JP2006097876A - パイロット型チェック弁およびこれを用いたサスペンション装置 - Google Patents

パイロット型チェック弁およびこれを用いたサスペンション装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 油圧車高調整機構を有するサスペンション装置におけるシステム停止される際に、油圧系統において油液の圧力変動(圧力脈動)が生じることを防止する。
【解決手段】 パイロット型チェック弁45のポペット61の背圧室88に、ばね86により付勢されたフリーピストン83を設ける。このフリーピストン83により、ポペット61が閉弁した瞬間の圧力変動を吸収する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両等に用いられるパイロット型チェック弁およびこれを用いたサスペンション装置に関する。
従来、自動車等の車両の姿勢制御を行うためにサスペンション装置が採用されている。このサスペンション装置の一例として、自動車の各車輪に対応して配置されたシリンダ装置と、このシリンダ装置に対して油液の給排を行うための供給通路及び排出通路と、シリンダ装置に対して油液を供給するポンプと、を備えたサスペンション装置がある。
上述したサスペンション装置では、ポンプ吐出に伴って圧力変動(圧力脈動)が発生する。このような圧力脈動に対処する装置として、特許文献1のサスペンション装置がある。このサスペンション装置は、ポンプにより発生した圧油を給排バルブを介し、各車輪に対応して設けたシリンダに給排して車高調整を行うようにしている。そして、前記ポンプと前記給排バルブとを接続する管路に分岐してアキュムレータを設け、前記ポンプにより生じる圧力脈動を適正に吸収できるようにしている。
特開平6−307401号公報
ところで、サスペンション装置における圧力変動(圧力脈動)はポンプ吐出に伴って生じるに留まらない。
例えば自動車の走行停止に伴い、自動車の稼働システムが停止される(すなわち、いわゆるシステムダウンされる)が、この際、油圧系統において油液の圧力変動(圧力脈動)が生じ、これに伴い搭乗者に不快感を与える虞があった。
しかしながら、上述した特許文献1のサスペンション装置では、ポンプ吐出に伴って生じる圧力変動を吸収し得るものになっているものの、排油系統には何ら圧力変動を吸収する構造はなく、改善が望まれているというのが実情であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、排油系統の圧力変動の吸収を図ることができるパイロット型チェック弁及びこれを用いたサスペンション装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、流体管路の途中に設けられるパイロット型チェック弁であって、
該パイロット型チェック弁は、流体管路の一側に接続された背圧室の圧力により閉弁され、他側の受圧室の圧力により開弁する弁体と、パイロット室を有し、該パイロット室の圧力により前記弁体を開弁方向に作動させるパイロット手段とからなり、前記背圧室には、アキュムレータが設けられている。
請求項2記載に係るサスペンション装置の発明は、車体と車軸との間に設けられ、流体の給排によって伸縮するシリンダ装置と、該シリンダ装置に流体を給排する給排制御弁と、該給排制御弁に接続された供給通路及び排出通路と、前記供給通路に設けられた流体圧源と、前記排出通路に設けられ前記給排制御弁を介して前記シリンダ装置からの流体を貯留する流体貯留タンクと、 前記流体管路が前記排出通路とされて配置され、前記流体管路の一側は、前記給排制御弁側であるとされた請求項1記載のパイロット型チェック弁と、を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、パイロット型チェック弁に欠かせない背圧室にアキュムレータを設けるという簡単な構成で、パイロット型チェック弁が閉弁した際に生じる流体管路の一側の圧力上昇を和らげることができ、結果として、衝撃や異音の発生を抑えることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1同様に排出通路閉塞時に衝撃や異音の発生を抑えることができ、搭乗者に不快感を与えることを防止できる。
