JP2006108205A - 半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウェハの裏面に半導体層が形成されることを防止しつつ、ウェハの表面に高品質の半導体層を選択的に形成する。
【解決手段】 半導体基板1の熱酸化を行うことにより、半導体基板1の表面に熱酸化膜51を形成し、開口部H1が形成されたレジスト膜R1をマスクとして、熱酸化膜51のドライエッチングを行うことにより、SOI形成領域E1の熱酸化膜51を薄膜化し、SOI形成領域E1の熱酸化膜51をウェットエッチングにて除去することにより、SOI形成領域E1の半導体基板1の表面を露出させ、熱酸化膜51をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、第1半導体層5および第2半導体層6を半導体基板1上のSOI形成領域E1に順次選択的に形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法に関し、特に、特に、(Silicon On Insulator)基板上に形成された電界効果型トランジスタの製造方法に適用して好適なものである。
SOI基板上に形成された電界効果型トランジスタは、素子分離の容易性、ラッチアップフリー、ソース/ドレイン接合容量が小さいなどの点から、その有用性が注目されている。特に、完全空乏型SOIトランジスタは、低消費電力かつ高速動作が可能で、低電圧駆動が容易なため、SOIトランジスタを完全空乏モードで動作させるための研究が盛んに行われている。ここで、SOI基板としては、例えば、SIMOX(Separation by Implanted Oxgen)基板や貼り合わせ基板などが用いられている。
また、例えば、非特許文献1には、SON(Silicon On Nothing)基板上にゲート電極を形成する方法が開示されている。すなわち、この方法では、Si/SiGe/Siの積層構造を有する半導体基板上にゲート電極を形成する。そして、ゲート電極の両側のSi/SiGe/Si層のエッチングを行うことにより、ゲート電極の両側のSiGe層を露出させる。そして、ウェットエッチングにてSiGe層を選択的に除去することにより、ゲート電極が配置されたSi層の下に空洞を形成する。そして、ゲート電極の両側にエピタキシャル成長を選択的に行った後、イオン注入を行うことにより、ゲート電極の両側にソース/ドレイン層を形成する。
M.Jurczak,T.Skotnicki,M.Paoli,B.Tormen,J−L.Regolini,C.Morin,A.Schittz,J.Martins,R.Pantel,J.Galvier."SON(Silicon On Nothing)−A NEW DEVICE ARCHITECTUR FOR THER ULSI ERA." 1999 Symposium on VLSI Technotogy Digest of Technical Papers pp.29−30
しかしながら、SiGeをエピタキシャル成長させると、ウェハの表面だけでなく、ウェハの裏面にもSiGeが形成される。ここで、SiGeが露出していると、SiGeの選択エッチングの際に裏面のSiGeも除去することができるが、SiGe上に連続してSiを積層させると、ウェハの裏面に形成されたSiGeがSiで覆われる。このため、SiGeの選択エッチングを行った場合においても、裏面のSiGeがそのまま残存する。
そして、ウェハの裏面にSiGeが残っていると、ゲート酸化工程でウェハを酸化炉に入れた時に、Geが外方拡散し酸化炉を汚染する。SiGeを熱酸化して形成したゲート酸化膜は膜質が悪いことが知られており、Geにて酸化炉が汚染されると、その度合いによってはゲート酸化膜は膜質が劣化する。従って、Geを酸化炉に入れることは避けなければならず、ウェハの裏面にSi/SiGeをエピタキシャル成長させないようにする必要がある。
ウェハの裏面にSi/SiGeをエピタキシャル成長させないようにするために、ウェハの裏面にSiO2膜が形成された状態で、ウェハの表面にSi/SiGeをエピタキシャル成長させる方法がある。ここで、ウェハの表面にSi/SiGeを選択的に成長させる場合、ウェハ全面を熱酸化し、フォトリソグラフィー技術によってレジストパターンを形成し、希フッ酸処理によってSiO2膜に窓を開けることが行われ、同時にウェハの裏面に形成されたSiO2膜が除去される。このため、ウェハの裏面にSiO2膜が形成された状態で、ウェハの表面にSi/SiGeをエピタキシャル成長させるためには、SiO2膜が形成されたウェハの希フッ酸処理を行うことができなくなる。
一方、希フッ酸処理ではなく、ドライエッチングによってSiO2膜に窓を開ければ、ウェハの裏面に形成されたSiO2膜はエッチングされないので、ウェハの裏面にSiO2膜が形成された状態で、ウェハの表面にSi/SiGeをエピタキシャル成長させることができる。
