JP2006096334A - 自転車用シフト操作装置 - Google Patents

自転車用シフト操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006096334A
JP2006096334A JP2005272131A JP2005272131A JP2006096334A JP 2006096334 A JP2006096334 A JP 2006096334A JP 2005272131 A JP2005272131 A JP 2005272131A JP 2005272131 A JP2005272131 A JP 2005272131A JP 2006096334 A JP2006096334 A JP 2006096334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
shift operation
bicycle
operation member
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005272131A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ose
憲治 尾瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=35160025&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2006096334(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Publication of JP2006096334A publication Critical patent/JP2006096334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M25/00Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles
    • B62M25/02Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers
    • B62M25/04Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers hand actuated
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/2042Flexible transmitter [e.g., Bowden cable] and hand operator
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/2042Flexible transmitter [e.g., Bowden cable] and hand operator
    • Y10T74/20438Single rotatable lever [e.g., for bicycle brake or derailleur]

Abstract

【課題】 操作性の良好な自転車用シフト操作装置を提供する。
【解決手段】 第1シフト部材60は、第1旋回中心線Xの回りに回転するよう第1旋回軸に連結されて第1旋回中心線に対して垂直な第1シフト面Pに沿って移動する。第2シフト操作部材62は、第2旋回中心線Yの回りに回転するよう第2旋回軸に連結されて、第2旋回中心線Yに対して垂直であって第1シフト面Pとおよそ30°以下の角度で交差する第2シフト面Pに沿って移動する。変速制御機構26は、自転車用変速機を制御するよう構成され、第1及び第2シフト操作部材に機能的に連結される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自転車用シフト操作装置、特に、非平行で、非垂直な旋回中心線の回りに移動して自転車用変速機を作動させるシフト操作レバーを備える自転車用シフト操作装置に関する。
自転車に乗ることは、移動の手段であるととともに、レクレーションの形態としてもますます人気が高まっている。また、自転車に乗ることは、プロ、アマを問わず、競技スポーツとしても人気が高い。レクレーション、移動、競技の用途に関わらず、自転車産業において、種々の自転車部品は常に改良が続けられている。詳細には、自転車用シフト機構すなわちシフト操作装置は、長くにわたって設計し直されてきた。
自転車用シフト機構は自転車用変速機のパーツである。自転車用変速機は、一般に、フロント及びリアディレーラを複数のフロント及びリアスプロケットにわたって横方向にそれぞれ移動させるよう設計されたフロント及びリアシフト機構を備える。フロント及びリアスプロケットは、通常、ライダーからのペダリングの力を、チェーンを介してリアホイールに伝えるようにフロントクランク及びリアホイールにそれぞれ連結されている。そして、フロント及びリアスプロケット上のチェーンの位置に応じてギア比の変更を行うことができる。
特開2003−205884号公報
従来、シフト機構は、コントロールケーブルのインナーワイヤを巻き取り、巻き戻すように回動する一以上のレバーを備えるものが利用されている。また、回転するハンドグリップも、コントロールケーブルのインナーワイヤを巻き取り、解放するために利用されている。多段変速自転車には、一般に2つのシフト機構が備えられている。一般には、一方のシフト機構がフロントシフト機構であり、他方のシフト機構がリアシフト機構である。それぞれのシフト機構には、通常、インナーワーヤを有する1本のシフトケーブルが連結されている。フロント及びリアシフト機構のワイヤはフロント及びリアディレーラに連結され、これにより、チェーンを複数のフロント及びリアスプロケットにわたってシフトさせる。これらの従来のシフト機構はよく機能するものの、特にシフトレバーの移動に関してより無理のない人間工学的なシフト装置が求められている。
以上の観点から、従来技術における上述の問題点を克服する自転車用シフト操作装置に対する要求があることがわかる。本発明は、従来技術におけるこの要求と同様に、本開示から、当業者に対して、明らかにされる他の要求に対してもなされたものである。
本発明の目的は、自転車用ディレーラをスムーズかつ高い信頼性でシフトできる自転車用シフト操作装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、人間工学的なシフト操作部材(例えば、シフトレバー)を備える自転車用シフト操作装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、非平行で、非垂直なシフト面に沿って移動するシフト操作部材を備える自転車用シフト操作装置を提供することにある。
本発明に係る自転車用シフト操作装置は、第1シフト操作部材と、第2シフト操作部材と、変速制御機構とを備えている。第1シフト部材は、第1旋回中心線の回りに回転するよう第1旋回軸に連結されて第1旋回中心線に対して垂直な第1シフト面に沿って移動する。第2シフト操作部材は、第2旋回中心線の回りに回転するよう第2旋回軸に連結されて、第2旋回中心線に対して垂直であって第1シフト面と略30°以下の角度で交差する第2シフト面に沿って移動する。変速制御機構は、自転車用変速機を制御するよう構成され、第1及び第2シフト操作部材に機能的に連結される。
以上のような本発明では、非平行で、非垂直なシフト面に沿って移動するシフト操作部材を備えるので、良好なシフト操作を行うことができる。
本発明にかかる実施形態を図面を用いて説明する。以下の本発明にかかる実施形態の説明は単なる例示であって、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物によって決められる本発明を限定するものではない。
[第1実施形態]
図1〜3に、本発明の第1実施形態にかかるフロント(第1)シフト操作装置20及びリア(第2)シフト操作装置22と、これらの装置を備える自転車10とを示す。自転車10は、基本的には、フレーム12と、ドライブトレインすなわち変速機14と、フロントホイール16と、リアホイール18とを備える。フレーム12には、中心軸すなわち中心線A(図5等参照)を有するハンドルバー13が回動可能に連結される。詳細には、ハンドルバー13は、フレーム12のフロントフォークに固定して連結され、これにより、フロントホイール16を介して自転車10の操縦を行う。
