JP2006110538A - 排ガス浄化フィルタ及びその製造方法 - Google Patents
排ガス浄化フィルタ及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006110538A JP2006110538A JP2005152028A JP2005152028A JP2006110538A JP 2006110538 A JP2006110538 A JP 2006110538A JP 2005152028 A JP2005152028 A JP 2005152028A JP 2005152028 A JP2005152028 A JP 2005152028A JP 2006110538 A JP2006110538 A JP 2006110538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- exhaust gas
- purification filter
- firing
- honeycomb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/0001—Making filtering elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/24—Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies
- B01D46/2403—Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies characterised by the physical shape or structure of the filtering element
- B01D46/2418—Honeycomb filters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/24—Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies
- B01D46/2403—Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies characterised by the physical shape or structure of the filtering element
- B01D46/2418—Honeycomb filters
- B01D46/2498—The honeycomb filter being defined by mathematical relationships
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B11/00—Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
- B28B11/003—Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles the shaping of preshaped articles, e.g. by bending
- B28B11/006—Making hollow articles or partly closed articles
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B38/00—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
- C04B38/008—Bodies obtained by assembling separate elements having such a configuration that the final product is porous or by spirally winding one or more corrugated sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00793—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 as filters or diaphragms
Abstract
【解決手段】内燃機関から排出される排ガス5中のパティキュレートと捕集して、排ガス5の浄化を行う排ガス浄化フィルタ1を製造する方法において、ハニカム成形体10成形用材料である基材を押出成形し、ハニカム状に設けられた隔壁11と、隔壁11により仕切られていると共に両端面18、19に貫通してなる複数のセル12とを有するハニカム成形体10を作製する押出成形工程と、セル12の開口部3にマスキング材を配置するマスキング工程と、栓部2の材料である栓材を配置する栓材配置工程と、上記基材と上記栓材とを同時に焼成する焼成工程とを有し、かつ、上記栓材は、該栓材の焼成時の収縮率をA、上記基材の焼成時の収縮率をBとした場合、0≦A<Bを満たしている。
【選択図】図2
Description
上記ハニカム成形体は、ハニカム状に設けられた隔壁と該隔壁により仕切られていると共に両端面に貫通してなる複数のセルとを有する。そして、浄化効率を高めるため、上記ハニカム成形体の上記セルの端部に栓部を配設したものがある。
まず、ハニカム成形体成形用材料である基材を押出成形し、ハニカム成形体を作製する。そして、上記ハニカム成形体を焼成する。次に、栓詰めすべき部分に、栓部の材料である栓材を配置する。最後に、上記栓材を配置した上記ハニカム成形体を焼成し、排ガス浄化フィルタを作製する。このように、上記排ガス浄化フィルタを製造するに当たって、2回の焼成工程を必要としていた(特許文献1参照)。
