JP2006110783A - 樹脂シート加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 駆動装置を小型化・低コスト化する。
【解決手段】 この樹脂シート加熱装置は、駆動装置Dにより上下動可能な支持部材1と、支持部材1の上面に支持されるトレー2と、トレー2の上面にセットされる樹脂シート3と、樹脂シート3の上方に対向配置されるヒーター4とを備えている。また、ヒーター4は下面に開口したヒーター室7内に設けられ、支持部材1を上昇させたときに、支持部材1によりヒーター室7の下面開口が実質的に閉じられる。また、支持部材1の上面にはトレー2を支持する複数の支持凸部5…が固定される。
【選択図】 図3
【解決手段】 この樹脂シート加熱装置は、駆動装置Dにより上下動可能な支持部材1と、支持部材1の上面に支持されるトレー2と、トレー2の上面にセットされる樹脂シート3と、樹脂シート3の上方に対向配置されるヒーター4とを備えている。また、ヒーター4は下面に開口したヒーター室7内に設けられ、支持部材1を上昇させたときに、支持部材1によりヒーター室7の下面開口が実質的に閉じられる。また、支持部材1の上面にはトレー2を支持する複数の支持凸部5…が固定される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、真空成形・圧空成形など空気圧成形の前工程で好適に利用できる樹脂シート加熱装置に関する。
特許文献1の樹脂シート加熱装置では、上下に対向配置された一対のヒーター及びヒーターフレームが駆動装置により上下動可能な取付フレームに固定され、一対のヒーター間に樹脂シート及びシートクランプ台車が設けられている。
特開平8−258137号公報
しかし、重量の大きいヒーター及びヒーターフレームを上下動させるため、駆動装置が大型化しコストも必然的に高くなるという解決すべき課題があることに着目されるべきである。本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、駆動装置を小型化・低コスト化することを目的とする。
本発明を要約すると、駆動装置により上下動可能な支持部材と、支持部材の上面に支持されるトレーと、トレーの上面にセットされる樹脂シートと、樹脂シートの上方に対向配置されるヒーターとを備えた樹脂シート加熱装置である。
本発明によれば、支持部材でトレーと樹脂シートなど軽量体を上下動すればよいため、駆動装置の小型化及び低コスト化に寄与する。
次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
図示の実施形態は、駆動装置Dにより上下動可能な支持部材1と、支持部材1の上面に支持されるトレー2と、トレー2の上面にセットされる樹脂シート3と、樹脂シート3の上方に対向配置されるヒーター4とを備えた樹脂シート加熱装置である。本実施形態によれば、支持部材1でトレー2と樹脂シート3など軽量体を上下動すればよいため、駆動装置Dの小型化及び低コスト化に寄与する。なお、駆動装置Dとしては電動式、流体圧式などを適宜用いればよく、駆動装置Dにより駆動軸6を上下動することにより、駆動軸6に固定した支持部材1を上下動可能にしている。
また、ヒーター4は下面に開口したヒーター室7内に設けられ、支持部材1を上昇させたときに、支持部材1によりヒーター室7の下面開口が実質的に閉じられるため、ヒーター室7内の温度が下がりにくくなり、熱効率が向上する。また、支持部材1の上面にはトレー2を支持する複数の支持凸部5…が固定されるため、支持凸部5…がない個所では支持部材1とトレー2間に間隔が設けられ、図示されない支持アームなどの支持手段をトレー2と支持部材1の間に挿入しやすくなり、トレー2の支持部材1(支持凸部5)に対する着脱に有利となる。
さらに詳述すれば、トレー2(金属板)の上面には耐熱性・断熱性の高い不織布などを貼り付け、その上面に樹脂シート3をセットすると好ましい。ヒーター室7とヒーター4の間には図示しない断熱材を配置しておくのが好ましく、また、ヒーター4の外周部は側板8及び下面板9で支持され、そして、下面板9は複数の支柱10…を介して台板11に支持されている。また、駆動装置Dも台板11に支持されている。
次に、樹脂シート3の加熱工程を順に説明する。図1は、ヒーター4に電源投入した初期予熱時あるいは加熱工程サイクル中における待機時を示し、それらの場合には、支持部材1が上昇されて支持部材1によりヒーター室7の下面開口が実質的に閉じられ、無駄な熱放散を防止している。樹脂シート3を加熱軟化する際は図2のように、支持部材1を下降してから樹脂シート3がセットされたトレー2を支持部材1の上面に対して図示しない支持アームなど適宜の支持手段にて側部から送り込み、トレー2が支持凸部5…に支持されるようにする。
そして、支持部材1を上昇させて図3のように樹脂シート3をヒーター室7内に送り込み、樹脂シート3をヒーター4に近接させて加熱軟化させる。必要な加熱軟化が完了すれば、図4のように支持部材1を下降させ、さらに図5のように樹脂シート3を支持したままトレー2をやはり支持アームなどで側部方向に取り出して、次の空気圧成形工程などに送る。次に直ちに別の樹脂シートを加熱する場合は図2の工程に移行すればよいが、空気圧成形工程などとの関係で時間待ちを要する場合は図6のように図1と同じく支持部材1を上昇させておき、支持部材1によりヒーター室7の下面開口を実質的に閉じておけば、無駄な熱放散が防止される。
D 駆動装置
1 支持部材
2 トレー
3 樹脂シート
4 ヒーター
5 支持凸部
7 ヒーター室
1 支持部材
2 トレー
3 樹脂シート
4 ヒーター
5 支持凸部
7 ヒーター室
Claims (3)
- 駆動装置により上下動可能な支持部材と、支持部材の上面に支持されるトレーと、トレーの上面にセットされる樹脂シートと、樹脂シートの上方に対向配置されるヒーターとを備えた樹脂シート加熱装置。
- 請求項1において、ヒーターは下面に開口したヒーター室内に設けられ、支持部材を上昇させたときに、支持部材によりヒーター室の下面開口が実質的に閉じられる樹脂シート加熱装置。
- 請求項1または2において、支持部材の上面にはトレーを支持する複数の支持凸部が固定された樹脂シート加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004298555A JP2006110783A (ja) | 2004-10-13 | 2004-10-13 | 樹脂シート加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004298555A JP2006110783A (ja) | 2004-10-13 | 2004-10-13 | 樹脂シート加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006110783A true JP2006110783A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36379703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004298555A Pending JP2006110783A (ja) | 2004-10-13 | 2004-10-13 | 樹脂シート加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006110783A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63299895A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-07 | Mitsubishi Electric Corp | 真空プレス装置 |
JPH10141861A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-29 | Murata Mfg Co Ltd | バッチ式熱処理炉 |
-
2004
- 2004-10-13 JP JP2004298555A patent/JP2006110783A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPS63299895A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-07 | Mitsubishi Electric Corp | 真空プレス装置 |
JPH10141861A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-29 | Murata Mfg Co Ltd | バッチ式熱処理炉 |
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