JP2006101829A - 糖液製造装置及び方法 - Google Patents

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義剛 進藤
Tomoaki Omura
友章 大村
Akinori Yasutake
昭典 安武
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Abstract

【課題】糖液製造装置内において、未利用のイオウ成分を有効活用すると共に、熱エネルギーも利用することができる糖液製造装置及び方法を提供する。
【解決手段】バイオマス原料11を粉砕する粉砕装置12と、粉砕された粉砕物13中のセルロース及びヘミセルロースを希硫酸により糖化する糖化装置14と、糖化処理後の糖化処理液15中の糖液及び硫酸等の液分16とリグニンと含む固形分17とを分離する固液分離装置18と、液分16中に含有する硫酸を中和すると共に糖液20を分離する中和固液分離装置19と、前記固液分離装置19で分離された固形分17を燃焼するボイラ24と、該ボイラ24からの排ガスG中のSOx分を脱硫する脱硫装置25とを具備してなり、前記脱硫装置25で得られた硫酸と前記ボイラ24からの水蒸気とを混合して所定濃度に調整した希硫酸を糖化装置14に送給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、硫酸糖化法によってバイオマス原料から糖液を製造する糖液製造装置及び方法に関する。
従来より、希硫酸、濃硫酸による木材等のバイオマスの糖化処理後、固液分離し、液相を中和処理し、エタノール発酵等の原料として利用するエタノール製造技術が実用化されている(特許文献1、特許文献2)。
また、糖を出発原料として、化学工業原料生産(例えば乳酸発酵等)も考えられる。
特表平9−507386号公報 特表平11−506934号公報
しかしながら、前記特許文献1及び2にかかる提案においては、反応に必要な硫酸を常に反応系外から供給する必要があり、製造規模の増大と共に、硫酸の購入コストが増大するという、問題がある。
また、その一方で、イオウ(S)分を含む固液分離残渣は未利用のまま、燃焼排ガスとして廃棄されてきた。
このように、バイオマス糖化処理の残渣であるリグニン中に含まれるS分については全く回収されていないという、問題がある。
また、糖化処理と蒸留に大きな熱エネルギーが必要であるが、従来においては全て外部加熱で補っている、という問題がある。
本発明は、前記問題に鑑み、アルコール製造装置内において、未利用のS成分を有効活用すると共に、熱エネルギーも利用することができるバイオマスからの糖液製造装置及び該装置からの糖液を用いたアルコール製造装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、バイオマス原料を硫酸により糖化する糖化装置と、糖化処理後の糖化処理液中の糖液と固形分とを分離する固液分離装置と、液分中に含有する硫酸を中和すると共に糖液を分離する中和固液分離装置と、前記固液分離装置で分離された固形分を燃焼する燃焼装置と、前記ボイラからの排ガス中のSOx分を脱硫して硫酸を生成する脱硫装置とを具備してなることを特徴とするバイオマスからの糖液製造装置にある。
第2の発明は、第1の発明において、前記燃焼装置からの排ガスの廃熱を回収する廃熱回収装置を設けてなることを特徴とするバイオマスからの糖液製造装置にある。
第3の発明は、第1又は2の発明において、脱硫装置からの硫酸を濃縮する硫酸濃縮装置を設けてなることを特徴とするバイオマスからの糖液製造装置にある。
第4の発明は、第1乃至3のいずれか一つの発明において、前記燃焼装置にS成分含有量の高い燃料を用いてなることを特徴とするバイオマスからの糖液製造装置にある。
第5の発明は、第1乃至4のいずれか一つの発明において、脱硫装置に併設設備の燃焼装置からの排ガスを導入してなることを特徴とするバイオマスからの糖液製造装置にある。