そのため、従来から、省エネルギー化・コスト削減等の観点から、2回の焼成を1回に省略することが求められていた。しかし、これまでは、焼成工程を1回にしうる有効な手段はなかった。
ハニカム成形体成形用材料である基材を押出成形し、乾燥し、所定長さに切断して、ハニカム状に設けられた隔壁と、該隔壁により仕切られていると共に両端面に貫通してなる複数のセルとを有するハニカム成形体を作製する押出成形工程と、
該ハニカム成形体の端面における上記セルの開口部のうち、栓部により栓詰めすべき部分を開口させた状態でその他の部分を覆うようにマスキング材を配置するマスキング工程と、
上記栓詰めすべき部分に、上記栓部の材料である栓材を配置する栓材配置工程と、
上記基材と上記栓材とを同時に焼成する焼成工程とを有し、
かつ、上記栓材は、該栓材の焼成時の収縮率をA、上記基材の焼成時の収縮率をBとした場合、0≦A<Bを満たしていることを特徴とする排ガス浄化フィルタの製造方法にある(請求項1)。
また、上記栓材は、該栓材の焼成時の収縮率をA、上記基材の焼成時の収縮率をBとした場合、0≦A<Bを満たしている。
また、上記基材の焼成時の収縮率B(%)は、上記ハニカム成形体の焼成前後の直径寸法を測定し、(1−焼成後のハニカム成形体の直径/焼成前のハニカム成形体の直径)×100(%)の計算式により求めることができる。
なお、上記の栓強度とは、上記基材と上記栓部の接合強度を示すものであり、上記栓部に応力を加えた時の抜け荷重で表される。
ハニカム成形体成形用材料である基材を押出成形し、乾燥し、所定長さに切断して、ハニカム状に設けられた隔壁と、該隔壁により仕切られていると共に両端面に貫通してなる複数のセルとを有するハニカム成形体を作製する押出成形工程と、
該ハニカム成形体の端面における上記セルの開口部のうち、栓部により栓詰めすべき部分を開口させた状態でその他の部分を覆うようにマスキング材を配置するマスキング工程と、
上記栓詰めすべき部分に、上記栓部の材料である栓材を配置する栓材配置工程と、
上記基材と上記栓材とを同時に焼成する焼成工程とを有し、
上記基材と上記栓材とは、平均粒子径が10〜50μmであり、かつ不純物であるFe2O3、CaO、Na2O、K2O、TiO2の合計含有量が1.0重量%以下であるタルクと、平均粒子径が5〜50μmであり、かつ不純物であるFe2O3、CaO、Na2O、K2O、TiO2の合計含有量が0.25重量%以下である溶融シリカと、不純物であるFe2O3、CaO、Na2O、K2O、TiO2の合計含有量が0.50重量%以下である水酸化アルミニウムとを含有してなり、
上記基材における水酸化アルミニウムの平均粒子径をC、上記栓材における水酸化アルミニウムの平均粒子径をDとした場合、1.0≦C/D≦4.0であることを特徴とする排ガス浄化フィルタの製造方法にある(請求項3)。
また、上記基材と上記栓材とは、上記のタルク、溶融シリカ、水酸化アルミニウムの3種類の原料を含有してなり、上記基材における水酸化アルミニウムの平均粒子径をC、上記栓材における水酸化アルミニウムの平均粒子径をDとした場合、1.0≦C/D≦4.0を満たしている。
上記第1の発明又は上記第2の発明の製造方法により作製したことを特徴とする排ガス浄化フィルタにある(請求項5)。
なお、上記基材及び栓材に含有する材料としては、上記のタルク、溶融シリカ、水酸化アルミニウム粒子の他、アルミナ、カオリン、バインダー、造孔剤等を必要に応じて加えることもできる。
本発明の実施例にかかる排ガス浄化フィルタ及びその製造方法について、図1〜図3を用いて説明する。
本例の排ガス浄化フィルタ1は、図1、図2に示すごとく、ハニカム状に設けられた隔壁11と、隔壁11により仕切られていると共に両端面18、19に貫通してなる複数のセル12とを有するハニカム成形体10と、ハニカム成形体10の端面18、19におけるセル12の開口部3のうちの栓詰めすべき部分に配設してなる栓部2とを有してなる。
そして、この排ガス浄化フィルタ1は、内燃機関から排出される排ガス5中のパティキュレートを捕集して、排ガス5の浄化を行う。
以下、これを詳説する。
また、ハニカム成形体10に設けられたセル12は、断面が四角形状のものを採用したが、例えば、三角形、六角形等の様々な断面形状を採用することができる。
また、隔壁11には、通常、白金、ロジウム、パラジウム、バリウム、カリウム等の触媒が担持される。
本例の排ガス浄化フィルタ1の製造方法は、図3に示すごとく、少なくとも、押出成形工程、マスキング工程、栓材配置工程、及び焼成工程を行う。
上記マスキング工程は、ハニカム成形体10の端面18、19におけるセル12の開口部3のうち、栓部2により栓詰めすべき部分を開口させた状態でその他の部分を覆うようにマスキング材42を配置する工程である。
上記栓材配置工程は、上記栓詰めすべき部分に、栓部2の材料である栓材を配置する工程である。
上記焼成工程は、上記基材と上記栓材とを同時に焼成する工程である。
そして、上記栓材は、該栓材の焼成時の収縮率をA、上記基材の焼成時の収縮率をBとした場合、0≦A<Bの関係を満たしている。
以下、これを詳説する。
まず、ハニカム成形体10成形用材料である基材の主原料となるタルク、溶融シリカ、及び水酸化アルミニウムを所望の組成となるように秤量し、造孔剤、バインダー、水等を加え、混合機にて混合撹拌した。そして、得られた混合原料を成形機にて押出成形し、ハニカム状の成形体を得た。これを乾燥した後、所望の長さに切断し、ハニカム状に設けられた隔壁11と、隔壁11により仕切られていると共に両端面18、19に貫通してなる複数のセル12とを有するハニカム成形体10を作製した(図3(a)参照)。
次に、図3(a)に示すごとく、ハニカム成形体10の両端面18、19全体を覆うようにマスキング材42を貼り付けた。そして、図3(b)に示すごとく、両端面18、19の栓詰めすべき位置に対応するマスキング材42をレーザーにて開口させ、貫通穴420を設けた。これにより、ハニカム成形体10は、栓部2により栓詰めすべき部分が貫通穴420により開口し、その他の部分がマスキング材42で覆われた状態となった。なお、本例では、マスキング材42として、厚さ0.1mmの樹脂フィルムを用いた。