ドライブトレイン、すなわち変速機14は、フロントディレーラ15と、リアディレーラ17と、チェーンCと、リアホイール18に連結された複数のリアスプロケットRSと、複数のフロントスプロケットFSが連結されたフロントクランクFCとを備える。フロント及びリアディレーラ15,17はフレーム12に連結されており、これにより、従来と同様に、チェーンCを種々のスプロケットFS,RS間で横方向に移動/シフトさせる。リアスプロケットRSは、フリーホイールを介してリアホイール18に連結されており、これにより、チェーンCを介して選択的にリアホイール18を回転させて、従来と同様に自転車10を駆動する。
フロントシフト操作装置20は、フロント(第1)ボーデン制御ケーブル21を介してフロントディレーラ15に機能的に連結されており、これにより、ほぼ従来と同様に、フロントディレーラ15をフロントスプロケットFSにわたって横方向にシフトさせる。同様に、リアシフト操作装置22は、リア(第2)ボーデン制御ケーブル23を介してリアディレーラ17に機能的に連結されており、これにより、ほぼ従来と同様に、リアディレーラ17をリアスプロケットRSにわたって横方向にシフトさせる。フロント及びリア制御ケーブル21,23は、長さを除いて同一で、基本的に従来と同様のものである。制御ケーブル21は、アウターケース21b内でスライド可能に収容されるインナーワイヤ21aを備えており、制御ケーブル23はアウターケース23b内でスライド可能に収容されるインナーワイヤ23aを備える。
フロントブレーキ19aは自転車フレーム12のフロントフォークに連結されており、リアブレーキ19bは自転車フレーム12のリア側三角部に連結される。フロント及びリアブレーキ19a,19bは、摩擦力をフロント及びリアホイール16,18のフロントリム及びリアリムに選択的に印加し、これにより、従来と同様に、フロント及びリアホイール16,18の回転をそれぞれ選択的に止める。例示した実施形態においては、それぞれのフロント及びリアシフト操作装置20,22は、それぞれのブレーキ操作装置とは独立している。しかしながら、シフト操作装置20,22は、一体型ブレーキ操作装置として設計されうる。
フロント及びリアシフト操作装置20,22を除いて、自転車10の種々のパーツは、以下に述べるように、従来と同様である。したがって、フロント及びリアシフト操作装置20,22と関連するものを除いて、自転車10の他のパーツは、詳細には説明、例示しない。よって、本発明の範囲を逸脱しない限り、自転車10の各種部品あるいはパーツには種々の変形が可能である。
また、フロントシフト操作装置20がリアシフト操作装置22の鏡像であり、フロントシフト操作装置20が3つのシフト位置のみを有し、チェーンCを3つのフロントスプロケットFSにわたって横方向に移動させることを除いて、フロント(左側)シフト操作装置20はリア(右側)シフト装置22と同一である。したがって、フロントシフト操作装置20は、ここでは詳細に説明、及び/または例示しない。すなわち、本発明にかかる構成のリアシフト操作装置22の説明、例示及び原理は、フロントシフト操作装置20に適用されること(つまり、シフト位置が少ないが、リアシフト操作装置22の鏡像であること)は、本開示から、当業者には明らかであろう。
主に図2及び図4を参照して、リアシフト操作装置22は、基本的に、共に連結される、装着アッセンブリ24と、変速制御機構(例えば、巻き取り機構)26と、操作機構28と、保持機構30とを備え、変速機14のリアディレーラ17とチェーンCとをリアスプロケットRS間でシフトさせる。例示した実施形態においては、3枚より多いリアスプロケットRS(例えば、8あるいは9枚のスプロケットRS)があることが好ましい。したがって、リアシフト操作装置22も、好ましくは、3つ以上のシフト位置(例えば8つあるいは9つのシフト位置)を有する。いずれにせよ、リアシフト操作装置22は、リアスプロケットRSの数に対応する数のシフト位置を、好ましくは有する。もちろん、必要に応じて及び/または所望により、異なる数のシフト位置でリアディレーラ17及びリアシフト操作装置22を設計することができる。
変速制御機構26、操作機構28及び保持機構30は装着アッセンブリ24によって支持される。変速制御機構26は、操作機構28及び保持機構30によって制御されて、リアディレーラ17を複数のシフト位置のそれぞれに制御ケーブル23を介して選択的に保持する。このように、制御ケーブル23のインナーワイヤ23a及びリアディレーラ17も、また、複数のシフト位置のそれぞれに選択的に保持される。リア制御ケーブル23のインナーワイヤ23aは変速制御機構26に連結され、これにより、変速制御機構26の移動(回転)が制御ケーブル23のインナーワイヤ23aを巻き上げ(巻き取り)あるいは解放(巻き戻し)し、リアディレーラ17をリアスプロケットRS間で作動/移動/シフトさせる。
もちろん、必要に応じて、及び/または所望により、変速制御機構26は、機械的及び/またはケーブル作動でなくてもよい。例えば、必要に応じて、及び/または所望により、変速制御機構26は、電気的及び/または空気式自転車用部材を作動するよう構成しうる。また、必要に応じて、及び/または所望により、たとえ、変速制御機構26が機械的であり、制御ケーブル23をとともに用いられるよう設計されている場合であっても、インナーワイヤ23aを巻き上げ及び解放する変速制御機構のための種々の構造が実現可能である。
主に図2及び図4〜図6を参照して、装着アッセンブリ24は、変速制御機構26、操作機構28及び保持機構30を支持する構造を形成する、ともに連結された複数の固定部材を基本的に備える。より詳細には、装着アッセンブリ24は、基本的に、メインすなわちハンドルバー装着部32と、ベースプレート34と、中間プレート36と、レバー保持プレート38とを備える。ベースプレート34、中間プレート36及びレバー保持プレート38は、基本的に、メイン固定ボルト40(第1ピボットアクスル)及び固定ナット44によって、ともに連結される。
ベースプレート34、中間プレート36及びレバー保持プレート38は、好ましくは、間隔が空けられ、固定ボルト40を介して連結され、変速制御機構26、操作機構28及び保持機構30のパーツをそれらの間に収容する。具体的には、リアシフト操作装置22の種々の他のパーツ(つまり、変速制御機構26、操作機構28及び保持機構30の部品)は、以下により詳細に説明する通り、移動可能に、あるいは移動不能に装着アッセンブリ24の部品に連結される。ベースプレート34、中間プレート36及び保持プレート38は、メイン固定ボルトに回転不能に装着される。
より具体的には、以下に説明する通り、保持機構30は、ベースプレート34と中間プレート36との間に連結される。操作機構28のあるパーツは、回動可能に装着されて、第1固定ピボットアクスル40の第1旋回中心線Xの回りに回転する。第2固定ピボットピン42は、ベースプレート34に移動不能に連結され、これにより、本発明にかかる、第1旋回中心線Xに対して傾斜した第2旋回中心線Yの回りで回転のため、操作機構28の他のパーツを支持する。好ましくは、第2旋回中心線Yは、第1旋回中心線Xに対して、非平行で、かつ、非垂直である。例示した実施形態においては、第2旋回中心線Yは、第1旋回中心線Xと交差しない。旋回中心線X,Yの配置は以下により詳細に説明する。
好ましくは、ハウジングHが、従来と同様に、リアシフト操作装置22のパーツを収容する。詳細には、ハウジングHは、ともにスナップ結合される、あるいは留め具によって連結される2つのピースを備えており、装着アッセンブリ24(つまり、ベースプレート34、中間プレート36及び保持プレート38)、変速制御機構26、操作機構38及び保持機構30のパーツを収容する。ハウジングHは、従来と同様に、プラスチック、軽量金属材料あるいはこの技術分野において既知の他の材料で構成される。ハンドルバー装着部32は、従来と同様に、ハウジングH及び/またはベースプレート34に移動不能に連結される。ハウジングHは、本発明において重大ではない。また、ハウジングHなどのハウジングはこの技術分野においてよく知られている。したがって、ハウジングHは、ここでは詳に説明、及び/または例示しない。
ハンドルバー装着部32は、基本的に、メイン/シフト装着プレート32aと、ハンドルバー装着ブラケット(つまり、管状クランプ部分)32bとを備える。オプションとして、右手側(リア)ブレーキ制御装置を従来と同様に、メイン装着部32と一体化することもできる。好ましくは、メイン/シフト装着部32a及びハンドルバー装着ブラケット32bは、従来と同様に、装着ブラケット32b及びネジが形成された留め具32cを介してハンドルバー13に移動不能に連結される一体の、単一部材として、ともに形成される。ハンドルバー装着部32は、好ましくは、鋳造アルミニウムなどの、軽量な、剛性材料で構成される。もちろん、必要に応じて及び/または所望により、いずれの適切な材料を利用しうる。いずれの場合も、装着アッセンブリ24及びハウジングHは、移動不能にともに連結される。
