JP2006104967A - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 三方弁の切換時に高圧の燃料が三方弁内で低圧側に漏洩しないようにする。
【解決手段】 三方弁8の圧力切替室30内に高圧燃料供給通路5a、燃料流通通路15および低圧燃料返戻通路27aを開口させ、高圧燃料供給通路5aの開口31および低圧燃料返戻通路27aの開口33を夫々第1の弁体31および第2の弁体32によって開閉制御する。燃料流通通路15の連通先を高圧燃料供給通路5aから低圧燃料返戻通路27aに切替えるときには第1の弁体32が開弁していて第2の弁体34が閉弁している状態から第1の弁体32および第2の弁体34が共に閉弁している状態を経た後に第1の弁体32が閉弁していて第2の弁体34が開弁している状態に切替える。
【選択図】 図2

Description

本発明は燃料噴射装置に関する。
内燃機関の燃料噴射装置において、ニードル弁を備えた燃料噴射部に連結された燃料流通通路を高圧燃料供給通路又は低圧燃料返戻通路に選択的に連結可能な三方弁を具備し、この三方弁による燃料通路切換作用によって燃料噴射を制御するようにした燃料噴射装置が公知である(例えば特許文献1参照)。
特開平10−238432号公報
しかしながらこの燃料噴射装置では三方弁による燃料通路切換作用時に高圧燃料供給通路が低圧燃料返戻通路に連通してしまい、その結果高圧燃料供給通路内の多量の高圧燃料が低圧燃料返戻通路内に漏洩してしまうという問題を生ずる。また、このように多量の高圧燃料が漏洩してしまうと高圧燃料を送り出す高圧燃料ポンプの容量が足りなくなってしまうという問題も発生する。
上記問題点を解決するために本発明によれば、ニードル弁を備えた燃料噴射部に連結された燃料流通通路を高圧燃料供給通路又は低圧燃料返戻通路に選択的に連結可能な三方弁を具備し、三方弁による燃料通路切換作用によって燃料噴射を制御するようにした燃料噴射装置において、三方弁内に燃料流通通路に連結された圧力切替室を形成し、圧力切替室の一側に高圧燃料供給通路を開口させると共にこの高圧燃料供給通路の開口を開閉制御をする第1の弁体を具備しており、圧力切替室の他側に低圧燃料返戻通路を開口させると共にこの低圧燃料返戻通路の開口を開閉制御する第2の弁体を具備しており、第1の弁体の両端部において第1の弁体の軸線方向に作用する燃料圧の圧力差および第2の弁体の両端部において第2の弁体の軸線方向に作用する燃料圧の圧力差を制御する圧力制御装置を具備しており、圧力制御装置によりこれら圧力差を制御して燃料流通通路の連通先を高圧燃料供給通路から低圧燃料返戻通路に切替えるときには第1の弁体が開弁していて第2の弁体が閉弁している状態から第1の弁体および第2の弁体が共に閉弁している状態を経た後に第1の弁体が閉弁していて第2の弁体が開弁している状態に切替えられ、燃料流通通路の連通先を低圧燃料返戻通路から高圧燃料供給通路に切替えるときには第1の弁体が閉弁していて第2の弁体が開弁している状態から第1の弁体および第2の弁体が共に閉弁している状態を経た後に第1の弁体が開弁していて第2の弁体が閉弁している状態に切替えられる。
三方弁による燃料通路切換作用時に多量の高圧燃料が低圧燃料返戻通路内に漏洩するのを阻止することができる。
図1は燃料噴射装置の全体を図解的に示しており、図1において一点鎖線で囲まれた部分1はエンジンに取付けられた燃料噴射弁を示している。図1に示されるように燃料噴射装置は高圧の燃料を貯留するためのコモンレール2を備えており、このコモンレール2内には燃料タンク3内の燃料が高圧燃料ポンプ4を介して供給される。コモンレール2内の燃料圧は高圧燃料ポンプ4の吐出量を制御することにより機関運転状態に応じた目標燃料圧に維持され、目標燃料圧に維持されているコモンレール2内の高圧の燃料が高圧燃料供給通路5を介して燃料噴射弁1に供給される。
