JP2007120268A - 水洗装置及び身体洗浄装置付き便器を具備する椅子 - Google Patents

水洗装置及び身体洗浄装置付き便器を具備する椅子 Download PDF

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Abstract

【課題】室内等で用いることができる水洗装置及び身体洗浄装置付き便器を具備する椅子を提供する。
【解決手段】底部に排出口61を有する便器6と、便器6に排泄された大便と小便とを分離する分離装置7と、分離装置7により分離された大便を微生物により分解する大便処理槽8と、前記分離装置7により分離された小便を処理する小便処理槽9と、を椅子Aの座部1の下部に備える。分離装置7は、便器6に排泄された小便を便器6の内壁62を伝って流れさせ、便器6の排出口61に連通し下方にラッパ状に広がり、底を有する小便受け容器71と、該小便受け容器71の底を貫通するとともに、その先端が前記小便受け容器71の内壁から離間するように設けられた大便案内筒75とを備える。大便案内筒75はシャッタ73により、通常閉となっており、大便使用時のみ開となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水洗装置及び身体洗浄装置付き便器を具備する椅子に関し、更に詳しくは、大便と小便を分離する分離装置と、分離された大小便をそれぞれ処理する処理槽付き便器を有する椅子に関する。
本発明の発明者は、以前、特許文献2記載の技術の存在を前提として、大便と小便とを分離するとともに、分離した大小便をそれぞれ速やかに処理することでメンテナンスが容易な循環式トイレを発明している(下記特許文献1参照)。
特許第3534732号公報
特許第3055773号公報
発明が解決しようとする課題
本発明は、上記発明を基礎としつつ、室内等で用いることができる水洗装置及び身体洗浄装置付き便器を具備する椅子を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段
そこで、上記課題を解決するための手段として、下記の手段を講じた。
請求項1記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、水洗装置及び身体洗浄装置付き便器6と、便器6の下部に配置され大便と小便を分離する分離装置7と、分離された小便を処理する小便処理槽9と、分離された大便を処理する大便処理槽8と、洗浄後及び処理後の水を排出する排水管Dと、を具備することを特徴とし、上記椅子が移動可能で、室内のいかなる場所でも使用可能にしたものである。
請求項2記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項1記載の手段において、底部に排出口61を有する便器6と、該便器6に排泄された大便と小便とを分離する分離装置7と、前記分離装置7により分離された大便を微生物により分解する大便処理槽8と、前記分離装置7により分離された小便を処理する小便処理槽9と、を椅子Aの座部1の下部に備え、前記分離装置7は、前記便器に排泄された小便を前記便器の内壁62を伝って流れさせると共に、前記便器6の排出口61に連通し下方にラッパ状に広がり、底を有する小便受け容器71と、該小便受け容器71の底を貫通するとともに、その先端が前記小便受け容器71の内壁から離間するように設けられた大便案内筒75とを備え、更に、前記便器6には、便器洗浄水供給孔を設けると共に身体洗浄用ノズルを進退可能に設け、更に、少なくとも上記身体洗浄用ノズルから洗浄水が噴出しているときに上記大便案内筒75を閉とする構成としたことを特徴とし、椅子が移動可能で、且つ、水洗・身体洗浄装置すきとしたものである。
請求項3記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項2記載の手段において、上記大便案内筒75を閉とする構成として、大便案内筒75にシャッタ73を付設したことを特徴し、小便・大便の分離を円滑なものとした。
請求項4記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項1乃至3記載のいずれかの手段において、小便処理槽9の処理済水を水洗装置に供給することを特徴し、処理済水の再利用を可能とした。
請求項5記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項1乃至4記載のいずれかの手段において、椅子Aの適宜個所に貯水槽5を配置し、該貯水槽5を水洗装置に連結することを特徴し、貯水槽5の設置を容易にした。
