JP2006109045A - デジタルカメラ、ファイル編集プログラム及び受付端末並びに注文処理方法 - Google Patents

デジタルカメラ、ファイル編集プログラム及び受付端末並びに注文処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロスプリントの発生を抑制し、写真プリントの注文処理の迅速化を図ることができるデジタルカメラ、ファイル編集プログラム及び受付端末並びに注文処理方法の提供。
【解決手段】デジタルカメラに、画像上に日付を書き込む設定で撮影された場合に画像ファイル又は注文情報ファイルに日付挿入済み情報を書き込む第1のファイル編集手段を少なくとも備え、注文端末には、プリント対象となる画像ファイルの内、日付挿入済み情報が書き込まれている特定の画像ファイル又は注文情報ファイル中の特定の画像ファイルに対応する日付情報記述場所に空欄の日付情報を書き込む第2のファイル編集手段と、注文情報ファイルやプリント対象となる全ての画像ファイル中に日付挿入済み情報が書き込まれている場合に、日付有り/無し選択画面を表示手段に表示させない制御を行う表示制御手段とを少なくとも備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、デジタルカメラ、ファイル編集プログラム及び受付端末並びに注文処理方法に関する。
近年、写真に関連する様々なサービスが提供されるようになってきている。例えば、ユーザがデジタルカメラで写真を撮影し、画像ファイルが記録されたデジタルカメラやデジタルカメラ用メディアをミニラボ等の写真店に持ち込むと、写真店では受付端末を用いてデジタルカメラやメディアから画像ファイルを読み取り、読み取った画像ファイルを用いて高精細な写真プリントを作成したり、該画像ファイルをCD−Rなどの記録媒体に書き込むなどの処理を行う。また、店舗内に設置されたキオスク(無人端末)を用いれば、上記写真プリントの作成や記録媒体への書き込みなどの処理をユーザ自身で行うこともできる(上記無人端末に関しては、例えば、下記特許文献1参照)。
特開平11−8817号公報(第3−4頁、第1図)
デジタルカメラで得られる画像ファイルがEXIF形式のファイルの場合は、EXIF情報の中に写真撮影の日付情報を記録することができ、また、デジタルカメラでプリント注文などに関する情報(いわゆるDPOF情報)が記述されたファイルを作成すれば、DPOF情報の中に写真撮影の日付情報を記録することができる。そこで、写真プリントの注文時に写真プリントに日付を書き込む指示をすれば、写真店では指示に応じてプリンタを設定して、EXIF情報又はDPOF情報の中から日付情報を読み取って写真プリントに日付を書き込む処理を行う。また、プリンタの設定の手間を省き、設定ミスをなくすために、受付端末や無人端末のモニタに日付有り/無しを選択させる画面を表示させ、ユーザが選択した結果を注文情報ファイルに書き込み、該注文情報ファイルによってプリンタを自動的に制御することもできる。
しかしながら、受付端末や無人端末で日付有り/無しを選択する場合、ユーザの希望通りに写真プリントが作成されない場合もある。例えば、デジタルカメラでは、予め写真の中に日付を書き込むことができるが、受付端末や無人端末、プリンタでは画像ファイルの画像中に日付が書き込まれているか否かは判断しないため、既に日付が書き込まれている画像ファイルに対して更に日付有りを選択すると日付が重複して書き込まれてしまい、ロスプリントが発生してしまう。また、上記理由により画像ファイルの画像中に既に日付が書き込まれている場合は日付無ししか選択することができないが、その場合でも日付有り/無し選択画面が表示されてしまうため、無駄な操作が生じてしまい注文処理の迅速化を図ることができないという問題もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、ロスプリントの発生を抑制し、写真プリントの注文処理の迅速化を図ることができるデジタルカメラ、ファイル編集プログラム及び受付端末並びに注文処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のデジタルカメラは、写真撮影に際して、被写体の画像上に日付を挿入して画像ファイルを生成する場合に、前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯される注文情報ファイルに、前記画像上に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込む第1のファイル編集手段を少なくとも備えるものである。
また、本発明の注文端末は、デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから、少なくとも画像ファイルを読み取るファイル読み取り手段と、前記画像ファイルを用いて作成される写真プリントに該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、を少なくとも備える注文端末において、前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯された注文情報ファイルから、前記画像ファイルに基づく画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を読み取る手段と、前記選択画面で日付を書き込む選択がされた場合において、前記写真プリントの作成対象となる画像ファイルの内、前記日付挿入済み情報が記録されている特定の画像ファイルの所定の記述場所、又は、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に、前記特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行う第2のファイル編集手段と、を少なくとも備えるものであり、前記日付が書き込まれないようにする処理とは、前記特定の画像ファイルに日付を書き込まない設定であることを示す情報を書き込む処理、前記特定の画像ファイルの日付情報記述場所から日付情報を削除する処理、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する日付情報記述場所に空欄の日付情報を書き込む処理、又は、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する日付情報記述場所から日付情報を削除する処理のいずれかを含む構成とすることができる。
