JP2006108114A - メモリカード用コネクタの排出作動機構および使用方法 - Google Patents

メモリカード用コネクタの排出作動機構および使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動排出を容易とし、メモリカードの安全を図る。
【解決手段】挿入および排出の際に別個の接触位置で係合するメモリカード用コネクタ。挿入の際に用いられる第1接点52とリンクアーム48の枢着点50との間の距離d1は、第2接触点54とリンクアーム48の枢着点50との間の距離d2よりも3:1から6:1の比率で大きい。これにより、大きな機械的な利点が得られ、したがって、カードはほとんど抵抗力を受けることなく挿入でき、一方、十分な排出力を得ることができる。更に、メモリカードの安全を図る閉鎖装置と、拘束されたリンクアーム48を解除するためのトリガー装置とが開示される。例えば形状記憶ワイヤ114に電流を流すことにより形成される長手方向に向く力により、リンクアーム48からピン98を引張り、リンクアームがその拘束された位置51から移動される。
【選択図】図1

Description

本発明は電気コネクタ、特にメモリカード用のコネクタに関する。
通常、メモリカードおよび他のカード状電子メディアは、アクチュエータバーとの間の機械的なリンク機構によりコンピュータシステムから排出されており、このアクチュエータバーはカードに対してエジェクト板を移動するリンクアームに結合されている。
このようなシステムには不都合な点があり、多くのユーザは、手動で容易に取出すことのできる約4mmの距離だけカードを排出するために、アクチュエータバーに不十分な力しか作用させることができない。場合によっては、作用する力の大きさは、人によって異なり、したがって、カードがフレームよりも突出する距離はほぼ不均一であることが望まれている。更に、このような機械的なシステムは、コンピュータシステムがまだアクセスしている間にカードを排出することが可能である。更に、特定のメモリカードは、不安定な情報を有しており、このような手動排出システムは、このようなカードに対して、ほとんどあるいは全く安全を図っていない。
したがって、コンピュータシステムにより作動することが可能であるか、あるいは、電気作動装置の手動制御を可能とする排出システムが必要とされている。更に、メモリカードの排出に利用可能な最大の力を形成し、同時にメモリカードを容易に挿入可能とするシステムが必要とされている。更に、メモリカードに対する安全を図ることのできるシステムが必要とされている。
本発明のコネクタ装置は、自動排出を容易とし、メモリカードの安全を図る。この装置では、カードはほとんど抵抗なしに挿入でき、同時に機械的な利点(mechanical advantage)により排出力が最大とされる。この利点は、挿入の際に、第1接触点でエジェクト板がリンクアームに当接するように、リンクアームとエジェクト板との結合部を適用すること(adaptation)により得られる。排出中、第2の別個の接触点が係合される。挿入の際に使用される第1接触点とリンクアームの枢着点との間の距離は、第2接点とリンクアームとの間の距離よりも、3:1から6:1の間の比率で大きい。これにより大きな機械的な利点が得られる。
本発明のコネクタ装置の他の特徴は、拘束されたリンクアームを解放するためのトリガー装置である。この装置では、例えばワイヤを含む回路に電流を作用させたときに生じかつ電流負荷に応じてディメンションが変化する長手方向に向く力が、回転力伝達装置に作用する。この回転装置は、このワイヤで移動され、ピンをリンクアームから引張り、これにより、リンクアームはばねで形成される長手方向の力に応じて、その拘束位置から移動する。
リンクアームを解除する他の装置は、タイミングバーの後縁部を用いてタイミングバーの長手方向の力に応じて、リンクアームからエジェクト板を、エジェクト板からリンクアームを分離する。
このコネクタの他の特徴は、フレームのサイド部材から突出してメモリカードの安全を図る閉鎖手段である。閉鎖手段の作動はエジェクト板の動きに合せて調整され、したがって、カードが挿入された後に、コネクタが容易にカードの動きに立入って干渉することができない。
このコネクタは、どのような形式のカード状電子メディアにも用いることができ、この電子メディアには、これに制限するものではないが例えばタイプ1、タイプ2あるいはタイプ3のPCMCIAカードおよび同様な機能をなすコンピュータの適宜の形式のものが含まれる。
第1図から第4図を参照すると、本発明のメモリカードコネクタは、全体を符号10で示すフレーム部材を備える。このフレーム部材は、金属製の後部横方向部材12と2つのプラスチック製長手方向部材14,16とから形成されている。後部横方向部材は、金属の延長部18,20を有し、これらの延長部は後部横方向部材から垂直に延び、クリップ22,23およびラッチ24,25により、長手方向部材に結合されている。長手方向部材14,16上には、ESDコンタクト26,28およびEMIコンタクト30,32が設けられている。更に、2つの長手方向部材に、前部孔34,36が貫通して設けられており、これらの前部孔は、ヘッダ内の後部孔38,40と共に、この組立体をプリント基板上に結合するために使用される。更に、2つの長手方向部材内に側部溝42,43(第3図および第4図)が設けられ、これらの溝はメモリカードを収容スペース44内でこれらの長手方向部材間に保持する作用をなす。フレームの一端は開口し、全体を符号45で示す挿入口を形成する。特に第1図を参照すると、フレームの後部横方向部材の直下に、カードエジェクト板46が設けられている。リンクアーム48が枢着点50でフレーム部材の後部横方向部材に結合され、カードエジェクト板は後部横方向部材の直下に配置されている。リンクアームはエジェクト板の平面に平行な水平の円弧状に枢動する。