主に図4、図8及び図9を参照して、ベースプレート34は、比較的薄い、平坦な部材である。ベースプレート34は、基本的に、メインプレート部分34aと、そのメインプレート部分34aに対して傾斜した第2プレート部分34bとを備える。第2固定ピボットピンは、第2プレート部分34bに連結され、これにより、第2旋回中心線Yは第1旋回中心線Xに対して傾斜する。第1ピボットアクスル(ボルト)40はメインプレート部分34aに連結され、これにより、第1旋回中心線Xはメインプレート部分34aに対して垂直に延びる。第2固定ピボットピン42は第2プレート部分34bから垂直に延び、これにより、第1及び第2旋回中心線X,Yの傾斜がメインプレート部分34aと第2プレート部分34bとの間の傾斜に対応する。図6からわかる通り、本実施形態において、第2旋回中心線Yの上端は、第2旋回中心線Yの下端よりもハンドルバー13の近くに位置する。
メインプレート部分34aは、メイン固定ボルト40を回転不能に支持する。第2プレート部分34bは、第2固定ピボットアクスル42を移動不能に支持する。詳細には、第2プレート部分34bは、第2固定ピボットピン42の嵌合突起を回転不能に収容するよう構成された非円形開口部を備える。メインプレート部分34aは、そこから下方に延びて、従来と同様に、制御ケーブル23の一部を収容するケーブル支持突起34cを備える。また、メインプレート部分34aは、そこから下方に延びて、中間プレート36と接する1組の突起34dを備える。ベースプレート34は、好ましくは、シート状金属などの、軽量剛性材料で構成される。ベースプレート34は、メインプレート部分34aと中間プレート36との間に配置される。ベースプレート34は、回転不能に係合するメイン固定ボルト40を備え、これにより、中間プレート36及びレバー保持プレート38を回転不能に支持する。
中間プレート36は、好ましくは、いくつかの薄い平坦な部分で形成された単一の部材である。中間プレート36は、第1固定ピボットアクスル40に回転不能に支持され、好ましくは、変形されたシート状金属などの軽量剛性材料で構成される。また、中間プレート36はベースプレート34とレバー保持プレート38との間に配置される。変速制御機構26は、ベースプレート34の下面と中間プレート36の上面との間にメイン固定ボルト40で支持される。中間プレート36は、メインプレート部分36aと、上方に延びる突起36bと、下方に延びる突起36cとを備える。中間プレート36の例えば突起36b,36cは、操作機構28のパーツと選択的に接するよう配置される。保持機構30は、中間プレート36のメインプレート部分36aとベースプレート34のメインプレート部分34aとの間で支持される。保持機構30は、さらに、ベースプレート34と中間プレート36との間の相対回転を防止する。
レバー保持プレート38は、好ましくは、薄い平坦な部材であり、シート状金属などの軽量剛性材料で構成される。また、レバー保持プレート38はベースプレート34から反対側の中間プレート36上に配置される。したがって、レバー保持プレート38は、メイン装着部32から最も離れて配置される。レバー保持プレート38は、固定ボルト40を介してベースプレート34に固定して回転不能に連結される。具体的には、レバー保持プレート38は、メイン固定ボルト40の下端と回転不能に係合し、ナット44を介してメイン固定ボルト40に保持される。このように、レバー保持プレート38、中間プレート36及びベースプレート34は、ともに固定して回転不能に連結され、これにより、装着アッセンブリ24のパーツを形成する。以下に説明する通り、レバー保持プレート38は、操作機構28の一部と係合する少なくとも1つの付勢スロット38aを備える。例示した実施形態においては、レバー保持プレート38は、複数の付勢スロット38aを備える。本実施形態においては、装着アッセンブリ24は、米国特許6,694,840号に開示された従来の装着アッセンブリと同様である。したがって、本発明の説明において必要がある場合を除いて、ここでは、装着アッセンブリ24を、さらに詳細には、説明及び/または例示しない。
図4〜図10を参照して、変速制御機構26をより詳細に説明する。上述の通り、変速制御機構26は、装着アッセンブリ24のベースプレート34と中間プレート36との間でメイン固定ボルト40に装着される。例示した実施形態においては、変速制御機構26は、制御ケーブル23のインナーワイヤ23aを選択的に引っ張り/解放する機械的ケーブル巻き上げ機構である。変速制御機構26は、基本的には、巻き上げ部材(ケーブル巻き取り部材)52と、ラチェット部材54と、メイン付勢部材56と、ユニットスペーサ58とを備える。例示した実施形態においては、巻き上げ部材52及びラチェット部材54は、ともに回転不能に連結される別部材である。メイン付勢部材56は、巻き上げ部材52及びラチェット部材54を所定の方向、例えば、図4において、通常、反時計回り方向CCWに付勢するトーションバネである。変速制御機構26は、操作機構28及び保持機構30に機能的に連結され、これにより、巻き上げ部材52を複数のシフト位置に選択的に保持する。
巻き上げ部材52は、好ましくは、モールディング等によって、一体の単一部材として形成されたステップ状部材である。巻き上げ部材52は、好ましくは、硬質プラスチックなどの軽量剛性材料で構成される。巻き上げ部材52は、従来と同様に、制御ケーブル23のインナーワイヤ23aが連結されるよう構成される。巻き上げ部材52は、メイン固定ボルト49の回りの回転のために、装着アッセンブリ24に回転自在に連結される。しかしながら、以下に説明する通り、操作機構28及び保持機構30は、ラチェット部材54との係合を介して巻き上げ部材52の回転を制御する。ラチェット部材54は、巻き上げ部材52とともに回転するように巻上げ部材52に対して回転不能に連結される。
ラチェット部材54は、巻き上げ部材52と中間プレート36との間に配置される。ラチェット部材54は、好ましくは、外周に形成された複数の形状の異なる歯を有する薄い平坦な部材であり、操作機構28及び保持機構30と係合する。好ましくは、ラチェット部材54は、シート状金属などの軽量剛性材料で構成される。付勢部材56は、好ましくは、巻き上げ部材52及びラチェット部材54にメイン固定ボルト40の回りで付勢力を印加するトーションバネである。付勢部材(バネ)56の両端は、ベースプレート34及び巻き上げ部材52と係合し、付勢力を印加する。ユニットスペーサ58は、好ましくは、軽量剛性部材で構成された管状部材であり、一端がベースプレート34の下面と接し、他端が中間プレート36の上面と接して、中間プレート36をベースプレートから間隔を空けて配置する。
操作機構28は、ラチェット部材54を介して、メイン付勢部材56の付勢力に抗して巻き上げ部材52を移動させ、これにより、制御ケーブル23を巻き上げる(巻き取る)。保持機構30は、巻き上げ部材52及びラチェット部材54をシフト位置のそれぞれに選択的に保持する。保持機構30は、操作機構28によって解放され、これにより、巻き上げ部材52を解放する(巻き戻す)。本実施形態においては、変速制御機構26は、米国特許6,694,840号に開示された従来の巻き取り機構と同様である。したがって、本発明の説明に必要な場合を除いて、ここでは、変速制御機構26を、さらに詳細には、説明及び/または例示しない。
さらに図4〜10を参照して、操作機構28をより詳細に説明する。操作機構28は、基本的に、第1シフト操作部材(第1シフトレバー)60と、第2シフト操作部材(第2シフトレバー)62と、操作すなわち解放プレート(部材)64と、爪機構66とを備える。第1シフト操作部材60は、メイン固定ボルト40に回動可能に(つまり、第1旋回中心線X回りに回転するよう)装着される。一方、第2シフト操作部材62は、第2固定ボルト42に回動可能に(つまり、第2旋回中心線Y回りに回転するよう)装着される。解放部材(プレート)64は、メイン固定ボルト40に、中間プレート36の下面に隣接して、回動可能に(つまり、第1旋回中心線X回りに回転するよう)装着される。
第1シフト操作部材60は、ステップ状管状第1スペーサ68によって、第1固定ピボットアクスル40に回転可能に支持される。一方、解放プレート64は、ステップ状管状第2スペーサ70によって、第1固定ピボットアクスル40に支持される。第1スペーサ68は、第2スペーサ70内に部分的に収容されるよう構成される。従来と同様に、第1操作部材60は、第1付勢部材(トーションバネ)61によって、通常、第1レスト位置に向かって付勢され、一方、解放プレート64は、付勢部材(トーションバネ)によって、通常、レスト位置に付勢される。詳細には、付勢部材61は、レバー保持プレート38の付勢スロット38aの1つと係合する一端と、第1操作部材60と係合し第1操作部材を図4で見て反時計回りの方向CCWに付勢する他端とを有する。付勢部材65は、解放プレート64と係合する一端と、第1操作部材60と係合し解放プレート64を図4で見て時計回りの方向に付勢する他端とを有する。
