JP2006103105A - 平行定規 - Google Patents

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Abstract

【課題】 平行定規を作業台に対して位置調整しやすい平行定規を提供する。
【解決手段】 作業台11上に設置される定規本体6と、定規本体6の前後端部に設けられる前後のガイド部2,3と、前後のガイド部2,3を作業台11の前後部に設けられた前後のレール12,13に対して位置決め固定する位置決め装置4とを有している平行定規1であって、位置決め装置4は、前後のガイド部2,3を前後のレール12,13に対して固定する固定状態と、前後のガイド部2,3を前後のレール12,13に対して作業台11の面上方向へ取外し不能としかつ前後のガイド部2,3を前後のレール12,13に沿って左右方向に位置移動可能とする位置調整可能状態と、前後のガイド部2,3を前後のレール12,13に対して作業台11の面上方向へ取外し可能とする脱着許容状態とに可変とする構成になっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作業台上に設置される定規本体と、その定規本体の前後端部に設けられる前後のガイド部と、これら前後のガイド部を作業台の前後部に設けられた前後のレールに対して位置決め固定する位置決め装置とを有している平行定規に関する。
従来、種々なタイプの平行定規が知られており、例えば特許文献1に記載の平行定規が知られている。
特許文献1に記載の平行定規は、テーブルソーに利用される平行定規であって、定規本体と、定規本体の前後端部に設けられる前後のガイド部と、位置決め装置とを有している。位置決め装置は、前後のガイド部を作業台の前後部にて左右方向に延設された前後のレールに対して位置決め固定する装置である。
固定された状態の平行定規の定規本体には、加工材の一端部が押し当てられ、加工材がその状態のまま丸鋸に向けて移動される。これにより加工材を所望寸法に切断し得る。
加工材の切断寸法を変えたい際には、位置決め装置を解除し、前後のガイド部を前後のレールに対して移動させる。そして前後のガイド部を位置決め装置によって前後のレールに対して所望位置に固定する。
実公平7−30324号公報
しかし位置決め装置を解除した際には、前後のガイド部が前後のレールに対して上方に外れ得る状態になってしまう。そのため平行定規を左右方向に位置移動させている際に平行定規が作業台から不意に外れてしまうおそれがあった。このため従来の平行定規は、使用勝手が良くないという問題があった。
そこで本発明は、平行定規を作業台に対して位置調整しやすい平行定規を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える平行定規であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、位置決め装置は、前後のガイド部を前後のレールに対して固定する固定状態と、前後のガイド部を前後のレールに対して作業台の面上方向へ取外し不能としかつ前後のガイド部を前後のレールに沿って左右方向に位置移動可能とする位置調整可能状態と、前後のガイド部を前後のレールに対して作業台の面上方向へ取外し可能とする脱着許容状態とに可変とする構成になっている。
したがって前後のガイド部は、位置決め装置によって前後のレールに対して作業台の面上方向へ取外しできない状態にて前後のレールに対して位置調整され得る。そのため平行定規は、位置調整している際に作業台から不意に外れず、容易に位置調整され得る。
請求項2に記載の発明によると、位置決め装置は、前後のガイド部の少なくとも一つのガイド部に対して前後方向にスライド可能に取付けられるスライド部材と、スライド部材を前後方向にスライドさせるスライド機構と、スライド部材を下方から解除可能に支持する支持機構とを有している。そして一つのレールに形成された掛止溝に対して下方から掛け止められる掛止爪がスライド部材に設けられており、その掛止爪を掛止溝内にて前後方向にスライド可能に掛け止めることでガイド部を位置調整可能状態とする。そして掛止爪をスライド機構によって掛止溝に押付けることでガイド部を固定状態とし、支持機構を解除して掛止爪を掛止溝から下方に外すことでガイド部を脱着許容状態とする構成になっている。
したがって掛止爪を掛止溝に掛け止めることで、掛止爪が掛止溝内にて前後方向にスライド可能になる。そして支持機構にてスライド部材を下側から支持することで、掛止爪が掛止溝から外れない。かくしてガイド部は、上方向へ取外しできない状態にて左右方向に位置移動できる状態、すなわち位置調整可能状態になる。
そしてスライド機構によってスライド部材を前後にスライドさせることによって、ガイド部を固定状態にすることができる。そして支持機構によってスライド部材を下方に移動させることによって、ガイド部を脱着許容状態にすることができる。すなわち固定状態とするためのスライド部材の移動方向と、脱着状態可能とするためのスライド部材の移動方向とが相違している。そのため固定状態と脱着許容状態への変態が安定良くなされ得る構成にもなっている。