しかし、ドライエッチングによってSiO2膜に窓を開けると、ウェハの表面がダメージを受けるので、ウェハ上にエピタキシャル成長されるSi/SiGe層に欠陥が発生するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、ウェハの裏面に半導体層が形成されることを防止しつつ、ウェハの表面に高品質の半導体層を選択的に形成することが可能な半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る半導体基板の製造方法によれば、半導体基板の熱酸化により前記半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する工程と、前記半導体基板上の一部の領域を露出させるレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスクとして前記熱酸化膜のドライエッチングを行うことにより、前記半導体基板上の一部の領域の熱酸化膜を薄膜化する工程と、前記薄膜化された熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することにより、前記半導体基板の表面の一部を露出させる工程と、前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記半導体基板の表面の一部に第1半導体層を選択的に形成する工程と、前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記第1半導体層よりもエッチング時の選択比が小さな第2半導体層を前記第1半導体層上に形成する工程と、前記第2半導体層が覆われるようにして前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記第1半導体層の端部の一部を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、前記開口部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記第2半導体層下に形成する工程と、前記開口部を介して前記第2半導体層および前記半導体基板の熱酸化を行うことにより、前記空洞部内に埋め込み酸化膜を形成する工程とを備えることを特徴とする。
これにより、半導体基板の裏面の熱酸化膜を半導体基板上の一部の領域の熱酸化膜よりも厚く残したまま、半導体基板上の一部の領域の熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することができる。このため、半導体基板の裏面に熱酸化膜を残した上で、半導体基板上の一部の領域に及ぶダメージを抑制しつつ、半導体基板上の一部の領域を露出させることができる。この結果、半導体基板の裏面に第1および第2半導体層が成長することを防止しつつ、半導体基板上の一部の領域に第1および第2半導体層を選択的に成長させることができる。
従って、半導体基板の裏面に第1半導体層が残ったままで、ウェハが酸化炉に入ることを避けることができ、第1半導体層の成分の外方拡散により酸化炉が汚染されることを防止することができる。この結果、第2半導体層上に形成される酸化膜の膜質の劣化を防止することができ、第2半導体層上に形成されるトランジスタの品質の劣化を防止することができる。
また、第1半導体層よりも第2半導体層のエッチング時の選択比を小さくすることにより、第2半導体層を残したまま第1半導体層を除去することが可能となり、第2半導体層下に空洞部を形成することが可能となる。さらに、第2半導体層を絶縁膜にて覆うことにより、第2半導体層下に空洞部が形成された場合においても、第2半導体層を絶縁膜にて半導体基板上に支持することが可能となる。また、第1半導体層の端部の一部を露出させる開口部を絶縁膜に設けることにより、第1半導体層上に第2半導体層が積層された場合においても、エッチングガスまたはエッチング液を第1半導体層に接触させることが可能となり、第2半導体層を残したまま第1半導体層を除去することが可能となるとともに、第2半導体層の熱酸化により、第2半導体層下の空洞部に酸化膜を形成することが可能となる。このため、第2半導体層の欠陥の発生を低減させつつ、第2半導体層を酸化膜上に配置することが可能となり、第2半導体層の品質を損なうことなく、第2半導体層と半導体基板との間の絶縁を図ることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る半導体基板の製造方法によれば、半導体基板の熱酸化により前記半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する工程と、前記熱酸化膜よりもエッチングレートの小さな保護膜を前記熱酸化膜の表面に形成する工程と、前記半導体基板上の一部の領域を露出させるレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスクとして前記保護膜のドライエッチングを行うことにより、前記半導体基板上の一部の領域の保護膜を除去する工程と、前記保護膜が除去された熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することにより、前記半導体基板の表面の一部を露出させる工程と、前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記半導体基板の表面の一部に第1半導体層を選択的に形成する工程と、前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記第1半導体層よりもエッチング時の選択比が小さな第2半導体層を前記第1半導体層上に形成する工程と、前記第2半導体層が覆われるようにして前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記第1半導体層の端部の一部を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、前記開口部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記第2半導体層下に形成する工程と、前記開口部を介して前記第2半導体層および前記半導体基板の熱酸化を行うことにより、前記空洞部内に埋め込み酸化膜を形成する工程とを備えることを特徴とする。
