JP2006108050A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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JP2006108050A
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JP2004296742A
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Ichiro Terunuma
一郎 照沼
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

【課題】 構造が簡単で、コストダウンを図れ、電気的導通を確実なものとする。
【解決手段】 複数の端子金具2を収容したハウジング1に開閉可能なカバー4を取り付け、ハウジング1内の各端子金具2に接触し、各端子金具2を電気的に導通状態とするバスバー3をハウジング1へ挿入したジョイントコネクタにおいて、端子金具2の先端側の上下に第1及び第2のバネ片7,8が形成され、バスバー3が導電金属板をコ字状に折り曲げて上側部材3Aと下側部材3Bとを連結部材3Cでつないだ形状に形成され、バスバー3の上側部材3Aが第1のバネ片7に接触し、下側部材3Bが第2のバネ片8に接触するようにバスバー3がハウジング1へ挿入される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の端子金具をハウジングに収容し、バスバーを介して互いに電気的導通を図るジョイントコネクタに関する。
従来のジョイントコネクタとしては、ハウジングの同一方向から端子金具とバスバーとを挿入し、端子金具に形成された接触舌片にバスバーが接触することにより、複数の端子金具を互いに導通させるものが知られている。例えば、上下2段に端子金具を挿入できるハウジングを備え、このハウジングの中央部分に櫛形のバスバーを挿入し、このバスバーの上下で各端子金具の接触舌片が、バスバーの櫛部分に接触するものがあり、この従来例では、板厚が薄い材料によって製作しても、接触舌片に十分な弾性を与えることができ、薄くすることにより小型化も図れるというものである(特許文献1参照)。
特許第2850799号公報(第2,3頁、図1)
特許文献1に開示された端子金具の端子金具本体は、底壁部の対向両側から一対の側壁を立ち上げて角溝形に形成され、その側壁間に接触舌片を有するとともに、後端側に電線を保持して接続するバレル部を備えている。また、接触舌片は、底壁部の前縁部から側壁部間に曲げ込んだU字形の前縁バネ部と、この前縁バネ部の反対側においてU字形に折り返した後縁バネ部とを備えるとともに、その後縁バネ部の先端に左右両側に突出する支持突部が形成されている。そして、端子金具本体の両側壁には上記支持突部を受け入れる横長の係合孔が形成されており、これにて後縁バネ部の先端側を支える支持部が構成されている。端子金具本体の底壁部には係止孔が形成され、ハウジングにはこの係止孔に係合する樹脂ランスが設けられている。
このような従来の端子金具は、構造が複雑であり、加工も手間がかかり、十分なコストダウンを図ることはできなかった。
そこで、本発明は、構造が簡単で、コストダウンを図れ、電気的導通を確実なものとできるジョイントコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、複数の端子金具を収容したハウジングに開閉可能なカバーを取り付け、ハウジング内の各端子金具に接触し、各端子金具を電気的に導通状態とするバスバーをハウジングへ挿入したジョイントコネクタにおいて、前記端子金具の先端側の上下に第1及び第2のバネ片が形成され、前記バスバーが導電金属板をコ字状に折り曲げて上側部材と下側部材とを連結部材でつないだ形状に形成され、このバスバーの上側部材が前記第1のバネ片に接触し、下側部材が前記第2のバネ片に接触するようにバスバーがハウジングへ挿入されるようにしたものである。