解放プレート64は、第2シフト操作部材62と保持機構30との間に機能的に連結され、これにより、第2シフト操作部材62の第2レスト位置から第2シフト位置への移動が、保持機構を作動する。そして次に、保持機構30は、変速機構30と機能的に係合し、これにより、以下に説明する通り、第2操作部材62が移動されて制御ケーブル23を解放すなわち巻き戻す。爪機構66は、第1シフト操作部材60に装着され、これにより、第1シフト操作部材60の第1レスト位置から第1シフト位置への移動によって爪機構66が変速制御機構26と機能的に係合して、制御ケーブル23のインナーワイヤ23aを巻き取る。
より具体的には、爪機構66は、第1操作部材60がライダーによって通常のレスト位置からシフト位置に移動されたとき、ラチェット部材54と係合するよう構成される。第1操作部材60は、第1シフト面Pに沿ってメイン固定ボルト40の第1旋回中心線Xの回りに回動する。第1シフト面Pは第1旋回中心線Xに対して垂直である。したがって、第1操作部材60が移動されると、爪機構66はラチェット部材54を、1つのシフト位置だけ付勢部材56の付勢力に抗して回転させる。こうして、巻き上げ部材52も回転され、これにより、シフトケーブル23のインナーワイヤ23aを引っ張り、リアディレーラ17を次のシフト位置にシフトさせる。
爪機構66は、基本的に、爪ピボットピン72と、爪バネ74と、爪部材76と、保持クリップ78とを備える。爪ピボットピン72は、第2操作部材60に装着される下端部を有する。爪部材76は、爪ピボットピン72に上端部に装着され、爪バネ74が、通常、爪部材76を第1操作部材60に対して相対的に付勢している。具体的には、爪バネ74は、爪部材76と係合する上端部と、第1操作部材60と係合し、通常、爪部材76をラチェット部材54と係合するよう付勢する下端部とを有する。このように、爪部材76はラチェット部材54と選択的に接するよう構成される。
具体的には、第1操作部材60がレスト位置からシフト位置に移動されたとき、爪部材76は、ラチェット部材54と係合し、これにより、ラチェット部材54及び巻き上げ部材52をメイン固定ボルト40の回りに回転させる。しかしながら、第1操作部材60が通常のレスト位置にあるとき、爪部材76は中間プレート36と接し、これにより、爪部材76をラチェット部材54と非係合に保持する。したがって、第2操作部材62が作動された場合、例えば、以下に説明する通り、保持機構30が解放された場合、ラチェット部材54及び巻き上げ部材52は、メイン付勢部材56の付勢力により、回転することができる。
第1操作部材60が通常のレスト位置に移動して戻るとき、爪機構66は中間プレート36と係合し、これにより、爪機構66をラチェット部材54から非係合にする。しかしながら、保持機構30はラチェット部材54と係合し、これにより、巻き上げ部材52及びラチェット部材54を、バネ56の付勢力に抗して新しいシフト位置に保持する。例示した実施形態においては、第1操作部材60の移動によって、あるシフト位置から次の隣接するシフト位置への一の回転方向における巻き上げ部材52の1つのシフトのみが行われる。
本実施形態においては、爪機構66は、米国特許6,694,840号に開示された従来の爪機構と同様である。したがって、本発明の説明に必要な場合を除いて、ここでは、爪機構66を、さらに詳細には、説明及び/または例示しない。また、第1操作部材60は、ほぼ従来のものであり、変速制御機構26を、爪機構66を介して巻き取るよう、ほぼ従来と同様に機能する。したがって、本発明に関連するものを除いて、ここでは、第1操作部材60を、詳細には、記載及び/または例示をしない。詳細には、第2操作部材62の移動と関連する移動を除いて、ここでは、第1操作部材60を、詳細には、記載及び/または例示をしない。
第2シフト操作部材62は、保持機構30に解放プレート64を介して機能的に連結され、これにより、ラチェット部材54及び巻き上げ部材52を選択的に解放する。言い換えれば、ライダーは第2操作部材62を第2シフト面Pに沿って第2旋回中心線Yの回りに回転させて、保持機構30をラチェット部材54から非係合にし、これにより、巻き上げ部材52及びラチェット部材54がバネ56の付勢力のもとで回転して、制御ケーブル23を巻き戻す。第2シフト面Pは第2旋回中心線Yに対して垂直である。
第1及び第2旋回中心線X,Y(つまり、第1及び第2固定ピボットアクスル40,42)の配置により、第1及び第2シフト面P,Pは、交差線Iに沿ってその間の角度θがおよそ30°以下となるよう交差し、人間工学的に最適な配置を提供する。
例示した実施形態において、第1及び第2シフト面P,Pは、好ましくは、交差線Iがハンドルバー13の中心線Aとほぼ平行に交差する。したがって、図5及び図6からよくわかる通り、第2旋回中心線Yは、好ましくは、中心線Aに垂直な縦方向面L内に位置し、第1旋回中心線Xは、好ましくは、縦方向面Lに対して平行である。また、第2シフト操作部材62のピボット点(第2旋回中心線Yが第2操作部材62を通る位置)は、好ましくは、中心線Aから第1旋回中心線Xよりも離れている。
リアシフト操作装置22が自転車10に通常のライディングポジションで連結されたとき、第1シフト面Pは、第1(上部)サイド及び第2サイド(下部)サイドを有する。本実施形態において、図6からよくわかる通り、第2シフト面Pは、第1シフト面から逸れて、第2シフト面Pが第1シフト面Pの第2サイドでハンドルバー装着部32に向かって後方に(そしてハンドルバー装着部32を越えて)延びている。言い換えれば、第2シフト面Pは第1シフト面Pから逸れて、第2シフト面Pが第1シフト面Pの第2サイドで第2シフト操作部材62の移動方向に延びている。しかしながら、本発明から逸脱することなく他の配置をとることが可能である。本発明の他の好ましい実施形態を参照して後述する通り、例えば、第2シフト面Pに第1シフト面Pから逆方向に角度を持たせうる。
しかしながら、本発明の範囲を逸脱しない限り、本発明に種々の変形が行える。例えば、交差線Iは、ハンドルバー13の中心線Aに対して角度を持たせることもできる。いずれの場合も、シフト面P,Pは、好ましくは、旋回中心線X,Yに対してそれぞれ垂直であり、線Iに沿って交差する。交差線が中心線Aと平行でないような配置において、第1及び第2旋回中心線X,Yの配置を変形することもできる。例示した実施形態においては、第1及び第2旋回中心線X,Yは、好ましくは、互いに交差しない。しかしながら、必要に応じて、及び/または所望により、旋回中心線が交差してもよいことは、本開示から、また、当業者には明らかであろう。
保持機構30は、第2操作部材62の押し操作毎に1つのシフト位置だけ巻き上げ部材52及びラチェット部材54を回転させるよう構成され配置される。言い換えると、ラチェット部材54は、シフト位置1つ分回転させた後、保持機構30と係合する。したがって、例示した実施形態においては、第2操作部材62の移動によって、あるシフト位置から次の隣接するシフト位置への、第1操作部材60の移動による回転方向とは反対の他方の回転方向における巻き上げ部材52の1つのシフトのみが行われる。
さらに、図4〜図10を参照して、第2シフト操作部材62は、好ましくは、変形されたシート状金属などの軽量剛性材料薄い平坦な部材で構成される。第2シフト操作部材62は、基本的に、ピボットすなわち装着部分62aと、作動突起62bと、ライダー操作部分62cとを備える。作動突起62bは、好ましくは、装着部分62aに対して角度が付けられており、作動突起62bは第1旋回中心線Xに対して平行(解放プレート64に対して垂直)である。一方、ピボット部分62aは、好ましくは、第2旋回中心線Yと垂直である(つまり、第2シフト面P内にある)。本実施形態においては、作動突起62bは装着部分62aから上方に延びている。ライダー操作部分62cは、装着部分62aから延びている。
第2シフト操作部材62は、第2固定ピボットピン42に回動可能に装着される。より詳細には、第2ピボットピン42は、ピボット部分62aを通って少なくとも部分的に収容されて、第2シフト操作部材62を第2旋回中心線Yの回りに回動可能に支持する。一方、付勢部材(バネ)46は、ピボットピン42に装着され、第2シフト操作部材62に付勢力を印加し、これにより、第2シフト操作部材62を時計回り方向に第2レスト位置に向かって付勢する。具体的には、付勢部材46の一端は、従来と同様に、ベースプレート34に対して相対的に移動不能である第2固定ピボットピン42と係合する。付勢部材46の他端は、従来と同様に、第2シフト操作部材62のピボット部分62aと係合する。保持クリップ48は、従来と同様に、第2操作部材62を第2ピボットピン42に保持する。作動突起62bは解放プレート64と接するよう配置され構成される。