特に第6図を参照すると、メモリカードが挿入されたときに、エジェクト板が全体を符号51で示す後部位置まで後方に押圧され、全体を符号52で示す第1接触点でリンクアームに係合する。この第1接触点はリンクアームの先端部53に近接して配置されている。第1接触点は、ピンとブッシュ装置とで形成されており、リンクアームは、第7図および第8図を参照して以下に詳細に説明するように、エジェクト板に取付けられている。この第1接触点とリンクアームの枢着点との間に、距離d1が配置される。メモリカードが排出されたときに、リンクアームは第2接触点54でエジェクト板に係合する。この第2接触点からリンクアームの枢着点まで、距離d2が設けられる。d1:d2の比は、3:1から6:1であるのが好ましい。リンクアームは側部延長部56を有し、この延長部からプッシュタブ58が延びる。後部横方向部材内に中央開口60が設けられており、この中央開口を通して、プッシュタブ突起58が下方に突出し、カードエジェクト板の凹設面62に係合する。リンクアーム上の突起58とエジェクト板の凹設面62との間に距離d3 が設けられる。エジェクト板上にはカード係合突起64,66が設けられる。更に、長手方向のリンクアームばね68と長手方向のエジェクト板ばね70,72とが設けられ、これらのばねはそれぞれの部材を前方に引張るが、しかし、後述するように拘束されている。図示のコネクタヘッダは、全体を符号74で示してあり、横方向バー76と、前部ピン78と、後部ピン80と、対向する側部脚部82,84とを備える。
特に第5図を参照すると、カードが完全には挿入されておらずかつリンクアームが全体を符号85で示す前方位置に配置される開位置を示し、リンクアームに取付けられたばねを負荷するために必要な力は、リンクアームの枢着点の近部に対してリンクアームの枢着点から好適な距離離隔した位置で力が作用することにより、比較的小さいという利点がある。この低挿入力は、カードが機構内に完全に挿入され、この機構がロックされるまで、望ましいものである。機構がロックされた後は、カードをヘッダから排出するときにリンクアームの端部からリンクアームのプッシュタブに機械的な利点を移動することが望ましい。換言すると、接触点あるいはカード排出力の作用点は、リンクアームの端部の近部ではなく、枢着点の近部のポイントに変更される。特に第6図を参照すると、カードが完全に挿入され、機構がロックされかつカードを排出する準備の整ったときの、リンクアームとエジェクト板との間の相対位置を示しており、リンクアームのプッシュタブとエジェクト板との間の間隙は、カードが最初に機構内に挿入されたときから、機構がラッチ作動されるまで維持されることが認められる。この時点では、機械的な利点の移動は生じていない。エジェクト板は、リンクアームより前に解除されても移動せず、これは、エジェクト板にカードが当接し、エジェクト板に取付けられたばねが、ヘッダピンの領域からカードを分離するほど強くはないためである。したがって、リンクアームが解除されるまで、エジェクト板はこのエジェクト板が解除されてもほぼ静止している。前後位置間のリンクアームの移動角度(およびフレームの後部横方向部材と前方に配置されたリンクアームとの間)は5°から20°であるのが好ましい。リンクアームが解除されると、リンクアームの端部のばねを介してエジェクト板の後方に移動され、リンクアームのプッシュタブとエジェクト板の凹設面との間の間隙が直ちに消失し、リンクアームの端部のばねで形成される力は、リンクアームのプッシュタブへと移動される。このプッシュタブは更に力をエジェクト板に伝達する。この力の作用点はリンクアームの枢着点にかなり近いため、大きな機械的利点が得られる。この利点は、ヘッダピンの領域からカードを駆動して抜去するために必要な全体の分離力を克服するのに十分な力を形成する。リンクアームで形成される高レベルの力は、例えばカードを分離するだけの短時間の間だけ必要なものである。したがって、リンクアームの急激移動(throw)は僅かな時間のみ必要とされる。この高レベルの力が継続すると、カードをピン領域から抜去するだけでなく、機構の全体から完全に排出されることとなり、これは望ましいものではない。リンクアームの短い急激移動はこの理由によるものである。リンクアームの急激移動が完了すると、カードはほぼ自由となり、長手方向部材のサイド溝に沿って移動するカードの摩擦力を克服することにより、収容スペースを通って更に移動される。この移動は、エジェクト板に取付けられたばねの作用による。リンクアームの移動が完了すると、これらのばねは、制御された態様で、引続きカードを収容領域から排出する。この結果、人の手で容易に回収することができると共にカードがこの機構から脱落することがない程度まで、カードの後部が挿入口の領域から完全に排出される。
