JP2006100990A - 記録再生装置および方法、再生装置および方法、記録装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

記録再生装置および方法、再生装置および方法、記録装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目的のコンテンツをより正確にユーザに視聴させることができるようにする。
【解決手段】 記録開始時刻情報生成部112は、記録開始時刻情報を生成する。ストリーム再生制御テーブル生成部114は、コンテンツデータ記録部54に記録されたストリームリソースに対応するストリーム再生制御テーブル123を生成する。相対時間情報補正部115は、コンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、メタデータ管理部101がセグメントメタデータ122を参照して特定した再生対象のセグメントの相対時間情報を補正する。読み出し制御部93は、メタデータ管理部101が特定した、補正後の相対時間情報に対応する相対位置情報に基づいてセグメントの読み出しを制御する。本発明は、例えば、テレビジョン受像機に適用できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録再生装置および方法、再生装置および方法、記録装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、例えば、目的のコンテンツをより正確にユーザに視聴させることができるようにした記録再生装置および方法、再生装置および方法、記録装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年、放送局がデジタル方式によりテレビジョン信号を放送するデジタル放送サービスが普及し始めている。デジタル放送サービスにおいては、放送されるテレビジョン信号はデジタルデータであるのでその加工が容易であるので、放送局がコンテンツとともにメタデータを供給することにより、テレビジョン受像機は、単に受信したコンテンツをそのまま出力するだけでなく、様々な方法で受信したコンテンツを処理することができる。
例えば、電子番組ガイド、番組インデックス、字幕、解説音声(視覚障害者向け情報等)、番組補完情報(出演者,あらすじ等)、マルチビューテレビ(複数のカメラアングル)、または、参加型番組(ショッピング,アンケート等)等の様々な番組関連サービスを提供するために、放送局は、番組(コンテンツ)とともに、番組関連情報を送信する方法が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、データチャンネルに多重されている映像オブジェクトの情報を制御して、デジタル放送の映像音声チャンネルに多重されている映像音声データに同期させ、重ね合わせて表示させ、映像オブジェクトが選択されると、選択された映像オブジェクトの情報に応じた制御を行う方法も考えられている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、映像プログラム画像中の特定の画像オブジェクトに付加される情報である副情報を、リンクデータを生成することにより、視聴者に容易かつ確実に提供する方法も考えられている(例えば、特許文献3参照)。
これらのように、本来の番組(コンテンツ)にデータ放送のデータを付加して表示するだけでなく、データ放送のデータによって、番組の受信方法や表示方法を制御する方法も考えられている。
例えば、所謂、サーバ型放送等のように、テレビジョン受像機が、放送局より放送された番組(コンテンツ)を一度録画し、それをユーザの要求等に基づいてシーン毎等所定の単位(セグメント)で切り出して再生させるサービスが考えられている。この方法において、放送局は、例えば、番組のデータとともに、切り出すセグメントの属性と番組開始からの相対時刻を記述したセグメントメタデータをテレビジョン受像機に供給する。テレビジョン受像機は番組のデータ(コンテンツデータ)とともにセグメントメタデータを取得し、これに基づいて特定のセグメント再生を行う。
図1は、この従来のセグメント切り出し方法の例を具体的に説明する図である。図1の下段に示されるように、テレビジョン受像機は、ある番組のデータとしてMPEG2-TS(Moving Picture Experts Group 2-Transport Stream)方式のストリームリソース1を受信するとともに、セグメントメタデータ11を受信する。テレビジョン受像機は、ストリームリソース1を録画(記録)すると、点線21に示されるように、このストリームリソース1のピクチャ(フレーム)データについて、ストリームリソース1の先頭からの時間的位置を示す相対時間情報と、ストリームリソース1の先頭からのデータ量的位置を示す相対位置情報とを関連付けるストリーム再生制御テーブル12を生成する。ただし、レビジョン受像機は、GOP(Group Of Picture)単位で(GOPの先頭ピクチャについて)このストリーム再生制御テーブル12の要素を生成する。
そして、ユーザ指示(矢印22)等によりセグメントメタデータ11においてIDが「n」の属性情報(セグメントNの属性情報)が指定されると、テレビジョン受像機は、その属性情報に対応する相対時間情報Tsegnを特定する。そして、テレビジョン受像機は、その特定した相対時間情報に対応する相対位置情報Dsegnを、ストリーム再生制御テーブル12を用いて特定し(矢印23)、その特定した相対位置情報Dsegnに基づいてストリームリソース1にアクセスし(矢印24)、目的のセグメントNを読み出す。
特開2002−176401号公報 特開2002−185885号公報 特開2003−259336号公報
しかしながら、実際には、テレビジョン受像機は、必ずしも、放送局の放送処理に対して常に同期して動作するわけではない。デジタル放送において、テレビジョン受像機は、通常、放送局より供給される時計信号であるTOT(Time Offset Table)を用いて時刻の制御を行う。例えば、予約録画する場合、テレビジョン受像機は、このTOTに基づいて現在時刻を判断し、予約された録画開始時刻になったと判定すると録画処理を開始する。
しかしながら、放送タイミングの制御レベルに対してこのTOTの精度は低く、放送タイミングをフレーム単位で管理することができない。例えば、TOTの場合、例えば、電波環境の変化等によって、番組の開始タイミングが想定していた開始時刻から数秒程度ずれることもある。従来のテレビジョン受像機は、このように精度の低い時刻情報によって録画タイミングを管理するので、放送タイミングと録画タイミングの同期制御の精度が低かった。また、テレビジョン受像機においては、待機処理の発生等によって受信処理や記録処理が遅延することもある。
このような原因により、テレビジョン受像機は、録画を指定された番組(放送されたコンテンツ)を、その番組の先頭位置より正確に録画を開始し、番組の終了位置において正確に録画を終了させることができない場合があった。例えば、EPG(Electronic Program Guide)等を利用して予約された録画処理が実行されたとき、テレビジョン受像機は、その予約された番組の録画を開始するが、録画処理の開始が遅れたり早まったりするなどして、録画されたデータの先頭位置は、必ずしも番組の先頭位置と一致するとは限らない。同様に、録画されたデータの終了位置も、番組の終了位置と必ずしも一致しない。
このような場合において、以上のような方法によりデータの再生を制御したとき、放送局より供給されたセグメントメタデータ11の相対時間情報(番組の先頭位置からの相対時間情報)と、生成したストリーム再生制御テーブル12の相対時間情報(記録されたストリームリソース1の先頭位置からの相対時間情報)とが一致しない恐れがあった。このような事態において得られた相対位置情報に基づいてデータが読み出された場合、セグメントNより前の位置から再生が開始されセグメントNの途中で再生が終了したり、セグメントNの途中から再生が開始されたりするなど、再生位置がずれてしまい、再生を指定されたセグメントNを正しく再生することができないという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、コンテンツを再生する場合、その再生位置制御をより正確に行い、目的のコンテンツを正しく出力し、ユーザに視聴させることができるようにするものである。
本発明の第1の記録再生装置は、コンテンツデータを記録する第1の記録手段と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録手段によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成手段と、第1の記録手段により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成手段と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成手段により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成手段により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録手段と、第2の記録手段により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出し手段と、再生制御情報読み出し手段により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正手段と、再生制御情報読み出し手段により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正手段により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定手段と、特定手段により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
放送局より放送されるコンテンツデータおよびコンテンツ開始時刻情報を受信する受信手段をさらに備えるようにすることができる。
他の装置と通信を行い、他の装置より配信されるコンテンツデータおよびコンテンツ開始時刻情報を取得する通信手段をさらに備えるようにすることができる。
再生手段により再生されたコンテンツデータを出力する出力手段をさらに備えるようにすることができる。
コンテンツデータはMPEG方式により圧縮されたデータであり、再生制御用テーブル生成手段は、コンテンツデータの各GOPの先頭ピクチャについて第2の相対時間情報と相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成し、特定手段は、再生制御用テーブルを用いて、再生位置を含むGOPの先頭ピクチャを再生位置とし、先頭ピクチャの相対位置情報を特定するようにすることができる。
前記コンテンツデータは所定の方式で暗号化されたデータであり、暗号化されたコンテンツデータを復号する復号手段と、復号手段によるコンテンツデータの復号に必要な処理時間を確保するように再生位置を設定する再生位置設定手段とをさらに備えるようにすることができる。
本発明の第1の記録再生方法は、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップと、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと、第2の記録ステップの処理により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定ステップと、特定ステップの処理により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップと、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと、第2の記録ステップの処理により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定ステップと、特定ステップの処理により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の再生装置は、記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および記録媒体に記録されたコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出し手段と、再生制御情報読み出し手段により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正手段と、再生制御情報読み出し手段により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正手段により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定手段と、特定手段により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
前記再生手段により再生されたコンテンツデータを出力する出力手段をさらに備えるようにすることができる。
前記コンテンツデータはMPEG方式により圧縮されたデータであり、特定手段は、コンテンツデータの各GOPの先頭ピクチャについて第2の相対時間情報と相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを用いて、再生位置を含むGOPの先頭ピクチャを再生位置とし、先頭ピクチャの相対位置情報を特定するようにすることができる。
前記コンテンツデータは所定の方式で暗号化されたデータであり、暗号化されたコンテンツデータを復号する復号手段と、復号手段によるコンテンツデータの復号に必要な処理時間を確保するように再生位置を設定する再生位置設定手段とをさらに備えるようにすることができる。
本発明の再生方法は、記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および記録媒体に記録されたコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定ステップと、特定ステップの処理により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および記録媒体に記録されたコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定ステップと、特定ステップの処理により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録装置は、コンテンツデータを記録する第1の記録手段と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録手段によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成手段と、第1の記録手段により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成手段と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成手段により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成手段により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録手段とを備えることを特徴とする。
放送局より放送されるコンテンツデータおよびコンテンツ開始時刻情報を受信する受信手段をさらに備えるようにすることができる。