これにより、半導体基板の裏面の熱酸化膜を保護膜で保護しながら、半導体基板上の一部の領域の熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することができる。このため、半導体基板の裏面に熱酸化膜を残した上で、半導体基板上の一部の領域に及ぶダメージを抑制しつつ、半導体基板上の一部の領域を露出させることができる。この結果、半導体基板の裏面に第1および第2半導体層が成長することを防止しつつ、半導体基板上の一部の領域に第1および第2半導体層を選択的に成長させることができる。
従って、半導体基板の裏面に第1半導体層が残ったままで、ウェハが酸化炉に入ることを避けることができ、第1半導体層の成分の外方拡散により酸化炉が汚染されることを防止することができる。この結果、第2半導体層上に形成される酸化膜の膜質の劣化を防止することができ、第2半導体層上に形成されるトランジスタの品質の劣化を防止することができる。
また、第2半導体層の欠陥の発生を低減させつつ、第2半導体層を酸化膜上に配置することが可能となり、第2半導体層の品質を損なうことなく、第2半導体層と半導体基板との間の絶縁を図ることが可能となる。この結果、SOI基板を用いることなく、第2半導体層上にSOIトランジスタを形成することが可能となり、コスト増を抑制しつつ、SOIトランジスタの品質を向上させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、半導体基板の熱酸化により前記半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する工程と、前記半導体基板上の一部の領域を露出させるレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスクとして前記熱酸化膜のドライエッチングを行うことにより、前記半導体基板上の一部の領域の熱酸化膜を薄膜化する工程と、前記薄膜化された熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することにより、前記半導体基板の表面の一部を露出させる工程と、前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記半導体基板の表面の一部に第1半導体層を選択的に形成する工程と、前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記第1半導体層よりもエッチング時の選択比が小さな第2半導体層を前記第1半導体層上に形成する工程と、前記第2半導体層が覆われるようにして前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記第1半導体層の端部の一部を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、前記開口部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記第2半導体層下に形成する工程と、前記開口部を介して前記第2半導体層および前記半導体基板の熱酸化を行うことにより、前記空洞部内に埋め込み酸化膜を形成する工程と、前記第2半導体層上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の両側にそれぞれ配置されたソース/ドレイン層を前記第2半導体層に形成する工程とを備えることを特徴とする。
これにより、第1半導体層の成分の外方拡散による酸化炉が汚染を防止することが可能となり、第2半導体層上に形成される酸化膜の膜質の劣化を防止することが可能となるとともに、第2半導体層の欠陥の発生を低減させつつ、第2半導体層を酸化膜上に配置することが可能となる。この結果、SOI基板を用いることなく、第2半導体層上にSOIトランジスタを形成することが可能となり、コスト増を抑制しつつ、SOIトランジスタの品質を向上させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、半導体基板の熱酸化により前記半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する工程と、前記熱酸化膜よりもエッチングレートの小さな保護膜を前記熱酸化膜の表面に形成する工程と、前記半導体基板上の一部の領域を露出させるレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスクとして前記保護膜のドライエッチングを行うことにより、前記半導体基板上の一部の領域の保護膜を除去する工程と、前記保護膜が除去された熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することにより、前記半導体基板の表面の一部を露出させる工程と、前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記半導体基板の表面の一部に第1半導体層を選択的に形成する工程と、前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記第1半導体層よりもエッチング時の選択比が小さな第2半導体層を前記第1