JP2006097989A - 水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システム - Google Patents

水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システム Download PDF

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Abstract

【課題】
膨張弁を排除できると共に、高精度の制御のために必要な計器類及び制御機器を省略し、故障などの発生頻度を低減化する冷凍システムを提供する。
【解決手段】
膨張弁を排除しており、蒸発器16、圧縮機20、凝縮器18、冷却塔24及び負荷側連結配管21を密閉系として接続し、この内部を真空状態にし、圧縮機20を運転することで蒸発器16内の水蒸気が蒸発し、蒸発器16内の温度を低下させる。そして、該圧縮機20によってその水蒸気を圧縮した後、水蒸気は高温となって凝縮器18に導かれる。該凝縮器18では冷却塔24からの冷却水によって凝縮され再び水に戻る。高温水蒸気の凝縮によって昇温された冷却水は冷却塔24等に送られ、その熱を該冷却塔24により外部へ放熱する。該凝縮器18内の凝縮水は、凝縮器18と蒸発器16を連結した連結配管17により蒸発器16へ戻り、両容器の圧力差に相当する水位差を維持する。
【選択図】
図1

Description

本発明は、水蒸気圧縮冷凍機に於いて蒸発器と凝縮器の差圧を位置水頭により確保し、もって膨張弁を排除した水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに関するものである。
この種、従来の技術の一つの例としては、図5に示すような膨張弁を備えた冷媒液強制循環式の冷凍システムがある。これについて説明すれば、1は凝縮器、例えばシェルアンドチューブ凝縮器である。2は該凝縮器1に配管3を経由して接続された蒸発器、例えばシェルアンドチューブ蒸発器である。この配管3の経路に膨張弁4を介設している。また、上記蒸発器2の一方は往復配管5の経路に冷水ポンプ6及び放射パネル等の負荷7を接続しており、その他方は配管8の経路に圧縮機9及び凝縮器1の入口側を接続構成している。また、上記凝縮器1には冷却水ポンプ10を介して冷却塔11を備えている。
次に、上述の構成に於いて、その動作を図5及び図4に示す圧力P−比エンタルピーh線図に基づき説明する。
蒸発器2内の液冷媒は水冷媒体を除く外の例えば、R−22冷媒液であり、蒸発器2の周囲の熱によって低圧下で低温で蒸発し、周囲は冷却される。蒸発した冷媒蒸気は、圧縮機9に吸入され、圧縮されて高圧で温度の高いガスとして該圧縮機9から吐出される。当該冷媒蒸気は凝縮器1に入り、冷却塔11から冷却水ポンプ10で送出された冷却水によって冷却されて液化し、高圧液の状態で該凝縮器1に一時的に貯留される。次に膨張弁4を経て圧力が降下した冷却液となり、蒸発器2に流入する。ここで再び液冷媒が蒸発し、冷媒蒸気となって圧縮機9に吸入され、冷媒は蒸気の状態変化を繰り返す。そして、蒸発器2出口の冷媒蒸気は図4に示す飽和乾き蒸気aであり、圧縮機9で断熱的に圧縮されるとすれば、図4に示す圧力P−比エンタルピーh線図上の等エントロピー線に沿って状態変化し、過熱蒸気bの状態で吐出される。次に凝縮器1に流入して冷却され凝縮した後、過冷却液cとなる。凝縮は等圧下で行われ、上記過熱蒸気bから過冷却液cは等圧線上を変化する。凝縮器1を出た凝縮液は、膨張弁4に流入するが、膨張の通過時に絞り作用を受け、高圧から低圧となる。この時、冷媒は仕事を行わず、熱の出入りも無いため、保持エネルギーは変化せず、比エンタルピーhは不変で、該比エンタルピー横軸方向に対して垂直方向に状態変化をし、過冷却液cから湿り蒸気dへと状態変化する。湿り蒸気dは蒸発器2中を流れる過程で、周囲の熱により蒸発して乾き飽和蒸気aの状態となり、圧縮機9に吸込まれて図示するように飽和乾き蒸気線及び飽和液線に基づき冷凍サイクルを繰り返えす。
