JP2006100416A - 筐体冷却装置、遊技機及び情報端末装置 - Google Patents

筐体冷却装置、遊技機及び情報端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006100416A
JP2006100416A JP2004282440A JP2004282440A JP2006100416A JP 2006100416 A JP2006100416 A JP 2006100416A JP 2004282440 A JP2004282440 A JP 2004282440A JP 2004282440 A JP2004282440 A JP 2004282440A JP 2006100416 A JP2006100416 A JP 2006100416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
housing
ventilation
display device
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004282440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4247173B2 (ja
Inventor
Taisuke Mukai
泰介 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2004282440A priority Critical patent/JP4247173B2/ja
Publication of JP2006100416A publication Critical patent/JP2006100416A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4247173B2 publication Critical patent/JP4247173B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 冷却効率を向上させることが可能な筐体冷却装置、遊技機及び情報端末装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 各温度センサ11a〜11dにより検知された各検温領域17a〜17dの温度を比較し、この比較結果に基づいて、各通気ファン5a〜5d,6a〜6dを作動させ筐体7内の低温側から高温側へ通気する。筐体7内へ導入した外気を、複数の発熱ユニットのうちの低温側の発熱ユニットを冷却した後、高温側の発熱ユニットに向かって流がし、低温側と高温側の双方の発熱ユニットを冷却させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、筐体内の冷却機能を備えた筐体冷却装置、遊技機及び情報端末装置に関する。
従来、例えば、サーバ、パソコン等の電子機器、配電盤、画像形成装置、各種制御装置等の装置は、情報を表示する表示装置、各種制御基板、電力供給を行う電源ユニット等の発熱を伴い作動する発熱ユニットを筐体内に収容している。また、アーケードゲーム機のように、ゲームセンタ等の遊技場に用いられる遊技機は、画像を表示する表示装置、遊技動作を制御する遊技制御基板、電力供給を行う電源ユニット等の発熱を伴い作動する発熱ユニットを筐体内に収容している。さらに、例えばコンビニエンスストア内に設置され、顧客が商品、チケット、レジャー施設の入場券の購入、各種代金の支払い、宿泊施設の予約等を行える情報端末装置も、画像を表示する表示装置、情報を処理する情報処理基板、電力供給を行う電源ユニット等の発熱を伴い作動する発熱ユニットを筐体内に収容している。そして、このような遊技機及び情報端末装置を含む電子機器の中には、筐体に設置されたファンにより、外部から筐体の内部に空気(外気)を流入させて、筐体内を冷却しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−147061号公報
しかしながら、上記電子機器及び装置にあっては、冷却のために取り込んだ空気の流れる方向が決まっているため、例えば、複数の発熱ユニットを収容していて、各発熱ユニットの温度差が変化したことによって、高温側の空気が低温側に流れてしまうこともある。こうなると、筐体内に取り込んだ空気による冷却が十分に行われなくなり、冷却効率が不十分になるといった問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、冷却効率を向上させることが可能な筐体冷却装置、遊技機及び情報端末装置を提供することを目的とする。
本発明による筐体冷却装置は、発熱を伴い作動する発熱ユニットを収容している筐体の内部に収容可能な筐体冷却装置であって、筐体内における発熱ユニット付近を含む複数の検温領域の温度を検知する温度センサと、各検温領域において、筐体内への吸気または筐体外への排気を行う複数の通気ファンと、各温度センサにより検知された各検温領域の温度を比較する比較手段と、この比較手段の比較結果に基づき、筐体内の低温側から高温側への通気がなされるようにして、各通気ファンを作動させる制御手段とを有することを特徴としている。
また、本発明による遊技機は、画像を表示する表示装置と、該表示装置に画像を表示させて遊技に関する動作を制御する遊技制御基板と、表示装置及び遊技制御基板に電力を供給する電源ユニットと、表示装置、遊技制御基板及び電源ユニットを含み発熱を伴い作動する発熱ユニットを収容する筐体と、を具備する遊技機において、筐体内における発熱ユニット付近を含む複数の検温領域の温度を検知する温度センサと、各検温領域において、筐体内への吸気または筐体外への排気を行う複数の通気ファンと、各温度センサにより検知された各検温領域の温度を比較する比較手段と、この比較手段の比較結果に基づき、筐体内の低温側から高温側への通気がなされるようにして、各通気ファンを作動させる制御手段とを有することを特徴としている。
