JP2006107964A - ノブの組み付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 双方向自動復帰型、一方向自動復帰型に係わらず、組み付けを容易に行わせることを可能とする。
【解決手段】 レバー本体3に固定ノブ5を組み付けて節度山21に対するセット位置に節度ばね65及び節度体67を位置決めるノブの組み付け構造において、ベース17に、節度ばね65及び節度体67を組み付け前の退避位置に移動可能に支持する支持孔63を設け、固定ノブ5に、スライドノブ7の節度山21に対し一側からセット位置側へ漸次接近する形状のガイド山29を設け、組み付けにより節度ばね65の一端側がガイド山29に当接し節度ばね65及び節度体67が退避位置から移動して節度山21に対するセット位置に位置決められることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車のレバースイッチ装置等に供されるノブの組み付け構造に関する。
従来のこの種のノブの組み付け構造としては、例えば図5に示すようなものがある。図5は、レバースイッチ装置の操作レバーの一部を示す断面図である。
図5の操作レバー101を備えたレバースイッチ装置は、自動車のコンビネーションスイッチに備えられるもので、コンビネーションスイッチは、ステアリングコラムに取り付けられている。
前記操作レバー101は、レバー本体103を備え、該レバー本体103には、固定ノブ105が着脱可能に組み付けられている。前記固定ノブ105には、スライドノブ107が備えられている。スライドノブ107は、例えば定速走行制御装置のスイッチ操作用として用いられ、レバー本体103側へ向かって操作することで直線的な移動操作が可能となっている。この直線的な移動操作により、例えばOFF位置からON位置、R/A(リジューム・アクセル)位置とすることができる。スライドノブ107には、可動接点109及び節度山111が設けられている。
前記レバー本体103には、ベース113が備えられている。ベース113には、前記固定ノブ105が固定して組み付けられている。ベース113には、ターミナル115が設けられ、該ターミナル115に設けられた固定接点117が、前記可動接点109に対応して配置されている。ターミナル115の接続端子119は、雌コネクタ121に臨み、ハーネスの雄コネクタが結合されて電気的な接続が行われている。
前記ベース113には、有底の支持孔123が設けられ、節度ばね125及び節度体127が保持されている。節度体127は、スチールボールで形成され、節度ばね125は、コイルスプリングで形成されている。節度体127は、節度ばね125の付勢により前記節度山111に弾発力を持って当接する。
そして、前記スライドノブ107を図5のOFF位置から矢印A方向にスライド操作すると、スライドの中間位置でON位置となり、節度体127が節度山111の谷部側に弾接して位置決められ、スライドスイッチ107が安定的に保持される。スライドノブ107を更に操作すると、スライドスイッチ107はR/A位置となり、前記節度体127に、節度山111の傾斜部が弾接する。スライドノブ107から指を放すと節度ばね125の弾発力により節度体127が節度山111の傾斜を滑り、スライドノブ107が自動復帰する。
従って、スライドノブ107は、一方向自動復帰型のノブとして構成されている。
図6,図7は、参考として示したもので、図6は、前記図5の操作レバーのレバー本体に対する固定ノブの組付けを示す断面図、図7は、節度山の形状が異なる場合の操作レバーのレバー本体に対する固定ノブの組付けを示す断面図である。
図6のように、レバー本体103に固定ノブ105を組み付けるに際しては、前記ベース113の支持孔123に節度ばね125及び節度体127を仮に保持させ、固定ノブ105をレバー本体103の端部に対向させる。固定ノブ105をレバー本体103に押し込めると、係合穴及び係止爪間の樹脂弾性を利用したクリック係合により両者間が結合され、図5のように固定ノブ105をレバー本体103に組み付けることができる。
しかし、図7のように、節度山111Aの形状が変更され、スライドノブ107Aが双方向自動復帰型のノブとして構成された場合には、前記のような組み付けができなくなるという問題があった。
すなわち、図5の一方向自動復帰型の場合には、節度山111の形状が、非対称であり、組み付け前の図6のような対向状態において、節度山111が節度体127に向かって漸次離反する傾斜形状となっているため、図6のような組み付けを無理なく行うことができる。これに対し、双方向自動復帰型のノブの場合には、図7のように、節度山111Aの一側(図7左側)の形状が、組み付け前の対向状態において節度体127に向かって漸次離反する傾斜形状となっているものの、同他側(図7右側)の形状が、対向状態において節度体127に向かって漸次接近する傾斜形状となっている。このため、図7のような双方向自動復帰型のノブの場合に、図6の場合と同様に固定ノブ105をレバー本体103の端部に対向させ、そのままレバー本体103に押し込めても、節度体127が節度山111Aの端部に突き当たり、組み付けができないことになる。
また、図6のような一方向自動復帰型の場合においても、組み付けに際して節度体127が支持孔123から脱落し易く、注意を払う必要があり、作業が煩雑であるという問題がある。
特開2000−57906号公報
解決しようとする問題点は、双方向自動復帰型のノブの場合には、組み付けが困難となり、一方向自動復帰型のノブの場合には、組み付けが煩雑となる点である。
本発明は、双方向自動復帰型、一方向自動復帰型に係わらず、組み付けを容易に行わせるため、レバー本体及びスライドノブの一方に、前記付勢部材及び節度体を組み付け前の退避位置から前記セット位置へ移動可能に支持する支持部を設け、レバー本体及び固定ノブの何れかに、前記節度部に対向して組み付け方向始端側から前記節度部側へ漸次接近する形状のガイド部を設け、組み付け動作により付勢部材の一端側がガイド部に当接し付勢部材及び節度体が退避位置から移動してセット位置に位置決められることを最も主要な特徴とする。
本発明のノブの組み付け構造は、レバー本体及びスライドノブの一方に、前記付勢部材及び節度体を組み付け前の退避位置から前記セット位置へ移動可能に支持する支持部を設け、レバー本体及び固定ノブの何れかに、前記節度部に対向して組み付け方向始端側から前記節度部側へ漸次接近する形状のガイド部を設け、組み付け動作により付勢部材の一端側がガイド部に当接し付勢部材及び節度体が退避位置から移動してセット位置に位置決められるため、組み付け前の対向状態において節度部が節度体側へ向かって漸次接近する形状を有していても、付勢部材及び節度体の退避位置からセット位置への移動により、無理なく組み付けを行わせることができる。組み付け前の対向状態において節度部が節度体側へ向かって漸次離反する形状を有する場合でも、組み付け前に付勢部材及び節度体を支持部に退避位置で保持させておくことができ、組み付け前の節度体の保持を確実とし、節度体の脱落等に注意を払う必要が抑制され、組み付けを容易に行わせることができる。
前記支持部は、前記退避位置で前記付勢部材の一側が臨むスリットを備え、前記ガイド部は、前記スリットに嵌合して前記付勢部材の一側に当接可能であるため、レバー本体に対する固定ノブの組み付け時にガイド部がスリットに嵌合することで、ガイド部に付勢部材の一側が確実に当接し、付勢部材及び節度体を退避位置からセット位置へ確実に移動させることができる。
前記付勢部材の一端側に、前記ガイド部に当接可能な当接部材を設けた場合は、付勢部材の一側をガイド部に安定的に当接させることができ、前記移動をより確実且つ円滑に行わせることができる。
前記他方に、前記セット位置で前記付勢部材の一端側を支持する座部を前記ガイド部に隣接して設けた場合は、組み付け後に、座部によって付勢部材の一端側を安定支持させることができ、節度体及び節度部による節度動作を確実に行わせることができる。
双方向自動復帰型、一方向自動復帰型に係わらず、組み付けを容易に行わせるという目的を、付勢部材及び節度体を退避位置からセット位置へ移動させることで実現した。
図1〜図3は、本発明の実施例に係るレバースイッチ装置の操作レバーを示し、図1は、一部を示す外観図、図2は、同断面図、図3は、図2のSA−SA矢視断面図である。
図1〜図3のように、操作レバー1は、レバー本体3を備え、レバー本体3の一端が図示しないスイッチケースに取り付けられ、同他端に固定ノブ5を備えている。固定ノブ5には、スライドノブ7が設けられている。固定ノブ5に隣接して回動ノブ9が設けられている。
前記操作レバー1は、全体で、ターンシグナルスイッチ操作用、ヘッドライト切り換えスイッチ操作用に設定されている。前記スライドノブ7は、例えば左右のヘッドライトワイパスイッチ操作用に設定されている。回動ノブ7は、ワイパー及びワイパウォッシャのスイッチ操作用に設定されている。
前記操作レバー1は、外筒を形成する第1レバー11の内側に第2レバー13及び第3レバー15を備えた3重構造となっている。
前記第2レバー13の端部には、ベース17を介して前記固定ノブ5が固定され、固定ノブ5には、前記直線的な移動操作が可能なスライドノブ7が設けられている。スライドノブ7は、図1の中立位置のスイッチOFFから一側(図1の左側)へ移動操作すると例えば自動車左側のヘッドライトワイパのスイッチがONとなり、中立位置から他側(図1の右側)へ移動操作すると例えば自動車右側のヘッドライトワイパのスイッチがONとなるように設定されている。なお、前記回動ノブ7は、前記第3レバー15に結合されている。
前記スライドノブ7には、可動接点19及び節度山21が設けられている。
前記節度山21は、後述する節度体を当接可能な節度部を構成している。節度山21は、スライドノブ7の移動方向でほぼ対称に形成され、図2で中央部に中立部23が形成され、中立部23の両側に復帰用傾斜部25,27が形成されている。本実施例では、スイッチOFFでの前記中立部23の位置が、後述する節度体のセット位置となっている。復帰用傾斜部25は、復帰傾斜部27に対して逆傾斜になっており、後述する節度体側へ向かって漸次接近するように低くなる形状を有している。
前記固定ノブ5には、前記節度山21に対向する側にガイド部を構成するガイド山29及びガイド山29に隣接して座部31が設けられている。
前記ガイド山29は、台部33上に設けられた突条35の一部で構成されている。突条35は、スライドノブ7に対向する側に設けられ、スライドスイッチ7の移動方向に沿って形成されている。ガイド山29は、ガイド面37が節度山21に対し一側の復帰傾斜部25始端側から前記セット位置側の中立部23へ漸次接近する傾斜した形状に形成されている。ガイド面37の傾斜下端は、レバー本体3に対する固定ノブ5の組み付け始端側となっている。
前記座部31は、前記突条35の一部で構成され、前記セット位置で後述する節度ばねの一端側を支持するものであり、前記スイッチOFFでの節度山21の中立部23に対向している。座部31の面39は、前記突条35の面41と共に前記スライドノブ7の移動方向に平行に設定されている。
前記固定ノブ5には、凸部43、前記ベース17側の爪に係合するための係合穴45が設けられている他、ベース17側の爪に係合する係合部が設けられている。
前記ベース17には、ターミナル47が設けられ、該ターミナル47に設けられた固定接点49が、前記可動接点19に対応して固定ノブ5内に配置されている。ターミナル47の接続端子51は、雌コネクタ53に臨み、接続端子51にハーネス55の雄コネクタ57が結合されて電気的な接続が行われる。
前記ベース17には、嵌合部59、係止爪61、その他の係止部が設けられ、嵌合部59に前記固定ノブ5の凸部43が嵌合し、係止爪61に同係合穴45が係止され、その他の係止部に同係合部が係止されて樹脂弾性を利用した結合が行われている。
前記ベース17には、支持部として支持孔63が設けられ、節度ばね65及び節度体67、当接部材69が支持されている。
前記支持孔63は、前記節度ばね65及び節度体67、当接部材69を、組み付け前の退避位置に移動可能に支持するもので、前記スライドノブ7の移動方向に直交するように形成されている。支持孔63は、前記節度山21に対向する側から全体にストレートに形成され、前記座部31側において漸次小径になるように形成され、受部71が設けられている。