他の装置と通信を行い、他の装置より配信されるコンテンツデータおよびコンテンツ開始時刻情報を取得する通信手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の記録方法は、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップと、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第3のプログラムは、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップと、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2の記録再生装置は、コンテンツデータを記録する第1の記録手段と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録手段によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成手段と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成手段により生成された記録開始時刻情報、および、第1の記録手段により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、相対時間情報と、コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録手段と、第2の記録手段により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出し手段と、再生制御情報読み出し手段により読み出されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを用いて、第1の相対位置情報の補正用のオフセット値を算出するオフセット値算出手段と、再生制御情報読み出し手段により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時間情報で指定された再生位置の第1の相対位置情報を特定する特定手段と、オフセット値算出手段により算出されたオフセット値を用いて、特定手段により特定された第1の相対位置情報を補正し、第1の記録手段により記録されたコンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報を得る相対位置情報補正手段と、相対位置情報補正手段により補正されて得られた第2の相対位置情報に基づいて、コンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の記録再生方法は、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、相対時間情報と、コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと、第2の記録ステップの処理により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを用いて、第1の相対位置情報の補正用のオフセット値を算出するオフセット値算出ステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時間情報で指定された再生位置の第1の相対位置情報を特定する特定ステップと、オフセット値算出ステップの処理により算出されたオフセット値を用いて、特定ステップの処理により特定された第1の相対位置情報を補正し、第1の記録手段により記録されたコンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報を得る相対位置情報補正ステップと、相対位置情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対位置情報に基づいて、コンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第4のプログラムは、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、相対時間情報と、コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと、第2の記録ステップの処理により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを用いて、第1の相対位置情報の補正用のオフセット値を算出するオフセット値算出ステップと、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時間情報で指定された再生位置の第1の相対位置情報を特定する特定ステップと、オフセット値算出ステップの処理により算出されたオフセット値を用いて、特定ステップの処理により特定された第1の相対位置情報を補正し、第1の記録手段により記録されたコンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報を得る相対位置情報補正ステップと、相対位置情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対位置情報に基づいて、コンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1の記録再生装置および方法、並びに第1のプログラムにおいては、コンテンツデータが記録され、所定の基準時刻情報を用いて、コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報が生成され、記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルが生成され、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルが再生制御情報として記録され、その記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルが読み出され、その読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報が用いられて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報が補正され、第2の相対時間情報が得られ、再生制御用テーブルを用いて、補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報が特定され、その相対位置情報が特定されたコンテンツデータの再生位置が読み出されて再生される。
本発明の再生装置および方法、並びに第2のプログラムにおいては、記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および記録媒体に記録されたコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルが読み出され、その読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報が補正されて、第2の相対時間情報が得られ、再生制御用テーブルが用いられて、補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報が特定され、その相対位置情報が特定されたコンテンツデータの再生位置が読み出されて再生される。
本発明の記録装置および方法、並びに第3のプログラムにおいては、コンテンツデータが記録され、所定の基準時刻情報を用いて、コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報が生成され、記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルが生成され、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成手段により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブルが再生制御情報として記録される。
本発明の第2の記録再生装置および方法、並びに第4のプログラムにおいては、コンテンツデータが記録され、所定の基準時刻情報を用いて、コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報が生成され、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および、コンテンツデータの所定の部分について、相対時間情報と、コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルが再生制御情報として記録され、その記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルが読み出され、その読み出されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルが用いられて、第1の相対位置情報の補正用のオフセット値が算出され、再生制御用テーブルが用いられて、相対時間情報で指定された再生位置の第1の相対位置情報が特定され、オフセット値が用いられて、特定された第1の相対位置情報が補正され、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報が得られ、その補正されて得られた第2の相対位置情報に基づいて、コンテンツデータの再生位置が読み出されて再生される。
本発明によれば、例えば、目的のコンテンツをより正確にユーザに視聴させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定したりするものではない。
本発明の第1の記録再生装置(例えば、図2のデジタル放送用テレビジョン受像機)は、コンテンツデータを記録する第1の記録手段(例えば、図2のコンテンツデータ記録部)と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録手段によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報(例えば、図7の記録開始時刻情報)を生成する記録開始時刻情報生成手段(例えば、図3の記録開始時刻情報生成部)と、第1の記録手段により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブル(例えば、図3のストリーム再生制御テーブル)を生成する再生制御用テーブル生成手段(例えば、図3のストリーム再生制御テーブル生成部)と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報(例えば、図7のコンテンツ開始時刻情報)、記録開始時刻情報生成手段により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成手段により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録手段(例えば、図3のメタデータ記録部)と、第2の記録手段により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出し手段(例えば、図3のメタデータ管理部)と、再生制御情報読み出し手段により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正手段(例えば、図3の相対時間情報補正部)と、再生制御情報読み出し手段により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正手段により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定手段(例えば、図3のメタデータ管理部)と、特定手段により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生手段(例えば、図2のコンテンツデータ再生部)とを備えることを特徴とする。
放送局より放送されるコンテンツデータおよびコンテンツ開始時刻情報を受信する受信手段(例えば、図2の受信部)をさらに備えるようにすることができる。
他の装置(例えば、図23のサーバ)と通信を行い、他の装置より配信されるコンテンツデータおよびコンテンツ開始時刻情報を取得する通信手段(例えば、図23の通信部)をさらに備えるようにすることができる。
再生手段により再生されたコンテンツデータを出力する出力手段(例えば、図2の出力部)をさらに備えるようにすることができる。
コンテンツデータはMPEG方式により圧縮されたデータであり、再生制御用テーブル生成手段は、コンテンツデータの各GOPの先頭ピクチャについて第2の相対時間情報と相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成し(例えば、図10のステップS7乃至ステップS9)、特定手段は、再生制御用テーブルを用いて、再生位置を含むGOPの先頭ピクチャを再生位置とし、先頭ピクチャの相対位置情報を特定する(例えば、図11のステップS33またはステップS36)ようにすることができる。
前記コンテンツデータは所定の方式で暗号化されたデータであり、暗号化されたコンテンツデータを復号する復号手段(例えば、図12の復号部)と、復号手段によるコンテンツデータの復号に必要な処理時間を確保するように再生位置を設定する再生位置設定手段(例えば、図13の読み出し開始終了位置設定部)とをさらに備えるようにすることができる。
本発明の第1の記録再生方法は、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップ(例えば、図10のステップS5)と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップ(例えば、図10のステップS6)と、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップ(例えば、図10のステップS9)と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップ(例えば、図10のステップS4、ステップS6、およびステップS12)と、第2の記録ステップの処理により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップ(例えば、図11のステップS31)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップ(例えば、図11のステップS34またはステップS37)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定ステップ(例えば、図11のステップS35またはステップS38)と、特定ステップの処理により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップ(例えば、図11のステップS39)とを含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップ(例えば、図10のステップS5)と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップ(例えば、図10のステップS6)と、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップ(例えば、図10のステップS9)と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップ(例えば、図10のステップS4、ステップS6、およびステップS12)と、第2の記録ステップの処理により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップ(例えば、図11のステップS31)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップ(例えば、図11のステップS34またはステップS37)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定ステップ(例えば、図11のステップS35またはステップS38)と、特定ステップの処理により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップ(例えば、図11のステップS39)とを含むことを特徴とする。
本発明の再生装置(例えば、図2の再生処理部)は、記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および記録媒体に記録されたコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出し手段(例えば、図3のメタデータ管理部)と、再生制御情報読み出し手段により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正手段(例えば、図3の相対時間情報補正部)と、再生制御情報読み出し手段により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正手段により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定手段(例えば、図3のメタデータ管理部)と、特定手段により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生手段(例えば、図2のコンテンツデータ再生部)とを備えることを特徴とする。
前記再生手段により再生されたコンテンツデータを出力する出力手段(例えば、図2の出力部)をさらに備えるようにすることができる。
前記コンテンツデータはMPEG方式により圧縮されたデータであり、特定手段は、コンテンツデータの各GOPの先頭ピクチャについて第2の相対時間情報と相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを用いて、再生位置を含むGOPの先頭ピクチャを再生位置とし、先頭ピクチャの相対位置情報を特定する(例えば、図11のステップS33またはステップS36)ようにすることができる。
前記コンテンツデータは所定の方式で暗号化されたデータであり、暗号化されたコンテンツデータを復号する復号手段(例えば、図12の復号部)と、復号手段によるコンテンツデータの復号に必要な処理時間を確保するように再生位置を設定する再生位置設定手段(例えば、図13の読み出し開始終了位置設定部)とをさらに備えるようにすることができる。