次に、栓部2の材料である栓材の主原料となるタルク、溶融シリカ、及び水酸化アルミニウムを所望の組成となるように秤量し、造孔剤、バインダー、水等を加え、混合機にて混合撹拌し、スラリー20を作製した。
なお、上記栓材の主原料となるタルク及び溶融シリカは、上記基材と同様のものを用いた。また、水酸化アルミニウムは、平均粒子径が約2.5μmであり、かつ不純物であるFe2O3、CaO、Na2O、K2O、TiO2の合計含有量が0.50重量%以下のものを用いた。
次に、基材よりなるハニカム成形体10とハニカム成形体10の栓詰めすべき部分に配置した栓材としてのスラリー20とを同時に約1400℃で焼成する。これにより、マスキング材42は焼却除去され、図1、図2に示すようなハニカム成形体10と栓部2とを有する排ガス浄化フィルタ1を作製した。
栓材の焼成時の収縮率A(%)は、まず図4(a)に示すごとく、内径が5〜10mm、長さ10〜20mmで、両端が開口した円筒状を呈しており、樹脂又はステンレスよりなる容器71を準備する。そして、容器71の下に濾紙72を敷いておく。次に、図4(b)に示すごとく、容器71内に栓材としてのスラリー20を流し込む。これを100℃で15分間乾燥し、図4(c)に示すごとく、固化した中身だけを取り出してサンプル21を作製する。そして、サンプル21の焼成前後の直径寸法を測定し、(1−焼成後のサンプルの直径/焼成前のサンプルの直径)×100(%)の計算式により収縮率A(%)を求めることができる。
上記の測定方法により各収縮率を求めたところ、収縮率A=1(%)、収縮率B=5(%)であり、0≦A<Bの関係を満たしていた。
本例の排ガス浄化フィルタ1の製造方法は、上記焼成工程において、ハニカム成形体10を形成する基材と栓部2を形成する栓材とを同時に焼成する。即ち、必要な焼成工程が1回である。
そして、上記栓材は、該栓材の焼成時の収縮率をA、上記基材の焼成時の収縮率をBとした場合、A=1(%)、B=5(%)であり、0≦A<Bを満たしている。
また、上記の収縮率の関係を満たしていることにより、栓材の収縮率が基材の収縮率よりも適度に小さくなる。そのため、基材と栓材とを同時に焼成した場合の、ハニカム成形体10と栓部2との密着性が向上し、ハニカム成形体10の割れ・変形等が生じ難くなる。これにより、焼成工程を上記のごとく1回としても、安定して良好な製品を作製することができる。また、従来の2回焼成品と比べても、より栓強度に優れた栓部2を形成することができる。
そして、基材における水酸化アルミニウムの平均粒子径をC、栓材における水酸化アルミニウムの平均粒子径をDとした場合、1.0≦C/D≦4.0である。つまり、本例では、C=5.4(μm)、D=2.5(μm)であるため、上記の関係を満たしている。
これにより、上記と同様の作用効果を得ることができる。
本例は、実施例1で得られた排ガス浄化フィルタ1における栓部2の栓強度について測定を行ったものである。
比較のために、従来と同じく、2回の焼成工程により作製された比較用の排ガス浄化フィルタを準備し、同様の評価を行った。
まず、実施例1で得られた両端面18、19に栓部2を設けたハニカム成形体10を、端面18から50mmの長さで切断し、試験体100を作製した。次に、図5に示すごとく、厚さ10mmの一対のアルミ板61を所定の間隙を設けて設置し、これらの上に、栓部2が設けられている端面18が下方になるように試験体100をセットする。そして、もう一方の端面190の開口部30からステンレス製の丸棒状の治具62(直径1mm、長さ100mm)を差し込み、図6に示すごとく、治具62を栓部2に接触させた。
なお、栓強度の測定は、本発明品・比較品について、それぞれ5点ずつ行った。
このように、本発明品は、優れた栓強度を有する排ガス浄化フィルタであることがわかる。
本例は、実施例1で得られた排ガス浄化フィルタ1において、栓材の焼成時の収縮率をA、基材の焼成時の収縮率をBとした場合、A/Bの値と変形偏差との関係について調べたものである。
まず、排ガス浄化フィルタ1のハニカム成形体10において、軸方向の一方の端部と他方の端部とこれら2つの端部の中間位置である中間部との3箇所の直径を測定する。上記3箇所の直径は、図8に示すごとく、ハニカム成形体10の両端面18、19からそれぞれ5mm内側に入った位置の直径a、cと、これらの測定位置の中間部の直径bである。
そして、求めたa、b、cの値を用いて、{(a+c)/2}−bの計算式から変形偏差を求める。
これらの結果から、A/Bの値は0.05〜0.5の範囲内にあることがより好ましいことがわかる。
10 ハニカム成形体
11 隔壁
12 セル
18 上流側端面(端面)
19 下流側端面(端面)
2 栓部
3 開口部
42 マスキング材
5 排ガス
Claims (5)
- 内燃機関から排出される排ガス中のパティキュレートを捕集して、排ガスの浄化を行う排ガス浄化フィルタを製造する方法において、
ハニカム成形体成形用材料である基材を押出成形し、乾燥し、所定長さに切断して、ハニカム状に設けられた隔壁と、該隔壁により仕切られていると共に両端面に貫通してなる複数のセルとを有するハニカム成形体を作製する押出成形工程と、
該ハニカム成形体の端面における上記セルの開口部のうち、栓部により栓詰めすべき部分を開口させた状態でその他の部分を覆うようにマスキング材を配置するマスキング工程と、
上記栓詰めすべき部分に、上記栓部の材料である栓材を配置する栓材配置工程と、
上記基材と上記栓材とを同時に焼成する焼成工程とを有し、