解放部材/プレート64は、好ましくは、変形されたシート状金属などの軽量剛性材料で構成された薄い平坦な部材である。より具体的には、解放プレート64は、基本的に、カップリング部64aと、操作部64bと、第1ピボットアクスル40から横方向に間隔を空けた配置でカップリング部64aから上方に延びる解放フランジ64cとを備える。解放プレート64は、第1ピボットピン40に回動可能に装着される。以下により詳細に説明する通り、操作部64bは作動突起62bと接し、一方、解放フランジ64cは保持機構30と選択的に係合する。したがって、解放プレート64は、保持機構30及び第2シフト操作部材62の両方と機能的に連結される。
さらに図4〜10を参照して、保持機構30をより詳細に説明する。保持機構30は、基本的に、保持ピボットピン80と、保持付勢部材82と、ロック部材84と、管状スペーサ86と、保持クリップ88とを備える。保持ピボットピン80は、ベースプレート34と中間プレート36とに連結され、その移動を防止する。ロック部材84は、保持ピボットピン80に回転可能に装着される。保持付勢部材82は、通常、ロック部材84を所定の位置に向かって付勢する。ロック部材84は、ラチェット部材54と係合するよう配置され構成される。また、ロック部材84は、解放プレート64の解放フランジ64cと選択的に係合するよう配置され構成される。本実施形態においては、保持機構30は、米国特許6,694,840号に開示された従来の保持機構と同様である。したがって、本発明の説明に必要な場合を除いて、ここでは、保持機構30を、さらに詳細には、説明及び/または例示しない。
第2操作部材62が作動/回転されたとき、作動突起62bは、解放プレート64を付勢部材65の付勢力に抗して回転させる。したがって、解放フランジ64cはロック部材84と係合し、これにより、ロック部材84をバネ82の付勢力に抗して移動させる。これにより、ロック部材84は、一時的に、ラチェット部材54との係合が外れるように移動する。このように、ラチェット部材54及び巻き上げ部材52は、メイン付勢部材すなわちバネ56の付勢力により1つのシフト位置だけ回転される。第2操作部材62の移動が解放されると、ロック部材84はバネ82の付勢力を介して回転し、これにより、ラチェット部材54の次の歯と係合してラチェット部材54及び巻き上げ部材52を所望のシフト位置に保持するとともに、解放プレート64及び第2操作部材62は付勢部材65,46の付勢力によりレスト位置に戻るよう回転する。
図5〜図7及び図10を参照して、リアシフト操作装置22の操作をより詳細に説明する。ライダーがリアディレーラ17及びチェーンCを小さいリアスプロケットRSから大きいリアスプロケットRSへシフトさせたいとき、ライダーは第1操作部材60を親指あるいは他の指で押し操作する。第1操作部材60は、第1シフト面Pに沿って旋回中心線Xの回りにシフト位置へ移動する。第1操作部材60のこの移動により、爪機構66が第1操作部材60とともに移動する。
爪機構66が移動すると、爪部材76は中間プレート36との係合から外れるよう移動する。そして、爪部材76はラチェット部材54と係合し、これにより、ラチェット部材54及び巻き上げ部材52を1つのシフト位置分回転させる。ラチェット部材54が、あるシフト位置から次の隣接するシフト位置に爪機構66によって回転されると、ロック部材84が移動されてその各々の歯との係合が外れ、ラチェット部材54の次の各々の歯と係合する。具体的には、ラチェット部材54は2つのシフト位置間で移動すると、ロック部材84は、ラチェット部材54の歯と非係合となり、そして再度係合し、これにより、ラチェット部材54を次のシフト位置に保持する。
第1操作部材60がライダーによって解放されると、第1操作部材60は、付勢部材61の付勢力により、通常のレスト位置に戻るよう移動する。第1操作部材60のこの移動により、爪機構66が移動する。このように、爪部材76は中間プレート36と再び係合するよう移動し、これにより、爪部材76はラチェット部材54と非係合となる。しかしながら、ラチェット部材54は、ロック部材84により、そのシフト位置に保持される。ライダーが再び小さいリアスプロケットRSから大きいリアスプロケットRSへシフトさせたい場合は、第1操作部材60が再び押し操作され、上述のプロセスが繰り返される。
ライダーがリアディレーラ17及びチェーンCを大きいリアスプロケットRSから小さいリアスプロケットRSへシフトさせたい場合、ライダーは第2操作部材62を親指あるいは他の指で引き操作する。第2操作部材62がライダーによって操作されると、第2操作部材62は第2シフト面Pに沿って第2旋回中心線Yの回りに通常のレスト位置からシフト位置に移動する。具体的には、第2操作部材62がシフト位置に移動されたとき、作動突起62bは解放プレート64を第1旋回中心線Xの回りに回転させる。そして、解放プレート64の解放フランジ64cはロック部材84と係合する。ロック部材84が、バネ82の付勢力に抗して回転され、ラチェット部材54の歯との係合が外れる。これにより、ラチェット部材54はメイン付勢部材すなわちバネ56の付勢力により回転することができる。
そして、ロック部材84は、第1操作部材60の解放による解放プレート64の解放により、ラチェット部材54の次の隣接する歯と係合することになる。言い換えれば、ライダーが第2操作部材62を解放すると、第2操作部材62及び解放プレート64の両方が、リターンバネ46,65の付勢力により通常のレスト位置にそれぞれ戻ることになる。このように、解放フランジ64cはロック部材84を解放することになる。つまり、第2操作部材62が、ライダーによって比較的素早く引っ張られ解放されるよう設計されている。ロック部材84は、そのとき、回転不能にラチェット部材54の次の隣接する歯と係合し、大きいリアスプロケットRSから小さいリアスプロケットRSへのシフトが完了する。このプロセスは、ライダーの所望により繰り返すことができる。
リアシフト操作装置22の構造及び操作は、ここに説明及び例示するものを除いて、ほぼ従来と同様である。詳細には、リアシフト操作装置22の構造及び操作は、本発明のベースプレート34、第1及び第2操作部材60,62及び解放プレート64の配置と、本発明に適応させる他のパーツの変形とを除いて、米国特許6,694,840号と同様である。つまり、本発明と同様な従来のリアシフト操作装置の構造及び操作は、米国特許6,694,840号からよく理解されよう。
[第2実施形態]
次に図11〜図19を参照して、本発明の第2の好ましい実施形態にかかる、自転車10に用いられるよう設計されたフロント及びリアシフト操作装置20’,22’を説明する。変形例としてのフロント及びリアシフト操作装置20’,22’は、第1実施形態のフロント及びリアシフト操作装置20,22の位置に用いられるよう設計される。第1実施形態と同様に、フロントシフト操作装置20’がリアシフト操作装置22’の鏡像であり、フロントシフト操作装置20’が3つのシフト位置のみを有していて、チェーンCを3つのフロントスプロケットFSにわたって横方向に移動させることを除いて、フロントシフト操作装置20’はリアシフト装置22’と同一である。したがって、フロントシフト操作装置20’は、ここでは詳細に説明、及び/または例示しない。より言えば、本発明にかかる構成のリアシフト操作装置22’の説明、例示及び原理は、また、フロントシフト操作装置20’に適用されること(つまり、シフト位置が少ないが、リアシフト操作装置22’の鏡像であること)は、本開示から、当業者には明らかであろう。
変形例としてのリアシフト制御装置22’が第2シフト面P’に沿って第1実施形態とは異なる方向である第2旋回中心線Y’の回りに回動する変形例としての第2シフト操作部材62’を有することを除いて、変形例としてのリアシフト制御装置22’は第1実施形態のリアシフト制御装置22と同一である。詳細には、第2旋回中心線Y’は第1実施形態の第2旋回中心線Yの方向から逆方向に角度がつけられている。しかしながら、第2実施形態のすべてのパーツは第1実施形態と機能的に同一である。また、第1実施形態の部分と構造上同一の第2実施形態のパーツを、ここでは詳細には説明、例示しない。また、第2旋回中心線Y’が第1実施形態の第2旋回中心線Yから逆方向に方向付けられていることを除いて、第1実施形態を参照して説明される寸法的な関係はこの第2実施形態にも適用される。