以下、本発明の第1実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。本実施の形態に係る自動車のサスペンション装置1の油圧回路の概略構成を図1に示す。図1において、符号2は、自動車の車体側と各車輪側と間に介装される油圧シリンダ(シリンダ装置)を示す。油圧シリンダ2は、各車輪〔左側前輪、右側前輪、左側後輪、右側後輪〕に対応して、4本設けられている。
油圧シリンダ2には、ばね要素であるアキュムレータ3が、減衰要素である絞り弁4を介して連通されている。
油圧シリンダ2は、パイロット型の給排制御弁10を介して油圧ポンプ11及び油液を貯留するタンク12に接続されている。
油圧ポンプ11は、当該自動車のエンジン13によって駆動される。油圧ポンプ11の吐出側には主給油通路14が接続されている。主給油通路14には、油圧ポンプ11からの油液を蓄圧するシステムアキュムレータ15(油圧ポンプ11と共に流体圧源を構成する。)が分岐して接続されている。主給油通路14は自動車の前側、後側に対応した給油前側、後側通路16,17に分岐されている。給油前側、後側通路16,17は、各車輪に対応して4本の給油分岐通路18に分岐されている。4本の給油分岐通路18は、それぞれ、対応する給排制御弁10に接続されている。給排制御弁10には電磁式の制御弁用パイロット弁26が備えられている。
各油圧シリンダ2及びこれに対応する給排制御弁10は、接続通路40を介して接続されている。
各給排制御弁10には、排油分岐通路19の一端部が接続されている。自動車の前側に対応した排油分岐通路19の他端部は1本にまとまるように接続され、排油前側通路20として合流されている。自動車の後側に対応した排油分岐通路19の他端部は1本にまとまるように接続され、排油後側通路21として合流されている。排油前側、後側通路20,21は、1本の主排油通路22として合流され、その先端部がタンク12に延ばされている。
主給油通路14におけるシステムアキュムレータ15の上流側及び下流側には逆流防止のためのチェック弁23及びチェック弁23Aが設けられている。主排油通路22には、パイロット型チェック弁45が設けられており、開弁時に油液を油圧シリンダ2側からタンク12側方向へのみ流通させるようにしている。主排油通路22におけるパイロット型チェック弁45の上流側(油圧シリンダ2側)及び下流側(タンク12側)を以下、適宜、リターンライン22A、タンクライン22Bという。
図1中、符号24、25は圧力センサ、27はリリーフ弁、28はフィルタ、29はオイルクーラを示している。30はリターンアキュムレータである。
主給油通路14におけるチェック弁23とフィルタ28との間の部分及び主排油通路19におけるオイルクーラ29の上流側部分は、リリーフ弁31及びパイロット型のアンロード弁(U/L弁)32を介してそれぞれ接続されている。主給油通路14におけるシステムアキュムレータ15の分岐部分とタンクライン22Bとは主給油・主排油通路接続路46を介して接続されており、主給油・主排油通路接続路46にはパイロット型のフェイルセーフ弁(F/S弁)33が介在されている。
このF/S弁33に並列になるように、主給油・主排油通路接続路46及びタンクライン22Bを接続する並列通路47が設けられている。並列通路47には、主給油・主排油通路接続路46からタンクライン22Bへの順にオリフィス34及び電磁式のパイロット弁35が介在されている。U/L弁32及びF/S弁33は、各パイロット通路32A,33Aが並列通路47におけるオリフィス34及びパイロット弁35間の部分の圧力を受けるように接続されている。