第7図および第8図を参照すると、ロックおよびトリガー機構が詳細に示されている。リンクアーム48は、ピン導入凹部87の上に配置された孔86と、長手方向リンクアームばね(第7図および第8図には図示してない)に係合するフック88とを有する。リンクアームは、エジェクト板の孔92,93に係合するブッシュ90上に重なる。エジェクト板もその長手方向ばね(第7図および第8図には図示してない)に係合するフック94と、機能については後述するタイミングバー解除腕96とを設けられている。プランジャピン98は、シャフト部よりも大径のヘッド100と、孔102とを有し、ブッシュ90およびリンクアームの孔86とに係合する。このプランジャピンの孔102には、付勢ばね104の付勢ばね先端部103が係合する。付勢ばねは、その反対側端部をエジェクト板の突起101に溶接される。ロッカー腕106は後部安全ロック係合腕107と複式前方延長部109とを有し、トリガーバー112の接点110が長手方向後方に向けて接点108を押圧したときに、下方に回転してプランジャピンのヘッドに係合する。長手方向後方の圧力は、形状記憶ワイヤ114によりタイミングバーに作用する。同時にロッカー腕の接点108に作用する圧力は、後部安全ラッチ係合腕107を、安全ラッチ111に向けて回転させる力を伝達する。安全ラッチアームに作用する力はラッチ105を、フレームの長手方向部材16の棚部(第8図)から分離させる。エジェクト板のロッカー腕付勢面は、カードの挿入の際に使用されるもので、これについては後述する。タイミングバーが形状記憶ワイヤ114により長手方向後方に引張られると、プランジャピンのヘッドはタイミングバーの後部孔116を通過することが認められる。「形状記憶ワイヤ」の用語は、電流を印加されたときに長手方向寸法が変化する特性を有する合金あるいは他の材料から形成されたワイヤを意味する。好適な形状記憶ワイヤの材料は、92715 カリフォルニア州 アービン マッカーサ ボウルバード スーテ#103 18662のダイナロイ社(Dynalloy Inc.)から商標「FLEXINOL」として市販されている。この孔116は、プランジャピンのヘッドの径よりも幅狭のスロット118に接続される。スロットは更に前部孔120にも接続されており、この前部孔はプランジャピンのヘッドよりも大きな幅を有している。作動する場合、形状記憶ワイヤは電流を印加されたときに、タイミングバーに後方に向く力を作用し、このタイミングバー自体は、ロッカー腕に力を作用させて、プランジャピンのヘッドに向けかつタイミングバーの後部孔を通して下方に回転する。ブッシュおよびエジェクト板から分離され、リンクアームは前方に枢動して、その第2接触点でエジェクト板に係合する。エジェクト板ばね70,72(第1図)により形成される長手方向の力に加え、この接触点に作用する力により、エジェクト板が収容スペース内に位置するカードを排出する。タイミングバーのロック面122は、タイミングバーロック124に係合され、タイミングバーを詳細に後述するように後方位置に保持する。リンクアームは、リンクアームストッパ125(第1図および第9図)で係止されるまで、前方に移動する。
特に第9図から第11図を参照して、閉鎖機構の作用を説明する。この閉鎖機構は、カム126を有し、このカムはコネクタの収容領域内に延びる側部突起128を有する。カムは更に垂直方向突起130を有し、この突起はタイミングバーの第2スロット132を通して突出する。このスロットは、外方かつ前方に延び、その後側を上部垂直部136に接続され、その前側を下部垂直部138に接続される対角部134を備える。タイミングバーは、タイミングバー付勢ばね140に結合されることが明らかである。更に、他のスロット142がタイミングバー内にあり、このスロットは形状記憶ワイヤ上に折曲げられてタイミングバーの下側に固定された形状記憶ワイヤ端子144のための間隙を形成する。形状記憶ワイヤは、タイミングバーの下側を長手方向に延び、フレームに固定された他の端子146に取付けられる。更に、閉鎖機構のカムおよび関連する部材がプラスチックカバー148内に収容されている。第9図から第11図に示すその位置では、カムの側部突起が収容スペース内に延び、収容スペース内に挿入されたメモリカードが引抜かれるのを防止する。すなわち、側部突起は、メモリカードを簡単に手で掴んで抜出すことができない程度まで十分遠くまで延びる。しかし、この側部突起は、メモリカードを排出するときに引込める必要のあることが明らかである。
排出サイクルの第1ステップは、システムに信号を送り、形状記憶ワイヤに電気信号を送らせることである。なお、形状記憶ワイヤに代えてソレノイドを用いることも可能である。信号により、タイミングバーはロッカー腕に向けて移動される。タイミングバー上の接点が、ロッカー腕の接点を押圧する。力が作用し続けると、ロッカー腕が回転する。この回転により、(1)回転により、力の作用がロッカー腕の2つの前部延長部に伝達され、(2)ロッカー腕の前部延長部がプランジャピンのヘッドを押圧し、したがって下方に引張り、そして、(3)ピンの下方運動でリンクアームを解除する。タイミングバーの移動サイクル中、エジェクト板とプランジャピンとも動く。この時点で、エジェクト板とリンクアームとが分離され、互いに独立して移動することができる。更に、カードの抜去に必要な機械的利点が、リンクアームの端部の近部から枢着点の近部に移動する。リンクアームとエジェクト板とは前方に移動を続ける。リンクアームの動きは、エジェクト板上のリンクアームストッパにより、停止される。エジェクト板は、リンクアームよりも長い排出距離を有する。