JP2006094845A - 酵母菌を用いた低カロリー・ペットスナック - Google Patents

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Abstract

【課題】しつけや間食時に投与する従来のペット用スナックは、栄養の過摂取となる。栄養過摂取を軽減するために、たとえば食物繊維源を多く配合し高繊維化する方法なども可能ではあるが、一時的にはコレステロール値の増加を停滞させることはできても、中長期に給与すると、極度の嗜好性不良になり本来の目的を達成できないことが多い。
【解決手段】原材料全てを植物性由来の材料とし、酵母を活性化させ、小麦粉等穀物粉および諸原料と所定量の水分を加え、適正な温度を保ちながら十分に練混ぜ生地を得る。所定の醗酵時間を置き伸延し、犬種に応じた形状に成型した後に焼成する。これらの工程で、低カロリー化を植物性由来の材料で実現させ、小麦粉等の穀物紛による伸延性の生地により、密実な表面と気泡性に富んだ内実部との、内外の硬度差がある製品を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、穀物紛等の植物由来の原料を用い、表面強度を持つ低カロリーの汎用ペット用スナックに関する。
近年、ペットブームを反映して、様々なペットフードが広く普及し、ドッグフードについても多種多様に差別化されたドッグフードが開発され、市販されている。
その多くは、原料を練り加熱し、押し出し成型後、所定の形状に切断した後、焼成あるいは油で揚げまたは乾燥といった工程で製造される事から表面と内部は同質である。またその製法過程においてパンと同系の工程を経ているものはない。すなわち、目的別に酵母を用い醗酵させ焼成させている製品はない。またその多くは最終加熱段階において油揚げする事で、よりカロリーが高くなっている。
ペットには、水、タンパク質、炭水化物、脂肪、ミネラルおよびビタミンを混合したバランスのとれた飼料を与える必要がある。また、ペットの飼い主はしつけやストレス発散などの嗜好目的に作られた種々のスナック飼料を犬に日常的に与えている。
従来の主食とさせているドッグフードは、必要最小限の投与量によって育成あるいは体調の維持を目的にしている事から、富栄養化され濃厚食傾向になり、また高濃度餌から得られる、糞量の減少効果などから、後始末の軽減を期待させている。それゆえに、しつけ時や間食などに与えるペットスナックは、余剰栄養となるためにその投与量は最小限に制限されている。
ペットスナックにおいては、好物材料による高嗜好食とすると、動物は過食並びに高コレステロール血症となり易く、現在までのところその有効な解決策については何等なされていないのが現状である。
したがって、良好な健康に必要な栄養分のバランスを保ちながら、ペットの飼い主が犬にし好物として与えることができるペットスナック製品を提供することが望まれている。
主食となるそれらのドッグフードに関しては、その動物の種類や年齢に応じた投与量が指定されている。それゆえに、しつけや間食時に投与する従来のペットスナックは、栄養の過摂取となる。
また、たとえば食物繊維源である米ぬか油粕やふすまなどの糟糠類やアルファルファやコーングルテンフィードなどの製造粕類を多く配合し高繊維化することによって、あるいは原料由来の脂肪分も極力少なくし、高繊維食化するという方法なども可能ではある。
しかし、このようなペットスナックは、一時的にはコレステロール値の増加を停滞させることはできても、中長期に給与すると、極度の嗜好性不良の結果、却って飼い主が根負けして投与を中断してしまい、本来の目的を達成できないことになることが多い。
また形状に関しても本来はペットが好む形状や食感であることが望まれるのだが、製造のしやすい形状や、骨型など人間の思い入れや嗜好に偏っての形状が流通している。
本発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
犬の噛む嗜好性と遊戯性を基に、嗜好性不良にならない形状と材質でありながら、低カロリーで健康に良いペットスナックを得る。
原材料を、小麦粉等穀物粉末・粉末フスマ・豆乳・オカラ・植物性油脂・ゴマ・イースト・ヤーコン・麦芽糖・ミネラル成分を、基本的な材料配合とする。イーストを活性化させ、小麦粉等穀物粉および諸原料と所定の水分量を加え、適正な温度を保ちながら十分に練混ぜ生地を得る。所定の醗酵時間を置き伸延し、犬種に応じた形状に成型した後に焼成する。
これらの工程で得られたものは、小麦粉等の穀物紛生地による伸延性に富んだ特性により、図1のような密実な表面による強度と気泡性に富んだ内実部を併せ持つ成果が得られる。
ペットスナックとしては、これら小麦粉等の穀物紛に酵母菌を配合し、パン製造と同様の工程を経て製造する事は、一般的にコスト高となるがゆえに、看過されてきた。しかし、本発明が解決しようという課題解決のため数種の製法実験と嗜好性実験から得た結果、表面強度と内部強度の差を特徴し、また低カロリー化を植物性由来の材料で構成させる事で満足させる事を、専ら小麦粉等の穀物紛と酵母を配合する事を特徴とするパン製法の応用で実現させるに至った。