ここに於いて、上述した膨張弁4は、蒸気温度を一定に保持するために自動膨張弁又は蒸発圧力調整弁や電子膨張弁等が使用され、特に管内蒸発満液式冷凍装置では、フロート弁も使用される。小容量のシステムではキャピラリチューブが代用される。そして、上記膨張弁4として例えば、温度自動膨張弁の場合は、弁オリフィスを冷媒液が通過する際に誘起される急激な減圧により弁が振動しないようにするために該冷媒液の流れの抵抗による圧力降下を図り、弁の絞り膨張作用ないし絞り効果を利用する。
図5に適用する凝縮器1としては、図6に示す凝縮器つまりシェルアンドチューブ凝縮器1は、横置きされた鋼板製の円筒胴12内に多数の冷却管13、13…を配置したものであり、該冷却管13、13…はその両端を鋼製管板13c、13cに拡管して圧着されている。冷却水は冷却管13、13…の内側を流れる。圧縮機9からの冷媒蒸気は胴12の上部入口12aから入り、冷却管13、13…の外表面で凝縮し、液滴の状態で落下して胴12の下部に溜まる。液化冷媒出口12bは、冷媒液のみが流出するように胴体12の最底部に設けられている。また、底部に小さいくぼみ部分を作って、そのくぼみ部分に液冷媒出口12bを設けることもある。冷媒は凝縮した後、適宜に過冷却された状態で流出する。容量が余り大きくない場合には、底部に所定の冷媒液を溜め、冷却管13、13…群の最下部の数本をこの液の中に浸して過冷却を図るとともに、受液器の役目ももたせる場合もある。このような使い方のものを、コンデンサー・レシーバつまり、受液器兼用水冷凝縮器という。しかし、液量が多くなり過ぎて、数多くの冷却管13、13…群が液に浸されると、凝縮に使われる冷却管13、13…の本数が減って凝縮圧力が高くなり、冷媒の過充填と同様な結果をもたらすので注意しなければならない。冷却管13、13…は、ローフィンチューブまたは裸管が使用され、管内面の水垢除去や冷却管13、13…の交換修理ができるように、水室カバーは取り外し可能な構造になっている。
尚、図中13a、13bはそれぞれ冷却水入口、冷却水出口である。
次に、図7(a)、(b)に示す蒸発器2つまり、シェルアンドチューブ蒸発器は、太い円筒胴14内に多数の冷却管15、15…を設けて、冷却管15、15…内にブラインまたは水を流し、冷却管15、15…と円筒胴14の間には冷媒液が直径の半分以上を満たしている構造の熱交換器である。円筒胴14内では、冷媒の液と蒸気が分離され、分離された蒸気は圧縮機9に吸い込まれ、液は冷却管15、15…を浸しており、その蒸発潜熱で冷却管15、15…内を流れるブラインまたは水を冷却する。
尚、図中14a、14bはそれぞれ冷媒入口、冷媒出口である。
社団法人日本冷凍空調学会発行のSIによる上級冷凍受験テキスト
従来の方式による膨張弁の制御による冷凍サイクルにおいては、蒸発器及び凝縮器内にて圧力制御のために膨張弁が必要であり、その制御は高精度に行われなければならず、また故障などの発生をさけるため、信頼性を上げる必要があった。本発明によれば、この膨張弁を排除できると共に、高精度の制御のために必要な計器類及び制御機器を省略できる。従って、冷凍機の動作はより単純なものとなり、故障などの発生頻度の低減につながるものである。
本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムは、水蒸気圧縮冷凍機において膨張弁を備えることなく、蒸発器及び凝縮器の差圧を位置水頭により確保する構成としたもので、蒸発器と凝縮器を配管で連結し、両容器内の圧力差が例えば2.9kPaであれば、水位の高さが30cmに確保できるように、容器の高さを確保し製作したものであって、次の構成、手段から成立する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、冷却水生成手段を接続した凝縮器と、該凝縮器からの水冷媒液を連結配管を介して直接に流送されかつ負荷を接続する蒸発器と、水蒸気圧縮冷凍機の運転により前記蒸発器、凝縮器間に連結配管(ダクト)を介して水蒸気を流送する圧縮機とでなる水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於いて、前記凝縮器内の凝縮圧力値と前記蒸発器内の蒸発圧力値との差圧(kPa)を換算した水位差h2(cm)を確保して前記凝縮器及び前記蒸発器を設定したことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明に於いて、前記冷却水生成手段が冷却塔で構成されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明に於いて、前記冷却水生成手段が熱源水を取り込む熱交換器で構成されたことを特徴とする。