また、本発明の注文端末は、デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから、少なくとも画像ファイルを読み取るファイル読み取り手段と、前記画像ファイルを用いて作成される写真プリントに該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、を少なくとも備える注文端末において、前記画像ファイル又は該記画像ファイルに付帯された注文情報ファイルから、前記画像ファイルに基づく画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を読み取る手段を少なくとも備え、前記表示制御手段では、前記注文情報ファイル又は前記写真プリントの作成対象となる全ての前記画像ファイルに前記日付挿入済み情報が記録されている場合には、前記選択画面を前記表示手段に表示させない制御を行うものである。
また、本発明のファイル編集プログラムは、コンピュータを、デジタルカメラを用いた写真撮影に際して、被写体の画像上に日付を挿入して画像ファイルを生成する場合に、前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯される注文情報ファイルに、前記画像上に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込む第1のファイル編集手段、として機能させるものである。
また、本発明のファイル編集プログラムは、コンピュータを、デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから読み取った画像ファイルを用いて作成される写真プリントに、該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面において、日付を書き込む選択がされた場合に、前記写真プリントの作成対象となる画像ファイルの内、前記画像ファイルに基づく画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報が記録されている特定の画像ファイルの所定の記述場所、又は、前記画像ファイルに付帯された注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に、前記特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行う第2のファイル編集手段、として機能させるものである。
また、本発明の注文処理方法は、デジタルカメラを用いた写真撮影に際して、被写体の画像上に日付を挿入して画像ファイルを生成する場合に、前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯される注文情報ファイルに、前記画像上に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込むステップと、前記デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから、少なくとも前記画像ファイルを読み取るステップと、前記画像ファイル又は前記注文情報ファイルから、前記日付挿入済み情報を読み取るステップと、前記画像ファイルを用いて作成される写真プリントに該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面において、日付を書き込む選択がされた場合に、前記日付挿入済み情報が記録されている特定の画像ファイルの所定の記述場所、又は、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に、前記特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行うステップと、を少なくとも有するものである。
また、本発明の注文処理方法は、デジタルカメラを用いた写真撮影に際して、被写体の画像上に日付を挿入して画像ファイルを生成する場合に、前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯される注文情報ファイルに、前記画像上に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込むステップと、前記デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから、少なくとも前記画像ファイルを読み取るステップと、前記画像ファイル又は前記注文情報ファイルから、前記日付挿入済み情報を読み取るステップと、前記注文情報ファイル又は前記写真プリントの作成対象となるいずれかの前記画像ファイルに前記日付挿入済み情報が記録されていない場合には、前記画像ファイルを用いて作成される前記写真プリントに該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面を表示手段に表示させ、前記注文情報ファイル又は前記写真プリントの作成対象となる全ての前記画像ファイルに前記日付挿入済み情報が記録されている場合には、前記選択画面を前記表示手段に表示させないステップと、を少なくとも有するものである。
本発明においては、前記注文情報ファイルをDPOFファイルとすることができ、また、前記画像ファイルをEXIF形式のファイルとすることもできる。
このように、本発明の構成によれば、日付が重複して書き込まれるなどの不具合を防止してミスプリントの発生を抑制することができ、また、無駄な操作を省略して写真プリントの注文処理の迅速化を図ることができる。
本発明のデジタルカメラ、ファイル編集プログラム及び受付端末並びに注文処理方法によれば、下記記載の効果を奏する。
本発明の第1の効果は、日付が重複して書き込まれるなどの不具合を防止し、ミスプリントの発生を抑制することができるということである。
その理由は、本発明のデジタルカメラでは、画像中に日付を書き込む設定で撮影した場合に、画像ファイルに付帯される注文情報ファイル又は画像ファイルに、画像中に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込む制御を行い、本発明の受付端末では、注文情報ファイル又は画像ファイルから上記日付挿入済み情報を読み取り、プリント対象となる画像ファイルの内、日付挿入済み情報が書き込まれている特定の画像ファイルの所定の記述場所又は注文情報ファイル中の特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に該特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行ったり、注文情報ファイルやプリント対象となる全ての画像ファイル中に日付挿入済み情報が書き込まれている場合に、写真プリントに日付を書き込むか否かを選択させるための日付有り/無し選択画面を表示手段に表示させない制御が行われるからである。
また、本発明の第2の効果は、写真プリントの注文処理の迅速化を図ることができるということである。