かつ、上記栓材は、該栓材の焼成時の収縮率をA、上記基材の焼成時の収縮率をBとした場合、0≦A<Bを満たしていることを特徴とする排ガス浄化フィルタの製造方法。 - 請求項1において、上記栓材の焼成時の収縮率Aと、上記基材の焼成時の収縮率Bとは、A/Bが0.05〜0.5の範囲内にあることを特徴とする排ガス浄化フィルタの製造方法。
- 内燃機関から排出される排ガス中のパティキュレートを捕集して、排ガスの浄化を行う排ガス浄化フィルタを製造する方法において、
ハニカム成形体成形用材料である基材を押出成形し、乾燥し、所定長さに切断して、ハニカム状に設けられた隔壁と、該隔壁により仕切られていると共に両端面に貫通してなる複数のセルとを有するハニカム成形体を作製する押出成形工程と、
該ハニカム成形体の端面における上記セルの開口部のうち、栓部により栓詰めすべき部分を開口させた状態でその他の部分を覆うようにマスキング材を配置するマスキング工程と、
上記栓詰めすべき部分に、上記栓部の材料である栓材を配置する栓材配置工程と、
上記基材と上記栓材とを同時に焼成する焼成工程とを有し、
上記基材と上記栓材とは、平均粒子径が10〜50μmであり、かつ不純物であるFe2O3、CaO、Na2O、K2O、TiO2の合計含有量が1.0重量%以下であるタルクと、平均粒子径が5〜50μmであり、かつ不純物であるFe2O3、CaO、Na2O、K2O、TiO2の合計含有量が0.25重量%以下である溶融シリカと、不純物であるFe2O3、CaO、Na2O、K2O、TiO2の合計含有量が0.50重量%以下である水酸化アルミニウムとを含有してなり、
上記基材における水酸化アルミニウムの平均粒子径をC、上記栓材における水酸化アルミニウムの平均粒子径をDとした場合、1.0≦C/D≦4.0であることを特徴とする排ガス浄化フィルタの製造方法。 - 請求項3において、上記栓材における水酸化アルミニウムの平均粒子径は2〜3μmであることを特徴とする排ガス浄化フィルタの製造方法。
- ハニカム状に設けられた隔壁と、該隔壁により仕切られていると共に両端面に貫通してなる複数のセルとを有するハニカム成形体と、該ハニカム成形体の端面における上記セルの開口部のうちの栓詰めすべき部分に配設してなる栓部とを有してなり、内燃機関から排出される排ガス中のパティキュレートを捕集して、排ガスの浄化を行う排ガス浄化フィルタであって、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法により作製したことを特徴とする排ガス浄化フィルタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005152028A JP2006110538A (ja) | 2004-09-15 | 2005-05-25 | 排ガス浄化フィルタ及びその製造方法 |
DE102005043332A DE102005043332A1 (de) | 2004-09-15 | 2005-09-12 | Abgasreinigungsfilter und Herstellungsverfahren hierfür |
FR0509402A FR2877236B1 (fr) | 2004-09-15 | 2005-09-14 | Filtre d'epuration des gaz d'echappement et procede de fabrication de ce filtre |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004268813 | 2004-09-15 | ||
JP2005152028A JP2006110538A (ja) | 2004-09-15 | 2005-05-25 | 排ガス浄化フィルタ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006110538A true JP2006110538A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36089023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005152028A Pending JP2006110538A (ja) | 2004-09-15 | 2005-05-25 | 排ガス浄化フィルタ及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006110538A (ja) |
DE (1) | DE102005043332A1 (ja) |
FR (1) | FR2877236B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014195783A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日本碍子株式会社 | ハニカム構造体の製造方法およびハニカム構造体 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2917168B1 (fr) * | 2007-06-11 | 2009-08-28 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede et appareil de controle non destructif pour dispositif de depollution de gaz d'echappement d'un moteur de vehicule automobile et installation de nettoyage de ces dispositifs |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742316A (en) * | 1980-08-28 | 1982-03-09 | Ngk Insulators Ltd | Ceramic honeycomb filter |