ピンはロッカー腕により下方に引張られ、この下方の動きにより、更にプランジャピンのヘッドの頂面をタイミングバーの底面より下側に落下させる。プランジャピンはエジェクト板と共に移動し、この時点でエジェクト板は、自由に動いてカードをスロット領域から押出す。プランジャピンの頂面は、タイミングバーの下側に配置される。エジェクト板が前方に移動すると、プランジャピンは排出サイクルのほとんどを引込み位置すなわちピンヘッドをタイミングバーの下側に配置した状態で移動する。タイミングバースロット118の端部の孔120は、プランジャピン付勢ばねがその原上方位置まで移動することにより、ピンを元の位置に跳ね戻させる。ピンはタイミングバーの下側の引込み位置で移動するため、排出サイクル中におけるピンとリンクアームとの干渉は生じない。リンクアームを停止し、エジェクト板を排出サイクルで更に前方に移動可能とすることにより、ピンは原上方位置に跳ね戻ったときに常にリンクアームの前部に配置されることになる。この移動により、機構が再度トリガーされる。タイミングバーは、電気信号が停止するまで、ロッカー腕を押圧し続ける。信号が停止すると、タイミングバーには力が作用しない。この状態では、タイミングバー付勢ばねだけがタイミングバーに力を作用させる。付勢ばねは、タイミングバーをカードの排出と同じ方向にその原位置へと押し進める。電気信号が停止し、タイミングバーがその原位置に戻ると、タイミングバーロック部材が係合し、タイミングバーをその付勢ばねの支援で所定位置に保持する。付勢ばねが作用し続けるため、タイミングバーに一定の張力が作用する。カード排出サイクルの終りで、キー部材は以下のステップをなす。(1)リンクアームが停止し、カバープレートのストッパでロックされ、(2)エジェクト板が第2エジェクトばねにより可能な限り前方に押圧され、リンクアームの前部に配置され、(3)プランジャピンはその付勢ばねによりその上部位置に配置され、かつリンクアームの前部に配置され、(4)タイミングバーがタイミングバーロック部材により所定位置にロックされる。
カードが機構内に挿入されたときに最初に係合する部材はエジェクト板であり、これは、排出サイクルで最も大きく前方に移動されるためである。したがって、カードがエジェクト板を押圧すると、エジェクト板に取付けられた第2エジェクトばねを負荷し始め、このとき、エジェクト板と共に移動するプランジャピンは上方位置にある。カードを押圧し続けると、最終的にプランジャピンが導入凹部87内に押圧され、リンクアームの孔86内に押圧される。リンクアームに圧力が作用したときに、ピンが孔に係合すると、リンクアームとエジェクト板とがリンク結合される。リンクアームとエジェクト板とが共にリンク結合されているため、互いにタンデム状に移動し、この間隙はカードの挿入サイクルを通じて維持される。この間隙が保持されるため、カードの挿入に必要な力は比較的小さい。カードが挿入され続けると、第1の排出ばねが負荷されるが、リンクアームの全長が機械的な利点として用いられる。カードの挿入は、カードがヘッダのピンと完全に嵌合するまで継続する。カードが完全に装着されると、カードを挿入する力が停止され、カードは所定位置に止まる。第1,第2排出ばねの双方により、この時点でカードに作用する力は、ばねを負荷するために必要な力と同程度の大きさである。この力の全体のレベルは、ヘッダおよびカードコネクタコンタクトシステムの嵌合および摩擦力を克服するほど十分大きいものではなく、したがって、このシステムは静止状態を維持する。リンクアームの端部からプッシュタブの領域への機械的な利点の動きは、第1排出ばねを用いてカードを排出するために十分な力を形成するために必要である。このシステムが半安定状態にあるときに、ある程度の排出力がカードに作用する。更に、システムの状態は振動の導入で大きく変化する。したがって、システムが意図せず分離しないようにするため、安全ロック105が用いられる。何等かの理由で、所定位置に配置されたカードに排出力を追加しようとするような力がこのシステムに導入されると、安全ロックが係合し、システムをロック状態に保持する。カードが完全に挿入される直前にその他の多くの作用がなされる。1つには、カードが完全挿入位置に近付いたときに、エジェクト板のタイミングバーロック解除腕がタイミングバーロック部材を押圧し、これを押圧して外し、タイミングバーを解除する。タイミングバー付勢ばねは、タイミングバー上に作用し、これを原位置まで引張り、戻す。この作用は、カードロックカムをカードスロット領域から外し、したがって、カードを機構の所定位置にロックする。他の作用は、プランジャピンばねおよびロッカー腕の配置および移動に関する。プランジャピンがその原位置まで戻ると、プランジャピンヘッドの底面がタイミングバーの頂面の上側に配置される。カード手段が最終挿入段階に近付くと、ロッカー腕前部延長部109は、プランジャピンのヘッドの頂部に配置されなければならない。この位置は、延長部の前面の導入部で確保され、実際に、エジェクト板のロッカー腕付勢面がロッカー腕を押圧して、最終挿入前に適性位置に回転する。この作用は、プランジャピンが押し下げられ、リンクアームが解除された後、ロッカー腕が下方位置にあるときに生じる。