前記パイロット型チェック弁45には、チェック弁パイロット通路45Aの一端部が接続されており、その他端部は、並列通路47における主給油・主排油通路接続路46側部分に接続されている。そして、パイロット型チェック弁45は、チェック弁パイロット通路45A、ひいてはシステムアキュムレータ15の圧力に応じて、開閉弁するようになっている。すなわち、パイロット型チェック弁45は、システムアキュムレータ15の圧力が高くなると開いてリターンライン22Aからタンクライン22Bへの油液の流れを許容し、前記圧力が低くなると閉じてタンクライン22B(ひいてはタンク12)への油液の流れを停止するようにしている。
前記パイロット型チェック弁45は、図2に示すように、チェック弁本体48を収納する長手状の穴(以下、チェック弁本体収納穴という。)49を形成したチェック弁基体部51と、前記チェック弁本体48と、から大略構成されている。チェック弁本体収納穴49には、その底部にチェック弁パイロット通路45Aの一端部が連通されている。また、チェック弁本体収納穴49には、その内周面部分において、開口部(図2上側)から底部(図2下側)に向けて、この順で、リターンライン22Aの一端側部分(タンク12側)及びタンクライン22Bの一端側部分(タンク12側)が連通されている。
チェック弁本体48は、シール部材57を介してチェック弁本体収納穴49に収納されるチェック弁筒状体58と、チェック弁筒状体58の一端部(図2上側)に嵌合し、かつチェック弁本体収納穴49に形成した雌ねじ(符号省略)に螺合して、チェック弁本体収納穴49の開口部を閉塞するように配置されるキャップ59と、を備えている。チェック弁本体48は、さらに、チェック弁筒状体58の他端部側(図2下側)の内周部に螺合される底部材60と、チェック弁筒状体58の一端側及び長手方向の略中央部分にそれぞれ移動可能に配置された本発明の弁体としてのポペット61及び筒状体内ロッド62(パイロット手段)と、ポペット61及びキャップ59間に配置されてポペット61を筒状体内ロッド62側(後述する弁座部69側)に押すポペット押圧用ばね63と、を備えている。この底部材60の下側にはパイロット室79が形成されている。
ポペット押圧用ばね63は、一端部がポペット61に形成された穴部(以下、ポペット穴部という。)65の底部に係止され、他端部がキャップ59のキャップ本体66に係止されている。
チェック弁筒状体58の内周部の、長手方向略中央部分には、ポペット61が離着座する環状の弁座部69が内方に突出して形成されている。チェック弁筒状体58の内周部は、弁座部69を境にして、チェック弁筒状体58の他端部側(図2下側)のロッド側収納部67、一端部側(図2上側)のポペット側収納部68に大略区分けされている。
ロッド側収納部67における弁座部69に隣接した部分には環状の筒状体中心空間70が形成されている。
チェック弁筒状体58におけるポペット側収納部68の弁座部69に隣接した部分には、ロッド側収納部67(ひいては筒状体中心空間70)とリターンライン22Aとを連通させる筒状体第1通路71が形成されている。また、チェック弁筒状体58における筒状体中心空間70(受圧室)を形成した部分には、筒状体中心空間70とタンクライン22Bとを連通させる筒状体第2通路72が形成されている。
筒状体内ロッド62は、ロッド側収納部67に液密状態で摺動するロッド大径部74と、ロッド大径部74に連接してこれよりも小径のロッド小径部73とからなり、ロッド小径部73が筒状体中心空間70側に配置されるように設けられている。
ポペット61は、ポペット側収納部68に液密状態で摺動し、かつポペット穴部65が形成されたポペット有底筒状部75と、ポペット有底筒状部75よりも小径でポペット有底筒状部75の底部の外側部分に垂設されたポペット軸部76と、からなっている。ポペット軸部76は、その先端部(符号省略)が略円錐台状に形成されている。ポペット軸部76には、ポペット有底筒状部75のポペット穴部65に連通し側面部に開口するポペット通路77が形成されている。ポペット穴部65及びポペット通路77によりポペット流体通路78(流体通路)が形成されている。
ポペット軸部76は、その先端部が、ポペット61の移動に伴ない弁座部69に対して離着座してリターンライン22A及びタンクライン22Bについて連通・遮断を行うようにしている。本実施の形態では、開弁時に、リターンライン22Aからタンクライン22Bへの油液の流れを許容するようにしている。