その理由は、本発明の受付端末では、注文情報ファイルやプリント対象となる全ての画像ファイルに日付書き込み済みが書き込まれている場合に、上記日付有り/無し選択画面を表示させないことによって、無駄な操作を省略することができるからである。
本発明は、その好ましい一実施の形態において、デジタルカメラには、撮像手段や信号処理手段、ファイル生成手段、記録手段、表示手段、操作手段などのデジタルカメラに通常備える手段に加えて、画像上に日付を書き込む設定で撮影された場合に、画像ファイル又該画像ファイルに付帯される注文情報ファイルの少なくとも一方に、画像中に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込む第1のファイル編集手段を少なくとも備え、注文端末には、デジタルカメラやメディアなどから画像ファイルと必要に応じて注文情報ファイルとを読み取るファイル読み取り手段と、画像ファイル又は注文情報ファイルから日付情報を読み取る日付情報読み取り手段と、画像ファイル又は注文情報ファイルから日付挿入済み情報を読み取る日付挿入済み情報読み取り手段と、プリント対象となる画像ファイルの内、日付挿入済み情報が書き込まれている特定の画像ファイルの所定の記述場所又は注文情報ファイル中の特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に該特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行う第2のファイル編集手段と、注文情報ファイルやプリント対象となる全ての画像ファイル中に日付挿入済み情報が書き込まれている場合に、日付有り/無し選択画面を表示手段に表示させない制御などを行う表示制御手段と、表示手段及び操作手段と、画像ファイルと注文情報ファイルとをプリント作成装置や記録媒体作成装置などの出力装置に送信するファイル送信手段とを少なくとも備える。これにより、日付が重複して書き込まれるなどの不具合を防止してミスプリントの発生を抑制することができ、また、無駄な操作を省略して写真プリントの注文処理の迅速化を図ることができる。
上記実施形態について詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るデジタルカメラ、ファイル編集プログラム及び受付端末並びに注文処理方法について、図1乃至図17を参照して説明する。図1は、本実施例に係るデジタルカメラの構成を模式的に示す図であり、図2は、注文処理システムの構成を模式的に示す図、図3及び図4は、受付端末のバリエーションを示す図である。また、図5は、デジタルカメラの機能を示すブロック図であり、図6は、受付端末の機能を示すブロック図である。また、図7乃至図9は、本実施例のデジタルカメラ及び受付端末並びに出力装置を用いた注文処理の手順を示すフローチャート図であり、図10乃至図13は、受付端末の表示手段に表示される画面構成例を示す図である。また、図14は、デジタルカメラ又はメディアにおけるデータの記録構造を示す図、図15及び図16は、記録媒体におけるデータの記録構造を示す図であり、図17は、記録媒体に構造を模式的に示す図である。
図1及び図5に示すように、本実施例のデジタルカメラ1(デジタルスチルカメラ、デジタルムービーカメラ、デジタルカメラとしての機能を備えた携帯電話機などを総称してデジタルカメラと呼ぶ。)は、CCD等の撮像素子、レンズ等の光学部材を備え、CCDの受光面に結像される被写体の光学像を画像信号に変換する撮像手段18、画像信号に色分離処理、ゲイン調整、A/D変換、コントラスト調整、ホワイトバランス調整、ガンマ補正等の処理を行う信号処理手段19、信号処理手段19により処理された画像信号に基づいて画像ファイルを生成し、又、必要に応じて画像ファイルに付帯される注文情報ファイル(いわゆる、DPOF:Digital Print Order Formatファイル)を生成するファイル生成手段20と、内蔵メモリなどの内部記憶手段22や本体に着脱可能に取り付けられたスマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカードなどの記録媒体(以下、メディア4と呼ぶ。)に画像ファイルや注文情報ファイルなどを記録する記録制御手段21、液晶モニタなどの表示手段2、ジョグダイアルやボタンなどの操作手段3等に加えて、画像上に日付を書き込む設定で写真撮影を行った場合に、画像ファイルに付帯される注文情報ファイルに記述される情報(例えば、DPOF情報)や画像ファイルのヘッダに記述される情報(例えば、EXIF:Exchangeable Image File Format情報)中の所定の記述場所に、画像中に既に日付が書き込まれていることを示す情報(以下、日付挿入済み情報と呼ぶ。)を書き込むなどのファイル内容の編集を行う第1のファイル編集手段23などを備え、上記各手段が制御手段17によって制御されている。上記各手段はハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、少なくとも第1のファイル編集手段23として機能させるファイル編集プログラムとして構成し、該ファイル編集プログラムをデジタルカメラ1にインストールして実行する構成としてもよい。
また、図2に示すように、上記構成のデジタルカメラ1で撮影して得られた画像ファイルを用いて写真プリント14や記録媒体15を作成する注文処理システムは、ミニラボなどに写真店やコンビニエンスストアなどの注文店などに設置される受付端末5と、写真店や生産店などに設置されるプリント作成装置13aや記録媒体作成装置13bなどの出力装置12とで構成され、これらはLANやWAN、VANなどの通信ネットワークを介して接続されている。
また、図6に示すように、本実施例の受付端末5は、メディア4を装填するメディア装填部9や、デジタルカメラ1を有線又は無線、赤外線等によって接続するための機器接続部10などのファイル読み取り手段24と、注文情報ファイル又は画像ファイルから画像ファイルに対応付けされた撮影日などの日付情報を読み取る日付情報読み取り手段25と、注文情報ファイル又は画像ファイルから日付挿入済み情報を読み取る日付挿入済み情報読み取り手段26と、プリント対象となる画像ファイルの内、日付挿入済み情報が書き込まれている特定の画像ファイルの所定の記述場所又は注文情報ファイル中の特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に該特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行う第2のファイル編集手段27と、注文情報ファイルやプリント対象となる全ての画像ファイルに日付挿入済み情報が書き込まれている場合に日付有り/無し選択画面を表示手段6に表示させない制御などを行う表示制御手段28と、LCD、CRT等の表示手段6と、ボタン、キーボード、マウス等の表示手段7と、画像ファイルや注文情報ファイルを出力装置12に送信するファイル送信手段29などを備え、必要に応じて、注文番号が記録されたレシートを出力するレシートプリンタ11などが接続されている。上記各手段はハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、少なくとも第2のファイル編集手段27として機能させるファイル編集プログラムとして構成し、該ファイル編集プログラムを受付端末5にインストールして実行する構成としてもよい。