請求項3に記載の発明によると、位置決め装置は、前後のガイド部の少なくとも一つのガイド部に対して前後方向に傾動可能に取付けられかつ傾動されて一つのレールに対して係脱される傾動係止部材と、その傾動係止部材とは別の傾動支点にて一つのガイド部に対して傾動可能に取付けられる傾動調整部材とを有している。傾動係止部材と傾動調整部材との間には、傾動係止部材の傾動量を規制するために、いずれか一方の部材に設けられた突出ピンと、いずれか他方の部材に形成されかつ突出ピンが挿入される挿入部とが設けられている。そして挿入部には、傾動係止部材の傾動量を所定量に規制して一つのガイド部を位置調整可能状態とする位置調整用領域と、傾動係止部材の傾動量を前記所定量よりも大きくして一つのガイド部を脱着許容状態とする脱着用領域とが形成されている。
したがって突出ピンを挿入部の位置調整用領域に移動させた際には、傾動係止部材の傾動量が所定量に規制される。そのため傾動係止部材とレールとの間に遊びが形成される。かくして該遊びによってガイド部を位置調整可能状態にすることができる。
突出ピンを挿入部の脱着用領域に移動させた際には、傾動係止部材が前記所定量よりも大きく傾動できる状態になる。そして傾動係止部材をレールに対して大きく傾動させてガイド部をレールに対して脱着させ得る状態とすることで、ガイド部を脱着許容状態にすることができる。
また傾動係止部材の傾動量の調整は、挿入部の形状にて調整できるために容易に設計できる構成にもなっている。
請求項4に記載の発明によると、位置決め装置は、前後のガイド部または定規本体に操作可能に取付けられる一つの操作部を有している。そしてその一つの操作部の操作によって順次固定状態、位置調整可能状態、脱着許容状態とに可変とされ、一つの操作部には、位置調整可能状態から脱着許容状態への誤操作を防止するストッパが形成されている。
したがって一つの操作部の操作によって前後のガイド部を各状態に順次変えることができる。そしてストッパによって、位置調整可能状態から脱着許容状態への誤操作が防止され得る。したがって平行定規が不意に作業台から外れてしまうことがストッパによって防止され得る構成になっている。
本発明に係る一の実施の形態を図1〜10にしたがって説明する。
本形態の平行定規1は、図1に示すようにテーブルソー10の作業台11に取付けられて使用される定規である。
テーブルソー10は、作業台11を有しており、作業台11の中央には、丸鋸14の鋸刃が突出している。
作業台11には、図1に示すように作業者手前側(図中右側)と作業者奥側(図中左側)の両端部、すなわち作業台11の前後部にレール12,13が設けられている。レール12,13は、作業台11の前後縁に沿って左右方向(図上下方向)に延設されている。
レール12は、図2に示すように前側を開口する凹状の取付部12aと、取付部12aの上側構成壁面にて下側を開口する凹状の掛止溝12bとを有している。レール13も同様に、後側を開口する取付部13aと、取付部13aの上側構成壁面にて下側を開口する凹状の掛止溝13bとを有している。
平行定規1は、加工材Wを所定寸法に切断するために作業台11に取付けられる定規であって、定規本体6と前後のガイド部2,3と位置決め装置4とを有している。
定規本体6は、作業台11の台上に設置され、加工材Wを切断する際に加工材Wの一端部が押し当てられる。そして加工材Wを定規本体6に押し当てつつ定規本体6に沿って丸鋸14に向けて押すことで、加工材Wを所定寸法で切断することができる。
前後のガイド部2,3は、図1,2に示すように定規本体6の前後部にボルト60にて固定されている。
前後のガイド部2,3と定規本体6は、中空状になっており、位置決め装置4の構成部材のほとんどがこれらの内部に収められている。
位置決め装置4は、前後のガイド部2,3をレール12,13に対して位置決め固定する装置であって、図2に示すように前のガイド部2側に設けられる前側機構と、後のガイド部3側に設けられる後側機構と、定規本体6内に設けられて前後の機構を連動させるロッド部材42とを有している。
前側機構は、ガイド部2内にてガイド部2に固定されるサポート部材20と、サポート部材20に対して傾動可能に取付けられるカム部材21とフック部材22とステー部材23とを有している。そしてガイド部3に対して前後方向にスライド可能に取付けられるスライド部材25と、スライド部材25を下方から支持する支持部材26とを有している。
サポート部材20は、図9に示すように右側片20aと左側片20cと、これらの下端部を連結する取付片20bとを一体に有している。取付片20bは、図2に示すようにガイド部2に対して固定される。
カム部材21は、図2に示すように第一のカム部21aと連結片21bとを有している。連結片21bは、第一のカム部21aから紙面手前側に延出しており、連結片21bの先端には、図6に示すように第二のカム部21cが設けられている。
第一のカム部21aと第二のカム部21cは、図9に示すように同一の回動ピン40によってサポート部材20に対して傾動可能に取付けられている。