底部材60には一端側がチェック弁パイロット通路45Aに連通したパイロット室79と他端側が筒状体内ロッド62側に開口する底部材通路79A(オリフィス)が形成されており、チェック弁パイロット通路45Aを介してシステムアキュムレータ15ひいては油圧源側の油圧をパイロット圧として筒状体内ロッド62に作用させてポペット61を押すようにしている
キャップ59は、チェック弁本体収納穴49に挿入されるキャップ筒状部80と、キャップ筒状部80の一端側を略閉じるように形成された前記キャップ本体66と、から大略構成されている。キャップ本体66には、キャップ筒状部80側に底部(以下、キャップ本体底部という。)81を残して穴(以下、キャップ本体穴という。)82が形成されている。キャップ本体穴82には、フリーピストン83(画成部材)が収納されている。キャップ本体穴82の開口部側には雌ねじ(符号省略)が形成され、この雌ねじに螺合してキャップ(以下、便宜上、副キャップという。)84が装着されている。副キャップ84には、キャップ本体穴82と外部とを連通する小径の通路(以下、呼吸通路という。)85が形成されている。副キャップ84とフリーピストン83との間にはコイルばね86(押圧手段)が介在されており、フリーピストン83をキャップ本体底部81側に押圧するようにしている。
この
キャップ本体底部81の中央部には孔(以下、キャップ本体底部孔という。)87が形成されている。そして、キャップ本体底部孔87は、ポペット61とキャップ59との間に形成される空間(以下、背圧室という。)88とキャップ本体穴82とを連通し、背圧室88ひいてはリターンライン22Aの圧力がフリーピストン83に作用するようになっている。また、コイルばね86は、そのばね力でフリーピストン83をキャップ本体底部81側に押圧しており、その分、背圧室88の油液を通してポペット61に対し筒状体内ロッド62方向(図2下方向)の力を作用する(ひいては、ポペット61を閉じる側に押圧する)ようにしている。このフリーピストン83やコイルばね86で本発明のアキュムレータを構成する。
サスペンション装置1は、圧力パイロット弁35、パイロット弁26及び圧力センサ24,25に接続したコントロール100を備えている。コントローラ100には、当該サスペンション装置1が用いられる自動車に備えられた車高センサ101、上下加速度センサ102、横加速度センサ103、車速センサ104、スロットルセンサ105、ブレーキセンサ106が接続されている。そして、コントロール100は、前記各種センサ(24,25、101〜106)の検出データを入力し、入力データに基づいて圧力パイロット弁35、パイロット弁26を制御することにより車高調整及びサスペンション制御を行うようにしている。
上述した構成のサスペンション装置1では、エンジン13停止時は、F/S弁33は開、U/L弁32は閉の状態にあり、システムアキュムレータ15は、F/S弁33、タンクライン22Bを介してタンク12と連通しているため、圧力は0である。よってチェック弁パイロット通路45Aにより伝えられるシステムアキュムレータ15の圧力をパイロット圧力とするパイロット型チェック弁45は閉じている。このため、油圧シリンダ2内の作動油はチェック弁23Aとパイロット型チェック弁45により封入され、車高を維持する。
エンジン13の始動後はパイロット弁35により圧力を制御してF/S弁33を閉じ、システムアキュムレータ15に油圧ポンプ11で発生した圧力を蓄圧する。システムアキュムレータ15の圧力が上昇するとその圧力はチェック弁パイロット通路45Aを通してパイロット型チェック弁45に伝わり、パイロット型チェック弁45が開弁し給排制御弁10とタンク12とを接続する。
この状態で、給排制御弁10を制御することにより、油圧シリンダ2に作動油を給排制御し、車両の車高や姿勢を制御する。