閉鎖機構は、タイミングバーおよびトリガー機構により、以下の態様で作動される。第10図および第11図は、カードが完全に機構内に挿入されかつ固定されたときのカムの配置を示す。カムの垂直突起は、タイミングバー内に配置されたカムスロット内に乗入れる。このスロットは、カード排出サイクルが開始したときに、ロックカムをカードから移動する。カード排出サイクルは、以下のように行われる。(1)タイミングバーが形状記憶ワイヤの引込みにより機構の後方に向けて移動され、(2)このタイミングバーの後方移動のほぼ最初の3分の2は、カードロックカムをカードスロット領域から少なくとも一部を直接的に移動することに用いられ、(3)タイミングバーの後方移動の最後のほぼ3分の1は、トリガー機構およびリンクアームを解除することに用いられる。リンクアームが解除されると、リンクアームとエジェクト板との双方は、機構のカード排出領域に向けて移動し、カードを排出する。エジェクト板とリンクアームとの双方は、カードが機構内に再導入されるまで、これらの位置に止まる。カード挿入を阻害しないように、カードロックカムを引込み位置に確実に保持するため、タイミングバーが全距離にわたって後方に移動されたときに、タイミングバーロック部材124が係合する。この作用は、機構の前方に向けてタイミングバーが戻るのを防止し、したがって、カードスロット領域内にカードロックカムが意図せず移動するのを防止する。タイミングバーは、カードが挿入されたときに、タイミングバーロック部材から解除される。タイミングバーに取付けられた付勢ばねは、タイミングバーを機構の前部に戻し、したがって、カードロックカムをカードスロット領域内に押圧する。タイミングバーのロック解除は、カードが完全に挿入される直前に行われるように、配置されかつタイミング調整される。これをしない場合は、カードスロット領域内へのカードロックカムの進入が早すぎることになる。タイミングバー内の第2タイミングバースロットの垂直部は、カムがカムスロットから移動されるのを防止する。
本発明のコネクタ装置の他の好ましい実施例が第12a図から第19図に示してあり、ここでは、フレームの全体を符号210で示し、このフレームは後部横方向部材212と、長手方向部材214,216とを備え、これらの長手方向部材は金属性延長部218,220を有する。カード挿入口は全体を符号245で示す。この装置は更に、エジェクト板246とリンクアーム248とを有し、このリンクアームは枢軸あるいは枢着点250で装着されている。リンクアームは側部延長部256を有し、この延長部からプッシュタブ258が延びる。中央孔260が後部横方向部材に設けられ、これを通して、プッシュタブ突起258が下方に延びてカードエジェクト板の凹設面262に係合する。全体を符号274で示すヘッダは後方に延びるピン280と前方に延びるピン(図示しない)とを
有する。この装置は、更にタイミングバー312を備え、このタイミングバーには形状記憶ワイヤ314が取付けられている。タイミングバーは長手方向基部316を備える。更に、形状記憶ワイヤ端子344,346が設けられる。タイミングバーは、タイミングバーレール450の凹部内に配置される。タイミングバーは第1実施例で説明したように、タイミングバー付勢ばね451で制御され、このばねは装着タブ452,454に係合する。第1排出ばね455は、上述のように装着タブ456に係合する。更にタイミングバー用のプッシュタブ458が設けられており、タイミングバーの手動操作を可能としてシステムを手動でオーバーライドすることができる。更に、装置には安全ラッチ462と、エジェクト板内の安全ラッチ窓463と、安全ラッチ解除タブ464とが設けられ、この安全ラッチ解除タブは、衝撃あるいは振動による悪影響でカードが意図せず排出されるのを防止する。更に、タイミングバーロックばね466が設けられ、このばねは一端でタイミングバーのノッチ467に係合し、他端はレール壁に埋設される。更にレールカバー470が設けられ、このレールカバーは、取外されたときに、上述の実施例で説明したように、側部カードロック突起328を制御するカム326を露出する。制御用マイクロスイッチ472も、カードを排出するために設けられる。タイミングバーは、長手方向基部474と、その前端が基部から上方に延びる垂直部476と、上部長手方向部478とを備え、この上部長手方向部は、垂直部から後縁部480に向けて後方に延びる。垂直なリンクアームタブ482は、リンクアームから下方に延びる。更にエジェクト板から立上げられた冠領域484が設けられ、この冠領域はリンクアームの窓486に係合することができる。更に排出ばね488,490がそれぞれその前端部をエジェクト板の装着タブ492,494に取付けられ、装着タブ496,498でフレームの長手方向部材に取付けられている。特別に説明しなかった部分に関しては、上述の第1実施例の説明とほぼ同様である。
第12a図から第19図に示す本発明のコネクタ装置の他の実施例の作用は、以下の通りである。その自由な状態で、エジェクト板ばねは、僅かに引張られている。エジェクト板は、カードスロットの開口に向いている。タイミングバーは、タイミングバーのノッチに係合するタイミングバーロック部材により中間位置に保持されている。この自由な状態では、カードロックカムは引込められた位置にあり、安全ラッチはタイミングバーのカムタブの頂部に配置されている。形状記憶ワイヤは、タイミングバーがロックされているため、僅かに緩められている。