半導体層上に形成する工程と、前記第2半導体層が覆われるようにして前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記第1半導体層の端部の一部を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、前記開口部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記第2半導体層下に形成する工程と、前記開口部を介して前記第2半導体層および前記半導体基板の熱酸化を行うことにより、前記空洞部内に埋め込み酸化膜を形成する工程と、前記第2半導体層上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の両側にそれぞれ配置されたソース/ドレイン層を前記第2半導体層に形成する工程とを備えることを特徴とする。
これにより、第1半導体層の成分の外方拡散による酸化炉が汚染を防止することが可能となり、第2半導体層上に形成される酸化膜の膜質の劣化を防止することが可能となるとともに、第2半導体層の欠陥の発生を低減させつつ、第2半導体層を酸化膜上に配置することが可能となる。この結果、SOI基板を用いることなく、第2半導体層上にSOIトランジスタを形成することが可能となり、コスト増を抑制しつつ、SOIトランジスタの品質を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体基板の製造方法を示す断面図である。
図1(a)において、半導体基板1の熱酸化を行うことにより、半導体基板1の表面に熱酸化膜51を形成する。ここで、半導体基板1の熱酸化はウェハの状態で行われ、半導体基板1の裏面にも熱酸化膜51が形成される。なお、半導体基板1の材質としては、例えば、Si、Ge、SiGe、SiC、SiSn、PbS、GaAs、InP、GaP、GaNまたはZnSeなどを用いることができる。
次に、図1(b)に示すように、熱酸化膜51が形成された半導体基板1上にレジスト膜R1を形成する。そして、フォトリソグラフィー技術を用いてレジスト膜R1をパターニングすることにより、SOI形成領域E1の熱酸化膜51を露出させる開口部H1をレジスト膜R1に形成する。なお、熱酸化膜51の膜厚は、例えば、500Å程度とすることができる。
次に、図1(c)に示すように、開口部H1が形成されたレジスト膜R1をマスクとして、熱酸化膜51のドライエッチングを行うことにより、SOI形成領域E1の熱酸化膜51を薄膜化する。ここで、SOI形成領域E1の熱酸化膜51が完全に除去されないようにするため、エッチングレートを低くすることが好ましい。なお、薄膜化された熱酸化膜51の膜厚は、例えば、250Å程度とすることができる。
次に、図1(d)に示すように、半導体基板1上のレジスト膜R1を除去する。そして、SOI形成領域E1の熱酸化膜51をウェットエッチングにて除去することにより、SOI形成領域E1の半導体基板1の表面を露出させる。なお、SOI形成領域E1の半導体基板1の表面が露出されると、ウェットエッチングを直ちに終了させ、SOI形成領域E1以外の熱酸化膜51が半導体基板1上に残るようにする。
次に、図1(e)に示すように、熱酸化膜51をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、第1半導体層5および第2半導体層6を半導体基板1上のSOI形成領域E1に順次選択的に形成する。ここで、SOI形成領域E1の熱酸化膜51をウェットエッチングにて除去することにより、SOI形成領域E1の半導体基板1がダメージを受けることを防止することができ、半導体基板1上に形成される第1半導体層5および第2半導体層6の結晶品質を向上させることができる。また、半導体基板1の裏面に熱酸化膜51を残したままエピタキシャル成長を行うことにより、第1半導体層5および第2半導体層6が半導体基板1の裏面に形成されないようにすることができる。
なお、第1半導体層5は、半導体基板1および第2半導体層6よりもエッチング時の選択比が大きな材質を用いることができ、第1半導体層5および第2半導体層6の材質としては、例えば、Si、Ge、SiGe、SiC、SiSn、PbS、GaAs、InP、GaP、GaNまたはZnSeなどの中から選択された組み合わせを用いることができる。特に、半導体基板1がSiの場合、第1半導体層5としてSiGe、第2半導体層6してSiを用いることが好ましい。これにより、第1半導体層5と第2半導体層6との間の格子整合をとることを可能としつつ、第1半導体層5と第2半導体層6との間のエッチング時の選択比を確保することができる。なお、第1半導体層5および第2半導体層6の膜厚は、例えば、10〜200nm程度とすることができる。
図2および図4は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図、図3(a)は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す平面図、図3(b)は、図3(a)のA−A´線で切断した断面図、図3(c)は、図3(a)のB−B´線で切断した断面図である。
図2(a)において、第1半導体層5および第2半導体層6が半導体基板1上のSOI形成領域E1に形成されると、第2半導体層6の熱酸化により第2半導体層6および半導体基板1の表面に犠牲酸化膜4を形成する。なお、犠牲酸化膜4の膜厚は、例えば、10nm程度とすることができる。