請求項6記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項1乃至5記載のいずれかの手段において、小便処理槽9と大便処理槽8とは、便器6の下部に配置することを特徴し、椅子下部空間の有効利用を実現した。
請求項7記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項5記載の手段において、上記貯水槽5は、背凭れ2に配置することを特徴し、背凭れ2内空間の有効利用を実現した。
請求項8記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項1〜7載のいずれかの手段において、床Fに対して移動・停止が選択可能に構成されていることを特徴し、椅子の移動・停止を容易にした。
請求項9記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項3記載の手段において、上記シャッタ73は、大便案内筒75に対して直線往復運動又は円周揺動運動することを特徴し、シャッタ73の作動を確実なものとした。
請求項10記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項3記載の手段において、上記シャッタ73は、大便案内筒75に対して観音開き方式で開閉運動することを特徴し、シャッタ73の動作を円滑とした。
請求項11記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項3記載の手段において、上記シャッタ73は、通常閉とし、大便時のみ、開とすることを特徴し、小便が大便処理槽8に混入することを極力少なくし、且つ、大便処理槽8から便器6への臭気の放散を小さくした。
請求項12記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、請求項3記載の手段において、上記シャッタ73の開動作は、大便スイッチの開操作、又は、大便の落下エネルギにより自動的に行われることを特徴し、操作を容易にし、又は、シャッタ73の作動を自動化させた。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明実施例の側面からみた説明図、図2は、同実施例の上面斜視図、図3は、同実施例の正面図、図4は同実施例のシャッタ部の水平説明図、図5は同実施例のシャッタ部の鉛直断面の説明図、図6は同実施例の大便処理装置の説明図、図7は同実施例の小便処理装置の説明図である。なお、以下に説明するに当たって、この発明の発明者の基本発明(特許第3534732号公報)と同一技術を用いている点はその点を指摘することで説明の重複を避けるために省略する。
(椅子A全体)
実施例に係る身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子Aは、脚部4、座部1、背凭れ2、肘掛3を具備し、更に、貯水槽5と、座部1の下部に、便器6と、大便と小便を分離する分離装置7と、分離された小便を処理する小便処理槽9と、分離された大便を処理する大便処理槽8と、洗浄後の水を排出する排水管Dと、を具備する。
便器6には、公知の水洗装置(図示せず)及び身体洗浄装置(図示せず)が付設されている。なお、更に便器内換気装置(図示せず)を追加してもよい。この便器内換気装置は、便器内の臭気を直接屋外に排出するものである。この場合は、便器内換気装置から吸引用の吸引パイプの連結が必要となる。本椅子は、外見上は通常の椅子と格別の相違はない。
(脚部4)
脚部4は木、金属、合成樹脂等のいずれか或いはこれらの組合せの素材から構成され、脚部4に支持されて、椅子Aの枠組みを構成する横枠41、縦枠42等からなり、座部1、背凭れ部2、肘掛3等の支持枠を構成している。また、上記脚部4は、全体として、床Fに対して移動・停止、又は水平に回転・固定可能とするりためにキャスタ、そのストッパ等を付設すれば、使用勝手が一層向上する(図示せず)。
(座部1)
座部1は、平面視方形状に形成され、座板11及びその上部に貼着されたクッション体12から構成され、これらは枠体の後枠41aを軸として上下に揺動自在に構成されている。そして、この座部1は、便器の蓋を構成し、また、座板11の直下部には、後述の便器6が配置される。
(背凭れ2)
本実施例では、背凭れ2は、脚部4に対して固定されている。しかし、リクライニング装置等により、その傾斜角度が自由に変更・固定できるようにしてもよく、更に、上部にヘッドレスト(図示なし)を付設してもよい。本実施例の特徴は、この背凭れ2に貯水槽5を設けている。なお、貯水槽5は、肘掛3下部等他の部分に配置してもよい。
(肘掛3・操作パネル31)