コネクタの作用における第1カード挿入ステージでは、カードが挿入され、エジェクト板に当接する。更に、カードを挿入すると、エジェクト板ばねを負荷すなわち延ばす。更にカードに挿入力が作用すると、エジェクト板の立上げられた冠領域がリンクアームの下側で摺動し、リンクアームの窓内に移動する。同様に、リンクアームの窓の背部における形成された領域と、エジェクト板の立上げられた冠領域とが互いに押圧する。更にカードを挿入すると、エジェクト板とリンクアームとの双方がタンデム状に移動する。リンクアームが前方に移動すると、第1排出ばねの負荷が開始する。この時点まで、所定位置にロックされたタイミングバーは移動してない。カードロック突起も移動してない。
第2カード挿入ステージでは、オペレータはカードを挿入し続け、エジェクト板とリンクアームとが更に共に前方に移動し続ける。この時点で、カードは完全挿入位置に極めて近接する。カード挿入を続けることで、リンクアームタブがタイミングバーロック部材を解除し、タイミングバーを解除する。一端解除されると、タイミングバー付勢ばねは、タイミングバーに作用し、このタイミングバーをレールの前方に移動する。このタイミングバーの動きは更にカードロック用突起をカードの背縁部の後ろでカードスロット領域内に移動する。タイミングバーの前方移動で、形状記憶ワイヤが張り状態に戻る。
カード最終挿入位置は、安全ラッチをエジェクト板の安全ラッチ窓内にロックさせる。この時点で、カードが完全にヘッダに嵌合され、機構がロックされる。第1,第2エジェクト板ばねも完全に張り状態とされ、解除準備状態となる。
ユーザがカードを排出しようとする場合は、タイミングバーに取付けられた形状記憶ワイヤに電流を流す。形状記憶ワイヤは収縮してタイミングバーを後方に引張る。この動きは、多数の機能をなし、作動の順序にしたがって以下に説明する。(1)タイミングバーがカードロック突起をカードスロット領域から引張り、(2)タイミングバー上の安全ラッチ解除タブ464がエジェクト板の窓から安全ラッチを持上げ、(3)タイミングバーの後縁部480がエジェクト板とリンクアームとの間の間隙内に進入し、これらの2つの部材を分離し、(4)リンクアームとエジェクト板とが分離された後に、第1排出ばねがリンクアームに作用し、次いで、エジェクト板の中央領域内の凹部に、タブ258から排出力を作用させる。この第1排出力は、カードをヘッダコネクタのピン領域から押出し、リンクアームは、リンクアームストッパ325に当接するまで、後方に移動し続ける。エジェクト板とそのばねとは、エジェクト板が上述した自由な状態の配置に戻るまで、カードをカードスロット開口に向けて移動し続ける。形状記憶ワイヤに作用する電流が遮断されると、ワイヤは冷却状態となる、タイミングバー付勢力が形状記憶ワイヤに作用し、この形状記憶ワイヤを元の中間長さに戻す。しかし、タイミングバーはレールの後部までの全行程を戻ることはできず、これは、タイミングバーロックばね466を介して中間位置にロックされるためである。このような位置決めは、カードが除去された後にカードスロット内にカードロックが突出するのを防止しなければならないために必要なものであり、このような状態はタイミングバーがレールの後部まで全行程を戻ることが可能な場合に生じるものである。この時点で、全ての部材は上述の自由な状態の配置に戻る。
以上、コンピュータシステムあるいは他の電流駆動装置を手動制御することにより、作動されるメモリカードコネクタについて説明してきた。このコネクタは、メモリカードの排出に利用可能な力を最大化し、同時に、メモリカードを容易に挿入可能なことが明らかである。更に、このコネクタは、メモリカードの安全を確保するための有効な手段を提供する。
以上、本発明について種々の図の記載の好ましい実施例との関係で説明してきたが、本発明から逸脱することなく、同様な実施例を用い、あるいは上述の実施例を変更しおよび追加することにより、本発明と同じ機能をなすことが可能なことは明らかである。したがって、本発明はいずれの1の実施例に制限されるものではなく、添付の請求の範囲にしたがう幅および範囲で解釈されるものである。
本発明の一実施例のコネクタ装置の平面図。 図1に示すコネクタ装置の側部立面図。 図1に示すコネクタ装置のIII−III線に沿う前部立面図。 図1に示すコネクタ装置のIV−IV線に沿う前部立面図。 メモリカードを完全に係合させる前の本発明の一実施例のコネクタ装置のリンクアームとエジェクト板との関係を示す概略図。 メモリカードが完全に係合した位置におけるリンクアームとエジェクト板との配置を示す概略図。 本発明の一実施例のコネクタ装置のトリガー機構の部材の展開した概略図。 図2の領域VIIIの拡大図。 図1の領域IXの拡大図。 図1の領域Xの拡大図。 図2の領域XIの拡大図。 本発明の他の実施例のコネクタ装置の概略的な平面図。 本発明の他の実施例のコネクタ装置の概略的な平面図。 図12aおよび図12bに示すコネクタ装置の一部を欠截した斜視図。 図12aおよび図12bに示すコネクタ装置の一部を欠截した斜視図。 図12aおよび図12bの円XVおよびXV′の領域の詳細図。 図15のXVI−XVI線に沿う断面図。 図12bの円XVII内の領域の詳細図。 図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図。 図17のXIX−XIXから見た端面図。

Claims (13)

  1. カード状電子メディア用コネクタ装置であって、