図1に示されるように燃料噴射弁1は燃焼室内に燃料を噴射するためのノズル部6と、噴射圧を増圧させるための増圧器7と、燃料通路を切換えるための三方弁8とを具備している。ノズル部6はニードル弁9を備えており、ノズル部6の先端にはニードル弁9の先端部により開閉制御される噴口10(図示せず)が形成されている。ニードル弁9の周りには噴射される高圧燃料で満たされたノズル室11が形成されており、ニードル弁9の内端面上には燃料で満たされている圧力制御室12が形成されている。圧力制御室12内にはニードル弁9を下方に向けて、即ち閉弁方向に付勢する圧縮ばね13が挿入されており、この圧力制御室12は絞り14および燃料流通通路15を介して三方弁8に連結されている。また、ノズル室11は燃料流通通路16に連結され、この燃料流通通路16は燃料流通通路15から燃料流通通路16に向けてのみ流通可能な逆止弁17を介して燃料流通通路15に連結されている。
一方、増圧器7は一体成形された大径ピストン18と小径ピストン19とを具備する。小径ピストン19と反対側の大径ピストン18の頂面上には高圧の燃料で満たされた高圧室20が形成されており、この高圧室20は高圧燃料通路21を介して高圧燃料供給通路5に連結されている。従って高圧室20内には常時コモンレール2内の燃料圧(以下、コモンレール圧という)が作用している。これに対し、小径ピストン19周りの大径ピストン18の端面上には燃料で満たされた中間室22が形成されており、この中間室22内には大径ピストン18を高圧室20に向けて付勢する圧縮ばね23が挿入されている。この中間室22は絞り24および燃料流通通路25を介して燃料流通通路15に連結されている。また、大径ピストン18と反対側の小径ピストン19の端面上には燃料で満たされた増圧室26が形成されており、この増圧室26は燃料流通通路16に連結されている。
一方、三方弁8には高圧燃料供給通路5および燃料流通通路15に加え、例えば燃料タンク3内に接続された低圧燃料返戻通路27が連結されている。この三方弁8は電磁ソレノイド或いはピエゾ圧電素子のようなアクチュエータ28によって駆動され、この三方弁8によって燃料流通通路15が高圧燃料供給通路5又は低圧燃料返戻通路27に選択的に連結される。
図1は、三方弁8による燃料通路切換作用によって燃料流通通路15が高圧燃料供給通路5に連結されている場合を示している。この場合、ノズル部6については、ノズル室11内および圧力制御室12内は共にコモンレール圧となっている。このときノズル室11内の燃料圧によりニードル弁9を上昇させる力よりも圧力制御室12内の燃料圧および圧縮ばね13のばね力によってニードル弁9を下降させる力の方が強いためにニードル弁9は下降せしめられており、その結果ニードル弁9が閉弁するために噴口10からの燃料噴射は停止されている。一方、増圧器7については、このとき高圧室20内、中間室22内および増圧室26内は全てコモンレール圧となっており、従ってこのときには図1に示されるように大径ピストン18および小径ピストン19は圧縮ばね23のばね力によって上昇した状態に保持されている。
一方、三方弁8による通路切換作用によって燃料流通通路15が低圧燃料返戻通路27に連結されるとニードル部6の圧力制御室12内の燃料圧が低下するためにニードル弁9が上昇し、その結果ニードル弁9が開弁してノズル室11内の燃料が噴口10から噴射される。一方、このとき中間室22内の燃料圧が低下するために大径ピストン18および小径ピストン19には下向きの大きな力が作用し、その結果増圧室26内の燃料圧はコモンレール圧よりも高くなる。従ってこのとき、燃料流通通路16を介して増圧室26内に連結されているノズル室11内の燃料圧もコモンレール圧よりも高くなり、燃料噴射が行われている間、この高い燃料圧に維持される。従ってニードル弁9が開弁すると噴口10からコモンレール圧よりも高い噴射圧でもって燃料が噴射されることになる。
次いで三方弁8による燃料通路切換作用により図1に示される如く燃料流通通路15が再び高圧燃料供給通路5に連結されるとノズル部12の圧力制御室12内はコモンレール圧となり、その結果燃料の噴射が停止される。また、このとき増圧器7の中間室22内もコモンレール圧となり、増圧室26内もコモンレール圧となって大径ピストン18および小径ピストン19は再び図1に示されるような上昇した状態に保持される。このように三方弁8による燃料通路切換作用によって燃料噴射が制御される。なお、この場合、燃料噴射はノズル部6と増圧部7との協働作業により行われるので図1に示される実施例ではノズル部6と増圧部7を併わせて燃料噴射部と称する。