本発明の再生方法は、記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および記録媒体に記録されたコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップ(例えば、図11のステップS31)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップ(例えば、図11のステップS34またはステップS37)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定ステップ(例えば、図11のステップS35またはステップS38)と、特定ステップの処理により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップ(例えば、図11のステップS39)とを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いてコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および記録媒体に記録されたコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップ(例えば、図11のステップS31)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報および記録開始時刻情報を用いて、コンテンツデータの再生位置を指定する第1の相対時間情報を補正して、第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップ(例えば、図11のステップS34またはステップS37)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対時間情報から、再生位置の相対位置情報を特定する特定ステップ(例えば、図11のステップS35またはステップS38)と、特定ステップの処理により相対位置情報を特定されたコンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップ(例えば、図11のステップS39)とを含むことを特徴とする。
本発明の記録装置(例えば、図2の記録処理部)は、コンテンツデータを記録する第1の記録手段(例えば、図2のコンテンツデータ記録部)と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録手段によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成手段(例えば、図3の記録開始時刻情報生成部)と、第1の記録手段により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成手段(例えば、図3のストリーム再生制御テーブル生成部)と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成手段により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成手段により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録手段(例えば、図3のメタデータ記録部)とを備えることを特徴とする。
放送局より放送されるコンテンツデータおよびコンテンツ開始時刻情報を受信する受信手段(例えば、図2の受信部)をさらに備えるようにすることができる。
他の装置(例えば、図23のサーバ)と通信を行い、他の装置より配信されるコンテンツデータおよびコンテンツ開始時刻情報を取得する通信手段(例えば、図23の通信部)をさらに備えるようにすることができる。
本発明の記録方法は、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップ(例えば、図10のステップS5)と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップ(例えば、図10のステップS6)と、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップ(例えば、図10のステップS9)と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップ(例えば、図10のステップS4、ステップS6、およびステップS12)とを含むことを特徴とする。
本発明の第3のプログラムは、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップ(例えば、図10のステップS5)と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップ(例えば、図10のステップS6)と、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップ(例えば、図10のステップS9)と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップ(例えば、図10のステップS4、ステップS6、およびステップS12)とを含むことを特徴とする。
本発明の第2の記録再生装置(例えば、図2のデジタル放送用テレビジョン受像機)は、コンテンツデータを記録する第1の記録手段(例えば、図2のコンテンツデータ記録部)と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録手段によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成手段(例えば、図3の記録開始時刻情報生成部)と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成手段により生成された記録開始時刻情報、および、第1の記録手段により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、相対時間情報と、コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録手段(例えば、図3のメタデータ記録部)と、第2の記録手段により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出し手段(例えば、図3のメタデータ管理部)と、再生制御情報読み出し手段により読み出されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを用いて、第1の相対位置情報の補正用のオフセット値を算出するオフセット値算出手段(例えば、図18のオフセット値算出部)と、再生制御情報読み出し手段により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時間情報で指定された再生位置の第1の相対位置情報を特定する特定手段(例えば、図3のメタデータ管理部)と、オフセット値算出手段により算出されたオフセット値を用いて、特定手段により特定された第1の相対位置情報を補正し、第1の記録手段により記録されたコンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報を得る相対位置情報補正手段(例えば、図18の相対位置情報補正部)と、相対位置情報補正手段により補正されて得られた第2の相対位置情報に基づいて、コンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生手段(例えば、図2のコンテンツデータ再生部)とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の記録再生方法は、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップ(例えば、図21のステップS115)と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップ(例えば、図21のステップS116)と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、相対時間情報と、コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップ(例えば、図21のステップS114およびステップS116)と、第2の記録ステップの処理により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップ(例えば、図22のステップS131)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを用いて、第1の相対位置情報の補正用のオフセット値を算出するオフセット値算出ステップ(例えば、図22のステップS134)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時間情報で指定された再生位置の第1の相対位置情報を特定する特定ステップ(例えば、図22のステップS136またはステップS139)と、オフセット値算出ステップの処理により算出されたオフセット値を用いて、特定ステップの処理により特定された第1の相対位置情報を補正し、第1の記録手段により記録されたコンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報を得る相対位置情報補正ステップ(例えば、図22のステップS137またはステップS140)と、相対位置情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対位置情報に基づいて、コンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップ(例えば、図22のステップS141)とを含むことを特徴とする。
本発明の第4のプログラムは、コンテンツデータを記録する第1の記録ステップ(例えば、図21のステップS115)と、所定の基準時刻情報を用いて、第1の記録ステップの処理によるコンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップ(例えば、図21のステップS116)と、基準時刻情報を用いてコンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された記録開始時刻情報、および、第1の記録ステップの処理により記録されるコンテンツデータの所定の部分について、相対時間情報と、コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップ(例えば、図21のステップS114およびステップS116)と、第2の記録ステップの処理により記録されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップ(例えば、図22のステップS131)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出されたコンテンツ開始時刻情報、記録開始時刻情報、および再生制御用テーブルを用いて、第1の相対位置情報の補正用のオフセット値を算出するオフセット値算出ステップ(例えば、図22のステップS134)と、再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された再生制御用テーブルを用いて、相対時間情報で指定された再生位置の第1の相対位置情報を特定する特定ステップ(例えば、図22のステップS136またはステップS139)と、オフセット値算出ステップの処理により算出されたオフセット値を用いて、特定ステップの処理により特定された第1の相対位置情報を補正し、第1の記録手段により記録されたコンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報を得る相対位置情報補正ステップ(例えば、図22のステップS137またはステップS140)と、相対位置情報補正ステップの処理により補正されて得られた第2の相対位置情報に基づいて、コンテンツデータの再生位置を読み出して再生する再生ステップ(例えば、図22のステップS141)とを含むことを特徴とする。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図2は、本発明を適用したデジタル放送用テレビジョン受像機の一実施の形態の構成例を示している。
このデジタル放送用テレビジョン受像機31は、図示せぬ放送局が提供するデジタル放送サービスに対応した装置であり、その放送局より放送されるデジタルテレビジョン信号を受信し、番組の表示等を行う装置である。
デジタル放送用テレビジョン受像機31は、大きく、放送されたデジタルテレビジョン信号を受信し、コンテンツデータとして記録媒体に記録する記録処理部41と、記録媒体に記録されたコンテンツデータを読み出して再生し、出力する再生処理部42とにより構成される。
具体的には、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、アンテナ51、受信部52、デマックス部53、コンテンツデータ記録部54、コンテンツデータ再生部55、出力部56、システム制御部61、および操作入力部62を有している。
記録処理部41は、アンテナ51、受信部52、デマックス部53、コンテンツデータ記録部54、システム制御部61、および操作入力部62を含み、再生処理部42は、デマックス部53、コンテンツデータ記録部54、コンテンツデータ再生部55、出力部56、システム制御部61、および操作入力部62を含む。
受信部52は、図示せぬ放送局より放送されたデジタルテレビジョン信号を、アンテナ51を介して受信する。受信部52は、図示せぬデジタル放送用のチューナを有しており、受信する周波数帯域を制御することにより、複数の放送局より放送されたテレビジョン信号の中から目的の放送局のテレビジョン信号を抽出し、さらに、送信データをテレビジョン信号より抽出してそれをデマックス部53に供給する。
デマックス部53は、供給された送信データより、コンテンツデータとしての画像データ71、音声データ72、およびGUI(Graphical User Interface)データ73をそれぞれ抽出し、それぞれ、コンテンツデータ再生部55に供給する。
画像データ71および音声データ72は、例えば、MPEG2-TS(Moving Picture Experts Group 2-Transport Stream)方式により圧縮されたデータである。GUIデータ73は、例えば、文字データ、静止画像データ、またはスクリプトデータ等により構成され、GUI画像等として、コンテンツの画像や音声等とともに出力されるデータである。このGUIデータ73も所定の方式で圧縮されているようにしてももちろんよい。
また、デマックス部53は、デジタル放送用テレビジョン受像機31が番組を録画する場合、それらの画像データ71、音声データ72、およびGUIデータ73をコンテンツデータ記録部54に供給し、記録させる。さらに、デマックス部53は、送信データに含まれる各種の制御用メタデータをシステム制御部61に供給する。
コンテンツデータ記録部54は、例えば、ハードディスク等の大容量の記録媒体およびその制御機構等により構成され、デマックス部53より供給された画像データ71、音声データ72、およびGUIデータ73を記録する。なお、これらのデータは互いに異なるファイルとして記録されるようにしてもよいし、多重化され1つのファイルとして記録されるようにしてもよい。
コンテンツデータ再生部55は、デマックス部53より供給される画像データ71、音声データ72、およびGUIデータ73のそれぞれに対して、伸長処理や補正処理等を含む再生処理を行うことにより、出力用の画像データおよび音声データを生成し、それを出力部56に供給する。コンテンツデータ再生部55は、画像データ再生処理部81、音声データ再生処理部82、GUIデータ再生処理部83、および合成部84を有している。画像データ再生処理部81は、デマックス部53より供給される画像データに対して再生処理を行い、再生した画像データを合成部84に供給する。音声データ再生処理部82は、デマックス部53より供給される音声データに対して再生処理を行い、再生した音声データを出力部56に供給する。GUIデータ再生処理部81は、デマックス部53より供給されるGUIデータに対して再生処理を行い、生成したGUI画像データを合成部84に供給する。合成部84は、画像データ再生処理部81より供給される画像データとGUIデータ再生処理部83より供給されるGUI画像データを合成し、その合成画像データを出力部56に供給する。
出力部56は、例えば、CRTやLCD等のディスプレイ、またはスピーカ(いずれも図示せず)等により構成され、画像をディスプレイに表示させたり、スピーカより音声を出力させたりする。また、出力部56が外部出力端子を有し、供給された画像データや音声データをデジタル放送用テレビジョン受像機31の外部に出力するようにしてももちろんよい。
システム制御部61は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)等により構成され、例えば、操作入力部62より入力されるユーザ入力に基づいて、受信部52、デマックス部53、コンテンツデータ記録部54、コンテンツデータ再生部55、および出力部56等、デジタル放送テレビジョン受像機31全体を制御する。操作入力部62は、例えば、各種のスイッチやレバーなどの入力デバイスにより構成される。操作入力部62は、ユーザがそれらの入力デバイスを操作して入力した情報を、システム制御部61に供給する。
図3は、図2のシステム制御部61の詳細な構成例を説明するブロック図である。
図3において、システム制御部61は、受信制御部91、書き込み制御部92、読み出し制御部93、再生制御部94、出力制御部95、メタデータ記録部96、メタデータ管理部101、コンテンツメタデータ更新部111、記録開始時刻情報生成部112、相対時間情報生成部113、ストリーム再生制御テーブル生成部114、および相対時間情報補正部115を有している。
受信制御部91は、例えば、操作入力部62を介して供給されたユーザ入力等に基づいて、受信部52を制御する。例えば、受信制御部91は、受信部52に内蔵されるチューナを制御し、ユーザに指示された周波数のテレビジョン信号を受信させる。
書き込み制御部92は、デマックス部53やコンテンツデータ記録部54を制御し、コンテンツ(番組)のデータ(コンテンツデータ)の書き込みに関する処理を制御する。読み出し制御部93は、デマックス部53やコンテンツデータ記録部54を制御し、コンテンツ(番組)のデータ(コンテンツデータ)の読み出しに関する処理を制御する。再生制御部94は、コンテンツデータ再生部55を制御し、コンテンツデータの再生に関する処理を行う。出力制御部95は、出力部56を制御し、コンテンツデータの出力に関する処理を行う。
例えば、読み出し制御部93は、コンテンツデータ記録部54を制御し、コンテンツデータ記録部54に記録されているコンテンツデータを読み出し開始位置より読み出させ、デマックス部53に供給させる。読み出し制御部93は、さらに、デマックス部53を制御し、コンテンツデータを画像データ71、音声データ72、およびGUIデータ73に分離させ、それぞれをコンテンツデータ再生部55に供給させる。再生制御部94は、コンテンツデータ再生部55を制御し、このようにコンテンツデータ再生部55に供給された各種のデータを再生出力開始位置より再生させ、再生したコンテンツを出力部56に供給させる。出力制御部95は、出力部56を制御し、そのコンテンツを出力させる。
また、再生出力終了位置において、再生制御部94はコンテンツデータ再生部55を制御してコンテンツの再生を終了させ、出力制御部95は出力部56を制御してコンテンツの出力を終了させる。コンテンツの再生出力が終了すると、読み出し制御部93は、コンテンツデータ記録部54を制御し、コンテンツ読み出し終了位置においてコンテンツデータの読み出しを終了する。
メタデータ記録部96は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記録媒体、およびその制御機構等により構成され、メタデータ管理部101を介してデマックス部53より供給された各種のメタデータを記録する。例えば、メタデータ記録部96は、コンテンツメタデータ121、セグメントメタデータ122、ストリーム再生制御テーブル123、およびその他のメタデータである関連データ124を記録する。これらのデータの詳細については後述する。
メタデータ管理部101は、コンテンツデータを制御する制御用メタデータの管理に関する各種の処理を行う。例えば、メタデータ管理部101は、デマックス部53より供給されるメタデータをメタデータ記録部96に供給して記録させる。また、メタデータ管理部101は、例えば、メタデータを必要に応じてコンテンツメタデータ更新部111乃至相対時間情報補正部115に供給したり、コンテンツメタデータ更新部111乃至相対時間情報補正部115より供給されたメタデータをメタデータ記録部96に記録させたりする。さらに、メタデータ管理部101は、メタデータの内容に応じて書き込み制御部92や読み出し制御部93を制御することによって、コンテンツデータの読み出しや書き込みを制御する。
コンテンツメタデータ更新部111は、メタデータ管理部101より供給された各種の情報に基づいてコンテンツメタデータ121にコンテンツデータの先頭記録位置に関する情報を新たな項目として付加し、コンテンツメタデータ121を更新する。
記録開始時刻情報生成部112は、コンテンツデータの記録を開始した時刻を示す記録開始時刻情報を生成し、それをメタデータ管理部101に供給する。相対時間情報生成部113は、メタデータ管理部101より供給される情報に基づいて、記録開始時刻を基準とする相対時間に関する相対時間情報を生成し、それをメタデータ管理部101に供給する。ストリーム再生制御テーブル生成部114は、メタデータ管理部101より供給される情報に基づいて、ストリーム再生制御テーブル123を生成し、それをメタデータ管理部101に供給する。相対時間情報補正部115は、メタデータ管理部101より供給される情報に基づいて、相対時間情報の値を補正し、その補正した相対時間情報をメタデータ管理部101に供給する。
なお以上において、コンテンツデータを記録するコンテンツデータ記録部54と、メタデータを記録するメタデータ記録部96とを別構成とするように説明したが、これに限らず、コンテンツデータ記録部54とめたデータ記録部96とを1つの記録部にし、コンテンツデータとメタデータを同じ記録領域に記録するようにしてもよい。
次に、メタデータ記録部96に記録されるメタデータについて説明する。
図4は、図3のコンテンツメタデータ121の構成例を示す模式図である。図4に示されるように、コンテンツメタデータ121は、それぞれコンテンツに関する情報からなる複数の項目を互いに関連付けるテーブル情報である。コンテンツメタデータ121は、大きく、番組の内容に関する情報よりなる番組内容情報121Aと、各コンテンツデータの先頭の、コンテンツデータ記録部54の記録領域における位置情報を示す先頭記録位置情報121Bにより構成される。コンテンツメタデータ121の各列は1種類の情報により構成されており、各行は1つの番組(コンテンツ)に関する情報により構成されている。
番組内容情報121Aは、番組(コンテンツ)のタイトル、出演者、概要、またはジャンル等の、番組(コンテンツ)の内容を示す情報により構成される。番組内容情報121Aは、コンテンツデータのメタデータとして放送局より供給される。
先頭記録位置情報121Bは、コンテンツデータ記録部54に記録されている各番組(コンテンツ)の先頭のデータの記録位置に関する情報である。この情報は、書き込み制御部92を制御したメタデータ管理部101より供給される。
つまり、図3のコンテンツメタデータ更新部111は、図4に示される、放送局より供給された番組内容情報121Aに、メタデータ管理部101より供給された先頭記録位置情報121Bを付加することにより、コンテンツメタデータを更新する。
図5は、図3のセグメントメタデータ122の構成例を示す模式図である。
図5において、セグメントメタデータ122は、それぞれセグメントに関する情報からなる複数の項目を互いに関連付けるテーブル情報であり、各列は1種類の情報により構成されており、各行は1つのセグメントに関する情報により構成されている。
セグメントとは、コンテンツデータの範囲を示す単位である。セグメントは、任意の長さであり、その長さに特に制限は無いが、通常、番組(コンテンツ)とは異なる長さである。例えば、セグメントは、番組(コンテンツ)の一部のデータ範囲であってもよいし、複数の番組に係るデータ範囲であってもよい。具体的には例えば、番組(コンテンツ)に含まれる特定のシーンのデータをセグメントとすることができる。
このようなセグメントという単位を利用することにより、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、番組(コンテンツ)単位以外の任意の単位でコンテンツデータを処理することができる。
セグメントメタデータ122は、各セグメントを識別するための識別情報であるID、各セグメントの属性に関する情報である属性情報、および、各セグメントの、番組(コンテンツ)の先頭位置を基準とした相対時間情報の3つの項目により構成される。
属性情報は、そのセグメントのデータの内容等を示す情報である。例えば、ニュース番組の場合、コンテンツは各ニュース単位でセグメント化され、「経済」や「スポーツ」等のようなそれぞれのニュースの種類が属性情報とされる。相対時間情報は、番組の先頭からの時間情報であり、各セグメントが時間的に番組のどこに位置するかを示す情報である。この相対時間情報は、セグメントの先頭位置に関する情報であっても良いし、終了位置等のように先頭位置以外に関する情報であってもよい。なお、相対時間情報は、複数の時間情報の組み合わせであってもよく、例えば、セグメントの先頭位置の相対時間情報と終了位置の相対時間情報の組み合わせであってもよい。
このセグメントメタデータ122は、コンテンツデータのメタデータとして放送局より供給される。
図6は、図3のストリーム再生制御テーブル123の構成例を示す模式図である。
図6において、ストリーム再生制御テーブル123は、コンテンツの再生制御に用いられるテーブル情報である。ストリーム再生制御テーブル123においては、MPEG2-TS方式で圧縮されたコンテンツデータの伸長単位であり、複数のピクチャデータよりなるGOP(Group Of Picture)単位で相対時間情報と相対位置情報が関連付けられている。
相対時間情報は、各GOPの先頭ピクチャの、記録されたデータの先頭(先頭記録時刻)からの時間(相対時間)を示す情報であり、例えば、日、時、分、秒、およびフレーム(ピクチャ)数等の情報により構成される。相対位置情報は、各GOPの先頭ピクチャの、記録されたデータの先頭(先頭記録位置)からのデータ量(相対位置)を示す情報であり、例えば、バイト数(byte)で表される。
つまり、ストリーム再生制御テーブル123は、「記録されたデータの先頭からX時間後のデータが、先頭記録位置を基準としてどこに記録されているか」を示すマッピング情報である。このストリーム再生制御テーブル123は、例えば、早送り再生等のトリック再生や所定の部分だけを再生するセグメント再生時等、ストリームデータを順番に再生しない場合に参照される。このストリーム再生制御テーブル123は、図3のストリーム再生制御テーブル生成部114において生成される。
図7は、図3の関連データ124の構成例を示す模式図である。
関連データ124は、コンテンツデータに対する、上述したメタデータ以外のメタデータにより構成される。例えば、図7の場合、関連データ124には、コンテンツ開始時刻情報(T00)141と記録開始時刻情報(T0)142が含まれる。
コンテンツ開始時刻情報(T00)141は、番組(コンテンツ)の開始時刻をPTS(Presentation Time Stamp)値で示す情報であり、コンテンツデータのメタデータとして放送局より供給される。記録開始時刻情報(T0)142は、データの記録が開始された時刻をPTS値で示す情報であり、図3の記録開始時刻情報生成部112において生成される。
PTSとは、デコーダが異なったエレメンタリ・ストリームを同期調整できるように、MPEG-2エンコーダによってパケットサイズのエレメンタリ・ストリーム(TSパケット)内に挿入されるタイム・スタンプであり、映像や音声の復号・再生の単位であるアクセスユニットを再生する時刻を示す情報である。復号器において、このPTSが、27MHzクロックを43ビットでカウントした基準同期信号であるSTC(System Time Clock)と一致したときに、そのPTSが対応するアクセスユニットの復号(再生)が行われる。なお、TSパケットには、PCR(Program Clock Reference)が挿入されており、復号器は、このPCRを用いて符号化時のSTCを再現する。
図2のデジタル放送用テレビジョン受像機31は、上述したセグメントを用いて、放送局の放送プログラムとは異なる方法でコンテンツデータを再生し、出力することができる(セグメント再生)。
セグメント再生とは、このようにセグメント単位で再生を制御する方法である。通常のテレビジョン放送において、テレビジョン受像機は、映像と音声の信号を単に継続的に受信して再生する(リニア視聴)のみである。これに対して、視聴者の指示に応じて、番組の一部の映像や音声を選択的に再生させる方法(ノンリニア視聴)がセグメント再生である。このセグメント再生を実現することにより、放送局は、例えば、ニュース番組の全ニュースの中から、ユーザが視聴するニュースを選択することができるようにするサービス、ユーザがスポーツ中継番組のハイライトシーンのみをダイジェストで視聴できるようにするサービス、または、複数の教育番組からなる映像データベースから、ユーザが視聴したい情報をキーワード等で検索し、必要な映像のみをセグメント単位で視聴することができるようにするサービス等を提供することができるようになる。
次に、このようなセグメント再生を行う為の、図2のデジタル放送用テレビジョン受像機31の動作について説明する。図8は、放送局より放送されるテレビジョン信号を受信し、番組(コンテンツ)を録画(記録)する処理について説明する図である。
図8において、放送局が放送した番組(コンテンツ)のデータであるストリームリソース151は、受信部(図2)において受信され、デマックス部53を介してコンテンツデータ記録部54に記録される。ストリームリソース152は、その記録されたコンテンツデータである。図8に示されるように、このストリームリソース152は、ストリームリソース151と時間的位置がずれており、そのずれに応じて内容も異なっている。つまり、ストリームリソース151の先頭の時刻情報をPTS値で示すコンテンツ開始時刻情報(T00)141は、ストリームリソース152の先頭の時刻情報をPTS値で示す記録開始時刻情報(T0)142と一致しない。
システム制御部61の記録開始時刻情報生成部112(図3)は、ストリームリソース152の記録処理に応じて、この記録開始時刻情報(T0)142を生成する。また、システム制御部61のストリーム再生制御テーブル生成部114は、ストリームリソース152に対応するストリーム再生制御テーブル123を生成する(矢印155)。このとき、ストリームリソース152において、セグメントNの先頭位置の相対時刻情報をTsegn_rec(Tn<Tsegn_rec<Tn+1)とし、相対位置情報をDsegn_rec(Dn<Dsegn_rec<Dn+1)とする。
次に、図9を参照して、このように記録されたストリームリソースを用いてセグメント再生を行う処理について説明する。
ユーザが属性情報等からセグメントを指定すると、メタデータ管理部101は、セグメントテーブルを参照し、指定された属性情報と一致するセグメントを特定する。図9の場合、メタデータ管理部101は、ユーザに指定された属性情報Asegnに一致するID「n」のセグメントを特定している。そして、メタデータ管理部101は、そのセグメントの相対時間情報Tsegnを、コンテンツ開始時刻情報(T00)141および記録開始時刻情報(T0)142とともに、相対時間情報補正部115に供給する。
相対時間情報補正部115は、相対時間情報(Tsegn)、コンテンツ開始時刻情報(T00)141、および記録開始時刻情報(T0)142を用いて補正処理162を行い、補正後の相対時間情報(Tsegn_rec)を生成する。具体的には、相対時間情報補正部115は、以下の式(1)のように演算し、相対時間情報の補正を行う。
Tsegn_rec = Tsegn-(T0-T00) ・・・(1)
この補正処理162により得られた補正後の相対時間情報(Tsegn_rec)は、メタデータ管理部101に供給される。メタデータ管理部101は、ストリーム再生制御テーブル123を参照し、補正後の相対時間情報(Tsegn_rec)に対応する相対位置情報(Dsegn_rec)を特定する。なお、図9の場合、図8において説明したように、相対時間情報Tsegn_recの大きさは、Tn<Tsegn_rec<Tn+1であるので、その位置を含むGOPの先頭位置の相対時間情報Tnが特定される。メタデータ管理部101は、この相対時間情報Tnに対応する相対位置情報Dnを読み出し制御部93に供給し(矢印163)、セグメントNの読み出しを制御する。
このようにすることにより、読み出し制御部93は、図9の上段に示されるように、記録時のストリームリソース152の先頭位置からの相対時間情報を得ることができるので、正確にセグメントNの先頭位置を読み出すように読み出しを開始することができる。
また、メタデータ管理部101は、読み出し制御部93を介して、相対時間情報(Tsegn)とコンテンツ開始時刻情報(T00)141を再生制御部94に供給する(矢印164)。再生制御部94は、コンテンツデータ再生部55を制御して読み出されたコンテンツデータのPTSを監視し、その値が(Tsegn+T00)となる位置(再生出力開始位置)よりコンテンツの再生を開始させる。出力制御部95は出力部56を制御し、このように再生されたコンテンツを出力させる。このようにすることにより、再生制御部94および出力制御部95は、正確にセグメントNをその先頭位置から再生出力し、ユーザに視聴させることができる。
なお、読み出し制御部93、再生制御部94、および出力制御部95は、開始の場合と同様に、コンテンツの読み出し・再生・出力の終了を制御するので、セグメントNの終了位置において正確に再生出力を終了させ、その後読み出しを終了させることができる。
このようにすることにより、ユーザは、正確にセグメントNの先頭から最後までのみを視聴することができる。
次に、このような制御における具体的な処理の流れについて説明する。
最初に、コンテンツの受信記録処理について、図10のフローチャートを参照して説明する。
例えば、ユーザにより録画処理の開始を指示されたり、予め設定された録画予約の開始時刻になったりすると、システム制御部61は、コンテンツ受信記録処理を開始する。
コンテンツ受信記録処理が開始されると、最初にステップS1において受信制御部91は、受信部52を制御し、コンテンツデータの受信を開始させる。受信部52は、受信制御部91に制御され、アンテナ51を介してテレビジョン信号を受信し、選曲して所望の局より放送された番組(コンテンツ)のデータを抽出して、それをデマックス部53に供給する。
ステップS2においてシステム制御部61の書き込み制御部92は、デマックス部53を制御して、取得したコンテンツデータの中からメタデータを抽出し、それをシステム制御部61のメタデータ管理部101に供給させる。デマックス部53は、書き込み制御部92に制御されて、コンテンツデータより抽出したメタデータをメタデータ管理部101に供給する。メタデータを供給されたメタデータ管理部101は、コンテンツメタデータをコンテンツメタデータ更新部111に供給する。また、このときメタデータ管理部101は、メタデータに対応するコンテンツデータの先頭の記録開始位置に関する情報を、書き込み制御部92を介してコンテンツデータ記録部54より取得し、それをコンテンツメタデータと共にコンテンツメタデータ更新部111に供給する。ステップS3において、コンテンツメタデータ更新部111は、コンテンツデータの先頭の記録位置情報をコンテンツメタデータに追加することによりコンテンツメタデータを更新する。
メタデータ管理部101は、その更新されたコンテンツメタデータを取得すると、ステップS4において、それらのメタデータをメタデータ記録部96に供給し、記録させる。ステップS5において、書き込み制御部92は、デマックス部53およびコンテンツデータ記録部54を制御して、画像データ71、音声データ72、およびGUIデータ73等のコンテンツデータの記録を開始する。コンテンツデータ記録部54は、書き込み制御部92に制御されて、デマックス部53より供給されるコンテンツデータを記録する。
記録開始時刻情報生成部112は、ステップS6において、メタデータ管理部101および書き込み制御部92を介して、コンテンツデータ記録部54に最初に記録されたピクチャのPTS値を参照し、記録開始時刻情報142を生成し、それをメタデータ管理部101に供給する。メタデータ管理部101は、その記録開始時刻情報142をメタデータ記録部96に供給し、関連データ124として記録させる。
ステップS7において、書き込み制御部92は、コンテンツデータ記録部54が記録する画像データ(またはその付加情報)を監視し、現在記録する画像データがGOPの先頭ピクチャであるか否かを判定する。先頭ピクチャであると判定した場合、相対時間情報生成部113は、ステップS8に処理を進め、記録開始時刻情報を基準として相対時間情報を生成する。そして、ステップS9において、メタデータ管理部101は、その相対時間情報を相対時間情報生成部113より取得し、さらに、書き込み制御部92より記録開始からの相対位置情報を取得し、それらを互いに関連付け、ストリーム再生制御テーブル123を生成する。なお、既にストリーム再生制御テーブル123が存在する場合、メタデータ管理部101は、関連付けした情報をそのストリーム再生制御テーブル123に追加登録する。ステップS9の処理を終了するとメタデータ管理部101は、処理をステップS10に進める。
ステップS7において、処理対象のピクチャがGOPの先頭ピクチャでないと判定した場合、メタデータ管理部101は、ステップS8およびステップS9の処理を省略し、ステップS10に処理を進める。
ステップS10において、メタデータ管理部101は、コンテンツデータの記録を終了するか否かを判定し、例えば、まだ番組(コンテンツ)の最後に達しておらず、コンテンツデータの記録を終了しないと判定した場合、処理をステップS7に戻し、それ以降の処理を繰り返す。
このようにステップS7乃至ステップS10の処理を繰り返すことにより、メタデータ管理部101は、ストリーム再生制御テーブル123を作成していく。そして、ステップS10において、番組(コンテンツ)の最後に達したり、ユーザに終了を指示されたりしてコンテンツデータの記録を終了すると判定した場合、システム制御部61は、処理をステップS11に進める。
ステップS11において、受信制御部91および書き込み制御部92は、各部を制御し、コンテンツデータの記録および受信を終了させる。そして、ステップS12においてメタデータ管理部101は、生成したストリーム再生制御テーブル123をメタデータ記録部96に供給し、記録させる。
ステップS12の処理が終了すると、システム制御部61は、コンテンツ受信記録処理を終了する。
このようにコンテンツ受信記録処理を行うことにより、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、放送局より供給される情報の他に、記録開始時刻情報142と、記録されたストリームリソースに対応するストリーム再生制御テーブル123を生成して記録することができる。これにより、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、後述するように、目的のコンテンツをより正確にユーザに視聴させることができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、セグメント再生処理の流れについて説明する。
ユーザの指示等に基づいてセグメント再生を行う場合、システム制御部61は、セグメント再生処理を実行する。
セグメント再生処理が開始されると、最初に、メタデータ管理部101は、ステップS31においてメタデータ記録部96より各種のメタデータを読み出し、ステップS32において、その読み出したコンテンツメタデータを用いて、ユーザより指定された、再生するコンテンツ、およびその記録位置を特定する。
コンテンツデータを特定するとメタデータ管理部101は、次に、ステップS33において、読み出したセグメントメタデータを用いて、指定された属性に対応するセグメントの先頭の相対時間情報を特定する。セグメントの相対時間情報を特定すると、メタデータ管理部101は、その相対時間情報、コンテンツ開始時刻情報141、および記録開始時刻情報142を相対時間情報補正部115に供給する。ステップS34において、相対時間情報補正部115は、コンテンツ開始時刻情報141および記録開始時刻情報142に基づいて、上述した式(1)の演算を行って、特定した相対時間情報を補正し、その補正した値をメタデータ管理部101に返す。補正した相対時間情報を供給されたメタデータ管理部101は、ステップS35において、ストリーム再生制御テーブル123を用いて、読み出し開始位置を算出する。
同様に、メタデータ管理部101は、ステップS36において、セグメントメタデータを用いて、指定された属性に対応するセグメントの最後の相対時間情報を特定し、その相対時間情報、コンテンツ開始時刻情報141、および記録開始時刻情報142を相対時間情報補正部115に供給する。ステップS37において、相対時間情報補正部115は、コンテンツ開始時刻情報141および記録開始時刻情報142に基づいて、上述した式(1)の演算を行って、特定した相対時間情報を補正し、その補正した値をメタデータ管理部101に返す。補正した相対時間情報を供給されたメタデータ管理部101は、ステップS38において、ストリーム再生制御テーブル123を用いて、読み出し終了位置を算出する。
以上のようにして、読み出し開始位置および読み出し終了位置が決定されると、読み出し制御部93は、その情報をメタデータ管理部101より取得し、ステップS39において、デマックス部53およびコンテンツデータ記録部54を制御して、読み出し開始位置よりコンテンツデータの読み出しを開始する。読み出されたデータは、コンテンツデータ再生部55に供給される。
そして、再生制御部94は、ステップS40において、コンテンツデータ再生部55を制御し、デマックス部53より供給されるコンテンツデータのPTSを監視し、PTS値が(Tsegn+T00)となる再生出力開始位置(ステップS33において特定されたセグメントの先頭)より、コンテンツの再生を開始する。出力制御部95は、出力部56を制御し、その再生されたコンテンツを出力する。そして、ステップS41において、再生制御部95および出力制御部96は、同様にPTSに基づいて、再生出力終了位置でコンテンツの再生・出力を終了する。読み出し制御部93は、ステップS42において、読み出し終了位置でコンテンツデータの読み出しを終了させ、セグメント再生処理を終了する。
以上のようにセグメント再生処理を行うことにより、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、記録されたコンテンツデータに対応するストリーム再生制御テーブル123を利用することにより、指定されたセグメントの先頭位置と終了位置を正確に特定し、それらの位置を含むようにセグメントの読み出しを開始し、終了することができるとともに、その先頭位置において再生・出力を開始し、終了位置において再生・出力を終了することができるので、目的のコンテンツをより正確にユーザに視聴させることができる。
以上のように、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、記録されたコンテンツデータに対応するストリーム再生制御テーブル123を生成し、それを利用してセグメント再生を行うので、セグメントメタテーブルの相対時刻情報を実際の相対時刻情報に補正する処理を容易に行うことができる。例えば、この場合、記録開始時刻がコンテンツ開始時刻より早くても遅くても同様の簡単な補正処理により補正を行うことができる。つまり、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、セグメント再生処理を容易に行うことができる。
なお、放送局が放送するコンテンツデータが暗号化されているようにしてももちろんよい。例えば、デジタル放送の場合、特定の契約者にのみ番組を放送するために、放送局は、データを暗号化して放送することもある。このような場合であっても、本発明を適用することができる。
図12は、本発明を適用したデジタル放送用テレビジョン受像機の他の構成例を示すブロック図である。図12に示されるデジタル放送用テレビジョン受像機181は、デジタル放送用テレビジョン受像機31と基本的に同様の構成であるが、暗号化されたコンテンツデータに対応するために、復号部191、視聴許可判定部192、および鍵抽出部193が設けられている。
つまり、コンテンツデータ記録部54には、放送局より供給される暗号化されたコンテンツデータが記録される。復号部191は、鍵抽出部193より供給される復号鍵を用いて、コンテンツデータ記録部54より読み出された、暗号化された、画像データ71、音声データ72、およびGUIデータ73をそれぞれ復号し、得られた平文の画像データ71、平文の音声データ72、および平文のGUIデータ73をそれぞれ、デマックス部53に供給する。
放送局より供給される暗号化されたコンテンツデータには、ECMと呼ばれる視聴許可条件情報と暗号復号鍵を含むTSパケットが含まれており、デマックス部53は、コンテンツデータ記録部54より読み出したコンテンツデータからそのECMを検出した場合、そのECMを、視聴許可判定部192に供給する。視聴許可判定部192は、供給されたECMに含まれる視聴許可条件情報に基づいて、コンテンツの視聴を許可するか否かを判定し、許可する場合、そのECMを鍵抽出部193に供給する。鍵抽出部193は、供給されたECMより復号鍵を抽出すると、その復号鍵を復号部191に供給する。復号部191は、その復号鍵を用いてコンテンツデータの復号処理を行い、復号したコンテンツデータをデマックス部53に供給する。
なお、この一連の処理、すなわち、視聴許可判定部192による視聴許可判定処理、鍵抽出部193による復号鍵の抽出処理に要する時間、および、最初にECMパケットが出現するまでの待ち時間の合計時間(復号処理所要時間)を確保するために、システム制御部61には、図13に示されるように、読み出し開始終了位置設定部201が設けられる。読み出し開始終了位置設定部201は、セグメント再生時において、セグメントの先頭の位置に応じて、コンテンツデータの復号に関する処理の時間(復号処理所要時間)を確保することができるようにデータの読み出し開始終了位置を設定する。
例えば、図14Aに示されるように、ストリームリソース211の再生対象212の表示開始位置213がTsegn_recSで表示終了位置がTsegn_recEとする。時間情報Tsegn_recSはGOPの先頭位置Tnよりも遅く、Tn+1よりも早く、かつ、TnからTsegn_recEまでの時間(Tsegn_recE-Tn)が、上述した復号に関する処理に必要な所要時間である復号処理所要時間(Tdcr)221以上であるので、Tnがデコード開始位置231として設定される。また、デコード終了位置232は、Tsegn_recEより遅いGOPの終了位置Tmに設定される。つまり、この場合、読み出し開始終了位置設定部201は、再生対象212に対してデコード対象233を、デコード開始位置231からデコード終了位置232までに設定する。これは、図11までの例において説明した場合と同様である。
具体的に説明すると、読み出し制御部93は、表示開始位置213を含むGOPの先頭位置Tn(デコード開始位置231)よりストリームリソース211の読み出しを開始させ、復号に関する処理を実行させる。再生制御部94および出力制御部95は、このようにして復号されたストリームリソース211を、表示開始位置213より再生させ、出力させる。そして、再生処理および出力処理が表示終了位置214に達すると、再生制御部94および出力制御部95は、その再生処理および出力処理を終了させる。読み出し制御部93は、その表示終了位置214を含むGOPの終了位置Tm(デコード終了位置212)において、ストリームリソース211の読み出しと復号処理を終了させる。
しかしながら、例えば、図14Bに示されるように、復号処理所要時間(Tdcr)241がTnからTsegn_recEまでの時間(Tsegn_recE-Tn)242より長い場合、デコード開始位置をTnに設定すると、時間の不足により、復号に関する処理を、再生処理の開始までに完了させることができない場合が生じてしまう。そこで、読み出し開始終了位置設定部201は、このような場合、デコード開始位置251を、さらに1つ前のGOPの開始位置であるTn-1に設定する。つまり、この場合、読み出し開始終了位置設定部201は、再生対象212に対してデコード対象253を、デコード開始位置251からデコード終了位置252までに(デコード範囲を広く)設定する。このようにすることにより、システム制御部61は、デコード処理が行われる位置と、再生処理が行われる位置との差が広がるので、再生処理が行われるまでの猶予時間が増加し、復号処理所要時間(復号に関する処理を行う時間)を確保することができ、安定した再生処理を行うことができる。
具体的に説明すると、読み出し制御部93は、表示開始位置213を含むGOPの1つ前のGOP先頭位置Tn-1(デコード開始位置251)よりストリームリソース211の読み出しを開始させ、復号に関する処理を実行させる。再生制御部94および出力制御部95は、このようにして復号されたストリームリソース211を、表示開始位置213より再生させ、出力させる。そして、再生処理および出力処理が表示終了位置214に達すると、再生制御部94および出力制御部95は、その再生処理および出力処理を終了させる。読み出し制御部93は、その表示終了位置214を含むGOPの終了位置Tm(デコード終了位置252)において、ストリームリソース211の読み出しと復号処理を終了させる。
このように、場合分けを行って復号処理所要時間(Tdcr)を確保することにより、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、安定した再生処理を行い、目的のコンテンツを正しく出力し、ユーザに視聴させることができる。
このような場合のセグメント再生処理について、図15のフローチャートを参照して説明する。この場合も、セグメントの位置情報を特定する処理までは基本的に図11を参照して説明した場合と同様である。
すなわち、ステップS61において、メタデータ管理部101は、メタデータ記録部96より各種のメタデータを読み出し、ステップS62において、コンテンツメタデータを用いて、再生するコンテンツおよびその記録位置を特定し、ステップS63において、セグメントメタデータを用いて、指定された属性に対応するセグメントの先頭の相対時間情報を特定する。ステップS64において、相対時間情報補正部115は、コンテンツ開始時刻情報141および記録開始時刻情報142に基づいて、特定した相対時間情報を補正する。メタデータ管理部101は、ステップS65において、ストリーム再生制御テーブルを用いて、その補正した相対時間情報から、目的のセグメントの先頭の記録位置を特定する。
同様に、メタデータ管理部101は、ステップS66において、セグメントメタデータを用いて、指定された属性に対応するセグメントの最後の相対時間情報を特定する。ステップS67において、相対時間情報補正部115は、コンテンツ開始時刻情報141および記録開始時刻情報142に基づいて、特定した相対時間情報を補正する。メタデータ管理部101は、ステップS68において、ストリーム再生制御テーブルを用いて、その補正した相対時間情報から、目的のセグメントの最後の記録位置を特定する。
ステップS69において、読み出し開始終了位置設定部201は、読み出し開始終了位置設定処理を実行する。読み出し開始終了位置設定処理の詳細については後述する。
ステップS70において、読み出し制御部93は、デマックス部53およびコンテンツデータ記録部54を制御し、設定された読み出し開始位置よりコンテンツデータの読み出しを開始させる。読み出されたデータは、復号部191に供給される。デマックス部53は、供給されたコンテンツデータよりECMを検出すると、そのECMを視聴許可判定部192に供給する。視聴許可判定部192は、ステップS71において、供給されたECMに基づいて視聴許可判定処理を実行する。そして視聴を許可すると、視聴許可判定部192は、そのECMを鍵抽出部193に供給する。鍵抽出部193は、ステップS72において、復号鍵の抽出処理を実行し、供給されたECMより復号鍵を抽出し、それを復号部191に供給する。復号部191は、鍵抽出部193より供給された復号鍵を用いて、コンテンツデータの復号処理を開始する。復号部191は、復号したコンテンツデータをデマックス部53に供給する。デマックス部53は、そのコンテンツデータを画像データ、音声データ、およびGUIデータ等に分離し、それぞれコンテンツデータ再生部55に供給する。
ステップS74において、再生制御部94は、コンテンツデータ再生部55に供給されるコンテンツデータのPTSを参照し、再生出力開始位置よりコンテンツの再生を開始させ、再生したコンテンツデータを出力部56に供給させる。出力制御部95は、出力部56を制御し、コンテンツデータ再生部55より供給されるコンテンツデータの画像や音声等を再生出力開始位置より出力させる。
ステップS75において、コンテンツデータ再生部55における再生が再生出力終了位置に達すると、再生制御部94はコンテンツの再生を終了させ、出力制御部95はコンテンツの出力を終了させる。
そして、読み出し制御部93は、コンテンツデータ記録部54を制御し、ステップS76において、設定した読み出し終了位置でコンテンツデータの読み出しを終了し、セグメント再生処理を終了する。
次に、図16のフローチャートを参照して、図15のステップS69において実行される読み出し開始終了位置設定処理の詳細について説明する。
最初に、読み出し開始終了位置設定部201は、ステップS91において、復号部191による復号処理所要時間を特定する。そして、ステップS92において、読み出し開始終了位置設定部201は、補正後のセグメントの先頭を含むGOPの先頭ピクチャから、補正後のセグメントの先頭までの時間(Tsegn_recE-Tn)が、復号処理所要時間(Tdcr)より短いか否かを判定する。
補正後のセグメントの先頭を含むGOPの先頭ピクチャから、補正後のセグメントの先頭までの時間(Tsegn_recE-Tn)が、復号処理所要時間(Tdcr)より短いと判定した場合、読み出し開始終了位置設定部201は、処理をステップS93に進め、読み代s開始位置を、補正後のセグメントの先頭を含むGOPの1つ前のGOPの先頭ピクチャに設定する。そして、ステップS94において、読み出し開始終了位置設定部201は、読み出し終了位置を、補正後のセグメントの最後を含むGOPの最終ピクチャに設定し、読み出し開始終了位置設定処理を終了し、処理を図15のステップS70に戻す。
また、図16のステップS92において、補正後のセグメントの先頭を含むGOPの先頭ピクチャから、補正後のセグメントの先頭までの時間(Tsegn_recE-Tn)が、復号処理所要時間(Tdcr)以上である(同じかまたは長い)と判定した場合、読み出し開始終了位置設定部201は、処理をステップS95に進める。ステップS95において、読み出し開始終了位置設定部201は、読み出し開始位置を、補正後のセグメントの先頭を含むGOPの先頭ピクチャに設定する。ステップS95の処理が終了すると、読み出し開始終了位置設定部201は、処理をステップS94に戻し、それ以降の処理を実行させる。
このようにセグメント再生を制御し、復号処理の所要時間を確保するようにすることにより、システム制御部61は、コンテンツデータが暗号化されている場合であっても、安定した再生処理を行い、その再生位置制御をより正確に行い、目的のコンテンツを正しく出力し、ユーザに視聴させることができる。
以上においては、図17Aに示されるように、デジタル放送を行うデジタル放送局261が映像・音声ストリーム271とともに、データ272として、番組内容情報121A、セグメントデータ122、およびコンテンツ開始時刻情報141を、デジタル放送用テレビジョン受像機31(またはデジタル放送用テレビジョン受像機181)に供給するように説明した。しかしながら、これに限らず、例えば、図17Bに示されるように、デジタル放送局261が、映像・音声ストリーム271とともに供給するデータ272として、上述したデータに加えてストリーム再生制御テーブル123を供給するようにしてもよい。
この場合、デジタル放送用テレビジョン受像機31のシステム制御部61は、図3の場合とセグメント再生時の制御方法が異なるので、図18に示されるように、ストリーム再生制御テーブル生成部114および相対時間情報補正部115の代わりに、オフセット値算出部281および相対位置情報補正部282が設けられている。
オフセット値算出部281は、後述するセグメント再生制御において、相対位置情報を補正するための位置情報のオフセット値を算出する。詳細は後述する。また、相対位置情報補正部282は、オフセット値算出部281において算出されたオフセット値を利用して相対位置情報の補正処理を行う。
つまり、この場合、デジタル放送用テレビジョン受像機31によるコンテンツの受信、記録に関する処理は、図19のように行われる。図19は、図8に対応する図である。
この場合、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、ストリーム再生制御テーブル123を放送局より取得する(矢印291)。同様に、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、PTS値により構成されるコンテンツ開始時刻情報(T00)141を放送局より取得する(矢印292)。デジタル放送用テレビジョン受像機31は、これらの情報をメタデータ記録部96に記録する。また、デジタル放送用テレビジョン受像機31は受信したストリームリソース152を記録する際にPTS値により構成される記録開始時刻情報(T0)142を生成する(矢印293)。
従って、この場合、メタデータ記録部96に記録されたストリーム再生制御テーブル123は、放送時の(放送局における)ストリームリソース151に対応する情報で構成されており、ストリームリソースの記録処理の開始タイミングが番組の開始タイミングと異なる場合、このテーブルの相対時間情報は、コンテンツデータ記録部54に記録されたストリームリソース152の先頭からの相対時間情報と一致しない。
セグメント再生の制御処理は、図20のように行われる。最初に、システム制御部61は、セグメントテーブル122を用いて再生するセグメントを特定すると、そのセグメントの先頭の相対時間情報が対応するGOPを、ストリーム再生制御テーブル123を用いて特定する(矢印301)。そして、システム制御部61は、ストリーム再生制御テーブル123を用いてそのGOPの相対位置情報Dnを特定する。次に、システム制御部61は、コンテンツ開始時刻情報141および記録開始時刻情報142を用いてオフセット算出処理302を行い、以下の式(2)を解くことにより、オフセット値Trec0を算出する。
Trec0=T0-T00 ・・・(2)
そして、システム制御部61は、ストリーム再生制御テーブル123を用いて、その相対時間情報のオフセット値Trec0に対応する相対位置情報Drec0を算出する。システム制御部61は、その相対位置情報Drec0を用いて、データ位置補正処理303を行い、以下の式(3)を解くことにより、特定した相対位置情報Dnを補正し、補正後の相対位置情報Dn_recを算出する。
Dn_rec=Dn-Drec0 ・・・(3)
補正後の相対位置情報Dn_recは、記録後のストリームリソース152の先頭を基準とする、セグメントNの先頭を含むGOPの先頭の相対位置情報である。システム制御部61は、この補正後の相対位置情報Dn_recを用いてセグメントNを読み出す(矢印304)。
このように制御することにより、システム制御部61は、ストリーム再生制御テーブル123が放送局より供給される場合であっても、セグメントNの先頭位置を正確に特定し、その先頭位置を確実に読み出すように読み出し制御を行うことができる。これにより、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、目的のコンテンツを正しく出力し、ユーザに視聴させることができる。
また、メタデータ管理部101は、読み出し制御部93を介して、相対時間情報(Tsegn)とコンテンツ開始時刻情報(T00)141を再生制御部94に供給する(矢印305)。再生制御部94は、コンテンツデータ再生部55を制御して読み出されたコンテンツデータのPTSを監視し、その値が(Tsegn+T00)となる位置(再生出力開始位置)よりコンテンツの再生を開始させる。出力制御部95は出力部56を制御し、このように再生されたコンテンツを出力させる。このようにすることにより、再生制御部94および出力制御部95は、正確にセグメントNをその先頭位置から再生出力し、ユーザに視聴させることができる。
なお、読み出し制御部93、再生制御部94、および出力制御部95は、開始の場合と同様に、コンテンツの読み出し・再生・出力の終了を制御するので、セグメントNの終了位置において正確に再生出力を終了させ、その後読み出しを終了させることができる。
このようにすることにより、ユーザは、正確にセグメントNの先頭から最後までのみを視聴することができる。
なお、システム制御部61は、セグメント再生の終了位置の場合も、上述した開始位置と基本的に同様に制御し、オフセット値を利用してデータ位置補正処理を行い、セグメントNの終了位置を含むGOPの最終ピクチャの相対位置情報を補正する。
図21のフローチャートを参照して、この場合のコンテンツ受信記録処理を説明する。
図21のフローチャートの場合、図10のフローチャートの場合と比較して、ステップS111乃至ステップS116は、図10のステップS1乃至ステップS6と同様に行われる。
すなわち、ステップS111において、受信制御部91は、ステップS1の場合と同様に、受信部52を制御してコンテンツデータの受信を開始し、ステップS112において、書き込み制御部92は、ステップS2の場合と同様に、デマックス部53を制御して放送局より供給されたコンテンツデータよりメタデータを抽出させ、それをメタデータ管理部101に供給させる。ただし、ここでメタデータには、放送局より供給されたストリーム再生制御テーブル123が含まれる。
ステップS113において、コンテンツメタデータ更新部111は、ステップS3の場合と同様に、書き込み制御部92がコンテンツデータ記録部54にコンテンツデータを記録させる際に、コンテンツデータの先頭を記録する(書き込みを開始する)位置の情報(先頭の記録位置情報)をコンテンツメタデータに付加することにより、コンテンツメタデータを更新する。そして、メタデータ管理部101は、ステップS114において、ステップS4の場合と同様に、供給された各種のメタデータをメタデータ記録部96に記録させる。ただし、このとき、メタデータ管理部101が記録させるメタデータには、放送局より供給されたストリーム再生制御テーブル123が含まれる。
書き込み制御部92は、ステップS115において、ステップS5の場合と同様に、デマックス部53およびコンテンツデータ記録部54を制御して、コンテンツデータの記録を開始させる。このとき、記録開始時刻情報生成部112は、ステップS116において、ステップS6の場合と同様に、最初に記録されたピクチャのPTS値を参照し、記録開始時刻情報142を生成し、メタデータ記録部96に記録させる。
図21の場合、図10の場合と異なり、システム制御部61は、ストリーム再生制御テーブル123を作成しないので、図10のステップS7乃至ステップS9に対応する処理は省略する。そして、メタデータ管理部101は、ステップS117において、ステップS7の場合と同様に、コンテンツデータの記録を終了するか否かを判定し、ユーザ指示等により終了すると判定するまで待機し、記録処理を続行させる。そして、コンテンツデータの記録を終了すると判定した場合、メタデータ管理部101は、処理をステップS118に進め、コンテンツデータの記録および受信を終了し、コンテンツ受信記録処理を終了する。
このように図21のコンテンツ受信記録処理の場合、図10の場合と比較して処理を簡略化することができる。つまり、システム制御部61は、コンテンツ受信記録処理の負荷を軽減させ、容易にコンテンツを受信し、記録させることができる。
次に、図22のフローチャートを参照してセグメント再生処理を説明する。この場合、最初に、ステップS131において、メタデータ管理部101は、メタデータ記録部96に記録されている各種のメタデータを読み出す。
メタデータを読み出すと、メタデータ管理部101は、ステップS132において、読み出したコンテンツメタデータを用いて、例えばユーザに指定された、再生するコンテンツおよびその記録位置を特定する。次に、メタデータ管理部101は、ステップS133において、セグメントメタデータを用いて、指定された属性(Asegn)に対応するセグメントの先頭の相対時間情報(Tsegn)を特定する。
ステップS134において、オフセット値算出部281は、コンテンツ開始時刻情報141と記録開始時刻情報142を用いて、相対時間情報のオフセット値(Trec0)を算出する。次に、メタデータ管理部101は、ステップS135において、ストリーム再生制御テーブル123を用いて、相対位置情報のオフセット値(Drec0)を特定し、ステップS136において、ストリーム再生制御テーブル123を用いて、目的のセグメントの先頭の記録位置(Dn)を特定する。ステップS137において、相対位置情報補正部282は、相対位置情報のオフセット値を用いてデータ位置補正処理を行い、コンテンツデータの読み出し開始位置(Dn_rec)を算出する。
同様に、メタデータ管理部101は、ステップS138において、セグメントメタデータを用いて、指定された属性に対応するセグメントの最後の相対時間情報を特定し、ステップS139において、ストリーム再生制御テーブル123を用いて、目的のセグメントの最後の記録位置を特定する。ステップS140において、相対位置情報補正部282は、相対位置情報のオフセット値を用いて、コンテンツデータの読み出し終了位置を算出する。
コンテンツデータの読み出し開始位置および読み出し終了位置が算出されると、読み出し制御部93は、デマックス部53およびコンテンツデータ記録部54を制御し、設定された読み出し開始位置よりコンテンツデータの読み出しを開始させる。読み出されたデータは、コンテンツデータ再生部55に供給される。
そして、再生制御部94は、ステップS142において、コンテンツデータ再生部55を制御し、デマックス部53より供給されるコンテンツデータのPTSを監視し、PTS値が(Tsegn+T00)となる再生出力開始位置(ステップS133において特定されたセグメントの先頭)より、コンテンツの再生を開始する。出力制御部95は、出力部56を制御し、その再生されたコンテンツを出力する。そして、ステップS143において、再生制御部95および出力制御部96は、同様にPTSに基づいて、再生出力終了位置でコンテンツの再生・出力を終了する。読み出し制御部93は、ステップS144において、読み出し終了位置でコンテンツデータの読み出しを終了させ、セグメント再生処理を終了する。
以上のようにセグメント再生処理を制御することにより、システム制御部61は、ストリーム再生制御テーブル123が放送局より供給される場合であっても、セグメントNの先頭位置を正確に特定し、再生制御を行うことができる。これにより、デジタル放送用テレビジョン受像機31は、目的のコンテンツを正しく出力し、ユーザに視聴させることができる。
なお、この場合においても、図12乃至図16において説明したように放送局が暗号化したコンテンツデータを放送するようにしてもよい。この場合も、システム制御部61が図13に示されるように読み出し開始終了位置設定部201を有するようにし、この読み出し開始終了位置設定部201が図14に示されるように復号処理所要時間Tdcrを確保するように読み出し開始位置と終了位置を制御するようにする。
なお、この制御処理は、復号処理に対してだけでなく、通常の再生処理に対して行うようにしてもよく、処理時間に必要な時間を確保し、安定した再生処理を行うためのものであれば、どのような処理に対して行うようにしてもよい。その場合、次に実行する処理を判別するための閾値となる値はどのような値であってもよい。また、この閾値が複数設けられるようにしてもよい。
以上においては、放送局が地上波デジタル放送サービスを行い、番組を放送し、デジタル放送用テレビジョン受像機31がその番組を受信する場合について説明したが、本発明は、これ以外にも、例えば、有線を介した放送サービスにも適用することができる。また、ブロードキャスト(放送)だけでなく、マルチキャストやユニキャストの場合に適用することも可能である。
図23は、本発明を適用した通信システムの例を示す図である。図23の通信システムにおいて、端末装置331は、インターネット等に代表されるネットワーク361を介して接続されるサーバ362より配信されるコンテンツを受信し、そのコンテンツの画像や音声を出力する装置である。
端末装置331は、デジタル放送用テレビジョン受像機31と同様に記録処理部341と再生処理部342により構成される。具体的には、端末装置331は、デジタル放送用テレビジョン受像機31と基本的に同様であるが、アンテナ51および受信部52の代わりに通信部352を有している。すなわち、記録処理部341は、通信部352、デマックス部53、コンテンツデータ記録部54、システム制御部61、および操作入力部62により構成される。再生処理部342は、デマックス部53、コンテンツデータ記録部54、コンテンツデータ再生部55、出力部56、システム制御部61、および操作入力部62により構成される。
このような端末装置331の場合も、デジタル放送用テレビジョン受像機31の場合と同様にシステム制御部61を構成し、同様の処理が実行される。ただし、この場合、デジタル放送用テレビジョン受像機31の受信部52によるテレビジョン信号の受信処理の代わりに通信部352がサーバ361と通信を行い、コンテンツデータを取得する。このようにすることにより、端末装置331は、デジタル放送用テレビジョン受像機31と同様の効果を得ることができる。
なお、さらにサーバにおいて、端末装置より要求されたセグメントのみを選択して供給するようにしてもよい。
その場合、図24に示されるように、サーバ371は、デジタル放送用テレビジョン受像機31の再生処理部42と基本的に同様の構成を有する。ただし、サーバ371の場合、デジタル放送用テレビジョン受像機31の出力部56の代わりに、ネットワーク372に接続され、端末装置373と通信を行う通信部381が設けられる。通信部381は、ネットワーク372を介して端末装置373と通信を行い、端末装置373の要求をシステム制御部61に供給する。また、その要求に応じて端末装置373に供給されるセグメントデータをコンテンツデータ再生部55より取得すると、システム制御部61に制御されて、そのセグメントデータを端末装置373に供給する。なお、サーバ371において、コンテンツデータ再生部55を省略し、コンテンツデータ記録部54に記録されている圧縮されたコンテンツデータをそのまま端末装置373に供給するようにしてももちろんよい。
