007-11-07 株式会社日立产机系统 变压器
JP2014072369A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Daihen Corp 巻鉄心製造装置

Cited By (4)

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