JP2006103575A - 車体の外面部構造 - Google Patents

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健二 小林
Shugo Hirozawa
秀剛 廣澤
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Abstract

【課題】 車体の外面に沿う方向で、隣り合う両アウタパネルの互いの対向縁部を結合させることにより車体の外面部を成形する場合に、この成形作業が容易かつ迅速にできるようにすることである。
【解決手段】 車体2の外面に沿って複数のアウタパネル18,19が並設される。隣り合う両アウタパネル18,19の互いの対向縁部25,26が互いに重ね合わされて、これら両対向縁部25,26が溶接W2と接着剤28による接着とにより互いに結合される。両対向縁部25,26のうち、車体2の内部側に位置する一方の対向縁部26に開口部39が形成され、この開口部39の開口縁部が他方の対向縁部25に接着剤28により接着される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車体の外面に沿う方向で隣り合う両アウタパネルの互いの対向縁部が、溶接と接着剤による接着とにより互いに結合された車体の外面部構造に関するものである。
自動車の車体の外面部構造には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、車体の外面に沿って複数のアウタパネルが並設され、隣り合う両アウタパネルの互いの対向縁部が重ね合わされている。
上記両対向縁部のうち、車体の外部側に位置する一方の対向縁部の端縁と、この端縁と対面する他方の対向縁部の部分とがスポット溶接されている。また、上記両対向縁部のそれぞれ幅方向の中途部同士が接着剤により接着されている。
そして、上記したスポット溶接と接着剤による接着とにより、両対向縁部の互いの結合が強固になされる。また、上記対向縁部の外面の見え易い部分にスポット溶接による溶接痕が生じることは、このスポット溶接に代えて、上記した接着をすることにより防止されており、もって、車体の外面の見栄えが良好に保たれている。
ここで、上記した車体の外面部の成形作業は、次のようなものと考えられる。
即ち、まず、第1工程として、上記両アウタパネルがそれぞれ所定形状にプレス加工により形成される。次に、第2工程として、上記両対向縁部の互いの対向面の少なくともいずれか一方の対向面に接着剤が塗布される。次に、第3工程として、上記両対向縁部が互いに接合されて、これら両対向縁部が上記接着剤により接着させられる。次に、第4工程として、両対向縁部がスポット溶接され、これにより、上記成形作業が終わる。
実開平4−84083号公報
ところで、上記車体の外面部の成形作業では、第2工程の接着剤の塗布作業は、他の工程とは独立して個別になされる。このため、上記成形作業における工程数が多くなって、この成形作業が煩雑になりがちである。また、上記したように接着剤の塗布作業が個別になされる分、上記成形作業が長時間にわたるという問題点もある。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、車体の外面に沿う方向で、隣り合う両アウタパネルの互いの対向縁部を結合させることにより車体の外面部を成形する場合に、この成形作業が容易かつ迅速にできるようにすることである。
請求項1の発明は、車体2の外面に沿って複数のアウタパネル18,19が並設され、隣り合う両アウタパネル18,19の互いの対向縁部25,26が互いに重ね合わされて、これら両対向縁部25,26が溶接W2と接着剤28による接着とにより互いに結合された車体の外面部構造において、
上記両対向縁部25,26のうち、車体2の内部側に位置する一方の対向縁部26に開口部39が形成され、この開口部39の開口縁部が他方の対向縁部25に上記接着剤28により接着させられたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記一方の対向縁部26の一部分40が他方の対向縁部25から離れる方向に向かって切り起こされることにより、上記開口部39が形成されたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明に加えて、上記一方の対向縁部26の所定位置にホイールハウス15の外側部が結合される車体の外面部構造において、
上記一方の対向縁部26の所定位置に上記ホイールハウス15の外側部を位置させるとき、上記一部分40が、上記ホイールハウス15の外側部を上記一方の対向縁部26の所定位置に案内するよう形成されたものである。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車体の外面に沿って複数のアウタパネルが並設され、隣り合う両アウタパネルの互いの対向縁部が互いに重ね合わされて、これら両対向縁部が溶接と接着剤による接着とにより互いに結合された車体の外面部構造において、
上記両対向縁部のうち、車体の内部側に位置する一方の対向縁部に開口部が形成され、この開口部の開口縁部が他方の対向縁部に上記接着剤により接着させられている。
このため、上記車体の外面部の成形作業の途中において、上記両対向縁部を上記接着剤により互いに接着させようとするときには、上記両対向縁部を互いに接合させた状態で、上記開口部に接着剤を注入して、上記開口部の開口縁部を他方の対向縁部に接着させればよい。
ここで、上記両対向縁部を互いに溶接する場合、この溶接は、上記両対向縁部を互いに接合させた状態で行われる。
つまり、上記溶接と接着剤による接着とは、いずれも両対向縁部を接合させた状態を共通として行われる。このため、上記スポット溶接と接着剤による接着とが互いに独立して個別になされていた従来の技術に比べて、上記成形作業は容易かつ迅速にできる。
請求項2の発明は、上記一方の対向縁部の一部分が他方の対向縁部から離れる方向に向かって切り起こされることにより、上記開口部が形成されている。
このため、上記一方の対向縁部に開口部を成形したとき、この開口部の開口縁部のうち、少なくともいずれかの開口縁部に上記一部分が残ることとなる。このため、上記開口部をパンチ型を用いて打ち抜き成形したり、ドリルやレーザ加工により穿孔することに比べて、上記開口部の成形に基づき上記一方の対向縁部の強度が大きく低下する、ということは防止される。
請求項3の発明は、上記一方の対向縁部の所定位置にホイールハウスの外側部が結合される車体の外面部構造において、
上記一方の対向縁部の所定位置に上記ホイールハウスの外側部を位置させるとき、上記一部分が、上記ホイールハウスの外側部を上記一方の対向縁部の所定位置に案内するよう形成されている。
このため、上記成形作業において、一方の対向縁部の所定位置に上記ホイールハウスの外側部を位置させようとするとき、この位置決めは、上記一部分の利用によって、容易にできる。
よって、上記の一部分の利用という簡単な構成により、上記成形作業は更に容易かつ迅速にできる。
本発明の車体の外面部構造に関し、車体の外面に沿う方向で、隣り合う両アウタパネルの互いの対向縁部を結合させることにより車体の外面部を成形する場合に、この成形作業が容易かつ迅速にできるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、車体の外面に沿って複数のアウタパネルが並設され、隣り合う両アウタパネルの互いの対向縁部が互いに重ね合わされて、これら両対向縁部がスポット溶接と接着剤による接着とにより互いに結合される。上記両対向縁部のうち、車体の内部側に位置する一方の対向縁部に開口部が形成され、この開口部の開口縁部が他方の対向縁部に上記接着剤により接着させられている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は車両の一例である2ボックスタイプの自動車で、矢印Frは、この自動車1の進行方向の前方を示している。
上記自動車1の車体2は板金製で、この車体2は、この車体2の下側部を構成して自動車1の長手方向に延びるロッカー3と、上記車体2の側部を構成して下縁部が上記ロッカー3と結合される側壁4と、上記車体2の上面部を構成して各側部が上記側壁4の上縁部と結合されるルーフ5とを備えている。上記車体2の各構成部品3−5で囲まれた上記車体2の内部が車室6とされている。
上記側壁4には、その前部に前ドア開口9が形成され、後部に後ドア開口10が形成されている。上記車体2は、上記各ドア開口9,10をその外側方から開閉可能に閉じるドア11を備えている。上記前ドア開口9と後ドア開口10とで挟まれた上記側壁4の部分がセンタピラー13とされ、上記後ドア開口10の後部の開口縁部がリヤピラー14とされている。また、上記リヤピラー14の下部後方であって、側壁4の下部には、上記側壁4の一部を構成するリヤホイールハウス15が形成されている。
上記ロッカー3は、このロッカー3の外側面部を構成するロッカーアウタパネル18を備えている。上記側壁4は、この側壁4の外側面部を構成するサイドアウタパネル19と、車室6側の内側面部を構成して上記アウタパネル19と対面するサイドインナパネル20とを備えている。また、上記ホイールハウス15は、自動車1の幅方向で上記ホイールハウス15の外側部を構成するホイールハウスアウタパネル22と、内側部を構成するホイールハウスインナパネル23とを備えている。上記ホイールハウスアウタパネル22は上記サイドインナパネル20に一体的に形成され、上記サイドインナパネル20、ホイールハウスアウタパネル22、およびホイールハウスインナパネル23はスポット溶接W1により互いに結合されている。
上記ロッカー3におけるロッカーアウタパネル18と、上記リヤピラー14におけるサイドアウタパネル19とは互いに別体とされて、これら各アウタパネル18,19は、車体2の外面に沿って並設されている。この場合、強度や剛性上の理由で、上記両アウタパネル18,19は互いに別体とされて板厚が互いに相違させられ、具体的には、ロッカーアウタパネル18の板厚がサイドアウタパネル19の板厚よりも大きくされている。互いに隣り合う上記両アウタパネル18,19の互いの第1、第2対向縁部25,26が自動車1の幅方向で互いに重ね合わされて、これら第1、第2対向縁部25,26が複数箇所でスポット溶接W2され、また、接着剤28により接着されて互いに強固に結合されている。また、上記リヤピラー14におけるサイドアウタパネル19に上記ホイールハウスアウタパネル22の外側部がスポット溶接(不図示)され、また、他の接着剤29により接着されて互いに強固に結合されている。
より具体的には、上記ロッカー3におけるロッカーアウタパネル18の後上部が上記第1対向縁部25とされている。この第1対向縁部25は、図1の自動車1の平面断面視で、車体2の内側方に向かって開口するコの字形状をなしている。上記第1対向縁部25は、車体2の外側面部を構成する外側パネル31と、この外側パネル31の前縁部から車体2の内側方に向かって一体的に延出する前部パネル32と、上記外側パネル31の後縁部から車体2の内側方に向かって一体的に延出する内向きフランジ33とを備えている。
上記リヤピラー14におけるサイドアウタパネル19の下端部が上記第2対向縁部26とされている。この第2対向縁部26は、図1で示すように、上記第1対向縁部25とほぼ同形状で、この第1対向縁部25と同様に外側パネル35、前部パネル36、および内向きフランジ37を備えている。上記第2対向縁部26は、上記第1対向縁部25に車体2の内部側から内嵌して互いに重ね合わされている。そして、上記第1、第2対向縁部25,26の各前部パネル32,36同士が互いに接合されて前記スポット溶接W2により結合されている。
上記第1、第2対向縁部25,26のうち、車体2の内部側に位置する第2対向縁部26の外側パネル35には矩形の開口部39が形成されている、この場合、上記第2対向縁部26の一部分40が第1対向縁部25から離れる方向に向かって切り起こされることにより、上記開口部39が形成されている。そして、上記開口部39に上記接着剤28が注入されて充填されている。この接着剤28により、上記開口部39の開口縁部が第1対向縁部25に接着させられている。
上記の場合、開口部39は、上記第2対向縁部26の内向きフランジ37に沿って上下に長く延びる長方形状をなしている。また、切り起こされた後の一部分40は、上記開口部39の開口縁部のうち、上記第2対向縁部26の内向きフランジ37に近い側の3つの開口縁部に一体的に結合された状態で残されている。また、上記一部分40は全体として、角錐台形状をなしている。
上記ホイールハウス15のホイールハウスアウタパネル22の外側部は、図1で示すように、上記第1対向縁部25とほぼ同形状で、この第1対向縁部25と同様に外側パネル42,前部パネル43、および内向きフランジ44を備えている。上記ホイールハウスアウタパネル22の外側部と上記サイドアウタパネル19の第2対向縁部26の所定位置とが互いに嵌合している。この第2対向縁部26の所定位置は、この第2対向縁部26の内向きフランジ37と一部分40との間の部分である。
上記各内向きフランジ33,37,44が互いに重ね合わされてスポット溶接W3により互いに結合されている。また、上記サイドアウタパネル19の対向縁部26の外側パネル35と、ホイールハウス15のホイールハウスアウタパネル22の外側パネル42とが上記他の接着剤29により互いに接着されている。また、上記第1対向縁部25の外側パネル31の上端縁と第2対向縁部26の外側パネル35との間をシールすると共に、上記各内向きフランジ33,37,44の各端縁の間をシールするボデーシーラー46が設けられている。
上記車体2の外面部の成形作業につき説明する。
まず、上記ロッカーアウタパネル18、サイドアウタパネル19、サイドインナパネル20、ホイールハウスアウタパネル22、およびホイールハウスインナパネル23がそれぞれプレス加工により形成される。この場合、上記サイドアウタパネル19の対向縁部26の一部分40の切り起こしにより成形される開口部39も、上記プレス加工により同時に成形される。
次に、上記サイドインナパネル20およびホイールハウスアウタパネル22と、ホイールハウスインナパネル23とがスポット溶接W1により互いに結合される。
一方、図1中一点鎖線で示すように、上記ロッカーアウタパネル18の第1対向縁部25と上記サイドアウタパネル19の第2対向縁部26とが互いに嵌合させられる。次に、上記第1、第2対向縁部25,26の各前部パネル32,36同士が上記スポット溶接W2により互いに結合される。また、上記開口部39に塗布ノズル48により接着剤28が注入されて充填され、この接着剤28により、上記開口部39の開口縁部が第1対向縁部25に接着される。この際、上記第2対向縁部26の一部分40は、上記開口部39の所定位置に接着剤28が正確に注入されるよう上記塗布ノズル48を所定位置に案内し、位置決めする。また、上記塗布ノズル48により、他の接着剤29が上記第2対向縁部26の外側パネル35の内面の所定位置に塗布される。この場合、各接着剤28,29は同種のものであり、共通の塗布ノズル48によって、上記注入と塗布が、順次行われる。
次に、上記のように互いに結合された第1、第2対向縁部25,26と、上記ホイールハウス15とを自動車1の幅方向で相対的に接近させて、上記第2対向縁部26の所定位置に上記ホイールハウス15のホイールハウスアウタパネル22の外側部を位置させる。この場合、上記一部分40が、上記ホイールハウスアウタパネル22の外側部を上記第2対向縁部26の所定位置に案内するよう形成されている。そして、上記第2対向縁部26の所定位置に上記ホイールハウスアウタパネル22の外側部が位置させられると、上記各内向きフランジ33,37,44が互いに重ね合わされて、スポット溶接W3により互いに結合させられる。この際、上記第2対向縁部26の外側パネル35とホイールハウスアウタパネル22の外側パネル42とは、上記他の接着剤29により互いに接着される。
次に、上記各内向きフランジ33,37,44の各自由端などにボデーシーラー46が塗布される。これにより、車体2の成形作業が終わる。
上記構成によれば、両対向縁部25,26のうち、車体2の内部側に位置する一方の第2対向縁部26に開口部39が形成され、この開口部39の開口縁部が他方の第1対向縁部25に上記接着剤28により接着させられている。
このため、上記車体2の外面部の成形作業の途中において、上記両対向縁部25,26を上記接着剤28により互いに接着させようとするときには、上記両対向縁部25,26を互いに接合させた状態で、上記開口部39に接着剤28を注入して、上記開口部39の開口縁部を他方の対向縁部25に接着させればよい。
ここで、上記両対向縁部25,26を互いにスポット溶接W2する場合、このスポット溶接W2は、上記両対向縁部25,26を互いに接合させた状態で行われる。
つまり、上記スポット溶接W2と接着剤28による接着とは、いずれも両対向縁部25,26を接合させた状態を共通として行われる。このため、上記スポット溶接W2と接着剤28による接着とが互いに独立して個別になされていた従来の技術に比べて、上記成形作業は容易かつ迅速にできる。
また、前記したように、一方の第2対向縁部26の一部分40が他方の第1対向縁部25から離れる方向に向かって切り起こされることにより、上記開口部39が形成されている。
このため、上記一方の第2対向縁部26に開口部39を成形したとき、この開口部39の開口縁部のうち、少なくともいずれかの開口縁部に上記一部分40が残ることとなる。このため、上記開口部39をパンチ型を用いて打ち抜き成形したり、ドリルやレーザ加工により穿孔することに比べて、上記開口部39の成形に基づき上記一方の第2対向縁部26の強度が大きく低下する、ということは防止される。
また、前記したように、第2対向縁部26の一部分40は、上記開口部39の所定位置に接着剤28が注入されるようこの接着剤28用の塗布ノズル48を所定位置に案内し、位置決めすることとされている。
このため、上記開口部39の開口縁部を他方の第1対向縁部25に接着剤28により正確に接着させることが容易かつ迅速にできる。つまり、上記成形作業は、より容易かつ迅速にできる。
また、前記したように、各対向縁部25,26はそれぞれプレス加工により成形され、かつ、上記開口部39も上記プレス加工により同時に成形されるようになっている。
このため、上記開口部39を別途の工程で、打ち抜き成形したり、穿孔したりすることに比べて、上記開口部39の成形は容易かつ迅速にできる。つまり、上記成形作業が、より容易かつ迅速にできる。
また、前記したように、一方の第2対向縁部26の所定位置に上記ホイールハウス15の外側部を位置させるとき、上記一部分40が、上記ホイールハウス15の外側部を上記一方の第2対向縁部26の所定位置に案内するよう形成されている。
このため、上記成形作業において、一方の第2対向縁部26の所定位置に上記ホイールハウス15の外側部を位置させようとするとき、この位置決めは、上記一部分40の利用によって、容易にできる。
よって、上記の一部分40の利用という簡単な構成により、上記成形作業が更に容易かつ迅速にできる。
なお、以上は図示の例によるが、上記第1対向縁部25と第2対向縁部26の車体2の内、外側の位置関係を逆にして、上記第1対向縁部25に上記開口部39を形成してもよい。また、上記両対向縁部25,26の結合に係る車体2の外面部の構造は、ロッカー3、側壁4、およびルーフ5の互いの結合部など、車体2の他の部位に適用してもよい。
図3の1−1線矢視断面図である。 車体の部分側面図である。 図2の部分拡大図である。 図3の4−4線矢視断面図である。
符号の説明
1 自動車
2 車体
3 ロッカー
4 側壁
6 車室
15 ホイールハウス
18 (ロッカー)アウタパネル
19 (サイド)アウタパネル
22 ホイールハウスアウタパネル
25 (第1)対向縁部
26 (第2)対向縁部
28 接着剤
29 接着剤
39 開口部
40 一部分
48 塗布ノズル
W1−W3 (スポット)溶接

Claims (3)

  1. 車体の外面に沿って複数のアウタパネルが並設され、隣り合う両アウタパネルの互いの対向縁部が互いに重ね合わされて、これら両対向縁部が溶接と接着剤による接着とにより互いに結合された車体の外面部構造において、
    上記両対向縁部のうち、車体の内部側に位置する一方の対向縁部に開口部が形成され、この開口部の開口縁部が他方の対向縁部に上記接着剤により接着させられたことを特徴とする車体の外面部構造。
  2. 上記一方の対向縁部の一部分が他方の対向縁部から離れる方向に向かって切り起こされることにより、上記開口部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車体の外面部構造。
  3. 上記一方の対向縁部の所定位置にホイールハウスの外側部が結合される車体の外面部構造において、
    上記一方の対向縁部の所定位置に上記ホイールハウスの外側部を位置させるとき、上記一部分が、上記ホイールハウスの外側部を上記一方の対向縁部の所定位置に案内するよう形成されたことを特徴とする請求項2に記載の車体の外面部構造。
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