フック部材22は、図2に示すように本体片22aと連結片22bと力受片22cとを有している。連結片22bは、本体片22aから紙面手前側に延出しており、その先端には、図6に示すように補強片22dが設けられている。そして補強片22dと本体片22aが同一の回動ピン41によってサポート部材20に対して傾動可能に取付けられている。連結片22bの上端部には、図9に示すように上方に突出する二つの取付片22eが形成されており、二つの取付片22e間にロッド部材42の頭部42aが掛け止められている。
力受片22cは、図2に示すように本体片22aから紙面手前側に折り返されており、第一のカム部21aの外周縁と当接する構成になっている。したがってフック部材22の反時計回り方向の傾動量が力受片22cと第一のカム部21aとによって規制される構成になっている。
ステー部材23は、図2に示すように補助片23aと力受片23bを有している。力受片23bは、補助片23aから紙面手前側に延出しており、力受片23bの先端には、図6に示すように本体片23cが設けられている。本体片23cと補助片23aは、同一の回動ピン47によってサポート部材20に対して傾動可能に取付けられている(図9参照)。
本体片23cには、図6に示すように第二の力受片23dが設けられている。第二の力受片23dは、先端部が紙面奥側に折り返されており、第二のカム部21cの外周縁と当接し得る構成になっている。
力受片23bは、本体片23cの一縁から紙面奥側に折り返されて、第二のカム部21cの外周縁と当接し得る構成になっている。
したがってカム部材21を図6の状態から図8の状態に向けて反時計回りに回転させた際には、第二のカム部21cが第二の力受片23dに当たって、ステー部材23が時計回りに回転する。逆にカム部材21を図8の状態から図6の状態に向けて時計回りに回転させた際には、第二のカム部21cが力受片23bに当たって、ステー部材23が反時計回りに回転する。
本体片23cの下端部には、図6に示すように下方に突出する押え部23eが形成されている。押え部23eは、円弧状の先端縁にてスライド部材25の上面を上側から支持する構成になっている。
スライド部材25は、図6,11に示すように前後方向(図面左右方向)に延出しており、後端部(左端部)に設けられた掛止爪25aと、手前端部(右端部)に設けられた立設部25bとを有している。
掛止爪25aは、上方に向けて突出しており、レール12に形成された掛止溝12bに対して下側から掛け止めされる構成になっている。
立設部25bは、上方に向けて突出しており、調整ネジ24が厚み方向に貫通されている。調整ネジ24は、立設部25bに対して螺合されており、前側のガイド部2に形成された開口穴2aから差込んだドライバなどによって前後方向に位置調整され得る。
調整ネジ24は、図6に示すように先端部がステー部材23の力受片23bに当接し得る構成になっている。そのためステー部材23を反時計回りに傾動させた場合は、調整ネジ24が手前側(図中右側)に力を受け、スライド部材25が手前側に押される。一方、ステー部材23を時計回りに傾動させた際には、調整ネジ24が奥側(図中左側)に向けて移動可能な状態になり、スライド部材25が奥側にスライド可能な状態になる。
かくしてスライド部材25は、調整ネジ24とステー部材23と第二のカム部21aとを備えたスライド機構によって前後方向(図中左右方向)にスライドされ得る。
支持部材26は、図6,11に示すようにスライド部材25を下側から支持するために、スライド部材25の下側に配設されている。
支持部材26は、ネジ穴26cと凹部26bと突出部26aとを有している。
ネジ穴26cには、取付ネジ27が取付けられる。取付ネジ27は、スライド部材25に形成された長穴25cを介して支持部材26のネジ穴26cに取付けられることで、支持部材26に対するスライド部材25の上方への抜けを防止する。
突出部26aは、スライド部材25に設けられた孔25dを貫通している。そして突出部26aは、左右両側に設けられた案内壁によってスライド部材25を前後方向にスライド可能に案内する。
凹部26bには、付勢部材29が内設される。付勢部材29は、コンプレッションスプリングなどであって、一端部が突出部26aに当接され、他端部がスライド部材25に形成された孔25dに突出する凸部に嵌められる。したがってスライド部材25は、付勢部材29によって奥側(図面左側)に付勢される構成になっている。
また支持部材26には、図11に示すように左右両端奥側(図面左側)に一対のリブ26eが形成されており、左右両端手前側(図面右側)には、一対の回動軸部26dが形成されている。
リブ26eは、上方(掛止溝12b)に向けて突出しており、前側のレール12の掛止溝12bに係合する。そのためリブ26eは、支持部材26が前側のレール12に対して左右方向にスライドする際に案内する構成になっている。
回動軸部26dは、円柱状であって左右方向に延出しており、前側のガイド部2のホルダ2dに形成された保持部2d1に対して傾動可能に設置される。
したがって支持部材26は、回動軸部26dを中心に傾動可能にホルダ2dに支持される。