本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムは、上述の構成を有するので次の効果がある。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、冷却水生成手段を接続した凝縮器と、該凝縮器からの水冷媒液を連結配管を介して直接に流送されかつ負荷を接続する蒸発器と、水蒸気圧縮冷凍機の運転により前記蒸発器、凝縮器間に連結配管(ダクト)を介して水蒸気を流送する圧縮機とでなる水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於いて、前記凝縮器内の凝縮圧力値と前記蒸発器内の蒸発圧力値との差圧(kPa)を換算した水位差h2(cm)を確保して前記凝縮器及び前記蒸発器を設定したことを特徴とする水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムを提供する。
このような構成としたので、蒸発器内における冷水循環水の噴霧により、膨張弁による冷媒の気化作用を利用する必要がなく、蒸発器と凝縮器内の圧力差を冷媒である水の水位差によりバランスすることで冷凍サイクルを成立させ、膨張弁やキャピラリーチューブの詰まりなどによる制御性、故障発生等の問題を解消する効果がある。
請求項2記載の発明によれば、前記冷却水生成手段が冷却塔で構成されたことを特徴とする請求項1記載の水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムを提供する。
このような構成としたので、冷却水生成手段を汎用の冷却塔でなり、その実施化を容易にすると共にシステムの簡素化が図れる効果がある。
請求項3記載の発明によれば、前記冷却水生成手段が熱源水を取り込む熱交換器で構成されたことを特徴とする請求項1記載の水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムを提供する。
このような構成としたので、冷却水生成手段を井水等の熱源水を利用したので資源の有効活用が図れ省エネルギー化を実現することができる効果がある。
以下、本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムの実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於ける基本システム構成を示す実施の形態に於ける一例である。
当該基本システムに備えた水蒸気圧縮冷凍機はいわゆる密閉系の水冷媒冷凍機であって、蒸発器16と、該蒸発器16の近傍位置に膨張弁を介設することなく直接に連結配管17で相互連結することによって配置された凝縮器18と、該蒸発器16と凝縮器18との相互間を接続する連結配管(ダクト)19に配設した圧縮機20とで構成されている。
前記蒸発器16は例えば、図7に示すようなシェルアンドチューブ蒸発器で構成する。該シェルアンドチューブ蒸発器は、太い円筒胴内に多数の冷却管を設けて、冷却管内にブラインまたは水を流し、冷却管と円筒胴の間には水冷媒液が直径の半分以上を満たしている構造の熱交換器である。円筒胴内では、水冷媒の液と蒸気が分離され、分離された蒸気は圧縮機20に吸い込まれ、水冷媒液は冷却管を浸しており、その蒸発潜熱で冷却管内を流れるブラインまたは水を冷却する。
尚、前記シェルアンドチューブ蒸発器を適用する場合は後述する噴射ノズル16aが不要となる。