したがって、本発明に関連するものを除いて、ここでは、第2実施形態のパーツを詳細には記載及び/または例示をしない。むしろ、以下の説明及び例示以外の第1実施形態の説明及び例示がこの第2実施形態にも当てはまることは、本開示から当業者には明らかであろう。説明の便宜上、第1実施形態のパーツと同一である第2実施形態のパーツには、第1実施形態のパーツと同一の参照符号を付す。
リアシフト制御装置22’は、基本的に、第2シフト操作部材62’と、ベースプレート34’とを備える。具体的には、図17及び図18からよくわかる通り、ベースプレート34’が第1実施形態の第2プレート部分34bから反対方向に角度をつけられている第2プレート部分34b’を備えることを除いて、ベースプレート34’は第1実施形態のベースプレート34と同一である。第2シフト操作部材62’が下方に延びる作動突起62b’を備えることを除いて、第2シフト操作部材62’は第1実施形態の第2シフト操作部材62と同一である。
第2プレート部分34b’及び第2シフト操作部材62’により、第2シフト操作部材62’は第2シフト面P’に沿って第2旋回中心線Y’の回りに回転する。したがって、本実施形態において、図15からよくわかる通り、第2シフト面P’は、第1シフト面から逸れて、第2シフト面P’が第1シフト面Pの第1サイドでハンドルバー装着部32に向かって後方に(そしてハンドルバー装着部32を越えて)延びている。言い換えれば、第2シフト面P’は第1シフト面Pから逸れて、第2シフト面P’が第1シフト面Pの第1サイドで第2シフト操作部材42の移動方向に延びている。
ここで用いられた、次の用語、「前方、後方、上、下向き、垂直、水平、下、横」同じく他の同様な方向を示す用語が、本発明の自転車の方向を示す用語として使用されている。こうした、本発明において用いられるこれらの用語は、本発明が適用される自転車に対して相対的な意味で用いられる。
ここでは、「ほぼ」、「およそ」、「約」といった程度を示す用語は、最終結果が大きく変わらないような、妥当な変形の条件の変更量を意味するものとして用いる。変更が、変形という語の意味を損なわない限り、これらの用語には変形の条件の少なくとも±5%の変更を含むものとする。
本発明の説明のためにいくつかの実施形態が選択されたに過ぎず、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱することがない範囲で、種々の変更、変形ができることは、本開示から当業者には明らかであろう。さらに、前述の本発明にかかる実施形態の説明は単なる例示であって、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物によって決められる本発明を限定するものではないことは、本開示から当業者には明らかであろう。
本発明の好ましい態様にかかる、フロント及びリアシフト操作装置を備えた自転車の側面の立面図である。 本発明にかかるリアシフト操作装置の拡大上面図である。 本発明にかかるフロントシフト操作装置の拡大上面図である。 図2に示したリアシフト操作装置の、展開した、下部の斜視図である。 シフト制御部材がレスト位置にある、例示のために、ハンドルバー中心線とシフト制御部材の旋回中心線とが示された、図2及び図4に示したリアシフト装置のさらに拡大した上面図である。 例示のために、ハンドルバー中心線と、シフト制御部材の旋回中心線と、シフト面と、シフト面間の交差線とが示された、図2、図4及び図5に示したリアシフト装置の概略的で部分な外側端部立面図である。 例示のために、ライダーの手と、移動された/シフトされた(つまり、第1及び第2シフト位置におけるシフト操作部材)シフト操作部材とが、破線で示された図2、図4〜図6に示したリアシフト装置の部分的な内側端部立面図である。 メインプレート部分に対する第2プレートの角度配置を示すための、図2、図4〜図7に示したリアシフト装置のベースプレートの部分的なリア側立面図である。 メインプレート部分に対する第2プレートの角度配置を示すための、図8に示したリアシフト装置のベースプレートの一部の外側端部立面図である。 図2、図4〜図9に示したリアシフト装置(つまり、第2シフト操作部材、解放部材、及びロック部材)の部分的な下面図である。 本発明の第2実施形態にかかるリアシフト操作装置の拡大上面図である。 本発明の第2実施形態にかかるフロントシフト操作装置の拡大上面図である。 図11に示したリアシフト操作装置の、展開した、下部の斜視図である。 シフト制御部材がレスト位置にある、例示のために、ハンドルバー中心線とシフト制御部材の旋回中心線とが示された、図11及び図13に示したリアシフト装置のさらに拡大した上面図である。 例示のために、ハンドルバー中心線と、シフト制御部材の旋回中心線と、シフト面と、シフト面間の交差線とが示された、図11、図13及び図14に示したリアシフト装置の概略的で部分な外側端部立面図である。 例示のために、ライダーの手と、移動された/シフトされた(つまり、第1及び第2シフト位置におけるシフト操作部材)シフト操作部材とが、破線で示された、図11、図13〜図15に示したリアシフト装置の部分的な内側端部立面図である。 メインプレート部分に対する第2プレートの角度配置を示すための、図11、図13〜図16に示したリアシフト装置のベースプレートの部分的なリア側立面図である。 メインプレート部分に対する第2プレートの角度配置を示すための、図17に示したリアシフト装置のベースプレートの一部の、外側端部立面図である。 図11、図13〜図18に示したリアシフト装置(つまり、第2シフト操作部材、解放部材、及びロック部材)の部分的な下面図である。
符号の説明
10 自転車
13 ハンドルバー
14 変速機
20 フロント(第1)シフト操作装置
22 リア(第2)シフト操作装置
26 変速制御機構
28 操作機構
30 保持機構
32 ハンドルバー装着部
52 巻き上げ部材
54 ラチェット部材
60 第1シフト操作部材
62 第2シフト操作部材
84 ロック部材
20’ フロントシフト操作装置
22’ リアシフト操作装置
62’ 第2シフト操作部材
X 第1旋回中心線
Y,Y’ 第2旋回中心線
,P’ 第1シフト面
,P’ 第2シフト面
A 中心線

Claims (12)

  1. 第1旋回中心線の回りに回転するよう第1旋回軸に連結されて、前記第1旋回中心線に対して垂直な第1シフト面に沿って移動する第1シフト操作部材と、
    第2旋回中心線の回りに回転するよう第2旋回軸に連結されて、前記第2旋回中心線に対して垂直であって前記第1シフト面と略30°以下の角度で交差する第2シフト面に沿って移動する第2シフト操作部材と、
    自転車用変速機を制御するよう構成されるとともに、前記第1及び第2シフト操作部材に機能的に連結される変速制御機構と、
    を備えた自転車用シフト操作装置。
  2. 請求項1に記載の自転車用シフト操作装置であって、前記変速制御機構は複数のシフト位置に保持されるよう構成されるケーブル巻き上げ機構を備えており、前記ケーブル巻き上げ機構は、前記第1及び第2シフト操作部材に連結され、これにより、前記第1及び第2シフト操作部材の移動が前記ケーブル巻き上げ機構を選択的に移動させる。
  3. 請求項2に記載の自転車用シフト操作装置であって、前記第1シフト操作部材は、前記ケーブル巻き上げ機構に機能的に連結され、これにより、前記第1シフト操作部材が第1レスト位置から第1シフト位置に移動されるときケーブルを引っ張る。
  4. 請求項3に記載の自転車用シフト操作装置であって、前記第2シフト操作部材は、前記ケーブル巻き上げ機構に機能的に連結され、これにより、前記第2シフト操作部材の第2レスト位置から第2シフト位置への移動に応じて前記ケーブルを解放する。
  5. 請求項4に記載の自転車用シフト操作装置であって、前記第1シフト操作部材が前記第1レスト位置から前記第1シフト位置に移動されるとき、前記第1シフト操作部材は前方に移動され、前記第2シフト操作部材が前記第2レスト位置から前記第2シフト位置に移動されるとき、前記第2シフト操作部材は後方に移動される。
  6. 請求項1に記載の自転車用シフト操作装置であって、自転車用ハンドルバーに連結されるハンドルバー装着部をさらに備える。
  7. 請求項6に記載の自転車用シフト操作装置であって、
    前記第1シフト面は第1サイドと第2サイドとを有し、
    前記第2シフト面は前記第1シフト面から逸れて、前記第2シフト面が前記第1シフト面の前記第1サイドで前記第2シフト操作部材の移動方向に延びる。
  8. 請求項6に記載の自転車用シフト操作装置であって、
    前記第1シフト面は第1サイドと第2サイドとを有し、
    前記第2シフト面は前記第1シフト面から逸れて、前記第2シフト面が前記第1シフト面の前記第2サイドで前記第2シフト操作部材の移動方向に延びる。
