JP2006103387A - ドライバー認証システム - Google Patents

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慎吾 木村
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Abstract

【課題】
車両使用者を個人認証し、認証された車両使用者本人によるエンジンの始動が可能とすること、また認証されていない人物にも所定期間だけ運転が可能とし、車両の盗難,無免許運転を防止するシステムを提供すること。
【解決手段】
上記目的を達成するために、個人を識別するIDを送信する携帯可能なID送信手段と、前記ID送信手段から送信されたIDを受信すると共に、受信された前記IDを予め登録された登録IDと照合するID照合手段を備え、車両側で車両の使用者を認証できるようにした。更に、個人認証装置によって前記携帯可能なID送信手段の所持者が本人かどうかを照合する所持者本人識別手段を備え、車両使用者の個人認証を行うことができるように2重の個人認証を行う。またID登録された車両使用者本人による始動と、ID登録されていない人にも所定期間だけ運転可能な手段を備えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ID照合により個人認証することで車両の所定の動作を制御するシステムに関するものである。
近年、車両の盗難は高級車ばかりでなく軽自動車や建設重機等にまで及び、増加する傾向にある。そこで、下記に示す様々な盗難防止装置や盗難監視装置が開発されている。例えば、車両への人物の接近や侵入,車両へのいたずらを検出する各種センサ(超音波センサ,赤外線センサ,振動検知センサ等)を備え、その各種センサで盗難行為を検出することで警報音や光等で周知に盗難行為を知らせるタイプのものが知られている。また、盗難行為を検出した際にカメラ等で盗難行為の画像情報を取得するタイプのものやGPS等を利用した盗難車両を追跡するタイプのものが知られている。また、更に、車両用のキーに内蔵されたICチップのIDと車載機器側のIDが一致しないとエンジンを始動させないイモビライザが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−42898号公報
近年、イモビライザによる防犯装置が普及してきているが、キーシリンダに刻印された番号等を元にキーを複製する装置が実在し、車両のECU(マイクロコンピュータを内蔵した電子制御装置)や、イモビライザシステムを丸ごと取り換えられて車両盗難されることがあり、イモビライザを装着しても車両盗難を完全に防止することは困難であった。特に、イモビライザキーを紛失あるいは盗難された場合には、簡単に車両盗難される恐れがあった。
また、運転に際しての運転免許証の所持の確認又は運転者の所持している免許証と本人の整合,確認は、免許の条件,運転免許証番号,運転免許証の取得年月日,運転免許証の種類,運転免許証所持者の顔写真などから、運転車と免許証所持者とが一致するかを目視して個人認証するのみのため、運転免許証が正当な所持者であるかの判定が確実に行うことができない。そして、運転免許証を携帯せずに運転する人物,運転免許証が発行されていない人物の無免許運転は、例えば、警察による検問,職務質問等の場合でないと発覚しないため、完全に防止できない可能性があった。
また、イモビライザシステムは運転者本人の確認又は無免許などを積極的に防止する目的には使用されていない。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、車両の盗難防止と共に車両使用者を個人認証し、認証された車両使用者本人のみエンジンの始動が可能とすると共に、認証されていない人物にも所定期間だけ運転が可能とし、車両の盗難,無免許運転を防止するシステムを提供することを目的とする。
上記目的は、ID照合により個人認証することで所定の車両の動作を制御するシステムであって、個人を識別するIDを送信する携帯可能なID送信手段と、前記ID送信手段から送信されたIDを受信すると共に、受信された前記IDを予め登録された登録IDと照合するID照合手段と、前記ID照合手段においてIDが一致しない場合、又は前記
ID照合手段においてIDが受信されない場合には、車両の盗難を防止するために所定の動作である盗難防止動作手段を行うように車両を制御すると共に、前記ID照合手段においてIDが一致した場合には、盗難防止動作手段の動作を行わないように制御するID認証制御手段を有することを特徴とするドライバー認証システムにより達成される。