また、本発明による情報端末装置は、画像を表示する表示装置と、該表示装置に画像を表示させて情報に関する処理を制御する情報処理基板と、表示装置及び情報処理基板に電力を供給する電源ユニットと、表示装置、情報処理基板及び電源ユニットを含み発熱を伴い作動する発熱ユニットを収容する筐体と、を具備する情報端末装置において、筐体内における発熱ユニット付近を含む複数の検温領域の温度を検知する温度センサと、各検温領域において、筐体内への吸気または筐体外への排気を行う複数の通気ファンと、各温度センサにより検知された各検温領域の温度を比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づき、筐体内の低温側から高温側への通気がなされるようにして、各通気ファンを作動させる制御手段とを有することを特徴としている。
このような筐体冷却装置、遊技機及び情報端末装置によれば、各温度センサにより検知された各検温領域の温度を比較し、この比較結果に基づいて、各通気ファンが作動し筐体内の低温側から高温側へ通気がなされる。筐体内に導入された外気は表示装置、遊技制御基板、情報処理基板及び電源ユニットを含む発熱ユニットのうちの低温側の発熱ユニットを冷却した後、高温側の発熱ユニットに向かって流されるから、低温側と高温側の双方の発熱ユニットを冷却する。
ここで、筐体冷却装置、遊技機及び情報端末装置が、各通気ファンに開放端部が接続された通気管を更に有しているとよい。こうすると、冷却のために取り込む空気に伴う埃が筐体内に溜まってしまうことを防止できる。
本発明によれば、低温側の空気を高温側に流すことにより冷却効率の向上が図られた筐体冷却装置、遊技機及び情報端末装置を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図1は、本発明の実施形態に係る筐体冷却装置を示す正面図である。
本実施形態の筐体冷却装置10は、例えば、複数の基板、電子部品、光学部品、液晶表示装置、電源ユニット等の発熱を伴い作動する発熱ユニットを備える電子機器の筐体7内を冷却するものである。この筐体冷却装置10は、電子機器の筐体7に組み込めるように構成されていて、組み込まれている各発熱ユニットの配置に対応した構成を有している。図1は、筐体7に組み込む前の状態であり、筐体7内面側から示した図である。なお、本実施形態の筐体冷却装置10は、筐体7の図示しない背面パネル側に組み込まれて使用されるものとする。
この筐体冷却装置10は、隣接した一対の通気口2A〜2Dが複数箇所に開口された筐体板1を具備している。この筐体板1は、例えば樹脂、金属等を用いて矩形の板状に成形され、組み込まれる筐体7の内側の寸法に対応する大きさとされている。筐体板1の周縁部には、この筐体板1を筐体7の図示しない内壁部に固定するための例えばねじ孔16が形成され、各ねじ孔16にねじを挿通して筐体7に固定できるようになっている。
一対の通気口2A〜2Dは、上下方向に隣接した開口とされ、図1における下側が吸気口3a〜3dとされ、上側が排気口4a〜4dとされている。本実施形態の筐体冷却装置10にあっては、一対の通気口2A〜2Dが筐体板1の四隅に配置されているが、この通気口2A〜2Dの位置は、筐体板1の四隅に限定されず、例えば発熱ユニットの近傍等、任意の位置を選定すればよく、その個数も任意に選定可能である。
吸気口3a〜3dの筐体7内面側には、この吸気口3a〜3dを覆うように吸気ファン(通気ファン)5a〜5dが、排気口4a〜4dの筐体7内面側には、この排気口4a〜4dを覆うように排気ファン(通気ファン)6a〜6dが、各々設置されている。これらの吸気ファン5及び排気ファン6は、電源ケーブル9により、これらの吸気ファン5a〜5d及び排気ファン6a〜6dに電力を供給する電源ユニット8に各々接続されている。なお、電源ユニット8を設置せずに、設置される電子機器の電源ユニットから、吸気ファン5a〜5d及び排気ファン6a〜6dに電力を供給する構成としても良い。
ここで、本実施形態の筐体冷却装置10にあっては、筐体7内における発熱ユニット付近を含む4つの検温領域17a〜17dの温度を検知する温度センサ11a〜11dを各々備え、この温度センサ11a〜11dにより測定された各検温領域17a〜17dの温度を比較する制御基板12を有している。また、この制御基板12は、この比較結果に基づいて筐体7内の低温側から高温側へ通気されるように吸気ファン5a〜5d及び排気ファン6a〜6dを作動させるようになっている。そして、この制御基板12が本発明における比較手段及び制御手段を構成している。
温度センサ11a〜11dは、例えばサーミスタ等が採用され、各吸気口3a〜3d及び排気口4a〜4d間に配置されて、筐体7内における発熱ユニット付近を含む4つの検温領域17a〜17dの温度をそれぞれ測定する。この温度センサ11a〜11dは、信号線13により、制御基板12に各々接続されている。
制御基板12は、1チップマイコンより構成されているCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を有している。この制御基板12には、電源ユニット8が電源ケーブル9を介して接続されると共に、吸気ファン5a〜5d及び排気ファン6a〜6dが、ケーブル14を介して各々接続されている。
CPUは、温度センサ11a〜11dからの温度検知信号を入力する一方、ROMに記憶されている制御プログラムにしたがい作動して、検温領域17a〜17dの温度を比較して、吸気ファン5a〜5d及び排気ファン6a〜6dにON/OFF信号を送信する。ROMはCPUが実行する制御プログラムと、恒久的なデータが記憶されている。RAMはCPUが作動する際に用いるデータやプログラムが一時的に記憶されるようになっている。
次に、筐体冷却装置10の制御基板12による通気制御処理の手順について、図2のフローチャートを参照して説明する。なお、図2では、ステップをSと略記している。
筐体冷却装置10は、所定の時間間隔(本実施の形態では、1分間を想定しているが、これに限定されるものではない)をあけて、図2に示す通気制御処理を行う。筐体冷却装置10は通気制御処理を開始すると、図2のステップ1に進み、このステップ1で初期化処理を行う。この初期化処理では、温度センサ11a〜11dにより測定された各検温領域17a〜17dの温度測定結果を記憶するエリアの初期化を行い、続くステップ2で、この温度センサ11a〜11dで新たに検知された温度検知信号に含まれる温度データを制御基板12のCPUがRAMに設定されている記憶エリアに記憶させる。