    (a)後部横方向部材と、この後部横方向部材から前方に延びかつ前記カード状電子メディアの幅とほぼ等しい間隔に離隔した互いに対向する長手方向部材とを有するフレームを備え、前記対向した側部部材は収容スペースを形成し、このフレームの一端はカード状電子メディアを収容スペース内に挿入するための挿入口を形成し、更に、
    (b)フレームの後部横方向部材に近接配置されて、挿入口に対向するヘッダと、
    (c)フレーム上に移動可能に装着され、ヘッダに向けて摺動可能でカード状電子メディアをヘッダに係合させかつこのヘッダから離隔させてカード状電子メディアを排出可能なエジェクト板と、
    (d)エジェクト板とカード状電子メディアとがヘッダに向けて移動されたときに、リンクアームがエジェクト板に係合する第1接触点を有するフレームに結合される枢着点と、カード状電子メディアが挿入されたときの第1接触点と枢着点との間の第1距離と、カード状電子メディアが排出されたときに、リンクアームがエジェクト板に係合する第2接触点と、第2接触点と枢着点との間の第2距離とを有するリンクアームとを備え、前記第1距離は第2距離よりも大きい、コネクタ装置。
  2. 後部横方向部材と一対の離隔した側部部材とを有するフレーム部材と、このフレーム部材の後部横方向部材に近接配置されたヘッダ手段と、枢着点でフレームに結合されたリンクアームで移動されるエジェクト板を有しかつカード状電子メディアを移動してヘッダとの係合を解除する手段とを備え、フレーム部材内にカード状電子メディアを受入れるためのコネクタ装置において、エジェクト板とカード状電子メディアとがヘッダに向けて移動されたときにリンクアームがエジェクト板に係合する第1接触点と、第1接触点と枢着点との間の第1距離と、カード状電子メディアが排出されたときに、リンクアームがエジェクト板に係合する第2接触点と、第2接触点と枢着点との間の第2距離とを備え、この第1距離は第2距離よりも大きいことを特徴とするコネクタ装置。
  3. 後部横方向装置部材と一対の離隔した側部部材とを有するフレーム部材と、このフレーム部材の後部部材に近接配置されたヘッダ手段と、枢着点でフレームに結合されたリンクアームにより移動されるエジェクト板を有しかつカード状電子メディアを移動してヘッダとの係合を解除する手段とを備え、カード状電子メディアを受入れるためのコネクタの操作方法において、エジェクト板とカード状電子メディアとがヘッダに向けて移動したときに、第1接触点でエジェクト板にリンクアームを係合し、この第1接触点と枢着点との間に第1距離を設け、カード状電子メディアが排出されたときに、リンクアームがエジェクト位置に係合する第2接触点を形成し、この第2接触点と枢着点との間に第2距離を設け、第1距離を第2距離よりも大きくすることを特徴とする方法。
  4. カード状電子メディア用コネクタ装置であって、
    (a)後部横方向部材と、この後部横方向部材から前方に延びてカード状電子メディアの幅にほぼ等しい間隔で対向しかつこの対向する側部間に収容スペースを形成する長手方向部材とを有するフレームを備え、このフレームは一端側に、カード状電子メディアを収容スペース内に挿入する挿入口を形成し、更に、
    (b)挿入口に対向して、フレームの後部横方向部材の近部に配置されたヘッダと、
    (c)フレーム上に移動可能に装着され、ヘッダに向けて摺動してヘッダ側からカード状電子メディアに係合し、このカード状電子メディアを排出可能なエジェクト板と、
    (d)前記収容スペース内へのカード状電子メディアの挿入に抵抗する第1の力を形成する第1手段と、カード状電子メディアをヘッダから分離し、このカード状電子メディアを排出する第2の力を形成する第2手段とを備え、この第2の力は第1の力よりも大きいコネクタ装置。
  5. カード状データ処理メディア用コネクタ装置であって、
    (a)後部横方向部材と、この後部横方向部材から前方に延びてカード状データ処理メディアの幅にほぼ等しい間隔で対向しかつこの対向する側部間に収容スペースを形成する長手方向部材とを有するフレームを備え、このフレームは一端側に、カード状データ処理メディアを収容スペース内に挿入する挿入口を形成し、更に、
    (b)この挿入口の反対側で、フレームの後部横方向部材の近部に配置されたヘッダと、
    (c)フレーム上に可動に装着され、ヘッダに向けて移動し、カード状データ処理メディアをヘッダに係合させかつヘッダから離隔する方向に摺動させ、カード状データ処理メディアを排出するエジェクト板と、
    (d)カード状データ処理メディアがコネクタ装置から引抜かれるのを防止する閉鎖手段と、
    (e)カード状データ処理メディアの引抜きを防止するために、閉鎖手段とエジェクト板との作動を調整する調整手段と、を備えるコネクタ装置。
  6. フレーム部材が後部横方向部材と一対の離隔した側部部材とを有し、ヘッダ手段がこのフレーム部材の後部部材に近接配置され、ヘッダとの係合からカード状データ処理メディアを移動する手段が、枢着点でフレームに結合されたリンクアームにより移動されるエジェクト板を有するカード状データ処理メディアを受入れるためのコネクタ装置において、コネクタ装置からカード状データ処理メディアを引抜くのを防止する閉鎖手段と、この閉鎖手段の動きをエジェクト板の動きで調整する調整手段とを備えることを特徴とするコネクタ装置。