また、前記凝縮器18は、例えば、図6に示すようなシェルアンドチューブ凝縮器は、横置きされた鋼板製の円筒胴内に多数の冷却管を配置したものであり、該冷却管はその両端を鋼製管板に拡管して圧着されている。冷却水は冷却管の内側を流れる。そして、圧縮機20からの冷媒蒸気は胴の上部入口から入り、冷却管の外表面で凝縮し、液滴の状態で落下して胴の下部に溜まる。前記圧縮機20は例えば、ルーツポンプであり、このルーツポンプはいわゆる真空用のブースタポンプであって、例えば、楕円形のシリンダ内に同形のまゆ形断面形状を有する2つのロータを互に90°位相をずらせて隣接配置し、各ロータは互に逆方向に等速度で回転する。この2つのロータとシリンダとの間に閉じ込められた水蒸気を吸気口から排気口側つまり、図1に示す凝縮器18に流送する。そして、2つのロータの回転制御は該ルーツポンプの軸端に接続されたタイミングギヤによって行ない、駆動軸の他端は軸封部を介して大気中に出しモータによって駆動される。そして、このルーツポンプの特徴点は、シリンダ内に摺動部がなく動力損が少なく高速回転が可能となると共に良好な排気特性が得られることにある。
尚、前記シェルアンドチューブ凝縮器を適用する場合は噴射ノズル18aが不要となる。
前記蒸発器16の一次側には、上述した連結配管17及び連結配管(ダクト)19を、その二次側には、負荷側連結配管21を往復させて接続し、この負荷側連結配管21に冷水ポンプ22及び放射パネル等でなる負荷23を介設する。また、前記凝縮器18には冷却水生成手段としての冷却塔24を介設する連結配管25を往復させて接続する。そして、該連結配管25は該凝縮器18の出口側部25aには冷却水を該冷却塔24に流送する冷却水ポンプ26を、その入口側部25bには該凝縮器18に収容した噴射ノズル18aをそれぞれ接続している。この場合、該凝縮器18がシェルアンドチューブ凝縮器を適用すると、該噴射ノズル18aは不要となる。また、前記冷却塔24は密閉方式又は開放方式のいずれでも適用できる。
尚、図中27は真空ポンプであり、前記凝縮器18に接続され、該凝縮器18から空気を排出し、例えば水の37℃飽和蒸気圧である6.3kPa程度の圧力値として該凝縮器18を真空状態にする。
前記蒸発器16及び前記凝縮器18は図示しないが、その内部に例えば、液膜型プラスチック製の充填材を挿入してもよい。この充填材は、現場組立が可能であり、耐食性及び挫屈強度に優れ、前記蒸発器16及び前記凝縮器18の冷却性能や熱交換性能を向上させる特質がある。
このように、本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムは、膨張弁を排除しており、蒸発器16、圧縮機20、凝縮器18、冷却塔24及び負荷側連結配管21を密閉系として接続し、この内部を真空状態にし、圧縮機20を運転することで蒸発器16内の水蒸気が蒸発し、蒸発器16内の温度を低下させる。次に、該圧縮機20によってその水蒸気を圧縮した後、水蒸気は高温となって凝縮器18に導かれる。該凝縮器18では冷却塔24からの冷却水によって凝縮され再び水に戻る。高温水蒸気の凝縮によって昇温された冷却水は冷却塔24等に送られ、その熱を該冷却塔24により外部へ放熱する。該凝縮器18内の凝縮水は、凝縮器18と蒸発器16を連結した連結配管17により蒸発器16へ戻り、両容器の圧力差に相当する水位差を維持する。
次に、本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムの実施の形態に於ける動作等を説明する。
水蒸気は、蒸発器16から連結配管(ダクト)19内を流送し、圧縮機20に流れ、さらに、凝縮器18に流れ込む。そして、蒸発時に前記蒸発器16の水を冷却し、冷水を製造する。前記蒸発器16の出口側は冷水温度が例えば15℃であり、該冷水は冷水ポンプ22により放射パネル等の負荷23の入力側に流送される。そこで、該負荷23の出口側から例えば20℃の冷水を放出し、前記蒸発器16内に配置された噴射ノズル16aから例えば20℃の冷水を散布する。このとき、該蒸発器16内は例えば1.7kPaの飽和蒸気圧を有し、15℃の冷水を取出すことができる。さらに、図4に基づき詳しく説明すれば、蒸発器16内の冷媒液すなわち水は蒸発器16の周囲の熱によって低圧下で例えば15℃の低温の状態で蒸発し、その周囲は冷却される。蒸発した冷媒蒸気eは、図4に示すように圧縮機20に吸入され、圧縮されて温度の高い過熱蒸気fとして吐出される。冷媒蒸気eは凝縮器18に入り、冷却水によって冷却されて液化し、飽和液gの状態で例えば37℃の温度を有して凝縮器18に一時貯留される。次に蒸発器16と、凝縮器18を連結した連結配管17を通過する際、圧力が降下し、比エンタルピーhの値も減少して飽和液iの状態となり、蒸発器16に流入する。ここで再び蒸発し、冷媒蒸気eとなって圧縮機20に吸入され、冷媒は蒸気の状態変化を繰り返えす。
