JP2006110864A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この熱転写プリンタ(画像形成装置)では、送りローラギア9(原動ギア)の軸部9aは、回動アーム10bの孔状の回動支点部10hに軽圧入されるとともに、回動アーム10bの孔状の回動支点部10hの内径D1と同一またはそれより大きい外径D2を有する。また、回動アーム10bの回動支点部10hには、回動支点部10hにバネ性を持たせるために、回動アーム10bの孔状の回動支点部10hの一部を開放する第1切り込み部10iと、第1切り込み部10iに対向するように設けられた2つの第2切り込み部10jとが設けられている。また、回動アーム10bの回動支点部10hの2つの第2切り込み部10jの間には、揺動ギア10aが巻取リール8に噛み合わされて回転している状態で、送りローラギア9の軸部9aを支持する支持面10kが設けられている。
【選択図】図11
Description
109と、揺動ギア110aが取り付けられた揺動ギア部110と、モータブラケット111と、送りローラ102および巻取リール108を駆動するためのモータ112と、印字ヘッド107を駆動するためのモータ113と、中間ギア114および115(図13参照)とを備えている。
が可能になる。また、図15および図17に示すように、圧縮コイルバネ110cの押圧力に起因して揺動ギア110aが脱落するのを防止するためのEリング110fが、回動アーム110bの支持軸110iに設けられた溝部110m(図14および図17参照)に取り付けられている。
を取り付けるために溝部110mを設ける必要があるため、組立工数が増加するという問題点もあった。
が回転する際に、原動ギアの軸部と、原動ギアの軸部が軽圧入されている回動アームの回動支点部との間に摩擦力を発生させることができる。この摩擦力により、原動ギアが回転する際に、従動ギアが取り付けられた回動アームが原動ギアの回転方向に回動されるので、回動アームに取り付けられた従動ギアを回動することができる。このように、軽圧入による摩擦力により回動アームを回動させることができるので、回動アームを回動させるために別途圧縮コイルバネなどを設ける必要がないので、その分、部品点数を削減することができる。また、軽圧入による摩擦力により回動アームを回動させることができるので、圧縮コイルバネの軸方向の荷重により、従動ギアを回りにくくして回動アームを回動させる場合と異なり、従動ギアが軸方向に外れるという不都合が生じない。その結果、従動ギアが軸方向に抜けるのを防止するためのEリングが不要になるとともに、Eリングを取り付けるための溝加工を回動アームの支持軸に行う必要がなくなるので、より部品点数を削減することができるとともに、組立工数も削減することができる。また、原動ギアの軸部を、回動アームの孔状の回動支点部の内径と同一またはそれより大きい外径を有するように形成することによって、孔状の回動支点部に、原動ギアの軸部を嵌め込むことにより、容易に、回動支点部に原動ギアの軸部が軽圧入された状態になる。この場合、回動支点部は、切り込み部によりバネ性を有するので、回動アームの回動支点部の内径よりも大きい外径を有する原動ギアの軸部を回動支点部に嵌め込む際には、回動支点部の内径を撓み変形させて大きくすることができる。これにより、原動ギアの軸部の外径が回動支点部の内径よりも大きい場合にも、容易に、回動支点部に原動ギアの軸部を軽圧入状態で嵌め込むことができる。その結果、原動ギアを回転させる際に、容易に、原動ギアの軸部と、回動支点部との間に摩擦力を発生させることができる。また、回動アームの回動支点部に、回動アームの孔状の回動支点部の一部を開放する第1切り込み部と、第1切り込み部に対向するように設けられた2つの第2切り込み部とを設けることによって、回動支点部の一部が開放している第1切り込み部から両側に開く方向に回動支点部を撓ませることにより、回動支点部の内径を大きくするように撓ませることができる。また、第1切り込み部から両側に開く方向に回動支点部を撓ませる場合に、第1切り込み部に対向するように設けられた2つの第2切り込み部により、回動支点部をより撓みやすくすることができる。これらにより、容易に、回動支点部に原動ギアの軸部を嵌合させることができるとともに、原動ギアを回転させる際に、撓み変形による応力を用いて、回動アームの回動支点部と原動ギアの軸部との間に摩擦力を発生させることができる。また、従動ギアを、原動ギアが所定の方向に回転した場合に、回動アームの所定の回動位置で巻取リールに噛み合わせて、回動アームの回動支点部の2つの第2切り込み部の間に、従動ギアが巻取リールに噛み合わされて回転している状態で、原動ギアの軸部を支持する支持面を設けることによって、回動アームに取り付けられた従動ギアでインクリボンを巻き取るための巻取リールを回転させる場合に、巻取リールから反力を受けたとしても、回動アームの回動支点部に設けられた支持面により、原動ギアに対する従動ギアの位置関係を一定に保持することができる。
