JP2006109256A - ケーブルモデム装置、ケーブルモデム装置の送受信方法、および同軸/無線通信ネットワークシステム - Google Patents

ケーブルモデム装置、ケーブルモデム装置の送受信方法、および同軸/無線通信ネットワークシステム Download PDF

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Akihiro Tatsuta
明浩 竜田
Tomonori Shiomi
智則 塩見
Osamu Tanaka
治 田中
Hiroyuki Watanabe
寛如 渡邊
Nobuhiko Arashin
伸彦 荒新
Masahiko Nagoshi
方彦 名越
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Abstract

【課題】同軸ケーブルネットワークと無線通信ネットワークとの双方において双方向通信が可能な、構成が簡単で安価に実現できる無線通信機能を備えたケーブルモデム装置を提供するものである。
【解決手段】同軸ケーブルネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第1のPHY部1と、無線通信ネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第2のPYH部2と、第1のPHY部1および第2のPHY部2に接続されたスイッチ部3と、スイッチ部3に接続され、ケーブルネットワーク用の信号および無線通信ネットワーク用の信号の両方について、受信信号の解読および送信信号の結合処理を行なうMAC部4とを備え、スイッチ部3は、同軸ケーブルネットワークおよび無線通信ネットワークと送受信するタイミングに基づいて、MAC部4が、第1のPHY部1または第2のPHY部2のいずれかに接続されるように切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、同軸ケーブルネットワークにおいて双方向通信を行う、無線通信機能を備えた、ケーブルモデム装置、ケーブルモデム装置の送受信方法、および同軸/無線通信ネットワークシステムに関するものである。
CATV網に同軸ケーブルを介して接続されたケーブルモデム装置の本体に、情報処理端末との接続を無線によって行う無線LAN機能を有する拡張ユニットを付加したケーブルモデム装置が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
図9は、従来の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成を示すものである。また、図10は、そのプロトコルスタック図を示している。
以下図面を参照しながら、上記した従来の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の一例について説明する。
図9において、41は第1のPHY部、42は第1のMAC部、43は第2のPHY部、44は第2のMAC部、45はマイコン処理部である。
以上のように構成された従来の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置について、以下、その動作について説明する。
同軸ケーブルネットワークに接続された第1のPHY部41は、同軸ケーブルを介して信号を送受信するための信号増幅、周波数変換および変復調処理を行い、第1のMAC部42との間でデータの入出力を行う。そして、第1のMAC部42は、データを解読し、ケーブルモデム装置自体が必要とする管理情報と、無線によってユーザ側の情報処理端末へ送る情報とを分離する。第1のMAC部42の詳細は、米国DOCSIS規格(Data−Over−Cable Service Interface Specification)、ANSI/SCTE 22−1 2002に記載されている。
他方、無線通信ネットワーク用のアンテナに接続された第2のPHY部43は、無線通信を行うための信号増幅、周波数変換および変復調処理を行い、第2のMAC部44との間でデータの入出力を行う。そして、第2のMAC部44は、データを解読し、無線通信のための管理情報と、同軸ケーブルネットワーク側へ送る情報とを分離する。第2のMAC部44の詳細は、無線LANのMAC/PHY規格(Wireless LAN Medium Access Control and Physical Layer Specifications)、ANSI/IEEE Std802.11 1999 Editionに記載されている。
マイコン処理部45は、第1のPHY部41、第1のMAC部42、第2のPHY部43、第2のMAC部44のそれぞれの制御、第1のMAC部42と第2のMAC部44との相互データの入出力制御、及び第1のMAC部と第2のMAC部の上位プロトコルであるIP処理を行う。
図11は、一般的な、ケーブルモデム装置の各ブロック間の通信データの構成を示す図である。図11(a)は、ネットワークとPHY部で送受信される通信データ(図9の場合には、同軸ケーブルと第1のPHY部41間のデータ、およびアンテナと第2のPHY部43間のデータ)の構成、図11(b)は、PHY部とMAC部間で送受される通信データ(図9の場合には、第1のPHY部41と第1のMAC部42間で送受される通信データ、および第2のPHY部43と第2のMAC部44間で送受される通信データ)の構成、図11(c)は、MAC部とマイコン処理部間で送受される通信データ(図9の場合には、第1のMAC部42とマイコン処理部45間で送受されるデータ、および第2のMAC部44とマイコン処理部45間で送受されるデータ)の構成を、それぞれ示している。
同軸ケーブルネットワークとケーブルモデム装置との間の通信データの場合について説明すると、同軸ケーブルネットワークから受信する際のデータ構成は、図11(a)に示す構成であり、第1のPHY部41がPHYヘッダの部分のデータを処理し、図11(b)に示すPHYヘッダを取り除いた構成の通信データにして第1のMAC部42に渡す。そして、第1のMAC部42は、MACヘッダの部分のデータを処理し、図11(c)に示すMACヘッダを取り除いた構成の通信データにしてマイコン処理部45に渡し、マイコン処理部45は、そのIPデータおよび管理データに対して処理を行なう。
ケーブルモデム装置から同軸ケーブルネットワークに通信データを送信する場合には、まず、マイコン処理部45が図11(c)に示す構成の通信データを第1のMAC部42に渡す。第1のMAC部42は、送信先のモデム装置が必要とする管理情報であるMACヘッダの部分を付加した図11(b)に示すような構成の通信データとして、第1のPHY部41に渡す。そして、第1のPHY部41は、送信先のモデム装置が復調するために必要な情報であるPHYヘッダの部分を付加した図11(a)に示すような構成の通信データとして、同軸ケーブルネットワークに送信する。
ケーブルモデム装置が無線通信ネットワークに対して送受信する場合も上記と同様に、無線通信ネットワーク、第2のPHY部43、第2のMAC部44、マイコン処理部45において、通信データが処理される。
このようにして、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置は、同軸ケーブルネットワークと無線通信ネットワークを相互に接続することができる。
特開2001−53750号公報
しかしながら、上記無線通信機能を備えたケーブルモデム装置は、同軸ケーブルネットワークで使用するための第1のMAC部と無線通信ネットワークで使用するための第2のMAC部をそれぞれ備える必要があり、また、マイコン処理部がこれら双方とのデータ送受信を行うために、装置が複雑でコストが高くなるという課題を有していた。
本発明は、上述した従来の課題を解決するもので、構成が簡単で安価に実現できる、ケーブルモデム装置、ケーブルモデム装置の送受信方法、および同軸/無線通信ネットワークシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
同軸ケーブルネットワークに接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第1のPHY部と、
無線通信ネットワークに接続されたアンテナに接続され、前記無線通信ネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第2のPYH部と、
前記第1のPHY部および前記第2のPHY部に接続されたスイッチ部と、
前記スイッチ部に接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号および前記無線通信ネットワーク用の信号の両方について、受信信号の解読および送信信号の結合処理を行なうMAC部とを備え、
前記スイッチ部は、前記同軸ケーブルネットワークおよび前記無線通信ネットワークと送受信するタイミングに基づいて、前記MAC部が、前記第1のPHY部または前記第2のPHY部のいずれかに接続されるように切り替える、ケーブルモデム装置である。
第2の本発明は、
前記スイッチ部は、
前記同軸ケーブルネットワークから信号を受信した際、および前記同軸ケーブルネットワークに信号を送信する際には、前記MAC部を前記第1のPHY部に接続させ、
前記無線通信ネットワークから信号を受信した際、および前記無線通信ネットワークに信号を送信する際には、前記MAC部を前記第2のPHY部に接続させるように、接続を切り替える、第1の本発明のケーブルモデム装置である。
第3の本発明は、
無線通信ネットワークに接続されたアンテナ、および同軸ケーブルネットワークに接続されたスイッチ部と、
前記スイッチ部に接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第1のPHY部と、
前記スイッチ部に接続され、前記無線通信ネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第2のPYH部と、
前記第1のPHY部および前記第2のPHY部に接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号および前記無線通信ネットワーク用の信号の両方について、受信信号の解読および送信信号の結合処理を行なうMAC部とを備え、