  7. 後部横方向装置部材と一対の離隔した側部部材とを有するフレーム部材と、このフレーム部材の後部部材に近接配置されたヘッダ手段と、枢着点でフレームに結合されたリンクアームにより移動されるエジェクト板を有しかつカード状データ処理メディアを移動してヘッダとの係合を解除する手段とを備え、カード状データ処理メディアを受入れるためのコネクタの操作方法において、コネクタ装置からカード状データ処理メディアを引抜くのを防止する閉鎖手段を設け、この閉鎖手段の動きをエジェクト板の動きで調整することを特徴とする方法。
  8. カード状データ処理メディア用のコネクタであって、
    (a)後部横方向端部部材と、この後部横方向部材から前方に延びてカード状データ処理メディアの幅にほぼ等しい間隔で対向しかつこの対向する側部間に収容スペースを形成する長手方向部材とを有するフレームを備え、このフレームは一端側に、カード状データ処理メディアを収容スペース内に挿入する挿入口を形成し、更に、
    (b)この挿入口の反対側で、フレームの後部横方向部材の近部に配置されたヘッダと、
    (c)フレーム上に可動に装着され、ヘッダに向けて移動し、カード状データ処理メディアをヘッダに係合させかつヘッダから離隔する方向に摺動させ、カード状データ処理メディアを排出するエジェクト板と、
    (d)前記フレームに枢動可能に結合される枢動点を有し、後方位置から前方位置に移動してエジェクト板を前方方向に移動するリンクアームと、
    (e)リンクアームを前記後方位置から前記前方位置に移動する移動手段と、前記後方位置の前記リンクアームを拘束するロック手段と、このロック手段を解除する解除手段とを備えるコネクタ。
  9. フレーム部材が後部横方向部材と一対の離隔した側部部材とを有し、ヘッダ手段がフレーム部材の後部部材に近接配置され、カード状データ処理メディアをヘッダとの係合から移動する手段が、枢着点でフレームに結合されたリンクアームにより移動されるエジェクト板を有するカード状データ処理メディア用コネクタ装置において、エジェクト板を前方方向に移動するためにリンクアームを後方位置から前方位置に移動する手段と、このリンクアームを後方位置に拘束するロック手段と、このロック手段を解除するトリガー手段とを備えることを特徴とするコネクタ装置。
  10. フレーム部材が後部横方向部材と一対の離隔した側部部材とを有し、ヘッダ手段がフレーム部材の後部部材に近接配置され、カード状データ処理メディアをヘッダとの係合から移動する手段が、枢着点でフレームに結合されたリンクアームにより移動されるエジェクト板を有するカード状データ処理メディア用コネクタを操作する方法において、エジェクト板を前方方向に移動するためにリンクアームを後方位置から前方位置に移動する手段を設け、このリンクアームを後方位置でロック手段により拘束し、この後、このロック手段をトリガー手段で解除し、エジェクト板を前方に移動する方法。
  11. カード状データ処理メディア用のコネクタであって、
    (a)後部横方向端部部材と、この後部横方向部材から前方に延びてカード状データ処理メディアの幅にほぼ等しい間隔で離隔しかつこの対向する側部間に収容スペースを形成する長手方向部材とを有するフレームを備え、このフレームは一端側に、カード状データ処理メディアを収容スペース内に挿入する挿入口を形成し、更に、
    (b)この挿入口の反対側で、フレームの後部横方向部材の近部に配置されたヘッダと、
    (c)フレーム上に可動に装着され、ヘッダに向けて移動し、カード状データ処理メディアをヘッダに係合させかつヘッダから離隔する方向に摺動させ、カード状データ処理メディアを排出するエジェクト板と、
    (d)前記フレームに枢動可能に結合される枢動点を有し、エジェクト板に当接する後方位置から前方位置に移動してエジェクト板を前方方向に移動するリンクアームと、
    (e)リンクアームを前記後方位置から前記前方位置に移動する移動手段と、前記後方位置の前記リンクアームを拘束するロック手段と、リンクアームからエジェクト板を分離することにより、このロック手段を解除する解除手段とを備えるコネクタ。
  12. フレーム部材が後部横方向部材と一対の離隔した側部部材とを有し、ヘッダ手段がフレーム部材の後部部材に近接配置され、カード状データ処理メディアをヘッダとの係合から移動する手段が、枢着点でフレームに結合されたリンクアームにより移動されるエジェクト板を有し、カード状データ処理メディアを収容するためのコネクタ装置において、エジェクト板を前方方向に移動するためにリンクアームを後方位置から前方位置に移動する手段と、このリンクアームがエジェクト板と当接する前記後方位置に、リンクアームを拘束するロック手段と、エジェクト板をリンクアームから分離することにより、このロック手段を解除する手段とを備えることを特徴とするコネクタ装置。
  13. フレーム部材が後部横方向部材と一対の離隔した側部部材とを有し、ヘッダ手段がフレーム部材の後部部材に近接配置され、カード状データ処理メディアをヘッダとの係合から移動する手段が、枢着点でフレームに結合されたリンクアームにより移動されるエジェクト板を有し、カード状データ処理メディアを収容するためのコネクタの操作方法において、リンクアームがエジェクト板に当接する後方位置から前方位置にリンクアームを移動する手段を設け、ロック手段により前記後方位置に、リンクアームを拘束し、この後、エジェクト板をリンクアームから分離することによりロック手段を解除する、方法。
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