れた従動ギアを回動することができる。このように、軽圧入による摩擦力により回動アームを回動させることができるので、回動アームを回動させるために別途圧縮コイルバネなどを設ける必要がないので、その分、部品点数を削減することができる。また、軽圧入による摩擦力により回動アームを回動させることができるので、圧縮コイルバネの軸方向の荷重により、従動ギアを回りにくくして回動アームを回動させる場合と異なり、従動ギアが軸方向に外れるという不都合が生じない。その結果、従動ギアが軸方向に抜けるのを防止するためのEリングが不要になるとともに、Eリングを取り付けるための溝加工を回動アームの支持軸に行う必要がなくなるので、より部品点数を削減することができるとともに、組立工数も削減することができる。
、第1切り込み部10iに対向するように設けられている。また、回動アーム10bの回動支点部10hの2つの第2切り込み部10jの間には、従動ギア10aが巻取リール8のギア部8aに噛み合わされて回転している状態で、送りローラギア9の軸部9aを支持する支持面10kが設けられている。
は、図1に示すように、用紙を図1の矢印C1方向に搬送する。このとき、送りローラギア9の軸部9aのアーム支持部9c(図4および図11参照)と、送りローラギア9の軸部9aのアーム支持部9cが軽圧入されている回動アーム10bの回動支点部10h(図4および図11参照)との間には、摩擦力が発生するので、回動アーム10bは、送りローラギア9の回転方向(図2の矢印B1方向)に回動する。これにより、回動アーム10bは、図2の矢印D1方向に回動するので、回動アーム10bの支持軸10eに取り付けられた揺動ギア10aは巻取リール8のギア部8aに噛合しない。このため、巻取リール8は回転しないのでインクリボン(図示せず)は巻き取られない。このとき、印字ヘッド7を駆動するためのモータ13の駆動によって、印字ヘッド7は、図1に示すように、用紙より離れる方向(図1の矢印E1方向)に回動する。
の結果、揺動ギア10aが軸方向に抜けるのを防止するためのEリングが不要になるとともに、Eリングを取り付けるための溝加工を回動アーム10bの支持軸10eに行う必要がなくなるので、より部品点数を削減することができるとともに、組立工数も削減することができる。
9 送りローラギア(原動ギア)
9a 軸部
10a 揺動ギア(従動ギア)
10b 回動アーム
10e 支持軸
10i 第1切り込み部
10j 第2切り込み部
10h 回動支点部
10k 支持面
Claims (5)
- 軸部を有する正逆回転可能な原動ギアと、前記原動ギアに噛み合わされる従動ギアと、前記原動ギアの軸部に回動可能に取り付けられる孔状の回動支点部および前記従動ギアを回転可能に支持する支持軸を含む回動アームと、インクリボンを巻き取るための巻取リールとを備えた画像形成装置において、
前記原動ギアの軸部は、前記回動アームの孔状の回動支点部に軽圧入されるとともに、前記原動ギアの軸部は、前記回動アームの孔状の回動支点部の内径と同一またはそれより大きい外径を有し、
前記回動アームの回動支点部には、前記回動支点部にバネ性を持たせるために、前記回動アームの孔状の回動支点部の一部を開放する第1切り込み部と、前記第1切り込み部に対向するように設けられた2つの第2切り込み部とが設けられており、
前記従動ギアは、前記原動ギアが所定の方向に回転した場合に、前記回動アームの所定の回動位置で巻取リールに噛み合わされ、前記回動アームの回動支点部の2つの前記第2切り込み部の間には、前記従動ギアが前記巻取リールに噛み合わされて回転している状態で、前記原動ギアの軸部を支持する支持面が設けられている、画像形成装置。 - 軸部を有する正逆回転可能な原動ギアと、
前記原動ギアに噛み合わされる従動ギアと、
前記原動ギアの軸部に回動可能に取り付けられる孔状の回動支点部と、前記従動ギアを回転可能に支持する支持軸とを含む回動アームとを備え、
前記回動アームの回動支点部には、前記回動支点部にバネ性を持たせるための切り込み部が設けられており、前記回動アームの回動支点部には、前記原動ギアの軸部が軽圧入されている、画像形成装置。 - 前記回動アームの孔状の回動支点部に軽圧入される前記原動ギアの軸部は、前記回動アームの回動支点部の内径と同一またはそれより大きい外径を有する、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記回動アームの回動支点部の切り込み部は、前記回動アームの孔状の回動支点部の一部を開放する第1切り込み部と、前記第1切り込み部に対向するように設けられた2つの第2切り込み部とを含む、請求項2または3に記載の画像形成装置。
- インクリボンを巻き取るための巻取リールをさらに含み、
前記従動ギアは、前記原動ギアが所定の方向に回転した場合に、前記回動アームの所定の回動位置で巻取リールに噛み合わされ、
前記回動アームの回動支点部の2つの前記第2切り込み部の間には、前記従動ギアが前記巻取リールに噛み合わされて回転している状態で、前記原動ギアの軸部を支持する支持面が設けられている、請求項4に記載の画像形成装置。
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KR101630446B1 (ko) * | 2015-10-02 | 2016-06-14 | 주식회사 이노스텍 | 인증기 |
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