このように本願発明によれば、車両の盗難防止と共に、車両使用者の個人を認証し、認証された車両使用者本人のみエンジンの始動が可能とすると共に、認証されていない人物にも所定期間だけ運転が可能とし、車両の盗難,無免許運転を防止するシステムを構築することができる。
車両の盗難,無免許運転を防止するという目的を、個人IDが書き込まれたICチップが埋め込まれた車両の運転免許証等を用い、そのICチップリーダによるID照合と、運転免許証所持者の本人認証を行うことで二重にドライバー個人を認証し、さらに、個人認証の照合結果に応じて車両のエンジン制御を行うことで実現できる。
図1は、本発明が適用された実施例の全体構成を表すシステム構成図である。
1はICチップ2が内蔵された携帯可能なID送信装置である。ICチップ2は特開
2004−46903号公報等にあるような半導体チップであり、ID等を記憶するのに必要な容量のROM(Read Only Memory;読出し専用のメモリ)を備え、電磁波や誘導波等によって回路を駆動し、ROMのIDを無線送信する装置である。そして、ICチップ2のROMには個人を識別するためのID(例えば、運転免許証所持者の氏名,生年月日,本籍地,現住所,運転免許証の交付年月日,運転免許証の有効期限年月日,免許の条件等,運転免許証番号,運転免許証の取得年月日,運転免許証の種類,性別等の個人情報)が暗号化されて書き込まれている。また、携帯可能なID送信装置1に埋め込むICチップ2は、1個だけでなく、複数個埋め込んでも良い。また、ICチップ2は超小型半導体であり、埋め込む場所を選ばない。そして、携帯可能なID送信装置1を折り曲げても壊れないものである。
3はICチップ2のIDを読み出すことのできる専用のICチップリーダであり、送受信装置4,暗証番号識別部5,演算部6,認証部7,メモリ8,CPU9,I/O10を備えている。そして、ICチップリーダ3は送受信装置4より、電磁波等の電波を発し、ICチップ2からIDを受信する。さらに、ICチップリーダ3は図示しないが、暗証番号を入力するためのインターフェースを備えている。また、ICチップリーダ3は車載する際には、取り外し困難なように設置することが好ましい。また、走行中の車両振動等の外乱による影響を受けず、容易に破壊できないように構成されることが好ましい。
ICチップリーダ3の車両への設置例その1を図5に示す。図5はICチップリーダ3の電波送受信エリア16について運転席を対象とした範囲で電波を送受信できるように
ICチップリーダ3を設置すれば、運転席エリア内の携帯可能なID送信装置1に埋め込まれたICチップ2のIDだけ送受信すれば良いのでIDを照合するうえで効率が良い。さらに、ICチップリーダ3は暗証番号入力をI/O10により行うことで、後述する
ID登録手段を備えている。また、11はエンジン制御システムであり、ECU13がセンサ類12からの入力に基づき、制御ロジック(プログラム)14に応じて、燃料噴射装置,点火装置,エアコンリレー,イグニッションパワートランジスタ等のアクチュエータ15を電子制御するシステムである。また、ECU(エンジンコントロールユニット)
13は、キースイッチ,スロットルセンサ,車速センサ,クランク角センサなどのセンサ類12からの入力に基づき、イグニッションキーオン/オフやスロットル開度,車速や、エンジン始動等を検出できる。また、携帯可能なID送信装置1のICチップ2とICチップリーダ3との間では電波(電磁波等)を送受信し、無線通信が可能であることを示している。また、ICチップリーダ3のCPU9とエンジン制御システム11のECU13はブルートゥースなどの無線通信装置または、データ転送用のハーネスなどを用いることでデータの送受信が可能であることを示す。そして、ECU13はICチップリーダ3からのデータを送受信して上記アクチュエータ15を制御可能である。
図2は、ICチップリーダ3の動作フローを表す。ICチップリーダ3はECU13よりイグニッションオン信号を受信すると(S1)、送受信装置4から所定時間電波(電磁波等)を発信する(S2)。また、ICチップリーダ3は電波発信中に上記同様イグニッションオフ信号を受信すると(S3)、電波の発信を停止する(S4)。また、イグニッションオン中にICチップリーダ3に暗証番号を入力すると(S5)、後述するID登録処理へと移行する。そして、イグニッションオン中にICチップ2からIDを受信すると、メモリ8に登録された登録IDとの照合処理(S7)を演算部6で行う。IDが一致すればID OKをECU13に送信し、ICチップからIDを受信できなかったり、IDが一致しなければ、ID NGをECU13へ送信する(S9)。IDが一致すれば携帯可能なID送信装置1の所持者の本人認証処理(S10)を認証部7で行う。