次に、図2(b)に示すように、第2半導体層6が覆われるようにして犠牲酸化膜4上に、CVDなどの方法により酸化防止膜8を形成する。なお、酸化防止膜8としては、例えば、シリコン窒化膜を用いることができる。
次に、図3に示すように、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いて酸化防止膜8および犠牲酸化膜4をパターニングすることにより、第1半導体層5の端部の一部を露出させる開口面9を酸化防止膜8および犠牲酸化膜4に形成する。ここで、第1半導体層5の端部の一部を露出させる場合、第1半導体層5の端部の残りの一部は酸化防止膜8で覆われたままにする。
そして、開口面9を介してエッチングガスまたはエッチング液を第1半導体層5に接触させることにより、第1半導体層5をエッチング除去し、半導体基板1と第2半導体層6との間に空洞部10を形成する。
ここで、第1半導体層5の端部の一部を露出させる開口面9を酸化防止膜8に形成することにより、第2半導体層6下の第1半導体層5にエッチングガスまたはエッチング液を接触させることが可能となり、半導体基板1と第2半導体層6との間に空洞部10を形成することができる。また、第1半導体層5の端部の残りの一部は酸化防止膜8で覆われたままにすることにより、第1半導体層5が除去された場合においても、第2半導体層6を酸化防止膜8にて半導体基板1上で支持することが可能となる。
なお、半導体基板1および第2半導体層6がSi、第1半導体層5がSiGeの場合、第1半導体層5のエッチング液としてフッ硝酸を用いることが好ましい。これにより、SiとSiGeの選択比として1:100〜1000程度を得ることができ、半導体基板1および第2半導体層6のオーバーエッチングを抑制しつつ、第1半導体層5を除去することが可能となる。
次に、図4(a)に示すように、半導体基板1および第2半導体層6の熱酸化を行うことにより、半導体基板1と第2半導体層6との間の空洞部10に酸化膜11を形成するとともに、SOI形成領域E1の周囲に素子分離膜3を形成する。なお、酸化膜11を形成した後、高温アニールを行うようにしてもよい。次に、図4(b)に示すように、酸化防止膜8および犠牲酸化膜4を除去することにより、第2半導体層6の表面を露出させる。
次に、図4(c)に示すように、第2半導体層6の表面の熱酸化を行うことにより、第2半導体層6の表面にゲート絶縁膜20を形成する。そして、ゲート絶縁膜20が形成された第2半導体層6上に、CVDなどの方法により多結晶シリコン層を形成する。そして、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いて多結晶シリコン層をパターニングすることにより、第2半導体層6上にゲート電極21を形成する。
次に、ゲート電極21をマスクとして、As、P、Bなどの不純物を第2半導体層6内にイオン注入することにより、ゲート電極21の両側にそれぞれ配置された低濃度不純物導入層からなるLDD層を第2半導体層6に形成する。そして、CVDなどの方法により、LDD層が形成された第2半導体層6上に絶縁層を形成し、RIEなどの異方性エッチングを用いて絶縁層をエッチバックすることにより、ゲート電極21の側壁にサイドウォール22を形成する。そして、ゲート電極21およびサイドウォール22をマスクとして、As、P、Bなどの不純物を第2半導体層6内にイオン注入することにより、サイドウォール22の側方にそれぞれ配置された高濃度不純物導入層からなるソース/ドレイン層23を第2半導体層6に形成する。
ここで、半導体基板1の裏面に熱酸化膜51が形成された状態で第1半導体層5および第2半導体層6のエピタキシャル成長を行うことにより、第1半導体層5および第2半導体層6が半導体基板1の裏面に形成されないようにすることができる。このため、半導体基板の裏面に第1半導体層5が残ったままで、半導体基板1が酸化炉に入ることを避けることができ、第1半導体層5の成分の外方拡散により酸化炉が汚染されることを防止することができる。この結果、第2半導体層6上に形成されるゲート絶縁膜20の膜質の劣化を防止することができ、第2半導体層6上に形成されるトランジスタの品質の劣化を防止することができる。
また、半導体基板1と第2半導体層6との間の空洞部10に酸化膜11を形成することにより、SOI基板を用いることなく、第2半導体層6上にSOIトランジスタを形成することが可能となり、コスト増を抑制しつつ、SOIトランジスタの品質を向上させることが可能となる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る半導体基板の製造方法を示す断面図である。
図5において、半導体基板1の熱酸化を行うことにより、半導体基板1の表面に熱酸化膜61を形成する。ここで、半導体基板1の熱酸化はウェハの状態で行われ、半導体基板1の裏面にも熱酸化膜61が形成される。そして、CVDなどの方法により、熱酸化膜61よりもエッチングレートの小さな保護膜62を熱酸化膜61の表面に形成する。なお、保護膜62としては、例えば、シリコン窒化膜を用いることができる。ここで、CVDにて保護膜62を熱酸化膜61の表面に形成することにより、半導体基板1の裏面にも保護膜62を形成することができる。
次に、図5(b)に示すように、熱酸化膜61および保護膜62が形成された半導体基板1上にレジスト膜R2を形成する。そして、フォトリソグラフィー技術を用いてレジスト膜R2をパターニングすることにより、SOI形成領域E2の熱酸化膜61を露出させる開口部H2をレジスト膜R2に形成する。
