JP2006095252A - 洋式便器 - Google Patents

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JP2006095252A
JP2006095252A JP2004311539A JP2004311539A JP2006095252A JP 2006095252 A JP2006095252 A JP 2006095252A JP 2004311539 A JP2004311539 A JP 2004311539A JP 2004311539 A JP2004311539 A JP 2004311539A JP 2006095252 A JP2006095252 A JP 2006095252A
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Masahiro Yamada
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Abstract

【課題】マイナスイオンを利用することにより、完全に消臭できる洋式便器を提供する。
【解決手段】便器本体1と、該便器本体上に開閉自在に取り付けられた便座2とを備えた洋式便器において、便座2の周囲に形成されている座部2aを中空管状に形成し、該座部2の裏側に前記便器本体内に向けて開口する開口部10を形成し、該座部2に内部にマイナスイオン発生手段を設け、該座部に排気管4を連結する。
【選択図】図2

Description

本発明は、消臭機能を備えた洋式便器に関する。
従来、便座の裏側に風穴を開け、この風穴から便座内に悪臭を吸い込みパイプから外部に排出するようにした便器がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−209192号公報
特許文献1に記載されているように、単に風穴から吸い込むだけでは、全ての臭気を完全に除去することは困難で、室内に臭気が残存することは避けられない。
本発明は、上述のような従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、マイナスイオンを利用することにより、確実に消臭できる洋式便器を提供することにある。
請求項1記載の発明は、便器本体と、該便器本体上に開閉自在に取り付けられた便座とを備えた洋式便器において、前記便座の周囲に形成されている座部を中空管状に形成し、該座部の裏側に前記便器本体内に向けて開口する開口部を形成し、該座部の内部にマイナスイオン発生手段を設け、該座部に排気管を連結したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記マイナスイオン発生手段は、マイナスイオンを発生する鉱石粉末であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記マイナスイオン発生手段は、マイナスイオンを放射する電極であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記便器本体に供給する洗浄水に界面活性剤を混ぜることにより、底に溜まった洗浄水に泡立ちを生じさせたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記便器本体の底部にマイナスイオン発生部材を沈めたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、中空管状の座部の内部にマイナスイオン発生手段を設けたことにより、座部に吸い込まれた臭気がマイナスイオンによる消臭効果により、確実に消臭される。
請求項2記載の発明によれば、鉱石粉末をマイナスイオン発生手段として使用することにより、安価な構成の便座を得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、電子放射の電極でマイナスイオン発生手段を構成することにより、大量のマイナスイオンを発生させることができる。
請求項4記載の発明によれば、洗浄水に界面活性剤を混ぜることにより、洗浄水に泡立ちを生じさせて、臭気が外部に出るのを遮ることができる。
請求項5記載の発明によれば、便器本体の底部にマイナスイオン発生部材を沈めることにより、洗浄水の臭気を低減させることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の洋式便器に実施形態を示す正面図、図2は、縦断側面図である。
同図に示すように、洋式便器は、便器本体1と、上方に跳ね上げ可能の便座2とを備えている。便器本体1の後部には洗浄水を供給する給水管8が連結されている。なお、便座2の上部には図示しない蓋を有している。
便座2は、周囲に扁平な座部2aを有し、後部のヒンジ部13を介して便器本体1に回動可能に取り付けられている。座部2aは、扁平な管形状のもので、底板部の一部に便器本体1内に向けて開口するスリット状の開口部10が形成されている。そして、座部2aの内面にはマイナスイオンを発生する鉱石粉末3が塗布されている。マイナスイオンを発生する鉱石粉末としては、トリウム系列またはウラン系列の元素を含んだ低線量の鉱石粉末が好適に使用される。このような鉱石粉末3を溶剤に溶かして座部2aの内面に塗布している。
座部2aの後部の邪魔にならない箇所に排気管4が連結されている。排気管4にはモータ5により回転する排気ファン6が設けられている。
便器本体1の底部にはマイナスイオン発生部材7が載置されている。このマイナスイオン発生部材7は、トリウム系列またはウラン系列の元素を含んだ低線量の鉱石が用いられる。このマイナスイオン発生部材7の形状は任意であるが、便の通過の邪魔にならない程度の薄い平板型またはリング状が好ましい。
給水管8からは界面活性剤を混ぜた洗浄水を供給することにより、便器本体1の底に溜まった水に泡9を生じさせる。この泡9と、マイナスイオン発生部材7から出るマイナスイオンとの相乗効果により排便時における消臭効果を持たせることができる。
さらに、この泡9を潜り抜けた臭気は、開口部10から便座2内に吸引されて鉱石粉末3から出るマイナスイオンで消臭された後、排気管4から外部へ排気される。
図3は、便座2の他の実施形態を示す。この実施形態では、鉱石粉末に代えて、あるいは鉱石粉末とともに、座部2aの内部に電極11を取り付け、これに配線12から電流を供給してマイナスイオンを放射する、いわゆる電子放射方式を用いている。電極12は、必要に応じて複数個設けることにより、マイナスイオンの放射量を増加させることができる。
本発明の洋式便器の実施形態を示す正面図である。 同じく、縦断側面図である。 便座の他の実施形態を示す縦断側面図である。
符号の説明
1便器本体
2便座
2a座部
3鉱石粉末
4排気管
7マイナスイオン発生部材
10開口部
11電極

Claims (5)

  1. 便器本体と、該便器本体上に開閉自在に取り付けられた便座とを備えた洋式便器において、
    前記便座の周囲に形成されている座部を中空管状に形成し、該座部の裏側に前記便器本体内に向けて開口する開口部を形成し、該座部の内部にマイナスイオン発生手段を設け、該座部に排気管を連結したことを特徴とする洋式便器。
  2. 前記マイナスイオン発生手段は、マイナスイオンを発生する鉱石粉末であることを特徴とする請求項1記載の洋式便器。
  3. 前記マイナスイオン発生手段は、マイナスイオンを放射する電極であることを特徴とする請求項1記載の洋式便器。
  4. 前記便器本体に供給する洗浄水に界面活性剤を混ぜることにより、底に溜まった洗浄水に泡立ちを生じさせたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の洋式便器。
  5. 前記便器本体の底部にマイナスイオン発生部材を沈めたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の洋式便器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115688A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Wen Hsien Kao 衛生設備に泡洗浄用の泡を設ける方法

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