また、本実施例のプリント作成装置13aには、少なくとも、注文情報ファイルに基づいて任意のサイズ(E、L、KG、A4など)、種別(銀塩プリント、昇華プリントなど)、形態(個別のプリント、インデックスプリント、ジャケットプリントなど)の写真プリント14の作成を行う印刷手段を備え、記録媒体作成装置13bには、少なくとも、CD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、HD−DVD、Blu−rayディスク等の記録媒体15を装填する記録媒体装填部16などの書き込み手段を備えている。なお、図2では、受付端末5とプリント作成装置13aと記録媒体作成装置13bとを別々の装置として記載しているが、例えば、図3に示すように、受付端末5と記録媒体作成装置13bの機能を兼ね備えたコンピュータ機器としてもよいし、図4に示すように、受付端末5とプリント作成装置13aと記録媒体作成装置13bとが一体となったキオスク(無人端末)などとしてもよい。
上記構成のデジタルカメラ1を用いて、写真プリント14の元となる画像ファイルを取得する手順について、図7のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS101で、ユーザはデジタルカメラ1の電源を投入し、ステップS102で、ジョグダイアルなどの操作手段3を操作して、撮影する写真の画像上に予め撮影日などの日付を書き込むか否かを設定する。
次に、ステップS103で、撮像手段18を用いて上記設定で写真撮影を行い、ステップS104で、信号処理手段19を用いて画像信号を信号処理し、ファイル生成手段20を用いて写真画像が記録された画像ファイルを生成する。その際、日付を書き込まない設定の場合は写真画像のみが記録された画像ファイルが生成され、日付を書き込む設定の場合は、写真画像上に撮影日などの日付が書き込まれた画像ファイルが生成される。また、ヘッダ情報(EXIF情報)中の所定の記述場所に、該日付を特定する日付情報が記述される。
次に、本実施例のデジタルカメラ1では、日付が書き込まれた画像ファイルに対して、写真プリント14作成時に日付が重複して書き込まれないようにするために、ステップS105で、ステップS102の日付を書き込むか否かの設定を判別し、日付を書き込む設定の場合は、必要に応じて、ステップS106で、第1のファイル編集手段23(又はファイル編集プログラム)を用いて、画像ファイルのヘッダ情報(EXIF情報)中に、画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込む。具体的に説明すると、EXIF情報の中には各種情報を書き込むことが可能であり、例えば、その中のユーザコメント記述場所などに、”日付書き込み済み”の文字や日付書き込み済みであることを示す数字や記号などを書き込む。その後、ステップS107で次の写真を撮影する場合はステップS103に戻って、同様の処理を繰り返す。
次に、デジタルカメラ1側で写真プリント14の注文情報を作成する場合は、ステップS108で、第1のファイル編集手段23(又はファイル編集プログラム)を用いて、注文情報ファイル(いわゆるDPOFファイル)を作成する。その際、DPOF情報中の所定の記述場所に、画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込む。具体的に説明すると、例えば、DPOFファイルは自動プリントファイル(AUTPRINT.MRK)とUNICODE文字列記述ファイル(UNICODE.MRK)と自動送信ファイル(AUTXFER.MRK)と自動再生ファイル(AUTPLAYn.MRK)とで構成され、例えば、自動プリントファイル(AUTPRINT.MRK)の中のベンダー機能記述場所などに、”日付書き込み済み”の文字や日付書き込み済みであることを示す数字や記号などを書き込む。
そして、ステップS109で、記録制御手段21は、ステップS104で作成した画像ファイルと、必要に応じてステップS108で作成した注文情報ファイルとを、内部記憶手段22やメディア4に記録して一連の処理を終了する。
上記手順で画像ファイルが記録された内部記憶手段22又はメディア4における画像ファイルの記録構造は、例えば、図14(a)に示すようになり、DCIMフォルダの下位に画像ファイルの格納場所を示すフォルダ(100KONICなど)が生成され、そのフォルダ内に日付情報と日付を書き込む設定で撮影された場合は日付挿入済み情報とが記述された一連の画像ファイル(DSC00001.exifなど)が記録される。また、ステップS108で注文情報ファイルを生成した場合は図14(b)に示すようになり、上記フォルダ構造の画像ファイルと共に、MISCフォルダが生成され、そのフォルダ内に日付を書き込む設定で撮影された場合は日付挿入済み情報などが記述されたDPOFファイル(AUTPRINT.MRKなど)などが記録される。
このように、本実施例のデジタルカメラ1では、日付を書き込む設定で撮影が行われた場合に、EXIF情報又はDPOF情報の少なくとも一方に、画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報が記述されるため、注文端末5でこの日付挿入済み情報を認識することによって、日付が重複して書き込まれるなどの不具合を防止したり、無駄な画面を表示させないなどの制御を行うことができる。以下、その具体的手順について、図8のフローチャート図を参照して説明する。
まず、受付端末5を起動すると、表示手段6に例えば、図10に示すようなメニュー画面30が表示される。このメニュー画面30には、画像ファイルから写真プリント14を作成するのか、画像ファイルを記録した記録媒体15を作成するのか、又はその双方を作成するのかなどを選択するボタンが表示され、ユーザはその中から所望の作業を選択する。そして、ステップS201で、メディア装填部9にメディア4を装填、又は機器接続部10にデジタルカメラ1を接続すると、ステップS202で、ファイル読み取り手段24は、メディア4やデジタルカメラ1から画像ファイルを読み取る。その際、メディア4やデジタルカメラ1に注文情報ファイル(例えば、DPOFファイル)が記録されている場合はその注文情報ファイルも読み取る。