図2(A)に図1に示される三方弁8の第1実施例を示す。図2(A)を参照すると、三方弁8内には高圧燃料供給通路5の一部である高圧燃料供給通路5a,5bと、低圧燃料返戻通路27の一部である低圧燃料返戻通路27a,27bとが延びており、更に三方弁8内には圧力切替室30が形成されている。この圧力切替室30は常時燃料流通通路15に連通している。圧力切替室30の一側には高圧燃料供給通路5aが開口しており、圧力切替室30の他側には低圧燃料返戻通路27aが開口している。この高圧燃料供給通路5aの開口31は第1の弁体32によって開閉制御され、低圧燃料返戻通路27aの開口33は第2の弁体34によって開閉制御される。
第1の弁体32は、軸線方向の中央部に形成されかつ開口31を圧力切替室30側から閉塞可能な円錐状シール部35と、円筒状内端部36と、円筒状外端部37とを具備し、第2の弁体34は、軸線方向の中央部に形成されかつ開口33を圧力切替室30側から閉塞可能な円錐状シール部38と、中空円筒状内端部39と、円筒状外端部40とを具備する。図2(A)に示されるように第1の弁体32と第2の弁体34は共通の軸線上に配置されており、第1の弁体32の円筒状内端部36は第2の弁体34の中空円筒状内端部39内に相対移動可能に嵌合せしめられている。
第1の弁体32の円筒状外端部37は円筒状凹所41内に摺動可能に挿入されており、この第1の弁体32の円筒状外端部37により画定される円筒状凹所41内には第1の圧力制御室42が形成される。この第1の圧力制御室42内には第1の弁体32を第2の弁体34に向けて付勢する圧縮ばね43が挿入されている。第1の圧力制御室42は絞り開口44を介して低圧燃料返戻通路27bに連結されており、この絞り開口44はアクチュエータ28により駆動される溢流制御弁45によって開閉制御される。
第2の弁体34の円筒状外端部40は円筒孔46内に摺動可能に挿入されかつ高圧燃料供給通路5b内に突出する。一方、互いに嵌合している第1の弁体32の円筒状内端部36と第2の弁体34の中空円筒状内端部39間には第2の圧力制御室47が形成される。この第2の圧力制御室47は一方では第1の弁体32内に形成された燃料通路48および絞り49を介して第1の圧力制御室42内に連結されており、他方では第2の弁体34内に形成された燃料通路50および絞り51を介して高圧燃料供給通路5b内に連結されている。
なお、図2(A)に示す実施例では第1の弁体32の円筒状内端部36および円筒状外端部37の径、並びに各開口31,33の径は全て等しく、この径に比べて第2の弁体34の円筒状外端部40は小さな径を有する。従って第1の弁体32には第1の圧力制御室42内の燃料圧と第2の圧力制御室47内の燃料圧のみが軸線方向に作用し、第1の弁体32の外端部37に軸線方向に向けて作用する燃料圧と第1の弁体32の内端部36に軸線方向に向けて作用する燃料圧との圧力差に応じて第1の弁体32のシート部35による開口31の開閉作用、即ち第1の弁体32の開閉弁作用が制御される。この圧力差はアクチュエータ28および溢流制御弁45からなる圧力制御装置によって制御される。
一方、第2の弁体34の内端部39には第2の圧力制御室47の燃料圧が作用し、第2の弁体34の外端部40には高圧燃料供給通路5b内の燃料圧が作用する。この第2の弁体34についても基本的には第2の弁体34の外端部40に軸線方向に向けて作用する燃料圧と第2の弁体34の内端部39に軸線方向に向けて作用する燃料圧との圧力差に応じて第2の弁体34のシート部38による開口33の開閉作用、即ち第2の弁体34の開閉弁作用が制御される。この圧力差もアクチュエータ28および溢流制御弁45からなる圧力制御装置によって制御される。
図2(A)に示されるように溢流制御弁45が絞り開口44を閉塞しているときには第1の圧力制御室42および第2の圧力制御室47は高圧燃料供給通路5bのみに連通しており、従ってこのとき両圧力制御室42,47内の燃料圧は高圧燃料供給通路5b内の燃料圧と等しくなっている。なお、以下高圧燃料供給通路5,5a,5b内の燃料圧を高燃料圧と称し、低圧燃料返戻通路27,27a,27b内の燃料圧を低燃料圧と称する。
このように第2の圧力制御室47内の燃料圧が高燃料圧になるとこのとき第2の弁体34に対して作用する高燃料圧の作用面積は内端部39の方が外端部40よりもはるかに大きくなるので第2の弁体34は図2(A)に示されるように閉弁した状態に保持される。一方、このとき第1の圧力制御室42内の燃料圧および第2の圧力制御室47内の燃料圧は共に高燃料圧となるので第1の弁体32は圧縮ばね43のばね力により第2の弁体34に突き当るまで第2の弁体34に向けて移動し、その結果図2(A)に示されるように第1の弁体32は開弁した状態に保持される。このとき燃料流通通路15は圧力切替室30および開口31を介して高圧燃料供給通路5aに連結されている。