肘掛3は、座部1の左右の両横枠41に立設されるが、この実施例の肘掛3の上部には、水洗装置及び身体洗浄装置の操作パネルが配置される。該操作パネル31には、水洗装置用としてスイッチ(図示せず)が1つ設けられ、身体洗浄装置用として、公知の装置と同様のスイッチ(図示せず)が設けられる。また、必須の構成要件として、大便スイッチ33が設けられている。なお、操作パネル31は、水洗装置用操作パネルと身体洗浄装置用操作パネルとして、左右の肘掛に別々に設けることもできる。
(便器6)
図1に示すように、便器6には、その底部の大便の落下位置に排出口61を有し、落下する大便が、可能な限り便器の内面に接触しないようにする。小便は、便器6の内面を伝って排出口61の周部から落下することになる。
なお、使用中には、水洗装置の洗浄水が流され続けるように設定してもよい。そして、この場合は、便座64に着座中は、スイッチオンとなるように自動化することが望ましい。
(分離装置7)
便器6の下部に配置される分離装置7について説明する。
該分離装置7は、便器6に排泄された小便を前記便器6の内壁を伝って流れさせる小便案内部74と、便器6の排出口61に連通するとともに下方にラッパ状に広がり前記小便受け容器71の底を貫通するとともに、その先端が前記小便案内部74の内壁から離間するように設けられた大便案内筒75が設けられている。小便案内部74は、図1に示すように、便器2の内周に沿って環状に設けられ、便器2の内壁に向かって傾斜し且つ便器2の内壁と所定幅離間している。
大便案内筒75は、小便受け容器71の底を貫通するように設けられているので、小便受け容器71の底にたまった小大便案内筒75に流れ込むことがない。また、大便案内筒75は、その先端が小便受け容器1の内壁から離間するように設けられているので、小便受け容器71の内壁を伝わって小便が流れ落ちるのを妨げない。
さらに、大便案内筒75は、その径が便器6の排出口61の径にほぼ等しく、排出口61の直下に設けられるので、便器6に排泄された大便(トイレットペーパーを含む)は排出口61から直接、大便案内筒75に落下する。大便案内筒75に落下した大便は、大便案内筒75の下方に設けられた大便処理槽8に貯留され、処理される。
(シャッタ73)
大便案内筒75の上端部、即ち、大便が落下する入り口に、便器洗浄水や身体洗浄水が大便案内筒75内に落下しないように、自動開閉のシャッタが設けられる(図示せず)。
しかし、本実施例では、シャッタ73は、特に、図4,5に示すように、大便案内筒75の下部近傍に進退するようにシャッタ開閉部78のモータ10aによる駆動により、シャッタ案内レール79を用いて進退・往復するようにして開閉させる。モータ10aによる開閉駆動は、上記大便スイッチ33と連動する。
したがって、通常、シャッタ73は閉となっており、大便のときは、大便スイッチ33をオン操作する。この大便スイッチ33のオン操作により、シャッタ73が開となり、大便は大便案内筒75を介して大便処理槽8に至る。その後、大便スイッチ33のオフ操作により、シャッタ73が閉となり、大便案内筒75は閉止される。
即ち、便器洗浄水や身体洗浄水のいずれかが作動(噴出)している間も含めて、シャッタ73を閉とすることで、これらの落下水が大便案内筒75の内部に入らないようにしている。また、このシャッタ73は、大便案内筒75と気密性を高くして摺接させることで、大便処理層8からの臭気が外部(便器6内)に漏れることを少なくする作用もある。また、大便案内筒75と大便処理槽8との間にはゴム製のパッキングが設けられ、臭いが外に漏れるの防ぐとともに、メンテナンス時に大便処理槽8を取り外す作業を容易にしている。
(シャッタ73の別例)
シャッタ73は、上記のように、案内レール79等を用いて進退・往復するようにして開閉させる他、例えば、うちわ状のシャッタを水平面内において、往復揺動するようにすることで構成を簡略化することができる。
(小便使用の場合)
便器2に排泄された小便(洗浄水を含む、以下同じ)は、小便案内板63に一旦せき止められて、隙間から少量ずつ流れ落ちるので、排出口61に一期に落下することなく、便器6及び小便案内部74の内壁を伝わり落ちる。
小便が排泄される方向は男女によって異なるが、洗浄水案内板63は便器6の内周に沿って環状に設けられているのでこれに対応することができる。また小便は内壁62の一部分にのみ排泄されるが、内壁62に案内されて便器6の内周に沿って行き渡るので、すみやかに流れ落ちる。小便受け容器71は便器6の排出口61に連通するとともに下方にラッパ状に広がり、底を有する。
小便受け容器71の内壁を伝わって流れ落ちた小便は小便受け容器71の底にたまる。小便受け容器71の底にたまった小便は、小便受け容器71に連通する小便排出樋76を通って小便処理槽9へ送られる。