本発明は、複数の端子金具を収容したハウジングに開閉可能なカバーを取り付け、ハウジング内の各端子金具に接触し、各端子金具を電気的に導通状態とするバスバーをハウジングへ挿入したジョイントコネクタにおいて、前記端子金具の先端側の上下に第1及び第2のバネ片が形成され、前記バスバーが導電金属板をコ字状に折り曲げて上側部材と下側部材とを連結部材でつないだ形状に形成され、このバスバーの上側部材が前記第1のバネ片に接触し、下側部材が前記第2のバネ片に接触するようにバスバーがハウジングへ挿入されているので、バスバーは、平板を折り曲げ加工するだけでよく、従来のバスバーの構造に比べてきわめて簡単となり、コストダウンを図ることができる。このような構造が簡単なバスバーであっても、上述したような端子金具を用いることにより、端子金具とバスバーとの接触は確実なものとなり、各端子金具の電気的導通を確かなものとすることができる。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面を参照にして説明する。
図1は、ハウジング1に端子金具2及びバスバー3を組み付ける前の斜視図を示し、ハウジング1には開閉可能なカバー4を取り付けてあり、このカバー4はヒンジ4Aでハウジング1に一体化されている。端子金具2は、バレル部5に電線6を保持し、この先端側の上側には第1のバネ片7を形成し、下側には第2のバネ片8を形成してある。前記バスバー3は、上側部材3Aと下側部材3Bとを連結部材3Cでつないだコ字状に折り曲げられた形状をなしている。このバスバー3は、平板な導電金属板を図示するようにコ字状に折り曲げれば簡単に製作することができ、製作コストもきわめて安価なものとなる。前記カバー4にはロック突起4Bを形成してあり、このロック突起4Bをロック部4Cにロックすることにより、カバー4によりハウジング1の一端開口側を閉じ、バスバー3をおおい隠すことができる。
図2はハウジング1に端子金具2とバスバー3を組み付けてカバー4を閉じた状態の縦断面を示すものであり、ハウジング1の差込口9から端子金具2を差し込んで位置決め孔10に端子金具2をそれぞれ位置決めさせる。この位置決めされた端子金具2の上下の第1及び第2のバネ片7,8に対してそれぞれバスバー3の上側部材3Aと下側部材3Bが接触する。この接触状態において、第1及び第2のバネ片7,8はその弾発力で上側部材3Aと下側部材3Bの内面に圧接する。
図3は端子金具2の詳細を示す斜視図であり、第1のバネ片7を端子金具2の最先端から折り返されるように上方に膨らむ円弧状に形成し、第2のバネ片8を端子金具2の先端側の下部両側の一方から折り曲げられ下方に膨らむ円弧状に形成してある。
図4及び図5は、端子金具2の他の例を示すものであり、第2のバネ片8が端子金具2の最先端から折り返され、下方に円弧状に膨らむようにしたものである。
図6はバスバー3の他の実施形態を示す斜視図であり、このバスバー3の上側部材3Aと下側部材3Bの基端部寄りと連結部材3Cには絶縁体10を設けてある。この絶縁体10としては絶縁インクを塗布したり、ゴムやプラスチック材料を被覆したりすることにより形成できる。このような絶縁体10を設けた場合、カバー4を設けなくてもよい。すなわち、カバー4を設けなくてもバスバー3の露出する部分が他の部材と接触してショートするおそれがなくなるからである。
組み付け前の斜視図。 組み付け後の縦断面図。 端子金具の斜視図。 端子金具の他の例を示す斜視図。 図4の側面図。 バスバーの他の実施形態を示す斜視図。
符号の説明
1 ハウジング
2 端子金具
3 バスバー
3A 上側部材
3B 下側部材
3C 連結部材
7 第1のバネ片
8 第2のバネ片

Claims (2)

  1. 複数の端子金具を収容したハウジングに開閉可能なカバーを取り付け、ハウジング内の各端子金具に接触し、各端子金具を電気的に導通状態とするバスバーをハウジングへ挿入したジョイントコネクタにおいて、
    前記端子金具の先端側の上下に第1及び第2のバネ片が形成され、
    前記バスバーが導電金属板をコ字状に折り曲げて上側部材と下側部材とを連結部材でつないだ形状に形成され、
    このバスバーの上側部材が前記第1のバネ片に接触し、下側部材が前記第2のバネ片に接触するようにバスバーがハウジングへ挿入されることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記第1のバネ片を端子金具の最先端から折り返されるように上方に膨らむ円弧状に形成し、前記第2のバネ片を端子金具の先端側両側の一方から折り曲げられ下方に膨らむ円弧状に形成したことを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
JP2004296742A 2004-10-08 2004-10-08 ジョイントコネクタ Pending JP2006108050A (ja)

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