上記携帯可能なID送信装置1の所持者本人認証手段を以下説明する。携帯可能なID送信装置1の所持者が本人かどうか認証するため、図示しないが、個人認証装置(例えば指の静脈パターン,アイリス,顔の骨格など本人を特定できる装置)を利用する。この個人認証装置により取得した情報を予めICチップリーダ3のメモリ8に記憶しておき、認証部7で携帯可能なID送信装置1の所持者の本人認証を行う(S11)。この携帯可能なID送信装置1の所持者の本人認証手段によって、認証部7で本人と認証されなければ、ECU13に認証NGを送信し(S13)、ECU13側で後述する盗難を防止するための所定の動作を制御する。上記本人認証手段によって本人と認証された場合には、
ECU13に認証OKを送信し(S12)、前述した車両の盗難防止するための所定の動作を行わないよう制御する。
図3は、ICチップリーダ3へのID登録処理動作フローを示す。上述したようにイグニッションオン時、あるいはエンジン始動時にICチップリーダ3に暗証番号を入力する(S5)とID登録処理へ移行する。ID登録処理では暗証番号入力(S14)されると、暗証番号識別部5によって暗証番号の照合が行われる(S15)。暗証番号が一致すればID登録可能状態(S16)とし、ICチップ2からIDを受信すれば(S17)、受信IDを登録IDとしてメモリ8に保存する。また、上記個人認証装置によって得られた情報を暗証番号が一致した場合にメモリ8に保存する。ここで、上記個人認証装置によって得られた情報は上記個人認証装置自体のメモリに保存して本人認証処理を行い、本人認証処理結果のみECU13に送信するように構成しても良い。また、上記ICチップリーダ3へのID登録処理は、本実施例ではドライバー個人がICチップリーダ3へID登録できるよう構成しているが、例えば、都道府県の運輸局や、運転免許センタ等に申請することによって、ドライバー個人がICチップリーダ3へID登録できるよう構成して実施するようにしても良い。
図4は、ECU13の動作処理フローであって、本発明を実施するためのECU13の動作処理を示す。上述したID NGを受信した場合(S19)、ID受信できない場合(S20)、また、本人認証NGを受信した場合(S22)、本人認証信号受信できない場合(S23)は車両の盗難を防止するための処理を行い(S24)、本人認証OKを受信した場合(S23)は車両使用者と認証し(S25)、エンジン始動可能とする。そして、車両盗難防止処理(S24)は、燃料噴射停止,点火系停止したり、メインリレーを遮断するなどしてイグニッションキーオンしてもスタータスイッチが動作しないように構成することでエンジン始動できないようにする。また、シフトロック,車輪ロック等の動作を制御し、車両を移動できないようにしても良い。
以上の説明より、課題である車両の使用者本人を確実に認証し、認証された車両使用者本人のみエンジンの始動が可能とすることが実現できる。また、別の車両盗難防止手段として、車両内外に小型の画像取得装置を備え、携帯可能なID送信装置1の所持者の本人認証手段によって本人と認証されない場合に、上記画像取得装置を起動し、取得した画像を車両所持者の携帯電話,パソコン、あるいは警備会社,警察署等に送信するよう構成しても良い。
ここで、1ドライビングサイクルは車両のエンジンを始動してからエンジンを切るまでの期間と定義する。そして、携帯可能なID送信装置1に埋め込まれたICチップ2の
IDがIDチップリーダ3に既登録された正当な車両使用者がエンジンを始動した後、そのドライビングサイクルを最大期間として、その期間内であればIDが登録されていない携帯可能なID送信装置1の所持者にもエンジン始動可能とする。すると、IDが既登録された携帯可能なID送信装置1の所持者本人のみしかエンジン始動を行えないが、エンジンがかかればエンジンを切るまではID登録されていない乗員であっても運転可能である。そして、ID登録されていない乗員が運転可能な所定期間は、エンジンが始動されてから、エンジンを停止するまでの期間を最大とする。さらに、その所定期間中に所定時間、または所定距離に達するまで運転可能としても良い。また、上述した所定時間、または所定距離に達したときには、エンジン始動中であれば、スロットル開度や車速に制限を設けるなどしてエンジンの停止を促すようにすると良い。以上より、ID登録されていない乗員にも所定期間だけ車両の運転が可能とすることができる。
以上説明した携帯可能なID送信装置1は個人IDを送受信可能な装置に埋め込んだ車両の運転免許証であることを特徴とする。ただし、車両の盗難防止だけを目的とするならば、上記携帯可能なID送信装置1は少なくともパスポート,健康保険証等の身分証明書,携帯電話等の携帯可能なものであり、服,帽子,時計,眼鏡等身に着けられる物であっても良い。
以上説明した本実施例は、携帯可能なID送信装置1に埋め込まれたICチップ2の
IDとICチップリーダ3のメモリ8に記憶されたIDが一致し、かつ携帯可能なID送信装置1の所持者本人であるか識別できることにより、精度の高い個人認証システムを実現できる。そして、ICチップは製造工場でのみROMにIDが書き込まれるので、複製・偽造は困難である。よって、携帯可能なID送信装置1を盗難された場合であっても、上記所持者本人識別手段により、ID登録されていない乗員は車両のエンジンを始動できない。さらに、ID登録された携帯可能なID送信装置1の所持者本人がエンジン始動した後、ID登録されていない乗員でも所定期間のみ車両運転可能であるので、車検,車両整備等の場合に、ドライバーがエンジン始動の際に立ち合うことなく車両から離れることができて、車両の盗難,無免許運転防止と共にドライバーの自由度を増やすことに大いに役立つものである。
本発明の実施例1の構成を一部変更した場合の実施例を以下説明する。
図6のICチップリーダ設置例その2に示すように、車両内の全席に電波が届くようにICチップリーダ3を設置すれば、車両内のICチップのIDを全て受信し、受信したそれぞれのIDとメモリ8に記憶されている登録IDとを照合し、少なくとも一つのIDが一致すれば、IDが登録されていない乗員であってもエンジン始動し、運転可能とする。このように構成すれば、ID登録されている携帯可能なID送信装置1の所持者本人が自分自身でエンジン始動が困難な場合にも代行でエンジン始動し、運転ができる。
上記のように構成することで、例えば代行や車両点検などでID登録されていない乗員に運転させる必要がある場合においてもID登録された携帯可能なID送信装置1の所持者が車両内でIDを送受信できるエリア内にいればID登録されていない乗員であってもエンジン始動が可能となる。
また、本発明の請求項5のID応じて記憶された車両の所定の設定を自動で行う手段として、エンジン始動中に少なくとも車両のミラー位置,シートポジション,ステアリング角度,エアコン温度,オーディオ等の設定が変更された場合、あるいは、エンジン始動中からのイグニッションオフ時にIDと共に上記各種設定を不揮発性の記憶可能な記憶装置に記憶しておく。そして、次回イグニッションオン時、あるいは次回エンジン始動時に登録IDに応じて上記不揮発性の記憶可能な記憶装置に記憶した上記各種設定データを読出して自動設定するように構成すれば、ドライバーが変わるたびに上記の環境設定を手動で再設定する煩わしさを解消できる。
また、上記同様に個人認証できることにより、上述した車両の各種設定だけでなく、登録ID毎にあらゆる状況に応じた最適な車両制御(例えばAT車のシフトタイミングなどの個人のドライビング嗜好に合わせた制御等)に利用しても良い。
このように本発明は、個人を識別するIDを送信する携帯可能なID送信手段と、前記ID送信手段から送信されたIDを受信すると共に、受信された前記IDを予め登録された登録IDと照合するID照合手段を備え、車両側で車両の使用者を認証できるようにしたものである。さらに、個人認証装置(指紋,指の静脈パターン,アイリス,顔の骨格などで本人を特定できる装置)によって前記携帯可能なID送信手段の所持者が本人かどうかを照合する所持者本人識別手段を備え、車両使用者の個人認証を行うことができるようにしたものである。上述した2重の個人認証を行うことでID登録された車両使用者本人のみエンジンの始動が可能とすると共に、代行や車両点検等の時、ID登録されていない人物に運転させる必要がある場合には、ID登録されていない人物にも所定期間だけ運転可能な手段を備えたものである。また、本発明は、携帯可能なID送信手段とそのID読取り装置によるID照合によってドライバーを個人認証する手段を備え、その結果により車両の盗難を防止するために所定の動作である盗難防止動作手段を備えたものである。
このように本発明のドライバー認証システムによれば、携帯可能なID送信手段として無線でIDを送信可能なICチップを埋め込んだ運転免許証を用いれば、そのICチップリーダによるID照合及び、運転免許証の所持者本人であることの認証を行うことによって、車両の使用者を個人認証できて、車両の盗難を防止できると共に、無免許運転を確実に防止できる。さらに、ICチップはIDをROM(Read Only Memory)に書き込むため、書き換え不可能であり、運転免許証の複製・偽造を防止できる。
また、上記携帯可能なID送信手段として、少なくとも上記運転免許証だけではなくパスポート,健康保険証,IDカードなどの身分証明書の他に、携帯電話,時計,眼鏡等、身に着けられる物体に埋め込んだ場合にも予めID登録されたドライバーを車両側で認証できて、認証されないとエンジン始動できないように制御するので車両の盗難防止に大いに役立つ。