次に、図5(c)に示すように、開口部H2が形成されたレジスト膜R2をマスクとして、保護膜62のドライエッチングを行うことにより、SOI形成領域E2の保護膜62を除去する。
次に、図5(d)に示すように、半導体基板1上のレジスト膜R2を除去する。そして、SOI形成領域E1の熱酸化膜61をウェットエッチングにて除去することにより、SOI形成領域E2の半導体基板1の表面を露出させる。
次に、図5(e)に示すように、熱酸化膜61をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、第1半導体層5および第2半導体層6を半導体基板1上のSOI形成領域E2に順次選択的に形成する。そして、半導体基板1上の保護膜62を除去した後、図2〜図4の工程を経ることにより、SOI形成領域E2のSOIトランジスタを形成することができる。
これにより、半導体基板1の裏面の熱酸化膜61を保護膜62で保護しながら、半導体基板1上のSOI形成領域E2の熱酸化膜61をウェットエッチングにて除去することができる。このため、半導体基板1の裏面に熱酸化膜61を残した上で、半導体基板上のSOI形成領域E2に及ぶダメージを抑制しつつ、半導体基板1上のSOI形成領域E2を露出させることができる。この結果、半導体基板1の裏面に第1半導体層5および第2半導体層6が成長することを防止しつつ、半導体基板上のSOI形成領域E2に第1半導体層5および第2半導体層6層を選択的に成長させることができる。
従って、半導体基板1の裏面に第1半導体層5が残ったままで、半導体基板1が酸化炉に入ることを避けることができ、第1半導体層5の成分の外方拡散により酸化炉が汚染されることを防止することができる。この結果、第2半導体層6上に形成される酸化膜の膜質の劣化を防止することができ、第2半導体層6上に形成されるトランジスタの品質の劣化を防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る半導体基板の製造方法を示す断面図。 本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図。 本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る半導体基板の製造方法を示す断面図。
符号の説明
1 半導体基板、3 素子分離膜、4 犠牲酸化膜、5 第1半導体層、6 第2半導体層、8 酸化防止膜、9 開口面、10 空洞部、11 酸化膜、20 ゲート絶縁膜、21 ゲート電極、22 サイドウォールスペーサ、23 ソース/ドレイン層、51、61 熱酸化膜、R1、R2 レジスト、H1、H2 開口部、E1、E2 SOI形成領域、62 窒化膜

Claims (4)

  1. 半導体基板の熱酸化により前記半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する工程と、
    前記半導体基板上の一部の領域を露出させるレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとして前記熱酸化膜のドライエッチングを行うことにより、前記半導体基板上の一部の領域の熱酸化膜を薄膜化する工程と、
    前記薄膜化された熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することにより、前記半導体基板の表面の一部を露出させる工程と、
    前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記半導体基板の表面の一部に第1半導体層を選択的に形成する工程と、
    前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記第1半導体層よりもエッチング時の選択比が小さな第2半導体層を前記第1半導体層上に形成する工程と、
    前記第2半導体層が覆われるようにして前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1半導体層の端部の一部を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、
    前記開口部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記第2半導体層下に形成する工程と、
    前記開口部を介して前記第2半導体層および前記半導体基板の熱酸化を行うことにより、前記空洞部内に埋め込み酸化膜を形成する工程とを備えることを特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 半導体基板の熱酸化により前記半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する工程と、
    前記熱酸化膜よりもエッチングレートの小さな保護膜を前記熱酸化膜の表面に形成する工程と、
    前記半導体基板上の一部の領域を露出させるレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとして前記保護膜のドライエッチングを行うことにより、前記半導体基板上の一部の領域の保護膜を除去する工程と、
    前記保護膜が除去された熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することにより、前記半導体基板の表面の一部を露出させる工程と、