そして、蒸発器16出口の冷媒蒸気eは水飽和乾き蒸気であり、圧縮機20で断熱的に圧縮されるとすれば、圧力p−比エンタルピーh線図上の等エントロピー線に沿って状態変化し、過熱蒸気fの状態で吐出される。次に凝縮器18に流入し冷却され凝縮した後、飽和液gとなる。凝縮は等圧下で行われ、過熱蒸気fと飽和蒸気gは等圧線上を変化する。
飽和液gは凝縮器18の底部の連結配管17を通過する際、圧力が降下し、比エンタルピーhの値も減少して飽和液iとなり、蒸発器16に流入する。ここで再び蒸発して飽和乾き蒸気となり、圧縮機20に吸込まれて図示するように、水飽和乾き蒸気線及び水飽和液線に基づき冷凍サイクルを繰り返えす。
前記冷却塔24は、前記連結配管25に介設されており、この連結配管25を経て冷却水を流送する。そして、前記凝縮器18の入口側から該冷却水が噴射ノズル18aで該凝縮器18内に散布する。この冷却水の温度は例えば32℃である。このとき、該凝縮器18は滞留する水冷媒液18bの温度が例えば37℃であって、約6.3kPaの飽和蒸気圧を有し、その出口側から37℃の冷却水が冷却水ポンプ26により前記冷却塔24に流送される。さらに図4に基づき詳しく説明すれば、本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムは、凝縮器18に滞留している水冷媒液18bを、蒸発器16へ流送する。従来の技術のように膨張弁を使用する場合は、該膨張弁の絞り効果により凝縮器18及び蒸発器16間の圧力差を一定に保つ技術であるが、本発明に係るシステムでは膨張弁を排除しており、凝縮器18及び蒸発器16の圧力差を別の技術手段で確保する。本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムでは、当該圧力差を凝縮器18内及び蒸発器16内の水位差による水頭圧で保持することを特徴とする。
従来の冷凍機の冷凍システムに於いては、例えば前述したR−22冷媒液である場合、動作域での冷媒液密度が、例えば15℃において1.23g/cm、37℃において1.14g/cmであり、その平均値は約1.2g/cm程度となる。一方本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムでは、水冷媒の液密度が15℃〜37℃において1.0g/cmとなるため、これらを比較すると、R−22冷媒液の密度は水の密度の約1.2倍となる。そのため前記R−22冷媒液を使用した冷凍機に於いて、本発明と同様に膨張弁を省略するとすれば、前記蒸発器16及び凝縮器18の液位差は804(kPa)/9.8(kPa/mAq)≒82(mAq)であり、数値1.2で除算し68.3(m)を算出する。つまり、従来の冷凍機の冷凍システムでは68.3(m)の液位差としなければならない。
本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムでは、例えば、図3に示すように蒸発圧力1.7kPa、凝縮圧力6.3kPaの時、差圧が4.6kPaとなるため、1mAq=9.8kPaから水位差47cmとすれば、凝縮器18内及び蒸発器16内の圧力が保持される。
そこでこの運転条件で冷凍運転するためには、蒸発器16及び/又は凝縮器18の高さ寸法Hとし、冷水ポンプ22及び冷却水ポンプ26による循環系統に付する噴射ノズル16a、18aに、所要の冷凍能力を達成するために該噴射ノズル16a、18aから噴射する散布水が蒸発するのに必要な散布空間高さ、すなわち図1に示すように充填材などのような熱交換手段を充填する空間高さh1であって例えば、約100cmを確保するとともに、圧力差保持のための水位差h2が例えば約47cm、さらには冷水ポンプ22及び冷却水ポンプ26がキャビテーションを発生させず適切に動作するための所要吸込みヘッドの高さh3が例えば約100cmとした場合、前記蒸発器16及び/又は凝縮器18の高さH(cm)は次の不等式を満足するように設定する必要がある。前記圧力保持のための水位差h2は、例えば前記凝縮器18に於ける水冷媒液18bの水位H0であって、その凝縮圧力値6.3kPaと前記蒸発器16に於ける冷水16bの水位H1であって、その蒸発圧力値1.7kPaとの差圧が4.6kPaであり、その換算値すなわち水位差h2がH0−H1≒47cmを意味する。そして、H>h1+h2+h3=247cm、つまり、蒸発器16及び/又は凝縮器18の高さH(cm)は247cmより高く設定する必要がある。実施例では蒸発器16及び/又は凝縮器18の高さHは247cmが好適であった。