また、車両の使用者をIDによって個人認証できるので、少なくとも車両のミラー位置,シートポジション,ステアリング角度,エアコン温度や、オーディオ等の設定がイグニッションオン時あるいはエンジン始動時、また、ドライバーが変わる度に自動設定することが可能である。
携帯用ICチップとそのICチップリーダによってID照合する個人認証システムは、個人に応じた車両制御だけでなく、あらゆる状況における個人認証にも適用できる。
本発明のシステム全体の構成を表すシステム構成図である。(実施例1) ICチップリーダの動作を表すフローチャートである。(実施例1) ID登録処理動作を表すフローチャートである。(実施例1) ECUの動作を表すフローチャートである。(実施例1) ICチップリーダの設置例その1である。(実施例1) ICチップリーダの設置例その2である。(実施例2)
符号の説明
1…携帯可能なID送信装置、2…ICチップ、3…ICチップリーダ、4…送受信装置、5…暗証番号識別部、6…演算部、7…認証部、8…メモリ、9…CPU、10…
I/O、11…エンジン制御システム、12…センサ類、13…ECU、14…制御ロジック、15…アクチュエータ、16…電波送受信エリア。

Claims (9)

  1. ID照合により個人認証することで所定の車両の動作を制御するシステムであって、個人を識別するIDを送信する携帯可能なID送信手段と、前記ID送信手段から送信されたIDを受信すると共に、受信された前記IDを予め登録された登録IDと照合するID照合手段と、前記ID照合手段においてIDが一致しない場合、又は前記ID照合手段においてIDが受信されない場合には、車両の盗難を防止するために所定の動作である盗難防止動作手段を行うように車両を制御すると共に、前記ID照合手段においてIDが一致した場合には、盗難防止動作手段の動作を行わないように制御するID認証制御手段を有することを特徴とするドライバー認証システム。
  2. 請求項1に記載のドライバー認証システムにおいて、前記ID認証制御手段は、前記
    ID照合手段で、IDが一致した後、前記携帯可能なID送信手段の所持者が本人であるかを識別する所持者本人識別手段を備え、所持者本人であると認証されない場合には、前記盗難防止動作手段の動作を行うように車両を制御すると共に、前記所持者本人識別手段において、IDが一致した後、前記所持者本人識別手段により所持者本人であると認証された場合には、盗難防止動作手段の動作を行わないようにしたことを特徴とするドライバー認証システム。
  3. 請求項2に記載のドライバー認証システムにおいて、前記ID認証制御手段での、IDが一致し、かつ前記所持者本人識別手段で所持者本人であると認証された後、ID登録されていない所持者にも所定期間、車両の運転が可能なように制御することを特徴とするドライバー認証システム。
  4. 請求項2に記載のドライバー認証システムにおいて、前記ID認証制御手段での、IDが一致した場合に、IDが一致した前記ID送信手段を所持した本人が車両内でIDが送受信できるエリア内にいた場合には、ID登録されていない乗員にも車両の運転が可能なように制御することを特徴とするドライバー認証システム。
  5. 請求項2に記載のドライバー認証システムにおいて、ID認証制御手段での、IDが一致し、かつ前記ID送信手段の所持者であると認証された後、IDに応じて記憶された車両の所定の設定を自動設定する手段を有することを特徴とするドライバー認証システム。
  6. 請求項1又は2のいずれかに記載のドライバー認証システムにおいて、前記盗難防止動作手段は、車両のエンジンへの燃料噴射を停止、燃料への点火を停止してエンジンが始動できないように車両のエンジンを制御する手段を有することを特徴とするドライバー認証システム。
  7. 請求項3に記載のドライバー認証システムにおいて、前記所定期間は、車両のエンジンを始動してからエンジンを切るまでの期間であることを特徴とするドライバー認証システム。
  8. 請求項5に記載のドライバー認証システムにおいて、前記車両の所定の設定は、少なくとも車両のミラー位置,シートポジション,ステアリング角度,エアコン温度や、オーディオの少なくとも何れかを含み、前記ID送信手段のIDと共に前記所定時間毎に不揮発性の記憶可能な記憶装置に記憶すると共に、次回イグニッションオン時、あるいはエンジン始動時に前記ID送信手段のIDに基づいて前記の車両設定を読み出し、自動設定する手段を有することを特徴とするドライバー認証システム。
  9. 請求項1に記載のドライバー認証システムにおいて、ID送信手段は、個人IDを送受信可能な装置を埋め込んだ車両の運転免許証であることを特徴とするドライバー認証システム。
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