JP2006104548A - 堆積膜製造装置における基体支持方法および基体支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロール・ツー・ロール方式の堆積膜製造装置において、基体の接地電位を確保し、基体のゆがみを矯正しながらも、打痕や傷等が発生しない基体支持方法を提供する。
【解決手段】 基体100の堆積膜が形成されない側の面を磁石112で吸引することにより、基体100を減圧可能な外部容器内に設けられた内部容器の天板1111に密着させて支持する。磁石112は、一方の磁石のN極と他方の磁石のS極とが互いに隣接するように配置された複数の磁石によって構成し、N極とS極との界面113の方向と基体の搬送方向とが垂直にならないように配置する。
【選択図】 図3
【解決手段】 基体100の堆積膜が形成されない側の面を磁石112で吸引することにより、基体100を減圧可能な外部容器内に設けられた内部容器の天板1111に密着させて支持する。磁石112は、一方の磁石のN極と他方の磁石のS極とが互いに隣接するように配置された複数の磁石によって構成し、N極とS極との界面113の方向と基体の搬送方向とが垂直にならないように配置する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、減圧可能な外部容器と前記外部容器内に設けられた内部容器とを有し、ロール・ツー・ロール方式により、磁性材料からなる長尺の基体をその長手方向に連続的に搬送させて前記内部容器を通過させ、前記基体の一方の面上に堆積膜を形成する堆積膜製造装置において、特に前記内部容器に対する基体の支持方法および基体支持装置に関する発明である。
近年、アモルファスシリコン(以下、「a−Si」と略す)などのアモルファス半導体からなる各種デバイス、例えば、太陽電池、画像入力センサー、電子写真用感光体などが実用に供され、量産化されるようになった。これらデバイスで使用されるa−Si堆積膜は、一般的に減圧下における気相からの化学堆積法(CVD法)、スパッタリング法などによって基体上に形成されるが、グロー放電プラズマを用いたプラズマCVD法が堆積膜の特性が良好であって、量産性に優れることから広く使用されている。また、太陽電池などの大面積のa−Si堆積膜を形成する場合には、ロール・ツー・ロール方式による堆積膜製造装置が、量産性に優れフレキシビリティを有することから実用化されている。
以下、ロール・ツー・ロール方式の堆積膜製造装置について、その模式図である図1を用いて説明する。
この堆積膜形成装置は、プラズマCVD法により堆積膜を形成するものであって、減圧可能な8個の外部容器1011〜1018が直列接続された構成であり、この直列接続の一方の末端(図示左側)にある外部容器1011の内部には送り出し室102が設けられ、他方の末端(図示右側)にある外部容器1018の内部には巻き取り室103が設けられ、さらに直列接続されている中間の6つの外部容器1012〜1017には、堆積膜を形成するための内部容器104がそれぞれ設けられている。直列接続の両端の各外部容器1011,1018と各内部容器104には、それぞれ排気管105を介して真空ポンプなどの排気手段(不図示)が接続されており、この排気手段を作動させることにより外部容器1011,1018及び内部容器104がそれぞれ排気され、直列接続の中間6個の外部容器1012〜1017がそれぞれ排気されるようになっている。
帯状の長尺基体100は、ステンレスなどの可撓性と導電性及び磁性を有する材料からなり、各外部容器1011〜1018を順次通過するように、送り出し室102に設けられた送り出し用のボビン106から送り出され、各内部容器104を通って、巻き取り室103内に設けられ接地された巻き取り用のボビン107に巻き取られるようになっている。巻き取り用のボビン107が接地されているので、基体100も接地されていることになる。また、巻き取り用のボビン107は不図示のモーターが接続され、基体100を送り出し室102から巻き取り室103に向けて搬送できるようになっており、ステアリングローラー114によって基体の蛇行等が無いよう調整している。
各内部容器104には、当該内部容器104を通過する基体100に対向するように、カソード108がそれぞれ設けられ、各カソード108は、一端が接地された高周波電源109の他端にそれぞれ接続されている。また、内部容器104には、それぞれガス導入管110の一端が引き込まれている。さらに、直列接続の中間の6個の外部容器1012〜1017のそれぞれには、直流電源(不図示)にそれぞれ接続されたヒーター111が内部容器104に対向するように設けられ、基体100を裏面(カソード108に対向しない側の面)から加熱するようになっている。
各ガス導入管110の他端は、各ガス導入管110に対応させて設けられたガス混合器(不図示)のそれぞれに接続されている。各ガス混合器は、所定の組成の原料ガスを調整するためのものであって、例えばSiH4、H2、PH3、等を貯蔵したガスボンベに減圧器、開閉バルブを介して接続されている。
外部容器1011〜1018の接続部には、それぞれガスゲート112が設けられている。このガスゲート112は、堆積膜の形成に悪影響を与えないガス、例えばAr、H2、He、などのガスをゲートガスとして供給することにより、外部容器1011〜1018のうち隣接するものにおいて、内部容器104に供給される原料ガス相互の混合を防止するためのものであって、ガスゲート112の開口面積を制御する断面積調整部材(不図示)とゲートガスを供給するためのゲートガス供給管(不図示)が設けられている。
次に、この堆積膜製造装置の動作について、基体100上にアモルファスシリコン太陽電池を形成する場合について説明する。
まず、基体100を送り出し用のボビン106に巻きつけて堆積膜製造装置に装着し、基体100を送り出し用のボビン106から巻き取り用のボビン107まで張りわたす。不図示の排気手段を作動させて、各外部容器外部容器1011〜1018、各内部容器104を排気する。次に各ガスゲート112にはゲートガスを供給し、外部容器1012に設けられている内部容器104にはn型a−Si膜を形成するための原料ガス(PH3+SiH4+H2)、直列接続の中間の4つの外部容器1013〜1016に設けられている内部容器104にはi型a−Si膜を形成するための原料ガス(SiH4+H2)、外部容器1017に設けられている内部容器104にはp型a−Si膜を形成するための原料ガス(B2H6+SiH4+H2)を供給し、各カソード108に高周波電力を印加し、さらに基体100を送り出し室102から巻き取り室103に向けて、一定速度で連続的に搬送させる。この時、不図示の排気手段の排気速度を調整し、各外部容器1011〜1018、各内部容器104の圧力が、所定の値になるようにする。また、各ヒーター111に通電し、連続的に搬送されている基体100が、所定の温度に過熱されるようにする。
このようにすることにより、各内部容器104の内部において、接地された基体100とカソード108との間に高周波グロー放電が生起、プラズマが発生すし、原料ガスがプラズマにより分解され、基体100の表面に堆積膜が形成される。この場合、6個の内部容器104のそれぞれを順次通過するように基体100が連続的に搬送されているので、基体100の表面には、n型a−Si膜、i型a−Si膜、p型a−Si膜が順次形成され、pin接合を有するアモルファスシリコン太陽電池が基体100の上に形成されることになる。ロール・ツー・ロール方式の堆積膜製造装置では、上述のように基体100を連続的に搬送しながら堆積膜を形成するので、極めて高いスループットを得ることができる。
上述したようなロール・ツー・ロール方式の堆積膜製造装置においては、プラズマ安定性の向上、特性均一性の向上のためには、基体の接地電位の確保、基体のゆがみ抑制が不可欠であり、特許文献1には基体と成膜室天板を線接触、または面接触させる方法が開示されており、また特許文献2には、基体の横幅方向の端部を磁石で吸引する方法が開示されている。
しかし、磁力により基体を吸引した場合、天板と基体の間での摩擦が発生するため、基体または天板の削れ粉が発生し、削れ粉が磁性を有する場合には磁石に吸着される。ある程度の塊になると削り粉は磁石から離れるが、磁石と接触している間にある程度磁化されているため基体に付着し、基体と共に搬送される。基体に付着した削れ粉はボビンに巻きつけられる際に基体と一緒に巻き込まれてしまうため、打痕や傷の原因となっていた。
一方、基体に付着した異物に対しては、例えば特許文献3に開示されているように除塵機構を設ける技術が従来から知られているが、上記削れ粉のような磁化して基体に吸着している場合には必ずしも充分除去できない場合がある。また、基体に付着した磁性体を除去する方法として特許文献4等に開示されているように、基体の上下方向から付着している磁性体と同極性の磁力を作用させる技術が知られている。しかしこの場合、磁性粉体に作用させる磁石の配置が基体の上下に必要になるため、例えば基体の一方の面を堆積膜形成面とするプラズマ処理装置等には、堆積膜形成面側に一方の磁石を単純に設けることができないか、または装置構成が複雑になるため、コスト上昇をまねく。
そこで本発明は、基体の接地電位を確保し、基体のゆがみを矯正しながらも、打痕や傷等が発生しない基体支持方法および基体支持装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、次のように構成したことを特徴とする。
すなわち本発明は、減圧可能な外部容器と前記外部容器内に設けられた内部容器とを有し、ロール・ツー・ロール方式により、磁性材料からなる長尺の基体をその長手方向に連続的に搬送させて前記内部容器を通過させ、前記基体の一方の面上に堆積膜を形成する堆積膜製造装置における基体支持方法において、
前記基体の前記堆積膜が形成されない側の面を磁石で吸引することにより、前記基体を前記内部容器の天板と接触させながら搬送させ、前記磁石は一方の磁石のN極と他方の磁石のS極とが互いに隣接するように配置された複数の磁石により構成され、前記一方の磁石のN極と他方の磁石のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向とが垂直にならないように配置することを特徴とする。
上記本発明の基体支持方法においては、前記一方の磁石のN極と他方のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向との成す角度θが0°≦θ≦45°であることが好ましい。また、前記一方の磁石のN極と他方のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向とが実質的に平行であることが特に好ましい。
すなわち本発明は、減圧可能な外部容器と前記外部容器内に設けられた内部容器とを有し、ロール・ツー・ロール方式により、磁性材料からなる長尺の基体をその長手方向に連続的に搬送させて前記内部容器を通過させ、前記基体の一方の面上に堆積膜を形成する堆積膜製造装置における基体支持方法において、
前記基体の前記堆積膜が形成されない側の面を磁石で吸引することにより、前記基体を前記内部容器の天板と接触させながら搬送させ、前記磁石は一方の磁石のN極と他方の磁石のS極とが互いに隣接するように配置された複数の磁石により構成され、前記一方の磁石のN極と他方の磁石のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向とが垂直にならないように配置することを特徴とする。
上記本発明の基体支持方法においては、前記一方の磁石のN極と他方のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向との成す角度θが0°≦θ≦45°であることが好ましい。また、前記一方の磁石のN極と他方のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向とが実質的に平行であることが特に好ましい。
また、本発明は、減圧可能な外部容器と前記外部容器内に設けられた内部容器とを有し、ロール・ツー・ロール方式により、磁性材料からなる長尺の基体をその長手方向に連続的に搬送させて前記内部容器を通過させ、前記基体の一方の面上に堆積膜を形成する堆積膜製造装置における基体支持装置において、
前記基体の前記堆積膜が形成されない側の面を前記内部容器の天板に接触させる手段を有し、該手段は、一方の磁石のN極と他方の磁石のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向とが垂直にならないように互いに隣接して配置された複数の磁石により構成されていることを特徴とする。
前記基体の前記堆積膜が形成されない側の面を前記内部容器の天板に接触させる手段を有し、該手段は、一方の磁石のN極と他方の磁石のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向とが垂直にならないように互いに隣接して配置された複数の磁石により構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、堆積膜が形成されない側の面を磁石で吸引することにより、基体を内部容器の天板に密着させ、磁石はN極とS極の界面と基体の搬送方向とが垂直にならないようにすることによって、基体に打痕や傷が発生するのを抑制でき、堆積膜形成における歩留まりを改善することができる。
以下、本発明について実施形態を挙げて説明する。図2は図1に示したような堆積膜製造装置において、本発明の基体支持方法を用いた一実施例の模式図、図3は図2中のA部を真上から見た拡大図である。図2、図3中、図1の装置と同じ部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
天板1111は、図1のヒーター111の底板も兼ねているステンレス製の板である。そして、ヒーター111は、この天板1111の上に配置された磁石112の間にパイプヒーターを通し、その上から底板のないステンレス製の箱をかぶせた構造となっている。
磁石112は厚さが3mm、縦20mm、横19mmのサマリウムコバルト磁石である。磁力によって基体を吸引するためには、ある程度強力な磁力が必要であり、装置内での磁石を設置する空間を考えた場合には小型化も考慮しなくてはならない。本発明においては、磁石の配置は特に重要である。小型で磁力の強い磁石にするためには、N極とS極とが互いに隣接するように配置することが有効であるため、磁石112は図3に示す通り、S極とN極を細かく張り合わせた構造となっている。
また、図1、図2、図3に示す矢印は基体の搬送方向、図3に示す界面113はN極とS極の界面であり、図3では基体の搬送方向115と界面の方向114の成す角度がθである。磁石112は図2に示すような位置に配置し、基体全体を吸引し天板と接触させ接地電位を確保し、基体のゆがみを矯正した。
本発明においては、磁石112を、界面の方向114と基体の搬送方向115とが垂直(つまり角度θが90°)にならないように配置する。このように配置することによる作用を本発明者は以下のように考えている。
先述したように、天板と基体の摩擦により削り粉が発生し、この粉は磁石のN極とS極の界面にトラップされる。このため角度θが90°の場合には、削り粉は基体と共に排出されにくいために磁石面上に留まり続け、ある程度磁化されて塊となって基体に付着し、巻き取り用ボビンに基体と一緒に巻き込まれるために打痕や傷の原因となる。しかしθ<90°の場合には、削り粉が塊になる前に基体の搬送に伴い摩擦によって磁石面上から排出され易くなるため、打痕や傷の発生が減少するものと考えている。このため、θは0°≦θ≦45°である事がより好ましく、界面の方向114と基体の搬送方向115とが実質的に平行である事(θ≒0°)が特に好ましい。実際には一旦増加した打痕数が減少しないことから、塊は基体のみならずステアリングローラー等に再付着しているものと考えられる。また実際の成膜では、θが90°である場合と比較して0°である方が膜特性が安定していたが、この原因は天板と基体の間の削り粉が順次排出される事で天板への密着性が向上し、基体の温度の応答性が向上したためと考えている。
次に、図1に示したロール・ツー・ロール方式の堆積膜製造装置を用い、図2に示すような位置に磁石を配置した本発明の実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではない。
堆積膜形成条件は、SiH4を100sccm、H2を1000sccm混合した原料ガスをガス導入部110より導入し、内部容器104の圧力を133Pa(1Torr)、基体の温度を250℃に保持して、13.56MHz、200WのRF高周波をカソード108に印加した。不図示の排気手段として、ロータリーポンプとメカニカルブースターポンプを用いた。排気管105として、縦20mm×横200mmの角柱状の配管を十分に清掃して用いた。
磁石112を設置する場所、数は変えず、界面の方向114と基体の搬送方向115との成す角度θを変化させた場合の堆積膜形成時間毎の歩留まり(%)を表1に示した。
角度θが0°の時には、堆積膜形成時間が150時間経過しても歩留まり85%を保っているが、90°においては150時間後には40%にまで下がっている。また、90°においては50時間後から打痕が目立ちはじめ、一旦増えてからは打痕数が減少することはなかった。歩留まりが落ちた主な原因としては打痕、傷であるが、膜特性も90°と比較すると0°の方が安定していた。
100 基体
1011〜1018 外部容器
102 送り出し室
103 巻き取り室
104 内部容器
105 排気管
106 送り出し用ボビン
107 巻き取り用ボビン
108 カソード
109 高周波電源
110 ガス導入管
111 ヒーター
1111 天板
112 磁石
113 磁石の界面
114 磁石の界面の方向
115 基体の搬送方向
1011〜1018 外部容器
102 送り出し室
103 巻き取り室
104 内部容器
105 排気管
106 送り出し用ボビン
107 巻き取り用ボビン
108 カソード
109 高周波電源
110 ガス導入管
111 ヒーター
1111 天板
112 磁石
113 磁石の界面
114 磁石の界面の方向
115 基体の搬送方向
Claims (4)
- 減圧可能な外部容器と前記外部容器内に設けられた内部容器とを有し、ロール・ツー・ロール方式により、磁性材料からなる長尺の基体をその長手方向に連続的に搬送させて前記内部容器を通過させ、前記基体の一方の面上に堆積膜を形成する堆積膜製造装置における基体支持方法において、
前記基体の前記堆積膜が形成されない側の面を磁石で吸引することにより、前記基体を前記内部容器の天板と接触させながら搬送させ、前記磁石は一方の磁石のN極と他方の磁石のS極とが互いに隣接するように配置された複数の磁石により構成され、前記一方の磁石のN極と他方の磁石のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向とが垂直にならないように配置することを特徴とする基体支持方法。 - 前記一方の磁石のN極と他方のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向との成す角度θが0°≦θ≦45°であることを特徴とする請求項1に記載の基体支持方法。
- 前記一方の磁石のN極と他方のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向とが実質的に平行であることを特徴とする請求項1に記載の基体支持方法。
- 減圧可能な外部容器と前記外部容器内に設けられた内部容器とを有し、ロール・ツー・ロール方式により、磁性材料からなる長尺の基体をその長手方向に連続的に搬送させて前記内部容器を通過させ、前記基体の一方の面上に堆積膜を形成する堆積膜製造装置における基体支持装置において、
前記基体の前記堆積膜が形成されない側の面を前記内部容器の天板に接触させる手段を有し、該手段は、一方の磁石のN極と他方の磁石のS極との界面の方向と前記基体の搬送方向とが垂直にならないように互いに隣接して配置された複数の磁石により構成されていることを特徴とする基体支持装置。
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---|---|---|---|
JP2004295788A JP2006104548A (ja) | 2004-10-08 | 2004-10-08 | 堆積膜製造装置における基体支持方法および基体支持装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120024817A1 (en) * | 2009-04-14 | 2012-02-02 | Dawonsys Co., Ltd. | Apparatus and method for plasma surface treatment |
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2004
- 2004-10-08 JP JP2004295788A patent/JP2006104548A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20120024817A1 (en) * | 2009-04-14 | 2012-02-02 | Dawonsys Co., Ltd. | Apparatus and method for plasma surface treatment |
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