支持部材26の手前端部とホルダ2dの間には、図6に示すように支持部材26の手前端部を上方に付勢する付勢部材28(例えばコイルスプリング)が設けられている。付勢部材28は、図6,7の状態における押え部23eの真下に配設されており、支持部材26を押え部23eに向けて付勢している。このため付勢部材28と押え部23eによって支持部材26とスライド部材25とがほぼ水平な状態に保持され得る。
押え部23eを付勢部材28よりも後方側(図中左側)に移動させた図8の状態の際には、付勢部材28が支持部材26の前端部(図中右端部)を持上げ、支持部材26とスライド部材25とを傾動させて、スライド部材25の掛止爪25aを下方に移動させる。
したがってスライド部材25は、支持部材26と押え部23eと付勢部材28とを備える支持機構にて水平な状態と傾斜した状態とに可変可能に支持されている。
位置決め装置4の後側機構は、図2に示すように後のガイド部3の中空部内に固定されるサポート部材30と、サポート部材30に対して傾動可能に取付けられる傾動係止部材32と傾動調整部材31とを有している。
サポート部材30は、図10に示すように二つの本体片30a,30cと、これらの下端部に設けられた取付片30bとを一体に有している。取付片30bは、図2に示すようにガイド部3に固定される。
傾動係止部材32は、図2に示すように第一の本体片32aと連結片32bと係止部32eを有している。連結片32bは、紙面手前側に延出しており、その先端には、第一の本体片32aと同様に形成された第二の本体片32cが設けられている(図10参照)。第一の本体片32aと第二の本体片32cは、同一の回動ピン46によってサポート部材30に対して傾動可能に取付けられている。
連結片32bの下端部は、図2に示すようにガイド部3から下方に突出している。そして該下端部には、係止部32eが取付けられており、係止部32eは、レール13に設けられた取付部13aに対して後方側から係脱可能に差込まれる構成になっている。係止部32eは、取付部13aの開口高さとほぼ同じ高さを有しており、取付部13a奥側に差込まれることでレール13に対して上下方向に移動不能となる。
第一の本体片32aの上部には、貫通孔状に形成された挿入部32dが形成されている。挿入部32dは、位置調整用領域32d1と脱着用領域32d2とを有しており、脱着用領域32d2は、円弧状に形成されている。位置調整用領域32d1は、脱着用領域32d2の円弧方向ほぼ中央から下方側に略三角形に延出している。
図2等への記載は省略しているが、第二の本体片32bにも挿入部32dが形成されている。第二の本体片32bの挿入部32dには、突出ピン45の一端部が挿入され、第一の本体片32aの挿入部32dには、突出ピン45の他端部が挿入されている。
傾動調整部材31は、図2に示すように第一の本体片31aと連結片31bと取付孔31dを有している。連結片31bは、紙面手前側に延出しており、その先端には、第一の本体片31aと同様に形成された第二の本体片31cが設けられている(図10参照)。第一の本体片31aと第二の本体片31cは、同一の回動ピン43によってサポート部材30に対して傾動可能に取付けられている。
第一と第二の本体片31a,31cの下部のそれぞれには、取付孔31dが形成されている。そして一対の取付孔31dに軸部材44が挿通されており、軸部材44にロッド部材42の後端部が径方向に挿通された状態にて取付けられている。したがってロッド部材42が前後動(図左右方向)することによって、傾動調整部材31が回動ピン43を中心に傾動する。
第一と第二の本体片31a,31cの上部には、一本の突出ピン45が取付けられている。突出ピン45の一端部は、第一の本体片31aから傾動係止部材32の第一の本体片32aに向けて突出し、第一の本体片32aの挿入部32dに挿入されている。突出ピン45の他端部は、第二の本体片31cから傾動係止部材32の第二の本体片32cに向けて突出し、第二の本体片32cの挿入部32dに挿入されている。
傾動調整部材31と傾動係止部材32の間には、付勢部材34が設けられている。付勢部材34は、巻バネであって、巻中心部に回動ピン43が挿通されている。そして一端部が傾動調整部材31の連結片31bに掛け止められ、他端部が傾動係止部材32の連結片32bの上端部に掛け止められている。したがって付勢部材34は、傾動係止部材32を反時計回り方向に付勢し、係止部32eを取付部13aに向けて付勢している。そして付勢部材34は、傾動調整部材31を時計回り方向に付勢しており、ロッド部材42を後方側(図中左側)に付勢している。
位置決め装置4は、図6に示すように操作部5と目隠し部材50とを備える操作機構を有している。
操作部5は、作業者にて操作される部材であって、本体部5aとストッパ5cと付勢部材5dとを有している。
本体部5aには、取付部5bが設けられており、取付部5bには、第二のカム部21cから延出する取付片21dが固定されている。したがって操作部5は、カム部材21を介してガイド部2に対して傾動可能に取付けられている。