画像ファイルや注文情報ファイルの読み取りが終了すると、表示手段6に、例えば図11に示すような画像選択画面31が表示される。この画像選択画面31には、読み取った画像ファイルに基づく縮小画像と、プリント枚数を設定するボタン(+/−ボタン、”全コマ1枚減らす/増やす”ボタンなど)や画像加工画面に遷移するボタン(トリミングボタン)とが表示され、ステップS203で、ユーザは操作手段7を操作して写真プリント14を作成する画像ファイルの選択やプリント枚数などを設定し、第2のファイル編集手段27を用いて、注文情報ファイルを編集(又はメディア4やデジタルカメラ1に注文情報ファイルが記録されていない場合は新たに注文情報ファイルを作成)する。また、必要に応じてトリミングボタンを押して図12に示すような画像編集画面32を表示させ、画像中に既に日付が書き込まれているかなどを確認したり、該画像に対する回転や拡大、位置変更などの加工を施す。
次に、ステップS204で、日付情報読み取り手段25は、注文情報ファイルに記述されている情報(DPOF情報)又は画像ファイルのヘッダに記述されている情報(EXIF情報)の少なくとも一方の日付情報記述場所から、画像ファイルに対応付けされた日付情報を読み取る。
そして、ステップS205で、注文情報ファイル又はプリント対象となる全ての画像ファイルに日付情報が記録されていない場合は、写真プリント14に日付を書き込むことができないため、ステップS211にスキップする。また、ステップS205で、注文情報ファイル又はプリント対象となる少なくとも1つの画像ファイルに日付情報が記録されている場合は、写真プリント14に日付を書き込むことができるため、写真プリント14に日付を書き込むか否かの選択を行うことになるが、その際、従来の受付端末5では、写真プリント14の作成対象となる画像ファイルの画像上に既に日付が書き込まれているか否かに関わらず、日付有り/無しをユーザに選択させていたため、例えば、既に日付が書き込まれている画像ファイルに対して日付の書き込みを選択すると日付が重複して書き込まれるなどの不具合が発生し、また、その場合には日付無ししか選択できないにも関わらず、日付有り/無しの選択画面で操作を行わなければならないという問題があった。
そこで、本実施例では、ステップS206で、日付挿入済み情報読み取り手段26は、注文情報ファイルに記述されている情報(DPOF情報)又は画像ファイルのヘッダに記述されている情報(EXIF情報)の少なくとも一方の所定の記述場所から、画像ファイルに対応付けされた日付挿入済み情報を読み取り、ステップS207で、注文情報ファイル又はプリント対象となる全ての画像ファイルに日付挿入済み情報が記録されている場合は、表示制御手段28は、後述する日付有り/無し選択画面を表示手段6に表示させずにステップS211にスキップする。このように、余分な画面を表示させないことによって写真プリント14の注文処理の迅速化を図ることができる。
また、ステップS207で注文情報ファイル又はプリント対象となるいずれかの画像ファイルに日付挿入済み情報が記録されていない場合は、ステップS208で、表示制御手段28は、例えば、図13に示すような、写真プリント14に日付を書き込むか否かを選択するボタンが表示された日付有り/無し選択画面33を表示手段6に表示させる。
そして、ステップS209で、ユーザが日付有り/無し選択画面33で日付無しを選択した場合は、ステップS211で、第2のファイル編集手段27を用いて、画像ファイル又は注文情報ファイルの少なくとも一方の所定の記述場所にその画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行うなどして、日付無しに設定する。この日付が書き込まれないようにする処理として、例えば、EXIF情報の中のユーザコメント記述場所などに、日付を書き込まない設定であることを示す文字(例えば”日付書き込みなし”)や数字、記号などの情報を書き込む処理や、EXIF情報の中の日付情報記述場所から日付情報を削除する処理、DPOFファイルの自動プリントファイル(AUTPRINT.MRK)の中の日付指定に関する記述場所(CFG DSC="2004.09.22"-ATR DTM)に空欄の日付情報(CFG DSC=" . . "、CFG DSC=" / / "、CFG DSC=" "など)を書き込む処理、又は、上記日付指定に関する記述場所から日付情報を削除する処理などとすることができる。
また、ステップS209で、ユーザが日付有り/無し選択画面33で日付有りを選択した場合は、ステップS210で、第2のファイル編集手段27を用いて、注文情報ファイルの日付指定に関する記述場所にEXIF情報に記述された日付情報を書き込むなどして、日付有りに設定する。ここで、注文情報ファイル又はプリント対象となる全ての画像ファイルに日付挿入済み情報が記録されていない場合は日付が重複して書き込まれるという問題は生じないが、日付有りを選択した場合において、プリント対象となるいずれかの画像ファイル(特定の画像ファイル)に日付挿入済み情報が記録されている場合は、その特定の画像ファイルに関しては日付が重複して書き込まれてしまう。そこで、そのような場合には、第2のファイル編集手段27は、上記特定の画像ファイルの所定の記述場所又は注文情報ファイル中の特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に対して、上記と同様に、日付を書き込まない設定であることを示す情報や空欄の日付情報を書き込んだり、日付情報を削除するなどの日付が書き込まれないようにする処理を行う。
その後、ステップS212で、ファイル送信手段29は、選択された画像ファイルと注文情報ファイルとをネットワークを介してプリント作成装置13aや記録媒体作成装置13bなどの出力装置に送信すると共に、レシートプリンタ11を用いて注文番号が記録されたレシートを出力し、ユーザに渡して受付端末5の処理を終了する。
一方、プリント作成装置13aは、ステップS301で、受付端末5から送信された画像ファイル及び注文情報ファイルを受信し、ステップS302で、該注文情報ファイルに基づいて、銀塩プリントや昇華プリントなどの写真プリント14やインデックスプリント、ジャケットプリントなどを作成する。その際、日付無しに設定されている場合は日付を書き込まずに写真プリント14が作成され、日付有りに設定されている場合は日付を書き込んで写真プリント14が作成されるが、日付有り/無し選択画面33で日付有りが選択されている場合でも、日付挿入済み情報が記録されている特定の画像ファイルには、所定の記述場所に日付を書き込まない設定であることを示す情報が書き込まれたり、日付情報記述場所から日付情報が削除され、又は、注文情報ファイルには、特定の画像ファイルに対応する日付指定に関する記述場所に空欄の日付情報が書き込まれたり、該記述場所から日付情報が削除されており、プリント作成装置13aは、所定の記述場所の記述を参照して上記場合には日付を書き込まない制御を行うため、写真プリント14に日付が重複して書き込まれることはない。
また、ステップS303で記録媒体15の作成を行う場合は、ステップS304で、記録媒体作成装置13bの記録媒体装填部16にCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、HD−DVD、Blu−rayディスク等の記録媒体15を装填し、ステップS305で、必要に応じて、記録媒体15の所定の領域(例えば、論理アドレス領域外)から識別情報を読み取る。なお、論理アドレス領域とは、ユーザのデータ(プログラム)が記録される領域であり、ユーザデータの配置情報が記録されるプログラムメモリ領域、リードイン・TOC(Table Of Contents)領域やリードアウト領域などの情報領域、ディスクの応用コードやレーザ記録パワーの推奨値、その他の情報が記録される案内溝変調(ATIP:Absolute Time In Pre-groove)情報の領域は含まず、また、論理アドレス領域外とは上記論理アドレス領域以外の領域を指すものとする。
ここで、一般的な記録媒体15の構造について、図17を参照して説明すると、CD-Rは、ポリカーボネート基板100上に、シアニン、フタロシアニン、アゾなどの有機色素層101と銀などの反射層102と保護層103とが積層されて形成され、有機色素層101に所定のパワーのレーザ光を当てて色素を分解して基板を変形させることでピットを形成し、情報の記録を行っているが、レーザパワーは、レーザ光を照射するレーザヘッドの方式や使用する有機色素層101の種類に応じて最適な値が異なるため、情報の書き込みを確実に行うためにはCD-Rのタイプやレーザ記録パワーの推奨値をドライブ側が認識する必要がある。そこで、ディスクの応用コードやレーザ記録パワーの推奨値などの情報を記録媒体の製造段階で案内溝変調(ATIP)による情報として書き込み、その情報をドライブのファームウェアが読み取り、ファームウェアが独自にレーザヘッドを制御してレーザパワーの調整を行っている。このような案内溝変調(ATIP)は製造時にしか作成できないため、ユーザレベルでのコピーを防止することができるため、上記識別情報として有効である。
そして、ステップS306で、該識別情報の有無に基づいて装填された記録媒体15が特定の記録媒体であるかを判断し、特定の記録媒体である場合は、ステップS307で、必要に応じて、読み取った画像ファイルに基づいて動画データ(例えば、MPEG1形式の動画データ)を生成(エンコード)し、生成された動画データに基づいて、DVDプレーヤやDVDレコーダ、HDDレコーダ、ゲーム機などの家電機器で再生可能な形式の家電機器用データ(例えば、Video−CD形式のデータ)を生成(オーサリング)する。また、必要に応じて、画像ファイルのデータサイズを縮小したサムネール画像ファイルやスクリーンネイル画像ファイルなどの縮小画像ファイルを生成する。
そして、ステップS308で、記録媒体15に読み取った画像ファイルや生成したデータを記録するが、その際、家電機器ではデータを読み込むことができる記録領域が限定されるため、まず、家電機器用データを記録媒体15の論理アドレス領域の内周側に書き込む。次に、必要に応じてセッションをクローズした後、読み取った画像ファイルやサムネイル画像ファイルやスクリーンネイル画像ファイルなどの縮小画像ファイル、スライドショープログラムなどのアプリケーション、スライドショーの設定ファイル、注文情報ファイルなど(以下、これらを総称してコンピュータ機器用データと呼ぶ。)を記録媒体15の先に記録した家電機器用データの外側に書き込む。
上記手順で作成された記録媒体15のディレクトリ構造は、例えば、図15に示すようになり、”DCIM”フォルダ内の画像ファイル、”MISC”フォルダ内の注文情報ファイル、”APPL”フォルダ内のスライドショープログラムやスライドショーの設定ファイル、自動起動ファイルなどでコンピュータ機器用データが構成され、”VCD”フォルダ内の画像ファイルをVideo−CD形式として関連付けるファイル、”SEGMENT”フォルダ内のTV画面に表示する画像ファイル、”MPEGAV”フォルダ内の動画データ、”DAT”フォルダ内のTV画面に静止画像ファイルを表示するためのアプリケーションなどで家電機器用データが構成される。なお、画像ファイルのディレクトリ構造は任意であるが、画像ファイルをコンピュータ機器などにバックアップした場合における管理を容易にするために、例えば、図16に示すように、画像ファイルの格納場所を示すフォルダ(PS_Roll)の下位の階層にメディア4毎、機器毎、フィルム毎の画像ファイルの格納場所を示すフォルダ(ROYYMMDDyyy_XXXXXXAABxxx、YYMMDD:書き込み年月日を特定する数字、yyy:日毎のシーケンシャル番号、XXXXXX:ランダムなID番号、AA:メーカーコード(00〜ZZ)、B:ソフトウェア、機器の商品カテゴリー(0〜Z)、xxx:シーケンシャル番号)などを作成したり、各々の画像ファイルをCCYYMMDDxxxxxx(CC:画像ファイルの種別、YYMMDD:書き込み年月日を特定する数字、xxxxxx:シーケンシャル番号)などにリネームしてもよい。
その後、ステップS309で、作成した写真プリント14や記録媒体15を写真店や注文店に送付し、レシートなどと引き替えにユーザに引き渡して一連の処理を終了する。
このように、本実施例のデジタルカメラ1では、日付を書き込む設定で写真撮影が行われた場合に、注文情報ファイル又は画像ファイルの所定の記述場所に、画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込み、受付端末5では、注文情報ファイル又は画像ファイルから日付挿入済み情報を読み取り、プリント対象となる画像ファイルの内、日付挿入済み情報が書き込まれている特定の画像ファイルの所定の記述場所又は注文情報ファイル中の特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に該特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行ったり、注文情報ファイル又は写真プリントの作成対象となる全ての画像ファイルに日付挿入済み情報が書き込まれている場合に日付有り/無し選択画面33を表示手段6に表示させない制御が行われるため、日付が重複して書き込まれるなどの不具合を防止してミスプリントの発生を抑制することができると共に、無駄な操作を省いて写真プリントの注文処理の迅速化を図ることができる。
なお、上記実施例では、デジタルカメラ1で取得した画像ファイルを利用する場合を示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話機1aで取得した画像ファイルやネガフィルムをスキャナで読み取って得られた画像ファイル、インターネットなどを利用して取得した画像ファイルなどにも同様に適用することができる。