  9. 請求項4に記載の自転車用シフト操作装置であって、前記第1旋回軸に装着される解放部材をさらに備えており、前記解放部材は前記第2シフト操作部材に機能的に連結され、これにより、前記第2シフト操作部材の移動が前記ケーブル巻き上げ機構を移動させる。
  10. 請求項9に記載の自転車用シフト操作装置であって、
    前記ケーブル巻き上げ機構は、前記第1旋回軸に装着されるケーブル巻き上げ部材及びラチェット部材と、前記ラチェット部材と機能的に係合して前記ケーブル巻き上げ部材を複数のシフト位置に保持するロック部材とを備える。
  11. 請求項10に記載の自転車用シフト操作装置であって、前記解放部材は、前記第2シフト操作部材の移動に応じて前記ロック部材を移動させる。
  12. 請求項1に記載の自転車用シフト操作装置であって、前記第1シフト操作部材が第1レスト位置から第1シフト位置に移動させられるとき、前記第1シフト操作部材は前方に移動し、前記第2シフト操作部材が第2レスト位置から第2シフト位置に移動させられるとき、前記第2シフト操作部材は後方に移動する。
JP2005272131A 2004-09-29 2005-09-20 自転車用シフト操作装置 Pending JP2006096334A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/952,558 US7437969B2 (en) 2004-09-29 2004-09-29 Bicycle shift operating device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006096334A true JP2006096334A (ja) 2006-04-13

Family

ID=35160025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005272131A Pending JP2006096334A (ja) 2004-09-29 2005-09-20 自転車用シフト操作装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7437969B2 (ja)
EP (1) EP1642822B1 (ja)
JP (1) JP2006096334A (ja)
CN (1) CN100445162C (ja)
BR (1) BRPI0503228A (ja)
TW (1) TWI277563B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009101958A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Special Parts Takegawa:Kk 二輪車

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8181553B2 (en) * 2004-10-25 2012-05-22 Shimano Inc. Position control mechanism for bicycle control device
US20070261508A1 (en) * 2004-10-30 2007-11-15 Acenbrak Steven D Ergonomic Shifter for a Bicycle
US20060207376A1 (en) * 2005-03-03 2006-09-21 Sram Corporation Bicycle control apparatus
FR2907561A1 (fr) * 2006-10-19 2008-04-25 Frederic Vellutini Dispositif de commande a gachette au pouce couple a une poignee
JP4382110B2 (ja) * 2007-04-23 2009-12-09 株式会社シマノ 自転車用操作装置
US8739648B2 (en) * 2007-06-01 2014-06-03 Shimano Inc. Bicycle control device
US9016163B2 (en) * 2007-06-25 2015-04-28 Shimano Inc. Bicycle control device
US9701365B2 (en) * 2007-12-28 2017-07-11 Shimano Inc. Bicycle shift operating device
US10017224B2 (en) * 2008-01-08 2018-07-10 Shimano Inc. Bicycle shift operating device
US9227689B2 (en) * 2008-01-08 2016-01-05 Shimano Inc. Bicycle shift operating device
US9199688B2 (en) * 2008-06-13 2015-12-01 Shimano Inc. Bicycle control device
US9365258B2 (en) 2010-06-28 2016-06-14 Shimano Inc. Bicycle brake and shift operating device
US8869648B2 (en) 2010-06-28 2014-10-28 Shimano Inc. Bicycle brake and shift operating device
US9033833B2 (en) 2011-01-28 2015-05-19 Paha Designs, Llc Gear transmission and derailleur system
US10207772B2 (en) 2011-01-28 2019-02-19 Paha Designs, Llc Gear transmission and derailleur system
US9327792B2 (en) 2011-01-28 2016-05-03 Paha Designs, Llc Gear transmission and derailleur system
US9592879B2 (en) * 2011-05-26 2017-03-14 Shimano Inc. Shift positioning mechanism
US8534156B2 (en) * 2011-05-26 2013-09-17 Shimano Inc. Bicycle shift operating device
US9327793B2 (en) * 2011-10-01 2016-05-03 Shimano Inc. Bicycle operating device
US9708027B2 (en) * 2012-03-16 2017-07-18 Specialized Bicycle Components, Inc. Brake lever with detachable ball end
US10597109B2 (en) * 2014-01-28 2020-03-24 Shimano Inc. Bicycle component positioning device
US10232909B2 (en) * 2017-03-06 2019-03-19 Shimano Inc. Bicycle operating device
US10919388B2 (en) 2017-05-09 2021-02-16 Arctic Cat Inc. ATV with ratcheting four wheel drive actuator
US11072392B2 (en) 2018-11-08 2021-07-27 Shimano Inc. Bicycle operating device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0328093A (ja) * 1989-06-26 1991-02-06 Maeda Kogyo Kk 自転車用変速操作レバー装置
JPH04183696A (ja) * 1990-11-14 1992-06-30 Shimano Inc 自転車用変速操作装置
JPH11245873A (ja) * 1998-02-07 1999-09-07 Shimano Inc 自転車用シフト制御装置

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144958Y2 (ja) 1981-06-15 1986-12-17
DE68913113T2 (de) 1988-09-24 1994-05-26 Shimano Kk Gangschaltungshebel für ein Fahrrad.