また、本発明の第1の実施形態として、犬種別に、体力による噛み応えの表面強度と形状、及び間食用のペットスナック、あるいは主食用のドッグフードなどの目的別によって、生地の配合等で調整することが出来る。
また、本発明の第2の実施形態として、穀物紛として配合している小麦粉を、トウモロコシや米紛等穀物全般の粉末あるいは糖質化が可能な農作物全般と互換させその配合割合は任意に設定できる。
また、本発明の第3の実施形態として発泡性に富んだ〔図1〕の3の内実部を得るために別途製造したパン等の二次加工品に、強度を得るための外皮材を面状に伸延し包む、あるいは吹き付け塗布やコーティングして成型した後、焼成あるいは高温度の温風で乾燥させて目的の製品を得る事も可能である。または、伸延性に富む生地に空気を注入し、〔図1〕の3である内部を空洞化させた製品も可能とする。さらに、主食目的のドッグフードを製造する場合には、〔図1〕の3の内実部を栄養に富んだ飼料とする事も可能とする。
本発明は、純植物性原材料による低カロリーで噛み応え等の食感で満足させるペットスナックを提供することにより、栄養過多を心配することなくしつけ等の必要な機会に与えることを可能にする。
本発明は、内部まで同程度の硬度のペットスナックとは異なり、内部の気泡部分と成型された表皮の硬度差が大きく、表皮の一部が錐状の歯で突き破る事ができれば、後は容易に噛み砕く事が出来るため、犬が本能的に持つ噛む習性の達成感と、食する満足感がリズム感よく得られる為に、飽きる事がない。
大中小各種の体系の犬種に通常通りのドッグフードを与えながら、通常の運動量を行いながら、得た製品を1ヶ月の間与えつづけ、体重・飽き・興味の度合いなどを観察したところ、最初に与えた時期と比較し嗜好性の低下及び体重の増加は見られなかった。むしろ、投与を中断後、頻繁に噛む欲求の対象を他の物に向ける事から、その欲求を満足させる効果を有していた実証となった。
また、犬が積極的に噛み、歯が適度な硬度の表皮を突き破る動作を通じて、歯茎も刺激し血行を良くすることができ、更に顎も鍛錬されて強くなると共に歯も丈夫になり、併せてストレスの解消にもなる。そしてこれを時々与えることにより、虫歯を防ぐと共に歯槽膿漏を防ぎ、更に顎を強くすると共に歯を丈夫にすることができるという効果も達成することができる。
また、一般的に原料の全てを植物由来の材料を用いた場合には、最後に油揚げする工程が見られるが、本発明は湯揚げすることなく調理することで整腸効果のある低カロリーの製品を得ることが出来る。
原材料を、小麦粉等穀物粉末95%・粉末フスマ5%・豆乳10%・オカラ10%−20%・植物性油脂3%・ゴマ3%−10%・イースト2%・ヤーコン1%・麦芽糖1%ミネラル成分1%を、基本的な材料配合とし、イーストを所定の温度の液等に溶解し活性化させ、小麦粉等穀物粉および諸原料と所定の水分量を加え、温度を27−28度で保ち10−15分練混ぜ静置して1次醗酵生地を得る。30分から50分の1次醗酵期間を置き、棒状に伸延し、図2あるいは図3のように所定の犬種に応じた形状に切断し成型した後に焼成する。
焼成された成分は乾物重量比で、炭水化物20.0−50.0%、植物性タンパク質5.0−20%・植物性繊維5.0−25.0%・脂肪0.001−15.0%・ビタミンおよびミネラル分(カルシューム・マグネシウム・カリウム・その他等)0.001−5.0%となるが、内実部は気泡性あるいは空洞であるので、見かけの大きさと噛む満足度に比べ摂取量は抑制することができる。
ペットスナック断面である。 ペットスナック形状の1である。 ペットスナック形状の2である。
符号の説明
1 密実な表皮
2 段階的に気泡を含む層
3 低密度の内実部
4 断面図切断位置

Claims (4)

  1. 表皮と内実部との硬度差を特徴とする、間食用ペットスナック、および主食用ドッグフード
  2. 専ら、小麦粉等穀物紛と酵母菌を用いた生地を、醗酵後焼成させたことを特徴とする間食用ペットスナック、および主食用ドッグフード
  3. 使用材料全てを植物由来成分とする事を特徴とする間食用ペットスナック
  4. 低カロリー化を目的にした事を特徴とする間食用ペットスナック
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102119764A (zh) * 2010-01-12 2011-07-13 尤妮佳股份有限公司 宠物食品及宠物食品的制造方法
US20160219902A1 (en) * 2015-01-29 2016-08-04 Wenzhou Yuxiang Pet Product Co., Ltd. Leavened chew bone for pets and method for preparing the same

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