前記ベース17には、前記受部71側にスリット73が設けられている。スリット73は、前記スライドノブ7の移動方向に沿って形成され、前記支持孔63に対し直交して形成されている。スリット73の幅は、支持孔63の直径よりも小さく、前記突条35の厚み(紙面直交方向の厚み)よりも僅かに大きく形成されている。
従って、後述する退避位置で、スリット73に、前記節度ばね65の一側の当接部材69側が臨む構成となっている。前記ガイド山29は、前記スリット73に嵌合して前記節度ばね65の当接部材69に当接可能となっている。
前記ベース17には、前記節度山21側にスリット75が設けられている。スリット75は、前記スライドノブ7の移動方向に沿って形成され、前記支持孔63に対し直交して形成されている。スリット75の幅は、支持孔63の直径よりも小さく、前記節度山21の厚み(紙面直交方向の厚み)よりも僅かに大きく形成されている。スリット75の底部77は、前記固定接点49が配置されたベース17の面79と面一に設定されている。
従って、スライドノブ7の操作時に、節度山21がスリット75に沿って移動可能となっている。
前記節度体67及び当接部材69は、例えばスチールボールで形成され、節度ばね125は、付勢部材としてコイルスプリングで形成されている。当接部材69は、節度ばね65の一端側に配置されている。
図2の組み付け後の状態では、前記座部31が当接部材69に当接し、当接部材69が支持孔63内に押し込められているため、節度ばね65が撓んで節度体67が節度山21の中立部23に弾発力を持って当接する。なお、節度体67が節度山21の中立部23に弾発力を持って当接しなくとも良いが、当接することでスライドノブ7のガタツキを抑制することができる。
図1,図2の状態は、前記のようにヘッドライトワイパのスイッチがOFFの中立位置であり、この中立位置からスライドノブ7を一側及び他側の何れのスイッチON位置へ操作しても、復帰傾斜部25,27が前記節度体67に弾接する。従って、スライドノブ7から指を放すと何れの方向への操作でも、節度ばね65の弾発力により節度体67が節度山21の復帰傾斜部25,27を相対的に滑り、スライドノブ7が自動復帰する。
従って、スライドノブ7は、双方向自動復帰型のノブとして構成されている。
かかるレバー本体3への固定ノブ9の組み付けは、次のようにして行われる。
図4の組み付け前に、前記支持孔63に節度ばね65及び節度体67、当接部材69を支持させる。この支持では、支持孔63の受部71に当接部材69が当接して位置決められる。この位置決め状態で節度体67は、スリット75から外れた位置で支持孔63の奥側に位置し、節度ばね65は弾発力を発生しない自由状態となっている。この状態では、節度ばね65及び節度体65、当接部材69は、組み付け前の退避位置となっている。
この状態で、前記スライドノブ7等を組み込んだ固定ノブ5を、図4のようにレバー本体3の端部に対向させ、そのままレバー本体3に押し込める。この押し込めにより、節度山21がベース17の面79に沿って移動する。
この移動により、節度山21の復帰傾斜部25側は、節度体67を通過し、同時にガイド山29がスリット73に対する嵌合を進め、ガイド面37が当接部材69に当接する。
この当接により、当接部材69がガイド面37からその傾斜により徐々に押圧力を受け、当接部材69が支持孔63内をスリット75側へ向かって移動する。この当接部材69の移動により、節度ばね及び節度体67が共に同方向へ移動する。
前記当接部材69が、ガイド面37から座部31の面39へ相対的に移行すると、座部31によって節度ばね65の一端側の当接部材69を安定支持させることができる。このとき、節度体67,節度ばね65,及び当接部材69は、セット位置となり、節度体67が、節度山21の中立部23に弾接して位置決められる。
同時に、嵌合部59に凸部43が嵌合すると共に、係止爪61及びその他の係止部に係合穴45及びその他の係合部が樹脂弾性を利用したクリック係合により係止されてレバー本体3に対する固定ノブ5の結合が完了する。
以上、節度山21が組み付け前の対向状態において節度体67側へ向かって漸次接近する形状を有していても、節度ばね65及び節度体67の支持孔63での退避位置からの移動により、無理なく組み付けを行わせることができる。