燃料流通通路15の連通先を高圧燃料供給通路5aから低圧燃料返戻通路27aに切替えるときには溢流制御弁45が絞り開口44を開口する。溢流制御弁45が絞り開口44を開口すると第1の圧力制御室42内の燃料が低圧燃料返戻通路27b内に溢流しはじめ、その結果第1の圧力制御室42内の燃料圧が徐々に低下する。次いで第1の圧力制御室42内の燃料圧が第1の弁体32を閉弁させる閉弁圧以下まで低下すると第1の弁体32が図2(B)に示されるように閉弁する。
一方、溢流制御弁45が開弁して第1の圧力制御室42内の燃料圧が低下しはじめると第2の圧力制御室47内の燃料が燃料通路48を介して第1の圧力制御室42内に流出しはじめ、その結果第2の圧力制御室47の燃料圧も低下しはじめる。しかしながら燃料通路48内には絞り49が設けられており、しかも高圧燃料供給通路5bから燃料通路50を介して第2の圧力制御室47内に燃料が供給されるために第2の圧力制御室47内の燃料圧は第1の圧力制御室42内の燃料圧に比べてゆっくりと低下し、従って図2(B)に示されるように第1の弁体32が閉弁したときでも第2の弁体34は閉弁した状態に保持されている。
次いで第2の圧力制御室47内の燃料圧が更に低下し、第2の圧力制御室47内の燃料圧が第2の弁体34を開弁させる開弁圧以下まで低下すると図2(C)に示されるように第1の弁体32が閉弁している状態で第2の弁体34が開弁する。その結果、燃料流通通路15は圧力切替室30および開口33を介して低圧燃料返戻通路27aに連結される。
このように燃料流通通路15の連通先を高圧燃料供給通路5aから低圧燃料返戻通路27aに切替えるときには図2(A)に示されるように第1の弁体32が開弁していて第2の弁体34が閉弁している状態から図2(B)に示されるように第1の弁体32および第2の弁体34が共に閉弁している状態を経た後に図2(C)に示されるように第1の弁体32が閉弁していて第2の弁体34が開弁している状態に切替えられる。一方、燃料流通通路15の連通先を低圧燃料返戻通路27aから高圧燃料供給通路5aに切替えるときには溢流制御弁45によって絞り開口44が閉塞される。溢流制御弁45によって絞り開口44が閉塞されると両圧力制御室42,47内には高圧燃料供給通路5aから燃料が供給され、このとき第1の圧力制御室42内の燃料圧は第2の圧力制御室47内の燃料圧に比べてゆっくりと高燃料圧まで上昇する。
従ってこのときには第1の弁体32および第2の弁体34は図2(C)に示す状態から図2(B)に示す状態を経て図2(A)に示す状態となる。即ち、このときには第1の弁体32が閉弁していて第2の弁体34が開弁している状態から第1の弁体32および第2の弁体34が共に閉弁している状態を経た後に第1の弁体32が開弁していて第2の弁体34が閉弁している状態に切替えられる。
このように燃料流通通路15の連通先を高圧燃料供給通路5aから低圧燃料返戻通路27aに切換えるときには図2(A),(B),(C)の順で各弁体32,34が移動せしめられるが図2(A),(B),(C)からわかるようにこの間、高圧燃料供給通路5aが圧力切替室30内で低圧燃料返戻通路27aに連通することはなく、斯くして多量の高圧燃料が低圧燃料返戻通路27a内に漏洩することがない。一方、燃料流通通路15の連通先を低圧燃料返戻通路27aから高圧燃料供給通路5aに切換えるときにも高圧燃料供給通路5aが圧力切替室30内で低圧燃料返戻通路27aに連通することはなく、斯くして多量の高圧燃料が低圧燃料返戻通路27a内に漏洩するのを阻止することができる。
図3(A)に図1に示される三方弁8の第2実施例を示す。図3(A)を参照すると、この第2実施例においても三方弁8内には高圧燃料供給通路5の一部である高圧燃料供給通路5a,5bと、低圧燃料返戻通路27の一部である低圧燃料返戻通路27a,27bとが延びており、更に三方弁8内には圧力切替室60が形成されている。この圧力切替室60は常時燃料流通通路15に連通している。圧力切替室60の一側には高圧燃料供給通路5aが開口しており、圧力切替室60の他側には低圧燃料返戻通路27aが開口している。この高圧燃料供給通路5aの開口61は第1の弁体62によって開閉制御され、低圧燃料返戻通路27aの開口63は第2の弁体64によって開閉制御される。