パイロット型チェック弁45の開弁時には、チェック弁パイロット通路45Aの油圧が筒状体内ロッド62を介してポペット61に作用し、ポペット押圧用ばね63のばね力に抗してポペット61を開弁する方向(図2上方向)に押付ける。この際、ポペット61にはポペット押圧用ばね63のみならずコイルばね86のばね力が、閉弁する方向に作用している。そして、仮に、チェック弁パイロット通路45Aの油圧ひいては筒状体内ロッド62に対する押し付け力が、急激に大きくなっても、筒状体内ロッド62に対する押し付け力をポペット押圧用ばね63及びコイルばね86が撓んで変形して吸収する。このため、ポペット61に急激に開弁方向の力が作用しても、油撃音の発生を招くことがないし、パイロット型チェック弁45の開弁に伴う搭乗者に対する不快感の発生を回避できる。
次に、システムダウン(システム稼動後に、エンジン13を停止する)時の挙動について説明する。この場合(システムダウンする場合)、F/S弁33を開弁し、システムアキュムレータ15の圧力を低下させ、これに伴いパイロット型チェック弁45が閉弁する。
このようにパイロット型チェック弁45が閉弁すると、その瞬間にリターンライン22Aの圧力が上昇するが、このとき、フリーピストン83がコイルばね86を縮めて図中上方に移動することにより、この圧力変動を吸収し、音や振動の発生を抑え、搭乗者に不快感を与えない。
システムアキュムレータ15の圧力が所定の圧力に達すると、U/L弁32を開きシステムアキュムレータ15への油液の供給を停止し、さらに、油圧ポンプ11の吐出圧力を下げることで消費電力を低減する。
また。チェック弁23によりシステムアキュレータ15内の圧力は維持されるが、給排制御弁10での油圧の使用によりシステムアキュレータ15の圧力が低下すると再びU/L弁32を閉じシステムアキュムレータ15への蓄圧を開始する。
本実施の形態では、底部材60に底部材通路79A(オリフィス)を設けており、筒状体内ロッド62が急激に動き、ポペット速度が速くなり油撃音が発生することを防ぐようにしている。
上記実施の形態では、フリーピストン83、コイルばね86、呼吸通路85を設けた場合を例にしたが、フリーピストン83、コイルばね86、呼吸通路85を廃止し、キャップ本体穴82内を、副キャップ84側の第1室とキャップ本体底部81側の第2室とに画成するようにゴムなどの材料からなる可撓性部材を設け、第1室内に、ガスを封入するようにしてもよい。この場合、可撓性部材が画成部材を構成し、ガスが押圧手段を構成する。
このように構成することにより呼吸通路85を廃止したことにより、構成の簡易化を図ることができる。
本発明の一実施の形態に係るサスペンション装置を模式的に示す油圧回路図である。 図1のパイロット型チェック弁を示す断面図である。
符号の説明
1…サスペンション装置、2…油圧シリンダ、10…給排制御弁、45…パイロット型チェック弁、61…ポペット(弁体)、78…ポペット流体通路、83…フリーピストン、86…コイルばね、88…背圧室。

Claims (2)

  1. 流体管路の途中に設けられるパイロット型チェック弁であって、
    該パイロット型チェック弁は、
    流体管路の一側に接続された背圧室の圧力により閉弁され、他側の受圧室の圧力により開弁する弁体と、
    パイロット室を有し、該パイロット室の圧力により前記弁体を開弁方向に作動させるパイロット手段とからなり、
    前記背圧室には、アキュムレータが設けられていることを特徴とするパイロット型チェック弁。
  2. 車体と車軸との間に設けられ、流体の給排によって伸縮するシリンダ装置と、
    該シリンダ装置に流体を給排する給排制御弁と、
    該給排制御弁に接続された供給通路及び排出通路と、
    前記供給通路に設けられた流体圧源と、
    前記排出通路に設けられ前記給排制御弁を介して前記シリンダ装置からの流体を貯留する流体貯留タンクと、
    前記流体管路が前記排出通路とされて配置され、前記流体管路の一側は、前記給排制御弁側であるとされた請求項1記載のパイロット型チェック弁と、を備えたことを特徴とするサスペンション装置。

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