この場合のサーバ371によるセグメント再生処理は上述した場合と基本的に同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、本発明を適用することにより、テレビジョン受像機、端末装置、またはサーバは、セグメントNの先頭位置を正確に特定し、再生制御を行うことができる。これにより、テレビジョン受像機、端末装置、またはサーバは、目的のコンテンツを正しく出力し、ユーザに視聴させることができる。
なお、以上においては、例えば、図2のデジタル放送用テレビジョン受像機31において、記録処理部41と再生処理部42を1つの装置として構成するように説明したが、これに限らず、記録処理部41と再生処理部42を別体として構成するようにしてもよい。また、さらにそれらの一部を別体として構成するようにしてももちろんよい。すなわち、上述したテレビジョン受像機、端末装置、またはサーバは、それぞれ、複数の装置により構成されるようにしてもよい。
また、以上に図示した放送システムや通信システムにおいて、放送局、テレビジョン受像機、サーバ、または端末装置をそれぞれ1つずつ示しているが、これは説明を簡略化させるためであり、これらの数に制限はなく、通常はそれぞれ複数設けられる。また、放送されるテレビジョン信号はデジタルで無くアナログ信号であってももちろんよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。この場合、例えば、図2のデジタル放送用テレビジョン受像機31、図12のデジタル放送用テレビジョン受像機181、図23の端末装置331、または図24のサーバ371は、図25に示されるようなパーソナルコンピュータとして構成されるようにしてもよい。
図25において、パーソナルコンピュータ400のCPU(Central Processing Unit)401は、ROM(Read Only Memory)402に記憶されているプログラム、または記憶部413からRAM(Random Access Memory)403にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM403にはまた、CPU401が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU401、ROM402、およびRAM403は、バス404を介して相互に接続されている。このバス404にはまた、入出力インタフェース410も接続されている。
入出力インタフェース410には、キーボード、マウスなどよりなる入力部411、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部412、ハードディスクなどより構成される記憶部413、モデムなどより構成される通信部414が接続されている。通信部414は、インターネットを含むネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース410にはまた、必要に応じてドライブ415が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア421が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部413にインストールされる。
上述した一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、例えば、図25に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア421により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに配信される、プログラムが記録されているROM402や、記憶部413に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
従来のセグメント切り出し方法の例を具体的に説明する図である。 本発明を適用したデジタル放送用テレビジョン受像機の構成例を示すブロック図である。 図2のシステム制御部の詳細な構成例を説明するブロック図である。 図3のコンテンツメタデータの構成例を示す模式図である。 図3のセグメントメタデータの構成例を示す模式図である。 図3のストリーム再生制御テーブルの構成例を示す模式図である。 図3の関連データの構成例を示す模式図である。 放送局より放送されるテレビジョン信号を受信し、番組を録画する処理について説明する図である。 セグメント再生を行う処理について説明する図である。 コンテンツ受信記録処理の例を説明するフローチャートである。 セグメント再生処理の例を説明するフローチャートである。 本発明を適用したデジタル放送用テレビジョン受像機の他の構成例を示すブロック図である。 図12のシステム制御部の詳細な構成例を説明するブロック図である。 復号処理所要時間の確保に関する制御について説明する模式図である。 セグメント再生処理の他の例を説明するフローチャートである。 読み出し開始終了位置設定処理の詳細の例を説明するフローチャートである。 放送局より映像・音声ストリームとともに放送されるデータの例について説明する図である。 図2のシステム制御部の他の構成例を説明するブロック図である。 放送局より放送されるテレビジョン信号を受信し、番組を録画する処理の他の例について説明する図である。 セグメント再生を行う処理の他の例について説明する図である。 コンテンツ受信記録処理の他の例を説明するフローチャートである。 セグメント再生処理の、さらに他の例を説明するフローチャートである。 本発明を適用した端末装置の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用したサーバの構成例を示すブロック図である。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
31 デジタル放送用テレビジョン受像機, 41 記録処理部, 42 再生処理部, 51 アンテナ, 52 受信部, 53 デマックス部, 54 コンテンツデータ記録部, 55 コンテンツデータ再生部, 56 出力部, 61 システム制御部, 62 操作入力部, 91 受信制御部, 92 書き込み制御部, 93 読み出し制御部, 94 再生制御部, 95 出力部, 96 メタデータ記録部, 101 メタデータ管理部, 111 コンテンツメタデータ更新部, 112 記録開始時刻情報生成部, 113 相対時間情報生成部, 114 ストリーム再生制御テーブル生成部, 115 相対時間情報補正部, 121 コンテンツメタデータ, 122 セグメントメタデータ, 123 ストリーム再生制御テーブル, 124 関連データ, 141 コンテンツ開始時刻情報, 142 記録開始時刻情報, 181 デジタル放送用テレビジョン受像機, 191 復号部, 192 視聴許可判定部, 193 鍵抽出部, 201 読み出し開始終了位置設定部, 221 復号処理所要時間, 233 デコード対象, 241 復号処理所要時間, 253 デコード対象, 281 オフセット算出部, 282 相対位置情報補正部, 302 オフセット算出処理, 303 データ位置補正処理, 331 端末装置, 371 サーバ, 400 パーソナルコンピュータ

Claims (22)

  1. コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を再生する記録再生装置であって、
    前記コンテンツデータを記録する第1の記録手段と、
    所定の基準時刻情報を用いて、前記第1の記録手段による前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成手段と、
    前記第1の記録手段により記録される前記コンテンツデータの所定の部分について、前記コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成手段と、
    前記基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報生成手段により生成された前記記録開始時刻情報、および、前記再生制御用テーブル生成手段により生成された前記再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録手段と、
    前記第2の記録手段により記録された前記コンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報、および前記再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出し手段と、
    再生制御情報読み出し手段により読み出された前記コンテンツ開始時刻情報および前記記録開始時刻情報を用いて、前記コンテンツデータの再生位置を指定する前記第1の相対時間情報を補正して、前記第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正手段と、
    前記再生制御情報読み出し手段により読み出された前記再生制御用テーブルを用いて、前記相対時刻情報補正手段により補正されて得られた前記第2の相対時間情報から、前記再生位置の前記相対位置情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により前記相対位置情報を特定された前記コンテンツデータの前記再生位置を読み出して再生する再生手段と
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 放送局より放送される前記コンテンツデータおよび前記コンテンツ開始時刻情報を受信する受信手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 他の装置と通信を行い、前記他の装置より配信される前記コンテンツデータおよび前記コンテンツ開始時刻情報を取得する通信手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 前記再生手段により再生された前記コンテンツデータを出力する出力手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 前記コンテンツデータはMPEG方式により圧縮されたデータであり、
    前記再生制御用テーブル生成手段は、前記コンテンツデータの各GOPの先頭ピクチャについて前記第2の相対時間情報と前記相対位置情報を関連付ける前記再生制御用テーブルを生成し、
    前記特定手段は、前記再生制御用テーブルを用いて、前記再生位置を含むGOPの先頭ピクチャを前記再生位置とし、前記先頭ピクチャの前記相対位置情報を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  6. 前記コンテンツデータは所定の方式で暗号化されたデータであり、
    暗号化された前記コンテンツデータを復号する復号手段と、
    前記復号手段による前記コンテンツデータの復号に必要な処理時間を確保するように前記再生位置を設定する再生位置設定手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  7. コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を再生する記録再生装置の記録再生方法であって、
    前記コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、
    所定の基準時刻情報を用いて、前記第1の記録ステップの処理による前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、
    前記第1の記録ステップの処理により記録される前記コンテンツデータの所定の部分について、前記コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップと、
    前記基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された前記記録開始時刻情報、および、前記再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された前記再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと、
    前記第2の記録ステップの処理により記録された前記コンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報、および前記再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、
    再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記コンテンツ開始時刻情報および前記記録開始時刻情報を用いて、前記コンテンツデータの再生位置を指定する前記第1の相対時間情報を補正して、前記第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップと、
    前記再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記再生制御用テーブルを用いて、前記相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた前記第2の相対時間情報から、前記再生位置の前記相対位置情報を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップの処理により前記相対位置情報を特定された前記コンテンツデータの前記再生位置を読み出して再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とする記録再生方法。
  8. コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を再生する処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、
    所定の基準時刻情報を用いて、前記第1の記録ステップの処理による前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、
    前記第1の記録ステップの処理により記録される前記コンテンツデータの所定の部分について、前記コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップと、
    前記基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された前記記録開始時刻情報、および、前記再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された前記再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと、
    前記第2の記録ステップの処理により記録された前記コンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報、および前記再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、
    再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記コンテンツ開始時刻情報および前記記録開始時刻情報を用いて、前記コンテンツデータの再生位置を指定する前記第1の相対時間情報を補正して、前記第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップと、
    前記再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記再生制御用テーブルを用いて、前記相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた前記第2の相対時間情報から、前記再生位置の前記相対位置情報を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップの処理により前記相対位置情報を特定された前記コンテンツデータの前記再生位置を読み出して再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  9. 記録媒体に記録された、コンテンツを含むコンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を読み出して再生する再生装置であって、
    前記記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いて前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および前記記録媒体に記録された前記コンテンツデータの所定の部分について、前記コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出し手段と、
    再生制御情報読み出し手段により読み出された前記コンテンツ開始時刻情報および前記記録開始時刻情報を用いて、前記コンテンツデータの再生位置を指定する前記第1の相対時間情報を補正して、前記第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正手段と、