続くステップ3では、比較処理を行う。この比較処理では、制御基板12は、記憶した温度データの比較を行い、その比較結果に基づいて、筐体7内における温度の高い箇所と温度の低い箇所を把握する。電子機器では、動作状態に応じて各発熱ユニットの温度が変化して筐体7内の温度分布が変化するため、検温領域17a〜17dの温度を比較して、筐体7内の低温側から高温側への通気がなされるように、次のステップ4で吸気ファン5a〜5d及び排気ファン6a〜6dの運転をON/OFF制御する。
例えば、電子機器の作動状態の変化に伴い筐体7内の温度分布が変わり、温度センサ11dで検出された温度が最も高く、温度センサ11aで検出された温度が最も低くなっていた場合には、上側からの吸気及び下側からの排気によって、筐体7内の空気が上側から下側へ流れるように、吸気ファン5a,5b及び排気ファン6c,6dを作動させ、吸気ファン5c,5d及び排気ファン6a,6bを停止させるように制御する。
次に、ステップ4では、制御基板12におけるCPUがステップ3での比較結果に基づいて、吸気ファン5a〜5d及び排気ファン6a〜6dにON/OFF信号を送信する。ここでは、例えば、吸気ファン5a,5b及び排気ファン6c,6dにON信号を送信し、吸気ファン5c,5d及び排気ファン6a,6bにOFF信号を送信してステップ5に進む。
ステップ5では、上記ON/OFF信号にしたがって、吸気ファン5a〜5d及び排気ファン6a〜6dを作動/停止させる。ここでは、例えば、吸気ファン5a,5b及び排気ファン6c,6dの図示しない駆動制御回路がそれぞれ駆動モータに駆動信号を出力してそれぞれを作動させ、吸気ファン5c,5d及び排気ファン6a,6bの図示しない駆動制御回路がそれぞれ駆動モータへの駆動信号の出力を停止してそれぞれを停止させる。この状態で、筐体7の外の空気(外気)は、吸気口3a,3bを通過して筐体7内に進入した後、上側(低温側)から下側(高温側)に向かって流れて、排気口4c,4dを通過して筐体7外に排出される。このとき、発熱ユニットの熱は、外気が吸気口3a,3b付近を通過するときに吸収されるも、上側は下側より低温なので、外気には吸熱の余力があり下側の発熱ユニットの熱もその外気によって吸収される。そして、制御基板12は、所定時間間隔でステップ1〜ステップ5を繰り返す。
さらに、電子機器の動作状態が変化して、筐体7内の温度分布が変化すると、再び、上記同様に制御基板12による比較結果に基づいて、吸気ファン5a〜5d及び排気ファン6a〜6dをON/OFF制御されるので、筐体7内の空気が低温側から高温側へ流れることとなる。
このような筐体冷却装置10では、各温度センサ11a〜11dにより検知された各検温領域17a〜17dの温度を比較し、この比較結果に基づいて、各吸気ファン5a〜5d、排気ファン6a〜6dが作動/停止して筐体7内の低温側から高温側へ通気がなされる。そのため筐体7に導入された外気は、低温側の発熱ユニットを冷却した後に、高温側の発熱ユニットに向かって流れて、高温側の発熱ユニットを冷却するため、低温側の吸熱後にも吸熱の余力があり、その余力によって高温側の吸熱を行える。したがって、低温側の発熱ユニットも高温側の発熱ユニットも良好に冷却される。その結果、冷却効率の向上が図られた筐体冷却装置10を提供することができる。
なお、本実施形態において、図示しないが各吸気ファン5a〜5d、排気ファン6a〜6dに開放端部が接続された通気管を備え、この通気管が発熱ユニット近傍を通るように配置される構成としてもよい。このように通気管を備える構成とすると、冷却のために取り込む空気に伴う埃が筐体7内に溜まってしまうことを防止できる。通気管については、後述する遊技機内に備えられたものと共通の構成を有しているため、ここでは詳しい説明を省略する。
図3〜図8は、本発明の第2実施形態に係る遊技機を示す各図、図9は、図3〜図8に示す遊技機の内部の構成を中心に示すブロック構成図である。図3〜図8に示すように、遊技機20は、例えば、遊技場内で床面や所定の台上に設置して使用される据え置き型のもの(例えばアーケードゲーム機)であり、その外郭を成す筐体21と、図3、図4及び図8に示すように、液晶表示装置22とを具備し、この遊技機20で遊ぶ遊技者は、液晶表示装置22と対面して、椅子(不図示)に座り、液晶表示装置22に表示された画像を見ながら、その画像を用いて進行するように制御されるゲームを楽しむ。
以下、筐体21について詳説する。この筐体21は、図3に示すように、天頂部23と、左側板部24と、右側板部25と、筐体21の底部を構成するフットパネル26と、筐体21の正面を構成するメインパネル27及び前面パネル28と、筐体21の正面に突出して設置されたコントロールパネル35と、背面パネル29とを有している。
筐体21の内部は、図8に示すように、その内部領域が、奥行きの狭い薄型空間50とされ、この薄型空間50は、コントロールパネル35より上方側に位置する上部空間51と、コントロールパネル35より下方に位置する下部空間52とを有している。
天頂部23は、例えば樹脂、金属等から構成され、図3、図4及び図8に示すように、液晶表示装置22の上側に配置され、その横幅方向が液晶表示装置22に対応する寸法とされると共に、その奥行き方向(前後方向)中央部分が上方へ湾曲して突出する形状とされている。また、天頂部23の横幅方向両側には、左側板部24、右側板部25を着脱するための係合部(不図示)が各々設けられ、左側板部24及び右側板部25が各々係合されている。
これらの左側板部24及び右側板部25は、図3及び図5に示すように、同一形状を成し、例えば金属材、好ましくはアルミニウムまたはアルミニウム合金等の軽量な金属材を用いて押出成形によって形成されている。このため、左側板部24及び右側板部25は、筐体21の用途に合わせて高さが可変とされている。
メインパネル27は、図3、図4及び図8に示すように、筐体21の正面上部を構成し、ゲームの操作方法、配当表などが表示されたPOPカバー30、左右のスピーカー31、液晶表示装置22が装着される凹部32が、上部から順に配置されている。