尚、当該本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於ける実施の形態では、上記冷凍システムの中で、冷却塔24を配備しており、これを利用する場合、図3に示す凝縮器18の凝縮温度値37℃の意味は、その冷却水入口側が32℃、その出口側が37℃である。
次に、本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於ける実施例について図2に基づき説明する。
図2に示すシステム構成は大概すれば図1に示すシステムに配置した冷却塔24に代えて熱交換器及び三方弁等を配置し、熱源水を利用する冷凍システムである。
28は熱交換器であり、その一次側28aは下記の熱源水29に接続される一次連結配管30に接続されている。該熱交換器28は熱源水29と組合せて冷却水生成手段を構成している。前記熱交換器28の二次側28bは前記凝縮器18に接続される二次連結配管31に接続されている。前記凝縮器18の出口側に於ける二次連結配管31に冷却水ポンプ26を介設している。
Bは大地であり、熱源水29を有する。該熱源水29は例えば井水や河川、海水、地中熱、工場廃水等であって、一方ではポンプ29aの駆動により揚水井として地上に揚水し、また、他方では還元井として再び地下に戻す。そして、前記熱交換器28の一次側28aには一次連結配管30としての分岐連結配管30aを配管し、三方弁32を接続している。該三方弁32は、前記凝縮器18の出口側に於ける二次連結配管31内を流送する冷却水の出口温度が該二次連結配管31に接続された温度計33(T)により所定値例えば37℃になるように前記一次連結配管30及び分岐連結配管30aを流送する井水等の熱源水29からの流量を制御する。制御線34は前記温度計33(T)と前記三方弁32との間に接続されており、該三方弁32はこの制御線34により温度計の温度信号を取込み、該三方弁32の弁開度を制御する。
尚、前記三方弁32に代えて2個の二方弁を配設することにより同一の構成、動作をすることができる。すなわち、熱交換器28の一次側28aの出口部分に於ける一次連結配管30及び分岐連結配管30aにそれぞれ二方弁(図示せず)を配設する。そして、前記凝縮器18の出口側に於ける二次連結配管31内を流送する冷却水の出口温度が該二次連結配管31に接続された温度計33(T)により所定値例えば、37℃になるように前記一次連結配管30及び分岐連結配管30aを流送する井水等の熱源水29からの流量を制御する。その際、前記制御線34は前記温度計33(T)と各二方弁との間に接続され、各二方弁はこの制御線34により該温度計33(T)の計測温度信号を取込み各二方弁の弁開度を制御する。
前述した本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於ける実施例に於けるほかの構成要素は図1に示すシステム構成と略同一であり、同一番号を付し、その説明を省略する。
前述した本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於ける実施例の動作等を説明する。
ポンプ29aを駆動すれば井水等の熱源水29を揚水し、該熱源水29は一次連結配管30内を矢印P1に示す方向に流送し、熱交換器28の一次側28a及び三方弁32を経由して再び大地Bの地下まで還元流送される。また、該三方弁32が弁の開放動作を行ない分岐配管30aにも前記熱源水29の一部が矢印P2に示す方向に流送する。そして、ポンプ29aから熱交換器28の一次側28aまでに配管された入力部分に於ける一次連結配管30内及び分岐連結配管30a内には例えば18℃の熱源水29が揚水される。さらに、該熱交換器28の一次側28aから三方弁32までは例えば23℃の熱源水が流送し、分岐連結配管30a内には例えば18℃の熱源水29が流送され、地下に還元される。