本発明の一実施例に係るデジタルカメラの構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る注文処理システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係る受付端末のバリエーションを示す図である。 本発明の一実施例に係る受付端末のバリエーションを示す図である。 本発明の一実施例に係るデジタルカメラの機能を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る受付端末の機能を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るデジタルカメラを用いた撮影手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る受付端末を用いた注文手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る出力装置を用いた注文手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る受付端末の表示手段に表示される画面構成例(メニュー画面)を示す図である。 本発明の一実施例に係る受付端末の表示手段に表示される画面構成例(画像選択画面)を示す図である。 本発明の一実施例に係る受付端末の表示手段に表示される画面構成例(画像編集画面)を示す図である。 本発明の一実施例に係る受付端末の表示手段に表示される画面構成例(日付有り/無し選択画面)を示す図である。 本発明の一実施例に係るメディアのデータ記録構造を示す図である。 本発明の一実施例に係る記録媒体のデータ記録構造を示す図である。 本発明の一実施例に係る記録媒体のデータ記録構造の他の例を示す図である。 記録媒体(CD−R)の構造を模式的に示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
1a カメラ付き携帯電話機
2 表示手段
3 操作手段
4 メディア
5 受付端末
6 表示手段
7 操作手段
9 メディア装填部
10 機器接続部
11 レシートプリンタ
12 出力装置
13a プリント作成装置
13b 記録媒体作成装置
14 写真プリント
15 記録媒体
16 記録媒体装填部
17 制御装置
18 撮像手段
19 信号処理手段
20 ファイル生成手段
21 記録制御手段
22 内部記憶手段
23 第1のファイル編集手段
24 ファイル読み取り手段
25 日付情報読み取り手段
26 日付挿入済み情報読み取り手段
27 第2のファイル編集手段
28 表示制御手段
29 ファイル送信手段
30 メニュー画面
31 画像選択画面
32 画像編集画面
33 日付有り/無し選択画面
100 ポリカーボネート基板
101 有機色素層
102 反射層
103 保護層

Claims (18)

  1. 写真撮影に際して、被写体の画像上に日付を挿入して画像ファイルを生成する場合に、前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯される注文情報ファイルに、前記画像上に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込む第1のファイル編集手段を少なくとも備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記注文情報ファイルはDPOFファイルであることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 前記画像ファイルはEXIF形式のファイルであることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  4. デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから、少なくとも画像ファイルを読み取るファイル読み取り手段と、
    前記画像ファイルを用いて作成される写真プリントに該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、を少なくとも備える注文端末において、
    前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯された注文情報ファイルから、前記画像ファイルに基づく画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を読み取る手段と、
    前記選択画面で日付を書き込む選択がされた場合において、前記写真プリントの作成対象となる画像ファイルの内、前記日付挿入済み情報が記録されている特定の画像ファイルの所定の記述場所、又は、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に、前記特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行う第2のファイル編集手段と、を少なくとも備えることを特徴とする注文端末。
  5. 前記日付が書き込まれないようにする処理とは、前記特定の画像ファイルに日付を書き込まない設定であることを示す情報を書き込む処理、前記特定の画像ファイルの日付情報記述場所から日付情報を削除する処理、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する日付情報記述場所に空欄の日付情報を書き込む処理、又は、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する日付情報記述場所から日付情報を削除する処理のいずれかを含むことを特徴とする請求項4記載の注文端末。
  6. デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから、少なくとも画像ファイルを読み取るファイル読み取り手段と、
    前記画像ファイルを用いて作成される写真プリントに該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、を少なくとも備える注文端末において、
    前記画像ファイル又は該記画像ファイルに付帯された注文情報ファイルから、前記画像ファイルに基づく画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を読み取る手段を少なくとも備え、
    前記表示制御手段では、前記注文情報ファイル又は前記写真プリントの作成対象となる全ての前記画像ファイルに前記日付挿入済み情報が記録されている場合には、前記選択画面を前記表示手段に表示させない制御を行うことを特徴とする注文端末。