コントロールパネル35は、メインパネル27の下端に設置され、図3、図5、図6及び図8に示すように、遊技者側である前方に向かって水平に張り出すと共に、図3、図4、図6及び図7に示すように、天頂部23の横幅より外方へ向かって多少張り出している。このコントロールパネル35は、所定の角度範囲で回動自在の操作スティック35aと、押込み可能な操作ボタン35bとを、上面に備えている。
前面パネル28は、コントロールパネル35の下方に配置され、図3及び図4に示すように、その右側端部付近に、高さ方向に延在するコイン回収扉37と、残りの部分を占める前面扉36とを有している。これらのコイン回収扉37及び前面扉36は、開閉可能で施錠可能な扉とされている。
背面パネル29は、図7に示すように、天頂部23の横幅に対応する寸法とされ、図5、図7及び図8に示すように、上記薄型空間50を背面から塞ぐように上から順に、後方に向かって斜め下方に傾斜する傾斜部42aを上部に有する第1背面パネル42と、この第1背面パネル42下に位置する第2背面パネル43と、この第2背面パネル43の下端から前方に向かって下方に傾斜する傾斜面44aを有する第3背面パネル44とを備えている。
第1背面パネル42は、図3及び図8に示すように、液晶表示装置22に対応する位置にあり、この液晶表示装置22を収容し得るように、メインパネル27との間に、所定の上部空間51を形成している。
第2背面パネル43は、図3、図5及び図8に示すように、前面パネル28との間に、所定の下部空間52(詳しくは後述)を形成している。また、図7に示すように、第2背面パネル43の下端には、前方側へ凹む凹部46が形成され、この凹部46の凹面には、電源ケーブル口48が設けられている。この電源ケーブル口48を通して電源ケーブル47が導出されている。
次に、液晶表示装置22について説明する。液晶表示装置22は、遊技基板(遊技制御基板)40の制御に従って画像を表示する。この液晶表示装置22は、この液晶表示装置22を制御するためのプリント基板を収容するプリント基板収容箱と一体化されて液晶表示ユニット39とされている。そして、この液晶ユニット39は、筐体21に固定されている。
次に、筐体21の内部について詳説する。前述した薄型空間50の下部に位置する下部空間52は、図8に示すように、仕切板56により、遊技基板40を収容する前方領域54と電源ユニット41を収容する後方領域55とに別けられて、これらの前方領域54と後方領域55の上部は、図8に示すように、連通部57により連通した状態とされている。
遊技基板40は、図9に示すように、CPU40a、ROM40b及びRAM40cを備え、遊技に用いられる画像を液晶表示装置22に表示させて、遊技に関する動作を制御する。この遊技基板40は、図8に示すように、厚さ方向が筐体21の奥行き方向と同じとされて、仕切板56の前面に設置されている。すなわち、遊技基板40は、前面パネル28及び背面パネル29と平行に配置されている。
電源ユニット41は、液晶表示ユニット39、遊技基板40、後述の吸気ファン65a〜65c、排気ファン66a〜66c等へ電力を供給するもので、図8に示すように、第2背面パネル43の下部に配置されている。
筐体21は、上述したように、発熱を伴い作動する発熱ユニットとして液晶表示ユニット39、遊技基板40、電源ユニット41を収容しているため、筐体21内を冷却する必要がある。そこで、背面パネル29には、筐体21内を冷却するべく、筐体21内へ吸気を行うための吸気口63a〜63c及び吸気ファン65a〜65c、筐体21外への排気を行うための排気口64a〜64c及び排気ファン66a〜66cが設置されている。
具体的に、背面パネル29には、図7、図8に示すように、傾斜部42a、第1背面パネル42の下部及び第2背面パネルの下部において筐体21の内外を連通する一対の通気口62A〜62Cが各々形成されている。この一対の通気口62A〜62Cは、水平方向に隣接して配置された吸気口63a〜63cと排気口64a〜64cとを有している。また、吸気口63a〜63c及び排気口64a〜64cには、筐体21内への埃の進入を防止すべく図示しないフィルタが設置されている。なお、フィルタを設置しない構成であってもよい。
吸気ファン65a〜65cは、吸気口63a〜63cの筐体21の内面側に、この吸気口63a〜63cを覆うように配置され、排気ファン66a〜66cは、排気口64a〜64cの筐体21の内面側に、この排気口64a〜64cを覆うように配置されている。そして、吸気ファン65aを作動することで、筐体21内に上方から吸気が行われる。また、吸気ファン65bを作動することで、液晶表示装置22に向かって背面側からの吸気が行われ、吸気ファン65cを作動することで、遊技基板40に向かって背面側からの吸気が行われると共に電源ユニット41近傍への吸気が行われる。また、排気ファン66aを作動することで、筐体21外へ上方から排気され、排気ファン66bを作動することで、液晶表示装置22の背面側から筐体21外へ排気され、排気ファン66cを作動することで、遊技基板40の背面側から筐体21外へ排気されると共に電源ユニット41近傍の空気が排気される。
ここで、本実施形態の遊技機20にあっては、図7に示すように、筐体21内の3箇所に配置された検温領域67a〜67cの温度を検知する温度センサ60a〜60cを備え、この温度センサ60a〜60cにより測定された各検温領域67a〜67cの温度を比較する比較手段を有している。また、この遊技機20は、この比較結果に基づいて筐体21内の低温側から高温側へ通気されるように吸気ファン65a〜65c及び排気ファン66a〜66cの運転を制御する制御手段を有する構成とされている。そして、遊技基板40が、本発明における比較手段及び制御手段を兼ねている。
温度センサ60a〜60cは、例えばサーミスタ等が採用され、各吸気口63a〜63c及び排気口64a〜64c間に配置されて、各吸気口63a〜63c及び排気口64a〜64cを含む3つの検温領域67a〜67cそれぞれの温度を各々測定する。すなわち、温度センサ60aの検温領域67aは、筐体21の上部を含み、温度センサ60bの検温領域67bは、液晶表示装置22の背面側を含み、温度センサ60cの検温領域67cは、遊技基板40の背面側及び電源ユニット41付近を含んでいる。そして、これらの温度センサ60a〜60cは、遊技基板40に各々接続されている。