(大便処理槽8)
上記分離装置7により分離された大便を微生物により分解する大便処理槽70については、先の特許発明(特許第3534732号公報記載)の技術と基本的に同じである。
使用する処理用資材は、例えば、分解菌A(粉体500g),B(液体250cc)と菌床(木材チップ10リットル)とを混合したもの「入手先:株式会社ウィルテック研究所.佐賀県」が、更に、望ましい。なお、分解菌Aとは、主として好気性芽胞菌の一種でバチルス属に属し、有機物(特に、澱粉、たんぱく質)の分解力が強い微生物である。また、分解菌Bとは、土壌中から発見した菌群で、匂いのもととなっている物質や有機物を分解・除去する微生物である。
大便処理槽8では、撹拌翼が回転しており、微生物により大便を炭酸ガスと水に分解する。つまり、この分解に必要な空気を供給するために、大便処理槽8内には攪拌装置81が設けられている。この分解で生じた炭酸ガスは空気中に放出され、水分は小便処理槽9へ送られる。
なお、本実施例では、大便処理槽8に、小便や洗浄水がほとんど混入しないため、微生物による処理が円滑に進行する。
(処理剤)
大便処理槽8の内部には、微生物カートリッジ(図示せず)が設けられている。微生物カートリッジは、多数の孔を有する容器に菌床が収納されており、菌床は多孔質のセラミックからなる。この微生物カートリッジを設けたことにより、大便処理槽8内の微生物の寿命が延びるので、長期に渡って、メンテナンスフリーで使用できる。
この微生物カートリッジに加えて、本実施例の大便処理槽8には、所定の時間間隔で所定量の微生物を自動的に補充する微生物補充装置(図示せず)を備えている。なお、微生物補充装置は、先の特許発明の説明を以ってかえる。
(小便処理槽9)
前記分離装置7により分離された小便を浄化する小便処理槽9は、図4,5に示すように、小便受け容器71から小便排出樋76を介して導入される。その小便処理槽9は直方体形状の容器からなり、小便の流れ方向(小便排出樋76の方向)に小便を浄化する浄化材91が横断的に上下交互に隙間を形成しながら複数個(図では4個)、配置される。
(浄化材91)
浄化材91としては、銅繊維が用いられる。この浄化材91の銅繊維は、銅の繊維状物からなり、太さ:50μmm、長さ:40mmのものが好ましく、例えば、コデラカプラン株式会社(所在地:新潟県三条市)製の「銅ファイバー」を用いることができる。したがって、小便は浄化材91により浄化される。この浄化によって、小便は殺菌される。
(浄化水再利用)
なお、小便処理槽7により浄化された小便は便器2を洗浄する洗浄水として還流させることができる。しかし、そのまま排出することも可能である。
(使用方法)
次に、使用方法を図面に従って説明する。
本実施例のかかる身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子は、通常は、室内に椅子として日常的に使用が可能である。また、便器の使用時は、適宜必要に応じて電気コード、給水管C、排水管D等を椅子側のコンセントE,管連結部(図示なし)等に連結する。また、非使用時において、連結したままであてもよい。
便器6の使用に際しては、椅子Aから立ち上がって、便器6の蓋板11を持ちあげ、便座64に座ることで、水洗装置が作動する(水洗状態となる)。また、用便が済み、便座64から立ち上がることで、水洗装置が停止する(水洗状態停止)。
しかし、別例の場合は、便器6付設の座板64に座った後、肘掛3に設けられている操作パネル31の用便スイッチ(図示せず)をオンする。排便が済んだ時点で、用便スイッチをオフする。したがって、この間のみ、便器洗浄水は流れていることになる。また、大便のときは、大便スイッチ33を更にオン操作する。この大便スイッチ33のオン操作により、シャッタ73が開となり、大便は大便案内筒75を介して大便処理槽8に至る。その後、大便スイッチ33のオフ操作により、シャッタ73が閉となり、大便案内筒75は閉止される。用便が済んだ段階で、用便スイッチをオフとすることで、便器洗浄水の流出は停止する。
本発明は、身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子の発明であるが、通常の便器としても使用が可能であることはいうまでもない。
本発明実施例の側面からみた説明図。 同実施例の上面斜視図。 同実施例の正面図。 同実施例のシャッタ部の水平説明図。
同実施例のシャッタ部の鉛直断面の説明図。 同実施例の大便処理槽の説明図。 同実施例の小便処理槽の説明図。
符号の説明
A:椅子 B:洗浄水供給管 C:給水管 D:排水管 E:コンセント F:床