JP2001300922A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-30 | Ngk Insulators Ltd | セラミック体の製造方法 |
JP2002159811A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-04 | Ngk Insulators Ltd | ハニカムフィルター及びその製造方法 |
-
2005
- 2005-05-25 JP JP2005152028A patent/JP2006110538A/ja active Pending
- 2005-09-12 DE DE102005043332A patent/DE102005043332A1/de not_active Withdrawn
- 2005-09-14 FR FR0509402A patent/FR2877236B1/fr not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742316A (en) * | 1980-08-28 | 1982-03-09 | Ngk Insulators Ltd | Ceramic honeycomb filter |
JP2001300922A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-30 | Ngk Insulators Ltd | セラミック体の製造方法 |
JP2002159811A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-04 | Ngk Insulators Ltd | ハニカムフィルター及びその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014195783A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日本碍子株式会社 | ハニカム構造体の製造方法およびハニカム構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2877236B1 (fr) | 2009-01-09 |
DE102005043332A1 (de) | 2006-04-13 |
FR2877236A1 (fr) | 2006-05-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1251247B1 (en) | Exhaust gas purifying filter | |
US7276276B2 (en) | Honeycomb structure producing method, and honeycomb structure | |
JP5687681B2 (ja) | 4ウエイ排気ガス処理のための高多孔度フィルタ | |
JP5161460B2 (ja) | ハニカム構造体及びその製法 | |
KR100884518B1 (ko) | 허니컴 구조체 및 그 제조 방법 | |
JP6838641B2 (ja) | 排ガス浄化装置 | |
KR20090125033A (ko) | 밀봉 허니컴 구조체 | |
US10918988B2 (en) | Honeycomb filter | |
KR20100014262A (ko) | 밀봉 허니컴 구조체 | |
EP3192629B1 (en) | Sintered honeycomb body, honeycomb filter and method for manufacturing sintered honeycomb body | |
JP2006110538A (ja) | 排ガス浄化フィルタ及びその製造方法 | |
CN107531582B (zh) | 蜂窝结构体 | |
JP2008100408A (ja) | セラミックスハニカム構造体 | |
JP2007154870A (ja) | 排ガス浄化フィルタ | |
JP2008104944A (ja) | ハニカムフィルタ | |
JP5791391B2 (ja) | ハニカム構造体およびこれを用いたガス処理装置 | |
JP2011177704A (ja) | 排ガス浄化フィルタ及びその製造方法 | |
US7998425B2 (en) | Filter comprising a plurality of honeycomb elements joined together in an offset assembly | |
JP2002136817A (ja) | ハニカムフィルタ及びその製造方法 | |
EP3919169A1 (en) | Exhaust gas purification filter | |
JP4442625B2 (ja) | 排ガス浄化フィルタ | |
JP2012232240A (ja) | ハニカム構造体およびこれを備えるガス処理装置 | |
JP4432024B2 (ja) | セラミックハニカム構造体 | |
JP2008137872A (ja) | ハニカム構造体 | |
CN111747770B (zh) | 蜂窝结构体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100727 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101026 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20101102 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20101126 |