第1の弁体62は中空円筒状をなしており、第1の弁体62の外端部65には開口61を高圧燃料供給通路5a側から閉塞可能な円錐状シール部66が形成されている。図6(E)はこの第1の弁体62の平面図を示している。一方、第2の弁体64の内端部68には開口63を低圧燃料返戻通路27a側から閉塞可能な円錐状シール69が形成されており、図6(D)はこの第2の弁体64の平面図を示している。この第2の弁体64の内端面上には第2の弁体64の軸線周りにおいて環状をなす環状溝71が形成されている。図3(A)に示されるように第1の弁体62と第2の弁体64は共通の軸線上に配置されており、第1の弁体62の中空円筒状内端部67は第2の弁体64内に形成された環状溝71内に相対移動可能に嵌合せしめられている。
第2の弁体64の円筒状外端部70は円筒状凹所72内に摺動可能に挿入されており、この第2の弁体64の円筒状外端部70により画定される円筒状凹所72内には圧力制御室73が形成される。この圧力制御室73は一方では絞り74を介して高圧燃料供給通路5bに連結されており、他方では絞り開口75を介して低圧燃料返戻通路27bに連結されている。この絞り開口75はアクチュエータ28により駆動される溢流制御弁45によって開閉制御される。
環状溝71の最奥部と第1の弁体62の内端面間には環状室76が形成されており、図3(A)および図3(D)に示されるようにこの環状室76は第2の弁体64内に形成された複数の連通孔77を介して圧力制御室73内に連通している。従って環状室76内の燃料圧は圧力制御室73内の燃料圧と同じ燃料圧に維持される。一方、第1の弁体62の内部に形成される中空室78は常時高圧燃料供給通路5a内に連通しており、従ってこの中空室78には常時高圧燃料供給通路5a内の高圧燃料が導びかれている。この高圧燃料の燃料圧は中空室78内に面している第2の弁体64の内端面上に作用する。この中空室78内には第2の弁体64を第1の弁体62から引離す方向に付勢する圧縮ばね79が挿入されている。
なお、各弁体62,64に対して軸線方向に作用する燃料圧の作用面積であって、互いに相殺する燃料圧の加わる作用面積を除いた有効作用面積に注目すると、図3(A)に示される第2実施例においては、第2の弁体64の外端部に対して作用する圧力制御室73内の燃料圧の有効作用面積から第2の弁体64の内端部に対して作用する高圧燃料供給通路5a内の燃料圧の有効作用面積を差引いた有効作用面積差が、第1の弁体62の内端部に対して作用する圧力制御室73内の燃料圧の有効作用面積から第1の弁体62の外端部に対して作用する高圧燃料供給通路5a内の燃料圧の有効作用面積を差引いた有効作用面積差よりも大きく形成されている。
この第2実施例においても、第1の弁体62の外端部65に軸線方向に向けて作用する高圧燃料供給通路5a内の燃料圧と第1の弁体62の内端部67に軸線方向に向けて作用する圧力制御室73内の燃料圧との圧力差に応じて第1の弁体62のシート部66による開口61の開閉作用、即ち第1の弁体62の開閉弁作用が制御され、第2の弁体64の外端部70に軸線方向に向けて作用する圧力制御室73内の燃料圧と第2の弁体64の内端部68に軸線方向に向けて作用する高圧燃料供給通路5a内の燃料圧との圧力差に応じて第2の弁体64のシート部69による開口63の開閉作用、即ち第2の弁体64の開閉弁作用が制御される。
具体的に言うと、この第1の弁体62と第2の弁体64の開閉弁作用は溢流制御弁45により圧力制御室73内の燃料圧を制御することによって行われる。この場合、上述した第1の弁体62における有効作用面積差と第2の弁体64における有効作用面積差との差異によって第1の弁体62の開閉弁時期と第2の弁体64の開閉弁時期との間で時間差が生じる。
図3(A)に示されるように溢流制御弁45が絞り開口75を閉塞しているときには圧力制御室73は高圧燃料供給通路5bのみに連通しており、従ってこのとき圧力制御室73内の燃料圧は高圧燃料供給通路5b内の燃料圧と同じ高燃料圧となっている。