前記スイッチ部は、前記同軸ケーブルネットワークおよび前記無線通信ネットワークと送受信するタイミングに基づいて、前記同軸ケーブルネットワークと前記第1のPHY部の接続、または、前記アンテナと前記第2のPHY部の接続、のいずれか一方のみが接続されるように切り替える、ケーブルモデム装置である。
第4の本発明は、
前記スイッチ部は、
前記同軸ケーブルネットワークから信号を受信した際、および前記同軸ケーブルネットワークに信号を送信する際には、前記第1のPHY部を前記同軸ケーブルネットワークに接続させ、
前記無線通信ネットワークから信号を受信した際、および前記無線通信ネットワークに信号を送信する際には、前記第2のPHY部を前記アンテナに接続させる、第3の本発明のケーブルモデム装置である。
第5の本発明は、
前記MAC部に接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号および前記無線通信ネットワーク用の信号のIP処理を行なうマイコン処理部をさらに備えた、第1または第3の本発明のケーブルモデム装置である。
第6の本発明は、
前記マイコン処理部に接続され、前記マイコン処理部との間でデータの入出力を行う端末インターフェース部をさらに備えた、第5の本発明のケーブルモデム装置である。
第7の本発明は、
同軸ケーブルネットワークおよび無線通信ネットワークに接続されたケーブルモデム装置の送受信方法において、
同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、同軸ケーブルネットワークに接続され前記同軸ケーブルネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第1のPHY部を、受信信号の解読および送信信号の結合処理を行なうMAC部に接続するステップと、
無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、無線通信ネットワークに接続されたアンテナに接続され前記無線通信ネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第2のPYH部を、前記MAC部に接続するステップとを備えた、ケーブルモデム装置の送受信方法である。
第8の本発明は、
同軸ケーブルネットワークおよび無線通信ネットワークに接続されたケーブルモデム装置の送受信方法において、
同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、同軸ケーブルネットワークを、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第1のPHY部に接続するステップと、
無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、無線通信ネットワークに接続されたアンテナを、前記無線通信ネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第2のPYH部に接続するステップとを備えた、ケーブルモデム装置の送受信方法である。
第9の本発明は、
同軸ケーブルネットワークと、
無線通信ネットワークと、
前記同軸ケーブルネットワークおよび前記無線通信ネットワークの両方に接続された、第1乃至第8のいずれかの本発明の、1以上のケーブルモデム装置と、
前記同軸ケーブルネットワークに接続された、1以上の同軸ケーブルモデムと、
前記無線通信ネットワークに接続された、1以上の無線モデム装置とを備えた、同軸/無線通信ネットワークシステムである。
第10の本発明は、
第7の本発明の、ケーブルモデム装置の送受信方法の、前記同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、前記第1のPHY部を前記MAC部に接続するステップと、前記無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、前記第2のPYH部を前記MAC部に接続するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第11の本発明は、
第8の本発明の、ケーブルモデム装置の送受信方法の、前記同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、前記同軸ケーブルネットワークを前記第1のPHY部に接続するステップと、前記無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、前記無線通信ネットワークに接続されたアンテナを前記第2のPYH部に接続するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第12の本発明は、
第10または第11の本発明のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体である。
本発明により、構成が簡単で安価に実現できる、ケーブルモデム装置、ケーブルモデム装置の送受信方法、および同軸/無線通信ネットワークシステムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成を示すものである。
図1において、本実施の形態1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13は、同軸ケーブルネットワークに接続された第1のPHY部1、および、アンテナに接続された第2のPHY部2を備えている。そして、第1のPHY部1および第2のPHY部2は、スイッチ3に接続されており、スイッチ3は、さらにMAC部4に接続されている。そして、MAC部4は、マイコン処理部5に接続されている。なお、スイッチ3が、本発明のスイッチ部の一例である。
以上のように構成された無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13について、以下、図1を用いてその動作を説明する。
まず、同軸ケーブルネットワーク側から信号を受信した場合について説明する。
第1のPHY部1は、同軸ケーブルを介して信号(Rx1c)を受信する。第1のPHY部1は、受信信号(Rx1c)の増幅、周波数変換および復調処理を行い、スイッチ3にデータ(Rx2c)を出力する。スイッチ3は入力データ(Rx2c)を通過させて、MAC部4にデータ(Rx3c)を出力する。MAC部4は、その入力データ(Rx3c)を解読し、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13自体が必要とする管理情報と、無線通信ネットワーク側へ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータ(Rx4c)を出力する。
マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、MAC部4にデータ(Tx4w)を折り返す。そして、MAC部4は、再び管理情報と無線通信ネットワークへ送る情報を統合し、スイッチ3へデータ(Tx3w)を出力する。スイッチ3は、入力データ(Tx3w)を通過させて、第2のPHY部2にデータ(Tx2w)を出力する。第2のPHY部2は、入力データ(Tx2w)の変調処理、周波数変換および増幅を行い、無線通信ネットワーク用のアンテナへ信号(Tx1w)を出力する。
なお、ここで、Rx2cとRx3cは同じデータである。また、Tx2wとTx3wも同じデータである。また、Rx1cおよびTx1wは、図11(a)に示す構成であり、Rx2cおよびTx2wは、図11(b)に示す構成であり、Rx4cおよびTx4wは、図11(c)に示す構成である。
次に、無線通信ネットワーク用のアンテナから信号を受信した場合について説明する。
アンテナに接続された第2のPHY部2は、アンテナから信号(Rx1w)を受信する。第2のPHY部2は、受信信号(Rx1w)の増幅、周波数変換および復調処理を行い、スイッチ3にデータ(Rx2w)を出力する。スイッチ3は、入力データ(Rx2w)を通過させて、MAC部4にデータ(Rx3w)を出力する。MAC部4は、その入力データ(Rx3w)を解読し、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13自体が必要とする管理情報と、同軸ケーブルネットワークへ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータ(Rx4w)を出力する。
マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、MAC部4にデータ(Tx4c)を折り返す。そして、MAC部4は、再び管理情報と同軸ケーブルネットワーク側へ送る情報を統合し、スイッチ3へデータ(Tx3c)を出力する。スイッチ3は、入力データ(Tx3c)を通過させて、第1のPHY部1にデータ(Tx2c)を出力する。第1のPHY部1は、入力データ(Tx2c)の変調処理、周波数変換および増幅を行い、同軸ケーブルネットワークへ信号(Tx1c)を出力する。
なお、ここで、Rx2wとRx3wは同じデータである。また、Tx2cとTx3cも同じデータである。また、Rx1wおよびTx1cは、図11(a)に示す構成であり、Rx2wおよびTx2cは、図11(b)に示す構成であり、Rx4wおよびTx4cは、図11(c)に示す構成である。
なお、スイッチ3の切り替えは、本実施の形態1のケーブルモデム装置13内において、同軸ケーブルネットワーク用の信号と無線通信ネットワーク用の信号を、それぞれ正常に処理できるように制御されれば、どのように制御されてもよい。例えば、信号の有無に基づいてスイッチ3の切り替えを制御してもよい。信号検出部を設けて、ネットーワークからの受信信号を検知させてスイッチ3の切り替えを制御してもよい。また、ネットワークに信号を送信する場合には、送信するデータの先頭のプリアンブルに従って、スイッチ3の切り替えを制御してもよい。
また、スイッチ3の切り替えにより通過させない方の信号は、遮断するようにしてもよいし、メモリ等の格納手段を設けて保存させるようにしてもよい。
次に、上記で説明した本実施の形態1のケーブルモデム装置13を備えた同軸/無線ネットワークの構成および動作について説明する。
図2は、本実施の形態1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13が接続された同軸/無線ネットワークシステムの一例を示す構成図である。
図2において、本実施の形態1の同軸/無線ネットワークシステムでは、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13が、同軸ケーブルネットワーク11、および無線通信ネットワーク12に接続されている。図2に示すケーブルモデム装置13は、図1で説明した構成のケーブルモデム装置である。
また、同軸ケーブルネットワーク11には、第1の同軸ケーブルモデム14−1および第2の同軸ケーブルモデム14−2が接続されており、第1の同軸ケーブルモデム14−1には第1の端末装置16−1が、第2の同軸ケーブルモデム14−2には第2の端末装置16−2が、それぞれ接続されている。
また、無線通信ネットワーク12には、第1の無線通信装置15−1および第2の無線通信装置15−2が接続されており、第1の無線通信装置15−1には第3の端末装置16−3が、第2の無線通信装置15−2には、第4の端末装置16−4が、それぞれ接続されている。なお、第1の無線通信装置15−1および第2の無線通信装置15−2は、いずれも、本発明の無線モデム装置の一例である。
図3(a)および(b)は、第1の同軸ケーブルモデム14−1および第2の同軸ケーブルモデム14−2の構成図である。
図3(a)および(b)において、21−1および21−2は第1のPHY部、22−1および22−2はMAC部、23−1および23−2はマイコン処理部、24−1および24−2は端末インターフェースである。
図4(a)および(b)は、第1の無線通信装置15−1および第2の無線通信装置15−2の構成図である。
図4(a)および(b)において、31−1および31−2は第2のPHY部、32−1および32−2はMAC部、33−1および33−2はマイコン処理部、34−1および34−2は端末インターフェースである。
以上のように構成された本実施の形態1の同軸/無線ネットワークシステムについて、以下、図1〜図4を用いてその動作を説明する。
まず、第1の同軸ケーブルモデム14−1に接続された第1の端末装置16−1と第2の同軸ケーブルモデム14−2に接続された第2の端末装置16−2とのデータ通信について説明する。
なお、ここでは、第1の同軸ケーブルモデム14−1のMAC部22−1が、同軸ケーブルネットワーク11および無線通信ネットワーク12に接続された全てのモデム装置(図2の場合には、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13、第1の同軸ケーブルモデム14−1、第2の同軸ケーブルモデム14−2、第1の無線通信装置15−1、第2の無線通信装置15−2)の送信権を管理している。
第1の端末装置16−1からの送信データは、第1の同軸ケーブルモデム14−1に入力される。入力されたデータは、端末インターフェース24−1にて受信され、マイコン処理部23−1に入力される。そして、マイコン処理部23−1は、IP処理を行い、MAC部22−1にデータを入力する。MAC部22−1は、同軸ケーブルネットワーク11において他端末装置が送信するデータとの衝突が発生しないように送信タイミングを調整し、データを第1のPHY部21−1に出力する。そして、第1のPHY部21−1は送信データの変調処理、周波数変換および信号増幅を行い、同軸ケーブルネットワーク11に信号を送信する。
同軸ケーブルネットワーク11に送信された信号は、第2の同軸ケーブルモデム14−2に入力される。そして、第1のPHY部21−2が、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部22−2にデータを出力する。MAC部22−2は、第2の同軸ケーブルモデム14−2が必要とする管理情報と第2の端末装置16−2へ送る情報とを種別し、マイコン処理部23−2にデータを出力する。マイコン処理部23−2は、管理情報の処理およびIP処理を行い、端末インターフェース24−2を経由して第2の端末装置16−2にデータを出力する。
逆に、第2の端末装置16−2からの送信データは、第2の同軸ケーブルモデム14−2に入力される。入力されたデータは、端末インターフェース24−2で受信され、マイコン処理部23−2に入力される。マイコン処理部23−2は、IP処理を行い、MAC部22−2にデータを出力する。そして、MAC部22−2は、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータを第1のPHY部21−2に出力する。ここで、アクセス方式としては、TDMA(Time Division Multiple Access)を使用する。そして、第1のPHY部21−2は、送信データの変調処理、周波数変換および信号増幅を行い、同軸ケーブルネットワーク11に信号を送信する。
同軸ケーブルネットワーク11に送信された信号は、第1の同軸ケーブルモデム14−1に入力される。そして、第1のPHY部21−1が、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部22−1にデータを出力する。MAC部22−1は、第1の同軸ケーブルモデム14−1が必要とする管理情報と第1の端末装置16−1へ送る情報とを種別し、マイコン処理部23−1にデータを出力する。マイコン処理部23−1は、管理情報の処理およびIP処理を行い、端末インターフェース24−1を経由して第1の端末装置16−1にデータを出力する。
以上のようにして、第1の同軸ケーブルモデム14−1に接続された第1の端末装置16−1と、第2の同軸ケーブルモデム14−2に接続された第2の端末装置16−2とのデータ通信を行うことができる。
次に、第1の同軸ケーブルモデム14−1に接続された第1の端末装置16−1と、第1の無線通信装置15−1に接続された第3の端末装置16−3とのデータ通信について説明する。
第1の端末装置16−1からの送信データは、第1の同軸ケーブルモデム14−1に入力される。入力されたデータは、端末インターフェース24−1にて受信され、マイコン処理部23−1に入力される。そして、マイコン処理部23−1は、IP処理を行い、MAC部22−1にデータを入力する。MAC部22−1は、同軸ケーブルネットワーク11において他端末装置が送信するデータとの衝突が発生しないように送信タイミングを調整し、データを第1のPHY部21−1に出力する。そして、第1のPHY部21−1は送信データの変調処理、周波数変換および信号増幅を行い、同軸ケーブルネットワーク11に信号を送信する。
同軸ケーブルネットワーク11に送信された信号は、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13に入力される。図1に示すケーブルモデム装置13の第1のPHY部1は、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、スイッチ3にデータを出力する。スイッチ3は入力データを通過させて、MAC部4にデータを出力する。MAC部4は、データを解読し、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13自体が必要とする管理情報と、端末装置に送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータを出力する。
そして、マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、MAC部4にデータを入力する。MAC部4は、再び管理情報と端末装置に送る情報とを統合し、スイッチ3へデータを出力する。スイッチ3は、入力データを通過させて、第2のPHY部2にデータを出力する。第2のPHY部2は、その入力データの、変調処理、周波数変換および増幅を行い、無線通信ネットワーク12へ信号を出力する。
無線通信ネットワーク12に出力された信号は、第1の無線通信装置15−1に入力される。そして、第2のPHY部31−1が、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部32−1にデータを出力する。MAC部32−1は、第1の無線通信装置15−1が必要とする管理情報と第3の端末装置16−3へ送る情報とを種別し、マイコン処理部33−1にデータを出力する。マイコン処理部33−1は、管理情報の処理およびIP処理を行い、端末インターフェース34−1を経由して第3の端末装置16−3にデータを出力する。
逆に、第3の端末装置16−3からの送信データは、第1の無線通信装置15−1に入力される。入力されたデータは、端末インターフェース34−1で受信され、マイコン処理部33−1に入力される。マイコン処理部33−1は、IP処理を行い、MAC部32−1にデータを出力する。そして、MAC部32−1は、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータを第2のPHY部31−1に出力する。ここで、アクセス方式としては、TDMAを使用する。そして、第2のPHY部31−1は、送信データの変調処理、周波数変換および信号増幅を行い、無線通信ネットワーク12に信号を送信する。
無線通信ネットワーク12に送信された信号は、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13に入力される。第2のPHY部2が、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、スイッチ3にデータを出力する。そして、スイッチ3は、入力データを通過させて、MAC部4にデータを出力する。MAC部4は、データを解読し、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13自体が必要とする管理情報と、同軸ケーブルネットワークへ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータを出力する。
そして、マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、MAC部4にデータを出力する。MAC部4は、再び管理情報と同軸ケーブルネットワーク11へ送る情報を統合し、スイッチ3へデータを出力する。スイッチ3は、入力データを通過させて、第1のPHY部1にデータを出力する。第1のPHY部1は、入力データの変調処理、周波数変換および増幅を行い、同軸ケーブルネットワーク11へ信号を出力する。
同軸ケーブルネットワーク11に出力された信号は、第1の同軸ケーブルモデム14−1に入力される。そして、第1のPHY部21−1が、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部22−1にデータを出力する。MAC部22−1は、第1の同軸ケーブルモデム14−1が必要とする管理情報と第1の端末装置16−1へ送る情報とを分離し、マイコン処理部23−1にデータを出力する。マイコン処理部23−1は、管理情報の処理およびIP処理を行い、端末インターフェース24−1を経由して第1の端末装置16−1にデータを出力する。
以上のようにして、第1の同軸ケーブルモデム14−1に接続された第1の端末装置16−1と、第1の無線通信装置15−1に接続された第3の端末装置16−3とのデータ通信を行うことができる。
最後に、第1の無線通信装置15−1に接続された第3の端末装置16−3と、第2の無線通信装置15−2に接続された第4の端末装置16−4とのデータ通信について説明する。
第3の端末装置16−3からの送信データは、第1の無線通信装置15−1に入力される。入力されたデータは、端末インターフェース34−1で受信され、マイコン処理部33−1に入力される。マイコン処理部33−1は、IP処理を行い、MAC部32−1にデータを出力する。MAC部32−1は、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータを第2のPHY部31−1に出力する。ここで、第1の同軸ケーブルモデム14−1と第1の無線通信装置15−1との通信についての説明は省略する。アクセス方式は、同軸ケーブルネットワーク11と共通であるTDMA方式である。そして、第2のPHY部31−1は、送信データの変調処理、周波数変換および信号増幅を行い、無線通信ネットワーク12に信号を送信する。
無線通信ネットワーク12に送信された信号は、第2の無線通信装置15−2に入力される。そして、第2のPHY部31−2が、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部32−2にデータを出力する。MAC部32−2は、第2の無線通信装置15−2が必要とする管理情報と第4の端末装置16−4へ送る情報とを種別し、マイコン処理部33−2にデータを出力する。マイコン処理部33−2は、管理情報の処理およびIP処理を行い、端末インターフェース34−2を経由して第4の端末装置16−4にデータを出力する。
逆に、第4の端末装置16−4からの送信データは、第2の無線通信装置15−2に入力される。入力されたデータは、端末インターフェース34−2で受信され、マイコン処理部33−2に入力される。マイコン処理部33−2は、IP処理を行い、MAC部32−2にデータを出力する。MAC部32−2は、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータを第2のPHY部31−2に出力する。ここで、第1の同軸ケーブルモデム14−1と第2の無線通信装置15−2との通信についての説明は、前述と同様であるので省略する。アクセス方式は、同軸ケーブルネットワーク11と共通であるTDMA方式である。そして、第2のPHY部31−2は、送信データの変調処理、周波数変換および信号増幅を行い、無線通信ネットワーク12に信号を送信する。
無線通信ネットワーク12に送信された信号は、第1の無線通信装置15−1に入力される。第2のPHY部31−1が、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部32−1にデータを出力する。MAC部32−1は、第1の無線通信装置15−1が必要とする管理情報と第3の端末装置16−3へ送る情報とを種別し、マイコン処理部33−1にデータを出力する。マイコン処理部33−1は、管理情報の処理およびIP処理を行い、端末インターフェース34−1を経由して第3の端末装置16−3にデータを出力する。
以上のようにして、第1の無線通信装置15−1に接続された第3の端末装置16−3と、第2の無線通信装置15−2に接続された第4の端末装置16−4とのデータ通信を行うことができる。
以上のように、本実施の形態1のケーブルモデム装置13によれば、同軸ケーブルネットワーク11に接続された第1のPHY部1と、無線通信ネットワーク12用のアンテナに接続された第2のPHY部2と、第1のPHY部1と第2のPHY部2とのどちらか一方のデータを通過させ、MAC部4にデータを入出力するスイッチ3と、MAC部4とデータを入出力するマイコン処理部5とを備え、同軸ケーブルネットワーク11と無線通信ネットワーク12の双方で使用するMAC部を共通化し、同軸ケーブルネットワーク11に接続するために使用する第1のPHY部1および無線通信ネットワーク12に接続するために使用する第2のPHY部2と、MAC部4とのデータ入出力をスイッチ3経由で切り替えるという構成を設けることにより、同軸ケーブルネットワーク11と無線通信ネットワーク12とのMAC部を一つにして構成を簡単にし、マイコン処理部5の負荷を軽減することができるようになる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成を示すものである。
図5において、本実施の形態2のケーブルモデム装置17は、同軸ケーブルネットワークに接続された第1のPHY部1、および、アンテナに接続された第2のPHY部2を備えている。そして、第1のPHY部1および第2のPHY部2は、スイッチ3に接続されており、スイッチ3は、さらにMAC部4に接続されている。そして、MAC部4は、マイコン処理部5に接続され、マイコン処理部5は、さらに、端末装置と送受信を行う端末インターフェース6に接続されている。なお、端末インターフェース6は、本発明の端末インターフェース部の一例である。
図5に示す本実施の形態2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17の構成は、図1に示した実施の形態1と同様なものである。図1と同じ構成部分については、同じ符号を用いている。実施の形態1のケーブルモデム装置13と異なるのは、端末インターフェース6を備えた点であり、その他に関しては同様であるので、ケーブルモデム装置17の動作の説明は省略する。
図6は、本実施の形態2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置が接続された同軸/無線ネットワークシステムの一例を示す構成図である。以下、図3〜図6を用いて、本実施の形態2の同軸/無線ネットワークシステムの動作を説明する。
図6において、本実施の形態2の同軸/無線ネットワークシステムでは、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1および第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2が、いずれも、同軸ケーブルネットワーク11および無線通信ネットワーク12に接続されている。また、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1には第5の端末装置16−5が、第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2には、第6の端末装置16−6が、それぞれ接続されている。
第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1および第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2は、いずれも、図5で説明したケーブルモデム装置17と同じ構成のケーブルモデム装置である。
また、同軸ケーブルネットワーク11には、第1の同軸ケーブルモデム14−1も接続されており、第1の同軸ケーブルモデム14−1には第1の端末装置16−1が接続されている。
また、無線通信ネットワーク12には、第1の無線通信装置15−1も接続されており、第1の無線通信装置15−1には第3の端末装置16−3が接続されている。
まず、第1の同軸ケーブルモデム14−1に接続された第1の端末装置16−1と第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に接続された第5の端末装置16−5とのデータ通信について説明する。
なお、実施の形態1と同様に、ここでは、第1の同軸ケーブルモデム14−1のMAC部22−1が、同軸ケーブルネットワーク11および無線通信ネットワーク12に接続された全てのモデム装置の送信権を管理している。
第1の端末装置16−1からの送信データは、第1の同軸ケーブルモデム14−1に入力される。入力されたデータは、図3(a)に示す端末インターフェース24−1にて受信され、マイコン処理部23−1に入力される。そして、マイコン処理部23−1は、IP処理を行い、MAC部22−1にデータを入力する。MAC部22−1は、同軸ケーブルネットワーク11において他端末装置が送信するデータとの衝突が発生しないように送信タイミングを調整し、データを第1のPHY部21−1に出力する。そして、第1のPHY部21−1は、送信データの変調処理、周波数変換および信号増幅を行い、同軸ケーブルネットワーク11に信号を送信する。
同軸ケーブルネットワーク11に送信された信号は、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に入力される。そして、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1の、図5に示す第1のPHY部1は、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、スイッチ3にデータを出力する。スイッチ3は、その第1のPHY部1からの入力データを通過させて、MAC部4にデータを出力する。MAC部4は、データを解読し、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1自体が必要とする管理情報と、第5の端末装置16−5に送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータを出力する。マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、端末インターフェース6を経由して第5の端末装置16−5にデータを出力する。
逆に、第5の端末装置16−5からの送信データは、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に入力される。その入力されたデータは、端末インターフェース6で受信されマイコン処理部5に入力される。マイコン処理部5は、IP処理を行い、MAC部4にデータを出力する。MAC部4は、データを解読し、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1自体が必要とする管理情報と、同軸ケーブルネットワークへ送る情報とを統合し、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータをスイッチ3に出力する。アクセス方式としては、TDMAを使用する。スイッチ3は、入力データを通過させて、第1のPHY部1にデータを出力する。第1のPHY部1は、入力データの変調処理、周波数変換および増幅を行い、同軸ケーブルネットワーク11へ信号を出力する。
同軸ケーブルネットワーク11に出力された信号は、第1の同軸ケーブルモデム14−1に入力される。図3(a)に示す第1のPHY部21−1は、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部22−1にデータを出力する。MAC部22−1は、第1の同軸ケーブルモデム14−1が必要とする管理情報と第1の端末装置16−1へ送る情報とを種別し、マイコン処理部23−1にデータを出力する。マイコン処理部23−1は、管理情報の処理およびIP処理を行い、端末インターフェース24−1を経由して第1の端末装置16−1にデータを出力する。
以上のようにして、第1の同軸ケーブルモデム14−1に接続された第1の端末装置16−1と、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に接続された第5の端末装置16−5とのデータ通信を行うことができる。
次に、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に接続された第5の端末装置16−5と第1の無線通信装置15−1に接続された第3の端末装置16−3とのデータ通信について説明する。
第5の端末装置16−5からの送信データは、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に入力される。その入力されたデータは、図5に示す端末インターフェース6で受信され、マイコン処理部5に入力される。そして、マイコン処理部5は、IP処理を行い、MAC部4にデータを出力する。MAC部4は、データを解読し、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1自体が必要とする管理情報と、無線通信ネットワークへ送る情報とを統合し、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータをスイッチ3に出力する。アクセス方式としては、TDMAを使用する。ここで、第1の同軸ケーブルモデム14−1と第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1との通信についての説明は、前述と同様であるので省略する。そして、スイッチ3は、入力データを通過させて、第2のPHY部2にデータを出力する。第2のPHY部2は、入力データの変調処理、周波数変換および増幅を行い、無線通信ネットワーク12へ信号を出力する。
無線通信ネットワーク12に出力された信号は、第1の無線通信装置15−1に入力される。図4(a)に示す第2のPHY部31−1は、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部32−1にデータを出力する。MAC部32−1は、第1の無線通信装置15−1が必要とする管理情報と第3の端末装置16−3へ送る情報とを種別し、マイコン処理部33−1にデータを出力する。マイコン処理部33−1は、IP処理を行い、端末インターフェース34−1を経由して第3の端末装置16−3にデータを出力する。
逆に、第3の端末装置16−3からの送信データは、第1の無線通信装置15−1に入力される。入力されたデータは、端末インターフェース34−1で受信され、マイコン処理部33−1に入力される。マイコン処理部33−1は、IP処理を行い、MAC部32−1にデータを出力する。MAC部32−1は、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータを第2のPHY部31−1に出力する。アクセス方式としては、TDMAを使用する。第2のPHY部31−1は、送信データの変調処理、周波数変換および信号増幅を行い、無線通信ネットワーク12に信号を送信する。
無線通信ネットワーク12に送信された信号は、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に入力される。第2のPHY部2は、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、スイッチ3にデータを出力する。スイッチ3は、その第2のPHY部2からの入力データを通過させて、MAC部4にデータを出力する。MAC部4は、データを解読し、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1自体が必要とする管理情報と、端末装置16−5へ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータを出力する。マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、端末インターフェース6を経由して第5の端末装置16−5にデータを出力する。
以上のようにして、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に接続された第5の端末装置16−5と第1の無線通信装置15−1に接続された第3の端末装置16−3とのデータ通信を行うことができる。
最後に、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に接続された第5の端末装置16−5と第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2に接続された第6の端末装置16−6とのデータ通信について説明する。
第5の端末装置16−5からの送信データは、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に入力される。入力されたデータは、図5に示す端末インターフェース6で受信され、マイコン処理部5に入力される。そして、マイコン処理部5は、IP処理を行い、MAC部4にデータを出力する。MAC部4は、データを解読し、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1自体が必要とする管理情報と、同軸ケーブルネットワークおよび無線通信ネットワークへ送る情報とを統合し、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータをスイッチ3に出力する。アクセス方式としては、TDMAを使用する。ここで、第1の同軸ケーブルモデム14−1と第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1との通信についての説明は、前述と同様であるので省略する。
そして、スイッチ3は、入力データを通過させて、第1のPHY部1および第2のPHY部2の双方、或いはどちらか一方にデータを出力する。第1のPHY部1および第2のPHY部2は、入力データの変調処理、周波数変換および増幅を行い、同軸ケーブルネットワーク11および無線通信ネットワーク12の双方、或いはどちらか一方に信号を出力する。ここで、同軸ケーブルネットワークおよび無線通信ネットワークの双方にデータを送信した場合は、同じデータが両方のネットワークに送出されることになる。
同軸ケーブルネットワーク11および無線通信ネットワーク12の双方、或いはどちらか一方に出力された信号は、第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2に入力される。第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2の第1のPHY部1および第2のPHY部2の双方、或いはどちらか一方は、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、スイッチ3にデータを出力する。スイッチ3は、どちらか一方の入力データを通過させて、MAC部4にデータを出力する。ここで、スイッチ3に第1のPHY部1および第2のPHY部2の双方からデータが入力された場合、誤りのないデータおよび誤りの少ないデータを選択して通過させるものとする。MAC部4は、データを解読し、第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2自体が必要とする管理情報と、端末装置16−6へ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータを出力する。マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、端末インターフェース6を経由して第6の端末装置16−6にデータを出力する。
逆に、第6の端末装置16−6からの送信データは、第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2に入力される。その入力されたデータは、図5に示す端末インターフェース6で受信され、マイコン処理部5に入力される。そして、マイコン処理部5は、IP処理を行い、MAC部4にデータを出力する。MAC部4は、データを解読し、第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2自体が必要とする管理情報と、同軸ケーブルネットワークおよび無線通信ネットワークへ送る情報とを統合し、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータをスイッチ3に出力する。アクセス方式としては、TDMAを使用する。そして、スイッチ3は入力データを通過させて、第1のPHY部1および第2のPHY部2の双方、或いはどちらか一方にデータを出力する。第1のPHY部1および第2のPHY部2の双方、或いはどちらか一方は、入力データの変調処理及び周波数変換、増幅を行い、同軸ケーブルネットワーク11および無線通信ネットワーク12の双方、どちらか一方へ信号を出力する。ここで、同軸ケーブルネットワークおよび無線通信ネットワークの双方にデータを送信した場合は、同じデータが両方のネットワークに送出されることになる。
同軸ケーブルネットワーク11および無線通信ネットワーク12の双方、或いはどちらか一方に出力された信号は、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に入力される。第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1の第1のPHY部1および第2のPHY部2の双方、或いはどちらか一方は、受信信号の増幅、周波数変換および復調処理を行い、スイッチ3にデータを出力する。スイッチ3は、どちらか一方の入力データを通過させて、MAC部4にデータを出力する。ここで、スイッチ3に第1のPHY部1および第2のPHY部2の双方からデータが入力された場合、誤りのないデータおよび誤りの少ないデータを選択して通過させるものとする。MAC部4は、データを解読し、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1自体が必要とする管理情報と、端末装置16−5へ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータを出力する。マイコン処理部5は、MAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、端末インターフェース6を経由して第5の端末装置16−5にデータを出力する。
以上のようにして、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1に接続された第5の端末装置16−5と第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2に接続された第6の端末装置16−6とのデータ通信を行うことができる。
以上のように、本実施の形態2の第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1および第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2によれば、同軸ケーブルネットワーク11に接続された第1のPHY部1と、無線通信ネットワーク12用のアンテナに接続された第2のPHY部2と、第1のPHY部1と第2のPHY部2とのどちらか一方のデータを通過させ、MAC部4にデータを入出力するスイッチ3と、MAC部4とデータを入出力するマイコン処理部5と、マイコン処理部5とデータを入出力する端末インターフェース6とを備え、同軸ケーブルネットワーク11と無線通信ネットワーク12の双方で使用するMAC部を共通化し、同軸ケーブルネットワーク11に接続するために使用する第1のPHY部1および無線通信ネットワーク12に接続するために使用する第2のPHY部2と、MAC部4とのデータ入出力をスイッチ3経由で切り替えるという構成を設けることにより、同軸ケーブルネットワーク11と無線通信ネットワーク12とのMAC部を一つにして構成を簡単にし、マイコン処理部5の負荷を軽減することができるようになる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3における無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成を示すものである。
図7において、本実施の形態3のケーブルモデム装置は、同軸ケーブルネットワーク、および無線通信ネットワークに接続されるアンテナの双方に接続されるスイッチ7を備えている。そして、スイッチ7は、第1のPHY部1および第2のPHY部2に接続されている。そして、第1のPHY部1および第2のPHY部2はMAC部4に接続され、MAC部4は、さらにマイコン処理部5に接続されている。なお、スイッチ7は、本発明のスイッチ部の一例である。
本実施の形態3の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成は、図1に示した実施の形態1と同様なものである。図1と同じ構成部分については、同じ符号を用いている。実施の形態1のケーブルモデム装置13と異なるのは、実施の形態1のスイッチ3の代わりに、第1のPHY部1の同軸ケーブルネットワーク側と第2のPHY部2の無線通信ネットワーク側にスイッチ7を備えた点である。
以上のように構成された本実施の形態3の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置について、以下、図7を用いてその動作を説明する。
まず、同軸ネットワーク側から信号を受信した場合について説明する。
同軸ケーブルネットワークに接続されたスイッチ7は、受信信号(Rx1c)を通過させて、第1のPHY部1に信号(Rx2c)を出力する。第1のPHY部1は、受信信号(Rx2c)の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部4にデータ(Rx3c)を出力する。MAC部4は、そのデータ(Rx3c)を解読し、本実施の形態3の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置自体が必要とする管理情報と、無線通信ネットワーク側へ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータ(Rx4c)を出力する。
マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、MAC部4にデータ(Tx4w)を折り返す。MAC部4は、再び管理情報と無線通信ネットワーク側へ送る情報を統合し、第2のPHY部2にデータ(Tx3w)を出力する。第2のPHY部2は、入力データ(Tx3w)の変調処理、周波数変換および増幅を行い、スイッチ7に信号(Tx2w)を出力する。そして、スイッチ7は、無線通信ネットワーク用のアンテナへ信号(Tx1w)を出力する。
なお、ここで、Rx1cとRx2cは同じデータである。また、Tx1wとTx2wも同じデータである。また、Rx1cおよびTx1wは、図11(a)に示す構成であり、Rx3cおよびTx3wは、図11(b)に示す構成であり、Rx4cおよびTx4wは、図11(c)に示す構成である。
次に、無縁通信ネットワーク用のアンテナから信号を受信した場合について説明する。
アンテナに接続されたスイッチ7は、受信信号(Rx1w)を通過させて、第2のPHY部2に信号(Rx2w)を出力する。第2のPHY部2は、受信信号(Rx2w)の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部4にデータ(Rx3w)を出力する。MAC部4は、そのデータ(Rx3w)を解読し、本実施の形態3の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置自体が必要とする管理情報と、同軸ケーブルネットワーク側へ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータ(Rx4w)を出力する。
マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、MAC部4にデータ(Tx4c)を折り返す。MAC部4は、再び管理情報と同軸ケーブルネットワーク側へ送る情報を統合し、第1のPHY部1にデータ(Tx3c)を出力する。第1のPHY部1は、入力データ(Tx3c)の変調処理、周波数変換および増幅を行い、スイッチ7に信号(Tx2c)を出力する。そして、スイッチ7は、同軸ケーブルネットワークへ信号(Tx1c)を出力する。
なお、ここで、Rx1wとRx2wは同じデータである。また、Tx1cとTx2cも同じデータである。また、Rx1wおよびTx1cは、図11(a)に示す構成であり、Rx3wおよびTx3cは、図11(b)に示す構成であり、Rx4wおよびTx4cは、図11(c)に示す構成である。
以上のように、本実施の形態3の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置によれば、同軸ケーブルネットワークと無線通信ネットワークに接続されたスイッチ7と、スイッチ7に接続された第1のPHY部1および第2のPHY部2と、第1のPHY部1と第2のPHY部2に接続されたMAC部4と、MAC部4とデータを入出力するマイコン処理部5とを備え、同軸ケーブルネッワークと無線通信ネットワークの双方で使用するMAC部を共通化し、同軸ケーブルネットワークに接続するために使用する第1のPHY部1および無線通信ネットワークに接続するために使用する第2のPHY部2とのデータ入出力をスイッチ7経由で切り替えるという構成を設けることにより、同軸ケーブルネットワークと無線通信ネットワークとのMAC部を一つにして構成を簡単にし、マイコン処理部5の負荷を軽減することができるようになる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4における無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成を示すものである。
図8において、本実施の形態4のケーブルモデム装置は、同軸ケーブルネットワーク、および無線通信ネットワークに接続されるアンテナの双方に接続されるスイッチ7を備えている。そして、スイッチ7は、第1のPHY部1および第2のPHY部2に接続されている。そして、第1のPHY部1および第2のPHY部2は、MAC部4に接続されている。MAC部4はマイコン処理部5に接続され、マイコン処理部5は、さらに端末インターフェース8に接続されている。
本実施の形態4の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成は、図7に示した実施の形態3と同様なものである。図7と同じ構成部分については、同じ符号を用いている。実施の形態3の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置と異なるのは、端末インターフェース8を備えた点であり、その他に関しては同様であるので、ケーブルモデム装置の動作の説明は省略する。
以上のように構成された、本実施の形態4の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置について、以下、図8を用いてその動作を説明する。
まず、同軸ネットワーク側から信号を受信した場合について説明する。
同軸ケーブルネットワークに接続されたスイッチ7は、受信信号(Rx1c)を通過させて、第1のPHY部1に信号(Rx2c)を出力する。第1のPHY部1は、その受信信号(Rx2c)の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部4にデータ(Rx3c)を出力する。MAC部4は、そのデータ(Rx3c)を解読し、本実施の形態4の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置自体が必要とする管理情報と、端末インターフェース8側へ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータ(Rx4c)を出力する。マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、端末インターフェース8に信号(Rx5c)を出力する。
端末インターフェース8から入力された信号(Tx5w)は、マイコン処理部5に入力される。マイコン処理部5は、IP処理を行い、MAC部4にデータ(Tx4w)を出力する。MAC部4は、再び管理情報と無線通信ネットワーク側へ送る情報を統合し、第2のPHY部2にデータ(Tx3w)を出力する。第2のPHY部2は、入力データ(Tx3w)の変調処理、周波数変換および増幅を行い、スイッチ7に信号(Tx2w)を出力する。そして、スイッチ7は、無線通信ネットワーク用のアンテナへ信号(Tx1w)を出力する。
次に、無縁通信ネットワーク用のアンテナから信号を受信した場合について説明する。
アンテナに接続されたスイッチ7は、受信信号(Rx1w)を通過させて、第2のPHY部2に信号(Rx2w)を出力する。第2のPHY部2は、その受信信号(Rx2w)の増幅、周波数変換および復調処理を行い、MAC部4にデータ(Rx3w)を出力する。MAC部4は、そのデータ(Rx3w)を解読し、本実施の形態4の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置自体が必要とする管理情報と、端末インターフェース8へ送る情報とを種別し、マイコン処理部5にデータ(Rx4w)を出力する。マイコン処理部5は、管理情報の処理およびMAC部4の上位プロトコルであるIP処理を行い、端末インターフェース8に信号(Rx5w)を出力する。
端末インターフェース8から入力された信号(Tx5c)は、マイコン処理部5に入力される。マイコン処理部5は、IP処理を行い、MAC部4にデータ(Tx4c)を出力する。MAC部4は、再び管理情報と同軸ケーブルネットワークへ送る情報を統合し、第1のPHY部1にデータ(Tx3c)を出力する。第1のPHY部1は、入力データ(Tx3c)の変調処理、周波数変換および増幅を行い、スイッチ7に信号(Tx2c)を出力する。そして、スイッチ7は、同軸ケーブルへ信号(Tx1c)を出力する。
以上のように、本実施の形態4の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置によれば、同軸ケーブルネットワークと無線通信ネットワークに接続されたスイッチ7と、スイッチ7に接続された第1のPHY部1および第2のPHY部2と、第1のPHY部1と第2のPHY部2に接続されたMAC部4と、MAC部4とデータを入出力するマイコン処理部5と、端末インターフェース6とを備え、同軸ケーブルネッワークと無線通信ネットワークの双方で使用するMAC部を共通化し、同軸ケーブルネットワークに接続するために使用する第1のPHY部1および無線通信ネットワークに接続するために使用する第2のPHY部2とのデータ入出力をスイッチ7経由で切り替えるという構成を設けることにより、同軸ケーブルネットワークと無線通信ネットワークとのMAC部を一つにして構成を簡単にし、マイコン処理部5の負荷を軽減することができるようになる。
なお、実施の形態1と実施の形態2において、第2の同軸ケーブルモデム14−2、第1の無線通信装置15−1、第2の無線通信装置15−2、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置13、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1、第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2は、第1の同軸ケーブルモデム14−1からデータの送信権を獲得し、タイミングを合わせてデータを同軸/無線ネットワークに出力するとしたが、タイミングマスタは第1の同軸ケーブルモデム14−1以外の同軸/無線ネットワークに接続されている他の、同軸ケーブルモデム、無線通信装置、無線通信機能を備えたケーブルモデム装置であってもよい。
また、実施の形態1と実施の形態2において、第1の同軸ケーブルモデム14−1と第1の端末装置16−1、第2の同軸ケーブルモデム14−2と第2の端末装置16−2、第1の無線通信装置15−1と第3の端末装置16−3、第2の無線通信装置15−2と第4の端末装置16−4、第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−1と第5の端末装置16−5、第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置17−2と第6の端末装置16−6は、それぞれ分離した構成でなく一体型の構成であってもよい。
以上に説明したように、従来の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置では、同軸ケーブルネッワーク用と無線通信ネットワーク用のそれぞれにMAC部を備えていたのに対し、各実施の形態のケーブルモデム装置を使用することにより、これらの複数のMAC部を一つのMAC部の構成にできるので、装置構成が複雑にならず、コストを抑えることができる。
なお、本発明のプログラムは、上述した本発明のケーブルモデム装置の送受信方法の、同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、第1のPHY部をMAC部に接続するステップ、および、無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、第2のPYH部をMAC部に接続するステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明の記録媒体は、上述した本発明のケーブルモデム装置の送受信方法の、同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、第1のPHY部をMAC部に接続するステップ、および、無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、第2のPYH部をMAC部に接続するステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担持した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。
また、本発明のプログラムは、上述した本発明のケーブルモデム装置の送受信方法の、同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、同軸ケーブルネットワークを第1のPHY部に接続するステップ、および、無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、無線通信ネットワークに接続されたアンテナを第2のPYH部に接続するステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明の記録媒体は、上述した本発明のケーブルモデム装置の送受信方法の、同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、同軸ケーブルネットワークを第1のPHY部に接続するステップ、および、無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、無線通信ネットワークに接続されたアンテナを第2のPYH部に接続するステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担持した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、記録媒体としては、ROM等が含まれる。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
本発明にかかる、ケーブルモデム装置、ケーブルモデム装置の送受信方法、および同軸/無線通信ネットワークシステムは、構成が簡単で安価に実現できるという効果を有し、同軸ケーブルネットワークと無線通信ネットワークとが混在した双方向通信ネットワークにおいて利用できる。
本発明の実施の形態1における無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成図 本発明の実施の形態1における同軸/無線ネットワークシステムの構成図 (a)、(b)本発明の実施の形態1における同軸ケーブルモデムの構成図 (a)、(b)本発明の実施の形態1における無線通信装置の構成図 本発明の実施の形態2における無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成図 本発明の実施の形態2における同軸/無線ネットワークシステムの構成図 本発明の実施の形態3における無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成図 本発明の実施の形態4における無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成図 従来の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置の構成図 従来の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置のプロトコルスタック図 (a)、(b)、(c)ケーブルモデム装置の各機能ブロック間における通信データの構成図
符号の説明
1 第1のPHY部
2 第2のPHY部
3 スイッチ
4 MAC部
5 マイコン処理部
6 端末インターフェース
7 スイッチ
8 端末インターフェース
11 同軸ケーブルネットワーク
12 無線通信ネットワーク
13 無線通信機能を備えたケーブルモデム装置
14−1 第1の同軸ケーブルモデム
14−2 第2の同軸ケーブルモデム
15−1 第1の無線通信装置
15−2 第2の無線通信装置
16−1 第1の端末装置
16−2 第2の端末装置
16−3 第3の端末装置
16−4 第4の端末装置
16−5 第5の端末装置
16−6 第6の端末装置
17−1 第1の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置
17−2 第2の無線通信機能を備えたケーブルモデム装置
21−1 第1のPHY部
21−2 第1のPHY部
22−1 MAC部
22−2 MAC部
23−1 マイコン処理部
23−2 マイコン処理部
24−1 端末インターフェース
24−2 端末インターフェース
31−1 第2のPHY部
31−2 第2のPHY部
32−1 MAC部
32−2 MAC部
33−1 マイコン処理部
33−2 マイコン処理部
34−1 端末インターフェース
34−2 端末インターフェース
41 第1のPHY部
42 第1のMAC部
43 第2のPHY部
44 第2のMAC部
45 マイコン処理部

Claims (12)

  1. 同軸ケーブルネットワークに接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第1のPHY部と、
    無線通信ネットワークに接続されたアンテナに接続され、前記無線通信ネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第2のPYH部と、
    前記第1のPHY部および前記第2のPHY部に接続されたスイッチ部と、
    前記スイッチ部に接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号および前記無線通信ネットワーク用の信号の両方について、受信信号の解読および送信信号の結合処理を行なうMAC部とを備え、
    前記スイッチ部は、前記同軸ケーブルネットワークおよび前記無線通信ネットワークと送受信するタイミングに基づいて、前記MAC部が、前記第1のPHY部または前記第2のPHY部のいずれかに接続されるように切り替える、ケーブルモデム装置。
  2. 前記スイッチ部は、
    前記同軸ケーブルネットワークから信号を受信した際、および前記同軸ケーブルネットワークに信号を送信する際には、前記MAC部を前記第1のPHY部に接続させ、
    前記無線通信ネットワークから信号を受信した際、および前記無線通信ネットワークに信号を送信する際には、前記MAC部を前記第2のPHY部に接続させるように、接続を切り替える、請求項1に記載のケーブルモデム装置。
  3. 無線通信ネットワークに接続されたアンテナ、および同軸ケーブルネットワークに接続されたスイッチ部と、
    前記スイッチ部に接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第1のPHY部と、
    前記スイッチ部に接続され、前記無線通信ネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第2のPYH部と、
    前記第1のPHY部および前記第2のPHY部に接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号および前記無線通信ネットワーク用の信号の両方について、受信信号の解読および送信信号の結合処理を行なうMAC部とを備え、
    前記スイッチ部は、前記同軸ケーブルネットワークおよび前記無線通信ネットワークと送受信するタイミングに基づいて、前記同軸ケーブルネットワークと前記第1のPHY部の接続、または、前記アンテナと前記第2のPHY部の接続、のいずれか一方のみが接続されるように切り替える、ケーブルモデム装置。
  4. 前記スイッチ部は、
    前記同軸ケーブルネットワークから信号を受信した際、および前記同軸ケーブルネットワークに信号を送信する際には、前記第1のPHY部を前記同軸ケーブルネットワークに接続させ、
    前記無線通信ネットワークから信号を受信した際、および前記無線通信ネットワークに信号を送信する際には、前記第2のPHY部を前記アンテナに接続させる、請求項3に記載のケーブルモデム装置。
  5. 前記MAC部に接続され、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号および前記無線通信ネットワーク用の信号のIP処理を行なうマイコン処理部をさらに備えた、請求項1または3に記載のケーブルモデム装置。
  6. 前記マイコン処理部に接続され、前記マイコン処理部との間でデータの入出力を行う端末インターフェース部をさらに備えた、請求項5に記載のケーブルモデム装置。
  7. 同軸ケーブルネットワークおよび無線通信ネットワークに接続されたケーブルモデム装置の送受信方法において、
    同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、同軸ケーブルネットワークに接続され前記同軸ケーブルネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第1のPHY部を、受信信号の解読および送信信号の結合処理を行なうMAC部に接続するステップと、
    無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、無線通信ネットワークに接続されたアンテナに接続され前記無線通信ネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第2のPYH部を、前記MAC部に接続するステップとを備えた、ケーブルモデム装置の送受信方法。
  8. 同軸ケーブルネットワークおよび無線通信ネットワークに接続されたケーブルモデム装置の送受信方法において、
    同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、同軸ケーブルネットワークを、前記同軸ケーブルネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第1のPHY部に接続するステップと、
    無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、無線通信ネットワークに接続されたアンテナを、前記無線通信ネットワーク用の信号の増幅、周波数変換、変復調処理を行なう第2のPYH部に接続するステップとを備えた、ケーブルモデム装置の送受信方法。
  9. 同軸ケーブルネットワークと、
    無線通信ネットワークと、
    前記同軸ケーブルネットワークおよび前記無線通信ネットワークの両方に接続された、請求項1乃至8のいずれかに記載の、1以上のケーブルモデム装置と、
    前記同軸ケーブルネットワークに接続された、1以上の同軸ケーブルモデムと、
    前記無線通信ネットワークに接続された、1以上の無線モデム装置とを備えた、同軸/無線通信ネットワークシステム。
  10. 請求項7に記載の、ケーブルモデム装置の送受信方法の、前記同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、前記第1のPHY部を前記MAC部に接続するステップと、前記無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、前記第2のPYH部を前記MAC部に接続するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項8に記載の、ケーブルモデム装置の送受信方法の、前記同軸ケーブルネットワークとの間で信号を送受信する際には、前記同軸ケーブルネットワークを前記第1のPHY部に接続するステップと、前記無線通信ネットワークとの間で信号を送受信する際には、前記無線通信ネットワークに接続されたアンテナを前記第2のPYH部に接続するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項10または11に記載のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体。
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