    前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記半導体基板の表面の一部に第1半導体層を選択的に形成する工程と、
    前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記第1半導体層よりもエッチング時の選択比が小さな第2半導体層を前記第1半導体層上に形成する工程と、
    前記第2半導体層が覆われるようにして前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1半導体層の端部の一部を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、
    前記開口部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記第2半導体層下に形成する工程と、
    前記開口部を介して前記第2半導体層および前記半導体基板の熱酸化を行うことにより、前記空洞部内に埋め込み酸化膜を形成する工程とを備えることを特徴とする半導体基板の製造方法。
  3. 半導体基板の熱酸化により前記半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する工程と、
    前記半導体基板上の一部の領域を露出させるレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとして前記熱酸化膜のドライエッチングを行うことにより、前記半導体基板上の一部の領域の熱酸化膜を薄膜化する工程と、
    前記薄膜化された熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することにより、前記半導体基板の表面の一部を露出させる工程と、
    前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記半導体基板の表面の一部に第1半導体層を選択的に形成する工程と、
    前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記第1半導体層よりもエッチング時の選択比が小さな第2半導体層を前記第1半導体層上に形成する工程と、
    前記第2半導体層が覆われるようにして前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1半導体層の端部の一部を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、
    前記開口部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記第2半導体層下に形成する工程と、
    前記開口部を介して前記第2半導体層および前記半導体基板の熱酸化を行うことにより、前記空洞部内に埋め込み酸化膜を形成する工程と、
    前記第2半導体層上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の両側にそれぞれ配置されたソース/ドレイン層を前記第2半導体層に形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 半導体基板の熱酸化により前記半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する工程と、
    前記熱酸化膜よりもエッチングレートの小さな保護膜を前記熱酸化膜の表面に形成する工程と、
    前記半導体基板上の一部の領域を露出させるレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとして前記保護膜のドライエッチングを行うことにより、前記半導体基板上の一部の領域の保護膜を除去する工程と、
    前記保護膜が除去された熱酸化膜をウェットエッチングにて除去することにより、前記半導体基板の表面の一部を露出させる工程と、
    前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記半導体基板の表面の一部に第1半導体層を選択的に形成する工程と、
    前記熱酸化膜をマスクとしてエピタキシャル成長を行うことにより、前記第1半導体層よりもエッチング時の選択比が小さな第2半導体層を前記第1半導体層上に形成する工程と、
    前記第2半導体層が覆われるようにして前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1半導体層の端部の一部を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、
    前記開口部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記第2半導体層下に形成する工程と、
    前記開口部を介して前記第2半導体層および前記半導体基板の熱酸化を行うことにより、前記空洞部内に埋め込み酸化膜を形成する工程と、
    前記第2半導体層上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の両側にそれぞれ配置されたソース/ドレイン層を前記第2半導体層に形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。

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