第6の発明は、第1乃至5のいずれか一つの発明において、糖化処理液に吸着剤又は沈澱助剤を投入し、該吸着剤又は沈澱物を回収して燃焼してなると共に、前記燃焼装置からの排ガス中の煤塵を脱塵する脱塵装置を設けてなることを特徴とするバイオマスからの糖液製造装置にある。
第7の発明は、第1乃至5のいずれか一つの発明において、糖液に吸着剤又は沈澱助剤を投入し、該吸着剤又は沈澱物を回収して燃焼すると共に、燃焼装置からの排ガス中の煤塵を脱塵する脱塵装置を設けてなることを特徴とするバイオマスからの糖液製造装置にある。
第8の発明は、第1乃至7のいずれか一つの発明において、糖化装置で用いる硫酸が希硫酸又は濃硫酸であることを特徴とするバイオマスからの糖液製造装置にある。
第9の発明は、第1乃至8のいずれか一つのバイオマスからの糖液製造装置と、前記中和固液分離装置で分離された糖液を発酵する発酵装置と、前記発酵装置により得られる発酵生成物からアルコールを蒸留する蒸留装置とを具備してなることを特徴とするアルコール製造装置にある。
第10の発明は、第9の発明において、蒸留装置で蒸留するアルコールがエタノールであることを特徴とするアルコール製造装置にある。
第11の発明は、バイオマス原料を硫酸により糖化する糖化し、糖化処理後の糖化処理液中の糖液と固形分とを分離し、前記分離した液分中に含有する硫酸を中和すると共に糖液を分離する中和固液分離して糖液を得ると共に、前記分離された固形分を燃焼した燃料排ガス中のSOx分を脱硫して硫酸を生成し、該硫酸を糖化に利用することを特徴とするバイオマスからの糖液製造方法にある。
第12の発明は、第11の発明において、前記燃焼排ガスの廃熱を糖化処理に利用することを特徴とするバイオマスからの糖液製造方法にある。
第13の発明は、第11又は12の発明において、脱硫した硫酸を濃縮することを特徴とするバイオマスからの糖液製造方法にある。
第14の発明は、第11乃至13のいずれか一つの発明において、前記固形分を燃焼する際にS成分含有量の高い燃料を併用することを特徴とするバイオマスからの糖液製造方法にある。
第15の発明は、第11乃至14のいずれか一つの発明において、脱硫の際に併設設備の燃焼装置からの排ガスを導入することを特徴とするバイオマスからの糖液製造方法にある。
第16の発明は、第11乃至15のいずれか一つの発明において、糖化処理液に吸着剤又は沈澱助剤を投入し、該吸着剤又は沈澱物を回収して燃焼すると共に、前記燃焼の際に排ガス中の煤塵を脱塵することを特徴とするバイオマスからの糖液製造方法にある。
第17の発明は、第11乃至15のいずれか一つの発明において、糖液に吸着剤又は沈澱助剤を投入し、該吸着剤又は沈澱物を回収して燃焼すると共に、前記燃焼の際に排ガス中の煤塵を脱塵することを特徴とするバイオマスからの糖液製造方法にある。
第18の発明は、第11乃至17のいずれか一つの発明において、糖化で用いる硫酸が希硫酸又は濃硫酸であることを特徴とするバイオマスからの糖液製造方法にある。
第19の発明は、第11乃至18のいずれか一つのバイオマスからの糖液製造方法により得られる糖液を発酵し、発酵生成物からアルコールを蒸留することを特徴とするアルコール製造方法にある。
第20の発明は、第19の発明において、蒸留するアルコールがエタノールであることを特徴とするアルコール製造方法にある。
本発明によれば、硫酸による糖液製造装置に、例えば活性炭素繊維等の炭素材料を用いた脱硫装置を設置したボイラを用いることで、糖化反応に必要な硫酸を、従来技術では廃棄していたバイオマス原料中のイオウ分を原料として製造、利用することが可能になる。
これにより、糖液を用いた糖液製造において注入する硫酸量の低減、生成熱量の有効利用により、環境負荷の低減とエネルギー生成効率の向上を図ることができる。
更に、吸着材等の利用により、S分以外の微量金属等、バイオマスに含まれる環境汚染物質を固層として回収し、燃焼、排ガス処理系で一括処理することで、エタノール発酵装置への被毒を抑制し反応効率を向上する。これと同時に、生成するエタノール及び石膏の品質向上が可能になる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施例では、バイオマス原料を硫酸で糖化するバイオマスからの糖液製造装置を説明すると共に、前記糖液を発酵処理してアルコールを製造するアルコール製造装置を含めて以下に説明する。
図1は実施例1にかかるエタノール製造装置の概略図である。図1に示すように、本実施例1に係るエタノール製造装置は、バイオマス原料11を粉砕する粉砕装置12と、粉砕された粉砕物13中のセルロース及びヘミセルロースを希硫酸により糖化する糖化装置14と、糖化処理後の糖化処理液15中の糖液及び硫酸等の液分16とリグニンと含む固形分17とを分離する固液分離装置18と、液分16中に含有する硫酸を中和すると共に糖液20を分離する中和固液分離装置19と、前記中和固液分離装置19で分離された糖液20を発酵する発酵装置21と、該発酵により得られる発酵成分から例えばエタノール22を蒸留する蒸留装置23と、前記中和固液分離装置19で分離された固形分(含有、リグニン)17を燃焼する燃焼装置であるボイラ24と、該ボイラ24からの排ガスG中のSOx分を脱硫する脱硫装置25とを具備してなり、前記脱硫装置25で得られた硫酸と前記ボイラ24からの水蒸気とを混合して所定濃度に調整した希硫酸を糖化装置14に送給するものである。
本実施例では、反応系外から硫酸を供給する硫酸供給装置31を設けており、脱硫装置25から得られた硫酸を貯留する硫酸タンク32からの硫酸と系外からの硫酸とを混合する混合チャンバ33により所定濃度の希硫酸(例えば10%硫酸)とし、この希硫酸を水蒸気と硫酸・水蒸気混合チャンバ34により混合することで、糖化反応に適した所定濃度に薄めた希硫酸(約1〜5%硫酸)として、前記糖化装置14に供給するようにしている。
ここで、脱硫装置25としては、例えば活性炭素繊維、活性炭等の炭素材料を用いて、その触媒作用によりSOxを酸化させ、水と接触させて硫酸を製造するものを例示することができる。なお、装置の詳細は後述する。
このように、例えば炭素材料として活性炭素繊維を用いた脱硫装置25を設置したボイラ24を設けるようにすることで、固形分17中のS成分を含むリグニンを燃焼させ、排ガス中のSOxを硫酸とし、この得られた硫酸を糖化反応に活用することができる。
本実施例では発酵成分を蒸留によりエタノールを得ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、エタノール以外の例えばメチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコールを例示することができる。
また、糖液から乳酸発酵により乳酸を得るようにしてもよい。
また、糖液をそのまま精製して各種糖を得るようにしてもよい。
ここで、前記脱硫装置の一例を図10乃至図12を参照しつつ説明する。
本実施例では、脱硫装置として、活性炭素繊維等の炭素材料を触媒としてSOxを酸化して、別途供給する水と反応させることで、硫酸を製造するものであるが、活性炭素繊維以外には粉状又は粒状の活性炭、バイオマス原料活性炭等を挙げることができる。
以下においては、炭素材料として活性炭素繊維を例にして説明する。
ここで、図10を参照して排ガス中の硫黄酸化物を脱硫装置及び脱硫方法について説明する。
図10に示すように、脱硫装置は、排ガスGを押込む押込ファン121と、排ガスを冷却すると共に増湿冷却水115により所定の湿度を付与する増湿冷却装置116と、排ガスGが流通する脱硫塔104内に設けられ、活性炭素繊維層で形成される触媒層107と、前記脱硫塔104内に設けられ、前記触媒層107に硫酸生成用の水を供給する水供給装置111とを具備している。なお、本実施例では、前記脱硫塔104内に、前記触媒層107のガス上流側に、ガス101中の煤塵を除去するフィルタ層151を設けて、触媒層107に導入する前流において、排ガスG中の煤塵の除去をしている。
前記触媒層107の酸化作用によりSOxを酸化させ、散水ノズル122から供給された水105により希硫酸を製造する。
なお、得られた前記希硫酸を循環ポンプ152により循環させて、硫酸濃度を上昇させるために、水供給装置111の通路には流路を切替える弁153を設置して必要に応じて切り替えるようにしている。
前記脱硫装置25によれば、ボイラ24から排出された排ガスGが、押込ファン121により送られ、排ガス温度を冷却すると共に湿度を付与する増湿冷却装置116を経て下部側壁の導入部から脱硫塔104内に導入される。導入された排ガスGは、先ず、フィルタ層151において、ガス中の煤塵が除去される。次に、活性炭素繊維層で形成される触媒層107の表面でSOxの酸化が行われ、この際硫酸生成用の水105により硫酸が生成される。排ガスGからSOxが反応除去されるので、前記触媒層107を通過したガスは浄化ガス109となり、脱硫塔104上部の排出部から排出され、その後図示しない煙突を通して大気に放出される。
前記触媒層107は複数の活性炭素繊維層からなる触媒を備え、各々の活性炭素繊維層の表面では、例えば、以下の反応により脱硫反応が生じる。
即ち、(1)触媒の活性炭素繊維層への排ガス中の二酸化硫黄SO2の吸着。
(2)吸着した二酸化硫黄SO2と排ガス中の酸素O2(別途供給することも可である)との反応による三酸化硫黄SO3への酸化。
(3)酸化した三酸化硫黄SO3の水H2Oへの溶解による硫酸H2SO4の生成。
(4)生成された硫酸H2SO4の活性炭素繊維層からの離脱。
この時の反応式は以下の通りである。
SO2+1/2O2+H2O→H2SO4
このようにして、触媒層107を構成する活性炭素繊維層の中でガス101の二酸化硫黄(SO2)を吸着して酸化し、水(H2O)と反応させて硫酸(H2SO4)を生成して離脱除去することにより、排ガス中の脱硫が行われる。
この脱硫の模式図を図11に示す。
ここで、本発明の触媒層107で用いる活性炭素繊維の一例を下記に示す。本発明で用いられる活性炭素繊維としては、例えばピッチ系活性炭素繊維、ポリアクリロニトリル系活性炭素繊維、フェノール系活性炭素繊維、セルロース系活性炭素繊維を挙げることができるが、本発明はこれらに限定されるものではなく、前記触媒作用を奏する活性炭素繊維であれば何等限定されるものではない。
図12は、本実施の形態にかかる脱硫塔104に配設される活性炭素繊維層の斜視図である。
図12に示すように、触媒層107の一単位を形成する活性炭素繊維層125は、平板状の平板活性炭素繊維シート126と波板状の波板活性炭素繊維シート127とが交互に積層され、間に形成される直線状の空間が通路128となり、該通路128が上下に延びた状態になっている。
平板活性炭素繊維シート126及び波板活性炭素繊維シート127は板状であると共に、前記波板活性炭素繊維シート127は、さらに例えばコルゲータ等を用いて波型に成型されている。
また、波板状とする以外に、例えばハニカム形状等、排ガスが活性炭素繊維シートに対して平行に通過する形状に成形するようにしてもよい。
そして、図10に示すように、散水ノズル122から水が噴霧状に供給されると共にガス101が下から送られ、活性炭素繊維層125を流通した水105は粒径が数mm程度となって下部に落下する。
そして、ガス101は、平板活性炭素繊維シート126及び波板活性炭素繊維シート127を交互に積層して形成される通路128を流通するようになっているので、圧力損失の増大が抑制されている。
このような脱硫装置25を用いることで、糖化装置14で得られた糖化処理液15中のリグニン等の残渣に含まれるイオウ(S)成分を燃焼設備であるボイラ24で燃焼させ、該ボイラ24からの排ガスG中のSOxから硫酸を得ることができる。そして、この得られた硫酸は糖化装置14でバイオマスの糖化処理に用いる硫酸として利用できる。これにより、糖液製造の反応系内では、約20〜35%程度の硫酸を賄うことができ、従来よりも、外部から購入する硫酸の量を大幅に低減させることができる。
図2は実施例2にかかるエタノール製造装置の概略図である。図2に示すように、本実施例2に係るエタノール製造装置は、図1に示す実施例1にかかるエタノール製造装置において、ボイラ24からの排ガスGの廃熱Hを利用する廃熱回収装置35を設けている。これにより、廃熱Hを糖化装置14及び蒸留装置の予熱に利用するようにしている。ここで、希硫酸法による糖化の場合には、約140〜240℃の熱量が必要となるので、この熱量の一部を賄うことができるようになる。
これは、脱硫装置25に導入する排ガスGは低温(約40〜80℃)とする必要があり、一方、エタノール製造装置の糖化装置14及び蒸留装置23においては熱量が必要であるので、ボイラから排出される排ガスG中の廃熱を系内で有効利用することができる。
図3は実施例3にかかるエタノール製造装置の概略図である。図3に示すように、本実施例3に係るエタノール製造装置は、図1に示す実施例1にかかるエタノール製造装置において、ボイラ24の燃料40としてS分の多い燃料を用いてS分リッチな排ガスGをボイラから排出するようにし、脱硫装置25での硫酸の回収率の向上を図るようにしている。これにより、系内において硫酸を賄うことができ、外部から硫酸を供給することがなくなる。S分の多い燃料としては、例えば石炭、重油、バイオマス、廃棄活性炭素繊維又は活性炭等を挙げることができる。
このように、本実施例によれば、外部から別途供給する硫酸が不要となり、エタノール製造効率が向上する。なお、硫酸タンク32における硫酸の濃度が高い場合には、水供給装置41からの水で所定濃度に希釈するようにしている。
このように、実施例1において不足するS分を賄うために、ボイラ24に供給する燃料として例えば石炭等のイオウ含有燃料が多いものを添加し混焼するようにしている。
図4は実施例4にかかるエタノール製造装置の概略図である。図4に示すように、本実施例4に係るエタノール製造装置は、図1に示す実施例1にかかるエタノール製造装置において、糖化装置14からの糖化処理液15に吸着剤51を投入し、糖化処理液15中に存在するAs,Cd,Cu,Cl等の環境汚染物質を投入した吸着剤51に吸着させ、生成物であるエタノール中に不純物が存在しないようにしている。
また、吸着剤51は固液分離装置18により固形分17側に移行し、ボイラ24により燃料されるので、その排ガスG中にガス状の環境汚染物質が存在する場合がある。よって、ボイラ24からの排ガスG中の浮遊煤塵を脱塵する脱塵装置52を設け、外部への飛散を防止するようにしている。
前記吸着剤としては、例えば鉄、アルミニウム系の吸着剤を挙げることができるが、これに限定されるものではない。また、活性炭素繊維、活性炭の他に使用済みの活性炭素繊維や活性炭を用いるようにしてもよい。
これにより、原料バイオマス中に存在する環境汚染物質の石膏、エタノールへの混入を防止することができる。添加した吸着剤51は固液分離装置18により固形分17側で回収し、ボイラ24にて燃焼処理するようにしている。この際、ボイラ24に脱塵装置52を設けることで揮発成分となった環境汚染物質を除去することで排ガスを浄化するようにしている。
図5は実施例5にかかるエタノール製造装置の概略図である。図4に示すように、本実施例5に係るエタノール製造装置は、図1に示す実施例1にかかるエタノール製造装置において、中和固液分離装置19からの糖液20に吸着剤51を投入し、糖液20中に存在するAs,Cl等の環境汚染物質を投入した吸着剤51に吸着させ、生成物であるエタノール中に不純物が存在しないようにしている。
吸着剤51は発酵装置21の前段に介装した吸着剤回収装置53により回収して、実施例4と同様にボイラ24で燃料させるようにしている。
前記吸着剤51の種類は実施例4と同様である。
これにより、原料バイオマス中に存在する環境汚染物質のエタノールへの混入を防止することができる。添加した吸着剤51は吸着剤回収装置53により回収し、ボイラ24にて燃焼処理するようにしている。この際、ボイラ24に脱塵装置52を設けることで揮発成分となった環境汚染物質を除去することで排ガスを浄化するようにしている。
図6は実施例6にかかるエタノール製造装置の概略図である。図6に示すように、本実施例6に係るエタノール製造装置は、実施例4における吸着剤51を糖化装置14からの糖化処理液15に投入する代わりに沈澱助剤54を投入し、糖化処理液15中に存在するAs,Cl等の環境汚染物質を沈澱させ、生成物であるエタノール中に不純物が存在しないようにしている。
また、沈殿物55は固液分離装置18によりリグニンと共に固形分17側に移行し、ボイラ24により燃料されるので、その排ガスG中にガス状の環境汚染物質が存在する場合がある。よって、実施例4と同様に、ボイラ24からの排ガスG中の浮遊煤塵を脱塵する脱塵装置52を設け、外部への飛散を防止するようにしている。
前記沈澱助剤54としては、例えば鉄、アルミニウム系の沈澱助剤剤を挙げることができるが、これに限定されるものではない。
なお、ボイラ24で沈殿物55を燃焼させるが、その際揮発成分となる環境汚染物質を脱塵装置52で除去するのは実施例4と同様である。
図7は実施例7にかかるエタノール製造装置の概略図である。図7に示すように、本実施例5に係るエタノール製造装置は、実施例5における吸着剤51を中和固液分離装置19からの糖液20に投入する代わりに、沈澱助剤54を投入し、糖液20中に存在するAs,Cl等の環境汚染物質を投入した沈澱させ、生成物であるエタノール中に不純物が存在しないようにしている。
前記沈澱物55は発酵装置21の前段に介装した沈殿物回収装置56により回収して、実施例6と同様にボイラ24で燃料させるようにしている。
前記吸着剤51の種類は実施例4と同様である。
また、沈殿物55は沈殿物回収装置56回収し、ボイラ24により燃料されるので、その排ガスG中にガス状の環境汚染物質が存在する場合がある。よって、実施例4と同様に、ボイラ24からの排ガスG中の浮遊煤塵を脱塵する脱塵装置52を設け、外部への飛散を防止するようにしている。
図8は実施例8にかかるエタノール製造装置の概略図である。図8に示すように、本実施例8に係るエタノール製造装置は、図1に示す実施例1にかかるエタノール製造装置において、脱硫装置25に導入する排ガスGを、エタノール製造装置10内で発生した固形分17を燃焼する第1のボイラ24−1以外に、別途併設した第1の燃焼設備80−1の第2のボイラ24−2、第2の燃焼設備80−2の発電機81を有する第3のボイラ24−3から排ガスG−2、G−3を脱硫装置25に導入して脱硫し、硫酸製造効率を増大させるようにしたものである。前述した実施例1において約35%程度の硫酸を製造することができるので、エタノール製造装置10で得られる固形分量を燃焼する規模のボイラを複数台併設しているような場合には、そのボイラからの排ガス中に含まれるSOxを脱硫することでエタノール製造の糖化装置14で必要とする硫酸を賄うことができる。
また、ボイラからの排ガスG−2、G−3の廃熱H−2、H−3をエタノール製造装置10内で利用することで熱利用効率が向上する。
さらに、脱硫装置25から得られた硫酸の濃度が所定濃度に達していないような場合には、例えばイオン交換法等による硫酸濃縮装置を硫酸タンク32との間に介装して、所定濃度に達するようにしてもよい。
このように、不足する熱量及びS分を補う為、石炭炊きボイラ等の高SOx2排ガスを生成する燃焼設備を併設することで、エタノール製造装置内において糖化に必要な硫酸を賄うようにすることができ、外部から別途硫酸を供給することが不要となる。
また、例えば石炭焚ボイラにおいて、排ガスが浄化されると共に、排ガス中から脱硫した生成した硫酸をアルコール製造装置に転用することができるので、硫酸個別の処理が不要となる。
この結果、脱硫装置を用いて、バイオマス中に含まれるイオウ分を有効活用でき、硫酸の購入費、脱硫廃液等のコスト削減が期待できる。
また、プロセスの必要な熱エネルギーが低減され、発電量の増加などに寄与することができる。さらに生成物、廃棄物を浄化可能にすることができる。
図9は実施例9にかかるエタノール製造装置の概略図である。前述した実施例のエタノール製造装置は希硫酸法による糖化方法のものを説明したが、本実施例では濃硫酸法による糖化方法について説明する。図9に示すように、本実施例9に係るエタノール製造装置は、バイオマス原料11を粉砕する粉砕装置12と、粉砕された粉砕物13中のセルロース及びヘミセルロースを濃硫酸により糖化する糖化装置14と、糖化処理後の糖化処理液15中の糖液及び硫酸等の液分16とリグニンと含む固形分17とを分離する固液分離装置18と、液分16中に多量に存在する硫酸を回収する硫酸回収装置71と、大部分の硫酸が除去された液分16中に一部残留する硫酸を中和すると共に糖液20を分離する中和固液分離装置19と、中和固液分離装置19で分離された糖液20を発酵する発酵装置21と、該発酵により得られるアルコールからエタノール22を蒸留する蒸留装置23と、前記中和固液分離装置19で分離された固形分17を燃焼するボイラ24と、該ボイラ24からの排ガスG中のSOx分を脱硫する脱硫装置25と、脱硫装置25で得られた硫酸を濃縮する硫酸濃縮装置72と、濃縮された硫酸を貯留する硫酸タンク32とを具備してなり、前記硫酸タンク32からの濃硫酸と前記ボイラ24からの水蒸気とを混合チャンバ34で混合して所定濃度に調整した濃硫酸を糖化装置14に送給するものである。
一般に濃硫酸法は、第1段の糖化反応において約80%程度硫酸を用いており、第2段の糖化反応において約30%程度の硫酸を用いており、これらの濃度になるように、前記Sと混合して供給するようにしている。
上述した実施例では糖液からアルコールを製造するアルコール製造装置について説明したが、糖液を利用する形態は様々な形態があり、例えば乳酸発酵、1,3−プロパンジオール、コハク酸、各種酵素(例えばアミラーゼ、セルラーゼ等)を得ることができ、この発酵手法は公知の手法を用いることができ、これらの原料となる糖液の製造に本発明は適用することができる。
また、糖液をそのまま精製してキシロースやグルコースを得ることもできる。
上述した実施例では、実施例1に各構成を追加した場合について説明したが、本発明では各実施例が相互に組み合わさるようにして、それらの構成による相乗効果を発揮させるようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかるアルコール製造装置は、従来未利用のリグニン中のS成分を有効利用して硫酸として、外部から投入する硫酸の使用量を大幅に削減することができ、バイオマス原料からアルコールを効率良く製造することに用いて適している。
実施例1にかかるアルコール製造装置の概略図である。 実施例2にかかるアルコール製造装置の概略図である。 実施例3にかかるアルコール製造装置の概略図である。 実施例4にかかるアルコール製造装置の概略図である。 実施例5にかかるアルコール製造装置の概略図である。 実施例6にかかるアルコール製造装置の概略図である。 実施例7にかかるアルコール製造装置の概略図である。 実施例8にかかるアルコール製造装置の概略図である。 実施例9にかかるアルコール製造装置の概略図である。 脱硫装置の概略図である。 脱硫反応を示す模式図である。 活性炭素繊維層の斜視図である。
符号の説明
10 アルコール製造装置
11 バイオマス原料
12 粉砕装置
13 粉砕物
14 糖化装置
15 糖化処理液
16 液分
17 固形分
18 固液分離装置
19 中和固液分離装置
20 糖液
21 発酵装置
22 エタノール
23 蒸留装置
24 ボイラ
25 脱硫装置

Claims (20)

  1. バイオマス原料を硫酸により糖化する糖化装置と、
    糖化処理後の糖化処理液中の糖液と固形分とを分離する固液分離装置と、
    液分中に含有する硫酸を中和すると共に糖液を分離する中和固液分離装置と、
    前記固液分離装置で分離された固形分を燃焼する燃焼装置と、
    前記ボイラからの排ガス中のSOx分を脱硫して硫酸を生成する脱硫装置とを具備してなることを特徴とする糖液製造装置。
  2. 請求項1において、
    前記燃焼装置からの排ガスの廃熱を回収する廃熱回収装置を設けてなることを特徴とする糖液製造装置。
  3. 請求項1又は2において、
    脱硫装置からの硫酸を濃縮する硫酸濃縮装置を設けてなることを特徴とする糖液製造装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つにおいて、
    前記燃焼装置にS成分含有量の高い燃料を用いてなることを特徴とする糖液製造装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つにおいて、
    脱硫装置に併設設備の燃焼装置からの排ガスを導入してなることを特徴とする糖液製造装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つにおいて、
    糖化処理液に吸着剤又は沈澱助剤を投入し、該吸着剤又は沈澱物を回収して燃焼してなると共に、前記燃焼装置からの排ガス中の煤塵を脱塵する脱塵装置を設けてなることを特徴とする糖液製造装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか一つにおいて、
    糖液に吸着剤又は沈澱助剤を投入し、該吸着剤又は沈澱物を回収して燃焼すると共に、燃焼装置からの排ガス中の煤塵を脱塵する脱塵装置を設けてなることを特徴とする糖液製造装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一つにおいて、
    糖化装置で用いる硫酸が希硫酸又は濃硫酸であることを特徴とする糖液製造装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一つのバイオマスからの糖液製造装置と、
    前記中和固液分離装置で分離された糖液を発酵する発酵装置と、
    前記発酵装置により得られる発酵生成物からアルコールを蒸留する蒸留装置とを具備してなることを特徴とするアルコール製造装置。
  10. 請求項9において、
    蒸留装置で蒸留するアルコールがエタノールであることを特徴とするアルコール製造装置。
  11. バイオマス原料を硫酸により糖化する糖化し、糖化処理後の糖化処理液中の糖液と固形分とを分離し、前記分離した液分中に含有する硫酸を中和すると共に糖液を分離する中和固液分離して糖液を得ると共に、
    前記分離された固形分を燃焼した燃料排ガス中のSOx分を脱硫して硫酸を生成し、該硫酸を糖化に利用することを特徴とする糖液製造方法。
  12. 請求項11において、
    前記燃焼排ガスの廃熱を糖化処理に利用することを特徴とする糖液製造方法。
  13. 請求項11又は12において、
    脱硫した硫酸を濃縮することを特徴とする糖液製造方法。
  14. 請求項11乃至13のいずれか一つにおいて、
    前記固形分を燃焼する際にS成分含有量の高い燃料を併用することを特徴とする糖液製造方法。
  15. 請求項11乃至14のいずれか一つにおいて、
    脱硫の際に併設設備の燃焼装置からの排ガスを導入することを特徴とする糖液製造方法。
  16. 請求項11乃至15のいずれか一つにおいて、
    糖化処理液に吸着剤又は沈澱助剤を投入し、該吸着剤又は沈澱物を回収して燃焼すると共に、前記燃焼の際に排ガス中の煤塵を脱塵することを特徴とする糖液製造方法。
  17. 請求項11乃至15のいずれか一つにおいて、
    糖液に吸着剤又は沈澱助剤を投入し、該吸着剤又は沈澱物を回収して燃焼すると共に、前記燃焼の際に排ガス中の煤塵を脱塵することを特徴とする糖液製造方法。
  18. 請求項11乃至17のいずれか一つにおいて、
    糖化で用いる硫酸が希硫酸又は濃硫酸であることを特徴とする糖液製造方法。
  19. 請求項11乃至18のいずれか一つのバイオマスからの糖液製造方法により得られる糖液を発酵し、発酵生成物からアルコールを蒸留することを特徴とするアルコール製造方法。
  20. 請求項19において、
    蒸留するアルコールがエタノールであることを特徴とするアルコール製造方法。
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