前記レバー本体3に対する固定ノブ5の組み付け時にガイド山29がスリット73に嵌合することで、ガイド山29に節度ばね65の一側の当接部材69が確実に当接し、節度ばね65及び節度体67を退避位置からセット位置へ確実に移動させることができる。
前記節度ばね65の一端側の当接部材69により、節度ばね65の一側をガイド山29に安定的に当接させることができ、前記移動をより確実且つ円滑に行わせることができる。
前記組み付け後に、座部31によって節度ばね65の一端の当接部材69を安定支持させることができ、節度体67及び節度山21による節度動作を確実に行わせることができる。
なお、組み付け前の対向状態において節度山21が節度体67側へ向かって漸次離反する傾斜形状となっている場合でも、組み付け前に節度ばね65及び節度体67を支持孔63に退避位置で保持させておくことにより、組み付け前の節度体67等の保持を確実とし、節度体67の脱落等に注意を払う必要が抑制され、組み付けを容易に行わせることができる。
前記節度山21を、ベース17に、前記節度体67及び節度ばね65、当接部材69をスライドノブ7側に配置することも可能である。
前記当接部材69は、省略することも可能である。
前記節度ばね65は、付勢力を発生すれば良く、エア、その他を用いることもできる。
前記スライドノブ7は、ヘッドライトワイパ以外のスイッチ操作、例えば自動走行制御装置等のスイッチ操作等に適用することもできる。
前記スライドノブとしては、一方向自動復帰型のものを適用することもできる。
操作レバーの一部を示す外観図である(実施例1)。 操作レバーの一部を示す断面図である(実施例1)。 図2のSA−SA矢視断面図である(実施例1)。 組み付けを説明する組み付け前の要部断面図である(実施例1)。 操作レバーの一部を示す断面図である(従来例)。 レバー本体に対する固定ノブの組み付けを説明する断面図である(従来例)。 節度山の形状が異なる場合のレバー本体に対する固定ノブの組み付けを説明する断面図である(従来例)。
符号の説明
1 操作レバー
3 レバー本体
5 固定ノブ
7 スライドノブ
21 節度山(節度部)
29 ガイド山(ガイド部)
31 座部
63 支持孔(支持部)
65 節度ばね
67 節度体
69 当接部材
73 スリット

Claims (4)

  1. 操作レバーのレバー本体と該レバー本体に組み付けられスライドノブを移動操作可能に設けた固定ノブとを備え、
    前記レバー本体及びスライドノブの一方に、付勢部材及び節度体を備え、同他方に、前記付勢部材の付勢力により前記節度体を当接させて節度動作可能な節度部を備え、
    前記レバー本体に前記固定ノブを組み付けて前記節度部に対するセット位置に前記付勢部材及び節度体を位置決めるノブの組み付け構造において、
    前記一方に、前記付勢部材及び節度体を組み付け前の退避位置から前記セット位置へ移動可能に支持する支持部を設け、
    前記レバー本体及び固定ノブの何れかに、前記節度部に対向して組み付け方向始端側から前記節度部側へ漸次接近する形状のガイド部を設け、
    前記組み付け動作により前記付勢部材の一端側が前記ガイド部に当接し前記付勢部材及び節度体が前記退避位置から移動して前記セット位置に位置決められる
    ことを特徴とするノブの組み付け構造。
  2. 請求項1記載のノブの組み付け構造であって、
    前記支持部は、前記退避位置で前記付勢部材の一側が臨むスリットを備え、
    前記ガイド部は、前記スリットに嵌合して前記付勢部材の一側に当接可能である
    ことを特徴とするノブの組み付け構造。
  3. 請求項1又は2記載のノブの組み付け構造であって、
    前記付勢部材の一端側に、前記ガイド部に当接可能な当接部材を設けた
    ことを特徴とするノブの組み付け構造。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のノブの組み付け構造であって、
    前記他方に、前記セット位置で前記付勢部材の一端側を固定的に支持する座部を前記ガイド部に隣接して設けた
    ことを特徴とするノブの組み付け構造。
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