1:座部 11:蓋板 2:背凭れ
3:肘掛 31:操作パネル 33:大便スイッチ 34:ハンドル
4:脚部 41:横枠 41a:後枠 42:縦枠 5:貯水槽
6:便器 61:排出口 62:内壁 63:小便案内板 64:座板(便座)
7:分離装置 71:小便受け容器 73:シャッタ
74:小便案内部 75;大便案内筒 76:小便排出樋 77:位置調整ビス
78:シャッタ駆動部 79:シャッタ案内レール
8:大便処理槽 81:撹拌装置
9:小便処理槽 91:浄化材
10:モータ 10a:シャッタ開閉用モータ

Claims (12)

  1. 水洗装置及び身体洗浄装置付き便器6と、便器6の下部に配置され大便と小便を分離する分離装置7と、分離された小便を処理する小便処理槽9と、分離された大便を処理する大便処理槽8と、洗浄後及び処理後の水を排出する排水管Dと、を具備することを特徴とする身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  2. 底部に排出口61を有する便器6と、該便器6に排泄された大便と小便とを分離する分離装置7と、前記分離装置7により分離された大便を微生物により分解する大便処理槽8と、前記分離装置7により分離された小便を処理する小便処理槽9と、を椅子Aの座部1の下部に備え、
    前記分離装置7は、前記便器に排泄された小便を前記便器の内壁62を伝って流れさせると共に、前記便器6の排出口61に連通し下方にラッパ状に広がり、底を有する小便受け容器71と、該小便受け容器71の底を貫通するとともに、その先端が前記小便受け容器71の内壁から離間するように設けられた大便案内筒75とを備え、更に、
    前記便器6には、便器洗浄水供給孔を設けると共に身体洗浄用ノズルを進退可能に設け、更に、少なくとも上記身体洗浄用ノズルから洗浄水が噴出しているときに上記大便案内筒75を閉とする構成としたことを特徴とする請求項1記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  3. 上記大便案内筒75を閉とする構成として、大便案内筒75にシャッタ73を付設したことを特徴とする請求項2記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  4. 小便処理槽9の処理済水を水洗装置に供給することを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  5. 椅子Aの適宜個所に貯水槽5を配置し、該貯水槽5を水洗装置に連結することを特徴とする請求項1乃至4記載のいずれかの身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  6. 小便処理槽9と大便処理槽8とは、便器6の下部に配置することを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれかの身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  7. 上記貯水槽5は、背凭れ2に配置することを特徴とする請求項5記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  8. 床Fに対して移動・停止が選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜7載のいずれかの身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  9. 上記シャッタ73は、大便案内筒75に対して直線往復運動又は円周揺動運動することを特徴とする請求項3記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  10. 上記シャッタ73は、大便案内筒75に対して観音開き方式で開閉運動することを特徴とする請求項3記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子
    水。
  11. 上記シャッタ73は、通常閉とし、大便時のみ、開とすることを特徴とする請求項3記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
  12. 上記シャッタ73の開動作は、大便スイッチの開操作、又は、大便の落下エネルギにより自動的に行われることを特徴とする請求項3記載の身体洗浄装置及び水洗装置付き便器を具備する椅子。
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