比較手段及び制御手段は、上述したように遊技基板40により構成されている。そして、図9に示すように、比較手段として作動するCPU40aは、温度センサ60a〜60cからの温度検知信号を入力する一方、ROM40bに記憶されている制御プログラムにしたがい作動して、入力した温度検知信号に含まれる温度データを用いて各検温領域67a〜67cの温度を比較する。また、CPU40aは制御手段としても作動し、比較手段による比較結果に基づき吸気ファン65a〜65c及び排気ファン66a〜66cにON/OFF信号を送信し、吸気ファン65a〜65c及び排気ファン66a〜66cを作動/停止させる。例えば、温度センサ60cでの温度が温度センサ60a,60bでの温度より高い場合には、吸気ファン65a,65b及び排気ファン66cにON信号を送信し、排気ファン66a,66b及び吸気ファン65cにOFF信号を送信する。また、温度センサ60bでの温度が温度センサ60a,60cでの温度より高い場合には、吸気ファン65a,65c及び排気ファン66bにON信号を送信し、排気ファン66a,66c及び吸気ファン65bにOFF信号を送信する。なお、この遊技機20では、遊技状態においては、遊技基板40の温度が液晶表示装置22の温度よりも高くなり、一方、遊技状態以外のデモ状態においては、遊技基板40の温度が液晶表示装置22の温度よりも低くなる。
ROM40bはCPU40aが実行する制御プログラムと、恒久的なデータが記憶されている。RAM40cはCPU40aが作動する際に用いるデータやプログラムが一時的に記憶されるようになっている。
なお、遊技機20の比較手段及び制御手段として作動するCPU40aによる通気制御処理の手順は、上述した筐体冷却装置10の制御基板12による通気制御処理の手順と略同じのため、説明を省略する。
このような遊技機20によれば、温度センサ60a〜60cにより、筐体21内の3箇所の検温領域67a〜67cの温度を測定して各検温領域67a〜67cの温度を比較を行い、この比較結果に基づいて、筐体21内の低温側から高温側へ通気がなされるように、各吸気ファン65a〜65c及び排気ファン66a〜66cのON/OFFを制御している。これにより、筐体21内の外部から取り込む空気は低温側から高温側へと流れるので、低温側の発熱ユニットから吸熱を行い、冷却を行った空気が、高温側の発熱ユニットに向かって流されて、そこでも吸熱を行い筐体21外へ排気される。そのため上述の筐体冷却装置10と同様に、低温側の発熱ユニットも高温側の発熱ユニットも良好に冷却される。その結果、遊技機20の冷却効率を向上が可能とされている。
図10は、本発明の第3実施形態に係る遊技機70の垂直方向の断面図、図11は、図10に示す遊技機70の水平方向の断面図、図12は、図10及び図11中の遊技基板及び通気管における遊技制御基板の前面に配置された部分を示す図である。この第3実施形態の遊技機70が第2実施形態の遊技機20と違う点は、各吸気ファン65a〜65c及び排気ファン66a〜66cに開放端部が接続された通気管71,72を有している点である。
具体的には、遊技機70は、両端部がそれぞれY字型を成し、図10に示すように、吸気ファン65a及び排気ファン66aと吸気ファン65c及び排気ファン66cとに各々接続される通気管71と、この通気管71から分岐して、その端部がY字型を成し吸気ファン65b及び排気ファン66bに接続される通気管72と、を有している。また、仕切板56の下部には、板厚方向に伸びる開口56a(図12参照)が形成されている。
通気管71,72は、例えばアルミニウム、銅等の熱伝導率の高い素材からなり、横断面が円又は楕円等の湾曲形状の細長いチューブ状の部材であって、通気管71は、液晶表示ユニット39、遊技基板40及び電源ユニット41の外周部付近を通るように配置され、
通気管71の液晶ユニット39の背面側に配置されている部分には、通気管71に連通する分岐点が設けられている。そして、通気管72は、その分岐点から吸気ファン65b及び排気ファン66bに向かって配置されている。
すなわち、通気管71は、図11に示すように、吸気ファン65c及び排気ファン66cから電源ユニット41に向かって配置され、電源ユニット41の外周部前面を這うように、左右に往来しながら蛇行して取り付けられている。また、通気管71は、仕切板56の開口56a内を後面側から前面側に向かって貫通する一方、遊技基板40の前面側の外周面の略全体を這うように、左右に往来しながら蛇行して、下方から上方に向かって取り付けられている(図12参照)。さらに、通気管71は、図10に示すように液晶表示ユニット39に向かって配置され、液晶表示ユニット39の背面側外周面においても左右に往来しながら蛇行して取り付けられている。
なお、遊技機70における通気管71は、液晶表示装置22、遊技基板40及び電源ユニット41に直に取り付けられているが、液晶表示装置22、遊技基板40及び電源ユニット41の何れか少なくとも一つの外周部付近を通るように配置されていれば良い。また、直に取り付けられなくても外周部付近を通り、吸熱可能程度の隙間を有していても良い。
そして、制御手段からのON/OFF信号に基づいて吸気ファン65a〜65c及び排気ファン66a〜66cを稼動することで、外気は、吸気ファンを通過して通気管71,72内に進入し、電源ユニット41、遊技基板40及び液晶表示ユニット39の外周面近傍を通過する際に、電源ユニット41、遊技基板40及び液晶表示ユニット39のそれぞれから発生する熱が通気管71,72を介して伝えられ、排気ファンを通り、筐体21外部に排出される。
このような遊技機70では、第2実施形態の遊技機20と同様に、筐体21内の低温側から高温側へ通気され、低温側の発熱ユニットを冷却した空気が、高温側の発熱ユニットに向かって流されて、高温側の空気が筐体21外へ排気され、低温側の発熱ユニットも高温側の発熱ユニットも良好に冷却される。その結果、遊技機70の冷却効率を向上が可能とされている。
また、遊技機70では、外気が通気管71,72を通って筐体21内に進入し、発熱ユニット39〜41の外周部付近を通るから、外気に伴う埃も通気管71,72内を通り、発熱ユニット39〜41の熱がその外周部から通気管71,72を介して、通気管71,72内を通る外気に伝わる。その結果、冷却のために取り込む空気に伴う埃が筐体21の中に溜まってしまうことを防止することができる。