ストッパ5cは、本体部5aに設けられた軸部5eに対して摺動可能に取付けられている。そしてストッパ5cは、軸部5eに取付けられた付勢部材5d(例えばコイルスプリング)によってガイド部2に向けて付勢されている。これに対してガイド部2には、段部2bが形成されている。
したがって操作部5を図6の状態から奥側(図左側)に傾動させた際には、ストッパ5cと段部2bとによって操作部5の傾動量が規制される(図7参照)。図7の状態からさらに操作部5を奥側に傾動させる際には、ストッパ5cを指で押して、ストッパ5cを付勢部材5dに抗して押上げる。これによって操作部5が奥側に傾動可能となる(図8参照)。
ガイド部2には、図6,9に示すようにカム部材21の取付片21dが挿通される長穴2cが形成されている。目隠し部材50は、その長穴2cを覆い隠す部材であって、図6,7に示すようにガイド部2に対して摺動可能に配設されている。
目隠し部材50の上面には、操作部5のストッパ5cが当接され、ストッパ5cは、付勢部材5dの付勢力によって目隠し部材50の上面を押している。したがって操作部5を後方側(図中左側)に傾動させることで目隠し部材50が操作部5に連動して移動し、段部2bに当たるまで後方側(図面左側)に移動する。
目隠し部材50は、操作部5に向けて突出する突出部50aを有している。したがって操作部5を手前側(図面右側)に移動させた際には、突出部50aあるいはストッパ5cによって目隠し部材50が手前側に移動する。
上記のように構成された位置決め装置4を利用して、前後のガイド部2,3を前後のレール12,13に対して固定する方法とその固定状態について説明する。
固定状態にする際には、操作部5を図2に示す手前位置(図中右側)にする。これによりカム部材21が図2に示す位置となり、第一のカム部21aがフック部材22を時計回り方向に押す。そしてフック部材22がロッド部材42を手前側(図面右側)に引っぱり、ロッド部材42が傾動調整部材31を反時計回りに押す。その結果、傾動調整部材31に取付られた突出ピン45が挿入部32dの孔壁面を押す。かくして傾動係止部材32が反時計回りに押され、傾動係止部材32の係止部32eが取付部13aに押し込まれる。
図6に示すように固定状態における第二のカム部21cは、ステー部材23を反時計回り方向に押す。そしてステー部材23が調整ネジ24を介してスライド部材25を手前側(図面右側)に押す。その結果、スライド部材25の掛止爪25aが掛止溝12bの図中右側の溝壁面に押当てられる。
かくしてガイド部2,3は、位置決め装置4によってレール12,13に対して固定される。
なおスライド部材25は、支持部材26にて下側から支持されており、支持部材26は、付勢部材28と押え部23eによってほぼ水平な状態に保持されている。したがって掛止爪25aが掛止溝12bから外れることが防止されている。
またガイド部2には、レール12の取付部12a内に差込まれる差込部2eが形成されており、差込部2eが取付部12aの奥側構成壁面に当接されている。かくして平行定規1の奥側へ移動が差込部2eによって規制されている。
次に、位置決め装置4を利用して、前後のガイド部2,3を前後のレール12,13に対して位置移動可能な状態(位置調整可能状態)にする方法について説明する。
位置調整可能状態にする際には、図3,7に示すように操作部5を奥側(図中左側)へ傾動させることによって、操作部5のストッパ5cをガイド部2の段部2bに当接させる。これにより第一のカム部21aが反時計回りに傾動し、第一のカム部21aの外周形状にてフック部材22が反時計回りに傾動可能となる。
ところでフック部材22は、ロッド部材42と傾動調整部材31を介して付勢部材34によって反時計回り方向に付勢されている。そのためフック部材22は、図2の固定状態よりも反時計回りに傾動する。そして付勢部材34の付勢力にてロッド部材42が後方側(図面左側)に移動し、傾動調整部材31が時計回りに傾動する。
その結果、挿入部32dの孔壁面に押付けられていた突出ピン45が挿入部32dの位置調整用領域32d1内にてフリーな状態になる(図3参照)。そのため傾動係止部材32が位置調整用領域32d1の幅内にて傾動可能になる。
したがって傾動係止部材32は、付勢部材34の付勢力に抗して傾動調整部材31に対して所定量だけ傾動可能な状態になっている。換言すると傾動係止部材32と傾動調整部材31との間に遊びが生じ、その遊びが傾動調整部材31にて確保されている。
かくしてガイド部3は、前記遊びによってレール13に対して左右方向(図3紙面厚み方向)に移動させることができるようになる。一方、傾動係止部材32の傾動量は、位置調整用領域32d1の幅によって所定量に規制されている。これにより係止部32eが取付部13aから完全に後方へ外れることが防止されている。そのためガイド部3をレール13に対して後方に取外すことができず、後方に外した状態にてガイド部3を上方にレール13から取外すことが防止されている。
図7に示すように位置調整可能状態における第二のカム部21cは、図6の状態よりも反時計回りに傾動している。これによりステー部材23が時計回り方向に傾動可能となり、スライド部材25が付勢部材29によって後方(図7左側)に押され、調整ネジ24がスライド部材25とともに後方に移動する。その結果、スライド部材25とレール12との間に遊びが形成される。したがってガイド部2は、支持部材26のリブ26e,26e(図11参照)によって案内されながらレール12に対して左右方向(図7紙面厚み方向)に移動され得る状態になる。
一方、スライド部材25のスライド量は、掛止爪25aが掛止溝12bに掛け止められているために掛止溝12bの幅にて所定量に規制されている。そしてその状態は、第二のカム部21cおよび支持部材26等によって保持されている。そのためスライド部材25がレール12から完全に外れることが規制され、ガイド部2をレール12に対して手前側に取外すことができない。かくしてガイド部2をレール12に対して手前側に外した状態にて上方に取外すことができない。
したがってガイド部2,3は、レール12,13に対して不意に上方へ外れてしまうおそれがない状態にて、左右方向に位置調整され得る。
次に、位置決め装置4を利用して、前後のガイド部2,3を前後のレール12,13に対して上方向に取外す方法とその状態(脱着許容状態)について説明する。
図4に示すように脱着許容状態にする際には、操作部5のストッパ5cを押してストッパ5cを上方に押上げる。そしてその状態にて操作部5を図3の状態よりも奥側に傾動させる。これにより第一のカム部21aが反時計回りに傾動し、第一のカム部21aによってフック部材22が図3の状態よりも反時計回りに傾動可能となる。そしてフック部材22は、ロッド部材42と傾動調整部材31とを介して付勢部材34によって付勢され、反時計回り方向に傾動する。そして付勢部材34の付勢力によってロッド部材42が後方側(図面左側)に移動し、傾動調整部材31が時計回りに傾動する。
その結果、挿入部32dの位置調整用領域32d1に配置されていた突出ピン45が脱着用領域32d2に移動する(図4参照)。そのため傾動係止部材32が脱着用領域32d2の幅内にて傾動可能になり、傾動量が図3の状態よりも大きくなる。
したがって傾動係止部材32は、付勢部材34の付勢力に抗して傾動調整部材31に対して大きく傾動できる状態となる。
図8に示すように脱着許容状態における第二のカム部21cは、図7の状態よりも反時計回りに傾動している。これによりステー部材23がさらに大きく時計回り方向に傾動し、ステー部材23の押え部23eが付勢部材28よりも後方側(図面左側)に移動する。
そして支持部材26の手前端部が付勢部材28によって下方側から持上げられ、支持部材26が図11に示す回動軸部26dを中心に傾動し、支持部材26の先端部が下がる。かくして図8に示すように支持部材26とともにスライド部材25の掛止爪25aが下がり、掛止爪25aが掛止溝12bから外れる。
そのためガイド部3を図5に示すようにレール12に対して手前側に取外すことができ、この状態にてガイド部3を作業台11の台面上方に取外すことができる。
一方、後のガイド部3側は、図5に示すようにガイド部3がレール13に対して手前側(図中右側)に引張られることで、傾動係止部材32が付勢部材34に抗して傾動して、平行定規1の手前側への移動を許容する。そして前のガイド部2をレール12に対して上方に取外した状態にて平行定規1を奥側に移動させることによって、係止部32eが取付部13aから外れる。その結果、後のガイド部3を後のレール13に対して上方に取外すことができる。
平行定規1を作業台へ取付ける際には、上記した方法と逆の方法によって順次、脱着許容状態(図4,5,8)、位置調整可能状態(図3,7)、固定状態(図2,6)へと変態させる。ただし脱着許容状態から位置調整可能状態へ可変させる際には、操作部5のストッパ5cを操作する必要がない。
また脱着許容状態から位置調整可能状態へ可変させた際には、図7,8に示すように第二のカム部21cとステー部材23とによって支持部材26とスライド部材25とが傾斜した状態からほぼ水平状態に持上げられる。
以上のようにして平行定規1が形成されている。
すなわち位置決め装置4は、固定状態(図2,6)と位置調整可能状態(図3,7)と脱着許容状態(図4,5,8)とに可変とする構成になっている。そして位置調整可能状態においては、前後のガイド部2,3を前後のレール12,13に対して作業台の面上方向へ取外し不能とし、かつ前後のガイド部2,3を前後のレール12,13に沿って左右方向に位置移動可能とする。
したがって前後のガイド部2,3は、位置決め装置4によって前後のレール12,13に対して作業台11の面上方向へ取外しできない状態にて前後のレール12,13に対して位置調整され得る。そのため平行定規1は、位置調整している際に作業台11から不意に外れず、容易に位置調整され得る。
位置決め装置4は、図6等に示すように前のガイド部2に対して前後方向にスライド可能に取付けられるスライド部材25と、スライド機構(21c,23,24)と、支持機構(23e,26,28)とを有している。そして前のレール12に形成された掛止溝12bに対して下方から掛け止められる掛止爪25aがスライド部材25に設けられており、その掛止爪25aを掛止溝12b内にて前後方向にスライド可能に掛け止めることでガイド部2を位置調整可能状態とする(図7参照)。そして掛止爪25aをスライド機構(21c,23,24)によって掛止溝12bの構成壁面に押付けることでガイド部2を固定状態とし(図6参照)、支持機構(23e,26,28)を解除して掛止爪25aを掛止溝12bから下方に外すことでガイド部3を脱着許容状態とする構成になっている(図8参照)。
したがって掛止爪25aを掛止溝12bに掛け止めることで、掛止爪25aが掛止溝12b内にて前後方向にスライド可能になる。そして支持機構(23e,26,28)によってスライド部材25が平行な状態に保持されることで、掛止爪25aが掛止溝12bから外れない状態に保持される(図7参照)。かくしてガイド部2は、上方向へ取外しできない状態にて左右方向に位置移動できる状態、すなわち位置調整可能状態になる。
そしてスライド機構(21c,23,24)によってスライド部材25を前方にスライドさせることによって、ガイド部2を固定状態にすることができる(図6参照)。そして支持機構(23e,26,28)によってスライド部材25を下方に移動させることによって、ガイド部3を脱着許容状態にすることができる(図8参照)。すなわち固定状態とするためのスライド部材25の移動方向と、脱着状態可能とするためのスライド部材25の移動方向とが相違している。そのため固定状態と脱着許容状態への変態とが安定良くなされ得る構成にもなっている。
位置決め装置4は、図2等に示すように後のガイド部3に対して前後方向に傾動可能に取付けられる傾動係止部材32と、その傾動係止部材32とは別の傾動支点にて後のガイド部3に対して傾動可能に取付けられる傾動調整部材31とを有している。傾動係止部材32と傾動調整部材31との間には、傾動係止部材32の傾動量を規制するために、傾動係止部材32に設けられた突出ピン45と、傾動調整部材31に形成された挿入部32dとが設けられている。そして挿入部32dには、傾動係止部材32の傾動量を所定量に規制して後のガイド部3を位置調整可能状態とする位置調整用領域32d1と、傾動係止部材32の傾動量を前記所定量よりも大きくして後のガイド部3を脱着許容状態とする脱着用領域32d2とが形成されている。
したがって突出ピン45を図3に示すように挿入部32dの位置調整用領域32d1に移動させた際には、傾動係止部材32の傾動量が所定量に規制される。そのため傾動係止部材32とレール13との間に遊びが形成される。かくして該遊びによってガイド部3を位置調整可能状態にすることができる。
突出ピン45を図4に示すように挿入部32dの脱着用領域32d2に移動させた際には、傾動係止部材32が前記所定量よりも大きく傾動できる状態になる。そして傾動係止部材32をレール13に対して大きく傾動させてガイド部3をレール13に対して脱着させ得る状態にすることで、ガイド部3を脱着許容状態にすることができる。
また傾動係止部材32の傾動量の調整は、挿入部32dの形状にて調整できるために容易に設計できる構成にもなっている。
位置決め装置4は、図6等に示すように前のガイド部2に操作可能に取付けられる一つの操作部5を有している。そしてその一つの操作部5の操作によって順次固定状態、位置調整可能状態、脱着許容状態とに可変とされ、その一つの操作部5には、位置調整可能状態から脱着許容状態への誤操作を防止するストッパ5cが形成されている。
したがって一つの操作部5の操作によって前後のガイド部2,3を各状態に順次変えることができる。そしてストッパ5cによって、位置調整可能状態から脱着許容状態への誤操作が防止され得る。したがって平行定規1が不意に作業台11から外れてしまうことがストッパ5cによって防止され得る構成になっている。
(他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態などであってもよい。
(1)上記の実施の形態に係る位置決め装置は、前のガイド部側に設けられる前側機構と後のガイド部側に設けられる後側機構とが異なる構成になっていた。しかし後側機構が前側機構と同様な構成になっており、両機構に設けられたスライド部材がレールから前後方向に外れ得る構成になっていても良い。この形態においても前後のガイド部を固定状態と位置調整可能状態と脱着許容状態とに可変とすることができる。
(2)また前側機構が後側機構と同様な構成になっており、両機構に設けられた傾動係止部材がレールから前後方向に外れ得る構成になっていても良い。この形態においても前後のガイド部を固定状態と位置調整可能状態と脱着許容状態とに可変とすることができる。
(3)上記の実施の形態に係る傾動係止部材と傾動調整部材との間には、傾動調整部材に設けられた突出ピンと、傾動係止部材に形成された挿入部とが設けられていた。しかし傾動係止部材に突出ピンが設けられ、傾動調整部材に挿入部が形成される形態であっても良い。
(4)上記の実施の形態に係る操作部は、前のガイド部に対して操作可能に取付けられていた。しかし操作部が後のガイド部または定規本体に対して操作可能に取付けられる形態であっても良い。