US5241878A (en) 1988-11-29 1993-09-07 Shimano, Inc. Bicycle control device
EP0371429B1 (en) 1988-11-29 1993-07-28 Shimano Inc. Speed control apparatus for a bicycle
US5400675A (en) 1988-11-29 1995-03-28 Shimano, Inc. Bicycle control device
JPH02267094A (ja) * 1989-04-05 1990-10-31 Maeda Kogyo Kk 自転車用変速操作レバー装置
JP2848842B2 (ja) 1989-04-11 1999-01-20 株式会社シマノ 自転車用変速レバー装置
JPH0313297U (ja) 1989-06-26 1991-02-12
JP3007641B2 (ja) 1989-07-06 2000-02-07 株式会社シマノ 自転車のディレーラー用操作装置
JP2606246Y2 (ja) 1993-06-17 2000-10-10 株式会社シマノ 自転車用変速操作装置
JP3644603B2 (ja) 1994-02-23 2005-05-11 株式会社シマノ 自転車用の変速操作装置
JP3501509B2 (ja) 1994-08-23 2004-03-02 株式会社シマノ 自転車用変速操作装置
JP3623020B2 (ja) * 1995-08-09 2005-02-23 株式会社シマノ 自転車用変速操作装置
IT1281313B1 (it) 1995-10-19 1998-02-17 Campagnolo Srl Dispositivo di comando del cambio per una bicicletta del tipo "mountain-bike" o simile.
US5673594A (en) 1996-01-03 1997-10-07 Industrial Technology Research Institute Speed change lever apparatus for use in bicycles
US5730030A (en) 1996-01-19 1998-03-24 Shimano, Inc. Shifting apparatus for bicycles having a brake operating unit disposed between first and second shifting levers
US5732593A (en) 1996-01-31 1998-03-31 Industrial Technology Research Institute Bicycle speed changing apparatus
TW378183B (en) 1996-02-14 2000-01-01 Shimano Kk Bicycle shift levers which surround a handlebar
DE19809113A1 (de) 1998-03-04 1999-09-09 Sram De Gmbh Schalter für Fahrradgetriebe
US5957002A (en) 1998-05-06 1999-09-28 Industrial Development Bureau Dual lever type derailleur gear unit for a bicycle
US6155132A (en) 1999-01-28 2000-12-05 Shimano Inc. Shifting unit for a bicycle
DE19915336A1 (de) 1999-04-03 2000-10-05 Sram De Gmbh Schalter für ein Fahrradgetriebe
US6450060B1 (en) * 2000-03-17 2002-09-17 Shimano, Inc. Bicycle shift device having a linearly sliding shift lever operated by a pivoting cover
DE20122305U1 (de) 2000-03-17 2005-01-05 Shimano Inc., Sakai Fahrradschalteinrichtung mit linear gleitfähigem Schalthebel, der mittels einer schwenkbaren Blende betätigbar ist
TW448901U (en) 2000-05-19 2001-08-01 Nat Science Council Velocity control device
IT1320588B1 (it) 2000-08-08 2003-12-10 Campagnolo Srl Gruppo di comando cambio e freno per una bicicletta da corsa, conpulsante di controllo del modo di funzionamento di un display.
US20020124678A1 (en) 2001-03-09 2002-09-12 Chieh-Yuan Chen Shifting device for a bicycle
US6497163B2 (en) 2001-04-04 2002-12-24 Falcon Industrial Co., Ltd. Dual dial rods speed changing controller capable of linear displacement
US6862948B1 (en) * 2001-10-18 2005-03-08 John L. Calendrille, Jr. Shifter for a bicycle using a dual action lever which moves in the same motion as the natural movement of the thumb
ITTO20011079A1 (it) 2001-11-16 2003-05-16 Campagnolo Srl ,,dispositivo di comando del cambio per una bicicletta avente un manubrio con estremita' diritte,,
US6694840B2 (en) 2002-01-10 2004-02-24 Shimano Inc. Bicycle shift operating device for bicycle transmission
DE102004014035A1 (de) 2004-03-19 2005-10-06 Sram Deutschland Gmbh Fahrrad-Gangschaltungseinrichtung
US20070261508A1 (en) 2004-10-30 2007-11-15 Acenbrak Steven D Ergonomic Shifter for a Bicycle

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0328093A (ja) * 1989-06-26 1991-02-06 Maeda Kogyo Kk 自転車用変速操作レバー装置
JPH04183696A (ja) * 1990-11-14 1992-06-30 Shimano Inc 自転車用変速操作装置
JPH11245873A (ja) * 1998-02-07 1999-09-07 Shimano Inc 自転車用シフト制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009101958A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Special Parts Takegawa:Kk 二輪車
JP4541392B2 (ja) * 2007-10-25 2010-09-08 株式会社スペシャルパーツ武川 二輪車

Also Published As

Publication number Publication date
TW200610700A (en) 2006-04-01
BRPI0503228A (pt) 2006-05-16
TWI277563B (en) 2007-04-01
US20060070479A1 (en) 2006-04-06
CN100445162C (zh) 2008-12-24
EP1642822B1 (en) 2012-06-20
EP1642822A2 (en) 2006-04-05
CN1754775A (zh) 2006-04-05
EP1642822A3 (en) 2008-01-23
US7437969B2 (en) 2008-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006096334A (ja) 自転車用シフト操作装置
US9132886B2 (en) Shift operating device
US6848335B1 (en) Bicycle shift operating device for bicycle transmission
US8549955B2 (en) Bicycle control device
US7628095B2 (en) Bicycle shifting mechanism
US7665384B2 (en) Bicycle control device
US7665382B2 (en) Bicycle shift control device
US9592879B2 (en) Shift positioning mechanism
JP2005153864A (ja) 自転車用制御装置
US9132887B2 (en) Bicycle operating device
US20070068312A1 (en) Bicycle shift control mechanism
EP2075187B1 (en) Bicycle shift operating device
US8534156B2 (en) Bicycle shift operating device
US8720301B2 (en) Bicycle operating device
EP2078666B1 (en) Bicycle shift operating device
US20080148898A1 (en) Bicycle shift operating device
US20120318096A1 (en) Bicycle shift operating device
US8746105B2 (en) Bicycle operating device
US7779719B2 (en) Combination of derailleur shifter and brake lever
US8528442B2 (en) Bicycle component positioning device
US20120318094A1 (en) Bicycle shift operating device
US20140109718A1 (en) Bicycle control device
US20050092125A1 (en) Bicycle component with positioning mechanism

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080507