なお、通気管71は、断面形状を円形又は楕円等の湾曲形状としているが、矩形や多角形状でも良く、これらの矩形、多角形及び湾曲形状を組み合わせた形状であっても良い。
図13は、本発明の第4実施形態に係る遊技機80の垂直方向の断面図である。この第4実施形態の遊技機80が第3実施形態の遊技機70と違う点は、電源ユニット41の前面、遊技基板40の前面、液晶表示ユニット39の背面側の外周面に取り付けられた通気管71が、電源ユニット41、遊技基板40及び液晶表示ユニット39のそれぞれの外形に対応して幅が拡張された第1拡幅部81、第2拡幅部82及び第3拡幅部83を有している点である。また、第3拡幅部には、通気管72が接続されている。
これらの第1拡幅部81、第2拡幅部82及び第3拡幅部83は、互いに大きさが異なるものの構成が略同じなため、第2拡幅部82を代表として説明する。図14は、図13中の遊技基板及びその前面に配置された拡幅部を示す図、図15は、図14のXV−XV矢視図である。上述したように、第2拡幅部82は、遊技基板40の前面側の外周面に這うようにして取り付けられている。
また、第2拡幅部82は、その遊技基板40の外周面側の面に、凹凸を備えた凹凸構造部82aを有している。この凹凸構造部82aは、第2拡幅部82の幅方向に伸びる複数の凹部及び凸部が交互に形成されている。そして、この凹凸構造82aの凹部には、第2拡幅部82の材質より、熱伝導率が高い材質から成る角材82bが挿入されている。この角材82bは、一方の側面が遊技基板40に密着し、他の側面が凹凸構造82aの凹部に密着している。
このように構成すると、第3実施形態の遊技機70と同様な作用・効果を奏すると共に、凹凸構造部82aを設け、この凹凸構造82aの凹部に熱伝導率の高い角材82bを挿入することによって、第1拡幅部81、第2拡幅部82、第3拡幅部83と電源ユニット41、遊技基板40及び液晶表示ユニット39との伝熱効率が向上され、電源ユニット41、遊技基板40及び液晶表示ユニット39から発せられる熱が、第1拡幅部81、第2拡幅部82、第3拡幅部83の空気に一層効率良く吸熱されている。
次に、本発明をスロットマシンに適用する場合について、第5実施形態として説明する。図16は、本発明の第5実施形態に係るスロットマシン(遊技機)について、筐体から前扉及び天板を取り外して、内部の主要な構成を図示した正面図である。このスロットマシン90は、外郭を構成する筐体91を具備し、この筐体91の内部に、リールと駆動機構を備えたリールユニット92と、このリールユニット92の回転、停止及び遊技に関する動作を制御する制御基板93と、これらのリールユニット92及び制御基板93に電力を供給する電源ユニット94とを主体として備えている。このように、筐体91は、発熱を伴い作動する発熱ユニットとして制御基板93及び電源ユニット94を収容しているため、筐体91内を冷却する必要がある。
筐体91は、その背面板91aの上部及び下部にそれぞれ吸気口95a、排気口96a及び吸気口95b、排気口96bを有している。吸気口95a,95bには、吸気ファン97a,97bが、排気口96a,96bには、排気ファン98a,98bが、各々配置されている。これらの吸気ファン97a,97b、排気ファン98a,98bは、図示しない信号線により、各々制御基板93に接続されると共に、上記電源ユニット94に接続されて電力が供給される構成とされている。
また、筐体91の内部には、両端部が枝分かれして、それぞれ吸気ファン97a,97b、排気ファン98a,98bに接続された例えば銅など熱伝導性の良好な材質からなる通気管99を有している。この通気管99は、電源ユニット94の右側面及び上面に沿って蛇行しながら取り付けられ、制御基板93の上面も蛇行しながら取り付けられている。
ここで、本実施形態のスロットマシン90にあっては、図16に示すように、筐体91内の2箇所に配置された検温領域107a,107bの温度を検知する温度センサ100a,100bを備え、この温度センサ100a,100bにより測定された各検温領域の温度を比較する比較手段を有している。また、このスロットマシン90は、この比較結果に基づいて筐体91内の低温側から高温側へ通気されるように吸気ファン97a,97b及び排気ファン98a,98bの運転を制御する制御手段を有する構成とされている。そして、制御基板93が、本発明における比較手段及び制御手段を兼ねている。
温度センサ100a,100bは、例えばサーミスタ等が採用され、各吸気口95a,95b及び排気口96a,96b間に配置されて、各吸気口95a,95b及び排気口96a,96bを含む2つの検温領域107a,107bのそれぞれの温度を各々測定する。すなわち、温度センサ100aの検温領域107aは、筐体91の上部及び制御基板93付近を含み、温度センサ100bの検温領域107bは、電源ユニット94付近を含んでいる。そして、これらの温度センサ100a,100bは、遊技基板93に各々接続されている。
比較手段及び制御手段は、上述したように遊技基板93により構成されている。そして、比較手段として作動するCPUは、温度センサ100a,100bからの温度検知信号を入力する一方、制御プログラムにしたがい作動して、入力した温度検知信号に含まれる温度データを用いて各検温領域100a,100bの温度を比較する。また、CPUは制御手段としても作動し、比較手段による比較結果に基づき吸気ファン97a,97b及び排気ファン98a,98bにON/OFF信号を送信し、吸気ファン97a,97b及び排気ファン98a,98bを作動/停止させる。具体的には、温度センサ100aでの温度が温度センサ100bでの温度より高い場合には、吸気ファン97b及び排気ファン98aにON信号を送信し、排気ファン98b及び吸気ファン97aにOFF信号を送信する。また、温度センサ100bでの温度が温度センサ100aでの温度より高い場合には、吸気ファン97a及び排気ファン98bにON信号を送信し、排気ファン98a及び吸気ファン97bにOFF信号を送信する。
なお、スロットマシン90の比較手段及び制御手段として作動するCPUによる通気制御処理の手順は、上述した筐体冷却装置10の制御基板12による通気制御処理の手順と略同じのため、説明を省略する。