(5)上記の実施の形態に係る支持機構は、スライド部材をスライド可能でかつ傾動可能に支持する構成になっていた。しかし支持機構がスライド部材を前後にスライド可能でかつ上下に移動可能に支持する構成になっており、かつスライド部材を上方位置に保持することによってスライド部材を位置調整可能状態に保持し、スライド部材を下方位置にすることでスライド部材を脱着許容状態にする構成になっていても良い。
テーブルソーの左上方からの斜視図である。 図1のA−A線断面矢視図に相当する平行定規の断面図であって、固定状態における平行定規の断面図である。 位置調整可能状態にした際の平行定規の図2に相当する断面図である。 脱着許容状態にした際の平行定規の図2に相当する断面図である。 平行定規を作業台から取外す状態を示す平行定規の図4に相当する断面図である。 図1のB−B線断面矢視図に相当する平行定規の断面図であって、固定状態における平行定規の断面図である。 位置調整可能状態にした際の平行定規の図6に相当する断面図である。 脱着許容状態にした際の平行定規の図6に相当する断面図である。 図4のC−C線断面矢視図である。 図2のD−D線断面矢視図である。 スライド部材と支持部材の斜視図である。
符号の説明
1…平行定規
2,3…ガイド部
4…位置決め装置
5…操作部
5c…ストッパ
6…定規本体
10…テーブルソー
11…作業台
12,13…レール
12a,13a…取付部
12b,13b…掛止溝
20…サポート部材
21…カム部材
21a…第一のカム部
21c…第二のカム部
22…フック部材
23…ステー部材
24…調整ネジ
25…スライド部材
25a…掛止爪
26…支持部材
28…付勢部材
30…サポート部材
31…傾動調整部材
32…傾動係止部材
32d…挿入部
32d1…位置調整用領域
32d2…脱着用領域
34…付勢部材
42…ロッド部材
45…突出ピン

Claims (4)

  1. 作業台上に設置される定規本体と、その定規本体の前後端部に設けられる前後のガイド部と、これら前後のガイド部を作業台の前後部に設けられた前後のレールに対して位置決め固定する位置決め装置とを有している平行定規であって、
    前記位置決め装置は、前記前後のガイド部を前記前後のレールに対して固定する固定状態と、前記前後のガイド部を前記前後のレールに対して作業台の面上方向へ取外し不能としかつ前記前後のガイド部を前記前後のレールに沿って左右方向に位置移動可能とする位置調整可能状態と、前記前後のガイド部を前記前後のレールに対して作業台の面上方向へ取外し可能とする脱着許容状態とに可変とする構成になっていることを特徴とする平行定規。
  2. 請求項1に記載の平行定規であって、
    位置決め装置は、前後のガイド部の少なくとも一つのガイド部に対して前後方向にスライド可能に取付けられるスライド部材と、該スライド部材を前後方向にスライドさせるスライド機構と、該スライド部材を下方から解除可能に支持する支持機構とを有しており、
    一つのレールに形成された掛止溝に対して下方から掛け止められる掛止爪が前記スライド部材に設けられており、その掛止爪を前記掛止溝内にて前後方向にスライド可能に掛け止めることで前記ガイド部を位置調整可能状態とし、前記掛止爪を前記スライド機構によって前記掛止溝に押付けることで前記ガイド部を固定状態とし、前記支持機構を解除して前記掛止爪を前記掛止溝から下方に外すことで前記ガイド部を脱着許容状態とする構成になっていることを特徴とする平行定規。
  3. 請求項1に記載の平行定規であって、
    位置決め装置は、前後のガイド部の少なくとも一つのガイド部に対して前後方向に傾動可能に取付けられかつ傾動されて一つのレールに対して係脱される傾動係止部材と、その傾動係止部材とは別の傾動支点にて前記一つのガイド部に対して傾動可能に取付けられる傾動調整部材とを有しており、前記傾動係止部材と前記傾動調整部材との間には、前記傾動係止部材の傾動量を規制するために、いずれか一方の部材に設けられた突出ピンと、いずれか他方の部材に形成されかつ前記突出ピンが挿入される挿入部とが設けられており、前記挿入部には、前記傾動係止部材の傾動量を所定量に規制して前記一つのガイド部を位置調整可能状態とする位置調整用領域と、前記傾動係止部材の傾動量を前記所定量よりも大きくして前記一つのガイド部を脱着許容状態とする脱着用領域とが形成されていることを特徴とする平行定規。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の平行定規の位置決め装置であって、
    位置決め装置は、前後のガイド部または定規本体に操作可能に取付けられる一つの操作部を有しており、その一つの操作部の操作によって順次固定状態、位置調整可能状態、脱着許容状態とに可変とされ、前記一つの操作部には、前記位置調整可能状態から前記脱着許容状態への誤操作を防止するストッパが設けられていることを特徴とする平行定規。

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