    前記再生制御情報読み出し手段により読み出された前記再生制御用テーブルを用いて、前記相対時刻情報補正手段により補正されて得られた前記第2の相対時間情報から、前記再生位置の前記相対位置情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により前記相対位置情報を特定された前記コンテンツデータの前記再生位置を読み出して再生する再生手段と
    を備えることを特徴とする再生装置。
  10. 前記再生手段により再生された前記コンテンツデータを出力する出力手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の再生装置。
  11. 前記コンテンツデータはMPEG方式により圧縮されたデータであり、
    前記特定手段は、前記コンテンツデータの各GOPの先頭ピクチャについて前記第2の相対時間情報と前記相対位置情報を関連付ける前記再生制御用テーブルを用いて、前記再生位置を含むGOPの先頭ピクチャを前記再生位置とし、前記先頭ピクチャの前記相対位置情報を特定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の再生装置。
  12. 前記コンテンツデータは所定の方式で暗号化されたデータであり、
    暗号化された前記コンテンツデータを復号する復号手段と、
    前記復号手段による前記コンテンツデータの復号に必要な処理時間を確保するように前記再生位置を設定する再生位置設定手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の再生装置。
  13. 記録媒体に記録された、コンテンツを含むコンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を読み出して再生する再生装置の再生方法であって、
    前記記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いて前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および前記記録媒体に記録された前記コンテンツデータの所定の部分について、前記コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、
    再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記コンテンツ開始時刻情報および前記記録開始時刻情報を用いて、前記コンテンツデータの再生位置を指定する前記第1の相対時間情報を補正して、前記第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップと、
    前記再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記再生制御用テーブルを用いて、前記相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた前記第2の相対時間情報から、前記再生位置の前記相対位置情報を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップの処理により前記相対位置情報を特定された前記コンテンツデータの前記再生位置を読み出して再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とする再生方法。
  14. 記録媒体に記録された、コンテンツを含むコンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を読み出して再生する処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記記録媒体に記録された、所定の基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、所定の基準時刻情報を用いて前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報、および前記記録媒体に記録された前記コンテンツデータの所定の部分について、前記コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、
    再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記コンテンツ開始時刻情報および前記記録開始時刻情報を用いて、前記コンテンツデータの再生位置を指定する前記第1の相対時間情報を補正して、前記第2の相対時間情報を得る相対時間情報補正ステップと、
    前記再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記再生制御用テーブルを用いて、前記相対時刻情報補正ステップの処理により補正されて得られた前記第2の相対時間情報から、前記再生位置の前記相対位置情報を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップの処理により前記相対位置情報を特定された前記コンテンツデータの前記再生位置を読み出して再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  15. コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を再生することができるようにする記録装置であって、
    前記コンテンツデータを記録する第1の記録手段と、
    所定の基準時刻情報を用いて、前記第1の記録手段による前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成手段と、
    前記第1の記録手段により記録される前記コンテンツデータの所定の部分について、前記コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成手段と、
    前記基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報生成手段により生成された前記記録開始時刻情報、および、前記再生制御用テーブル生成手段により生成された前記再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録手段と
    を備えることを特徴とする記録装置。
  16. 放送局より放送される前記コンテンツデータおよび前記コンテンツ開始時刻情報を受信する受信手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項15に記載の記録装置。
  17. 他の装置と通信を行い、前記他の装置より配信される前記コンテンツデータおよび前記コンテンツ開始時刻情報を取得する通信手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項15に記載の記録装置。
  18. コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を再生することができるようにする記録装置の記録方法であって、
    前記コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、
    所定の基準時刻情報を用いて、前記第1の記録ステップの処理による前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、
    前記第1の記録ステップの処理により記録される前記コンテンツデータの所定の部分について、前記コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップと、
    前記基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された前記記録開始時刻情報、および、前記再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された前記再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと
    を含むことを特徴とする記録方法。
  19. コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を再生することができるようにする処理をコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す第1の相対時間情報により指定される位置を再生することができるようにする記録装置の記録方法であって、
    前記コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、
    所定の基準時刻情報を用いて、前記第1の記録ステップの処理による前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、
    前記第1の記録ステップの処理により記録される前記コンテンツデータの所定の部分について、前記コンテンツデータの記録開始位置からの相対時間を示す第2の相対時間情報と、前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを生成する再生制御用テーブル生成ステップと、
    前記基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された前記記録開始時刻情報、および、前記再生制御用テーブル生成ステップの処理により生成された前記再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  20. コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す相対時間情報により指定される位置を再生する記録再生装置であって、
    前記コンテンツデータを記録する第1の記録手段と、
    所定の基準時刻情報を用いて、前記第1の記録手段による前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成手段と、
    前記基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報生成手段により生成された前記記録開始時刻情報、および、前記第1の記録手段により記録される前記コンテンツデータの所定の部分について、前記相対時間情報と、前記コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録手段と、
    前記第2の記録手段により記録された前記コンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報、および前記再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出し手段と、
    再生制御情報読み出し手段により読み出された前記コンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報、および前記再生制御用テーブルを用いて、前記第1の相対位置情報の補正用のオフセット値を算出するオフセット値算出手段と、
    前記再生制御情報読み出し手段により読み出された前記再生制御用テーブルを用いて、前記相対時間情報で指定された前記再生位置の前記第1の相対位置情報を特定する特定手段と、
    前記オフセット値算出手段により算出された前記オフセット値を用いて、前記特定手段により特定された前記第1の相対位置情報を補正し、前記第1の記録手段により記録された前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報を得る相対位置情報補正手段と、
    前記相対位置情報補正手段により補正されて得られた前記第2の相対位置情報に基づいて、前記コンテンツデータの前記再生位置を読み出して再生する再生手段と
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  21. コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す相対時間情報により指定される位置を再生する記録再生装置の記録再生方法であって、
    前記コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、
    所定の基準時刻情報を用いて、前記第1の記録ステップの処理による前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、
    前記基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された前記記録開始時刻情報、および、前記第1の記録ステップの処理により記録される前記コンテンツデータの所定の部分について、前記相対時間情報と、前記コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと、
    前記第2の記録ステップの処理により記録された前記コンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報、および前記再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、
    再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記コンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報、および前記再生制御用テーブルを用いて、前記第1の相対位置情報の補正用のオフセット値を算出するオフセット値算出ステップと、
    前記再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記再生制御用テーブルを用いて、前記相対時間情報で指定された前記再生位置の前記第1の相対位置情報を特定する特定ステップと、
    前記オフセット値算出ステップの処理により算出された前記オフセット値を用いて、前記特定ステップの処理により特定された前記第1の相対位置情報を補正し、前記第1の記録手段により記録された前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報を得る相対位置情報補正ステップと、
    前記相対位置情報補正ステップの処理により補正されて得られた前記第2の相対位置情報に基づいて、前記コンテンツデータの前記再生位置を読み出して再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とする記録再生方法。
  22. コンテンツを含むコンテンツデータを記録し、前記コンテンツデータの、前記コンテンツの開始位置からの相対時間を示す相対時間情報により指定される位置を再生する処理をコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記コンテンツデータを記録する第1の記録ステップと、
    所定の基準時刻情報を用いて、前記第1の記録ステップの処理による前記コンテンツデータの記録開始位置の時刻情報を示す記録開始時刻情報を生成する記録開始時刻情報生成ステップと、
    前記基準時刻情報を用いて前記コンテンツの開始位置の時刻情報を示すコンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報生成ステップの処理により生成された前記記録開始時刻情報、および、前記第1の記録ステップの処理により記録される前記コンテンツデータの所定の部分について、前記相対時間情報と、前記コンテンツの開始位置からのデータ量を示す第1の相対位置情報を関連付ける再生制御用テーブルを再生制御情報として記録する第2の記録ステップと、
    前記第2の記録ステップの処理により記録された前記コンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報、および前記再生制御用テーブルを読み出す再生制御情報読み出しステップと、
    再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記コンテンツ開始時刻情報、前記記録開始時刻情報、および前記再生制御用テーブルを用いて、前記第1の相対位置情報の補正用のオフセット値を算出するオフセット値算出ステップと、
    前記再生制御情報読み出しステップの処理により読み出された前記再生制御用テーブルを用いて、前記相対時間情報で指定された前記再生位置の前記第1の相対位置情報を特定する特定ステップと、
    前記オフセット値算出ステップの処理により算出された前記オフセット値を用いて、前記特定ステップの処理により特定された前記第1の相対位置情報を補正し、前記第1の記録手段により記録された前記コンテンツデータの記録開始位置からのデータ量を示す第2の相対位置情報を得る相対位置情報補正ステップと、
    前記相対位置情報補正ステップの処理により補正されて得られた前記第2の相対位置情報に基づいて、前記コンテンツデータの前記再生位置を読み出して再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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