このように圧力制御室73内の燃料圧が高燃料圧になるとこのとき第2の弁体64に対して作用する高燃料圧の有効作用面積は外端部70の方が内端部68よりもはるかに大きくなるので第2の弁体64は図3(A)に示されるように閉弁した状態に保持される。一方、このとき環状室76内も高燃料圧となり、また第1の弁体62の内端部67に対して作用する高燃料圧の有効作用面積と第1の弁体62の外端部65に対して作用する高圧燃料の有効作用面積とが等しいので第1の弁体62は圧縮ばね79のばね力により第2の弁体64から離れる方向に移動し、その結果図3(A)に示されるように第1の弁体62は開弁した状態に保持される。このとき燃料流通通路15は圧力切替室60および開口61を介して高圧燃料供給通路5aに連結されている。
燃料流通通路15の連通先を高圧燃料供給通路5aから低圧燃料返戻通路27aに切替えるときには溢流制御弁45が絞り開口75を開口する。溢流制御弁45が絞り開口75を開口すると圧力制御室73内の燃料が低圧燃料返戻通路27b内に溢流しはじめ、その結果圧力制御室73内の燃料圧が徐々に低下する。次いで圧力制御室73内の燃料圧が第1の弁体62を閉弁させる閉弁圧以下まで低下すると第1の弁体62が図3(B)に示されるように閉弁する。
一方、第2の弁体64の外端部70に対して作用する圧力制御室73内の燃料圧の有効作用面積は第2の弁体64の内端部68に対して作用する高燃料圧の有効作用面積よりもかなり大きいので圧力制御室73内の燃料圧が或る程度低下しないと第2の弁体64は開弁しない。従って図3(B)に示されるように第1の弁体62が閉弁したときでも第2の弁体64は閉弁した状態に保持されている。
次いで圧力制御室73内の燃料圧が更に低下し、圧力制御室73内の燃料圧が第2の弁体64を開弁させる開弁圧以下まで低下すると図3(C)に示されるように第1の弁体62が閉弁している状態で第2の弁体64が開弁する。その結果、燃料流通通路15は圧力切替室60および開口63を介して低圧燃料返戻通路27aに連結される。
このように燃料流通通路15の連通先を高圧燃料供給通路5aから低圧燃料返戻通路27aに切替えるときには図3(A)に示されるように第1の弁体62が開弁していて第2の弁体64が閉弁している状態から図3(B)に示されるように第1の弁体62および第2の弁体64が共に閉弁している状態を経た後に図3(C)に示されるように第1の弁体62が閉弁していて第2の弁体64が開弁している状態に切替えられる。一方、燃料流通通路15の連通先を低圧燃料返戻通路27aから高圧燃料供給通路5aに切替えるときには溢流制御弁45によって絞り開口75が閉塞される。溢流制御弁45によって絞り開口75が閉塞されると圧力制御室73内には高圧燃料供給通路5aから燃料が供給され、このとき圧力制御室73内の燃料圧は徐々に高燃料圧まで上昇する。
従ってこのときには第1の弁体62および第2の弁体64は図3(C)に示す状態から図3(B)に示す状態を経て図3(A)に示す状態となる。即ち、このときには第1の弁体62が閉弁していて第2の弁体64が開弁している状態から第1の弁体62および第2の弁体64が共に閉弁している状態を経た後に第1の弁体62が開弁していて第2の弁体64が閉弁している状態に切替えられる。
燃料流通通路15の連通先を高圧燃料供給通路5aから低圧燃料返戻通路27aに切換えるときには図3(A),(B),(C)の順で各弁体62,64が移動せしめられるが図3(A),(B),(C)からわかるようにこの間、高圧燃料供給通路5aが圧力切替室60内で低圧燃料返戻通路27aに連通することはなく、斯くして多量の高圧燃料が低圧燃料返戻通路27a内に漏洩することがない。一方、燃料流通通路15の連通先を低圧燃料返戻通路27aから高圧燃料供給通路5aに切換えるときにも高圧燃料供給通路5aが圧力切替室60内で低圧燃料返戻通路27aに連通することはなく、斯くして多量の高圧燃料が低圧燃料返戻通路27a内に漏洩するのを阻止することができる。
図4(A)に図3に示される三方弁8の変形例を示す。なお、図4(B)は図4(A)に示される第1の弁体62および第2の弁体64の分解斜視図を示している。図4(A),(B)を参照すると、この変形例では環状溝71により包囲された第2の弁体64の円柱状部分64aが第2の弁体64のその他の部分と別体に形成されている。このように円柱状部分64aを第2の弁体64のその他の部分と別体に形成すると、即ち弁体を第1の弁体62と、第2の弁体64と、円柱状部分64aの三つの要素から構成すると弁体の製造コストを低減できるばかりでなく製造精度を向上することができる。