尚、当該本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムの実施例の外の動作は前述した実施の形態の説明の項と略同一であり、その説明を省略する。
尚、当該本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於ける実施例では、上記冷凍システムの中で、熱交換器28及び熱源水29を配備しており、これを利用する場合、図2に示す実施例は冷房運転時の構成であり、暖房運転に際しては、前記蒸発器16は凝縮器に、前記凝縮器18は蒸発器に機能する。従って図3に示す蒸発器の機能を有する凝縮器18の蒸発温度12℃の意味は、その熱源水入口側が15℃、その出口側が12℃である。
本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於ける基本システム構成を示す実施の形態のシステム構成図である。 本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於ける基本システム構成を示す実施例のシステム構成図である。 本発明に係る水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於ける基本システム構成を示す実施の形態及び実施例に基づく各運転条件に於ける各部位のデータ値を示す図である。 本発明及び従来技術に於ける冷凍システムの圧力p−比エンタルピーh線図である。 従来の技術に於ける膨張弁を備えた冷媒液強制循環式の冷凍システムの一例を示すシステム構成図である。 本発明及び従来技術に於ける冷凍システムに適用されるシェルアンドチューブ凝縮器の一例を示す側面図である。 本発明及び従来技術に於ける冷凍システムに適用されるシェルアンドチューブ蒸発器の一例を示す図面であって、(a)は側面図、(b)は(a)の矢視A−A線方向の断面図である。
符号の説明
16 蒸発器
16a 噴射ノズル
16b 冷水
17 連結配管
18 凝縮器
18a 噴射ノズル
18b 水冷媒液
19 連結配管(ダクト)
20 圧縮機
21 負荷側連結配管
22 冷水ポンプ
23 負荷
24 冷却塔
25 連結配管
25a 連結配管の出口側部
25b 連結配管の入口側部
26 冷却水ポンプ
27 真空ポンプ
28 熱交換器
28a 熱交換器の一次側
28b 熱交換器の二次側
29 熱源水(井水)
29a ポンプ
30 一次連結配管
30a 分岐連結配管
31 二次連結配管
32 三方弁
33 温度計
34 制御線
h1 空間高さ
h2 水位差(H1−H0)
h3 冷却水ポンプの所要吸込みヘッド高さ
H1 蒸発器内の冷水の水位
H0 凝縮器内の水冷媒液の水位

Claims (3)

  1. 冷却水生成手段を接続した凝縮器と、該凝縮器からの水冷媒液を連結配管を介して直接に流送されかつ負荷を接続する蒸発器と、水蒸気圧縮冷凍機の運転により前記蒸発器、凝縮器間に連結配管(ダクト)を介して水蒸気を流送する圧縮機とでなる水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システムに於いて、前記凝縮器内の凝縮圧力値と前記蒸発器内の蒸発圧力値との差圧(kPa)を換算した水位差h2(cm)を確保して前記凝縮器及び前記蒸発器を設定したことを特徴とする水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システム。
  2. 前記冷却水生成手段が冷却塔で構成されたことを特徴とする請求項1記載の水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システム。
  3. 前記冷却水生成手段が熱源水を取り込む熱交換器で構成されたことを特徴とする請求項1記載の水蒸気圧縮冷凍機の冷凍システム。
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