このようなスロットマシン90にあっても、第3実施形態の遊技機70と同様に、温度センサ100a,100bにより、筐体91内の2箇所の検温領域107a,107bの温度を測定して各検温領域107a,107bの温度を比較を行い、この比較結果に基づいて、筐体91内の低温側から高温側へ通気がなされるように、各吸気ファン97a,97b及び排気ファン98a,98bのON/OFFを制御している。これにより、筐体91内の外部から取り込む空気は低温側から高温側へと流れるので、低温側の発熱ユニットから吸熱を行い、冷却を行った空気が、高温側の発熱ユニットに向かって流されて、そこでも吸熱を行い筐体91外へ排気される。そのため上述の遊技機70と同様に、低温側の発熱ユニットも高温側の発熱ユニットも良好に冷却される。その結果、第3実施形態と同様な効果を奏する。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態にあっては、電子機器、遊技機20,70,80及びスロットマシン90に対する適用を述べているが、例えばコンビニエンスストア内の床面や所定の台上に設置され、顧客が商品、チケット、レジャー施設の入場券の購入、各種代金の支払い、宿泊施設の予約等を行える情報処理基板を備える情報端末装置に対しても同様に適用可能である。
また、上記実施形態にあっては、吸気ファン及び排気ファンを備える構成としているが、吸気及び排気が可能な通気ファンを備える構成としても良い。
また、上記実施形態にあっては、吸気口及び排気口を筐体の背面側に備える構成としているが、吸気口及び排気口を正面側、側面側、上面側、下面側に備える構成としても良い。
また、上記実施形態にあっては、通気ファンを吸気口及び排気口の筐体内面側に設置する構成としているが、筐体内のその他の位置や、通気口の筐体外面側に設置しても良く、要は、通気ファンを稼動させることで、空気が通気口を通過して、筐体内外へ流動すれば良い。
また、上記実施形態にあっては、温度センサをサーミスタとしているが、例えば白金測温抵抗体、熱電対等のその他の温度センサであっても良い。
本発明の実施形態に係る筐体冷却装置を示す正面図である。 図1中の制御基板による通気制御処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る遊技機を示す斜視図である。 図3に示す遊技機の正面図である。 図3に示す遊技機の右側面図である。 図3に示す遊技機の上面図である。 図3に示す遊技機の背面図である。 図7のVIII−VIII矢視図である。 図3〜図8に示す遊技機の内部の構成を中心に示すブロック構成図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機の垂直方向の断面図である。 図10に示す遊技機の水平方向の断面図である。 図10中の遊技基板及び通気管における遊技基板の前面に配置された部分を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る遊技機の垂直方向の断面図である。 図13中の遊技基板及びその前面に配置された拡幅部を示す図である。 図14のXV−XV矢視図である。 本発明の第5実施形態に係るスロットマシンについて、筐体から前扉及び天板を取り外して、内部の主要な構成を図示した正面図である。
符号の説明
5a〜5d,65a〜65c,97a,97b…吸気ファン(通気ファン)、6a〜6d,66a〜66c,98a,98b…排気ファン(通気ファン)、7,21,91…筐体、10…筐体冷却装置、11a〜11d,60a〜60c,100a,100b…温度センサ、12…制御基板(比較手段、制御手段)、17a〜17d,67a〜67c,107a,107b…検温領域、20,70,80…遊技機、22…液晶表示装置(発熱ユニット)、39…液晶表示ユニット(発熱ユニット)、40…遊技基板(遊技制御基板、発熱ユニット、比較手段、制御手段)、41,94…電源ユニット(発熱ユニット)、71,72,99…通気管、90…スロットマシン(遊技機)、93…制御基板(遊技制御基板、発熱ユニット、比較手段、制御手段)。

Claims (6)

  1. 発熱を伴い作動する発熱ユニットを収容している筐体の内部に収容可能な筐体冷却装置であって、
    前記筐体内における前記発熱ユニット付近を含む複数の検温領域の温度を検知する温度センサと、
    前記各検温領域において、前記筐体内への吸気または前記筐体外への排気を行う複数の通気ファンと、
    前記各温度センサにより検知された前記各検温領域の温度を比較する比較手段と、
    該比較手段の比較結果に基づき、前記筐体内の低温側から高温側への通気がなされるようにして、前記各通気ファンを作動させる制御手段とを有することを特徴とする筐体冷却装置。
  2. 前記各通気ファンに開放端部が接続された通気管を更に有する請求項1記載の筐体冷却装置。
  3. 画像を表示する表示装置と、該表示装置に画像を表示させて遊技に関する動作を制御する遊技制御基板と、前記表示装置及び遊技制御基板に電力を供給する電源ユニットと、前記表示装置、前記遊技制御基板及び前記電源ユニットを含み発熱を伴い作動する発熱ユニットを収容する筐体と、を具備する遊技機において、
    前記筐体内における前記発熱ユニット付近を含む複数の検温領域の温度を検知する温度センサと、
    前記各検温領域において、前記筐体内への吸気または前記筐体外への排気を行う複数の通気ファンと、
    前記各温度センサにより検知された前記各検温領域の温度を比較する比較手段と、
    該比較手段の比較結果に基づき、前記筐体内の低温側から高温側への通気がなされるようにして、前記各通気ファンを作動させる制御手段とを有することを特徴とする遊技機。
  4. 前記各通気ファンに開放端部が接続された通気管を更に有する請求項3記載の遊技機。
  5. 画像を表示する表示装置と、該表示装置に画像を表示させて情報に関する処理を制御する情報処理基板と、前記表示装置及び前記情報処理基板に電力を供給する電源ユニットと、前記表示装置、前記情報処理基板及び前記電源ユニットを含み発熱を伴い作動する発熱ユニットを収容する筐体と、を具備する情報端末装置において、
    前記筐体内における前記発熱ユニット付近を含む複数の検温領域の温度を検知する温度センサと、