図5は構造の簡素化を狙った更に別の変形例を示している。図5に示されるようにこの変形例では第2の弁体64内に第1の弁体62および第2の弁体64の共通の軸線上を延びかつ圧力制御室73内に連通する円筒孔80が形成される。一方、第1の弁体62の外端部65には第2の弁体64側に延びる弁軸81が形成されており、この弁軸81は円筒孔80内に摺動可能に嵌入される。また、第1の弁体62と第2の弁体64間には第2の弁体64を第1の弁体62から引離す方向に作用する圧縮ばね82が挿入されている。
この変形例においても溢流制御弁45が開弁して圧力制御室73内の燃料圧が低下を開始すると第1の弁体62が圧縮ばね82に抗して上昇し、第2の弁体64が閉弁している状態で第1の弁体62が閉弁する。このとき圧力切替室60内は高燃料圧となっている。次いで圧力制御室73内の燃料圧が更に低下すると第2の弁体64が上昇し、第1の弁体62が閉弁した状態で第2の弁体64が開弁する。従ってこの実施例でも高圧燃料供給通路5aと低圧燃料返戻通路27aとが圧力切替室60内で連通することなく燃料通路の切換作用を行うことができる。なお、この変形例では第2の弁体64が開弁すると圧力切替室60内の燃料圧が高燃料圧から低燃料圧に変化するのでこのとき再び第2の弁体64が閉弁しないように圧縮ばね82のばね力を設定する必要がある。
燃料噴射装置の全体図である。 三方弁の第1実施例の側面断面図である。 三方弁の第2実施例を示す図である。 三方弁の変形例を示す図である。 三方弁の別の変形例の側面断面図である。
符号の説明
2 コモンレール
5,5a,5b 高圧燃料供給通路
6 ノズル部
7 増圧器
8 三方弁
9 ニードル
15,16,25 燃料流通通路
27,27a,27b 低圧燃料返戻通路
28 アクチュエータ(圧力制御装置)
30,60 圧力切替室
31,33,61,63 開口
32,62 第1の弁体
34,64 第2の弁体
36,39,67,68 内端部
37,40,65,70 外端部
42 第1の圧力制御室
45 溢流制御弁(圧力制御装置)
47 第2の圧力制御室
48,50 燃料通路
51,59,74 絞り
64a 円柱状部分
71 環状溝
73 圧力制御室
80 円筒孔
81 弁軸

Claims (8)

  1. ニードル弁を備えた燃料噴射部に連結された燃料流通通路を高圧燃料供給通路又は低圧燃料返戻通路に選択的に連結可能な三方弁を具備し、該三方弁による燃料通路切換作用によって燃料噴射を制御するようにした燃料噴射装置において、三方弁内に上記燃料流通通路に連結された圧力切替室を形成し、圧力切替室の一側に上記高圧燃料供給通路を開口させると共にこの高圧燃料供給通路の開口を開閉制御をする第1の弁体を具備しており、圧力切替室の他側に上記低圧燃料返戻通路を開口させると共にこの低圧燃料返戻通路の開口を開閉制御する第2の弁体を具備しており、第1の弁体の両端部において第1の弁体の軸線方向に作用する燃料圧の圧力差および第2の弁体の両端部において第2の弁体の軸線方向に作用する燃料圧の圧力差を制御する圧力制御装置を具備しており、該圧力制御装置により該圧力差を制御して燃料流通通路の連通先を高圧燃料供給通路から低圧燃料返戻通路に切替えるときには第1の弁体が開弁していて第2の弁体が閉弁している状態から第1の弁体および第2の弁体が共に閉弁している状態を経た後に第1の弁体が閉弁していて第2の弁体が開弁している状態に切替えられ、燃料流通通路の連通先を低圧燃料返戻通路から高圧燃料供給通路に切替えるときには第1の弁体が閉弁していて第2の弁体が開弁している状態から第1の弁体および第2の弁体が共に閉弁している状態を経た後に第1の弁体が開弁していて第2の弁体が閉弁している状態に切替えられる燃料噴射装置。
  2. 第1の弁体と第2の弁体とを共通の軸線上に配置すると共に第1の弁体の内端部と第2の弁体の内端部とを相対移動可能に嵌合させ、第1の弁体の外端部に第1の圧力制御室を形成して該第1の圧力制御室内の燃料圧を第1の弁体の外端部に軸線方向に向けて作用させ、互いに嵌合している第1の弁体の内端部と第2の弁体の内端部間に第2の圧力制御室を形成して該第2の圧力制御室内の燃料圧を第1の弁体の内端部および第2の弁体の内端部に軸線方向に向けて作用させ、高圧燃料供給通路内の燃料圧を第2の弁体の外端部に軸線方向に向けて作用させ、燃料流通通路の連通先を高圧燃料供給通路から低圧燃料返戻通路に切替えるときには第1の弁体が開弁していて第2の弁体が閉弁している状態のもとで第1の圧力制御室内の燃料圧を第1の弁体の閉弁圧以下まで低下させて第1の弁体を閉弁させた後に第2の圧力制御室内の燃料圧を第2の弁体の開弁圧以下まで低下させて第2の弁体を開弁させ、燃料流通通路の連通先を低圧燃料返戻通路から高圧燃料供給通路に切替えるときには第1の弁体が閉弁していて第2の弁体が開弁している状態のもとで第2の圧力制御室内の燃料圧を第2の弁体の閉弁圧以上まで上昇させて第2の弁体を閉弁させた後に第1の圧力制御室内の燃料圧を第1の弁体の開弁圧以上まで上昇させて第1の弁体を開弁させるようにした請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 第1の圧力制御室が第1の弁体内に形成された燃料通路および絞りを介して第2の圧力制御室に連結され、第2の圧力制御室が第2の弁体内に形成された燃料通路および絞りを介して高圧燃料供給通路に連結され、第1の圧力制御室内の燃料を溢流させる溢流制御弁を具備しており、該溢流制御弁を開閉制御することにより第1の圧力制御室内の燃料圧および第2の圧力制御室内の燃料圧を制御するようにした請求項2に記載の燃料噴射装置。
  4. 第1の弁体と第2の弁体とを共通の軸線上に配置すると共に第1の弁体の内端部と第2の弁体の内端部とを相対移動可能に嵌合させ、第2の弁体の外端部に圧力制御室を形成して該圧力制御室内の燃料圧を第1の弁体の内端部および第2の弁体の外端部に夫々軸線方向に向けて作用させ、高圧燃料供給通路内の燃料圧を第1の弁体の外端部および第2の弁体の内端部に夫々軸線方向に向けて作用させ、燃料流通通路の連通先を高圧燃料供給通路から低圧燃料返戻通路に切替えるときには第1の弁体が開弁していて第2の弁体が閉弁している状態のもとで圧力制御室内の燃料圧を徐々に低下させて第1の弁体を閉弁させた後に第2の弁体を開弁させ、燃料流通通路の連通先を低圧燃料返戻通路から高圧燃料供給通路に切替えるときには第1の弁体が閉弁していて第2の弁体が開弁している状態のもとで圧力制御室内の燃料圧を徐々に増大させて第2の弁体を閉弁させた後に第1の弁体を開弁させるようにした請求項1に記載の燃料噴射装置。
  5. 第2の弁体の外端部に対して作用する圧力制御室内の燃料圧の有効作用面積から第2の弁体の内端部に対して作用する高圧燃料供給通路内の燃料圧の有効作用面積を差引いた有効作用面積差が、第1の弁体の内端部に対して作用する圧力制御室内の燃料圧の有効作用面積から第1の弁体の外端部に対して作用する高圧燃料供給通路内の燃料圧の有効作用面積を差引いた有効作用面積差よりも大きく形成されており、圧力制御室が絞りを介して高圧燃料供給通路内に連結されると共に圧力制御室内の燃料を溢流させる溢流制御弁を具備しており、該溢流制御弁を開閉制御することにより圧力制御室内の燃料圧を制御するようにした請求項4に記載の燃料噴射装置。
  6. 上記圧力制御室内に連通しておりかつ上記共通の軸線周りにおいて環状をなす環状溝を第2の弁体内に形成し、中空円筒状をなす第1の弁体が第2の弁体の内端部側から該環状溝内に摺動可能に嵌入され、第1の弁体の中空部内に高圧燃料供給通路内の燃料が導びかれると共にこの燃料の燃料圧が第2の弁体の内端部に作用する請求項5に記載の燃料噴射装置。
  7. 上記環状溝により包囲された第2の弁体の円柱状部分を第2の弁体のその他の部分と別体に形成した請求項6に記載の燃料噴射装置。
  8. 上記圧力制御室内に連通しておりかつ上記共通の軸線上を延びる円筒孔を第2の弁体内に形成し、第1の弁体が第2の弁体側に延びる弁軸を具備すると共に該弁軸が上記円筒孔内に摺動可能に嵌入され、第1の弁体と第2の弁体間に第2の弁体を第1の弁体から引離す方向に作用するばね部材を配置し、圧力制御室が絞りを介して高圧燃料供給通路内に連結されると共に圧力制御室内の燃料を溢流させる溢流制御弁を具備しており、該溢流制御弁を開閉制御することにより圧力制御室内の燃料圧を制御するようにした請求項4に記載の燃料噴射装置。
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