  7. 前記注文情報ファイルはDPOFファイルであることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一に記載の注文端末。
  8. 前記画像ファイルはEXIF形式のファイルであることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一に記載の注文端末。
  9. コンピュータを、
    デジタルカメラを用いた写真撮影に際して、被写体の画像上に日付を挿入して画像ファイルを生成する場合に、前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯される注文情報ファイルに、前記画像上に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込む第1のファイル編集手段、として機能させることを特徴とするファイル編集プログラム。
  10. コンピュータを、
    デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから読み取った画像ファイルを用いて作成される写真プリントに、該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面において、日付を書き込む選択がされた場合に、前記写真プリントの作成対象となる画像ファイルの内、前記画像ファイルに基づく画像上に既に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報が記録されている特定の画像ファイルの所定の記述場所、又は、前記画像ファイルに付帯された注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に、前記特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行う第2のファイル編集手段、として機能させることを特徴とするファイル編集プログラム。
  11. 前記日付が書き込まれないようにする処理とは、前記特定の画像ファイルに日付を書き込まない設定であることを示す情報を書き込む処理、前記特定の画像ファイルの日付情報記述場所から日付情報を削除する処理、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する日付情報記述場所に空欄の日付情報を書き込む処理、又は、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する日付情報記述場所から日付情報を削除する処理のいずれかを含むことを特徴とする請求項10記載のファイル編集プログラム。
  12. 前記注文情報ファイルはDPOFファイルであることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一に記載のファイル編集プログラム。
  13. 前記画像ファイルはEXIF形式のファイルであることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一に記載のファイル編集プログラム。
  14. デジタルカメラを用いた写真撮影に際して、被写体の画像上に日付を挿入して画像ファイルを生成する場合に、前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯される注文情報ファイルに、前記画像上に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込むステップと、
    前記デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから、少なくとも前記画像ファイルを読み取るステップと、
    前記画像ファイル又は前記注文情報ファイルから、前記日付挿入済み情報を読み取るステップと、
    前記画像ファイルを用いて作成される写真プリントに該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面において、日付を書き込む選択がされた場合に、前記日付挿入済み情報が記録されている特定の画像ファイルの所定の記述場所、又は、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する所定の記述場所の少なくとも一方に、前記特定の画像ファイルに基づく画像上に日付が書き込まれないようにする処理を行うステップと、を少なくとも有することを特徴とする注文処理方法。
  15. 前記日付が書き込まれないようにする処理とは、前記特定の画像ファイルに日付を書き込まない設定であることを示す情報を書き込む処理、前記特定の画像ファイルの日付情報記述場所から日付情報を削除する処理、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する日付情報記述場所に空欄の日付情報を書き込む処理、又は、前記注文情報ファイル中の前記特定の画像ファイルに対応する日付情報記述場所から日付情報を削除する処理のいずれかを含むことを特徴とする請求項14記載の注文処理方法。
  16. デジタルカメラを用いた写真撮影に際して、被写体の画像上に日付を挿入して画像ファイルを生成する場合に、前記画像ファイル又は該画像ファイルに付帯される注文情報ファイルに、前記画像上に日付が書き込まれていることを示す日付挿入済み情報を書き込むステップと、
    前記デジタルカメラ又はデジタルカメラ用メディアから、少なくとも前記画像ファイルを読み取るステップと、
    前記画像ファイル又は前記注文情報ファイルから、前記日付挿入済み情報を読み取るステップと、
    前記注文情報ファイル又は前記写真プリントの作成対象となるいずれかの前記画像ファイルに前記日付挿入済み情報が記録されていない場合には、前記画像ファイルを用いて作成される前記写真プリントに該画像ファイルに対応付けられた日付を書き込むか否かを選択させるための選択画面を表示手段に表示させ、前記注文情報ファイル又は前記写真プリントの作成対象となる全ての前記画像ファイルに前記日付挿入済み情報が記録されている場合には、前記選択画面を前記表示手段に表示させないステップと、を少なくとも有することを特徴とする注文処理方法。
  17. 前記注文情報ファイルはDPOFファイルであることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一に記載の注文処理方法。
  18. 前記画像ファイルはEXIF形式のファイルであることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一に記載の注文処理方法。
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