    前記各検温領域において、前記筐体内への吸気または前記筐体外への排気を行う複数の通気ファンと、
    前記各温度センサにより検知された前記各検温領域の温度を比較する比較手段と、
    該比較手段の比較結果に基づき、前記筐体内の低温側から高温側への通気がなされるようにして、前記各通気ファンを作動させる制御手段とを有することを特徴とする情報端末装置。
  6. 前記各通気ファンに開放端部が接続された通気管を更に有する請求項5記載の情報端末装置。
JP2004282440A 2004-09-28 2004-09-28 筐体冷却装置 Expired - Fee Related JP4247173B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282440A JP4247173B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 筐体冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282440A JP4247173B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 筐体冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006100416A true JP2006100416A (ja) 2006-04-13
JP4247173B2 JP4247173B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=36239961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004282440A Expired - Fee Related JP4247173B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 筐体冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4247173B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012176851A1 (ja) * 2011-06-24 2012-12-27 株式会社島津製作所 分光装置
JP2013078493A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Bandai Co Ltd 物品販売装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012176851A1 (ja) * 2011-06-24 2012-12-27 株式会社島津製作所 分光装置
JPWO2012176851A1 (ja) * 2011-06-24 2015-02-23 株式会社島津製作所 分光装置
US9459143B2 (en) 2011-06-24 2016-10-04 Shimadzu Corporation Spectroscopic device
JP2013078493A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Bandai Co Ltd 物品販売装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4247173B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102193772B1 (ko) 디스플레이 장치 및 그 제어방법
US6491298B1 (en) Thermal management system for a gaming machine
JP5033239B2 (ja) ラックシステムおよびその環境状態を決定する方法
CN104541227B (zh) 热传递设备管理
JP5378195B2 (ja) サーバ室の空調方法
US8407004B2 (en) Airflow detector and method of measuring airflow
JP2008306820A (ja) 盤用熱交換器
AU2013205637A1 (en) A cooling chassis for a gaming machine
TWI572855B (zh) Environmental test device
TWI388972B (zh) 電路板熱交換器載體系統及方法
KR20210156459A (ko) 디스플레이 장치 및 그 제어방법
JP4247173B2 (ja) 筐体冷却装置
JP2006034725A (ja) 遊技機及び情報端末装置
JP2004057665A (ja) 遊技台
JP2016126504A (ja) 電子機器、筐体内の空気流量の算出方法、およびプログラム
US8303419B2 (en) Gaming apparatus with cooling of certain components
JP6433254B2 (ja) 遊技機
CN101158879A (zh) 电子设备及其冷却方法
JPWO2004075615A1 (ja) 電子機器の冷却構造及び冷却方法
TWI811722B (zh) 裝備架
JP2021508381A (ja) ディスプレイ装置
US20200323245A1 (en) Controlling temperature and humidity in a food transportation system
JP3965084B2 (ja) 遊技機
JP2006167357A (ja) 遊技機
JP6232263B2 (ja) 発熱機器の排熱構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081017

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4247173

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees