JP2006094287A - 可変指向性アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 4方向に指向性を切り替えられる新規な可変指向性アンテナ装置を提供する。
【解決手段】 第1のアンテナ31と第1のアンテナ31に装荷された第1の容量手段32とからなる第1の装荷アンテナ30と、第1のアンテナ31と離間して配置された第2のアンテナ41と第2のアンテナ41に装荷された第2の容量手段42とからなる第2の装荷アンテナ40とを備え、第2の容量手段42の容量値を切り替えることによって第2の装荷アンテナ40の電気長を第1の装荷アンテナ30の電気長よりも長く又は短く又は等しくなるように3段階に切り替えるように構成し、第1の装荷アンテナ30の電気長と第2の装荷アンテナ40の電気長とを等しくしたときに第1の装荷アンテナ30で受信した信号と第2の装荷アンテナ40で受信した信号とを合成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、指向性を切り替えることの可能な可変指向性アンテナ装置に関する。
図4、図5に従って従来の可変指向性アンテナ装置を説明する。図4において、第1のアンテナ10は、使用する周波数に共振するλ/2の電気長を有し、2本の棒状導体にて形成されたダイポールアンテナであり、給電部11を介して無線装置12に接続される。無線装置12は、送信装置16、受信装置17、及び送受信時のアンテナを共用するためのアンテナ共用器18からなり、第1のアンテナ10は給電部11からアンテナ共用器18を介して送信装置及び受信装置17に接続される。
受信装置17は、受信電界強度に応じた電圧を出力し、制御回路15に設けられたA/Dコンバータ19に接続され、A/Dコンバータ19の出力をCPU20に接続する。第2のアンテナ13も2本の棒状導体にて形成されたダイポールアンテナの構造を有し、第1のアンテナ10から少し隔てて平行に配置され、可変インピーダンス回路14に接続される。
可変インピーダンス回路14は図5に示す如く、可変容量ダイオード21、コンデンサ22、コイル23、高周波チョークコイル24からなる。第2のアンテナ13は、コイル23、コンデンサ22、可変容量ダイオード21と直列に接続され、高周波チョークコイル24を介して制御回路15内のD/Aコンバータ25の出力側に接続される。D/Aコンバータ25の入力側は、CPU20に接続される。また、CPU20はメモリ26に接続される。
可変容量ダイオード21の両端にかかる電圧が低いときには(D/Aコンバータ25の出力電圧V1)は、可変容量ダイオード21の容量性のために第2のアンテナ13は電気長が本来の電気長よりも短くなって導波器として動作し、第2のアンテナ13側に強い放射電界が得られる。また、電圧を上げて行くと(V2)可変容量ダイオード21の容量値が減少してするために第2のアンテナ13は電気長が長くなって反射器として動作し、第1のアンテナ10側に強い放射電界が得られる。第2のアンテナ13を導波器及び反射器として動作するときのD/Aコンバータ25の出力電圧V1、V2に対応するデータD1、D2は予めメモリ26に格納しておく。
まず、CPU20は第2のアンテナ13が導波器となるようにメモリ26のデータD1を選択してD/Aコンバータ25の出力電圧をV1とする。その時の受信電波の電圧(第1の電界強度データ)をA/Dコンバータ19を介してCPU20に取り込み、メモリ26に格納する。次に、第2のアンテナ13が導波器となるようにメモリ26のデータD2を選択してD/Aコンバータ25の出力電圧をV2とする。その時の受信電波の電圧(第2の電界強度データ)をA/Dコンバータ19を介してCPU20に取り込み、メモリ26に格納する。CPU20は第1の電界強度データと第2の電界強度データの比較を行い、その比較から第2のアンテナ13を導波器又は反射器として動作するように設定する(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3399545号公報(第1図、第2図)
従来の可変指向性アンテナ装置は、第1のアンテナ側又は第2のアンテナ側の2方向だけにしか指向性がないので、たえず進行方向が変わる移動体に搭載した場合には満足する電界強度が得られないという欠点がある。
本発明は4方向に指向性を切り替えられる新規な可変指向性アンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明の第一の解決手段として、第1のアンテナと前記第1のアンテナに装荷された第1の容量手段とからなる第1の装荷アンテナと、前記第1のアンテナと離間して配置された第2のアンテナと前記第2のアンテナに装荷された第2の容量手段とからなる第2の装荷アンテナとを備え、前記第2の容量手段の容量値を切り替えることによって前記第2の装荷アンテナの電気長を前記第1の装荷アンテナの電気長よりも長く又は短く又は等しくなるように3段階に切り替えるように構成し、前記第1の装荷アンテナの電気長と前記第2の装荷アンテナの電気長とを等しくしたときに前記第1の装荷アンテナで受信した信号と前記第2の装荷アンテナで受信した信号とを合成した。
また、第2の解決手段として、前記第1の容量手段には前記第1のアンテナと接地間に介挿された第1の可変容量ダイオードを設けると共に、前記第2の容量手段には前記第2のアンテナと接地間に介挿された第2の可変容量手段を設け、前記第1の可変容量ダイオードと前記第2の可変容量ダイオードとにこれらの容量値を変えるための同一の電圧を印加した。
また、第3の解決手段として、前記第1の容量手段には前記第1の可変容量ダイオードと接地間に介挿された第1の容量素子を設け、前記第2の容量手段には前記第2の可変容量ダイオードと接地間に介挿された第2の容量素子と、第1の開閉手段を介して前記第2の容量素子に並列接続された第3の容量素子と、第2の開閉手段を介して前記第2の容量素子に並列接続された第4の容量素子とを設け、前記第2の容量素子と前記第3の容量素子との各容量値の和を前記第1の容量素子の容量値と等しくし、前記第1及び第2の開閉手段を共にオン、又は共にオフ、又は前記第1の開閉手段をオンとすると共に前記第2の開閉手段をオフとした。
また、第4の解決手段として、出力端が受信回路に結合された切替手段と、出力端と二つの入力端とを有する合成手段と、前記第1の装荷アンテナと前記合成手段の一方の入力端との間に接続された第3の開閉手段とを設け、前記合成手段の他方の入力端を前記第2の装荷アンテナに結合し、前記第1及び第2の開閉手段を共にオン又はオフにしたときに前記第3の開閉手段をオフにすると共に、前記切替手段の出力端を前記第1の装荷アンテナに結合し、前記第1の開閉手段をオンとすると共に前記第2の開閉手段をオフとしたときに前記第3の開閉手段をオンとすると共に、前記切替手段の出力端を前記合成手段の出力端に結合した。
また、第5の解決手段として、少なくとも前記第1の装荷アンテナをUHF帯域に共振させた。
第1の解決手段によれば、第1の容量手段を有する第1の装荷アンテナと、第2の容量手段を有する第2の容量手段とからなる第2の装荷アンテナとを備え、第2の容量手段の容量値を切り替えることによって第2の装荷アンテナの電気長を第1の装荷アンテナの電気長よりも長く又は短く又は等しくなるように3段階に切り替えるように構成し、第1の装荷アンテナの電気長と第2の装荷アンテナの電気長とを等しくしたときに第1の装荷アンテナで受信した信号と第2の装荷アンテナで受信した信号とを合成したので、第2の装荷アンテナの電気長を第1の装荷アンテナの電気長よりも短くするか長くすることによって、導波器又は反射器として動作させ、第2のアンテナ側又は第1のアンテナ側に強い放射電界が得られる。電気長を等しくすれば、二つのアンテナの並び方向に直角な方向に強い放射電界が得られる。よって、4方向に向いた放射電界がえられるので、移動体受信機に好適なアンテナ装置とすることができる。
また、第2の解決手段によれば、第1の容量手段には第1のアンテナと接地間に介挿された第1の可変容量ダイオードを設けると共に、第2の容量手段には第2のアンテナと接地間に介挿された第2の可変容量手段を設け、第1の可変容量ダイオードと第2の可変容量ダイオードとにこれらの容量値を変えるための同一の電圧を印加したので、各装荷アンテナの共振周波数を連続して可変することでテレビジョン放送のように広帯域に跨る信号を受信できる。
また、第3の解決手段によれば、第1の容量手段には第1の可変容量ダイオードと接地間に介挿された第1の容量素子を設け、第2の容量手段には第2の可変容量ダイオードと接地間に介挿された第2の容量素子と、第1の開閉手段を介して第2の容量素子に並列接続された第3の容量素子と、第2の開閉手段を介して第2の容量素子に並列接続された第4の容量素子とを設け、第2の容量素子と第3の容量素子との各容量値の和を第1の容量素子の容量値と等しくし、第1及び第2の開閉手段を共にオン、又は共にオフ、又は第1の開閉手段をオンとすると共に第2の開閉手段をオフとしたので、第2の装荷アンテナの電気長を第1の装荷アンテナの電気長よりも短く又は長く又は等しくすることができる。
また、第4の解決手段によれば、出力端が受信回路に結合された切替手段と、出力端と二つの入力端とを有する合成手段と、第1の装荷アンテナと合成手段の一方の入力端との間に接続された第3の開閉手段とを設け、合成手段の他方の入力端を第2の装荷アンテナに結合し、第1及び第2の開閉手段を共にオン又はオフにしたときに第3の開閉手段をオフにすると共に、切替手段の出力端を第1の装荷アンテナに結合し、第1の開閉手段をオンとすると共に第2の開閉手段をオフとしたときに第3の開閉手段をオンとすると共に、切替手段の出力端を合成手段の出力端に結合したので、受信回路には常に大きな電界強度の信号を入力できる。
また、第5の解決手段によれば、少なくとも前記第1の装荷アンテナをUHF帯域に共振させたので、テレビジョン信号の受信に好適なアンテナ装置が得られる。
図1及び図2を参照して本発明の可変指向性アンテナ装置を説明する。第1の装荷アンテナ30は、第1のアンテナ31と、第1のアンテナ31に装荷された第1の容量手段32とから構成される。第1の容量手段32は第1のアンテナ31の一端と接地間に接続され、第1のアンテナの31の一端にアノードが接続された第1の可変容量ダイオード32aと、そのカソードと接地間に接続された第1の容量素子32bとからなる。第1の可変容量ダイオード32aのアノードは抵抗33によって直流的に接地される。
また、第2の装荷アンテナ40は、第1のアンテナ31と離間して配置された第2のアンテナ41と、第2のアンテナ41に装荷された第2の容量手段42とから構成される。第2の容量手段42は第2のアンテナ41の一端と接地間に接続され、第2のアンテナの41の一端にアノードが接続された第2の可変容量ダイオード42aと、そのカソードと接地間に接続された第2の容量素子42bと、第1の開閉手段42cを介して第2の容量素子42bに並列接続された第3の容量素子42dと、第2の開閉手段42eを介して第2の容量素子42bに並列接続された第4の容量素子42fとからなる。第2の可変容量素子42aのアノードは抵抗43よって直流的に接地される。
第1の可変容量ダイオード32aのカソードと第1の容量素子32bとの接続点は、切替手段50の一方の入力端に結合されると共に、第3の開閉手段51を介して合成手段52の一方の入力端に結合される。また、第2の可変容量ダイオード42aのカソードと第2の容量素子42bとの接続点は合成手段52の他方の入力端に結合される。合成手段52の出力端は切替手段50の他方の入力端に接続される。そして、切替手段50の出力端が受信回路53に結合される。受信回路53は、例えばUHFチューナ等で構成される。
第1の装荷アンテナ30と第2の装荷アンテナ40において、第1のアンテナ31と第2のアンテナ41とは同じ電気長を有し、第2の容量素子43bの容量値と第3の容量素子42dの容量値との和は第1の容量素子32bの容量値と等しい。また、第1の可変容量ダイオード32aと第2の可変容量ダイオード42aとは同じ特性を有する。そして、第1の可変容量ダイオード32aのカソードと第2の可変容量ダイオード42aのカソードには同じ値の同調電圧Vtが印加される。この同調電圧は変えられるようになっている。
図2は第1のアンテナ31及び第2のアンテナ41の軸方向に対して直角となる面での第1の装荷アンテナ30と第2の装荷アンテナによる放射電界強度の指向性を示し、図中、M及びSはそれぞれ第1のアンテナ31と第2のアンテナ41の位置を示す。
ここで、第1の開閉手段42cと第2の開閉手段42eとが共にオフ(オープン)であれば、第2の装荷アンテナ40の共振周波数は第1の装荷アンテナ30の共振周波数よりも高くなり、第2の装荷アンテナ40の電気長は第1の装荷アンテナ30の電気長よりも短くなる。よって、第2の装荷アンテナ40は導波器として作用し、放射電界強度は図2Cに示すように、第2のアンテナ41側(S側)が大きくなる。この場合は、第3の開閉手段51はオフとされ、切替手段50の出力端は一方の入力端(第1の装荷アンテナ30側)に切り替えられる。
また、第1の開閉手段42cと第2の開閉手段42eとが共にオン(ショート)であれば、第2の装荷アンテナ40の共振周波数は第1の装荷アンテナ30の共振周波数よりも低くなり、第2の装荷アンテナ40の電気長は第1の装荷アンテナ30の電気長よりも長くなる。よって、第2の装荷アンテナ40は反射器として作用し、放射電界強度は図2Bに示すように、第1のアンテナ31側(M側)が大きくなる。この場合も、第3の開閉手段51はオフとされ、切替手段50の出力端は一方の入力端(第1の装荷アンテナ30側)に切り替えられる。
さらに、第1の開閉手段42cがオン、第2の開閉手段42eがオフであれば、第1の装荷アンテナ30と第2の装荷アンテナ40は同じ共振周波数となる。よって第2の装荷アンテナ40の電気長は第1の装荷アンテナ30の電気長と等しくなる。この場合は、第1の装荷アンテナ30で受信した信号と第2の装荷アンテナ40で受信した信号とを合成することで、第1のアンテナ31側の放射電界と第2のアンテナ41側の放射電界とが抑圧され、図2Aに示すように、第1のアンテナ31の位置と第2のアンテナ41の位置とを結ぶ線に直角となる方向に放射電界強度が大きくなる。従って、この場合は、第3の開閉手段51はオンとし、切替手段50の出力端は他方の入力端(合成手段52側)に切り替えられる。
従って、4方向に指向性を有するように切り替えられるので、移動体に搭載することでテレビジョン信号等の受信に好適なアンテナ装置が実現できる。
また、第1の装荷アンテナ30と第2の装荷アンテナ40とにそれぞれ第1の可変容量ダイオード32a、第2の可変容量ダイオード42aを備えているので、同調電圧を変化することによって各装荷アンテナ30、40の共振周波数が連動して変化する。従って、受信周波数を変えても、図2の放射電界強度のパターンをそのまま維持できるる
図3は第1乃至第3の開閉手段42c、42e、51と切替手段50の開閉、切替を自動的に制御するための制御回路の構成を示す。この制御回路は図示の如く、検波回路61、A/D変換器62、テンポラリレジスタ63、CPU64、MAXデータレジスタ65、データ切替スイッチ66、アンテナ制御回路67等を有する。CPU64は比較手段を有する。また、アンテナ制御回路67はCPU64からのデータによって第1乃至第3の開閉手段42c、42e、51及び切替手段50を制御する。
以下の制御方法の説明においては、第2の装荷アンテナ30の共振周波数が第1の装荷アンテナ40の共振周波数に等しい場合をAモード、第1装荷アンテナ30の共振周波数よりも低い場合(第2の装荷アンテナ40が反射器となる場合)をBモード、第1の装荷アンテナ30の共振周波数よりも高い場合(導波器となる場合)をCモードとする。
まず、CPU64は受信回路53(図1参照)内の増幅器(図示せず)に与えられているAGC電圧を一定値に設定すると共に、テンポラリレジスタ63とMAXデータレジスタ65とをクリアする。そして、CPU64は最初にAモードに設定すべくそのためのデータをアンテナ制御回路67に出力し、これによって第1乃至第3の開閉手段42c、42e、51がオンし、切替手段50の出力端が一方の入力端(第1の装荷アンテナ30側)に切り替えられる。
Aモードでの受信信号は検波回路61によって検波され、A/D変換器62によってデジタル変換されて受信強度データとしてテンポラリレジスタ63に格納される。テンポラリレジスタ63に格納された受信強度データはMAXデータレジスタ65のデータと比較されるが、この時点ではMAXデータレジスタ65はクリアされているので、当然テンポラリレジスタの受信強度データが大きい。そこで、CPU64はデータ切替スイッチ66を閉じてテンポラリレジスタ63の受信強度データをMAXデータレジスタに転送する。
次に、CPU64がBモードに切り換えると、第1及び第2の開閉手段42c、42eがオン、第3の開閉手段51がオフとなり、切替手段50は出力端が他方の入力端(合成手段52側)に切り替えられる。同様にして、Bモードにおける受信強度データはテンポラリレジスタ63に格納され、MAXデータレジスタ65のデータ(これは、Aモードの受信強度データである)と比較され。その結果大きいと判断された受信強度データがMAXデータレジスタ65に格納される。
同様にして、次のCモードの受信強度データが比較され、大きい方のデータがMAXデータレジスタに格納される。そして、最終的にMAXデータレジスタ63に格納されたデータが最大値であるので、CPU64はそのデータに対応するモードの切替データをアンテナ制御回路67に出力し、これによって開閉手段42c、42e、51の開閉と切替手段50の切替が制御される。以上説明した手順が繰り返されることで、可変指向性アンテナ装置は常に最良の受信状態を維持できる。
本発明の可変指向性アンテナ装置の構成を示す回路図である。 本発明の可変指向性アンテナ装置の放射電界指向特性図である。 本発明の可変指向性アンテナ装置を制御するための制御回路図である。 従来の可変指向性アンテナ装置の構成を示す回路図である。 従来の可変指向性アンテナ装置に装荷される可変インピーダンス回路図である。
符号の説明
30:第1の装荷アンテナ
31:第1のアンテナ
32:第1の容量手段
32a:第1の可変容量ダイオード
32b:第1の容量素子
33:抵抗
40:第2の装荷アンテナ
41:第2のアンテナ
42:第2の容量手段
42a:第2の可変容量ダイオード
42b:第2の容量素子
42c:第1の開閉手段
42d:第3の容量素子
42e:第2の開閉手段
42f:第4の容量素子
43:抵抗
50:切替手段
51:第3の開閉手段
52:合成手段
53:受信回路
61:検波回路
62:A/D変換器
63:テンポラリレジスタ
64:CPU
65:MAXデータレジスタ
66:データ切替スイッチ
67:アンテナ制御回路

Claims (5)

  1. 第1のアンテナと前記第1のアンテナに装荷された第1の容量手段とからなる第1の装荷アンテナと、前記第1のアンテナと離間して配置された第2のアンテナと前記第2のアンテナに装荷された第2の容量手段とからなる第2の装荷アンテナとを備え、前記第2の容量手段の容量値を切り替えることによって前記第2の装荷アンテナの電気長を前記第1の装荷アンテナの電気長よりも長く又は短く又は等しくなるように3段階に切り替えるように構成し、前記第1の装荷アンテナの電気長と前記第2の装荷アンテナの電気長とを等しくしたときに前記第1の装荷アンテナで受信した信号と前記第2の装荷アンテナで受信した信号とを合成して出力したことを特徴とする可変指向性アンテナ装置。
  2. 前記第1の容量手段には前記第1のアンテナと接地間に介挿された第1の可変容量ダイオードを設けると共に、前記第2の容量手段には前記第2のアンテナと接地間に介挿された第2の可変容量手段を設け、前記第1の可変容量ダイオードと前記第2の可変容量ダイオードとにこれらの容量値を変えるための同一の電圧を印加したことを特徴とする請求項1に記載の可変指向性アンテナ装置。
  3. 前記第1の容量手段には前記第1の可変容量ダイオードと接地間に介挿された第1の容量素子を設け、前記第2の容量手段には前記第2の可変容量ダイオードと接地間に介挿された第2の容量素子と、第1の開閉手段を介して前記第2の容量素子に並列接続された第3の容量素子と、第2の開閉手段を介して前記第2の容量素子に並列接続された第4の容量素子とを設け、前記第2の容量素子と前記第3の容量素子との各容量値の和を前記第1の容量素子の容量値と等しくし、前記第1及び第2の開閉手段を共にオン、又は共にオフ、又は前記第1の開閉手段をオンとすると共に前記第2の開閉手段をオフとしたことを特徴とする請求項2に記載の可変指向性アンテナ装置。
  4. 出力端が受信回路に結合された切替手段と、出力端と二つの入力端とを有する合成手段と、前記第1の装荷アンテナと前記合成手段の一方の入力端との間に接続された第3の開閉手段とを設け、前記合成手段の他方の入力端を前記第2の装荷アンテナに結合し、前記第1及び第2の開閉手段を共にオン又はオフにしたときに前記第3の開閉手段をオフにすると共に、前記切替手段の出力端を前記第1の装荷アンテナに結合し、前記第1の開閉手段をオンとすると共に前記第2の開閉手段をオフとしたときに前記第3の開閉手段をオンとすると共に、前記切替手段の出力端を前記合成手段の出力端に結合したことを特徴とする可変指向性アンテナ装置。
  5. 少なくとも前記第1の装荷アンテナをUHF帯域に共振させたことを特徴とする請求項2乃至4に記載の可変指向性アンテナ装置。
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